JPH0710850U - 昇降機構 - Google Patents

昇降機構

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JPH0710850U
JPH0710850U JP3609693U JP3609693U JPH0710850U JP H0710850 U JPH0710850 U JP H0710850U JP 3609693 U JP3609693 U JP 3609693U JP 3609693 U JP3609693 U JP 3609693U JP H0710850 U JPH0710850 U JP H0710850U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基台に対して近接・離反変位される架台のが
たつきを防止する。 【構成】 いわゆるオートチェンジャ機能を備えるコン
パクトディスク再生装置22において、マガジン25内
に積層状態で収納されているコンパクトディスク26を
取出し/押込むための挿排手段28の搭載された架台2
7を矢符52方向に昇降変位する昇降機構21に、架台
27に一端部40aが固定され、基台55に他端部40
bが固定されるバイアスばね40と、該バイアスばね4
0の伸縮方向を矢符52方向とは交差する矢符44方向
に変位する滑車42とを設ける。これによって、基台2
7が架台55に最も近接した状態であっても、バイアス
ばね40が架台27に、直接、充分なバイアス力を作用
させているので、架台27のがたつきを抑えて、該架台
27の動作不良や故障を未然に防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マガジン内に積層して収納されているコンパクトディスクを、挿排 機構が搭載された架台を昇降変位することによって選択的に取出してターンテー ブル上の所定の再生位置に装填する、いわゆるオートチェンジャ装置に好適に実 施される昇降機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、典型的な従来技術の昇降機構1を備えるコンパクトディスク再生装置 2を簡略化して示す側面図である。このコンパクトディスク再生装置2は、マガ ジン3内に積層されて収納されているコンパクトディスク4を、架台5に搭載さ れた揺動アームなどの挿排機構19によって取出し/押込むとともに、該架台5 を昇降機構1によって基台6に対して矢符7方向に近接・離反変位することによ って、前記架台5内に取込んだコンパクトディスク4をターンテーブル8上の所 定の装填位置に装填して再生を行い、こうしてマガジン3内のコンパクトディス ク4を選択的に再生を行う装置である。
【0003】 前記昇降機構1は、大略的に、レバー部材9,10と、バイアスばね11と、 レバー部材9の一端部9aを矢符12方向に摺動変位させ、モータおよびウォー ムギアなどを含んで構成される図示しない駆動機構とを含んで構成されている。 大略的にL字型に形成されたレバー部材9の前記一端部9aには、前記モータな どからの駆動力を伝達するとともに、基台6に形成された案内溝6c内を摺動変 位することができるピン13が立設されており、また中央部9b付近は、基台6 に立設された立上片20にピン14によって揺動変位自在に固定されている。さ らにまた、レバー部材9の他端部9cは、ピン15によって架台5の一端部5a に揺動変位自在に取付けられており、また前記中央部9bと他端部9cとの間付 近で、ピン16によってレバー部材10の中央部10b付近と揺動変位自在に固 定されている。レバー部材10の一端部10aは、ピン17によって架台5の他 端部5bに揺動変位自在に取付けられており、また他端部10cは、ピン18に よって前記支持板12に揺動変位自在かつ摺動変位自在に取付けられている。
【0004】 したがって、ピン13が前記駆動機構によって矢符12方向に摺動変位される と、架台5は矢符7方向に昇降し、マガジン3内の所望とする収納位置に収納さ れているコンパクトディスク4が取出可能となる。
【0005】 上述のように構成される昇降機構1において、典型的な従来技術では、前記バ イアスばね11は、その一端部11aがレバー部材9の一端部9aに固定され、 他端部11bは基台6上で前記一端部9aから矢符12a方向に間隔をあけた一 端部6bに固定される。このようにして、該昇降機構1のがたつきを防止してい る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来技術では、昇降機構1のうち、レバー部材9,10によるがたつき を抑えることはできるけれども、これらのレバー部材9,10によって支持され ている架台5には、前記バイアスばね11のバイアス力の作用は小さく、したが って、これらレバー部材9,10と架台5との間にがたつきを生じることになる 。このようながたつきによって、特に該コンパクトディスク再生装置2が車載用 として用いられる場合には、車体振動などによって該昇降機構1に動作不良や故 障を発生する恐れが生じる。
【0007】 なお、架台5にバイアスばね11のバイアス力を直接作用させるために、たと えば架台5の前記一端部5aと、該一端部5aに対向した基台6の他端部6aと の間にバイアスばね11を張架するようにした場合では、架台5が基台6に近接 した状態でバイアスばね11は縮小し、充分なバイアス力を発生させることがで きない。
【0008】 本考案の目的は、架台の安定した動作を実現して、動作不良や故障の発生を抑 えることができる昇降機構を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、架台を基台に対して近接・離反変位可能に支持する昇降機構におい て、 前記架台に一端部が固定されるばね部材と、 前記基台において前記ばね部材の固定位置に対向した位置に取付けられ、ばね 部材を伸縮自在に、かつ該ばね部材の他端部を前記近接・離反方向に対して交差 方向に伸びるように案内する方向変換手段とを備え、 前記ばね部材の他端部を、前記基台上で方向変換手段から前記交差方向に間隔 をあけて固定することを特徴とする昇降機構である。
【0010】
【作用】
本考案に従えば、オートチェンジ機能を有するコンパクトディスク再生装置に おける挿排機構を搭載したホルダなどの架台を、基台に対して近接・離反変位す るための昇降機構において、がたつき防止のためのバイアス力を発生させるため のばね部材は、その一端部が架台に固定され、他端部が方向変換手段を介して前 記一端部側とは交差する方向に延びて基台に固定される。前記方向変換手段は、 基台上でばね部材の架台への取付け位置に対向した位置に設けられており、滑車 やリールなどで実現され、ばね部材が伸縮自在となるように支持する。前記ばね 部材の他端部は、この方向変換手段によって、たとえばその一端部側が鉛直方向 に延びているときには、該他端部側は水平方向に延びて、前記方向変換手段から 間隔をあけて基台へ固定される。
【0011】 したがって、架台が基台に最も近接した状態であっても、該ばね部材によって 架台を基台に近接する方向への充分なバイアス力を、直接、作用させることがで き、したがって架台のがたつきを防止して、昇降機構の動作不良や故障の発生を 防止することができる。
【0012】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の昇降機構21を備えるコンパクトディスク再生装置 22の斜視図であり、図2はそのコンパクトディスク再生装置22を簡略化して 示す側面図である。このコンパクトディスク再生装置22は、トレイ24上に載 置されてマガジン25内に積層状態で収納されているコンパクトディスク26を 、架台27上の挿排手段28によって選択的に取出して再生を行うことで、操作 者の煩雑なディスク交換動作を軽減する、いわゆるオートチェンジャ機能を備え ている。
【0013】 前記挿排手段28は、図3で示されるように、アームモータ31からの出力が ウォーム32および減速歯車33を介して揺動部材34に伝達され、該揺動部材 34が図3(1)で示される状態から図3(2)で示されるように揺動変位する ことによって、その遊端部34aに取付けられたフック35が架台27に形成さ れた案内凹溝36に案内されて変位することによって、前記マガジン25内でト レイ24上に載置されているディスク26を引出し、架台27に保持させる。ま た、再生の終了したディスク26をトレイ24に載置した状態で、図3(1)で 示されるようにマガジン25内に押込んで所定の収納位置内に収納させる。
【0014】 前記架台27は、該架台27の両側部27a,27bにそれぞれ設けられる一 対の昇降機構21によって、矢符52方向に昇降変位自在に支持されている。昇 降機構21は、レバー部材53,54と、レバー部材53の一端部53aを基台 55上に形成された案内凹溝56に沿って変位させる図示しないラックおよびピ ニオンギアならびにモータなどの駆動機構57と、所望とするディスクの収納位 置に架台27が臨んでいるか否かを判別するためのディスク判別装置60とを含 んで構成されている。
【0015】 前記レバー部材53の一端部53aはピン61によって前記案内凹溝56上を 摺動変位可能であり、またその中央部53bは基台55から延設された立上片6 2に立設されたピン63によって揺動自在に支持されており、さらにまた他端部 53cはピン64によって架台27を揺動自在に支持する。
【0016】 前記レバー部材54は、その一端部54aがピン65によって架台27に揺動 自在に取付けられており、また中央部54b付近はピン66によって前記レバー 部材53に揺動自在に連結されており、さらにまた他端部54cはピン67によ って前記立上片62に摺動かつ揺動自在に支持されている。したがって、レバー 部材53の一端部53aが駆動機構57によって案内凹溝56上を変位されるこ とによって、架台27は前記矢符52方向に昇降変位される。
【0017】 基台55にはまた、前記マガジン25が取付けられるマガジンホルダ71が設 けられている。このマガジンホルダ71において前記架台27側に臨んで、ディ スク判別装置60の検出部材72が立設されている。ディスク判別装置60は、 前記検出部材72と、架台27に取付けられ一対の受発光素子などで実現される ホトセンサ73とを含んで構成されている。検出部材72には、前記マガジン2 5内の各ディスク収納位置に対応してスリット75が形成されている。
【0018】 したがって所望とするディスクが選択されるときには、昇降機構21が駆動さ れ、これによる架台27の矢符52方向の変位に伴ってホトセンサ73がスリッ ト75をカウントしてゆき、所望とするディスクの収納位置に対応したカウント 値となると前記昇降機構21が停止されて挿排手段28が駆動され、ディスク2 6の取出しが行われる。その後、再び昇降機構21が駆動されてディスク26が ターンテーブル23上の所定の再生位置に載置されて再生が行われる。また、再 生の終了したディスク26が昇降機構21によって再び収納位置まで昇降変位さ れた後、挿排手段28によってマガジン25内に押込まれて収納される。このよ うにして、ディスク26の交換が可能となる。
【0019】 また本考案では、前記昇降機構21には、バイアスばね40と、滑車42とが 設けられている。バイアスばね40の一端部40aは、架台27の一側部27a に立設された支持柱39に固定されており、他端部40bは、基台55の一端部 55bに立設された支持柱41に固定されている。基台55の他端部55aには 、前記支持柱39に対向して、方向変換手段である滑車42が回転自在に取付け られている。前記滑車42と支持柱41との間は、バイアスばね40の縮小状態 での長さよりも充分長く形成されており、したがって支持柱39から矢符52a 方向の滑車42を介して、該滑車42から前記矢符52方向とは垂直方向の矢符 44方向に立設された支持柱41間に張架されたバイアスばね40は、常時、架 台27を矢符52aで示される基台55への近接方向にばね付勢している。また 、架台27が基台55に最も近接した状態であっても、前記支持柱41と滑車4 2との間隔が長いので、充分なバイアス力を発揮することができる。
【0020】 したがって、該コンパクトディスク再生装置22が車載用として用いられても 、車体振動による架台27のがたつきを防止することができ、該架台27の動作 不良や故障を未然に防止することができる。
【0021】 なお上述の実施例では、バイアスばね40および滑車42は、架台27の一方 の側部27aについて設けられたけれども、本考案の他の実施例として他方の側 部27bに設けられてもよく、また両側部27a,27bにともに設けられても よい。
【0022】 さらにまた、図4および図5のコンパクトディスク再生装置72で示すように 、バイアスばね40に関する構成を基台55内に設けるようにしてもよい。すな わちこの実施例では、架台27の一方の側部27aの中央部付近には凹所73が 形成されており、この凹所73内に支持柱39が立設される。またこの支持柱3 9に対向して基台55内の立上片62の基端部付近には滑車42が取付けられ、 基台55内の一端部55bには支持柱41が立設される。
【0023】 これによって、バイアスばね40が外部の構成部品と係合する恐れはなく、し かも架台27の中央部付近にバイアス力が作用するので、円滑な動作を実現する ことができる。なおこの実施例でも、バイアスばね40および滑車42は、架台 27の他方の側部27bに設けられてもよく、あるいは両側部27a,27bに 設けられてもよい。
【0024】 また本考案は、車載用の磁気テープ再生装置における磁気テープカセットの昇 降機構などの、基台と架台との近接状態での該架台と基台との間隔が狭い構成に 好適に実施することができる。
【0025】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、ばね部材の一端部を架台に固定し、他端部を方 向変換手段によって前記一端部が延びる方向とは交差する方向に充分間隔をあけ て基台に固定するので、架台が基台に最も近接している状態であっても、ばね部 材は伸長して充分なバイアス力を、直接、架台に作用させることができ、これに よって架台のがたつきを防止して、動作不良や故障の発生を防止することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の昇降機構21を備えるコン
パクトディスク再生装置22の斜視図である。
【図2】前記コンパクトディスク再生装置22を簡略化
して示す側面図である。
【図3】挿排手段28によるマガジン25からのディス
ク26の挿排動作を説明するための平面図である。
【図4】本考案の他の実施例のコンパクトディスク再生
装置72を簡略化して示す側面図である。
【図5】前記コンパクトディスク再生装置72の平面図
である。
【図6】典型的な従来技術の昇降機構1を備えるコンパ
クトディスク再生装置2を簡略化して示す側面図であ
る。
【符号の説明】
21 昇降機構 22,72 コンパクトディスク再生装置 25 マガジン 26 コンパクトディスク 27 架台 40 バイアスばね 42 滑車 53,54 レバー部材 55 基台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台を基台に対して近接・離反変位可能
    に支持する昇降機構において、 前記架台に一端部が固定されるばね部材と、 前記基台において前記ばね部材の固定位置に対向した位
    置に取付けられ、ばね部材を伸縮自在に、かつ該ばね部
    材の他端部を前記近接・離反方向に対して交差方向に伸
    びるように案内する方向変換手段とを備え、 前記ばね部材の他端部を、前記基台上で方向変換手段か
    ら前記交差方向に間隔をあけて固定することを特徴とす
    る昇降機構。
JP3609693U 1993-06-30 1993-06-30 昇降機構 Expired - Lifetime JP2521225Y2 (ja)

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JP3609693U JP2521225Y2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 昇降機構

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JP3609693U JP2521225Y2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 昇降機構

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JPH0710850U true JPH0710850U (ja) 1995-02-14
JP2521225Y2 JP2521225Y2 (ja) 1996-12-25

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