JPH07107574A - 遠隔操作制御装置 - Google Patents

遠隔操作制御装置

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JPH07107574A
JPH07107574A JP5244362A JP24436293A JPH07107574A JP H07107574 A JPH07107574 A JP H07107574A JP 5244362 A JP5244362 A JP 5244362A JP 24436293 A JP24436293 A JP 24436293A JP H07107574 A JPH07107574 A JP H07107574A
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JP
Japan
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display
unit
control device
instruction
operating
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Application number
JP5244362A
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Inventor
Isao Miyazaki
功 宮崎
Shigeru Tashiro
成 田代
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、時計の運針と同様に12領域に分
割された円形状の操作部を設けることにより、操作部の
ポジションの位置関係の確認を不要とし、直接受信チャ
ンネルの選局等ができるようにした、時計を操作する感
覚で直感的に操作可能な遠隔操作制御装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明の遠隔操作制御装置は、略円形形状の
円周上の所定位置を操作することにより操作信号を入力
可能とした操作部と、同入力を検出する検出手段と、同
検出手段の検出結果に基づいて前記操作部に与えられた
操作指示を導出する出力手段と、前記操作部の略円形形
状の内部、あるいはに外周部に前記操作指示等を表示可
能にした表示手段とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像機器等を制御する
遠隔操作制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、TV及びVTR等の遠隔操作制御
装置(リモコン)の多くは、チャンネル選局、あるいは
タイマ等の時刻設定用に独立した10あるいは12キー
の操作部を備えている。これらのキーは多くの場合、4
×3のマトリックス状に配列されている。
【0003】また、前記キーを装備していない簡略化さ
れた遠隔操作制御装置においては、チャンネル選局用と
して、あるいは音量調整用としてUP/DOWNキーが
備えられていた。
【0004】しかしながら、10あるいは12キーを扱
い慣れていないユーザにとっては、10あるいは12キ
ーのそれぞれの位置関係を記憶しておく必要があった。
従って、記憶が不明確である場合には、選局操作の都
度、いちいち遠隔操作制御装置を見て10あるいは12
キーの位置を確認してから操作するといった面倒な作業
が避けられず、遠隔操作制御装置を見て、TV画面を見
て、再び別のチャンネルに変更するために遠隔操作制御
装置を見るといった操作を繰り返すため、面倒な操作に
疲弊してしまうといった問題があった。また、部屋の照
明を消した状態でTVやVTR等を操作する場合には、
10あるいは12キーの位置が確認できないため、操作
がしにくくなるといった問題があった。
【0005】UP/DOWNキーを備えたものは、操作
位置の確認が不要となるため便利であるが、直接受信チ
ャンネルを選局することは不可能であって、例えばポジ
ション1からポジション12に切り替える場合は、DO
WNキーを1回押すだけであるが、ポジション1からポ
ジション7に切り替える場合は、6回UPキーを押さな
ければならないため、操作が複数回に及び手間がかかる
といった問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の遠隔操作制御装置で10あるいは12キーを備えたも
のは、それぞれのポジションの位置関係を記憶しておく
必要があり、直感的操作が不可能であった。また、UP
/DOWNキーを備えたものは、所望のポジションに至
るまでに複数回の操作を繰り返さなければならないとい
った問題点があった。
【0007】本発明は、時計の運針と同様に12領域に
分割された円形状の操作部を設けることにより、操作部
のポジションの位置関係の確認を不要とし、直接受信チ
ャンネルの選局等を行うことができるようにした、時計
を操作する感覚で直感的に操作可能な遠隔操作制御装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願第1の発明の遠隔操作制御装置は、略円形形状の円
周上の所定位置を操作することにより操作信号を入力可
能とした操作手段と、この操作手段への入力を検出する
検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて前記操
作手段に与えられた操作指示を導出する出力手段とを有
することを要旨とする。
【0009】本願第2の発明の遠隔操作制御装置は、前
記操作手段の略円形形状の内部に表示手段を設けて、こ
の表示手段に前記操作指示等を表示可能にしたことを要
旨とする。
【0010】本願第3の発明の遠隔操作制御装置は、前
記円形形状の操作手段の外周に環状形状の表示手段を設
けて、この表示手段に前記操作指示等を表示可能にした
ことことを要旨とする。
【0011】本願第4の発明の遠隔操作制御装置は、前
記検出手段が前記操作手段の操作を検出するセンサから
なり、前記操作手段の円周上の複数領域に分割された押
圧箇所の操作を検出して信号を出力することを要旨とす
る。
【0012】本願第5の発明の遠隔操作制御装置は、前
記検出手段が複数のセンサからなり、前記センサからの
検出信号の各々を前記出力手段で演算処理することによ
り、前記センサの数より大きな検出信号の分解能を備
え、前記操作手段の円周上を押圧、あるいは押圧しなが
らの摺動、または摺動速度を判別して操作指示を導出す
ることを要旨とする。
【0013】
【作用】本願第1の発明の遠隔操作制御装置は、略円形
形状の円周上の所定位置を操作することにより操作信号
を入力可能とした操作部と、同入力を検出する検出手段
と、同検出手段の検出結果に基づいて前記操作部に与え
られた操作指示を導出する出力手段とを備えており、操
作部を時計の運針と同様に複数の領域に分割して入力で
きるようにしており、それぞれの操作位置を特別に意識
することなく、直感的な操作ができるため操作が簡単と
なる。
【0014】本願第2の発明の遠隔操作制御装置は、前
記操作部の略円形形状の内部に表示手段を設けて、同表
示手段に前記操作指示等を表示することにより、操作ミ
スを防ぐと共に、操作を案内表示することにより直感的
な操作感覚で操作が可能となる。
【0015】本願第3の発明の遠隔操作制御装置は、前
記円形形状の操作部の外周に環状形状の表示手段を設け
て、同表示手段に前記操作指示等を表示することによ
り、前記と同様に、操作ミスを防ぐと共に、操作を案内
表示することにより直感的な操作感覚で操作が可能とな
る。
【0016】本願第4の発明の遠隔操作制御装置は、前
記検出手段が前記操作部を支持するセンサからなり、前
記操作部の円周上の複数領域に分割された押圧箇所の操
作を検出して信号を出力するようにしており、時計の運
針をイメージして操作できるため、それぞれの操作位置
を特別に意識することなく、直接受信チャンネルの選局
等を行うことが可能となる。
【0017】本願第5の発明の遠隔操作制御装置は、前
記検出手段が複数のセンサからなり、前記センサからの
検出信号の各々を前記出力手段で演算処理することによ
り、前記センサの数より大きな検出信号の分解能を備
え、前記操作部の円周上を連続入力点として信号を入力
可能としてあり、円周上を押圧、あるいは押圧しながら
の摺動、または摺動速度を判別して操作指示を導出でき
るようにしており、時計の運針をイメージして操作でき
るため、それぞれの操作位置を特別に意識することな
く、直接受信チャンネルの選局等を行うことが可能と
り、直感的な操作ができるため操作が簡単となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。図1は、本発明に係る遠隔操作制御装
置の一実施例を示す斜視図である。図1を参照するに、
遠隔操作制御装置の筐体1には、環状形状の操作部7
と、操作部7の環状形状の中心部に液晶パネル(LC
D)を用いた表示部9が備えられている。表示部9の外
周部或いは環状形状の操作部7の外周部を軽く押し下げ
ると、操作部7が傾くようになっている。操作部7には
複数のセンサが内部で結合されており、傾き方向を検出
することにより、ユーザの操作指示を検出できるように
している。この検出された操作指示に基づき、表示部9
に機能印、指示印等を表示できる。例えば、受信チャン
ネル表示、あるいは時刻等のタイマ設定の表示画面を表
示する。
【0019】さらに、筐体1の上方には被制御機器の電
源をON/OFF(入/切)する電源スイッチ5と、T
V/VTR(テレビジョン/ビデオテープレコーダ(録
画・再生装置))切替スイッチ3が備えられており、前
記スイッチ以外に補助的に6つの操作キーを備えてい
る。すなわち、TV/VTR切替スイッチ3を操作する
ことにより、TVあるいはVTRの操作モードに切り替
えることができるようになっており、例えばTVの操作
モードを選択した場合、6つの操作キーは各々、キース
イッチ11はVol−UP(音量大)として働き、キー
スイッチ13はVol−DOWN(音量小)として、キ
ースイッチ21はch−UP(チャンネルを数字の値の
大きい方向へ変更)として、キースイッチ19はch−
DOWN(チャンネルを数字の値の小さい方向へ変更)
として、キースイッチ15は次機能選択として、キース
イッチ17は選択決定キーとして働く。
【0020】VTRの操作モードを選択した場合、キー
スイッチ11はREW(巻戻し)として働き、キースイ
ッチ13はSlow−REW(遅い巻戻し)として、キ
ースイッチ21はFF(早送り)として、キースイッチ
19はSlow−FF(遅い早送り)として、キースイ
ッチ15はPLAY(再生)として、キースイッチ17
はSTOP(停止)として働く。これら6つの操作キー
はユーザの使用上の選択の幅を広げるものである。な
お、録画も同様に設定されている。
【0021】図2(A)及び(B)は、図1に示した遠
隔操作制御装置の表示部の一表示例を示す説明図であ
る。
【0022】操作部7を用いてチャンネルを直接選局す
る場合、例えば4チャンネルを選局するときは、操作部
7の環状形状の部分に“4”と表示されたポジション部
分を押す。直後に、図2(A)に示すように、表示部9
の液晶パネルにポジション“4”を示す指示印が表示さ
れ、続いてTVに赤外線のリモコン信号で選局指示が与
えられて、TVのチャンネルが切り替えられる。図2
(B)は、同様にして10チャンネルが選局されたとき
の表示部9の表示例を示す。
【0023】図3は、図1の遠隔操作制御装置をTV操
作モードにした場合を説明する斜視図である。
【0024】TVのチャンネルを変更する場合、TV/
VTR切替スイッチ3を操作することにより、TV操作
モードにした後、先ずチャンネル機能を示す操作部7の
環状形状の右半面のいずれかのポジションを押す。この
操作によって表示部9には図2(A)に示すようなチャ
ンネル選局用表示が現れる。次ぎにユーザは所望のチャ
ンネルに相当するポジションを前記と同様に押すことで
直接選局が行える。遠隔操作制御装置からは自動的に赤
外線(IR)コードがTVに対して放射され、TVのチ
ャンネルを選局する。この操作において、操作部7の右
半面のポジションを短時間で2度押しする、いわゆるダ
ブルクリックした場合、表示部9は図3に示す表示のま
まで、以降所定期間内にキー入力がある間、ポジション
“1”、“2”及び“4”、“5”はチャンネルのUP
及びDOWN用キーとして動作する。
【0025】図4(A)、〜、(D)は、本発明に係る
遠隔操作制御装置の表示部の一表示例を示す説明図であ
り、(A)及び(B)は、音量調整操作の場合を示し、
(C)及び(D)は、録画予約、あるいはTVの視聴時
間予約等の時刻設定操作の場合を示す。
【0026】音量調整の場合は前記と同様にして、“V
ol”機能を示す操作部7の左半面のいずれかの操作ポ
ジションを押す。この操作によって表示部9には図4
(A)に示すようなVol調整用表示が現れる。次にユ
ーザは、所望の音量位置を前記と同様に押すことで直接
音量調整が行える。遠隔操作制御装置からは自動的に赤
外線(IR)コードがTVに対して放射され、TVのス
ピーカ出力音量を制御する。この操作において、操作部
7の左半面のポジションをダブルクリックした場合、以
降所定期間の間、ポジション“11”、“10”及び
“8”、“7”はVolのUP及びDOWN用のキーと
して動作する。
【0027】TV操作モードでは、操作部7の環状形状
の左半分のいずれかのポジションを押すことによって、
図4(A)に示す音量表示が表示される。また、図3に
おいて、操作部7上のいずれの操作ポジションでもな
い、LCD9の中央部を押すことによって次機能選択が
なされ、図4(C)に示す時刻設定画面が表示される。
この機能選択は順次押すことで機能メニュー画面は一巡
する他、所定期間、入力が無い場合には図3に示す元の
画面(これを初期画面としても良い)表示に戻る。或い
は上記機能選択は図3に示す“機能選択”ボタンを押す
ことによっても同様の機能切り替えを行うことができ
る。
【0028】操作指示検出は次のように行う。すなわ
ち、LCD9の中央部を押すことによって環状操作部の
全てのポジションにおいて“操作指示あり”と検出され
る場合にのみ、次機能選択の操作指示と判断され表示が
行われる。ここで環状操作部の全てのポジションにおい
て“操作指示あり”と検出される場合に関しては、後述
する2×2デバイスの圧力センサにおいて4つのデバイ
スに略均等の圧力が加わったことを意味する。
【0029】図5(A)、〜、(E)は、録画予約等の
タイマ設定のときの表示部の一表示例を示す説明図であ
る。
【0030】図1の遠隔操作制御装置を用いてVTRの
録画予約、あるいはTVの視聴時間予約する場合につい
て説明する。
【0031】例えば、開始時刻PM9:00、終了時刻
PM11:20を設定するものとする。ここでAM/P
M選択は操作部7のポジション“12”を指で押すこと
により、交互に切り替えを行う。例えば現在時刻がAM
(午前)の場合には、操作部7の環状操作部のポジショ
ン“12”をダブルクリックすることでPMの設定に切
り替わる。
【0032】AM、あるいはPMを設定した後、開始時
刻を設定する。操作部7の環状操作部は5分刻みの12
ポジションの設定が可能である。先ず、図5(A)にお
いて、表示部9は括弧書き部分[開始:?時]を表示
し、操作指示待機状態となっており、操作部7のポジシ
ョン“9”を押すと、開始時9:00が設定され、直後
に表示部9に同図に示すような時計の長針と短針が表れ
る。続いて図5(B)において開始分設定のためポジシ
ョン“12”を押すと、0分が設定され、表示部9は
9:00を指した後、表示部9は図5(C)の括弧書き
部分[終了:?時]を表示して終了時刻設定を案内す
る。
【0033】次に終了時刻を設定する。前記と同様にし
てAM/PMを設定後、図5(C)においてポジション
“11”を押して終了時を設定する。直後に表示部9に
同図に示すような時計の長針と短針が11:00を指し
て表示される。続いて図5(D)においてポジション
“4”を押して終了分を指定すると、表示部9の表示は
11:20を指した後、図5(E)に示すように録画時
刻確認表示を行う。録画時刻確認は開始時刻、終了時刻
を表示し、録画時間を扇型で表示する。
【0034】図6は、図1の遠隔操作制御装置をVTR
操作モードにした場合を説明する斜視図である。
【0035】操作部7はVTRの操作にも使用できる。
即ち、同図に示すように操作部7の環状形状部のポジシ
ョン“12”、“3”、“6”、“9”をそれぞれ、再
生:(三角マーク)、早送り:(二重三角マーク)、停
止:(四角マーク)、巻き戻し:(逆二重三角マーク)
に対応させ、それぞれのポジションを押すことで直接操
作が可能となる。それぞれのポジションに対応する表示
部9の液晶パネル上の位置にそれぞれのキャラクタであ
る、(三角マーク)、(二重三角マーク)、(四角マー
ク)、(逆二重三角マーク)を表示し、操作がより確実
になるように案内する。
【0036】以上のように、時計の運針と同様に12領
域に分割表示された環状形状の操作部7と、それぞれの
操作に対応した表示を操作部7の環状形状の内側に設け
られた表示部9の液晶パネルに行うことによって、見慣
れた時計をイメージして直感的操作感覚で操作を可能と
するものであり、10あるいは12キーに煩わされずに
済み、また、操作部7は環状形状であるため、大方のチ
ャンネル、時刻操作位置を速やかに察知でき、暗い所で
も操作が可能である。操作部7としては環状形状を使用
する代わりに、四角以上の多角形を使用するようにして
も良い。表示部9の液晶パネルに表示される指示は、操
作をより確実に対話式に行うための補助的表示である。
勿論、TVあるいはVTR側でオンスクリーン表示を行
うようにしても良い。
【0037】図7は、本発明に係る遠隔操作制御装置の
操作部の一構成例を示す斜視図であり、図8は、図7の
側面図である。
【0038】環状形状の操作部7は4本の操作部支持脚
31によって硬質板37に結合され、硬質板37は4本
の支持ゴム脚41を介して2×2デバイスを有する圧力
センサ43に結合されている。従って、操作部7は圧力
センサ43により支持されている形となり、操作部7の
環状形状部分に与えられた操作指示、すなわち機械的圧
力は間接的に圧力センサ43に伝えられる。圧力センサ
43において、機械的圧力は電気抵抗値の変位に変換さ
れ、さらに外部の定電流源からの駆動電流によって電圧
値変位として圧力センサ出力信号線45を通じて出力さ
れる。
【0039】一方、表示部9は透明パネル29と透明パ
ネル29の下に配置された液晶パネル33で構成されて
おり、液晶パネル33は操作部7と硬質板37との間で
液晶パネル支持脚35によって前記操作指示の検出機構
から独立して懸架されている。尚、液晶パネルの構造
上、外力による機能上の支障が無い場合には独立懸架の
必要はなく、操作部に直結しても良い。
【0040】液晶パネル33は液晶パネル信号入力線3
9を介して入力される表示用データに基づいて表示され
る。
【0041】従って、圧力センサ43として4素子、あ
るいはそれ以上のものを用いて、操作部7に加えられた
操作指示を検出し、検出された検出信号を圧力センサ出
力信号線45を通じて出力し、例えばマイクロプロセッ
サ等を用いて同出力に応じた操作表示をメモリから読み
出して液晶パネル信号入力線39を介して液晶パネル3
3に入力し表示する。
【0042】図9は、本発明の遠隔操作制御装置の一実
施例を示す要部回路ブロック図であり、図10は信号処
理部のハード構成例を示す説明図である。
【0043】操作部7に加えられた操作指示は、水平、
垂直方向にXk、Xr、Yu、Ykからなる2×2デバ
イスを有する圧力センサ43に伝えられ、電圧値として
それぞれXk、Xr、Yu、Ykの値を出力するものと
する。圧力センサ43から出力される電圧値はそれぞれ
マルチプレクサ51に導かれ、時分割でA/D変換器5
3で量子化される。A/D変換器53の出力は、信号処
理部69のX方向(水平)指示量検出部55及びY方向
(垂直)指示量検出部57によってそれぞれの方向にお
ける指示量を検出し、指示方向検出部59において指示
方向を算出し、表示選択切替部63に入力する。
【0044】表示選択切替部63は液晶パネル33に表
示するテキスト、あるいはグラフィカルパターンの表示
データを指示方向検出部59からの入力に応じて選択、
切り替えを行い、表示画面構築部65に対して供給する
他、遠隔制御用対象TVあるいはVTRに対応する赤外
線(IR)コードを構築するためのデータをIRコード
構築部67に入力する。
【0045】表示画面構築部65は液晶パネル33を駆
動するための駆動信号、表示パターンを構築し、液晶パ
ネル33に対して出力する。IRコード構築部67は遠
隔制御用対象TVあるいはVTRに対応する赤外線(I
R)コードを構築し、IRコード送出器を介して制御対
象であるTVあるいはVTRにIRコードを放射するこ
とによって被制御機器の制御を行う。
【0046】図10は、図9に示す信号処理部69のハ
ード構成例を示す説明図である。図10を参照するに、
信号処理部69はマイクロプロセッサ71、ROM7
3、作業RAM75で構成され、A/D変換器53から
の出力は、マイクロプロセッサ71に入力され、ROM
73に格納された制御プログラムによって、マイクロプ
ロセッサ71で演算処理し、演算処理過程でROM7
3、作業RAM75内のデータを参照し、演算処理結果
に基づいて液晶パネル33を駆動するための駆動信号、
あるいはIRコード信号を出力する。
【0047】図11は、本発明の遠隔操作制御装置の動
作を説明するフローチャートであり、遠隔操作制御装置
が図3に示すTV制御モードになっており、ユーザがチ
ャンネル4を選局した場合を例として説明する。チャン
ネル操作前の状態としては、ステップS1において、液
晶パネル(LCD)表示出力パターンが図9の表示選択
切替部63内のROMから読み出され、読み出されたデ
ータに応じてステップS3において、液晶パネル33に
図2のように表示する。
【0048】ステップS5において、Xk、Xr及びY
u、Ykからなる圧力センサ43のそれぞれの出力電圧
値をA/D変換器53を介して取り込み、X、Yそれぞ
れの操作指示量を(Xk−Xr)及び(Yk−Yu)な
る差分演算を行い、ステップS7及びステップS9にお
いて検出する。この後、ステップS7及びステップS9
の結果により、ステップS11において指示方向を算出
する。ステップS11の出力により、操作部7からの入
力の有無をステップS13において検出し、所定時間内
に新たな入力の無いときはステップS5に戻る。
【0049】図2に示すように、ユーザが操作部7のチ
ャンネル4に相当する環状形状部の“4”を押したとす
る。この操作によってステップS5、〜、S11にて
“4”が押されたことを示す操作指示結果が得られ、ス
テップS13はステップS7及びステップS9で検出さ
れた指示のある場合、或いは全ての圧力センサに対して
同時に指示があった場合について、操作指示入力ありと
判断する。従って、ステップS11において得られた指
示方向に基づいて、ステップS15に移行する。
【0050】ステップS15では機能選択キーが押され
たか否か、或いは全ての圧力センサに同時にダブルクリ
ック的に外圧が加わったか否かで、操作モードの変更の
有無を検出する。ダブルクリックの検出はステップS
5、〜、ステップS27からなるループ上で短時間内に
2度、操作部の押下げ操作が生じたことをステップS1
5において検出する。操作モード変更のあるときはステ
ップS29にて新しい操作モードに設定が変更され、ス
テップS3に戻り以下同様な手順を繰り返す。操作モー
ドの変更がないときはステップS17に移行する。
【0051】ステップS15において、前データとの間
に変化がないときは、ステップS17において動作モー
ドを決定し、ステップS19において液晶表示パターン
を図9の表示選択切替部63から表示画面構築部65に
入力し液晶表示パターンを構築する。
【0052】この構築された液晶表示パターンに基づい
て、ステップS21において液晶パネル33を駆動し図
2(A)に示す選択チャンネル“4”を指す指示表示を
行う。 また、ステップS23及び25においてTVを
チャンネル4に設定するIRコードデータを表示選択切
替部63からIRコード構築部67に入力し、IRコー
ドを構築しIRコード送出器を介して、被制御TVに対
して出力することによりTVのチャンネルが4に切り替
わる。以上、一連の操作によって遠隔操作制御装置の環
状形状の操作部7を操作し、被制御TVのチャンネルを
所望のチャンネルに変更する動作を完了する。
【0053】上記操作指示検出においては、環状形状の
操作部7及び操作部7に接続された硬質板37が円形の
場合であり、Xk、Xr及びYu、Ykが独立に指示を
検出する場合には、X(水平)方向、及びY(垂直)方
向の指示は次のようになる。 X=Xr−Xk Y=Yu−Yk なお、Xr、Xk、あるいはYu、Ykなるセンサがそ
れぞれ連動して動作し、差動値を出力するときは、Y
(垂直)方向、及びX(水平)方向の出力は前記の倍の
出力値が得られる。
【0054】図12は、操作部7の操作ポジションの検
出方法を説明する説明図である。環状形状の操作部7は
半径“1”なる値を有する円で、X方向、あるいはY方
向の圧力センサ43の出力のフルスケール値に等しいと
する。
【0055】環状形状の操作部7のいずれかの位置を押
すことによって発生した指示は、円周上のいずれかに位
置する。X方向の指示検出結果をα、Y方向の指示検出
結果をβとし、環状形状のポジション“12”から見た
角度をθとすると、θは次式で表すことができる。但
し、α<1、β<1とする。
【0056】
【数1】 θ=90°−tan−1[(β・Fy)/(α・Fx)] 但し、Fx、FyはX、Y方向のフルスケールであるか
ら、 Fy=Fx=1 従って、 θ=90°−tan1(β/α) 式の演算結果をROM内に予め格納しておく。即ち、
β/αで表される値、或いはα、βの値に対応する図1
0のROM73のアドレスの番地に環状形状の操作部7
の指示位置θを表すデータを格納して、マイクロプロセ
ッサ71の演算処理過程で読み出すことで環状形状の操
作部7の操作ポジションに相当する12ポジション中の
一つの値を得ることができる。
【0057】図13及び図14は、本発明の遠隔操作制
御装置のその他の実施例を示す要部回路ブロック図であ
る。図15は、図4に示すように、環状形状の操作部7
を摺動することによって操作指示を与えるようにした場
合の例であり、基本的な構成は前記実施例とほぼ同じで
あり、同一機能を有する部分については同一番号を付
し、説明は省略する。
【0058】図13は図9に対し、指示角度算出部61
を付加し、指示方向検出部59の出力より継続的な指示
角度の移動量を検出する。即ち、操作部7に与えられる
指示の継続と、指示の移動速度を検出して、指示方向検
出部59の出力と共に表示選択切替部63に供給するこ
とで摺動操作における操作をより簡便に、より直感的に
行うことを可能にする。図13は図10と構成は同一で
あるが、ROM77に格納されたデータは、図13に示
す指示角度算出部61の動作に関して変更が加えられて
いる。
【0059】図15は、図13の遠隔操作制御装置の動
作を説明するフローチャートであり、図9に対し、図1
3において指示角度算出部61が付加されたことに伴う
動作ステップS31をステップS17とステップS19
の間に挿入したものである。
【0060】図13において、環状形状の操作部7に与
えられた操作指示は、Xk、Xr及びYu、Ykからな
る2×2デバイスを有する圧力センサ43に伝えられ、
電圧値としてそれぞれXk、Xr及びYu、Ykの値を
出力する。圧力センサ43から出力される電圧値はそれ
ぞれマルチプレクサ51に導かれ、時分割でA/D変換
器53で順次量子化される。A/D変換器53の出力
は、X方向(水平)指示量検出部55及びY方向(垂
直)指示量検出部57によってそれぞれの方向における
指示量を検出し、指示方向検出部59において指示方向
を算出する。さらに、指示角度算出部61では、指示方
向検出部59の出力より継続的な指示角度の移動量を検
出し、指示方向検出部59の出力と共に表示選択切替部
63に入力する。
【0061】図15において、遠隔操作制御装置が図3
に示すTV制御モードになっており、ユーザが音量調
整、即ち“Vol”を操作するときの動作例について図
4(A)及び(B)を参照して説明する。
【0062】チャンネル操作前の状態としては、ステッ
プS1において液晶表示出力パターンが表示選択切替部
63においてROM77から読み出され、読み出された
データに応じて、ステップS3にて液晶パネル33に図
4(A)のごとく表示する。ステップS5において、X
k、Xr及びYu、Ykからなる圧力センサ43のそれ
ぞれの出力電圧値をA/D変換器53を介して取り込
み、X、Yそれぞれの方向の操作指示量を(Xr−X
k)及び(Yu−Yk)なる差分演算を行い、ステップ
S7、及びステップS9において検出する。この後、ス
テップS7、及びステップS9の結果よりステップS1
1において指示方向を算出する。ステップS11の出力
より、操作部7からの入力の有無をステップS13にお
いて検出し、所定時間内に新たな入力の無いときはステ
ップS5に戻る。
【0063】音量調整をダイレクトに行う場合、ユーザ
は先ず、“Vol”機能を示す操作部7の環状形状部分
の左半面のいずれかの操作ポジションを押す。この操作
によって、ステップS5、ステップS7、ステップS
9、ステップS11にて“Vol”機能が選択されたこ
とを示す操作指示結果が得られ、ステップS13は操作
指示入力あり、ステップS15はモード変更ありと判断
し、ステップS29にて動作モードを変更して、“Vo
l”専用機能に切り替え、ステップS3に戻って液晶パ
ネル33に図4(A)に示す音量調整用表示を表示す
る。
【0064】次にユーザは、所望の音量位置まで操作部
7の環状形状部分上に指を摺動させ、例えば、中間の音
量が所望ならば操作ポジション“12”から“6”まで
軽く押しながら環状形状操作部上に指を摺動させる。
【0065】このユーザの操作指示は再度、ステップS
5、〜、ステップS15からなるステップにおいて検出
する。即ち、ステップS11において得られた指示方向
に基づいて、ステップS15において再度機能選択キー
が押されたか否か、或いは全ての圧力センサから表示部
中央がダブルクリックされたことを示すダブルクリック
操作が検出されたか否かで操作モードの変更の有無を検
出する。変更が無い場合は、ステップS17において操
作モードを固定し、ステップS31において継続的な操
作指示を検出する。所定時間内に操作指示の変更があっ
た場合、操作指示を更新し、ステップS5、〜、ステッ
プS27からなるループ上で検出した前データと関連づ
けて指示角度量を算出する。ダブルクリックの検出はス
テップS5、〜、ステップS27からなるループ上で短
時間内に2度、操作部の押下げ操作が生じたことをステ
ップS15において検出する。
【0066】同時にステップS19にて、液晶表示パタ
ーンを構築し、この構築された表示パターンに基づいて
ステップS21にて、液晶パネル33を駆動し、図4
(B)に示すような、操作指示“Vol=6”を指す指
示表示を扇形、あるいは数値で表示する。さらに、ステ
ップS23にて、この音量に対応するIRコードを構築
し、ステップS25にて、構築されたIRコードがIR
コード送出器を介してTVに対して放射し、TVの音量
を調整する。なお、音量の微調整は、前記操作に続いて
ポジション“6”の近傍で指を摺動させることで調整す
る。音量増加は時計回りとし、減少は反時計回りとす
る。
【0067】上記摺動操作における指示検出方法として
は、操作過程における移動速度、即ち、移動速度が大な
る場合は可変幅を大きく、逆の場合は小さくというよう
に調整量を変化させても良い。この移動速度は単位時間
内のポジション移動量で算出が可能である。
【0068】以上のステップを繰り返し行うことで、ユ
ーザは対話式に、より直感的操作ができるようになる。
なお、所定時間内に次の操作指示が与えられない場合、
ステップS27で操作終了扱いとし、初期状態へ復帰す
る。
【0069】以上、一連の操作によって遠隔操作制御装
置の環状形状の操作部7を操作し、被制御TVの音量調
整動作を完了する。
【0070】図11に示した操作部の操作ポジションの
検出方法において、摺動操作に関して補足説明を以下に
行う。
【0071】ところで時刻設定を行う際には、1分刻み
で設定したい要求に対しては、より細かな操作ポジショ
ンの配置が要求される。先に示した式から算出される
結果は、ポジションの幅を細かくする、即ち、図12
(B)のROM77に格納する操作データ量を多くする
ことでより操作をスムーズに行うことができる。例え
ば、操作データ量が5倍ならば12ポジションの5倍、
60ポジションまでの直接操作指示が可能になる。ま
た、操作ポジションは12であっても、摺動操作の速度
を算出し加味することで、例えば移動速度が大なる場合
は可変幅を大きく、逆の場合は小さく、というように調
整量を変えることで実質的に同様の機能を得ることが可
能である。
【0072】従って、圧力センサ43として2×2デバ
イスのものを用いても、同圧力センサ43からの検出信
号の各々を演算処理してROM77から読み出すことに
より、前記圧力センサ43のデバイス数より大きな検出
信号の分解能を備えさすことができ、操作部7の円周上
を押圧、あるいは押圧しながらの摺動、または摺動速度
を判別して操作指示を導出することができる。
【0073】図16(A)、〜、(F)は、VTRの可
変速再生の操作例の第1を示す説明図である。
【0074】図6においてVTR可変速再生を行う場合
の操作及び表示例について説明する。 前述のVTR操
作と同じく、ユーザは既に、再生:(三角マーク)機能
を示す環状形状の操作部7のポジション“12”を押
し、VTRを再生状態にしているとする。VTRの再生
状態では、環状形状の操作部7を外周方向に摺動するこ
とによって再生速度を変化させる、いわゆる可変速再生
を行うことができる。例えば、操作部7の環状形状部分
を軽く押しながら、図16(A)に示すように時計回り
に1/4周回摺動させるとスロー再生、図16(B)に
示すように1/2周回摺動させると早送り、図16
(C)に示すように1周摺動させると早送りをさらに速
くし、図16(D)に示すように反時計回りに1/4周
回摺動させると逆転スロー再生、図16(E)に示すよ
うに1/2周回摺動させると巻き戻し、図16(F)に
示すように1周摺動させると速い巻き戻しとなる。
【0075】図17(A)、〜、(F)は、VTRの可
変速再生の操作例の第2を示す説明図である。
【0076】例えば、前記図16(A)、〜、(F)に
示す操作例と同様に、図17(A)に示すように環状形
状の操作部7を時計回りに1周摺動させるとスロー再
生、図17(B)に示すように2周摺動させると早送
り、図17(C)に示すように3周摺動させると早送り
をさらに速くし、図17(D)に示すように反時計回り
に1周摺動させると逆転スロー再生、図17(E)に示
すように2周摺動させると巻き戻し、図17(F)に示
すように3周摺動させるとより速い巻き戻しとなるよう
に設定しても良い。
【0077】また、時刻設定においても、上記と同様に
摺動操作が可能となる。
【0078】図5を用いて、VTRの録画予約、あるい
はTVの視聴時間予約する場合について説明する。同図
の例は、開始時刻PM9:00、終了時刻PM11:2
0を設定する場合を示しており、摺動操作で設定する場
合は次の通りである。
【0079】AM/PM選択は、操作部7の環状形状部
分を1周回、指で摺動することで交互に切り替えられる
ようにする。或いは、ポジション“12”のダブルクリ
ック操作で切り替えても良い。例えば、現在時刻がAM
(午前)の場合には、操作部7の環状操作部を1周回、
指で右あるいは左に摺動することでPMの設定となる。
【0080】AM、あるいはPMを設定した後、開始時
刻を設定する。操作部7のポジション“9”を押すと、
開始時刻9:00が設定され、直後に表示部9に図5
(A)に示すような時計の長針と短針が表れる。続いて
開始分設定のため操作部7の環状操作部を指で軽く押し
ながら摺動させ、図5(B)に示すようにポジション
“12”で止めると0分が設定され、表示部9は9:0
0を指した後、表示部9は図5(C)の括弧書き部分
[終了:?時]を表示して録画終了時刻設定を案内す
る。 次に終了時刻を設定する。前記と同様にしてAM
/PMを設定後、ポジション“11”を押して終了時を
設定する。直後に表示部9に図5(C)に示すように時
計の長針と短針が11:00を指して表示される。続い
て操作部7の環状操作部を指で軽く押しながらポジショ
ン“12”から摺動させ、ポジション“4”で止めると
終了分が設定され、表示部9の表示は図5(D)に示す
ように11:20を指した後、録画時刻確認表示を行
う。録画時刻確認は開始時刻、終了時刻を表示し、録画
時間を扇型で表示する。なお、上記操作において、開始
あるいは終了時刻設定後、操作部7の環状操作部を小角
度で摺動させることにより、摺動動作によって、5分以
内の設定時刻の微調整ができるようにしても良い。
【0081】日付の設定は、操作部7の環状操作部を最
大3回摺動することで、1か月、即ち31日までの設定
が可能である。曜日設定ならばポジション“1”〜
“7”に月曜日、〜、日曜日を割り当てるようにすれば
良い。遠隔操作制御装置本体にカレンダ機能を備えるよ
うにしても良い。
【0082】図18は、本発明に係る遠隔操作制御装置
のその他の実施例を示す斜視図である。図3に示す実施
例との相違点は、操作部83と表示部81の配置を入れ
替えた点である。即ち、表示部81を環状形状とし、環
状形状の内部に操作部83を配置した構成とし、各部の
動作は前記実施例と同様である。この場合、略円形形状
とした操作部83の中心から外れた周辺部或いは表示部
81上を押圧、あるいは押圧しながらの摺動、または摺
動速度を変えることにより、操作信号を入力する。
【0083】図19は、図18の遠隔操作制御装置の表
示部の一表示例を示す説明図である。 前記実施例の図
4に対応する表示例であり、操作部83の外周部に表示
部81が配置されているため、音量調整やVTR可変速
再生の場合、表示部81には主として帯状の表示を行う
ようにする。
【0084】上述したように、本実施例によれば、時計
の運針と同様に12領域に分割された操作部の円周上を
操作するため、それぞれの操作位置を特別に意識するこ
となく認識させることができる。さらに、直感的な操作
感覚で直接受信チャンネルの選局等の操作ができるよう
になり、また操作部の円周の内部、あるいは円周の外周
に表示部を設けるようにし、同表示部に操作に対応した
表示を行うようにしているため、操作ミスを防ぐと共に
操作を案内表示することにより簡単に操作することが可
能な遠隔操作制御装置を提供することが可能となる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
直感的に操作可能な遠隔操作制御装置を提供することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔操作制御装置の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】(A)及び(B)は、図1に示した遠隔操作制
御装置の表示部の一表示例を示す説明図である。
【図3】図1に示した遠隔操作制御装置をTV操作モー
ドにした場合を説明する斜視図である。
【図4】(A)、〜、(D)は、本発明に係る遠隔操作
制御装置の表示部の一表示例を示す説明図である。
【図5】(A)、〜、(E)は、録画予約等のタイマ設
定のときの表示部の一表示例を示す説明図である。
【図6】図1に示した遠隔操作制御装置をVTR操作モ
ードにした場合を説明する斜視図である。
【図7】本発明に係る遠隔操作制御装置の操作部の一構
成例を示す斜視図である。
【図8】図7に示した操作部の側面図である。
【図9】本発明の遠隔操作制御装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図10】図9に示した実施例の信号処理部の構成を示
すブロック図である。
【図11】本発明の遠隔操作制御装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図12】操作部の操作ポジションの検出方法を説明す
る説明図である。
【図13】本発明の遠隔操作制御装置の他の実施例の構
成を示すブロック図である。
【図14】図13に示した実施例の信号処理部の構成を
示すブロック図である。
【図15】図12に示した遠隔操作制御装置の動作を説
明するフローチャートである。
【図16】(A)、〜、(F)は、VTRの可変速再生
の操作例の第1の例を示す説明図である。
【図17】(A)、〜、(F)は、VTRの可変速再生
の操作例の第2の例を示す説明図である。
【図18】本発明に係る遠隔操作制御装置のその他の実
施例を示す斜視図である。
【図19】図18に示した遠隔操作制御装置の表示部の
一表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…筐体,3…TV/VTR切替スイッチ, 5…電源
スイッチ,7…操作部, 9…表示部, 11…キース
イッチ, 13…キースイッチ,15…キースイッチ,
17…キースイッチ, 19…キースイッチ,21…
キースイッチ, 29…透明パネル, 31…操作部支
持脚,33…液晶パネル, 35…液晶パネル支持脚,
37…硬質板,39…液晶パネル信号入力線, 41
…支持ゴム脚, 43…圧力センサ,45…圧力センサ
出力信号線, 51…マルチプレクサ,53…A/D変
換器, 55…X方向(水平)指示量検出部,57…Y
方向(垂直)指示量検出部, 59…指示方向検出部,
61…指示角度算出部, 63…表示選択切替部, 6
5…表示画面構築部,67…IRコード構築部, 69
…信号処理部, 71…マイクロプロセッサ, 73…
ROM, 75…RAM, 77…ROM, 81…表
示部,83…操作部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円形形状の円周上の所定位置を操作す
    ることにより操作信号を入力可能とした操作手段と、 この操作手段への入力を検出する検出手段と、 この検出手段の検出結果に基づいて前記操作手段に与え
    られた操作指示を導出する出力手段とを有することを特
    徴とする遠隔操作制御装置。
  2. 【請求項2】 前記操作手段の略円形形状の内部に表示
    手段を設けて、この表示手段に前記操作指示等を表示可
    能にしたことを特徴とする請求項1記載の遠隔操作制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記円形形状の操作手段の外周に環状形
    状の表示手段を設けて、この表示手段に前記操作指示等
    を表示可能にしたことを特徴とする請求項1記載の遠隔
    操作制御装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段が前記操作手段の操作を検
    出するセンサからなり、前記操作手段の円周上の複数領
    域に分割された押圧箇所の操作を検出して信号を出力す
    ることを特徴とする請求項1記載の遠隔操作制御装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段が複数のセンサからなり、
    前記センサからの検出信号の各々を前記出力手段で演算
    処理することにより、前記センサの数より大きな検出信
    号の分解能を備え、前記操作手段の円周上を押圧、ある
    いは押圧しながらの摺動、または摺動速度を判別して操
    作指示を導出することを特徴とする請求項1又は4記載
    の遠隔操作制御装置。
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