JPH07107449A - テレビ電話装置 - Google Patents

テレビ電話装置

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JPH07107449A
JPH07107449A JP5242684A JP24268493A JPH07107449A JP H07107449 A JPH07107449 A JP H07107449A JP 5242684 A JP5242684 A JP 5242684A JP 24268493 A JP24268493 A JP 24268493A JP H07107449 A JPH07107449 A JP H07107449A
Authority
JP
Japan
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image
video camera
display device
main body
screen
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Pending
Application number
JP5242684A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Tanaka
亨 田中
Sadaji Okamoto
貞二 岡本
Yoshimichi Kudo
善道 工藤
Masanori Yoshino
正則 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカメラとディスプレイ装置とを含む筐
体を本体から着脱可能とし、筐体を本体に装着したとき
と分離したときとの操作性を高める。 【構成】 ビデオカメラ3はミラー5を介して撮像す
る。ミラー5は回転可能であって、図示するように筐体
1が本体7に装着されているときには、ミラー5の向き
は、矢印で示すように、液晶ディスプレイ装置2の画面
の向きと同じになり、筐体1が本体7から取り外されて
いるときには、ミラー5の向きは液晶ディスプレイ装置
2の画面の向きと反対となる。従って、筐体の着,脱に
拘らず、液晶ディスプレイ装置2の画面は常に使用者側
を向いている。ミラー5の向きにより、ビデオカメラ3
の撮像画像は左右反転、さらには上下反転するが、送信
画像メモリ11での読出しに際して正転され、従って、
通話相手側では、ビデオカメラ3の撮像画像が正しい姿
勢で表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラとディス
プレイ装置とを着脱できるように構成したテレビ電話装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ電話装置では、その本体に
ビデオカメラとディスプレイ装置が一体になっており、
撮像方向が固定されていたので、撮像の自由度が少なか
った。
【0003】このような問題点を解決する方法として、
例えば特開平4−53340号公報に記載されるよう
に、ビデオカメラをテレビ電話装置本体から分離できる
ように構成したテレビ電話装置が提案されている。これ
は、ビデオカメラがディスプレイ装置の後方に配置さ
れ、ビデオカメラを本体から分離したときと本体に取り
付けたときとの外観が変わらないようにして、デザイン
上の自由度を高めたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ビデオカメ
ラだけをテレビ電話装置本体から分離して被写体を撮像
する場合、被写体がきれいに映っているかどうかを確認
するにはテレビ電話装置本体のディスプレイ装置を見る
必要があり、操作性が悪くなるという問題が生じる。こ
の問題点を解消するために、ビデオカメラとディスプレ
イ装置とを筐体に一体に組み込み、この筐体をテレビ電
話装置本体から離脱できるように構成することが考えら
れるが、ディスプレイ装置で通話相手の顔を見ながらビ
デオカメラで自分の顔を撮像して通話相手に送信すると
いう一般的なテレビ電話装置の形態から、ビデオカメラ
の撮像方向とディスプレイ装置の画面の向きとが同一方
向にならざるを得ない。
【0005】ところが、このようなテレビ電話装置の形
態だと、自分の顔以外のものを撮像する場合は使いにく
い。例えば、テレビ電話として自分の顔を撮像する場合
はビデオカメラの撮像方向がディスプレイ装置の表示方
向を向いていることが好ましいが、ビデオカメラをテレ
ビ電話装置本体から取り外して周りの様子などを撮像す
る場合には、ビデオカメラを被写体に向けると、ディス
プレイ装置の画面も被写体の方向に向いてしまい、撮像
者は撮像画像を確認することが困難となって操作性の点
で問題となる。
【0006】本発明の目的は、かかる問題を解消し、ビ
デオカメラの操作性に優れたテレビ電話装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ビデオカメラの撮像方向を第1の方向と
第2の方向とに切り換える撮像方向切換手段を設ける。
【0008】また、撮像方向切換手段として回転するミ
ラーを用い、該ミラーを介して該ビデオカメラが撮像す
るようにし、かつ、ビデオカメラの撮像方向を検出する
検出手段と、該検出手段の検出出力によりビデオカメラ
の撮像方向に応じてビデオカメラの撮像画像を上下反転
する画像反転手段を設ける。
【0009】筐体を本体に装着したときには、ディスプ
レイ装置の画面に、その一部を除いて、通話相手の画像
を、その画面の該一部にビデオカメラの撮像画像を夫々
表示し、筐体を本体から分離したときには、ディスプレ
イ装置の画面に、その一部を除いて、ビデオカメラの撮
像画像を、その画面の該一部に通話相手の画像を夫々表
示する表示制御手段を設ける。
【0010】さらに、ビデオカメラの撮像画像と通話相
手からの画像とを同時に表示するための表示制御手段を
設ける。
【0011】
【作用】ビデオカメラの撮像画像を通話相手に送信し、
また、通話相手から送られてきた画像をディスプレイ装
置に表示するテレビ電話装置において、ビデオカメラと
ディスプレイ装置とからなる筐体をテレビ電話装置本体
から分離できるように構成し、筐体をテレビ電話装置本
体から分離したときには、撮像方向切換手段によってビ
デオカメラの撮像方向を第1の方向とし、筐体をテレビ
電話装置本体に装着したときには、ビデオカメラの撮像
方向を第2の方向に向けて第2の方向とする。これによ
り、筐体がテレビ電話装置本体に装着されていても、分
離されていても、ビデオカメラの撮像方向に対してディ
スプレイ装置の画面が使用者側に向くことになる。
【0012】また、検出手段はビデオカメラの撮像方向
を検出し、画像反転手段は検出手段の検出出力に基づい
て、ビデオカメラの撮像画像を左右、さらには、上下反
転する。撮像方向切換手段が回転するミラーの場合、ビ
デオカメラの撮像方向、即ち、ミラーの向きに応じてビ
デオカメラの撮像画像は、被写体に対し、左右反転し、
さらには、上下にも反転している。画像反転手段はこの
ような撮像画像の姿勢を補正し、正転した画像を通話相
手やディスプレイ装置に送れるようにする。
【0013】上記表示制御手段による表示により、使用
者は、しかも、いずれの表示画像がいずれからきたもの
か、容易に判別することができる。
【0014】ディスプレイ装置の画面の向きとビデオカ
メラの撮像方向が同じであるとき、ディスプレイ装置の
視野角がビデオカメラの撮像方向と一致するようにし、
ディスプレイ装置で通話相手からの画像を正常に見る状
態で、使用者側の正しい画像を通話相手に送ることがで
きる。
【0015】
【実施例】以下,本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。まず、図3により、本発明によるテレビ電話装置の
第1の実施例の外観を説明する。
【0016】ビデオカメラとディスプレイ装置とは筐体
1に一体に組み込まれており、この筐体1はテレビ電話
装置の本体7から着脱可能となっている。図3(a)は
筐体1が本体7から取り外された状態を示し、図3
(b)は筐体1が本体7に取付けられた状態を示してい
る。
【0017】筐体1と本体7とは接続コード6によって
つながれており、この接続コード6は、筐体1中のビデ
オカメラが出力する映像信号を本体7に供給するための
信号線と、本体7が出力する映像信号を筐体1のディス
プレイ装置に供給するための信号線と、本体7から筐体
1中のビデオカメラ及びディスプレイ装置に電力を供給
する電源コードとからなっている。
【0018】図3(a)に示すように、筐体1を本体7
から取り外したときには、ビデオカメラの撮像方向がデ
ィスプレイ装置の画面の向きと逆になり、図3(b)に
示すように、筐体1が本体7に設置されているときに
は、ビデオカメラの撮像方向とディスプレイ装置の画面
の向きとが同じ方向になるように、ビデオカメラの撮像
方向が切り換えられる。この切換え方法については後で
詳しく説明する。
【0019】このようにビデオカメラの撮像方向が切り
換えられることにより、ビデオカメラを本体7から取り
外して使用する場合には、ディスプレイ装置でその撮像
画面を見ることができ、ビデオカメラを本体7に取り付
けたときには、通話相手側からの画像を見ることができ
る。
【0020】図1は本発明によるテレビ電話装置の第1
の実施例の構成を示すブロック図であって、2は液晶デ
ィスプレイ装置、3はビデオカメラ、4はレンズ、5は
ミラー、8は映像信号処理部、9は画像用アナログデジ
タル変換器(以下、画像用A/D変換器という)、10
は画像用デジタルアナログ変換器(以下、画像用D/A
変換器という)、11は送信画像メモリ、12は受信画
像メモリ、13は接続検出部、14は制御部、15は操
作部、16は読出制御部、17は画像コーデック、18
はデータ多重分離部、19はモデム、20は網制御装置
(以下、NCUという)、21は音声コーデック、22
は音声用アナログデジタル変換器(以下、音声用A/D
変換器という)、23は音声用デジタルアナログ変換器
(以下、音声用D/A変換器という)、24は音声信号
処理部、25は接続コード、26は送受話器、27はマ
イクロホン、28はスピーカ、29はモジュラージャッ
ク、30は電話回線、31,32はスイッチ、33はフ
ック検出部であり、図3に対応する部分には同一符号を
つけている。
【0021】図1において、制御部14は、図2に示す
ように、中央演算装置(以下、CPUという)141と
ROM(Read Only Memory)142と
RAM(Randam Access Memory)
143と入出力インターフェース144とデータバス1
45とで構成されている。CPU141は、ROM14
2に記憶されているソフトウェアによって動作し、デー
タバス145や入出力インターフェース144を介して
本体7の各部を制御する。
【0022】操作部15は、図4に示すように、本体7
の上面に設けられ、ダイアルボタン151〜162やテ
レビ電話モード選択ボタン165,電話モード選択ボタ
ン166のテレビ電話装置を操作するための各種操作ボ
タンと、テレビ電話モード表示LED163や電話モー
ド表示LED164の各種LEDを有している。いずれ
かの操作ボタンスイッチを押すと、制御部14はこれを
認識して押された操作ボタンの機能に対応した制御を行
なう。テレビ電話モード表示LED163と電話モード
表示LED164は制御部14によって点灯あるいは消
灯される。テレビ電話モード選択ボタン165が押され
たときには、電話モード表示LED164が消灯してテ
レビ電話モード表示LED163が点灯する。また、電
話モード選択ボタン166が押されたときには、テレビ
電話モード表示LED163が消灯して電話モード表示
LED164が点灯する。なお、初期状態では、電話モ
ード表示LED164が点灯している。
【0023】NCU20は、図5に示すように、電話回
線30の開閉を行なうフックスイッチ201と、電話番
号に対応したダイヤル信号を発生するためのダイヤラー
204と、電話回線30からの着信信号を検出する着信
検出回路202と、着信を検出したときに呼出音を発生
するリンガー203と、送信信号の受信信号への混入が
少なくなるようにして2線式の電話回線30に接続する
2線4線変換器204とで構成される。
【0024】ダイヤラー204は、ダイヤルするとき以
外、2線4線変換部205とフックスイッチ201とを
接続状態にする。フックスイッチ201は制御部14か
らの制御信号によって開閉制御され、電話回線30に接
続したり、切断したりする。ダイヤラー204も制御部
14からの制御信号によって動作し、電話番号を表わす
制御信号が入力されると、電話番号に対応したプッシュ
ボタン信号やダイアルパルス信号をフックスイッチ20
1を介して電話回線30に送出し、通話相手との通話を
可能とする。
【0025】モデム19はデータ多重分離部18が出力
する送信データをアナログ信号に変調して出力し、受信
した変調信号をデジタルデータに復調してデータ多重分
離部18に供給する。
【0026】データ多重分離部18は、音声コーデック
21からの送信音声符号化データと、画像コーデック1
7からの送信画像符号化データとを多重してモデム19
に供給し、また、モデム19からの受信復調データを音
声符号化データと画像符号化データとに分離し、音声符
号化データは音声コーデック21に、画像符号化データ
は画像コーデック17に夫々供給する。
【0027】音声コーデック21は、送信音声信号の圧
縮処理と受信音声信号の伸長処理とを同時に行なうこと
ができ、音声用A/D変換器22からの一定周期で8ビ
ットの送信音声データを符号化してデータ多重分離部1
8に供給し、データ多重分離部18からの受信音声符号
化データを伸長して音声用D/A変換器23に供給す
る。
【0028】画像コーデック17は、送信画像信号の圧
縮処理と受信画像信号の伸長処理を同時に行なうことが
でき、送信画像メモリ11から読み出される送信画像デ
ータを圧縮してデータ多重分離部18に供給し、また、
データ多重分離部18からの受信画像符号化データは伸
長して受信画像メモリ12に書き込む。
【0029】読出制御部16は、送信画像メモリ11に
書き込まれた画像データを読み出して画像コーデック1
7に供給する際の読出し位置を制御するものであって、
その動作については後で詳しく説明する。
【0030】映像信号処理部8は、接続コード6を介し
て供給されるビデオカメラ3からの複合映像信号を同期
信号と、R(赤),G(緑),B(青)の3色の映像信
号(以下、R,G,B信号という)とに分離し、これら
R,G,B信号を画像用A/D変換器9に供給してデジ
タルの画像データに変換させ、また、画像用D/A変換
器10からの受信されたR,G,B信号に同期信号を付
加して複合映像信号を生成し、接続コード6を介して筐
体1の液晶ディスプレイ装置2に供給する。
【0031】音声信号処理部24は、接続コード25を
介して供給されるマイクロホン27からのアナログ音声
信号を音声用A/D変換器22に適したレベルに変換
し、また、音声用D/A変換器23からの受信アナログ
音声信号を送受話器26のスピーカ28を駆動するのに
適した信号に変換する。
【0032】スイッチ31,32は、NCU20に入出
力する信号を音声信号処理部24とモデム19との何れ
かに接続するための切換えスイッチであって、制御部1
4からの指令によって動作する。初期状態と電話回線切
断時には、必ず、スイッチ31はスイッチ32側に、ス
イッチ32はスイッチ31側に切り替わっており、送受
話器26の入出力信号はNCU20を介して電話回線3
0に接続される。
【0033】フック検出部33は、送受話器26が本体
7に置かれているか(オンフック)、本体7から外されて
いるか(オフフック)を検出するためのものであって、そ
の検出信号は制御部14に供給される。制御部14はこ
の検出信号によって送受話器26が置かれているか,持
ち上げられているかを判断する。この判断に基づいて制
御部14は、送受話器26が本体7に置かれていると
き、NCU20のフックスイッチを開かせ、送受話器2
6が持ち上げられているときには、NCU20のフック
スイッチを閉じさせる。
【0034】接続検出部13は、筐体1が本体7に装着
されているかどうかを検出するためのものであって、そ
の検出信号は制御部14に供給される。なお、接続検出
部13の構成及び動作については後で詳しく説明する。
【0035】ここで、読出制御部16の動作について図
6を用いて説明する。
【0036】図6(a)〜(d)は図1におけるミラー
5の向きが、矢印で示すように、液晶ディスプレイ装置
2の画面の矢印で示す向きと同じであるとき(即ち、ビ
デオカメラ3の撮像方向が液晶ディスプレイ装置2の画
面の向きと同じとき)の各部の様子を示したものであっ
て、図6(e)〜(h)は図1におけるミラー5が図示
する状態から図面上左方向に90゜回転してその向きが
液晶ディスプレイ装置2の画面の向きと反対になってい
るとき(即ち、ビデオカメラ3の撮像方向が液晶ディス
プレイ装置2の画面の向きとは反対になっているとき)
の各部の様子を示したものである。
【0037】また、図6(a),(e)は夫々被写体を
示し、図6(b),(f)は夫々ビデオカメラ3の撮像
画像を示し、図6(c),(g)は夫々図1の送信画像
メモリ11に記憶された画像を示し、図6(d),
(h)は夫々読出制御部16が送信画像メモリ11から
データを読み出す順序を示している。
【0038】なお、図6は読出制御部16の動作を判り
易く説明するためのものであり、図6(c),(d),
(g),(h)では、解像度などは粗く示している。
【0039】ミラー5を通してビデオカメラ3が撮像す
ると、ビデオカメラ3の撮像面での画像は左右反転す
る。いま、図1に示すようにミラー5の向きが液晶ディ
スプレイ装置2の画面の向きと同じである場合、図6
(a)に示す被写体のビデオカメラ3の撮像面での画像
は、図6(b)に示すように、被写体を左右反転した画
像となる。また、ミラー5の向きが液晶ディスプレイ装
置2の画面の向きとは逆の場合には、ビデオカメラ3の
撮像面での画像はミラー5の向きが液晶ディスプレイ装
置2の画面の向きと同じ場合の画像に対して上下が逆に
なる。即ち、図6(a)と同じ図6(e)の被写体を撮
像する場合、図6(f)に示すように、被写体を上下左
右反転した画像を撮像することになる。このような画像
を撮像して得られる映像信号が映像信号処理部8や画像
用A/D変換器9で処理されて、図6(c),(g)に
示すように、送信画像メモリ11に書き込まれる。な
お、図6(c),(g)において、縦線,横線で区切ら
れる桝目は夫々画素の画像データを表わしている。
【0040】読出制御部16は、制御部14の制御のも
とに、送信画像メモリ11に書き込まれた画像が図6
(a),(e)で示す元の被写体と同様に表示されるよ
うに、送信画像メモリ11からの画像データの読出し順
序を変える。いま、図6(d),(h)での画像データ
の横方向の配列を水平走査線とすると、各水平走査線で
は左から右に画像データが送信画像メモリ11に書き込
まれ、また、上から順に各走査線が書き込まれる。
【0041】これを読み出す場合には、いま、接続検出
部13が筐体1が本体7に装着されていることを検出し
ているときには、制御部14は読出制御部16に対し
て、図6(d)に示すように、各水平走査線では右から
左に、かつ各走査線が上から順に数字で示す順番で送信
画像メモリ11の画像データを読み出すように指示し、
接続検出部13が筐体1が取り外されていることを検出
しているときには、制御部14は読出制御部16に対し
て、図6(h)に示すように、各水平走査線では右から
左に、かつ各走査線が下から順に数字で示す順番で送信
画像メモリ11の画像データを読み出すように指示す
る。図6(h)の場合には、書込みと読み出しの順序が
全く逆になる。
【0042】このようにして、ミラー5の向きが液晶デ
ィスプレイ装置2の画面の向きと同方向にあっても逆方
向にあっても、送信画像メモリ11から常に正立した画
像の画像データを得ることできる。なお、ミラー5の切
換え方法については後で詳しく説明する。
【0043】図7は接続検出部13の一具体例を示す構
成図であって、7aは窪み、131は弾性のある材質で
作られた導電性の金属端子、132は導電性の金属端子
である。
【0044】同図において、本体7には、筐体1が嵌め
込まれる窪み7aが設けられており、この窪み7aの中
に金属端子131,132が設けられている。筐体1が
この窪み7aに嵌め込まれていないときには、これら金
属端子131,132は非接触状態にある。いま、筐体
1が本体7に設けられた窪み7aに嵌め込まれることに
よって装着されると、この筐体1の重みで金属端子13
1が曲がり、金属端子132に接触する。金属端子13
1,132は制御部14に接続されており、これら金属
端子131,132が接触し合うと電流が流れ、これに
よって筐体1が本体7に装着されたことを制御部14が
知ることができる。
【0045】次に、図1におけるミラー5の向きの切換
え方法について図8及び図9を用いて説明する。
【0046】図8及び図9は図1に示した筐体1の構造
を示した図であって、図8はミラー5が正面方向を向い
た様子を示し、図9はミラー5が裏面方向を向いたとき
の様子を示している。また、図8(a)及び図9(a)
は左横方向から見た図、図8(b)及び図9(b)は正
面方向からみた図である。なお、図8及び図9におい
て、801,802はスプリング、803,804は回
転軸、805〜812は取付軸、813,814はミラ
ー保持部材、815,816は接続ワイヤー、817は
レバーである。
【0047】図8及び図9において、ミラー5は回転軸
803を中心に回転可能であるが、取付軸805,80
8の間に取り付けられたスプリング801の張力によっ
て引っ張られることにより、図8の場合にはミラー保持
部材814によって、また、図9の場合にはミラー保持
部材813によってミラー5は固定される。
【0048】一方、レバー817は回転軸804を中心
に回転可能であり、取付軸809,812の間に取り付
けられたスプリング802の張力によって右回り方向に
付勢されている。従って、レバー817に力が加わらな
いときには、図9のように、レバー817はスプリング
802の張力によって右に傾いているが、スプリング8
02の張力を上回る左回転方向の力を加えると、図8の
ように、左に傾く。
【0049】また、ミラー5に取り付けられた取付軸8
06とレバー817に取り付けられた取付軸811との
間に接続ワイヤー815が張られ、ミラー5に取り付け
られた取付軸807とレバー817に取り付けられた取
付軸810との間に接続ワイヤー816が張られてお
り、レバー817の動きに応じてミラー5が回転する。
即ち、図8に示すように、レバー817が左に傾くとミ
ラー5も左に傾き、図9に示すように、レバー817が
右に傾くとミラー5も右に傾く。このレバー817は、
図7で説明したように筐体1を本体7の窪み7aに嵌め
込む際、この窪み7aの縁にひっかかって図9の状態か
ら押し上げられ、図8に示す状態となる。逆に、筐体1
を本体7から取り外すと、レバー817はスプリング8
02の張力によって下方に下げられる。このようにし
て、筐体1を窪み7aに出し入れすることにより、自動
的にミラー5の向きが正面方向(図1に示す矢印方向)
とそれとは逆の裏面方向とに変わることになる。
【0050】但し、スプリング801の張力よりもスプ
リング802の張力の方が充分強いものとする。
【0051】図10は以上の様子を示すものであって、
同図(a)は筐体1が本体7に装着される前のレバー8
17が図9に示した右向きの状態にあるときを示してお
り、同図(b)は筐体1が本体7に装着された後のレバ
ー817が本体7の縁に当たって引き上げられ、図8に
示した左向きの状態にあるときを示している。
【0052】次に、この第1の実施例動作について説明
する。
【0053】図1において、電話をかける場合には、送
受話器26を取ると、フック検出部33がこれを検出し
て制御部14に知らせる。これを受けた制御部14は、
NCU20内のフックスイッチを閉じて電話回線30に
接続する。操作部15のダイアルボタンを操作して通話
相手のダイアル番号を入力すると、制御部14はこれを
認識して押されたボタンに応じたダイアル信号を送出す
るようにNCU20内のダイアラーに指示する。このよ
うにして、通話相手が電話に出ると、スイッチ31,3
2と音声信号処理部24と接続コード25とを介して接
続される送受話器26で通話することができる。
【0054】ここで、通話相手が本発明によるテレビ電
話装置と同じテレビ電話装置である場合には、テレビ電
話選択ボタン165(図4)を押すことにより、テレビ
電話として使用することができる。
【0055】即ち、このテレビ電話選択ボタン165を
押すと、スイッチ31は音声用A/D変換器22と音声
用D/A変換器23側に切り替わり、スイッチ32はモ
デム19側に切り替わる。電話回線30を通じて送られ
てくるデータはモデム19で復調され、次いで、データ
多重分離部18で音声符号化データと画像符号化データ
とに分離されて音声コーデック21と画像コーデック1
7に供給される。音声コーデック21では、受信音声デ
ータが復号化され、音声用D/A変換器23やスイッチ
31,音声信号処理部24,接続コード25を介して送
受話器26にアナログ音声信号として供給され、スピー
カ28から通話相手側からの音声を聞くことができる。
また、画像コーデック17では、受信画像符号化データ
が復号化され、受信画像メモリ12に記憶される。受信
画像メモリ12から読み出された画像データは画像用D
/A変換器10でアナログの復号映像信号となり、映像
信号処理部8,接続コード6を介して液晶ディスプレイ
2に供給され、通話相手の画像が表示される。
【0056】ビデオカメラ3から出力される複合映像信
号は接続コード6や映像信号処理部8,画像用A/D変
換器9を介し、デジタルの画像データとして送信画像メ
モリ11に記憶される。送信用画像メモリ11から読出
制御部16によって上記のようにして読み出された画像
データは画像コーデック17に供給され、そこで圧縮符
号化されてデータ多重分離部18に供給される。また、
送受話器26のマイクロホン27から出力される音声信
号は接続コード25や音声信号処理部24,スイッチ3
1,音声用A/D変換器22を介し、デジタルの音声デ
ータとして音声コーデック21に供給され、そこで圧縮
符号化されてデータ多重分離部18に供給される。
【0057】データ多重分離部18では、音声コーデッ
ク21からの音声符号化データと画像コーデック17か
らの画像符号化データとが多重される。その出力信号は
モデム19で変調された後、スイッチ32とNCU20
とを介して電話回線30に出力される。
【0058】このようにして、送受話器26で通話相手
と通話しながら液晶ディスプレイ装置2で通話相手の画
像を見ることができる。この状態で、操作部15(図
4)の電話選択ボタン166を押すと、制御部14はス
イッチ31,32を夫々切り換え、NCU20からスイ
ッチ32,31を介して音声信号処理部24に至る回路
が形成され、通常の電話機として送受話器26で通話す
ることができる。また、テレビ電話の状態であっても、
電話の状態であっても、送受話器26を本体7に戻す
と、フック検出部33がこれを検出して制御部14に知
らせ、制御部14はNCU20内のフックスイッチを開
き、電話回線30を切断する。
【0059】このように、ビデオカメラ3と液晶ディス
プレイ装置2からなる筐体1を本体7に装着したときに
は、ミラー5の向きが液晶ディスプレイ装置2の画面の
向きと同じになり、液晶ディスプレイ装置2の画面の向
きと同じ方向の画像をビデオカメラ3で撮影することが
できる。筐体1を本体7から取り外したときには、ミラ
ー5の向きが液晶ディスプレイ装置2の画面の向きとは
反対になり、液晶ディスプレイ装置2の画面の向きと反
対方向の画像をビデオカメラ3で撮影することができ
る。しかも、画像コーデック17で送信する画像は、先
に述べた読出制御部16の働きによって常に正立した画
像になるので、撮影方向に関係なく正立した画像を送信
することができる。また、ビデオカメラ3を垂直に配置
することができるので、筐体1を薄型にすることができ
るという効果もある。
【0060】なお、この第1の実施例では、スプリング
を利用してミラー5の向きを変えるようにしたが、他の
方法を用いてミラー5の向きを変えるようにすることも
できる。その一例を図11に示す。但し、5はミラー、
212は回転板、213は保持部材、214はレバー、
215,216はギア、217は回転軸であり、図11
(b)はミラー211を正面からみた図、同図(a)は
その左横からみた図である。
【0061】図11において、ミラー5の一辺が回転板
212にそのほぼ直径方向に固定され、回転板212が
保持部材213に固定された回転軸217を中心に回転
可能とすることにより、ミラー5も傾きを変えることが
できる。回転板212の外周にはギア216が設けら
れ、このギア216がレバー214に設けられている平
板状のギア215と噛合している。
【0062】レバー214を図面上上方向にスライドさ
せると、レバー214と一体になったギア215がギア
216を上に押し上げる。これによってギア216と一
体になった回転板212は図11(a)で右方向に回転
し、回転板212に取り付けられたミラー5も回転軸2
17を中心に右方向に回転する。なお、回転軸217は
保持部材213に固定されている。逆に、レバー214
を下方向にスライドさせると、同様に回転板212は左
に回転し、ミラー5も回転軸217を中心に左に回転す
る。
【0063】このように、レバー214を上下させるこ
とにより、ミラー5の向きを変えることができる。この
レバー214の上下移動も、スプリングの付勢力を利用
し、図10で説明したのと同様の方法を取ることができ
る。
【0064】図12はミラー5の向きを変える他の方法
を示すものであって、218はモータ、219はモータ
軸、220はギアであり、同図(b)はミラー5を正面
からみた図、同図(b)はその左横からみた図である。
また、図11に対応する部分には同一符号をつけて重複
する説明を省略する。
【0065】同図において、モータ218のモータ軸2
19に設けられたギア220は螺旋状をなしており、回
転板212のギア216に噛合している。モータ218
によってギア220がモータ218側からみて右回りに
回転すると、ギア216が上に押し上げられ、左回りに
回転すると、ギア216が下に押し下げられる。これに
より、モータ218の回転方向に合わせてギア216と
一体になった回転板212が左右に回転し、回転板21
2に取り付けられたミラー5も回転軸217を中心に左
右に回転する。
【0066】このようにして、モータ218を制御する
ことにより、ミラー5の向きを変えることができる。
【0067】また、上記第1の実施例では、ミラー5の
向きを切り換えるレバー817の位置は、筐体1を本体
7に装着したときと分離したときとで一意的に決まって
いたが、筐体1を本体7から分離したときでも、所望に
よってミラー5の向きを筐体1を本体7に装着したとき
と同じようにするように構成することもできる。その一
例を図13に示す。
【0068】同図において、筐体1のレバー817が突
出するスライド溝の上部に鍵型の穴17が設けられてお
り、筐体1を本体1から取り外したときに、レバー81
7をスプリング802の張力に逆らって上方に持ち上
げ、鍵型の穴71の右側の窪みに引っかけることによ
り、スプリング802の張力によってレバー817を上
方に固定することができる。このようにして、筐体1を
本体7から取り外した場合でも、ミラー5の向きを本体
7に装着した場合と同方向を向けることができる。
【0069】図14は本発明によるテレビ電話装置の第
2の実施例の構成を示すブロック図であって、900は
画像メモリ、901は読出制御部、902はスイッチで
あり、図1に対応する部分には同一符号をつけて重複す
る説明を省略する。
【0070】上記第1の実施例では、液晶ディスプレイ
装置2に表示される画像は通話相手からの画像であった
が、この第2の実施例では、自己のビデオカメラ3が撮
像する画像もモニタできるようにしたものである。
【0071】図14において、画像用A/D変換器9か
ら出力される画像データは、送信画像メモリ11ととも
に画像メモリ900にも書き込まれる。この画像データ
は読出し制御部901によって読み出され、スイッチ9
02に供給される。また、操作部15には、モニタボタ
ンも設けられている。
【0072】ここで、読出制御部901は制御部14に
よって制御されて先に説明した読出制御部16と同様に
動作し、筐体1が本体7に装着されているときには、読
出制御部901は画像メモリ901の画像を図6(a)
〜(d)で説明したように読み出し、筐体1が本体7か
ら外されているときには、図6(e)〜(h)で説明し
たようにさらに画像メモリ900の画像の上下を反転さ
せて読み出す。スイッチ902も制御部14の指令によ
って動作し、読出制御部901からの画像データか、受
信画像メモリ12からの画像データかの何れかを選択し
て画像用D/A変換器10に供給する。
【0073】ここで、操作部15での上記モニタボタン
が押されたときには、制御部14はスイッチ902を読
出制御部901側に切り換え、それ以外のときには、受
信画像メモリ12側に切り換える。
【0074】このようにして、ビデオカメラ3で撮影し
た画像を液晶ディスプレイ装置2でモニタすることがで
き、しかも、ビデオカメラ3の撮影方向によらず、常に
正立した画像を表示することができる。
【0075】この第2の実施例では、スイッチ902の
代わりに画像合成手段を設け、ビデオカメラ33で撮影
した画像と受信した画像とを合成し、液晶ディスプレイ
装置2でこれら画像を同時に表示させるようにすること
ができる。その一例を図14に示す。
【0076】図15(a)は筐体1を本体7から取り外
したときの液晶ディスプレイ装置2の表示画像を示して
いる。この場合には、画面の全体にビデオカメラ3で撮
影した画像が表示され、画面の右下部分に通話相手から
の画像が合成されて表示される。さらに、画面上には、
画面全体に表示されている画像が自分側の画像であるこ
とを示す文字が合成されて表示される。図15(b)は
筐体1を本体7に装着したときの液晶ディスプレイ装置
2の表示画像を示している。この場合には、画面全体に
通話相手からの画像が表示され、画面の右下部分にビデ
オカメラ3で撮影した画像が合成して表示される。さら
に、画面上には、画面全体に表示されている画像が通話
相手からの画像であることを示す文字が合成されて表示
される。
【0077】このようにして、筐体1が本体7から分離
されているときと装着されているときとで液晶ディスプ
レイ装置2での表示の仕方が変わるが、表示画像の確認
を容易に行なうことができる。
【0078】なお、ここでは、液晶ディスプレイ装置2
の画面で合成画像を右下部分に表示し、画像の種類を文
字によって表示するものであったが、合成画像の表示位
置や画像の種類の識別方法については、適宜任意に決め
ることができることはいうまでもない。
【0079】次に、ビデオカメラの撮影方向と液晶ディ
スプレイ装置の画面の向きとの関係について、図16を
用いて説明する。但し、171はビデオカメラ3が撮影
した画像、172はビデオカメラ3の撮影角度、173
は液晶ディスプレイ装置2の画面、174は液晶ディス
プレイ装置の表示方向である。
【0080】一般に、液晶ディスプレイ装置2は指向性
を持っており、最適に見える視野方向が限られてしまう
ので、使用者は眼の位置あるいは液晶ディスプレイ装置
2自体の角度あるいは液晶を制御する電圧などを調整す
ることによって最適に見えるようにしている。ところ
が、ビデオカメラ3と液晶ディスプレイ装置2とが一体
化された形態の装置では、液晶ディスプレイ装置2の表
示画像の最適に見える位置が必ずしも最適なビデオカメ
ラ3の撮影方向になるとは限らない。例えば、図16
(b)では、液晶ディスプレイ装置2の画面173での
表示画像が最適に見える位置にいる使用者はビデオカメ
ラ3の撮影角度172外に居るので、ビデオカメラ3は
使用者の顔を完全に撮影することができない。しかし、
図16(a)では、液晶ディスプレイ装置2の画面17
3での表示画像が最適に見える位置にいる使用者はビデ
オカメラの撮影角度175内に居るので、ビデオカメラ
3は使用者の顔を完全に撮影することができる。通常、
使用者と液晶ディスプレイ装置2の画面173との距離
はその使用形態からほぼ決まるので、予め液晶ディスプ
レイ装置の画面173での表示画像が最適に見える位置
をビデオカメラ3の撮影角度172内に設定しておくこ
とにより、使用者は液晶ディスプレイ装置2の画面17
3に表示される通話相手の画像が良く見える位置に居る
だけでよく、自分の顔が正確に撮影されないという不安
や撮影の失敗を解消することができる。
【0081】図17は本発明によるテレビ電話装置の第
3の実施例の外観図であって、前出図面に対応する部分
には同一符号をつけている。
【0082】図17において、ビデオカメラとディスプ
レイとからなる筐体1は本体7から分離できるが、これ
ら間が図1に示したようには接続ケーブルで接続されて
はいない。即ち、図17(a),(b)で示すように、
筐体1は本体7に着脱可能であるが、図17(a)に示
すように筐体1が本体7から分離されたときには、筐体
1は本体7から全く独立である。勿論、先の実施例のよ
うに、筐体1を本体7から分離したときと本体7に装着
したときとでビデオカメラの撮影方向を切り換えるよう
にする。
【0083】このように、この実施例では、本体7と筐
体1とを接続する接続コードがないから、筐体1を本体
7から外して自由に持ち歩くことができ、使い勝手がさ
らに向上する。
【0084】図18は図17における筐体1の一具体例
を示すブロック図であって、505は操作部、506は
制御部、507はスイッチ、508は映像信号処理部、
509は画像用A/D変換器、510は画像用D/A変
換器、511は画像メモリ、512はバッテリー出力、
513は電流検出部、514は充電端子、515は接続
コネクタ、516は読出制御部、517はバッテリーで
あり、前出図面に対応する部分には同一符号をつけて重
複する説明を省略する。
【0085】図18において、制御部506は、図1に
示した第1の実施例での制御部14と同様に、CPUや
ROM,RAM,入出力インターフェースなどからな
り、予めROMに格納されたプログラムによって動作
し、筐体1内の各部を制御する。
【0086】操作部505は、図19に示すように、筐
体1の表面に液晶ディスプレイ装置2などとともに設け
られ、筐体1の操作を行なうための操作ボタン(フリー
ズボタン701や入力切換えボタン702)や表示用L
ED(メモリ選択表示LED703やビデオカメラ選択
表示LED704)などによって構成されている。フリ
ーズボタン701または入力切換えボタン702を押す
と、制御部506がこれを認識して各部を制御する。ま
た、制御部506が出力する制御信号によってメモリ選
択表示LED703とビデオカメラ選択表示LED70
4が点灯あるいは消灯する。これらの動作については後
で詳しく説明する。
【0087】スイッチ507は、その一例を示すと、図
20に示す構成をなしている。ここで、600はビデオ
カメラ3(図18)に接続された入力信号線、601は
液晶ディスプレイ装置2(図18)に接続された出力信
号線、602〜604はスイッチ、605〜607は制
御部506(図18)に接続された入力信号線、608
は映像信号処理部508(図18)に接続された出力信
号線、609は映像信号処理部508(図18)に接続
された入力信号線、610は接続コネクタ515(図1
8)に接続された出力信号線、611は接続コネクタ5
15(図18)に接続された入力信号線である。
【0088】図20において、スイッチ602は入力信
号線607を介した制御信号によって切換え制御され、
ビデオカメラ3の出力信号を映像信号処理部508(a
端子側)あるいはスイッチ604のb端子側(b端子
側)に選択的に供給する。スイッチ603は入力信号線
606を介した制御信号によって切換え制御され、映像
信号処理部508からの映像信号(a端子側)、あるい
は接続コネクタ515からの映像信号(b端子側)を選
択的に液晶ディスプレイ装置2に供給する。スイッチ6
04は入力信号線605を介した制御信号によって切換
え制御され、映像信号処理部609からの映像信号(a
端子側)あるいはスイッチ602を介して供給されるビ
デオカメラ3の出力信号(b端子側)を選択的に接続コ
ネクタ515に供給する。これらのスイッチの実際の動
作については後で説明する。
【0089】図18における映像信号処理部508,画
像用A/D変換器509,画像用D/A変換器510
は、夫々図1における映像信号処理部8,画像用A/D
変換器9,画像用D/A変換器10と同様に動作するの
で、ここでの説明は省略する。
【0090】画像メモリ511は、画像用A/D変換器
509から出力される画像データを1画面分記憶する。
この記憶された画像データは読出制御部516によって
読み出され、画像用D/A変換器510に供給される。
【0091】読出制御部516は図1での読出制御部1
6と同様に動作し、制御部506の指令の基づいて画像
メモリ511に記憶された画像を上下,左右反転して読
み出すようにする。
【0092】接続コネクタ515はスイッチ507と本
体7との間で映像信号を入出力するための端子である。
また、充電端子514は本体7からの電源電圧を筐体1
内に取り込むための端子である。
【0093】電圧検出部513は、充電端子514を介
して電源電圧が供給されると、その電圧を検出して制御
部506に知らせ、また、バッテリー517を充電させ
る。バッテリー517の出力電圧512は筐体1の各部
に供給される。ここで、筐体1が本体7に装着される
と、充電端子514を介して本体7からから電源電圧が
供給されるので、制御部506は電圧検出部513の出
力を監視することによって、筐体1が本体7に装着され
ているかどうかを識別することができる。
【0094】図21は図17における本体7の一具体例
を示すブロック図であって、401は充電端子、403
は充電回路、404は電源、405は接続コネクタ、4
08は電源コードであり、前出図面に対応する部分には
同一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0095】図21において、電源404は電源コード
408を介して供給される交流電圧を直流電圧432に
変換し、本体7の各部に供給する。充電回路403は充
電端子401及び図18の充電端子514を介して図1
8の筐体1に充電電流を供給する。この充電電流によっ
て筐体1のバッテリー517が充電される。
【0096】映像信号処理部8は、図1での映像信号処
理部8と同様に動作するが、接続コネクタ405,51
5(図18)を介し、筐体1(図18)との間で映像信
号の入出力を行なう。
【0097】接続コネクタ405は本体7の映像信号処
理部406と筐体1(図18)のスイッチ507との間
で映像信号を入出力するためのものであって、この筐体
1の接続コネクタ515に接続される。
【0098】次に、この第3の実施例の全体の動作につ
いて説明する。
【0099】まず、図17(a)に示すように筐体1が
本体7から取り外された状態では、図18において、充
電端子514から電源電圧が供給されないので、電圧検
出部513は検出信号を制御部506に供給しない。こ
れにより、制御部506はスイッチ507内の図20に
示す各スイッチ602〜604を以下のように設定す
る。
【0100】即ち、スイッチ602はa側に閉じ、ビデ
オカメラ3から入力信号線600を介して供給される映
像信号を出力信号線608を介して映像信号処理部50
8に供給する。スイッチ603もa側に閉じ、映像信号
処理部508から入力信号線609を介して供給される
映像信号を出力信号線601を介して液晶ディスプレイ
装置501に供給する。なお、スイッチ604は、この
場合、使用されず、前の状態を保持している。
【0101】図18に戻って、ビデオカメラ3で撮影さ
れた画像はスイッチ507のスイッチ602(図2
0),映像信号処理部508及び画像用A/D変換器5
09を介して画像メモリ511に書き込まれる。この画
像メモリ511に書き込まれた画像データは読出制御部
516によって読み出されるが、このとき、ミラー5の
向き、即ち、ビデオカメラ3の撮像方向は、図17
(a)に示すように、液晶ディスプレイ装置2の画面の
向きとは反対であるから、図6(e),(f)で説明し
たように、ビデオカメラ3で撮像した画像は被写体を左
右上下反転したものとなっており、かかる画像が図6
(g)に示すように画像メモリ511に書き込まれる。
そこで、制御部506は読出制御部516に画像メモリ
511に書き込まれた画像を、図6(h)で説明したよ
うに、上下左右反転して読み出すように指令する。
【0102】このようにして画像メモリ511から読み
出された画像データは、画像用D/A変換器510,映
像信号処理部508及びスイッチ507のスイッチ60
3(図20)を介して液晶ディスプレイ装置501に供
給される。液晶ディスプレイ装置501の画面には、正
立した画像が表示される。
【0103】かかる状態で、操作部505のフリーズボ
タン701(図19)を押すと、制御部506は画像メ
モリ511への画像データの書込みを中止する。しか
し、読出制御部516は画像メモリ511にこの中止直
前に書き込まれた1画面分の画像を繰り返し読み出す。
読み出された画像データは上記のように液晶ディスプレ
イ装置501に供給され、液晶ディスプレイ装置501
では、静止画が表示される。かかる状態で再度操作部5
05のフリーズボタン701を押すと、制御部506は
画像メモリ511への画像データの書込みを再開し、ビ
デオカメラ3で撮影した動画像が再び液晶ディスプレイ
装置501に表示されることになる。
【0104】このように、この実施例では、筐体1は本
体7から取り外すと、フリーズボタン701の操作によ
り、簡易な電子スチルビデオカメラとしても使用するこ
とが可能となり、使用者が気に入った画像を画像メモリ
511に記憶することができる。
【0105】次に、図17(b)に示すように、筐体1
を本体7に装着したときの第3の実施例の動作について
説明する。
【0106】筐体1を本体7に装着すると、図18にお
いて、充電端子514から電源電圧が供給され、電圧検
出部513はこれを検出して制御部506に知らせると
ともに、バッテリー517を充電する。制御部506が
電圧検出部513から検出信号を受け取ると、図20に
示すスイッチ507内の各スイッチを次のように設定す
る。
【0107】即ち、スイッチ602,604は夫々b側
に閉じ、ビデオカメラ3から出力される映像信号が、入
力信号線600とスイッチ602,604と出力信号線
610とを介して接続コネクタ515に供給される。ま
た、スイッチ603はb側に閉じ、接続コネクタ515
から入力信号線611を介して入力される映像信号がス
イッチ603,出力信号線601を介して液晶ディスプ
レイ装置2に供給される。
【0108】このとき、図18に示す筐体1では、制御
部506が操作部505のカメラ選択表示LED704
(図19)を点灯させ、メモリ選択表示LED703
(図19)を消灯させる。また、ミラー5の向きは、上
記第1の実施例と同様、かつ図17(b)に示すよう
に、液晶ディスプレイ装置2の画面の向きと同じであ
る。
【0109】図21に示す本体7では、筐体1の上記ス
イッチ604から接続コネクタ405を介して供給され
る映像信号が映像信号処理部8,画像用A/D変換器9
で処理されてディジタルの画像データとなり、送信画像
メモリ11に書き込まれる。この送信画像メモリ11か
らの画像データの読出しに際しては、画像の左右反転が
行なわれ、それ以降の画像データの送信のための処理及
び音声信号の処理は先の第1の実施例と同様である。
【0110】一方、電話回線30から送られてきたデー
タは先の第1の実施例と同様に処理され、映像信号は映
像信号処理部8から接続コネクタ405を介し、図18
の接続コネクタ515から筐体1に供給される。筐体1
では、この映像信号がスイッチ507でのb側に閉じて
いるスイッチ603(図20)を介して液晶ディスプレ
イ装置2に供給される。
【0111】このように、筐体1を本体7に装着したと
きには、ビデオカメラ3で撮影した画像を通信相手に送
信し、通信相手から送られてきた画像を液晶ディスプレ
イ装置2に表示して、テレビ電話装置の本来の機能を持
たせることができる。
【0112】以上の状態で筐体1での操作部505の入
力選択ボタン702(図19)を押すと、図18におい
て、制御部506はスイッチ507内のスイッチ604
(図20)をa側に切り換え、読出し制御部516によ
って画像メモリ511から繰り返し読み出される画像デ
ータが接続コネクタ515を介して本体7に供給され
る。このとき、画像メモリ511に筐体1を本体7から
取り外して撮像したときの1画面の画像が記憶されてい
れば、この画像が静止画像として通話相手に送られるこ
とになる。これと同時に、図19において、カメラ選択
表示LED704(図19)が消灯してメモリ選択表示
LED703(図19)が点灯し、通信相手に送信して
いる画像が画像メモリ511に記憶されている画像であ
ることを使用者に知らせる。
【0113】なお、このときには、図18の筐体1にお
いて、入力選択ボタン702(図19)が押されたこと
により、制御部506は読出制御部516に画像メモリ
511から上下反転して画像を読み出すように指令す
る。これにより、画像メモリ511から読み出された画
像は左右反転しているが、図21に示す送信画像メモリ
11で左右反転され、正転した静止画像となる。
【0114】次に、再び画像選択ボタン702(図1
9)を押すと、メモリ選択表示LED703が消灯して
カメラ選択表示LED704が点灯し、スイッチ507
内のスイッチ604がb側に切り替り、ビデオカメラ3
からの映像信号がスイッチ602,604を介して接続
コネクタ515に供給される。
【0115】このように、この実施例では、筐体1を持
ち歩いて撮影した画像を通信相手に送信し、通信相手か
ら送られてきた画像を液晶ディスプレイ装置2に表示す
ることができる。
【0116】なお、この実施例では、画像メモリ511
は1画面の画像だけを記憶するものとしたが、複数画面
の画像を記憶できるようにし、かつ操作部505で画面
選択をできるようにしてもよい。
【0117】また、この実施例では、画像メモリ511
として固体のメモリを用いたが、磁気ディスクや磁気テ
ープ、光磁気ディスクなどの記憶媒体を用いてもよい。
【0118】さらに、この実施例では、画像メモリ51
1から静止画を再生するものとしてしたが、動画を記録
し再生するようにしてもよい。
【0119】さらにまた、筐体1と本体7との間に伝送
される映像信号をアナログ信号としたが、筐体1での画
像メモリ511の書込み読出しを本体7側からできるよ
うにしてもよい。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビデオカメラとディスプレイ装置とからなる筐体を本体
から着脱して使用する形態のテレビ電話装置において、
該筐体を本体から取り外したときと概況隊を該本体に装
着したときとでカメラの撮影方向を変えることができる
ので、操作性に優れたテレビ電話装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビ電話装置の第1の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1における制御部14の一具体例を示すブロ
ック図である。
【図3】図1に示した第1の実施例の外観とその使用形
態とを示す図である。
【図4】図1における操作部の一具体例を示す構成図で
ある。
【図5】図1におけるNCU(網制御装置)の一具体例
を示すブロック図である。
【図6】図1における送信画像メモリの読出し動作を示
す図である。
【図7】図1における接続検出部の一具体例を示す構成
図である。
【図8】図1でのミラーの向き切換え機構の一具体例の
1状態を示す図である。
【図9】図8に示す具体例の他の状態を示す図である。
【図10】図8及び図9でのレバーの動作を説明するた
めの図である。
【図11】図1でのミラーの向き切換え機構の他の具体
例を示す構成図である。
【図12】図1でのミラーの向き切換え機構のさらに他
の具体例を示す構成図である。
【図13】図8及び図9でのレバーの固定手段を示す構
成図である。
【図14】本発明によるテレビ電話装置の第2の実施例
の構成を示すブロック図である。
【図15】図14に示した実施例の変形例での液晶ディ
スプレイ装置の画像表示例を示す図である。
【図16】ビデオカメラの撮影方向とディスプレイ装置
の画面の向きとの関係を説明するための図である。
【図17】本発明によるテレビ電話装置の第3の実施例
の外観と使用形態とを示す図である。
【図18】図17に示した第3の実施例での筐体の一具
体例を示すブロック図である。
【図19】図18における操作部の一具体例を示す構成
図である。
【図20】図18におけるスイッチの一具体例を示すブ
ロック図である。
【図21】図17に示した第3の実施例での本体の一具
体例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 液晶ディスプレイ装置 3 ビデオカメラ 5 ミラー 7 本体 11 送信画像メモリ 13 接続検出部 14 制御部 16 読出制御部 17 画像コーデック 21 音声コーデック 30 電話回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉野 正則 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所AV機器事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオカメラからの画像を通話相手に送
    信し、通話相手から送られてきた画像をディスプレイ装
    置に表示するようにしたテレビ電話装置において、 該ビデオカメラと該ディスプレイ装置とを1つの筐体に
    一体化し、該筐体をテレビ電話装置本体に対して着脱可
    能としたことを特徴とするテレビ電話装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ビデオカメラの撮像方向を第1の方向と第2の方向
    とに切り換える撮像方向切換手段を備え、 該撮像方向切換手段により、前記筐体を前記テレビ電話
    装置本体に装着したときには、前記ビデオカメラの撮像
    方向を前記第1の方向とし、前記筐体を前記テレビ電話
    装置本体から取り外したときには、前記ビデオカメラの
    撮像方向を前記第2の方向とすることを特徴とするテレ
    ビ電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記撮像方向切換手段は、前記ビデオカメラの前に設置
    された回転可能なミラーからなることを特徴とするテレ
    ビ電話装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 前記ビデオカメラの撮像方向が第1の方向か、第2の方
    向かを検出する検出手段と、 該検出手段の検出出力に基づいて前記ビデオカメラの撮
    像画像を上下反転する画像反転手段とを設けたことを特
    徴とするテレビ電話装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記画像反転手段は、 画像メモリと、 該画像メモリからの画像データの読出し順序を変える読
    出し制御手段とからなることを特徴とするテレビ電話装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5におい
    て、 前記筐体を前記テレビ電話装置本体に装着したときに
    は、前記ディスプレイ装置の画面に、その一部を除い
    て、通話相手の画像を、該画面の該一部に前記ビデオカ
    メラの撮像画像を夫々表示し、 前記筐体を前記テレビ電話装置本体から分離したときに
    は、前記ディスプレイ装置の画面に、その一部を除い
    て、前記ビデオカメラの撮像画像を、該画面の該一部に
    通話相手の画像を夫々表示する表示制御手段を設けたこ
    とを特徴とするテレビ電話装置。
  7. 【請求項7】 ディスプレイ装置の画面の向きにほぼ等
    しい方向を撮像方向とするビデオカメラを備え、該ビデ
    オカメラの撮像画像を通話相手に送信し、通話相手から
    の画像を該ディスプレイ装置に表示するようにしたテレ
    ビ電話装置において、 該ディスプレイ装置の視野角が該ビデオカメラの撮像方
    向と一致するように構成したことを特徴とするテレビ電
    話装置。
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