JPH07105627A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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Publication number
JPH07105627A
JPH07105627A JP5248122A JP24812293A JPH07105627A JP H07105627 A JPH07105627 A JP H07105627A JP 5248122 A JP5248122 A JP 5248122A JP 24812293 A JP24812293 A JP 24812293A JP H07105627 A JPH07105627 A JP H07105627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
tape
speed
carrier
frequency
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5248122A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kobayashi
崇史 小林
Shinichi Hatae
真一 波多江
Jun Makino
純 牧野
Shinichi Koyama
信一 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5248122A priority Critical patent/JPH07105627A/ja
Publication of JPH07105627A publication Critical patent/JPH07105627A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定のキャリアにて変調され記録された信号
を再生する際に、記録媒体と、記録媒体上をトレースす
るヘッド等との相対スピードが、記録時と異なる場合
に、再生される信号の波形が歪むことなく再生できる再
生装置を提供する。 【構成】 テープ105上に記録された変調信号を再生
する際に、そのキャリア周波数を中心周波数とするバン
ドパスフィルタ108を制御装置101が選択し、復調
することにより、再生される信号の歪みを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定のキャリアにて変調
されて、記録された信号を再生する再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来例として8ミリビデオを例にとる
と、FM変調された音声信号を映像信号と周波数多重し
て磁気テープ(以下テープ)に記録し、再生時に一定の
中心周波数f0を持つバンドパスフィルタ(以下BP
F)を用いて、多重化している再生信号からFM変調さ
れた音声信号を取り出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、再生時にテープ等の記録媒体を通常のスピード
より速くしたり遅くしたりする所謂特殊再生時は、記録
媒体と記録媒体上をトレースするヘッド等との相対スピ
ードが記録時と異なる場合が生じる為、再生された信号
の周波数が記録時に比べて低い方に変位したり高い方に
変位することがある。この時、多重化している再生信号
から前記一定の中心周波数f0を持つBPF等を用いて
変調音声信号を取り出すと、復調した音声の波形が歪む
という問題点があった。
【0004】この様子を図6で説明する。図6において
(a)は記録時のFM変調音声信号の周波数特性の一例
でありキャリア周波数fcとベッセル関数で表される一
次の側波帯fc+a、fc−aを表している。ここで再
生時にテープを通常のスピードより速くすると再生され
る信号の周波数特性は(b)で表される様に全体に低い
方にシフトする。この信号を記録時のキャリア周波数f
cと同じ一定の中心周波数f0の(c)のような特性を
もつBPFを通すと出力される信号の周波数特性は
(d)の様に側波帯がアンバランスになり、復調した信
号の波形が歪んでしまう。
【0005】更にカメラ一対型VTR等を想定した場合
には、寒冷下に於けるバッテリの能力不力や、湿度等に
起因する負荷トルクの増大などで、意図的に行わなくて
も再生スピードが遅くなり、前記問題点が生じる場合が
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するためになされたもので、所定のキャリアにて変調
されて、記録された信号を再生する再生装置において、
再生スピードを検出する検出手段と、前記検出手段の出
力に応じて、前記検出信号を復調する際のフィルタ特性
を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0008】(実施例1)図1は本発明の実施例1に係
る再生装置の構成ブロック図である。
【0009】図1において、制御装置101はテープ1
05を一定速度で送る為のキャプスタン102とドラム
103を駆動する。ドラム103には磁気ヘッド104
が取り付けてあり、ドラム103が回転する事に困り磁
気ヘッド104がテープ105上をトレースする。再生
時、磁気ヘッド104から得られた信号はヘッドアンプ
106で増幅されてスイッチ107に送られる。また制
御装置101はテープ105のスピードに応じてスイッ
チ107を切り替える。BPF群108の中からスイッ
チ107に困って選択された1つを通った信号は復調装
置109に於いて復調され出力される。
【0010】次にテープスピートに応じて切り替えるB
PFの中心周波数について図2、3で説明する。
【0011】図2はテープ上をヘッドがトレースする軌
跡を速度ベクトルで表したものである。テープ201を
止めた状態でドラムを回転させると磁気ヘッドの軌跡は
ベクトルAになる。ここで再生状態にしてテープをベク
トルBの方向に動かしたとすると、磁気ヘッドのテープ
に対する相対速度ベクトルはA−B=Cのベクトルとな
る。
【0012】さてここでテープを早送り状態にした場合
を考える。図3(a)が通常再生時に於ける上記ベトク
ルの関係とする。早送り状態にするとテープ走行ベクト
ルBは図3(b)のDの様になるので、相対速度ベクト
ルA−DはEとなりベクトルCと比べると相対速度が遅
くなっている。
【0013】ところで記録された時の信号の周波数をf
(in)、相対速度をc(1)、テープ上の記録波調を
λとすると、 λ=c(1)/f(in) このテープを相対速度c(2)で再生すると出力される
信号の周波数f(out)は、 f(out)=c(2)/λ =c(2)・f(in)/c(1) となり再生される信号の周波数は記録時と再生時のテー
プとヘッドの相対速度の比に比例している事がわかる。
【0014】そこで記録FM音声信号のキャリア周波数
をfc、再生時テープとヘッドの相対速度で決まる比例
定数をkとすれば、 f0=fc・k −−− (1) で表される中心周波数をもったBPFを予め設けておき
制御装置101により再生時にBPFが選択され再生信
号の歪みを防止できる。 (実施例2)図4は、本発明の実施例2に係る再生装置
の構成ブロック図である。
【0015】図4において、テープ401はキャプスタ
ン402に因って送られ、ドラム403に取り付けられ
た磁気ヘッド404がドラム403の回転に因ってテー
プ上をトレースしている。制御装置405、406はそ
れぞれキャプスタン402、及びドラム403を駆動す
るモータ407、408を制御しており、回転パルス発
生器(以下FG)409、410よりキャプスタン40
2、ドラム403の回転速度の情報がフィードバックさ
れている。このキャプスタン402及びドラム403の
回転速度の情報は相対速度算出装置411に送られ、実
施例1の図2、3で述べた原理に因り、テープ401と
磁気ヘッド404との相対速度が算出される。相対速度
算出装置411で算出された相対速度情報はフィルタ係
数演算装置412へ送られ、上記した式(1)に基づい
て後で述べるBPF414の係数が算出される。尚、磁
気ヘッド404から出力された信号はヘッドアンプ41
3とBPF414を通り、復調装置415へ出力され
る。
【0016】図5にBPF414をデジタルフィルタで
構成した時の一例を示す。
【0017】入力された信号はA/D変換器502でデ
ジタル信号に変換された後フィルタ本体501に送ら
れ、D/A変換器503でアナログ信号に戻されて出力
される。フィルタ本体501は所謂FIRフィルタの構
成となっており、係数504〜509の値を変えること
に因って特性を変更する事が出来る。つまり図4に於け
るフィルタ係数演算装置412に因って算出された係数
が図5の係数504〜509に格納される。尚これらの
係数は前述した通り、式(1)にもとずいて算出されて
いるため、BPF414の中心周波数は再生される信号
周波数の変位に対応して適応的に変化している事にな
る。本実施例では、記録媒体に磁気テープを用いている
が、磁気ディスク等の他の記録媒体にも応用可能で、変
調方式もFM変調方式以外にも応用可能であることはい
うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、所定のキャリアに
て変調され、記録された信号を再生する装置において、
再生時のスピードが変化し、キャリア周波数が変位した
場合にも、その変位に対応した特性をもつようにフィル
タ特性を制御することにより、復調した信号の波形が歪
むことなく、再生することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る再生装置の構成ブロッ
ク図である。
【図2】テープの相対速度の説明図である。
【図3】記録再生時の信号の周波数変位の説明図であ
る。
【図4】本発明の実施例2に係る再生装置の構成ブロッ
ク図である。
【図5】本発明の実施例2のBPFの構成ブロック図で
ある。
【図6】従来の記録再生時の信号の様子を表す図であ
る。
【符号の説明】
101 制御装置 107 切り替えスイッチ 108 バンドパスフィルタ 411 相対速度算出装置 412 フィルタ係数演算装置 414 バンドパスフィルタ
フロントページの続き (72)発明者 小山 信一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のキャリアにて変調されて、記録さ
    れた信号を再生する再生装置において、 再生スピードを検出する検出手段と、 前記検出手段の出力に応じて、前記検出信号を復調する
    際のフィルタ特性を制御する制御手段とを有することを
    特徴とする再生装置。
JP5248122A 1993-10-04 1993-10-04 再生装置 Withdrawn JPH07105627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5248122A JPH07105627A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5248122A JPH07105627A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07105627A true JPH07105627A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17173563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5248122A Withdrawn JPH07105627A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 再生装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07105627A (ja)

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Effective date: 20001226