JPH0710528Y2 - 電気機器の取付装置 - Google Patents

電気機器の取付装置

Info

Publication number
JPH0710528Y2
JPH0710528Y2 JP1988098890U JP9889088U JPH0710528Y2 JP H0710528 Y2 JPH0710528 Y2 JP H0710528Y2 JP 1988098890 U JP1988098890 U JP 1988098890U JP 9889088 U JP9889088 U JP 9889088U JP H0710528 Y2 JPH0710528 Y2 JP H0710528Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
electric device
side wall
mounting bracket
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988098890U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0220376U (ja
Inventor
泰雄 小平
Original Assignee
日本開閉器工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本開閉器工業株式会社 filed Critical 日本開閉器工業株式会社
Priority to JP1988098890U priority Critical patent/JPH0710528Y2/ja
Publication of JPH0220376U publication Critical patent/JPH0220376U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0710528Y2 publication Critical patent/JPH0710528Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、光電スイッチ等の電気機器の取付装置に係
り、電気機器の取付位置を定めることの他、特に不慮の
外力による取付金具の歪みによる変形等、微妙な電気機
器の位置ずれをも防止する電気機器の取付装置に関す
る。
(従来の技術) この種の電気機器の取付装置においては、第6図に示す
ように、電気機器の本体底面に嵌着して取付けする取付
金具は、両側縁に対向して設けられた起立壁17とこの起
立壁17の外方に突出する突条18とこの突条18のそれぞれ
に設けられた突条18の両側縁にあってベースの取付面側
に突出する起立片19を形成してその位置決めを行ってい
た。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記した従来の電気機器の取付装置において
は、板材を折曲して立ち上げ部、鍔部を形成しているの
で、特に取付金具の底面が変形し反りやすく、位置ずれ
や固定等、強度的に問題があった。
また、電気機器に物が衝接した場合、その外力によって
取付金具が変形し、設定した光の焦点の狂い等を防止す
るため、板厚の厚いものを使用する等の配慮が必要であ
った。
(課題を解決するための手段) そこで、電気機器の本体底面の左右に突出部を設けて凹
溝を形成したカギ状の突起と、該突起のどちらか一方を
背圧を受けて摺動自在をなす摺動子とし、底面より対向
した立ち上げ部と該立ち上げ部の外方に折曲して鍔部を
設けるとともに、前記立ち上げ部と直角方向の上方に折
曲し前記鍔部間に隙間を形成して側壁を設けて取付金具
を形成し、前記凹溝間に前記鍔部間を嵌着するととも
に、前記側壁にて前記電気機器の底面に設けた突起を挟
装して取付け、位置ずれを防止するものである。
(作用) 上記のように構成された電気機器の取付装置は、被取付
部材と電気機器との間にあってお互いを固定するもので
ある。
従って、被取付部材にねじ止めした取付金具に電気機器
の本体底面の左右のどちらか一方に突出部を設けて凹溝
を形成したカギ状の突起と、この突起に対向し同様の凹
溝を形成した摺動子を板ばねで押圧するように配設する
とともに、前記突起の幅を取付金具の側壁にて挟装し、
前記凹溝間に前記鍔部間を嵌着して取付け、位置決め固
定される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。
第1図は本考案の電気機器の取付装置の正面図、第2図
は本考案の電気機器の取付装置の分解斜視図、第3図は
本考案の電気機器の取付装置の底面図である。
第1図乃至第3図において、板材を折曲して形成され、
底面15の幅方向の略中央部とその直角方向に長孔の取付
孔11を設ける。そして、左右に対向して上方に立ち上げ
部9を形成するとともに、互いに外方へ折曲して鍔部10
と、前記立ち上げ部9と直角方向の上方に折曲して側壁
12を設け、更に側壁12を鍔部10方向に延長して突片14を
設けて取付金具8を形成する。更に側壁及び立ち上げ部
が弾性を有するように、側壁と鍔部間は若干の隙間を形
成する。
取付金具8の側壁12には、一対の取付孔13を設ける。こ
れらの取付孔11、13は、被取付部材23にねじ、ナットを
用いて取付金具8を固定するものである。
そして、電気機器の本体1の底面の左右に突出部を設け
て凹溝4を形成したカギ状の突起2と、その左右どちら
か一方の凹溝4は左右摺動自在となるように蟻ほぞ関係
による摺動子6から形成される。この摺動子5は、電気
機器の本体1側面にねじ20により固定された板ばね7に
より、対向している凹溝4方向に押圧している。
電気機器の本体1の底面に対向して形成された凹溝4の
突出部5は電気機器の本体1の幅以下に形成されてい
て、取付金具8の側壁12より延長した突片14にてカギ状
の突起2を挟装し、電気機器の位置決めがなされる。
次に取付方法を説明するに、第4図(a)に示す如く、
取付金具8の側壁12に設けられた取付孔13に位置する被
取付部材23に、孔またはねじを刻設し、取付金具8を、
ねじ21、ナット等により固定する。そして、取付金具8
の一方の鍔部10を電気機器の本体1の底面に形成された
凹溝4に挿入し、電気機器の本体1を取付金具8方向に
押圧していくと、板ばね7により押圧され、摺動子6に
設けられた凹溝4内に、もう一方の取付金具8の鍔部10
が挿入され、凹溝4間に取付金具8が挟み込まれること
により、電気機器が取付けられる。更に、電気機器1の
突出部5を、取付金具8の側壁12より延長した突片14に
より挟装され、位置決めを行うとともに、電気機器の位
置ずれを防止することになる。
本考案の取付装置は、電気機器の本体の側面に設けた取
付孔3と取付金具8の側壁12に設けた取付孔13を被取付
部材23に応じて必要箇所を利用して取付られる。
第4図(b)は、取付金具8の底面15の取付孔11にね
じ、ナット等により被取付部材23に取付けたものであ
り、被取付部材23に取付金具8を取付けた後は、(a)
と同様に電気機器をワンタッチで取付られる。
第5図は、本考案の他の実施例である。
取付金具8の立ち上げ部9内に位置し、その側壁と同等
程度の突起22を電気機器の本体1の底面に設け、取付金
具8の側壁12内により突起22を挟装して位置決めするも
のである。
取付金具8の側壁12は、突起22に対応して設けられれば
よく、連続したものでなくてもよい。
また、電気機器の底面に設けた突起22は、2個に限定せ
ず、1個又は複数個でもよい。この突起22は、側壁に設
けられる取付孔13に影響を与えない限り、高さ、幅等、
自由に設けられる。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。
電気機器の本体底面の左右に突出部を設けて凹溝を形成
し、該凹溝のどちらか一方を背圧を受けて摺動自在をな
す摺動子とするとともに、前記突出部の幅を前記電気機
器の本体の幅以下に形成し、底面より対向した立ち上げ
部と該立ち上げ部の外方に折曲して鍔部を設けるととも
に、前記立ち上げ部と直角方向の上方に折曲して側壁を
設け、更に該側壁の左右の前記鍔部方向に延長して突片
を設けて取付金具を形成したので、 (1)取付金具の底面より折曲した立ち上げ部、そし
て、その外方に折曲した鍔部と側壁及び突片間に若干の
隙間を設けたので、立ち上げ部、側壁の弾性によりに若
干の歪、変形を許容することができ、電気機器の本体の
幅方向に対しても側壁にて突起を挟装したので、電気機
器のガタ付きを防止することができる。
従って、電気機器の前後左右に対し、取付金具と電気機
器とを完全に固定できる特徴を有するものである。
(2)取付金具の底面と側壁に取付孔を設けたので、被
取付部材により底面取付と側面取付2方向の取付が可能
であり、更にその2方向の取付けに対し、電気機器の取
付け、取外し作業がワンタッチで行うことができるの
で、メンテナンスが極めて容易である。
(3)電気機器の本体側面に一対の取付孔(取付ピッチ
A)を設けたものに対しては、取付金具の側壁に設けた
取付孔(取付ピッチB)と合計4箇所を、被取付部材に
応じた必要箇所の取付孔を使用することができ、従って
種々の被取付部材に取付が可能であり、用途の広い電気
機器の取付装置を提供できる。
(4)取付金具の側壁の内寸と同等程度の幅の突起を電
気機器に設けたため、側壁に設けた取付孔にてねじ止め
を強く行ってもその突起により取付金具の側壁が倒れた
り変形することなく強固に取付けを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気機器の取付装置の正面図、第2図
は本考案の電気機器の取付装置の分解斜視図、第3図は
本考案の電気機器の取付装置の底面図、第4図は本考案
の取付状態を示す斜視図、第5図は本考案の他の実施例
を示す分解斜視図、第6図は従来の取付金具を示す斜視
図である。 1…電気機器の本体、2…突出部、3…取付孔、4…凹
溝、5…突出部、6…摺動子、7…板ばね、8…取付金
具、9…立ち上げ部、10…鍔部、11…取付孔、12…側
壁、13…側壁の取付孔、14…突片、15…底面、16…ベー
ス、17…起立壁、18…突条、19…起立片、20…ねじ、21
…ねじ、22…突起、23…被取付部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気機器の本体底面の左右に突出部を設け
    て凹溝を対向させて形成したカギ状の突起と、該突起の
    どちらか一方を背圧を受けて摺動自在をなす摺動子と
    し、しかも底面より立ち上げ部と該立ち上げ部の外方に
    折曲して鍔部を設けるとともに前記立ち上げ部と直角方
    向の上方に折曲し前記鍔部間に隙間を形成して前記突起
    の幅を挟装する側壁を設けて取付金具を形成し、前記電
    気機器の本体に設けた凹溝間に前記取付金具の鍔部間を
    嵌着することにより、前記取付金具の側壁にて前記電気
    機器の本体に設けた突起を挟装して位置ずれを防止する
    ことを特徴とした電気機器の取付装置。
  2. 【請求項2】前記取付金具の側壁に取付孔を設けた請求
    項1記載の電気機器の取付装置。
JP1988098890U 1988-07-26 1988-07-26 電気機器の取付装置 Expired - Lifetime JPH0710528Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988098890U JPH0710528Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 電気機器の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988098890U JPH0710528Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 電気機器の取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0220376U JPH0220376U (ja) 1990-02-09
JPH0710528Y2 true JPH0710528Y2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=31325550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988098890U Expired - Lifetime JPH0710528Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 電気機器の取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0710528Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020054101A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 河村電器産業株式会社 分電盤

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61112683U (ja) * 1984-12-26 1986-07-16
JPS62162886U (ja) * 1986-04-04 1987-10-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0220376U (ja) 1990-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4120416A (en) Mounting bracket for electrical boxes
JPH0351855Y2 (ja)
US6454487B1 (en) Device for securing elements to a wire grid
JPH0710528Y2 (ja) 電気機器の取付装置
JP2814571B2 (ja) 筐体固定装置
JP2732227B2 (ja) 方立の意匠材連結構造
JPH0129809Y2 (ja)
JP2540054Y2 (ja) 鍵盤スイッチ取付構造
JPH0356623Y2 (ja)
JPH0230980Y2 (ja)
JPH0629871Y2 (ja) 回路しや断器の取付枠
JPH0715171Y2 (ja) 筐 体
JPS6018867Y2 (ja) 印刷配線板の保持装置
JPH0635503Y2 (ja) 電気機器等のフロントアングル固定構造
JP2504914Y2 (ja) 電磁開閉器
JPS5820033Y2 (ja) パネル結合部カバ−取付構造
JPH0230849Y2 (ja)
JPH0752636Y2 (ja) パネル取付け構造
JP2531027Y2 (ja) 発光ダイオードの支持構造
JPS6233457Y2 (ja)
JPH0713370Y2 (ja) モザイクパネル用化粧枠
JP2533419Y2 (ja) 枠体と方立との結合構造
JPH0336262Y2 (ja)
JPH0223020Y2 (ja)
JP2555006Y2 (ja) 天板のエッジ材の止着構造