JPH0629871Y2 - 回路しや断器の取付枠 - Google Patents
回路しや断器の取付枠Info
- Publication number
- JPH0629871Y2 JPH0629871Y2 JP16307385U JP16307385U JPH0629871Y2 JP H0629871 Y2 JPH0629871 Y2 JP H0629871Y2 JP 16307385 U JP16307385 U JP 16307385U JP 16307385 U JP16307385 U JP 16307385U JP H0629871 Y2 JPH0629871 Y2 JP H0629871Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit breaker
- circuit
- mounting frame
- breaker
- elastic positioning
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は回路しや断器をその取付枠に取付ける取付枠
に関する。
に関する。
回路しや断器を取付けた従来の取付枠が第4図および第
5図に示されている。第4図は側面図、第5図は概略的
な縮少端面図である。図において、(1)は回路しや断
器、(101)はそのベース、(102)はカバー、
(103)は内部の端子に接続されたスタツドで、この
スタツド(103)には外部導体(104)が接続され
ている。(2)は回路しや断器(1)を配電盤のパネルの如き
取付板(3)に取付ける取付枠であつて一般に金属板から
なり、回路しや断器(1)の両側面(105),(10
6)に間隙を置いて対向する両側壁(201),(20
2)と、回路しや断器(1)の底面(107)に対向する
底壁(203)とを有し、回路しや断器(1)は、これに
形成されたねじ穴(ばか穴)(108)に挿通され取付
枠(2)のねじ穴(206)に螺入されるねじ(4)により取
付枠(2)の底壁に取付けられる。側壁(201),(2
02)の上部にはフランジ(204),(205)がそ
れぞれ設けられており、このフランジ(204),(2
05)をねじ(5)で取付板(3)に取付けるようになつてい
る。(6)は取付枠(2)に嵌合されて回路しや断器(1)の前
面を覆う化粧板である。上述のように回路しや断器(1)
の両側面(105),(106)と取付枠(2)の両側壁
(201),(202)との間に間隙を設けることによ
り、回路しや断器(1)が内部付属装置を備えたものであ
る場合そのリード線を通すだけのスペースが確保される
と共に取付枠(2)に製造誤差があつても回路しや断器(1)
を取付枠(2)に容易に組合わせることができるもので、
一般には、内部付属装置を備えたものにも備えないもの
にも適用しうるように前記間隙を有するものが標準品と
して製造されている。
5図に示されている。第4図は側面図、第5図は概略的
な縮少端面図である。図において、(1)は回路しや断
器、(101)はそのベース、(102)はカバー、
(103)は内部の端子に接続されたスタツドで、この
スタツド(103)には外部導体(104)が接続され
ている。(2)は回路しや断器(1)を配電盤のパネルの如き
取付板(3)に取付ける取付枠であつて一般に金属板から
なり、回路しや断器(1)の両側面(105),(10
6)に間隙を置いて対向する両側壁(201),(20
2)と、回路しや断器(1)の底面(107)に対向する
底壁(203)とを有し、回路しや断器(1)は、これに
形成されたねじ穴(ばか穴)(108)に挿通され取付
枠(2)のねじ穴(206)に螺入されるねじ(4)により取
付枠(2)の底壁に取付けられる。側壁(201),(2
02)の上部にはフランジ(204),(205)がそ
れぞれ設けられており、このフランジ(204),(2
05)をねじ(5)で取付板(3)に取付けるようになつてい
る。(6)は取付枠(2)に嵌合されて回路しや断器(1)の前
面を覆う化粧板である。上述のように回路しや断器(1)
の両側面(105),(106)と取付枠(2)の両側壁
(201),(202)との間に間隙を設けることによ
り、回路しや断器(1)が内部付属装置を備えたものであ
る場合そのリード線を通すだけのスペースが確保される
と共に取付枠(2)に製造誤差があつても回路しや断器(1)
を取付枠(2)に容易に組合わせることができるもので、
一般には、内部付属装置を備えたものにも備えないもの
にも適用しうるように前記間隙を有するものが標準品と
して製造されている。
従来の取付枠は以上のように構成され、その両側壁(2
01),(202)と回路しや断器(1)の両側面(10
5),(106)との間に間隙があるため、取付けの
際、ねじ(4)のための回路しや断器(1)のねじ穴(10
8)と取付枠(2)の底壁(203)のねじ穴(206)
とを整合させる必要があり、この作業が面倒である問題
点があつた。
01),(202)と回路しや断器(1)の両側面(10
5),(106)との間に間隙があるため、取付けの
際、ねじ(4)のための回路しや断器(1)のねじ穴(10
8)と取付枠(2)の底壁(203)のねじ穴(206)
とを整合させる必要があり、この作業が面倒である問題
点があつた。
この考案は従来のもののかかる問題点を解決するために
なされたもので、回路しや断器と取付枠のねじ穴を容易
に整合させることができるようにした回路しや断器の取
付枠を提供することを目的とするものである。
なされたもので、回路しや断器と取付枠のねじ穴を容易
に整合させることができるようにした回路しや断器の取
付枠を提供することを目的とするものである。
この考案に係る回路しや断器の取付枠はその側壁の各々
に回路しや断器の側面に対接するように内側に折曲げた
弾性位置決め片を設けたものである。
に回路しや断器の側面に対接するように内側に折曲げた
弾性位置決め片を設けたものである。
この考案においては回路しや断器と取付枠を組合わせる
時、弾性位置決め片が回路しや断器の両側面に対接し
て、回路しや断器をそのねじ穴が取付枠のねじ穴に整合
した状態に保持する。
時、弾性位置決め片が回路しや断器の両側面に対接し
て、回路しや断器をそのねじ穴が取付枠のねじ穴に整合
した状態に保持する。
以下、この考案の一実施例を第1図乃至第3図について
説明する。第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は
第1図の線III−IIIに沿つた断面図であり、第4図およ
び第5図の従来のものと同一部分には同一符号を付して
その説明は省略する。
説明する。第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は
第1図の線III−IIIに沿つた断面図であり、第4図およ
び第5図の従来のものと同一部分には同一符号を付して
その説明は省略する。
図において、(207)はスタツド(103)を通すた
めの凹所である。(208)は取付枠(2)の両側壁(2
01),(202)の両端付近に形成された弾性位置決
め片で、側壁(201),(202)に切込み(20
9)をつけて内側に折曲げて形成されたものであり、回
路しや断器(1)か取付枠(2)に挿入された時には回路しや
断器(1)の両側面(105),(106)に対接し、回
路しや断器(1)をそのねじ穴(108)が取付枠(2)のね
じ穴(206)に回路しや断器(1)の幅方向(第2図の
矢印(7)の方向)に整合するように保持する。従つて、
回路しや断器(1)の幅方向に位置合わせ作業は不要とな
る。また、回路しや断器(1)を取付枠(2)に取付けた状態
で輸送する場合、従来は取付枠(2)が変形することがあ
つたが、位置決め片(208)を設けることにより取付
枠(2)が回路しや断器(1)によつてしつかりと保持される
ため、取付枠(2)の変形防止も期待できる。
めの凹所である。(208)は取付枠(2)の両側壁(2
01),(202)の両端付近に形成された弾性位置決
め片で、側壁(201),(202)に切込み(20
9)をつけて内側に折曲げて形成されたものであり、回
路しや断器(1)か取付枠(2)に挿入された時には回路しや
断器(1)の両側面(105),(106)に対接し、回
路しや断器(1)をそのねじ穴(108)が取付枠(2)のね
じ穴(206)に回路しや断器(1)の幅方向(第2図の
矢印(7)の方向)に整合するように保持する。従つて、
回路しや断器(1)の幅方向に位置合わせ作業は不要とな
る。また、回路しや断器(1)を取付枠(2)に取付けた状態
で輸送する場合、従来は取付枠(2)が変形することがあ
つたが、位置決め片(208)を設けることにより取付
枠(2)が回路しや断器(1)によつてしつかりと保持される
ため、取付枠(2)の変形防止も期待できる。
なお、前記実施例では弾性位置決め片(208)は両側
壁(201),(202)の両端付近に設けたが、縦方
向(第2図の矢印(8)の方向)に長い位置決め片を各側
壁の中央部に互いに対向するように一つずつ設けても良
く、弾性位置決め片の数および位置は図示の実施例のも
のに限定されるものではない。また、この考案において
上部、底部、底壁等はこの考案の理解を容易ならしめる
ために使用した用語であつて回路しや断器の装着の向き
を限定するものでないことは理解されるべきである。
壁(201),(202)の両端付近に設けたが、縦方
向(第2図の矢印(8)の方向)に長い位置決め片を各側
壁の中央部に互いに対向するように一つずつ設けても良
く、弾性位置決め片の数および位置は図示の実施例のも
のに限定されるものではない。また、この考案において
上部、底部、底壁等はこの考案の理解を容易ならしめる
ために使用した用語であつて回路しや断器の装着の向き
を限定するものでないことは理解されるべきである。
以上のようにこの考案によれば、取付枠の両側壁に回路
しや断器を位置決めする弾性位置決め片を設けたので、
取付枠と回路しや断器との相対的な位置合わせを容易に
行なうことができる効果が奏される。
しや断器を位置決めする弾性位置決め片を設けたので、
取付枠と回路しや断器との相対的な位置合わせを容易に
行なうことができる効果が奏される。
第1図はこの考案の一実施例の側面図、第2図は第1図
の平面図、第3図は第1図の線III−IIIに沿つた断面
図、第4図は従来の取付枠に回路しや断器を取付けたも
のの側面図、第5図は第4図の概略的な縮少端面図であ
る。 図において、(1)は回路しや断器、(105),(10
6)は側面、(107)は底面、(2)は取付枠、(20
1),(202)は側壁、(203)は底壁、(20
8)は弾性位置決め片、(209)は切込みである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部を示す。
の平面図、第3図は第1図の線III−IIIに沿つた断面
図、第4図は従来の取付枠に回路しや断器を取付けたも
のの側面図、第5図は第4図の概略的な縮少端面図であ
る。 図において、(1)は回路しや断器、(105),(10
6)は側面、(107)は底面、(2)は取付枠、(20
1),(202)は側壁、(203)は底壁、(20
8)は弾性位置決め片、(209)は切込みである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】回路しや断器の両側面に間隙を置いて対向
する両側壁と、回路しや断器の底面に対向し前記回路し
や断器をねじで取付ける底壁とを有し、前記側壁の上部
を回路しや断器取付板に取付けるようにした回路しや断
器の取付枠において、前記側壁の各々に前記回路しや断
器の側面に対接するように内側に折曲げた弾性位置決め
片を設けたことを特徴とする回路しや断器の取付枠。 - 【請求項2】弾性位置決め片は、側壁に切込みをつけて
内側に折曲げて形成した実用新案登録請求の範囲第1項
記載の回路しや断器の取付枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16307385U JPH0629871Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | 回路しや断器の取付枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16307385U JPH0629871Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | 回路しや断器の取付枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270335U JPS6270335U (ja) | 1987-05-02 |
JPH0629871Y2 true JPH0629871Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31090930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16307385U Expired - Lifetime JPH0629871Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | 回路しや断器の取付枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629871Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-22 JP JP16307385U patent/JPH0629871Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6270335U (ja) | 1987-05-02 |
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