JPH07103552A - 人体検知装置及び空気調和機及び空気調和機の表示装置 - Google Patents

人体検知装置及び空気調和機及び空気調和機の表示装置

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JPH07103552A
JPH07103552A JP25328293A JP25328293A JPH07103552A JP H07103552 A JPH07103552 A JP H07103552A JP 25328293 A JP25328293 A JP 25328293A JP 25328293 A JP25328293 A JP 25328293A JP H07103552 A JPH07103552 A JP H07103552A
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condensing
infrared
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Akira Hidaka
彰 日高
Hiroshi Numakura
弘 沼倉
Masahiko Fukuda
正彦 福田
Kenichi Ito
賢一 伊藤
Jinichi Suzuki
仁一 鈴木
Hideaki Koizumi
英明 小泉
Kunio Matsushita
国生 松下
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 人体が存在する人体検知領域から輻射する赤
外線を集光する集光手段と、この集光手段により集光さ
れた赤外線を検知する赤外線検知手段と、この赤外線検
知手段が検知した結果から前記人体の位置を判定する判
定手段と、を備える。 【効果】 構成が簡単でかつ安価にでき、人体の存在位
置が細かい領域まで精度良く検知できる効果を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、赤外線センサによ
り、人体の存在位置の検出を行う人体検知装置、この人
体検知装置を使用した空気調和機、及び空気調和機の表
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(従来例1)図19は、例えば特開平2−213635
号公報に示された従来の人体検知装置1の斜視図であ
る。16は上部の赤外線センサUで遠くにいる人の位置
検出を行い、17は下部の赤外線センサLで逆に近くに
いる人の検知を行う。ふたつの赤外線センサは、垂直に
配設されており、一部人体検知領域14が重畳している
が、検知方向は異なっている。18は水平方向に往復回
動される走査板で、先端部に赤外線センサU16とその
直下に赤外線センサL17が装着されており、この走査
板は走査モータ19で水平方向に往復回動される。20
は走査板18の周辺部に設けられた複数のスリットであ
り、各スリット20とフォトインタラプタ21とにより
赤外線センサU,Lが人体検知をしている時の方向を検
出できるように、上記のスリット20の数は検知を行う
必要範囲を具体的には9個のスリット20に等分して開
設されている。
【0003】図20は全体の回路構成図を参考に動作を
説明する。この図で、24はマイクロコンピュータであ
り、25はCPU、7は入力回路、11はメモリ、12
はタイマー、13は出力回路により構成されている。入
力回路7へは走査板18の位置を検出するためのフォト
インタラプタ21、風向ルーバーの位置検出するための
マイクロスイッチA22の信号と、回転ルーバーの位置
検知用のマイクロスイッチB23の信号及び赤外線セン
サU16、赤外線センサL17の信号を増幅する増幅回
路からの出力信号が入力される。ふたつの赤外線センサ
の出力信号と赤外線センサの検知方向を出力するフォト
インタラプタ21の出力信号はCPU25にて演算処理
され、人体の存在位置が得られる。出力回路13より風
向を制御する風向ルーバーモータ27や回転ルーバーモ
ータ28、及び風量を制御するファンモータ29の運転
制御信号が送信される。風向ルーバーモーター27や回
転ルーバーモータ28では、出力回路13からの制御信
号を受け、風向を人の存在する方向に向ける。また、フ
ァンモータ29も空調機から、遠い場所に人が存在する
は風量を強に、近い場合には弱に、真ん中であれば中く
らいに風量を制御する。
【0004】(従来例2)図21は例えば、実開平1−
136827号公報に示された従来の空気調和機の表示
装置を示す断面図であり、図22は要部斜視図である。
図において、101はパネル、102は化粧板、103
は表示基板、104は表示基板103に設けられた表示
部、105は本体、106は弾性部材、107は表示ホ
ルダー、108は電機部品収容部、109は電気部品収
容部108に設けた穴、110は表示ホルダー107に
設けた取付片、110,111はネジ、112は表示ホ
ルダー107に設けた係止片、113は表示ホルダー1
07に設けたツメである。
【0005】次に動作について説明する。表示基板10
3は表示ホルダー107に弾性部材106を収納後弾性
部材106の上に係止片112とツメ113にて固定さ
れる。表示ホルダー107は取付片110とネジ111
にて電気部品収容部108にネジ110にて固定され本
体105に装着される。化粧板102はパネル101に
取り付けられ本体105にかぶせて装着する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
(従来例1)従来の人体検知装置は以上のように構成さ
れているので、人体の存在位置を検知するためにはモー
タにより赤外線センサを回転駆動させなければならなか
った。このように、モータにより赤外線センサを回転駆
動させた場合、赤外線センサが振動し誤動作を起こした
り、また人体検知方法や構成が複雑化し、人体検知装置
が大きくなったり、コストが高くなるという問題点があ
った。
【0007】また、人のいる方向に対して風向を向け、
空気調和機からの距離に対して風量を変更するというも
のなので、常に冷温風が直接人に向かって吹き出されと
ても不快なものであるなどの問題点があった。
【0008】(従来例2)従来の表示装置は以上のよう
に構成されているので、パネルに取り付けられた化粧板
と表示ホルダーに取り付けられた表示基板の表示部との
位置が組立てバラツキを吸収できずに合わせが不完全と
いう問題点があった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、赤外線センサをモータにより
回転駆動させることなく、人体の存在方向と空気調和機
から人までの距離を検知することができるとともに、構
成が簡単で低コストの人体検知装置を得ることを目的と
する。
【0010】また、赤外線センサをモータにより回転駆
動させることなく、人体の存在位置と床温を検知するこ
とができる人体検知装置を得ることを目的とする。
【0011】また、人体検知センサの出力結果から、人
を中心に風向、風量を変化させ快適な空調が実現できる
空気調和機を得ることを目的とする。
【0012】さらに、空気調和機の表示部を移動可能と
し、組み立てバラツキを吸収し位置合わせの完全な空気
調和機の表示装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の人体検知装置
は、人体が存在する人体検知領域から輻射する赤外線を
集光する集光手段と、この集光手段により集光された赤
外線を検知する赤外線検知手段と、この赤外線検知手段
が検知した結果から前記人体の位置を判定する判定手段
と、を備えたものである。
【0014】請求項2の人体検知装置は、請求項1記載
の人体検知装置において、集光手段は、集光する赤外線
を分割する屈折集光窓を有し、該屈折集光窓は対応する
人体検知領域に応じて面積を変化させたものである。
【0015】請求項3の人体検知装置は、請求項1記載
の人体検知装置において、集光手段は、集光する赤外線
を分割する屈折集光窓を有し、該屈折集光窓は対応する
人体検知領域に応じて厚みを変化させたものである。
【0016】請求項4の人体検知装置は、請求項1記載
の人体検知装置において、集光手段は、その集光部が半
球部と裾部からなり、前記半球部の半径と、前記半球部
と裾部の接点と該半球部の中心との成す角度を対応する
人体検知領域に応じて選択可能なものである。
【0017】請求項5の人体検知装置は、請求項1記載
の人体検知装置において、集光手段は、その複数の集光
部が半球部と裾部からなり、前記半球部の頂点間の距離
を、前記半球部の直径以下にしたものである。
【0018】請求項6の人体検知装置は、請求項1記載
の人体検知装置において、集光手段の集光部の間に設け
られ、赤外線を透過させない赤外線弁別手段を備えたも
のである。
【0019】請求項7の人体検知装置は、人体が存在す
る人体検知領域から輻射する赤外線を集光する集光手段
と、この集光手段により集光された赤外線を検知する赤
外線検知手段と、この赤外線検知手段が検知した結果か
ら前記人体の位置と床温を判定する判定手段と、を備え
たものである。
【0020】請求項8の空気調和機は、人体が存在する
人体検知領域から輻射する赤外線を集光する集光手段
と、この集光手段により集光された赤外線を検知する赤
外線検知手段と、この赤外線検知手段が検知した結果か
ら前記人体の位置と床温を判定する判定手段と、を有す
る人体検知装置と、該人体検知装置の出力結果から風向
を制御する風向制御手段と、前記人体検知装置の出力結
果から風量を制御する風量制御手段と、を備えたもので
ある。
【0021】請求項9の空気調和機の表示装置は、人体
検知装置と表示装置を有する空気調和機において、前記
人体検知装置は該空気調和機本体に設けられた係合片に
適切な隙間を有して嵌合する係合穴と、取付部背面に前
記本体に対して前後方向に変形する弾性部材と、を備え
たものである。
【0022】請求項10の空気調和機の表示装置は、請
求項9記載の空気調和機の表示装置において、人体検知
装置の取付部と表示装置の取付部を一体化し、この表示
装置の取付部に係合片を設け、表示基板を取り付けた表
示ホルダーに前記係合片を適切な隙間を有して嵌合する
係合穴を設けたものである。
【0023】
【作用】請求項1の人体検知装置は、その構成が簡単で
かつ安価にでき、人体の存在位置が細かい領域まで精度
良く検知できる。
【0024】請求項2の人体検知装置は、集光手段のコ
ンパクト化や検知領域に応じた光学系の最適設計が容易
に行える。
【0025】請求項3の人体検知装置は、集光手段のコ
ンパクト化や検知領域に応じた光学系の最適設計が容易
に行える。
【0026】請求項4の人体検知装置は、集光手段のコ
ンパクト化や検知領域に応じた光学系の最適設計が容易
に行える。
【0027】請求項5の人体検知装置は、検知領域内の
死角を低減する。
【0028】請求項6の人体検知装置は、正確な人体検
知を行うことができる。
【0029】請求項7の人体検知装置は、その構成が簡
単でかつ安価にでき、人体の存在位置が細かい領域まで
精度良く検知できる。
【0030】請求項8の空気調和機は、その構成が簡単
でかつ安価にでき、人体の存在位置が細かい領域まで精
度良く検知できる。
【0031】請求項9の空気調和機の表示装置は、人体
検知装置と表示装置を移動可能とし、組み立てバラツキ
を吸収し位置合わせの完全なものを得ることができ、ま
た、精度の高いものが得られる。
【0032】請求項10の空気調和機の表示装置は、人
体検知装置と表示装置を移動可能とし、組み立てバラツ
キを吸収し位置合わせの完全なものを得ることができ、
また、精度の高いものが得られる。
【0033】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1について説明す
る。図1は人体検知装置1の平面図である。図1におい
て、2は主に左側からの赤外線を検知する左側赤外線セ
ンサと、3は主に右側からの赤外線を検知する右側赤外
線センサである。4は左側赤外線センサ2と右側赤外線
センサ3に左右と中央の3方向から赤外線を集光する集
光手段である。5は乱反射、焦点ボケ等によって人体検
知領域以外からの赤外線の入射を防ぐ赤外線弁別手段で
ある。6は赤外線センサの出力信号の中で人の活動周波
数帯(1Hz程度)のみを増幅する増幅回路、7は赤外
線センサと集光手段4、増幅回路6を固定するフレーム
である。
【0034】図2は人体検知装置1の集光手段の平面図
(a)、正面図(b)、側面図(c)である。4は左側
赤外線センサ2と右側赤外線センサ3に左右と中央の3
方向から赤外線を集光する集光手段で、左側赤外線セン
サ2に向けて集光する左集光部4aと、右側赤外線セン
サ3に向けて集光する右集光部4bから構成されてい
る。また、左右の集光部は半球部4cと裾部4dからな
る。半球部4cは赤外線を屈折透過して集光する人体検
知領域に応じた6つの屈折集光窓4eの集合体である。
よって、集光手段は左右の集光部で計12個の屈折集光
窓4eを備えている。左集光部4aの6つの屈折集光窓
4eは、人体検知領域から集光された赤外線を左側赤外
線センサ2に集光している。また、右集光部4bの6つ
の屈折集光窓4cは、人体検知領域から集光された赤外
線を右側赤外線センサ3に集光している。集光手段4の
形状は赤外線センサへの赤外線の集光能力を高めるため
に、単一半球状の左右集光部を、その中心間の距離が直
径以下になるように並設した形状である。裾部4dは集
光手段4を箱フレーム7に固定するためのもので、固定
する際の固定穴4fを設けている。この裾部4dの固定
穴4fにより集光手段4をしっかり固定することによっ
て、集光手段4と赤外線センサの焦点距離の精度を向上
させる。
【0035】図3はこの実施例1の構成を示す人体検知
装置1の制御ブロック図である。8は増幅回路6の出力
信号とA/Dコンバータのインターフェースを行う入力
回路、9は人体検知装置1の出力信号をA/D変換する
A/Dコンバータ、10は人体検知装置1の出力信号か
ら人の存在位置を判定する判定部で、取り込まれた信号
の分析を行う分析手段10a、分析手段の結果から人体
の存在位置の推定を行う推定手段10bからなる。11
は人体を検出した日時と場所を記憶するメモリ、12は
現在時刻をカウントするタイマである。
【0036】図4はこの実施例の構成を示す人体検知装
置1を搭載した空気調和機を室内に設置した場合の検知
方向を示す配光図の(a)平面図、(b)側面図であ
る。14は人体検知装置1が人体を検知可能な人体検知
位置を示す領域で人体検知領域A14a、人体検知領域
B14b、人体検知領域C14c、人体検知領域D14
d、人体検知領域E14e、人体検知領域F14f、人
体検知領域G14g、人体検知領域H14h、人体検知
領域I14i、人体検知領域J14j、人体検知領域K
14k、人体検知領域L14L からなる。
【0037】人体検知領域A,B,C,D,E,Fは左
側赤外線センサ2が人体検知可能な領域を示し、人体検
知領域G,H,I,J,K,Lは右側赤外線センサ3が
人体検知可能な領域を示している。人体検知領域Bと
H、人体検知領域DとJ、人体検知領域FとLは双方の
赤外線センサで検知可能なように領域が重畳されてい
る。それぞれ人体検知領域の視野角15である。
【0038】図5は、この発明の人体検知装置1の波形
処理の流れを示す人***置検知のフローチャート図であ
る。図6は、この実施例における人体検知装置1が人体
を検知した場合の左側赤外線センサの出力信号と右側赤
外線センサの出力信号である。図7は、この実施例にお
ける人体検知装置1の出力信号の波形処理による人体存
在位置の判別表を示す図である。
【0039】次に図4、図6、図7を用いて図5に従っ
て動作を説明する。ステップ201において、図4に示
した検知領域を左側赤外線センサ2と右側赤外線センサ
3で人体検知動作を行う。ステップ202において赤外
線センサが人体を検知していればステップ203にに進
み、人体を検知していなければステップ201を繰り返
す。人体検知方法は、例えば図6のように人体検知装置
1の出力信号が、ある境界値(Vthd )以上である場合
は人体を検知したとみなすことによって判別できる。も
しくは、人体検知装置1の出力信号の現在のデータと前
データとの差を求め、その差がある境界値以上であるか
否かでも判別できる。
【0040】ステップ203では左側赤外線センサ2が
人体を検知したかどうかを判断する。そして、ステップ
204において検知した場合にはL=1とし、検知しな
かった場合にはL=0とする。ステップ205では右側
赤外線センサ3が人体を検知したかどうかを判断する。
そして、ステップ206において検知した場合にはR=
2とし、検知しなかった場合にはR=0とする。次に、
ステップ207において人体検知装置1の出力信号があ
る境界値(Pthd )以上であるか否かを判別する。出力
信号がPthd 以上であれば、ステップ208において、
出力信号の周波数の判別を行う。出力信号の周波数は、
図6の最大点の時刻t1と最小点の時刻t2の差からお
およその周期を求めることにより算出できる。周波数の
判断を行うことにより、空気調和機からの距離の判断が
できる。
【0041】例えば、図4のように空気調和機から近距
離領域に4本、遠距離領域に4本、その中間に4本の人
体検知領域14を有する。中央方向の人体検知領域14
は左右の人体検知センサに検知可能なように重複してい
る。各人体検知領域14の視野角15は一定である。従
って、近距離では人体検知領域14は狭く、遠距離では
人体検知領域14は広くなる。この時、図4(b)のよ
うに、人が空気調和機から遠くに存在している場合に
は、赤外線センサから断続的に信号が出力されるため、
その検知信号の周波数が低くなる。人が空気調和機の近
くに存在している場合には、赤外線センサから連続的に
信号が出力されるため、その検知信号の周波数が高くな
る。また、人体検知領域14の視野角15を近距離の人
体検知領域14に対しては狭くし、遠距離の人体検知領
域14に対しては広くなるように集光手段4の設計を行
うと検知周波数の差が大きくなり距離検知の精度は向上
する。
【0042】また、検知距離に応じて人体検知領域14
を少なくすると周波数の変化が顕著になり検知精度はよ
り向上する。
【0043】そして、算出した周波数が、ある境界値
(fthd )以下であるか否かを判別する。算出した周波
数がfthd 以下であればDIS=0とおく。そして、算
出した周波数がfthd 以上であれば、ステップ209に
おいて、出力信号がPthd 以上の時はDIS=1とし、
出力信号がPthd 以下のときはDIS=0とする。
【0044】従って、DIR(LとRとの和)とDIS
の値から、以下のことが検知できる。両方のセンサで同
時に検知した場合は、人は両方の検知領域の重なった中
央方向に存在し、左側赤外線センサ2のみ検知した場合
には左方向、右側赤外線センサ3のみ検知した場合には
右方向に人が存在するとみなすことができる。また、出
力がPthd より大きく、出力信号の周波数がfthd 以上
で人の活動周波数帯であった場合には空気調和機に近い
場所に人が存在するとみなすことができる。よって、図
7のように空気調和機からの方向と距離が判別でき、室
内における人体の存在位置が検知できる。
【0045】最後に、ステップ210において、DIR
(LとRとの和)とDISのデータと人体を検知した日
時がメモリ11に蓄積される。
【0046】実施例1の人体検知装置は、その構成が簡
単でかつ安価にでき、人体の存在位置が細かい領域まで
精度良く検知できる。
【0047】なお、上記実施例では2つの赤外線センサ
を設けたものを示したが、より複数個の赤外線センサを
設けてもよい。
【0048】また、上記実施例では、集光手段に12本
の人体検知領域14を設けたものを示したが、特に領域
の限定はなく、半球部の組み合わせ方法も自由で、球面
状に組み合わせても、平面的に組み合わせてもよい。
【0049】また、上記実施例では、集光手段は単一半
径のものを示したが、単一半径でなくてもよい。
【0050】実施例2.以下、この発明の実施例2を図
2、図4について説明する。上記人体検知装置1の集光
手段4において、赤外線を集光する集光手段4を分割し
た屈折集光窓4eの面積を変化させることによって、赤
外線の入射量を変化させることが可能である。例えば、
人体検知装置を壁に設置した場合、近距離の人体検知領
域A,B,G,Hと中距離の人体検知領域C,D,I,
Jと遠距離の人体検知領域E,F,K,Lの中心までの
距離の比が2:4:8とする。屈折集光窓4eの面積比
を1:1:1にすると、検知感度は距離の逆数となり、
4:2:1となる。しかし、屈折集光窓4eの面積比を
1:2:4の割合で屈折集光窓4eの面積を大きくする
と、遠、中、近距離がほぼ同等の検知感度を示す。よっ
て、屈折集光窓4eの面積を変化させることにより、検
知感度を自由に変化させることが可能となる。また、検
知する領域に応じて検知可能な距離も自由に設定するこ
とも可能となる。
【0051】実施例2の人体検知装置は、集光手段のコ
ンパクト化や検知領域に応じた光学系の最適設計が容易
に行える。
【0052】実施例3.以下、この発明の実施例3を図
2、図4について説明する。上記人体検知装置1の集光
手段4において、赤外線を集光する集光手段4を分割し
た屈折集光窓4eの厚みを変化させることによって、赤
外線の入射量を変化させることが可能である。例えば、
屈折集光窓4eの面積を一定とすると、検知感度は赤外
線の入射角度と余弦則に従って低下する。即ち、人体検
知領域B14bと比較して人体検知領域A14aの検知
感度はcos60゜(1/2)倍である。よって、集光
手段の材質をポリエチレンとすると人体検知領域B14
bを検知する屈折集光窓4eの1mmの厚みに対して人
体検知領域A14aの厚みを0.5mm程度にすると均
一な検知感度が得られる。よって、屈折集光窓4eの厚
みを変化させることにより、検知感度を自由に変化させ
ることが可能となる。また、検知する領域に応じて検知
可能な距離も自由に設定することも可能となる。
【0053】実施例3の人体検知装置は、集光手段のコ
ンパクト化や検知領域に応じた光学系の最適設計が容易
に行える。
【0054】実施例4.以下、この発明の実施例4を図
2について説明する。上記人体検知装置の集光手段4に
おいて、半球部4cと裾部4dの接点と半球部4cの中
心とのなす角度θを大きくすると、人体検知領域14は
広がる。角度θを小さくすると人体検知領域14は狭く
なる。また、角度θはそのままで半球部4cの半径を小
さくすると人体検知領域14は広くなり、大きくすると
人体検知領域14を狭くすることが可能である。よっ
て、角度θと半径から集光手段4の大きさや人体検知領
域14を自由に設計可能である。
【0055】実施例4の人体検知装置は、集光手段のコ
ンパクト化や検知領域に応じた光学系の最適設計が容易
に行える。
【0056】実施例5.以下、この発明の実施例5を図
2、図4について説明する。上記人体検知装置1におい
て、集光手段4は2個の左右独立の集光部により、左右
と中央方向の人体検知領域14からの赤外線を集光して
いる。人体検知領域A,B,C,D,E,Fは左側赤外
線センサ2が人体検知可能な領域で、人体検知領域G,
H,I,J,K,Lは右側赤外線センサ3が人体検知可
能な領域である。人体検知領域BとH、人体検知領域D
とJ、人体検知領域FとLは2つの赤外線センサで検知
可能なように領域が重畳されている。2つの集光部は赤
外線を広範囲から赤外線を集光し、かつ集光効率を上げ
るために半球状の形状を取っている。また、集光手段4
は2つの集光部の頂点間の距離を半球部4cの直径以下
に並設し、2こぶ形状にしている。よって、中央方向の
人体検知領域14の重ね合わせのズレを低減でき、2つ
の集光部の頂点間の距離によって重畳している人体検知
領域14を変更可能である。従って、2つの赤外線セン
サにより、左右と中央の3方向の正確な人位置の判断を
することが可能である。なお、上記実施例では2つの集
光部を並設したものについて説明したが、より複数個の
集光部を並設してもよい。
【0057】実施例5の人体検知装置は、検知領域内の
死角を低減することができる。
【0058】実施例6.以下、この発明の実施例6を図
1について説明する。上記人体検知装置1において、集
光手段4は左側赤外線センサ2のみに集光する複数の屈
折集光窓4eからなる左集光部4aと右側赤外線センサ
3のみに集光する複数の屈折集光窓4eからなる右集光
部4bから構成される。前記左右集光部の間に、集光手
段4の形状に沿った円弧状の赤外線弁別手段5を設け
る。この赤外線弁別手段にはアクリル等の赤外線を透過
しないような材質を使用し、反射防止にしぼを付け、黒
色にするとよい。前記赤外線弁別手段5によって、乱反
射や焦点ボケ等が生じた場合でも、所定の人体検知領域
14以外からの赤外線の入射を防いでいる。これにより
検知精度を向上させ、正確な人位置検出を行うことが可
能となる。
【0059】実施例6の人体検知装置は、正確な人体検
知を行うことができる。
【0060】実施例7.以下、この発明の実施例7につ
いて説明する。図8は、この発明の構成を示す人体検知
センサを搭載した空気調和機の正面図である。図8にお
いて、31は人体検知センサ、32は空気調和機、33
は風向を変更する風向変更翼、34は吹き出し口であ
る。
【0061】図9は人体検知センサの正面図(a)、垂
直断面図(b)、水平断面図(c)である。図9におい
て31は人体検知センサで、水平に配設し、赤外線を検
知する赤外線センサ31a、検知領域から輻射する赤外
線を赤外線センサ31aに集光する集光手段31b、検
知領域毎に遮蔽することにより上記赤外線センサ31a
に検知領域から輻射する赤外線の入光を検知領域毎に制
限する遮蔽手段31c、赤外線センサ31aの出力信号
を増幅する増幅回路31d、赤外線センサ31aと集光
手段31b、増幅回路31dを固定するフレーム31
c、人体検知センサを空気調和機に設置するための取付
治具31fからなる。
【0062】図10はこの実施例の構成をしめす人体検
知センサーを搭載した空気調和機を、室内に設置した場
合の検知方向を示す配光図の(a)平面図、(b)正面
図、(c)側面図である。31は人体検知センサ、32
は空気調和機、35は人体検知センサが人体を検知可能
な人体検知方向を示す人体検知領域A35a、人体検知
領域B35b、人体検知領域C35c、人体検知領域D
35d、人体検知領域E35e、人体検知領域F35f
の6個の領域を保有する。
【0063】図11はこの実施例の構成を示す人体検知
センサの制御ブロック図である。37は増幅回路の出力
信号とA/Dコンバータのインターフェースを行う入力
回路、38は人体検知センサの出力信号をA/D変換す
るA/Dコンバータ、39は人体検知センサ31の出力
信号から人の存在位置と温度を判定する判定部で、取り
込まれた信号の分析を行う分析手段39a、分析手段の
結果から人体の存在位置と床温の推定を行う推定手段3
9bからなる。40は人体を検出したデータを記憶する
メモリ、41は現在時刻をカウントするタイマ、42は
判定部39と各制御手段とのインターフェースを行う出
力回路、43は推定手段の結果から風向を制御する風向
制御手段、14は風量を制御する風量制御手段、15は
設定温度を制御する室温制御手段である。
【0064】図12は、この実施例の人体検知センサの
人***置検知のフローチャート図である。次に図10、
図13を用いて図に従って動作を説明する。図10に示
した検知領域を赤外線センサ31aで人体検知と床温検
知を同時に行う。まず、ステップ301においてXに0
を代入し、検知開始の初期設定を行う。ステップ302
において、Xを1だけインクリメントする。ステップ3
03において、Xの値からどの領域を検知するかを選択
する。X=1の時はステップ304において遮蔽手段を
用いて人体検知領域A35aから輻射する赤外線を透過
させ、他の領域から輻射する赤外線の入光を遮蔽する。
例えば、図10のように遮蔽手段に電子シャッタを用い
て、6つの人体検知領域を有するならば、人体検知領域
B35b,C35c,D35d,E35e,F35fか
ら輻射する赤外線を全て遮蔽し、人体検知領域A35a
から輻射する赤外線のみを透過することにより人体検知
領域A35aのみの人体検知と床温検知を行うことがで
きる。
【0065】そしてステップ305において、人体を検
知したかどうか判断する。赤外線センサの出力結果から
人体を検知している場合には、ステップ306において
P[1]に1を代入する。検知しなかった場合にはステ
ップ309においてP[1]に0を代入する。よって、
P[1]=1の時には、人体検知領域Aに人が存在する
ことになる。
【0066】次に、ステップ307においてXが6以上
であるかどうかを判断し、6未満の場合にはステップ3
02に戻りXを再び1だけインクリメントし、X=2と
し、X=1の時と同様に今度は人体検知領域Bについて
人体検知動作を行う。よって、Xが6以上になるまで人
体検知領域AからFの6つの領域について順番にセンシ
ング動作を行う。よって、図6のように6つの人体検知
領域について、人体検知と床温検知を行うことができ
る。そして、Xが6以上になるとステップ308におい
て人体の存在位置や床温データを格納する。
【0067】請求項7の人体検知装置は、その構成が簡
単でかつ安価にでき、人体の存在位置が細かい領域まで
精度良く検知できる。
【0068】実施例8.以下、この発明における実施例
8について図14を用いて説明する。まず、ステップ3
19において、人体検知動作を開始する。そして、ステ
ップ320において、人体検知センサが人体を検知した
かどうかを判断する。検知した場合にはステップ321
において、設定温度Tiと室温Trの差の絶対値を算出
する。検知していない場合には、ステップ324におい
て運転を停止する。次に、ステップ322において、ス
テップ321において算出された設定温度Tiと室温T
rの差の絶対値が例えば2℃以上の場合には、自動スポ
ット空調を行い、人の存在する方向に、強ノッジで送風
を行い、設定温度と室温の差をあまり感じさせないよう
な空調を行う。
【0069】また、ステップ323において、ステップ
321において算出された設定温度Tiと室温Trの差
の絶対値が例えば2℃未満の場合には、省エネ空調を行
い、例えば暖房時は人体検知センサで検知した領域の床
温の中で、人体の存在する領域以外で最も温度の高い人
体検知領域を中心に、弱ノッジで送風を行い、冷房時に
は人体検知センサで検知した4つの領域の床温の中で、
最も温度の低い領域を中心に、弱ノッジで送風を行うこ
とにより、輻射を利用し人にドラフト感を与えない空調
を実現する。
【0070】実施例8の空気調和機は、その構成が簡単
でかつ安価にでき、人体の存在位置が細かい領域まで精
度良く検知できる。
【0071】実施例9.以下、この発明の実施例9を図
について説明する。図15はこの実施例の表示装置の構
造を示した要部斜視図であり、図16,17はその要部
断面図、図18は空気調和機の正面図である。図におい
て、115は人体検知装置114を本体118に取り付
ける取付部、116は取付部115を取り付ける本体1
18に設けられたツメ、117は前記ツメ116に対し
上下左右に適当なクリアランスを設けた取付用穴、11
9は本体118との間で前後方向に変形するバネであり
本体118に平行移動するよう形成されている。120
は表示取付基板121を取り付けた表示ホルダー122
を取り付ける取付部115の左右に設けたツメであり、
表示取付基板121には空気調和機118の制御部に電
気的に接続されたLEDなど表示部124が装着されて
いる。125は、この各々のツメ120に対し上下左右
に適当なクリアランスを有した取付穴である。123は
表示部124の光を確実に意匠面に到達させるための筒
部であり外周がパネル127に設けた表示部凸穴部12
8に嵌合するように形成されている。129はパネル1
27に設けられた人体検知装置114のレンズ部126
を挿入する人体検知用凹穴部であり外周130が人体検
知装置114を位置決めするように形成されている。
【0072】次に動作について説明する。この装置の取
付方法としては、まず、表示部124を有した表示基板
121は表示ホルダー122に取り付けられ、この表示
ホルダー122の左右の取付穴125を人体検知装置1
15の取付部116に設けられた左右のツメ120に嵌
合装着される。この時、表示ホルダー122は取付穴1
25とツメ120のクリアランスにより上下左右に移動
可能となっている。
【0073】次に、表示ホルダー122を取り付けた人
体検知装置115の取付部116に設けた取付用穴11
7を本体118のツメ116に挿入し固定する。この
時、人体検知装置115は前記取付用穴117とツメ1
16の間に設けたクリアランスにより上下左右に移動可
能となっており、また、取付部115に設けたバネ11
9により常に本体118より浮いた状態になっている。
【0074】次に、パネル127を装着するが、この時
まず、パネル127に設けた人体検知用凹穴部129に
人体検知装置114のレンズ部126がガイドされ、前
記クリアランス分で組立てのバラツキ等による位置ズレ
を補正し、人体検知用凹穴部129の外周130により
位置決めされ所定の位置及び角度にセットされる。この
時ほぼ同時に、パネル127に設けた表示部凸穴部12
8に表示ホルダー122に設けた筒部123がガイドさ
れ、人体検知装置115同様に前記クリアランス分で組
み立てのバラツキ等による位置ズレを補正し、表示ホル
ダー122に設けた筒部123により位置決めされ所定
の位置及び角度にセットされる。
【0075】実施例9の空気調和機の表示装置は、人体
検知装置と表示装置を移動可能とし、組み立てバラツキ
を吸収し位置合わせの完全なものを得ることができ、ま
た、精度の高いものが得られる。
【0076】
【発明の効果】請求項1の人体検知装置は、人体が存在
する人体検知領域から輻射する赤外線を集光する集光手
段と、この集光手段により集光された赤外線を検知する
赤外線検知手段と、この赤外線検知手段が検知した結果
から前記人体の位置を判定する判定手段と、を備えた構
成にしたので、その構成が簡単でかつ安価にでき、人体
の存在位置が細かい領域まで精度良く検知できる効果を
奏する。
【0077】請求項2の人体検知装置は、請求項1記載
の人体検知装置において、集光手段は、集光する赤外線
を分割する屈折集光窓を有し、該屈折集光窓は対応する
人体検知領域に応じて面積を変化させた構成にしたの
で、集光手段のコンパクト化や検知領域に応じた光学系
の最適設計が容易に行えるという効果を奏する。
【0078】請求項3の人体検知装置は、請求項1記載
の人体検知装置において、集光手段は、集光する赤外線
を分割する屈折集光窓を有し、該屈折集光窓は対応する
人体検知領域に応じて厚みを変化させた構成にしたの
で、集光手段のコンパクト化や検知領域に応じた光学系
の最適設計が容易に行えるという効果を奏する。
【0079】請求項4の人体検知装置は、請求項1記載
の人体検知装置において、集光手段は、その集光部が半
球部と裾部からなり、前記半球部の半径と、前記半球部
と裾部の接点と該半球部の中心との成す角度を対応する
人体検知領域に応じて選択可能な構成にしたので、集光
手段のコンパクト化や検知領域に応じた光学系の最適設
計が容易に行えるという効果を奏する。
【0080】請求項5の人体検知装置は、請求項1記載
の人体検知装置において、集光手段は、その複数の集光
部が半球部と裾部からなり、前記半球部の頂点間の距離
を、前記半球部の直径以下にしたので、検知領域内の死
角を低減する効果を奏する。
【0081】請求項6の人体検知装置は、請求項1記載
の人体検知装置において、集光手段の集光部の間に設け
られ、赤外線を透過させない赤外線弁別手段を備えた構
成にしたので、正確な人体検知を行うことができるとい
う効果を奏する。
【0082】請求項7の人体検知装置は、人体が存在す
る人体検知領域から輻射する赤外線を集光する集光手段
と、この集光手段により集光された赤外線を検知する赤
外線検知手段と、この赤外線検知手段が検知した結果か
ら前記人体の位置と床温を判定する判定手段と、を備え
た構成にしたので、その構成が簡単でかつ安価にでき、
人体の存在位置が細かい領域まで精度良く検知できると
いう効果を奏する。
【0083】請求項8の空気調和機は、人体が存在する
人体検知領域から輻射する赤外線を集光する集光手段
と、この集光手段により集光された赤外線を検知する赤
外線検知手段と、この赤外線検知手段が検知した結果か
ら前記人体の位置と床温を判定する判定手段と、を有す
る人体検知装置と、該人体検知装置の出力結果から風向
を制御する風向制御手段と、前記人体検知装置の出力結
果から風量を制御する風量制御手段と、を備えた構成に
したので、その構成が簡単でかつ安価にでき、人体の存
在位置が細かい領域まで精度良く検知できるという効果
を奏する。
【0084】請求項9の空気調和機の表示装置は、人体
検知装置と表示装置を有する空気調和機において、前記
人体検知装置は該空気調和機本体に設けられた係合片に
適切な隙間を有して嵌合する係合穴と、取付部背面に前
記本体に対して前後方向に変形する弾性部材と、を備え
た構成にしたので、人体検知装置と表示装置を移動可能
とし、組み立てバラツキを吸収し位置合わせの完全なも
のを得ることができ、また、精度の高いものが得られる
という効果を奏する。
【0085】請求項10の空気調和機の表示装置は、請
求項9記載の空気調和機の表示装置において、人体検知
装置の取付部と表示装置の取付部を一体化し、この表示
装置の取付部に係合片を設け、表示基板を取り付けた表
示ホルダーに前記係合片を適切な隙間を有して嵌合する
係合穴を設けた構成にしたので、人体検知装置と表示装
置を移動可能とし、組み立てバラツキを吸収し位置合わ
せの完全なものを得ることができ、また、精度の高いも
のが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1〜6の構成を示す人体検知
装置の平面図である。
【図2】この発明の実施例1〜6の構成を示す人体検知
装置の集光手段の正面図(a)、正面図(b)、側面図
(c)である。
【図3】この発明の実施例1の人体検知装置の制御ブロ
ック図である。
【図4】この発明の実施例1〜6の構成を示す人体検知
装置を室内に設置した場合の検知領域を示す平面図
(a)、側面図(b)である。
【図5】この発明における実施例1の人体検知装置の波
形処理の流れを示す人***置検知のフローチャート図で
ある。
【図6】この発明における実施例1の人体検知装置が人
体を検知した場合の左側赤外線センサの出力信号と右側
赤外線センサの出力信号を示す図である。
【図7】この発明における実施例1の人体検知装置の出
力信号の波形処理による人体存在位置の判別表を示す図
である。
【図8】この発明の実施例7の構成を示す人体検知セン
サを搭載した空気調和機の正面図である。
【図9】この発明の実施例7の構成を示す人体検知セン
サの正面図(a)、垂直断面図(b)、水平断面図
(c)である。
【図10】この発明の実施例7の構成を示す人体検知セ
ンサを室内に設置した場合の検知領域を示す平面図
(a)、正面図(b)、側面図(c)である。
【図11】この発明の実施例7の構成を示す人体検知セ
ンサの制御ブロック図である。
【図12】この発明における実施例7の人体検知センサ
の信号処理の流れを示す人***置検知のフローチャート
図である。
【図13】この発明における実施例7の人体検知センサ
の出力結果を示す図である。
【図14】この発明における実施例8の空気調和機の制
御方法を示すフローチャート図である。
【図15】この発明の実施例9による空気調和機の表示
装置の要部斜視図である。
【図16】この発明の実施例9による空気調和機の表示
装置の要部断面図である。
【図17】この発明の実施例9による空気調和機の表示
装置の要部断面図である。
【図18】この発明の実施例9による空気調和機の表示
装置の正面図である。
【図19】従来の空気調和機における送風機構の主要部
を示す斜視図である。
【図20】従来の空気調和機における全体の回路構成図
である。
【図21】従来の空気調和機の表示装置の要部断面図で
ある。
【図22】従来の空気調和機の表示装置の要部斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 人体検知装置 2 左側赤外線センサ 3 右側赤外線センサ 4 集光手段 4a 左集光部 4b 右集光部 4c 半球部 4d 裾部 4e 屈折集光窓 4f 固定穴 5 赤外線弁別手段 6 増幅回路 7 フレーム 8 入力回路 9 A/Dコンバータ 10 判定部 10a 分析手段 10b 推定手段 11 メモリ 12 タイマ 13 出力回路 14 人体検知領域 14a 人体検知領域A 14b 人体検知領域B 14c 人体検知領域C 14d 人体検知領域D 14e 人体検知領域E 14f 人体検知領域F 14g 人体検知領域G 14h 人体検知領域H 14i 人体検知領域I 14j 人体検知領域J 14k 人体検知領域K 14L 人体検知領域L 15 視野角 16 赤外線センサU 17 赤外線センサL 18 走査板 19 走査板モータ 20 スリット 21 フォトインタラプタ 22 マイクロスイッチA 23 マイクロスイッチB 24 マイクロコンピュータ 25 CPU 26 人 27 風向ルーバーモータ 28 回転ルーバーモータ 29 ファンモータ 31 人体検知センサ 31a 赤外線センサ 31b 集光手段 31c 遮蔽手段 31d 増幅回路 31e フレーム 31f 取付治具 32 空気調和機 33 風向制御翼 34 吹き出し口 35 人体検知領域 35a 人体検知領域A 35b 人体検知領域B 35c 人体検知領域C 35d 人体検知領域D 35e 人体検知領域E 35f 人体検知領域F 36 視野角 37 入力回路 38 A/Dコンバータ 39 判定部 39a 分析手段 39b 推定手段 40 メモリ 41 タイマ 42 出力回路 43 風向制御手段 44 風量制御手段 45 室温制御手段 46 ルーバー 47 フラップ 48 赤外線センサU 49 赤外線センサL 50 走査板 51 走査板モータ 52 スリット 53 フォトインタラプタ 54 マイクロスイッチ1 55 マイクロスイッチ2 56 マイクロコンピュータ 57 CPU 58 人 59 風向ルーバーモータ 60 回転ルーバーモータ 61 ファンモータ 101 パネル 102 化粧板 103 表示基板 104 表示部 105 本体 106 弾性部材 107 表示ホルダー 108 電気部品収容部 109 取付片 110 ネジ 111 ネジ 112 係止片 113 ツメ 114 人体検知装置 115 取付部 116 ツメ 117 取付用穴 118 本体 119 バネ 120 ツメ 121 表示取付基板 122 表示ホルダー 123 筒部 124 表示部 125 取付穴 126 レンズ部 127 パネル 128 表示部凸穴部 129 人体検知用凹穴部 130 外周
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 賢一 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株式 会社生活システム開発研究所内 (72)発明者 鈴木 仁一 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内 (72)発明者 小泉 英明 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内 (72)発明者 松下 国生 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体が存在する人体検知領域から輻射す
    る赤外線を集光する集光手段と、この集光手段により集
    光された赤外線を検知する赤外線検知手段と、この赤外
    線検知手段が検知した結果から前記人体の位置を判定す
    る判定手段と、を備えた人体検知装置。
  2. 【請求項2】 集光手段は、集光する赤外線を分割する
    屈折集光窓を有し、該屈折集光窓は対応する人体検知領
    域に応じて面積を変化させたことを特徴とする請求項1
    記載の人体検知装置。
  3. 【請求項3】 集光手段は、集光する赤外線を分割する
    屈折集光窓を有し、該屈折集光窓は対応する人体検知領
    域に応じて厚みを変化させたことを特徴とする請求項1
    記載の人体検知装置。
  4. 【請求項4】 集光手段は、その集光部が半球部と裾部
    からなり、前記半球部の半径と、前記半球部と裾部の接
    点と該半球部の中心との成す角度を対応する人体検知領
    域に応じて選択可能なことを特徴とする請求項1記載の
    人体検知装置。
  5. 【請求項5】 集光手段は、その複数の集光部が半球部
    と裾部からなり、前記半球部の頂点間の距離を、前記半
    球部の直径以下にしたことを特徴とする請求項1記載の
    人体検知装置。
  6. 【請求項6】 集光手段の集光部の間に設けられ、赤外
    線を透過させない赤外線弁別手段を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の人体検知装置。
  7. 【請求項7】 人体が存在する人体検知領域から輻射す
    る赤外線を集光する集光手段と、この集光手段により集
    光された赤外線を検知する赤外線検知手段と、この赤外
    線検知手段が検知した結果から前記人体の位置と床温を
    判定する判定手段と、を備えた人体検知装置。
  8. 【請求項8】 人体が存在する人体検知領域から輻射す
    る赤外線を集光する集光手段と、この集光手段により集
    光された赤外線を検知する赤外線検知手段と、この赤外
    線検知手段が検知した結果から前記人体の位置と床温を
    判定する判定手段と、を有する人体検知装置と、該人体
    検知装置の出力結果から風向を制御する風向制御手段
    と、前記人体検知装置の出力結果から風量を制御する風
    量制御手段と、を備えた空気調和機。
  9. 【請求項9】 人体検知装置と表示装置を有する空気調
    和機において、前記人体検知装置は該空気調和機本体に
    設けられた係合片に適切な隙間を有して嵌合する係合穴
    と、取付部背面に前記本体に対して前後方向に変形する
    弾性部材と、を備えた空気調和機の表示装置。
  10. 【請求項10】 人体検知装置の取付部と表示装置の取
    付部を一体化し、この表示装置の取付部に係合片を設
    け、表示基板を取り付けた表示ホルダーに前記係合片を
    適切な隙間を有して嵌合する係合穴を設けたことを特徴
    とする請求項9記載の空気調和機の表示装置。
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