JPH07103138A - 斜板式可変容量圧縮機 - Google Patents

斜板式可変容量圧縮機

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JPH07103138A
JPH07103138A JP5251967A JP25196793A JPH07103138A JP H07103138 A JPH07103138 A JP H07103138A JP 5251967 A JP5251967 A JP 5251967A JP 25196793 A JP25196793 A JP 25196793A JP H07103138 A JPH07103138 A JP H07103138A
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Japan
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valve
swash plate
compressor
suction
chamber
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JP5251967A
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Kenji Takenaka
健二 竹中
Kazuya Kimura
一哉 木村
Taro Ozeki
太郎 尾関
Suguru Hirota
英 廣田
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機が停止された後、斜板の最小傾斜角へ
の移動を迅速に行い、圧縮機を早期に再起動した場合の
ショックを緩和して電磁クラッチ等の耐久性を向上し、
騒音を低減する。 【構成】 最小容量起動型の斜板式圧縮機において、吸
入室5とシリンダボア内作動室10とを連通する吸入ポ
ート3aをバルブプレート3に形成する。この吸入ポー
ト3aの外周に位置する弁座S1 から吸入弁7aが離隔
して放圧通路33を形成する。前記弁座S1 には吸入弁
7aの離隔を円滑に行うための粗面3cを設ける。そし
て、圧縮機が停止された直後にシリンダボア内作動室1
0から放圧通路33及び吸入ポート3aを通して作動室
10内の高圧の冷媒ガスを吸入室5へ放出し、斜板の傾
斜角を最大から最小に速やかに切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば車輌用空調装置
における冷媒ガスの圧縮等に使用される斜板式可変容量
圧縮機に関する。より詳細には起動ショックを緩和する
ことによりエンジンへの負荷を低減して耐久性を向上
し、騒音を低減することができる最小容量起動型の斜板
式可変容量圧縮機の改良された構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用空調装置に使用される圧
縮機はエンジンの動力により回転されて、冷媒ガスの圧
縮を行う。圧縮機はその回転数が同じである場合に吐出
容量が同一の固定容量型のものと、同じ回転数でも吐出
容量を変化する可変容量型のものがある。前者の圧縮機
では製造が容易でコスト上有利である反面、冷房負荷が
小さくて吐出容量を低減したい場合にもそれが不可能で
ある。後者の可変容量圧縮機は冷房負荷に応じて適正な
空調動作を行うことができるとともに、エンジンへの負
荷を軽減して動力損失を抑制することができる。又、圧
縮機は車両の走行中に電磁クラッチをオンしてエンジン
の動力により起動される。この起動時のショックを緩和
してエンジンへの急激な負荷増大を抑制することによ
り、電磁クラッチやエンジンの耐久性を向上し、かつ走
行フィーリングを向上するため、停止中に圧縮機が最小
容量で起動されるようにした可変容量圧縮機が提案され
ている。この圧縮機として本願出願人による特開昭62
−55478号公報に示すものが提案されている。
【0003】上記圧縮機はハウジング内に吸入室と吐出
室及びクランク室とを備え、回転軸上に回転支持体を同
期回転可能に取り付けている。又、該回転支持体にはピ
ストンを往復動させるための斜板が前後方向の傾動可能
に、かつ回転軸の周りで回動不能に装着されている。そ
して、ピストンの背面に作用するクランク室圧力と前面
に作用するシリンダボア内の作動室の圧力との差圧に応
じて斜板の傾斜角が変化して吐出容量が制御されるよう
になっている。さらに、回転支持体と斜板との間には圧
縮機の停止時において斜板を傾斜角が最小となる方向へ
付勢してピストンのストロークが最小となる最小容量位
置に保持するバネが介在されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の圧縮機にお
いては、最大容量状態で圧縮機を運転中に電磁クラッチ
をオフすると、斜板は前記バネにより最大傾斜角から最
小傾斜角に向かって移動しようとする。圧縮機の停止直
後は各ピストンと対応するシリンダボア内の圧力はそれ
ぞれ異なる。圧縮行程の途中にあるピストンを収容する
シリンダボア内作動室の圧力Pbと、吐出室内の圧力P
dと、吸入室内の圧力Psとの間には、Ps<Pb<P
dの関係が成立する。このため作動室内は完全に独立し
てしまい、その圧力が低下しにくい。従って、バネによ
り斜板が最小傾斜角へ傾動されるまでの時間が長くな
り、完全に最小傾斜角となるまでの間には、吸入圧力P
sと吐出圧力Pdが等しくなるまでの長時間が必要とな
る。このため、圧縮機を停止してから短時間のうちに圧
縮機を再起動する場合には、斜板の傾斜角が最大に近い
状態又は中間傾斜状態で行われるので、起動時のショッ
クを緩和することができないという問題があった。
【0005】この発明の第1の目的は上記従来技術に存
する問題点を解消して、圧縮機が停止された後、斜板の
最小傾斜角への移動を迅速に行い、圧縮機を早期に再起
動した場合のショックを緩和して電磁クラッチの耐久性
を向上し、騒音を低減することができる斜板式可変容量
圧縮機を提供することにある。
【0006】この発明の第2の目的は上記第1の目的に
加えて、製造を容易に行い安価な斜板式可変容量圧縮機
を提供することにある。この発明の第3の目的は上記第
2の目的に加えて、圧縮機が停止された後、斜板の最小
傾斜角への復帰をさらに迅速に行い、圧縮機を早期に再
起動した場合のショックをさらに緩和して電磁クラッチ
の耐久性を向上し、騒音をより低減することができる斜
板式可変容量圧縮機を提供することにある。
【0007】さらに、この発明の第4の目的は、上記第
1の目的に加えて騒音をさらに低減することができる斜
板式可変容量圧縮機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記第1の目的を達成するため、ハウジング内に吸入室、
吐出室及びクランク室を備え、回転軸に対してシリンダ
ボア内に収容した複数のピストンを往復動させるための
斜板を前記クランク室内で傾動可能に装着し、前記ピス
トンのストロークに比例する前記斜板の傾斜角を容量制
御機構により変化させて冷媒ガスの吐出容量を制御する
とともに、回転軸の停止状態で前記斜板の傾斜角を最小
容量となる最小傾斜角に復帰する付勢手段を備えた斜板
式可変容量圧縮機において、前記吸入室とシリンダボア
を連通する吸入ポートを開閉する弾性材よりなる板状の
吸入弁と、該吸入弁が接触する弁座との間に、圧縮機の
停止状態でシリンダボア内の圧力を吸入室へ逃すための
放圧通路を設けるという手段をとっている。
【0009】又、請求項2記載の発明は上記第2の目的
を達成するため、請求項1において圧縮機の停止状態で
吸入ポートを形成した弁座から吸入弁を離隔し、弁座と
吸入弁との隙間により前記放圧通路を形成するという手
段をとっている。
【0010】又、請求項3記載の発明は上記第2の目的
を達成するため、請求項1において圧縮機の停止状態で
弁座に形成した凹部の底面と吸入弁との隙間により前記
放圧通路を形成するという手段をとっている。
【0011】又、請求項4記載の発明は上記第3の目的
を達成するため、請求項1において弁座又は吸入弁に形
成された粗面によって弁座と吸入弁との間に着座状態で
生ずる隙間により前記放圧通路を形成するという手段を
とっている。
【0012】さらに、請求項5記載の発明は上記第4の
目的を達成するため、請求項2又は3において前記吸入
弁又は該弁と接触する弁座に粗面を形成するという手段
をとっている。
【0013】さらに、請求項6記載の発明は上記第4の
目的を達成するため、請求項1〜5のいずれか1項にお
いて前記シリンダボア内と吐出室を連通する吐出ポート
を開閉する板状の吐出弁が着座する弁座に粗面を形成
し、吐出室に連通する外部吐出管路に逆止弁を設けると
いう手段をとっている。
【0014】前記粗面の粗さは、バルブプレート、吸入
弁及び吐出弁の材質、シール面積等を考慮して設定すれ
ば良く、吸入弁側は20〜30μmRz、吐出弁側は1
0〜20μmRzが望ましい。粗面の加工方法はショッ
トブラスト等である。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明では、回転軸の回転運動に
より斜板が揺動されてピストンがシリンダボア内で往復
動され、吸入ポートから吸入された冷媒ガスはシリンダ
ボア内作動室で圧縮された後、吐出ポートから吐出室へ
吐出される。圧縮機の運転中は容量制御機構により斜板
の傾斜角が冷房負荷に応じて適宜に変更されてピストン
のストロークが変更され、冷媒ガスの吐出容量が調整さ
れる。
【0016】前記斜板の傾斜角が最大状態で圧縮機が停
止されると、各ピストンと対応するシリンダボア内作動
室の圧力は吸入行程中であれば、低いのでこの圧力は斜
板の傾斜角を減少する方向に作用する。しかし、圧縮行
程中にあった作動室内の圧力は吸入圧力よりも高いの
で、この圧力は斜板の傾斜角を大きくする方向への力と
なる。しかし、作動室内の圧力は停止状態で該室内の圧
力を吸入室側に逃がす放圧通路により放圧されるので、
斜板は付勢手段により最小傾斜角となる位置に速やかに
移動される。このため、圧縮機の停止後に早期に最小容
量状態に復帰するので、早期に圧縮機が再起動された場
合のショックが緩和される。
【0017】又、請求項2記載の発明では、圧縮機の停
止後に吸入弁がそれ自身の弾性により弁座から離隔して
弁座との間に放圧通路を形成するので、作動室内の圧力
は吸入室側に放圧され、斜板が最小傾斜角の位置に速や
かに復帰する。又、請求項2記載の発明では圧縮機の停
止状態で吸入弁を単に弁座から離隔する構造のため、製
造が容易となる。
【0018】又、請求項3記載の発明では請求項1記載
の発明の作用に加えて、圧縮機の運転中は吸入弁が変形
して弁座に接触することにより、作動室内の圧縮ガスの
吸入室側への漏洩が阻止される。又、圧縮機の停止後は
吸入弁と弁座との間に放圧通路が形成され、作動室内の
ガスが吸入室側へ放圧されて、斜板の傾斜角が速やかに
最小傾斜角に復帰される。請求項3記載の発明では弁座
に凹部を形成する構造のため、製造が容易となる。
【0019】さらに、請求項4記載の発明では、請求項
1記載の発明の作用に加えて、圧縮機が停止されたとき
吸入弁が弁座に接触している状態で作動室から吸入室へ
の放圧が粗面によって生じる隙間により直ちに開始され
る。このため、斜板の最小傾斜角への復帰がより迅速に
行われ、動作信頼性が向上する。
【0020】さらに、請求項5記載の発明では、請求項
2又は3記載の発明の作用に加えて、圧縮機が停止され
たとき吸入弁が弁座に潤滑油の膜を挟んで接触している
状態から離隔する動作が粗面接触の作用により迅速に行
われるので、放圧通路の開放が早くなり斜板の最小傾斜
角への復帰がより迅速に行われ、動作信頼性が向上す
る。
【0021】さらに、請求項6記載の発明では請求項1
〜5のいずれか1項の作用に加えて、吐出ポートを開閉
する吐出弁と対応する弁座に粗面が形成されているた
め、吐出弁が潤滑油の膜を挟んで接触している弁座から
離隔し易く、圧縮機の運転中に吐出弁の開閉動作が円滑
に行われ、圧縮動作中の騒音が低減される。又、圧縮機
が停止された場合には、吐出室から粗面による隙間を通
して作動室内に高圧の冷媒ガスが還流される。このガス
流は逆止弁により速やかに停止されるので、作動室内の
圧力は放圧通路を通して吸入室へ速やかに開放される。
【0022】
【実施例】以下、この発明を具体化した第1実施例を図
1〜図5に基づいて説明する。図3に示すようにシリン
ダブロック1の前端部にはクランク室2aを形成するフ
ロントハウジング2が固定され、後端面にはバルブプレ
ート3を介してリヤハウジング4が固定されている。こ
のリヤハウジング4内には隔壁4aによって吸入室5及
び吐出室6が区画形成されている。前記バルブプレート
3の前後両側面には吸入弁形成板7及び吐出弁形成板8
が接合されている。シリンダブロック1には円筒状をな
す複数(この実施例では5)のボア1aが互いに平行に
かつ同一円周上に位置するように形成されている。この
ボア1a内にはそれぞれピストン9が往復動可能に収容
されている。又、前記バルブプレート3は、前記吸入室
5と各シリンダボア1a内において吸入と圧縮を繰り返
す作動室10とをそれぞれ連通するための複数の吸入ポ
ート3aを有している。同じくバルブプレート3は前記
各作動室10と吐出室6をそれぞれ連通する複数の吐出
ポート3bを有している。さらに、前記吸入弁形成板7
は前記各吸入ポート3aを開閉する吸入弁7aを備えて
いる。同様に前記吐出弁形成板8は前記各吐出ポート3
bをそれぞれ開閉する吐出弁8aを備えている。前記各
吐出弁8aはボルト12によりバルブプレート3に固定
したリテーナ11により最大開口位置が規制される。
【0023】前記シリンダブロック1及びフロントハウ
ジング2の中心部には回転軸13がラジアルベアリング
14により支持されている。この回転軸13の中間部に
は回転駆動体15が嵌合固定され、該駆動体15とフロ
ントハウジング2の内壁面との間にはスラストベアリン
グ16が介在され、圧縮反力をハウジング2に伝達す
る。駆動体15の外周には支持アーム17が一体に突出
形成されている。又、該アーム17に形成した長孔17
aには連結ピン18を介して回転支持体19が前後方向
の揺動可能に、かつ回転軸13と同期回転可能に支持さ
れている。この回転支持体19のボス部19aには斜板
20が相対回転可能に支持されている。この斜板20と
前記各ピストン9はロッド21によりそれぞれ連結され
ている。
【0024】前記回転軸13上にはスライダー22が軸
線方向の往復動可能に支持され、該スライダー22は連
結ピン23により前記回転支持体19に形成したボス部
19aに連結されている。前記スライダー22は回転軸
13上において駆動体15との間に介装したバネ24に
より常には図3において右方に付勢され、回転支持体1
9及び斜板20をその傾斜角が最小となる位置に付勢し
ている。前記回転軸13には前記スライダー22の位置
を規制することにより斜板20の最小傾斜位置を設定す
るためのストッパー25が固定されている。又、前記斜
板20はフロントハウジング2に形成した案内溝26に
案内されるロッド27により定位置おいて前後方向への
傾動のみ可能に支持されている。
【0025】従って、エンジンの動力により回転軸13
が回転されて回転駆動体15、連結ピン18及び回転支
持体19が一体となって回転されると、斜板20が非回
転状態で前後方向に揺動され、ロッド21を介してピス
トン9がシリンダボア1a内で往復動される。このため
吸入室5から吸入ポート3aを通して作動室10に吸入
した冷媒ガスは、該作動室10で圧縮された後、吐出ポ
ート3bを通して吐出室6へ吐出される。
【0026】前記リヤハウジング4には容量制御弁28
が収容されていて、前記吐出室6とクランク室2aを連
通する給気通路29と、クランク室2aと吸入室5を連
通する抽気通路30の開閉を行う。そして、前記制御弁
28によりクランク室2a内の圧力Pcを制御して該圧
力Pcと作動室10内の圧力Pbとの差圧を制御するこ
とにより斜板20の傾斜角を変化させて圧縮機の吐出容
量を制御する。又、前記リヤハウジング4の吸入口4b
には外部吸入管路31が接続され、吐出口4cには外部
吐出管路32が接続されている。
【0027】ここで、この発明の要部である吸入弁機構
について説明する。この実施例では圧縮機の停止状態に
おいて、吸入弁7aがそれ自身の弾性によりバルブプレ
ート3の弁座S1 から離隔して、該吸入弁7aと弁座S
1 との間に放圧通路33が形成されるように、吸入弁7
aを傾斜状態に保持している。この吸入弁7aの加工方
法としては吸入弁形成板7のプレス成型時に同時に行う
のが望ましいが、吸入弁7aを傾斜する工程を後行程で
行ってもよい。又、バルブプレート3の弁座S1 には前
記吸入ポート3aの周りに例えばショットブラストによ
りリング状の粗面3cを形成している。そして、冷媒ガ
ス中に含まれるミスト状の潤滑油が吸入弁7aと弁座S
1 との接触界面にあっても弁座S1 から吸入弁7aが離
れ易くしている。なお、前記吸入弁7aの先端縁はシリ
ンダブロック1のボア1aの外周縁に形成した係合凹部
1b内に進入されていて、その最大開放位置が設定され
ている。
【0028】次に、前記のように構成した斜板式可変容
量圧縮機についてその作用を説明する。今、圧縮機の停
止状態においては、図4に示すようにバネ24により斜
板20が回転支持体19及びスライダー22とともに最
小傾斜位置に付勢されている。この状態で車両の走行中
に空調装置のスイッチがオンされると、図示しない電磁
クラッチがオンに切り換えられて、圧縮機の回転軸13
が回転される。すると、回転駆動体15、支持アーム1
7及び連結ピン18等を介して回転支持体19が回転さ
れる。そして、斜板20は零容量に等しい最小傾斜角に
保持されたまま前記回転支持体19の回転運動により非
回転のまま前後方向に揺動され、ロッド21を介してピ
ストン9が前後に最小ストロークで揺動される。このた
め圧縮機は最小容量で起動され、そのショックが緩和さ
れて騒音が低減されるとともに、電磁クラッチあるいは
エンジンに作用する負荷が軽減されて、それらの耐久性
が向上する。
【0029】圧縮機が最小容量で運転を開始するとシリ
ンダボア1a内の各作動室10は吸入行程と圧縮行程を
繰り返す。このため各ピストン9の背面に作用するクラ
ンク室圧力Pcよりも前面に作用する作動室10の圧力
Pbの方が大きくなり、斜板20の傾斜角が増大され、
圧縮機の吐出容量が増大し、冷房負荷が高い場合には斜
板20の傾斜角が図3に示すように最大となって、最大
容量運転となる。なお、この圧縮機の運転中に容量制御
弁28を開閉して前記クランク室圧力Pcを調整するこ
とにより、冷房負荷に応じて吐出容量を調整することが
できる。
【0030】圧縮機の最大容量運転中に何らかの理由に
より圧縮機の電磁クラッチがオフされると、圧縮機は図
3の最大容量状態で停止される。このとき各吸入弁7a
は図1に示すように停止状態で傾斜してバルブプレート
3の弁座S1 との間に放圧通路33を形成するので、各
作動室10内に残留した高圧冷媒ガスが吸入室5側に放
圧通路33を通して放出される。従って、全てのピスト
ン9の前面に作用する作動室10内圧力Pbが吸入圧力
Psに低下されて、バネ24の付勢力による斜板20の
最大傾斜位置(図3)から最小傾斜位置(図4)への復
帰が速やかに行われる。この結果、電磁クラッチをオン
して圧縮機を早期に再起動してもそのショックが緩和さ
れて、騒音の発生が低減され、電磁クラッチやエンジン
等の耐久性が向上する。
【0031】さらに、前記実施例ではバルブプレート3
の弁座S1 に粗面3cを形成したが、この場合には圧縮
機の停止と同時に弁座S1 に潤滑油が付着していても該
弁座S1 からから吸入弁7aが離れ易い。このため粗面
3cを形成しない場合と比較して作動室10内の圧力P
bを迅速に低下して、起動ショックを緩和する動作の信
頼性を向上することができる。
【0032】次に、この発明を具体化した第2実施例を
図6に基づいて説明する。この第2実施例においては前
記バルブプレート3に凹部3dを形成し、該凹部3dの
底面に傾斜状態の弁座S1 を形成するとともに、吸入弁
7aを該プレート3と平行になるようにしている。弁座
1 には粗面3cが形成されている。又、圧縮機の停止
状態では前記弁座S1 と吸入弁7aとの間に放圧通路3
3が形成されるようにしている。その他の構成は前述し
た第1実施例と同様である。
【0033】従って、この実施例では圧縮機の運転中は
作動室10が圧縮行程に入ると、吸入弁7aが凹部3d
の弁座S1 に接触してシール性を確保する。圧縮機が停
止されると、吸入弁7aが弁座S1 から離隔して放圧通
路33が形成されて、作動室10内の高圧の冷媒ガスが
吸入室5へ放出される。このため斜板20が最小傾斜角
位置に速やかに復帰され、早期に圧縮機を再起動した場
合のショックが緩和される。
【0034】次に、この発明を具体化した第3実施例を
図7に基づいて説明する。この実施例では圧縮機の停止
状態で吸入弁7aが弁座S1 に接触されている。弁座S
1 の表面には粗面3cが形成され、この粗面3cにより
弁座S1 と吸入弁7aとの接触界面に放圧通路33が形
成されている。前記粗面3cは吸入弁7a側に形成して
も、両者にそれぞれ形成してもよい。その他の構成は前
記第一実施例と同様である。
【0035】この実施例では圧縮機が停止された直後に
作動室10内の高圧ガスが放圧通路33を通して吸入室
5へ放出される。このため斜板20が最小傾斜角位置に
速やかに復帰され、早期に圧縮機を再起動した場合のシ
ョックが緩和される。又、この実施例では吸入弁7aを
曲げ加工する必要はなく、ショットブラスト等により弁
座S1 に粗面3cを形成するのみで済むため、加工が容
易となる。なお、この実施例における放圧通路33は圧
縮行程において、作動室10からガスが吸入室5へ漏洩
するので、シール性を考慮して粗面3cの粗さを20〜
30μmRzに設定するのが望ましい。
【0036】次に、この発明を具体化した第4実施例を
図8及び図9に基づいて説明する。この実施例では図9
に示すように、吐出弁8aが接触する弁座S2 に対し該
弁座S2 からの弁8aの離隔動作を円滑に行い、騒音を
低減するための粗面3eを形成し、バルブプレート3と
吐出弁8aとの接触界面に前記粗面3eによる隙間34
を形成している。さらに、前記吐出室6に接続された外
部吐出管路32に逆止弁35を配設している。前記粗面
3eの粗さはシール性を考慮して10〜20μmRzに
するのが望ましく、加工方法はショットブラスト等であ
る。この第3実施例において前記第1実施例と同様の機
能を有する部材については、同一の符号を付している。
【0037】従って、第4実施例では圧縮機が図8に示
すような最大容量状態で停止されると、吐出室6内の高
圧の冷媒ガスが粗面3eにより形成された隙間34から
作動室10内に進入する。又、逆止弁35により外部吐
出管路32から継続して前記吐出室6内にガスが流入す
ることはない。従って、吐出室6及び作動室10内のガ
スは放圧通路33を通して吸入室5へ素早く放出される
ので、斜板20が最大傾斜角から最小傾斜角に速やかに
傾動される。
【0038】なお、この発明は前記各実施例に限定され
るものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)図10に示すように、圧縮機の停止中では前記吸
入弁7aを弁座S1 に対し傾斜するように形成して放圧
通路33を形成すること。圧縮動作中では吸入弁7aが
弾性変形して弁座S1 に接触し、吸入ポート3aのシー
ルが行われる。
【0039】(2)図11に示すように吸入弁7aをバ
ルブプレート3と平行に形成し、前述した凹部3dの底
面に形成した弁座S1 を傾斜すること。この実施例では
圧縮動作中に吸入弁7aが傾斜して弁座S1 に接触して
吸入ポート3aが閉鎖される。
【0040】(3)図12に示すように吸入弁7aをバ
ルブプレート3の表面に形成した突起3fにより傾斜状
態に保持すること。この別例では圧縮機が停止された場
合に、弁座S1 から吸入弁7aが傾斜状態となって放圧
通路33が形成され、作動室10内のガスが通路33か
ら吸入室5に排出される。
【0041】(4)図10〜12において弁座S1 に粗
面3cを形成すること。 (5)図示しないが前述した粗面3c,3eに代えて細
い溝を弁座S1 ,S2あるい吸入弁7a、吐出弁8aに
例えば放射状に形成すること。
【0042】(6)図示しないが前述した粗面3eを吐
出弁8a側に形成すること。 (7)前記実施例では斜板20が非回転で前後に揺動す
る方式の斜板式可変容量圧縮機に具体化したが、これに
代えて回転斜板にピストン9を係留した方式の斜板式可
変容量圧縮機に具体化すること。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明は圧縮機が停止された後、斜板の最小傾斜角への移動
を迅速に行い、圧縮機を早期に再起動した場合のショッ
クを緩和して電磁クラッチの耐久性を向上し、騒音をさ
らに低減することができる。
【0044】請求項2,3記載の発明は、請求項1記載
の発明に加えて、製造を容易に行いコストダウンを実現
することができる。請求項4,5記載の発明は請求項1
記載の発明の効果に加えて、圧縮機が停止された後、斜
板の最小傾斜角への移動をさらに迅速に行い、圧縮機を
早期に再起動した場合のショックをさらに緩和して電磁
クラッチ等の耐久性を向上し、騒音を一層低減すること
ができる。
【0045】さらに、請求項6記載の発明は請求項1〜
5記載のいずれかの発明の効果に加えて騒音をさらに低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した第1実施例の斜板式可変
容量圧縮機の要部を示す部分断面図である。
【図2】要部の分解斜視図である。
【図3】斜板式可変容量圧縮機の最大容量状態の縦断面
図である。
【図4】斜板式可変容量圧縮機の最小容量状態の縦断面
図である。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】この発明の第2実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図7】この発明の第3実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図8】この発明の第4実施例を示す斜板式可変容量圧
縮機の最大容量状態の縦断面図である。
【図9】第4実施例の要部の断面図である。
【図10】この発明の別例を示す部分断面図である。
【図11】この発明の別例を示す部分断面図である。
【図12】この発明の別例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1…シリンダブロック、1a…シリンダボア、2…フロ
ントハウジング、2a…クランク室、3…バルブプレー
ト、3a…吸入ポート、3b…吐出ポート、3c…粗
面、3d…凹部、3e…粗面、4…リヤハウジング、5
…吸入室、6…吐出室、7…吸入弁形成板、7a…吸入
弁、8…吐出弁形成板、8a…吐出弁、9…ピストン、
13…回転軸、15…回転駆動体、19…回転支持体、
20…斜板、24…付勢手段としてのバネ、33…放圧
通路、34…隙間、35…逆止弁、S1 …吸入ポート側
の弁座、S2 …吐出ポート側の弁座。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣田 英 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に吸入室、吐出室及びクラ
    ンク室を備え、回転軸に対してシリンダボア内に収容し
    た複数のピストンを往復動させるための斜板を前記クラ
    ンク室内で傾動可能に装着し、前記ピストンのストロー
    クに比例する前記斜板の傾斜角を容量制御機構により変
    化させて冷媒ガスの吐出容量を制御するとともに、回転
    軸の停止状態で前記斜板の傾斜角を最小容量となる最小
    傾斜角に復帰する付勢手段を備えた斜板式可変容量圧縮
    機において、 前記吸入室とシリンダボアを連通する吸入ポートを開閉
    する弾性材よりなる板状の吸入弁と、該吸入弁が接触す
    る弁座との間に、圧縮機の停止状態でシリンダボア内の
    圧力を吸入室へ逃すための放圧通路を設けた斜板式可変
    容量圧縮機。
  2. 【請求項2】 請求項1において前記放圧通路は、吸入
    ポートを形成した弁座から吸入弁を離隔し、弁座と吸入
    弁との隙間により形成されたものである斜板式可変容量
    圧縮機。
  3. 【請求項3】 請求項1において前記放圧通路は、弁座
    に形成した凹部の底面と吸入弁との隙間により形成され
    ている斜板式可変容量圧縮機。
  4. 【請求項4】 請求項1において前記放圧通路は、弁座
    又は吸入弁に形成された粗面によって弁座と吸入弁との
    間に着座状態で生ずる隙間により形成されている斜板式
    可変容量圧縮機。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3において前記吸入弁又は
    該弁と接触する弁座には粗面が形成されている斜板式可
    変容量圧縮機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において前
    記シリンダボア内と吐出室を連通する吐出ポートを開閉
    する板状の吐出弁が着座する弁座に粗面を形成し、吐出
    室に連通する外部吐出管路に逆止弁を設けた斜板式可変
    容量圧縮機。
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