JPH07102266B2 - 長尺布加工機における搬送位置修正装置 - Google Patents

長尺布加工機における搬送位置修正装置

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JPH07102266B2
JPH07102266B2 JP12951493A JP12951493A JPH07102266B2 JP H07102266 B2 JPH07102266 B2 JP H07102266B2 JP 12951493 A JP12951493 A JP 12951493A JP 12951493 A JP12951493 A JP 12951493A JP H07102266 B2 JPH07102266 B2 JP H07102266B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布地の搬送位置を修正
する装置に関し、特に布地として連続的に搬送される長
尺布を対象とした搬送位置修正装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】布製品を大量に生産するためには、長尺
布を連続的に搬送しながら、これに縁縫い等の種々な加
工が順次施される。すなわち、長尺布は、これが製品毎
に分断されるまでの間は長尺のまま種々の加工機内を連
続的に搬送されていくものである。
【0003】この長尺布は大きな可撓性を有しているも
のであるから、加工機内での搬送途中において所謂蛇行
し易いものである。このため、従来では、例えば特公昭
57−17554号公報等において提案されているよう
に、長尺布の蛇行防止を図ることが種々提案されてきて
いる。上記の特公昭57−17554号公報に示されて
いる「長尺物縁自動縫製機」は、図5に示すように、
「布等の長尺物を走行させつつその端縁を縫製する装置
に於いて、該走行方向に対してほぼ直角に適宜間隔を置
いて一対のミシン1・2を付設し、各ミシン1・2の手
前に夫々端縁検知器を配すると共に、ミシン1・2と端
縁検知器を移動台上に併設してなり、該検知器より発せ
られる信号をもとにして該移動台を前記走行方向に直角
に変位させつつ前記長尺物の蛇行にミシン1・2を追従
させるようにしたこと特徴とする」ものであるが、長尺
布の蛇行状況に応じて移動台とともにミシン1・2を移
動させなければならないものであるから、その駆動制御
機構が必要となって構造が複雑化するものである。それ
だけではなく、長尺布の蛇行が一方側に偏って生じた場
合、そちら側の移動台を無限に移動させなければならな
くなってしまうのである。これは、長尺布の蛇行を積極
的に修正するというものではないことに起因するもので
ある。以上のことは、特公昭62−19878号公報に
て提案されている「蛇行制御装置付ミシン」についても
言えることである。
【0004】そこで、本発明者は、大きな可撓性を有す
る長尺布の位置修正を積極的に行うようにするにはどう
したらよいかについて種々検討を重ねてきた結果、本発
明を完成したのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとす
る課題は、加工機における長尺布の蛇行を修正すること
である。
【0006】そして、本発明の目的とするところは、大
きな可撓性を有する長尺布であっても、その加工機に対
する位置修正を積極的に行うことのできる搬送位置修正
装置を簡単な構造によって提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】以上の課題を解
決するために、本発明の採った手段は、実施例において
使用する符号を付して説明すると、「長尺布Wを連続的
に搬送しながらこれに縁縫い等の種々な加工を施す長尺
布加工機に付設される搬送位置修正装置であって、長尺
布Wがその全幅にわたって掛装されるローラ23と、こ
のローラ23の両端側に設けられてこれをそれぞれ独立
的に上下させる一対の作動装置22・22と、ローラ2
3に向けて搬送されてくる長尺布Wの裏面側に配置され
てこの長尺布側に開口するエア案内部材24と、このエ
ア案内部材24に設けられて吐出方向がエア案内部材2
4の略中央にて左右両端側に分けられる複数のエア吐出
口24aと、ローラ23に向けて搬送されてくる長尺布
Wの端縁の両外側にそれぞれ配置されてこれを検知する
一対の検知器25・25とを備えて、長尺布Wがその正
常な搬送装置から左右いずれかにずれたとき、これを検
知した検知器25からの信号によって、この検知器25
とは反対側に位置する作動装置22を作動させることに
よりローラ23を長尺布Wのずれた方向とは反対側に傾
斜させるとともに、この傾斜された側のエア吐出口24
aからエアを吐出させるようにしたことを特徴とする搬
送位置修正装置20」である。
【0008】すなわち、本発明に係る搬送位置修正装置
20は、例えば図1に示した自動縁縫機100のような
加工機に付設されたものであり、長尺布Wが掛装される
ローラ23の一方側端部を作動装置22によって例えば
下動された側へ長尺布Wの移動を行い易くしておき、さ
らに下動された側のエア吐出口24aからエアを長尺布
Wの裏面から吹き付けて言わば浮かせた状態にするもの
であり、これにより長尺布W自体の搬送位置の修正を積
極的に行うようにしたものである。
【0009】
【発明の作用】以上のように構成した本発明に係る搬送
位置修正装置20の作用を、長尺布Wの搬送順序に従っ
て説明するが、その前に、この搬送位置修正装置20が
付設される長尺布加工機である自動縁縫機100全体の
作用から説明していく。この自動縁縫機100において
は、図1に示したように、図示左端側に巻回しまたは折
畳んだ長尺布Wを配置しておき、この長尺布Wが本発明
に係る搬送位置修正装置20を通して第一支柱11上に
供給されるのであるが、この供給の直接駆動は第一支柱
11上の駆動ローラ26によってなされるものである。
【0010】第一支柱11上に送られた長尺布Wは、第
一支柱11の図示右側から基台10の下側に向け送られ
るのであるが、この搬送はミシン50を有する縫製台1
3の図示左側面に、設けた主送り装置30によってなさ
れる。そして、この長尺布Wは、第一コンベアベルト4
0によって各ミシン50に向けて送られてミシン50に
よる縫製がなされ、その後ミシン50の後流側に位置す
る第二コンベアベルト60上へと送られる。第二コンベ
アベルト60の先端下部には振りアーム70が設けてあ
って、この振りアーム70が図1の左右に揺動すること
により、加工が終わった長尺布Wは振りアーム70の下
方に折畳んだ状態で集積されるのである。
【0011】さて、第一支柱11の図示左側上部に設け
た本発明に係る搬送位置修正装置20であるが、この搬
送位置修正装置20の作用を、図4に示した概略図に従
って説明すると、長尺布Wの搬送が正常な状態で行われ
ている場合には、搬送位置修正装置20を構成している
ローラ23は略水平状態にあり、このローラ23に掛装
されている長尺布Wの両端縁は各検知器25によっては
検知されない。つまり、この場合の長尺布Wは、搬送位
置修正装置20の後流に位置する駆動ローラ26によっ
て搬送されているのであるが、そのローラ23に対する
掛装装置はローラ23の略中央となっており、その位置
で長尺布Wは図4の矢印に示したように、ローラ23に
向けて引き込まれているのである。
【0012】ここで、長尺布Wの搬送位置が何等かの原
因によって、例えば左方にずれたとすると、そのことが
図4の図示左側に示した検知器25によって検知される
とともに、この検知器25から図示右側の作動装置22
を作動させる信号が送られる。本実施例における各作動
装置22はエアによって作動するシリンダであるが、こ
のエア供給源からのエアが図4の図示右側の作動装置2
2に送られることにより、図4に示した如く、支持台2
2aを所定量下げるのである。これにより、長尺布Wが
掛装してあるローラ23は、その右方部分が僅かに下が
ることになり、長尺布Wのローラ23上での図示右方へ
の移動が可能な状態となる。つまり、長尺布Wは駆動ロ
ーラ26等の作用によってローラ23に向けて引き込ま
れているのであるが、この引込方向によって右側に傾斜
した長尺布W上を右側に移動し得る状態に準備されたこ
とになるのである。
【0013】従って、位置ズレした長尺布Wを以上のま
まの状態で搬送しつづければ、いずれは右方に移動する
のであるが、そのためには一定の時間が必要である。こ
の種の自動縁縫機100においては、長尺布Wの搬送を
高速(20m/分以上)で行っているのであるから、位
置ずれした状態が一定時間続くようであれば不都合とな
るので、その修正はできれば瞬時に行わなければならな
い。この操作は、本発明の搬送位置修正装置20におい
ては、エア案内部材24に設けたエア吐出口24aから
吐出されるエアによって行われるのである。
【0014】すなわち、本発明の搬送位置修正装置20
においては、ローラ23が傾斜し始めると同時に、その
傾斜する側(ここでは図4の右側半分)に開口されてい
るエア吐出口24aから一定量のエアが長尺布Wの裏面
側に吹き付けられるのである。これにより、ローラ23
に掛装されている長尺布Wの図示右側部分でローラ23
から少し浮いた状態あるいは掛装力が小さくされた状態
となるのであり、右側に傾斜されたローラ23上の右側
に移動しようとしている長尺布Wは直ちに右動するので
あり、これにより、長尺布Wの搬送位置が修正されるの
である。
【0015】本発明に係る搬送位置修正装置20におい
ては、各エア吐出口24aをエア案内部材24の中央で
左右に分けて、傾斜した側のエア吐出口24aからのみ
エアを吐出させるようにしているので、位置ズレした長
尺布Wの修正を必要箇所でのみ効率良く行えるととも
に、吐出すべきエアの量の節約が図られている。従っ
て、エア供給源の容量を比較的小さくできて、搬送位置
修正装置20の構成のコンパクト化が図られているので
ある。また、各エア吐出口24aを形成したエア案内部
材24は、長尺布Wの裏面側にのみ開口するものである
ため、エア吐出口24aから吐出されたエアが長尺布W
の裏面に確実に吹き付けられるとともに、各エア吐出口
24aはエア案内部材24の中央にて各両端側に向けて
エアを吐出するようにしてあるから、エアはエア案内部
材24内をその該当する端部に向けて流れ、この流れに
よっても長尺布Wに移動が図られるのである。
【0016】長尺布Wの搬送位置の修正が完了すれば、
長尺布Wの左側端縁は左側の検知器25によっては検知
されなくなるから、当該検知器25は図示右側の作動装
置22を元の位置に戻すための信号を直ちに発するので
ある。これにより、ローラ23は水平状態に戻るのであ
り、長尺布Wはその正常位置で再び搬送され続けること
になるのである。
【0017】勿論、長尺布Wは図4の右側にずれること
もあるが、この場合前述したのと逆の作動装置22、エ
ア吐出口24a、検知器25等が作動するものである。
また、図4等では、長尺布Wはローラ23に向けて下側
から供給される場合を示しているが、ローラ23に対す
る搬送の仕方はこのような方向のものに限られるもので
はないことは当然であり、例えばローラ23に向けて長
尺布Wを水平状態で供給する場合には、当該搬送位置修
正装置20はそれに応じた配置のものとされるものであ
る。
【0018】また、本実施例の搬送位置修正装置20に
おいては、作動装置22として所謂エアシリンダを採用
していて、そのためのエア供給源を各エア吐出口24a
から吐出するエアの供給源と共通にしているため、当該
搬送位置修正装置20を作動する図示しない制御装置、
ひいては搬送位置修正装置20それ自体の構成が簡略化
されれいるものである。
【0019】
【実施例】次に、本発明に係る搬送位置修正装置20
を、図面に示した実施例に従って説明すると、図1に
は、この搬送位置修正装置20を付設した長尺布加工機
である自動縁縫機100の側面図が示してある。この自
動縁縫機100は、基台10の両側に立設した第一支柱
11と第二支柱12との間に、縁縫いを行うミシン50
を搭載した縫製台13を設けて、基台10の図示左側に
配置した長尺布Wを第一支柱11上に搬送してから基台
10の下側を通し、各ミシン50にて縁縫いを行うよう
にしたものである。各ミシン50への長尺布Wの搬送
は、ミシン50自体の搬送力、ミシン50の縫製台13
の図示左側上部に設けた主送り装置30、及び各ミシン
50間に配置した第一コンベアベルト40によって行わ
れるものであり、各ミシン50にての加工が済んだ長尺
布Wは後流側に位置する第二コンベアベルト60上へと
送られるようになっている。そして、第二コンベアベル
ト60上に送られてきた長尺布Wは、第二コンベアベル
ト60の先端下部にて図示左右に揺動している振りアー
ム70によって、その下方に折り畳んだ状態で集積され
るのである。
【0020】本発明に係る搬送位置修正装置20は、第
一支柱11上に支持台21を介して設けてあるものであ
り、図2〜図4に示すように、主として長尺布Wが掛装
される一本のローラ23と、このローラ23の両端部を
個別に動かす左右一対の作動装置22と、この作動装置
22と略平行に配置されるエア案内部材24と、このエ
ア案内部材24に設けた複数のエア吐出口24aと、長
尺布Wの位置ズレ状態を検知する左右一対の検知器25
とからなっている。なお、本実施例に係る搬送位置修正
装置20は、そのローラ23に向けて長尺布Wを下側か
ら供給するように構成したものであり、そのために、各
作動装置22の作動はローラ23の端部を上下動するも
のとなっており、またローラ23の後流側に位置する第
一支柱11上には、長尺布Wの搬送を行うための駆動ロ
ーラ26が設けてある。この駆動ローラ26は、長尺布
Wの搬送が自動縁縫機100の他の部分によって十分行
われるようであれば、必ずしも必要なものではない。
【0021】本実施例における各作動装置22は、所謂
エアシリンダを採用したものであり、図2及び図3に示
したように、自動縁縫機100側の第一支柱11に取付
けられる支持台22aに設けられるものである。また、
各作動装置22は、その非作動時においては、図3の左
側に示したような状態となり、その作動時においては、
図3の右側に示したもののようにロッドを伸長して支持
台22aの一方を下動するものである。各作動装置22
のピストンロッドに連結した各支持台22aによって、
ローラ23及びエア案内部材24が互いに平行となるよ
うに支持してあり、これらローラ23及びエア案内部材
24の下方側に位置する支持台21には、検知器25を
有する支持アーム25aが取付けてあるのである。な
お、ローラ23は各作動装置22によって傾斜されるも
のであるから、一方(図3の図示右側)の作動装置22
の支持台21に対する連結は、枢軸21aによって行っ
てある。
【0022】ローラ23は、単に長尺布Wの搬送方向を
変えるものであり、所謂フリーローラである。つまり、
図2に示したように、図示上方から送られてきた長尺布
Wを図示右方へ送り出すものであり、その長尺布Wとの
接触面積がなるべく少なくされるものである。なお、こ
のローラ23は、位置ズレした長尺布Wをその軸心方向
に移動させてその位置修正が行われるものであるから、
その表面を滑らかにしたものである。
【0023】ローラ23と平行に配置されるエア案内部
材24は、図2及び図3に示したように、円筒を半割り
にした樋状の形状を有したものであり、その開口部は、
図2に示したように、搬送されてくる長尺布Wの裏面に
向かうものである。そして、このエア案内部材24に
は、図3に示したように、複数のエア吐出口24aが設
けてあり、各エア吐出口24aのエアの吐出方向は、エ
ア案内部材24の略中央部にて互いに逆となるようにし
てある。つまり、エア案内部材24の左側にて位置して
いる各エア吐出口24aは、エア案内部材24の左端側
に向けて開口しているのであり、右側のエア吐出口24
aは右端側に向けて開口しているのである。以上のよう
に、エア案内部材24と各エア吐出口24aを構成する
ことにより、例えば左側のエア吐出口24aから吐出さ
れたエアは、長尺布Wの左側裏面に吐出力を付与すると
ともに、エア案内部材24内を左側に流れることによっ
て、長尺布Wの左側への移動を助けるものなのである。
【0024】各検知器25は、長尺布Wの端縁が来たか
否かを検知するものであり、本実施例では所謂光センサ
ーを採用している。つまり、本実施例の各検知器25は
発光部と受光部の二つからなるものであり、これらは、
図3に示したように、互いに対向させた状態で支持アー
ム25aに取付けてある。そして、この支持アーム25
aは、図2に示したように、支持台21の所定箇所に取
付けてあるのであるが、搬送されてくる長尺布Wの端縁
が当該支持アーム25aに接触しないようにするため、
この支持アーム25aの支持台21に対する取付けは、
図2に示したように、斜め状態で行っているものであ
る。
【0025】また、本実施例に係る搬送位置修正装置2
0においては、その各作動装置22及びエア吐出口24
aに供給されるべきエアは、図2に示したように、共通
のエア供給源27から制御されながら供給されるもので
ある。これにより、作動装置22及びエア吐出口24a
にて必要なエアを一箇所で作成することができるのであ
り、搬送位置修正装置20全体のコンパクト化を図って
いるものである。
【0026】特に、本発明に係る搬送位置修正装置20
は、図2に示したような状態で一まとめして形成するこ
とができるのであり、これを既設の長尺布加工機に付設
すれば、その加工機における蛇行防止を簡単に行うこと
ができるのである。
【0027】
【発明の効果】上記詳述した通り、本発明においては、
上記実施例にて例示した如く、「長尺布Wを連続的に搬
送しながらこれに縁縫い等の種々な加工を施す長尺布加
工機に付設される搬送位置修正装置であって、長尺布W
がその全幅にわたって掛装されるローラ23と、このロ
ーラ23の両端側に設けられてこれをそれぞれ独立的に
上下させる一対の作動装置22・22と、ローラ23に
向けて搬送されてくる長尺布Wの裏面側に配置されてこ
の長尺布側に開口するエア案内部材24と、このエア案
内部材24に設けられて吐出方向がエア案内部材24の
略中央にて左右両端側に分けられる複数のエア吐出口2
4aと、ローラ23に向けて搬送されてくる長尺布Wの
端縁の両外側にそれぞれ配置されてこれを検知する一対
の検知器25・25とを備えて、長尺布Wがその正常な
搬送装置から左右いずれかにずれたとき、これを検知し
た検知器25からの信号によって、この検知器25とは
反対側に位置する作動装置22を作動させることにより
ローラ23を長尺布Wのずれた方向とは反対側に傾斜さ
せるとともに、この傾斜された側のエア吐出口24aか
らエアを吐出させるようにしたこと」にその構成上の特
徴があり、これにより、大きな可撓性を有する長尺布で
あっても、その加工機に対する位置修正を積極的に行う
ことのできる搬送位置修正装置を簡単な構造によって提
供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送位置修正装置を付設した自動
縁縫機の側面図である。
【図2】同自動縁縫機の拡大側面図である。
【図3】同自動縁縫機の拡大正面図である。
【図4】同搬送位置修正装置の作用を説明するための概
略正面図である。
【図5】従来の自動縁縫機を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 基台 20 搬送位置修正装置 21 支持台 22 作動装置 22a 支持台 23 ローラ 24 エア案内部材 24a エア吐出口 25 検知器 25a 支持アーム 26 駆動ローラ 27 エア供給源 30 主送り装置 40 第一コンベアベルト 50 ミシン 60 第二コンベアベルト 70 振りアーム 100 自動縁縫機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺布を連続的に搬送しながらこれに縁縫
    い等の種々な加工を施す長尺布加工機に付設される搬送
    位置修正装置であって、 長尺布がその全幅にわたって掛装されるローラと、この
    ローラの両端側に設けられてこれをそれぞれ独立的に上
    下させる一対の作動装置と、前記ローラに向けて搬送さ
    れてくる長尺布の裏面側に配置されてこの長尺布側に開
    口するエア案内部材と、このエア案内部材に設けられて
    吐出方向がエア案内部材の略中央にて左右両端側に分け
    られる複数のエア吐出口と、前記ローラに向けて搬送さ
    れてくる長尺布の端縁の両外側にそれぞれ配置されてこ
    れを検知する一対の検知器とを備えて、 前記長尺布がその正常な搬送装置から左右いずれかにず
    れたとき、これを検知した前記検知器からの信号によっ
    て、この検知器とは反対側に位置する前記作動装置を作
    動させることにより前記ローラを長尺布のずれた方向と
    は反対側に傾斜させるとともに、この傾斜された側の前
    記エア吐出口からエアを吐出させるようにしたことを特
    徴とする搬送位置修正装置。
JP12951493A 1993-05-31 1993-05-31 長尺布加工機における搬送位置修正装置 Expired - Fee Related JPH07102266B2 (ja)

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