JPH0710125U - 壁パネルの接続構造 - Google Patents

壁パネルの接続構造

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JPH0710125U
JPH0710125U JP3666193U JP3666193U JPH0710125U JP H0710125 U JPH0710125 U JP H0710125U JP 3666193 U JP3666193 U JP 3666193U JP 3666193 U JP3666193 U JP 3666193U JP H0710125 U JPH0710125 U JP H0710125U
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JP
Japan
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wall panel
pieces
connection structure
bent
claw
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Pending
Application number
JP3666193U
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English (en)
Inventor
昇 木村
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Showa Denko Materials Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部からの大きな外力に対しても充分な取付
強度が得られ、材料費ならびに加工費を低減した壁パネ
ルの接続構造を提供することを目的とする。 【構成】 壁パネル4の折曲片5,5´に突起6,6´
を裏側に突設形成し、断面略コ字状の長尺状をなす支柱
1の両端を内側に向けて傾斜することにより、爪片3,
3´を形成し、支柱1内に壁パネル4の折曲片5,5´
を間隔をあけて設置し、折曲片5,5´間に目地材7を
挿入することにより、支柱1の爪片3,3´と壁パネル
4の突起6,6´との係合作用により、壁パネル4を効
率良くかつ強固に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、壁パネルの接続構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近来、壁パネルの接続方法は、実公昭54−80473号に示すように、壁パ ネルのフランジ内側に粗面または発泡ポリエチレン等の弾性体を形成し、目地材 を押圧することにより、ヒレ部を粗面または弾性体に食い込ませることにより壁 パネルを接続するというものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の壁パネルの接続構造においては、壁パネルの粗 面によるフレームとの摩擦抵抗力または、発泡ポリエチレン等の弾性体の食い込 み力が弱いため、壁パネルに強い外力が加わった際、その外力の大きさに比例し て壁パネルに反りが生じ、また外力が極端に大きい場合には、目地材が飛び出し たり、壁パネルが外れる等の不具合が指摘されている。
【0004】 また、発泡ポリエチレン等の弾性体は壁パネルに個別に貼り付けていたため、 貼り付けに要する手間と材料費がかさむ等生産性の低下を招くという欠点があっ た。
【0005】 さらに、弾性体を貼付する接着剤の経年劣化により、初期の取付強度が得られ ない等の問題点もあった。
【0006】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、大きな外力に対しても 耐えうる充分な強度を備え、しかも材料費と加工費を低減することができ、生産 性に優れた壁パネルの接続構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る壁パネルのは接続構造は、断面略コ 字状の長尺体からなる支柱の両側縁を内側に傾斜させて爪片を形成し、少なくと も縦方向の片側に折曲した折曲片を備え、折曲片の少なくとも中央部に1個また は複数個のフランジ裏面側に突出する突起を有する壁パネルを2枚を上記支柱内 に挿入し、2つの折曲片の間に弾性体からなる目地材を押圧し、爪片が突起の基 部に当接することにより、壁パネルを着脱自在に接続したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
以上の構成から明らかなように、爪片の弾性力と突起との摩擦力および突起の 高さにより外力を有効に吸収することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案による壁パネルの接続構造の実施例ついて、図1ないし図6を用 いて詳細に説明する。
【0010】 図1は本考案による壁パネルの接続構造の全体構成を示す全体斜視図、図2は 本考案による接続構造を示す横断面図、図3は本考案による接続構造に使用する 支柱を示す横断面図、図4は本考案に使用する壁パネルの構成を示す横断面図、 図5は本考案に使用する壁パネルの折曲片の構成を示す横断面図、図6は本考案 に使用する支柱の爪片の構成を示す横断面図である。
【0011】 図中符号1は、断面略コ字状をなす長尺状の支柱であり、この支柱1の相対す る片2,2´の先端は、溝空所部の奥側に90度以上折曲して爪片3,3´が長 手方向全長にわたって左右対称となるように形成されており、この爪片3,3´ 同士の間隔Sは、挿入されるそれぞれ2枚の壁パネル折曲片の厚さと目地材の厚 さとの合計より狭く形成されている。
【0012】 上記長尺状の支柱1に支持される壁パネル4は、表面に化粧面を有する板体の 幅方向両端を、化粧面とは反対側に支柱1の爪片3,3´の奥行きよりも長く直 角に折曲した折曲片5,5´が形成された塩ビ鋼板等により一体成形されており 、この壁パネル4の折曲片5,5´には、裏側に突出する突起6,6´が形成さ れている。
【0013】 この突起6,6´は、実施例では皿形をした突起であり、図4,図5に示すよ うに、パネルから基部までの高さh 1は爪片3,3´の折曲部から最奥部までの 高さh 2とほぼ等しいか、若干の余裕をもった寸法に設定されている。また、突 起6,6´のフランジ面からの高さh 3は、2枚のパネルの突起の高さh 3と2 枚のパネル厚さの合計が爪片3,3´の間隔Sより小さい値に設定されている。
【0014】 なお、突起6,6´の形状は、本実施例においては皿形としたが、これに限ら ず、半球形,紡錘形,帯形等、その形状はプレス成形時加工が簡単な形状であれ ば任意の形状のものを選択して良い。
【0015】 さらに、図中符号7は、壁パネル4間に挿入する合成樹脂よりなる棒状の目地 材であり、図中符号8は、壁パネル4の内面に貼着される裏打ち材である。
【0016】 次に、本考案による壁パネル4の接続構造について説明すると、支柱1を適宜 方法で底部に固定した後、支柱1の爪片3,3´間Sに2枚の壁パネル4の折曲 片5,5´を爪片3,3´の基部がパネル4の裏面に当接するまで挿入し、続い て、パネル4の折曲片5,5´間に目地材7を挿入して組立てを完了する。
【0017】 本考案による接続構造は、機構的には支柱1の爪片3,3´間Sに2枚のパネ ル4,4´の折曲片5,5´を挿入した時点では、折曲片5,5´は爪片3,3 ´に圧接または固定されてはおらず、よって、爪片3,3´と突起6,6´とも 圧接または固定されてはいない。
【0018】 そして、目地材7を挿入して初めてパネル4,4´の折曲片5,5´の裏面に 突出した突起6,6´の基部に、支柱1の爪片3,3´の先端が強く当接するこ とになり、爪片3,3´の弾性力と突起6,6´との摩擦力により、壁パネル4 は支柱1に確実に固着されることになり、強い外力が壁パネル4に作用した場合 でも、突起6,6´の突起の高さh 3により壁パネル4が外れることがなく強固 に支持される。
【0019】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案による壁パネルの接続構造は、以下に記載する格別 の作用効果を有する。 (1)爪片の弾性力、爪片と突起との摩擦力、および突起の高さにより、より強 大な外力にも耐えることができ、壁パネルの取付強度を著しく強化することがで きるという効果を有する。 (2)パネル裏面に突設する突起の成形加工は、パネル折曲片の折曲加工と同種 の金属加工のため、連続した加工が可能であることから、壁パネルの生産性が向 上するという効果を有する。 (3)パネルが塩ビ鋼板のような金属板の場合でも、発泡ポリエチレン等の弾性 体による外れ防止板が不要となるため、材料費が削減され、またその加工費も不 要となるため、製作コストを大幅に引き下げることができるという効果を有する 。 (4)外れ防止板貼着用の接着剤も不要となるため、接着剤の経年劣化による接 続部の強度低下を来たさないため、長期使用によっても確実な取付強度が保証で きるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による壁パネルの接続構造の一実施例を
示す要部全体斜視図。
【図2】図1中A−A線断面箇所におけるパネルの接続
状態を示す横断面図。
【図3】本考案による接続構造に使用する支柱の横断面
図。
【図4】本考案による接続構造に使用する壁パネルの構
成を示す横断面図。
【図5】図4の壁パネルにおける突起形成箇所の拡大断
面図。
【図6】図3に示す支柱の爪片部位の拡大断面図。
【符号の説明】
1 支柱 3,3´ 爪片 4 壁パネル 5,5´ 折曲片 6,6´ 突起 7 目地材 8 裏打ち材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略コ字状の長尺体からなる支柱の両
    側縁を内側に傾斜させて爪片を形成し、少なくとも縦方
    向の片側に折曲した折曲片を備え、折曲片の少なくとも
    中央部に1個または複数個のフランジ裏面側に突出する
    突起を有する壁パネルを2枚を上記支柱内に挿入し、2
    つの折曲片の間に弾性体からなる目地材を押圧し、爪片
    が突起の基部に当接することにより、壁パネルを着脱自
    在に接続したことを特徴とする壁パネルの接続構造。
JP3666193U 1993-07-06 1993-07-06 壁パネルの接続構造 Pending JPH0710125U (ja)

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JP3666193U JPH0710125U (ja) 1993-07-06 1993-07-06 壁パネルの接続構造

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JP3666193U JPH0710125U (ja) 1993-07-06 1993-07-06 壁パネルの接続構造

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JPH0710125U true JPH0710125U (ja) 1995-02-14

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ID=12476049

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JP3666193U Pending JPH0710125U (ja) 1993-07-06 1993-07-06 壁パネルの接続構造

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