JPH0699624A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0699624A
JPH0699624A JP4249042A JP24904292A JPH0699624A JP H0699624 A JPH0699624 A JP H0699624A JP 4249042 A JP4249042 A JP 4249042A JP 24904292 A JP24904292 A JP 24904292A JP H0699624 A JPH0699624 A JP H0699624A
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JP4249042A
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Shigeyuki Matsumoto
茂之 松本
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学装置や定着器の故障、不揮発性メモリの
異常等が発生し、画像形成動作が正常にできなくなった
場合に、ホスト側が正常に印字動作が終了したと誤認す
ることを防止し、また用紙の無駄な消費を防止する。 【構成】 光学装置1、定着器19、不揮発性メモリの
異常を検出したら、画像情報処理装置13からの画像デ
ータの出力タイミングをとるために用紙を検出するレジ
センサ18の手前の用紙はその場で停止させ、レジセン
サ18を通過した用紙は全て排出した後に、全ての搬送
動作を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタや複写
機等の画像形成装置に係わり、特に光学装置、定着器、
不揮発性メモリ等に異常が発生したときの処理を行う機
能を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタや複写機等の電子写真方
式の画像形成装置では、光学装置によって画像データに
基づいて感光体上に静電潜像を形成し、この静電潜像を
トナーにて現像した後、所定の用紙にトナー像を転写
し、定着器にて定着することによって印字画像を得る。
【0003】この画像形成装置では、光学装置や定着器
が故障したり、種々の設定条件等を記憶する不揮発性メ
モリに異常が発生すると、正常な印字動作ができなくな
ってしまう。このような用紙搬送を除く画像形成動作が
正常にできなくなった場合にすぐに装置を停止してしま
うと、リカバリ時に感光体上のトナーの処理等が大変な
ため、従来は、例えば特開平2−105166号公報に
示されるように、カセットまたはトレイから搬送された
用紙に対して全て印字動作を行って排出してから装置を
停止するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな異常処理を行った場合、画像形成装置に印字データ
を送出するホストコンピュータあるいは画像形成装置内
の画像情報処理装置は、排出された用紙は正常に印字動
作が終了したものと誤認してしまうという問題点があ
る。また、無駄な印字を行うことになるので、用紙を無
駄に消費してしまうという問題点がある。さらに、定着
器の故障によって定着能力がない状態でトナーの付いた
用紙が定着器に入ると、トナーが用紙に定着されないの
で、定着器を汚してしまうという問題点がある。
【0005】そこで本発明の目的は、光学装置や定着器
の故障、不揮発性メモリの異常等が発生し、用紙搬送を
除く画像形成動作が正常にできなくなった場合に、ホス
トコンピュータあるいは画像情報処理装置が正常に印字
動作が終了したと誤認することを防止でき、また用紙の
無駄な消費を防止でき、さらに定着器の故障発生時にお
ける定着器へのトナーの付着を防止できるようにした画
像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、画像データを出力する画像データ出力手段と、この
画像データ出力手段からの画像データに基づいて用紙に
対して画像を記録する画像記録手段と、用紙を給紙部か
ら画像記録手段へ搬送すると共に、画像記録後の用紙を
画像記録手段から排出部へ搬送する用紙搬送手段と、画
像データ出力手段が画像記録手段に対して画像データを
出力するタイミングをとるために、用紙搬送手段によっ
て搬送される用紙が所定の位置に達したことを検出する
用紙検出手段と、用紙搬送を除く画像形成動作の異常を
検出する異常検出手段と、この異常検出手段によって異
常が検出されたときに、用紙搬送手段を制御して、用紙
検出手段に到達する前の用紙はその場で停止させ、用紙
検出手段を通過した用紙は排出させる異常処理手段とを
備えたものである。
【0007】この画像形成装置では、用紙搬送手段によ
って用紙が給紙部から画像記録手段へ搬送され、用紙検
出手段が用紙を検出したタイミングに応じて、画像デー
タ出力手段から画像記録手段へ画像データが送られ、こ
の画像データに基づいて画像記録手段によって用紙に画
像が記録される。また、異常検出手段によって用紙搬送
を除く画像形成動作の異常が検出されると、異常処理手
段によって、用紙検出手段に到達する前の用紙はその場
で停止され、用紙検出手段を通過した用紙は排出され
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図6は本発明の第1実施例に係
るものである。
【0009】図2は本実施例のレーザプリンタの概略構
成を示す説明図である。このレーザプリンタは、静電潜
像が形成される感光体6と、この感光体6に対して画像
データに基づいて点滅する光ビームを照射して静電潜像
を形成する光学装置1とを備えている。
【0010】光学装置1には、画像データに応じてレー
ザ光を変調して出力する図示しない半導体レーザが設け
られている。この半導体レーザから射出されたレーザビ
ームはポリゴンミラー2に入射し、このポリゴンミラー
2の回転に応じて偏向されるようになっている。偏向さ
れたレーザビームはFθレンズ3を通過した後、ミラー
4、5により進行方向を変えられ、感光体6に照射され
るようになっている。
【0011】感光体6の周囲には、図示しないチャージ
ロール、現像装置9、図示しないトランスファロールお
よびクリーニング装置10が設けられている。感光体6
は、一定速度で回転しており、まず、チャージロールに
よって表面が一様に帯電され、この帯電後の感光体6に
対してレーザビームが照射されることで感光体6の表面
に画像データに対応した静電潜像が形成される。この静
電潜像は現像装置9によって現像され、トナー像が形成
される。このトナー像はトランスファロールによって用
紙に転写される。この転写後に感光体6の表面上に残っ
たトナーは、クリーニング装置10によって除去され
る。
【0012】光学装置1の後方には、電源部11と、レ
ーザプリンタ全体の制御を行う制御装置12と、ホスト
コンピュータから送られてきた画像情報をレーザプリン
タの言語に翻訳して制御装置12へ送る画像情報処理装
置13とが設けられている。
【0013】次に、用紙の搬送経路について説明する。
レーザプリンタの下部には、着脱自在な給紙カセット1
4が設けられている。この給紙カセット14に積層され
た用紙のうちの最上層の用紙は、半月状のフィードロー
ル15によって給紙カセット14外へ送り出されるよう
になっている。給紙カセット14から感光体6へ至る搬
送経路には、給紙カセット14側から順に、ターンロー
ル16とレジロール17とが設けられている。ターンロ
ール16は電磁クラッチによって回転が停止されるよう
になっている。また、レジロール17の近傍には、画像
情報処理装置13が画像データを出力するタイミングを
とるために、用紙先端がレジロール17の位置に達した
ことを検出するレジセンサ18が設けられている。
【0014】給紙カセット14から送り出された用紙
は、ターンロール16によって破線で示した経路を進行
し、先端がレジロール17に達したことをレジセンサ1
8によって検出する。そして、このレジセンサ18の検
出タイミングに基づいて、画像情報処理装置13が画像
データを出力する。このようにして、用紙は所望のタイ
ミングで感光体6とトランスファロールとの間を通過す
る。このとき、感光体6上のトナー像が用紙上に転写さ
れる。転写の行われた用紙は、感光体6の表面から剥離
され、レジロール17によって排出口まで搬送される。
排出口には出口ロール20が設けられ、この出口ロール
20の手前には定着器19が設けられている。この定着
器19は、例えば、高温の一定した温度に制御されるヒ
ートロールと、このヒートロールに対して用紙を押し付
けるプレッシャロールとの対からなる。また、出口ロー
ル20の近傍には、印字を終了した用紙をレーザプリン
タから排出したことを検出する出口センサ21が設けら
れている。
【0015】図3は上述の用紙の搬送経路とその途中に
ある装置等を示したものである。
【0016】図1は、本実施例のレーザプリンタの異常
処理に関わる構成を示すブロック図である。この図に示
すように、制御装置12は中央処理装置(以下、CPU
と記す。)31と、このCPU31に接続されたカウン
タA32とを備えている。なお、CPU31は、プログ
ラムを格納するリード・オンリ・メモリやワーキングエ
リアとなるランダム・アクセス・メモリを含んでいる。
また、制御装置12内にはCPU31に接続された不揮
発性メモリ33が設けられているが、図1では便宜上、
この不揮発性メモリ33を制御装置12の外に示してい
る。この不揮発性メモリ33には、解像度や光学装置1
内の半導体レーザの出力の調整値やレジストレーション
の調整値等、レーザプリンタの種々の設定条件等が格納
されている。カウンタA32は、レジセンサ18から排
出口までの間にある用紙の枚数を記憶するためのもので
あり、レジセンサ18がオンになると加算され、出口セ
ンサ21がオフになると減算される。
【0017】制御装置12は、画像情報処理装置13か
ら画像データや制御データを受け取ると共に画像情報処
理装置13に対してステータスを送るようになってい
る。また、制御装置12は、レジセンサ18および出口
センサ21の各出力を入力すると共に、フィードロール
15、ターンロール16およびレジロール17を制御す
るようになっている。
【0018】また、本実施例では、光学装置1、定着器
19の故障および不揮発性メモリ33の異常を検出する
異常検出手段34が設けられている。この異常検出手段
34は制御装置12内のCPU31によって実現され
る。この異常検出手段34は、例えば以下のようにして
異常を検出する。光学装置1の場合は、例えばポリゴン
ミラー2によって偏向されたレーザビームを検出するセ
ンサの出力を用いて、このセンサの出力の間隔からポリ
ゴンミラー2の回転速度を求め、この回転速度が設定し
た値になっていないことを検出したときに異常と判断す
る。また、定着器19の場合は、例えばヒートロールの
温度を検出するセンサの出力を用いて、ヒートロールの
温度が設定した温度範囲内にないことを検出したとき
や、ヒータの断線を検出したときに異常と判断する。ま
た、不揮発性メモリ33の場合は、例えば書き込みが不
能になった場合や、複数箇所に同じデータを書き込んで
それらが一致しないときに異常と判断する。
【0019】制御装置12は、異常検出手段34によっ
て異常が検出されると、レジセンサ18に到達する前の
用紙はその場で停止させ、レジセンサ18を通過した用
紙は排出させる異常処理を行う。
【0020】次に、この異常処理について説明する。
【0021】図4は画像情報処理装置13からの印字命
令等により印字を行ったときの各センサとカウンタAの
状態と異常発生タイミングとを示すタイミングチャート
である。この図は2枚の印字を連続して行った場合を示
している。(a)はフィードロールの駆動命令を示す。
(e)に示すように、最初のフィードロールの駆動命令
以前における異常発生タイミングをP1とする。
【0022】フィードロールの駆動命令に応じてフィー
ドロール15の駆動が開始され、ターンロール16によ
って用紙が搬送され、所定時間後に、(b)に示すよう
にレジセンサ18がオンになる。ここまでの間、(d)
に示すようにカウンタA32の値は“0”である。最初
のフィードロールの駆動命令からレジセンサ18がオン
になるまでの間における異常発生タイミングをP2とす
る。
【0023】その後、1枚目の用紙が出口センサ21に
達すると、(c)に示すように出口センサ21がオンと
なり、次にレジセンサ18がオフとなる。レジセンサ1
8がオフとなる直前に2回目のフィードロールの駆動命
令が発せられ、所定時間後に、レジセンサ18が再びオ
ンとなる。次に出口センサ21がオフとなる。1回目の
レジセンサ18のオンから2回目のレジセンサ18のオ
ンまでの間はカウンタA32の値が“1”、2回目のレ
ジセンサ18のオンから1回目の出口センサ21のオフ
までの間はカウンタA32の値が“2”である。そし
て、1回目のレジセンサ18のオンから2回目のフィー
ドロールの駆動命令までの間における異常発生タイミン
グをP3とし、その後、2回目のレジセンサ18のオン
までの間における異常発生タイミングをP4とし、その
後、1回目の出口センサ21のオフまでの間における異
常発生タイミングをP5とする。
【0024】1回目の出口センサ21のオフの後に、2
回目の出口センサ21のオン、2回目のレジセンサ18
のオフ、2回目の出口センサ21のオフがある。2枚の
印字の場合、1回目のフィードロールの駆動命令から2
回目の出口センサ21のオフまでの間が“印字中”とい
うことになる。1回目の出口センサ21のオフから2回
目の出口センサ21のオフまでの間はカウンタA32の
値が“1”であり、その間における異常発生タイミング
をP6とする。また、2回目の出口センサ21のオフ以
降はカウンタA32の値が“0”であり、そのときにお
ける異常発生タイミングをP7とする。
【0025】異常処理では、以上のように示した異常発
生タイミングP1〜P7に応じて異なる処理を行う。な
お、3枚以上の印字を連続して行う場合は、P6の途中
でレジセンサ18がオンになると再びP5となり、以降
P5とP6を繰り返し、最後はP7で終了する。
【0026】図5は本実施例における異常処理を示すフ
ローチャートである。この図に示すように、この異常処
理では、まずステップ(以下、Sと記す。)101で異
常発生タイミングを判断する。この判断は、制御装置1
2内のCPU31が、フィードロールの駆動命令のタイ
ミングとカウンタA32の値とレジセンサ18の状態と
に基づいて、異常検出手段34によって異常が検出され
たタイミングが、図4(e)におけるP1〜P7のうち
のいずれかを判断するものである。そして、この判断に
より、P1またはP7の場合はS102で処理Aを実行
し、P2の場合はS103で処理Bを実行し、P3また
はP6の場合はS104で処理Cを実行し、P4の場合
はS105で処理Dを実行し、P5の場合はS106で
処理Eを実行し、終了する。
【0027】図6(a)〜(e)はそれぞれ図5におけ
る処理A〜Eを示すフローチャートである。
【0028】処理Aでは、S111で印字動作不可設定
を行って復帰する。すなわち、処理Aを行う異常発生タ
イミングP1またはP7の場合、“印字中”ではないの
で、搬送経路内に用紙がなく、用紙搬送動作も行われて
いないので、用紙搬送に関して特別な処理を行う必要が
ないのである。ここで、印字動作不可設定とは、画像情
報処理装置13に対して正常な印字動作ができなくなっ
たことを知らせるための設定であり、画像情報処理装置
13側からリクエストがあったときに、この印字動作不
可設定をステータスとして返す。
【0029】処理Bでは、S121で印字動作不可設定
を行い、次にS122でターンロール16を停止し、次
にS123でレジロール17を含む各ロールを駆動する
メインモータを停止して復帰する。すなわち、処理Bを
行う異常発生タイミングP2の場合、レジセンサ20手
前に用紙があり、レジセンサ20以降に用紙がない状態
なので、ターンロール16を停止してレジセンサ20手
前の用紙をその場で停止させた後、全ての搬送動作を停
止させる。
【0030】処理Cでは、S131で印字動作不可設定
を行い、次にS132で出口センサ21のオフを待ち、
オフになったら、S133でメインモータを停止して復
帰する。すなわち、処理Cを行う異常発生タイミングP
3またはP6の場合、レジセンサ20手前に用紙がな
く、レジセンサ20以降に用紙が1枚ある状態なので、
レジセンサ20以降の用紙が排出された後、全ての搬送
動作を停止させる。
【0031】処理Dでは、S141で印字動作不可設定
を行い、次にS142でターンロール16を停止し、次
にS143で出口センサ21のオフを待ち、オフになっ
たら、S144でメインモータを停止して復帰する。す
なわち、処理Dを行う異常発生タイミングP4の場合、
レジセンサ20手前に用紙があり、レジセンサ20以降
に用紙が1枚ある状態なので、まずターンロール16を
停止してレジセンサ20手前の用紙をその場で停止さ
せ、レジセンサ20以降の用紙が排出された後、全ての
搬送動作を停止させる。
【0032】処理Eでは、S151で印字動作不可設定
を行い、次にS152で出口センサ21のオフを待ち、
オフになったら、S153で再度出口センサ21のオフ
を待ち、オフになったら、S154でメインモータを停
止して復帰する。すなわち、処理Eを行う異常発生タイ
ミングP5の場合、レジセンサ20手前に用紙がなく、
レジセンサ20以降に用紙が2枚ある状態なので、レジ
センサ20以降の用紙が2枚とも排出された後、全ての
搬送動作を停止させる。
【0033】このように本実施例では、異常検出手段3
4によって光学装置1、定着器19、不揮発性メモリ3
3の異常を検出したら、レジセンサ18の手前の用紙は
その場で停止させ、レジセンサ18を通過した用紙は全
て排出した後に、全ての搬送動作を停止させるようにし
たので、ホストコンピュータあるいは画像情報処理装置
13が正常に印字動作が終了したと判断する誤認を少な
くすることができる。また、異常な印字結果で排出され
る用紙の数も減るので、用紙の無駄な消費を少なくする
ことができる。さらに、定着器19の故障によって定着
能力がない状態で定着器19に入る用紙の数が減るの
で、定着器19へのトナーの付着を少なくすることがで
きる。
【0034】次に本発明の第2実施例について説明す
る。本実施例は、第1実施例と構成が同じで、異常処理
のみが異なっている。
【0035】図7は本実施例における異常処理を示すフ
ローチャートである。この異常処理では、まずS201
で印字動作不可設定を行い、S202で印字中か否かを
判断する。なお、印字中とは、1回目のフィードロール
の駆動命令から最後の用紙が出口センサ21を通過し
て、出口センサ21がオフになるまでをいう。印字中で
なければ終了する。印字中の場合は、S203でターン
ロール16を停止する。すなわち、レジセンサ18の手
前に用紙があるか否かにかかわらずターンロール16を
停止する。次にS204でカウンタA32の値が“0”
か否かを判断する。“0”の場合はS205でメインモ
ータを停止して終了する。“0”でない場合は、S20
6で出口センサ21がオフになるのを待ち、オフになっ
たら、S207でカウンタA32の値を“1”だけ減算
して、S204へ戻る。このように、S204〜S20
7を繰り返すことによって、レジセンサ18以降の用紙
が全て排出され、カウンタA32の値が“0”となると
S205でメインモータを停止して終了する。
【0036】本実施例では、第1実施例のように異常発
生タイミングを判断する必要がないので、処理が簡単に
なる。
【0037】その他の作用および効果は第1実施例と同
様である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、異
常検出手段によって、用紙搬送を除く画像形成動作の異
常を検出したら、画像データの出力タイミングをとるた
めの用紙検出手段に到達する前の用紙はその場で停止さ
せ、用紙検出手段を通過した用紙は全て排出するように
したので、ホストコンピュータあるいは画像情報処理装
置が正常に印字動作が終了したと判断する誤認を少なく
することができるという効果がある。また、本発明によ
れば、異常な印字結果で排出される用紙の数が減るの
で、用紙の無駄な消費を少なくすることができるという
効果がある。さらに、本発明によれば、定着器の故障に
よって定着能力がない状態で定着器に入る用紙の数が減
るので、定着器へのトナーの付着を少なくすることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のレーザプリンタの異常
処理に関わる構成を示すブロック図である。
【図2】 第1実施例のレーザプリンタの概略構成を示
す説明図である。
【図3】 図2のレーザプリンタにおける用紙の搬送経
路とその途中にある装置等を示す説明図である。
【図4】 第1実施例における各センサとカウンタAの
状態と異常発生タイミングとを示すタイミングチャート
である。
【図5】 第1実施例における異常処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】 図5における処理A〜Eを示すフローチャー
トである。
【図7】 本発明の第2実施例における異常処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1…光学装置、6…感光体、12…制御装置、13…画
像情報処理装置、15…フィードロール、16…ターン
ロール、17…レジロール、18…レジセンサ、19…
定着器、21…出口センサ、31…CPU、32…カウ
ンタA、33…不揮発性メモリ、34…異常検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを出力する画像データ出力手
    段と、 この画像データ出力手段からの画像データに基づいて用
    紙に対して画像を記録する画像記録手段と、 用紙を給紙部から前記画像記録手段へ搬送すると共に、
    画像記録後の用紙を前記画像記録手段から排出部へ搬送
    する用紙搬送手段と、 前記画像データ出力手段が前記画像記録手段に対して画
    像データを出力するタイミングをとるために、前記用紙
    搬送手段によって搬送される用紙が所定の位置に達した
    ことを検出する用紙検出手段と、 用紙搬送を除く画像形成動作の異常を検出する異常検出
    手段と、 この異常検出手段によって異常が検出されたときに、前
    記用紙搬送手段を制御して、前記用紙検出手段に到達す
    る前の用紙はその場で停止させ、前記用紙検出手段を通
    過した用紙は排出させる異常処理手段とを具備すること
    を特徴とする画像形成装置。
JP4249042A 1992-09-18 1992-09-18 画像形成装置 Pending JPH0699624A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041190A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2015168220A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 ブラザー工業株式会社 搬送装置及び画像記録装置

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JP2007041190A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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