JPH069906U - 切断機 - Google Patents

切断機

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JPH069906U
JPH069906U JP5115192U JP5115192U JPH069906U JP H069906 U JPH069906 U JP H069906U JP 5115192 U JP5115192 U JP 5115192U JP 5115192 U JP5115192 U JP 5115192U JP H069906 U JPH069906 U JP H069906U
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JP
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frame
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洋太郎 渡辺
達也 赤松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断機のロアガードが被切断材に接触しない
ようにする。 【構成】 フレーム6は、鋸刃7を保持しつつ第1の軸
5の回りを上下に回動する。ロアガード12は、フレー
ムに回動可能に支持され、鋸刃の下部を開閉する。リン
ク15の先端部15bはロアガードと係合し、基端部1
5bは第1の軸に平行な第2の軸14に回動可能にに支
持される。フレームとリンクとの間にカム17及びカム
フォロア18が介装されている。フレームが下方向へ回
動すると、カム及びカムフォロアの係合作用でロアガー
ドが開く。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鋸刃をその下方の被切断材の方に回動させるに連れて、ロアガード が自動的に回動し鋸刃を露出させる切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】
被切断材の切断の際に鋸刃を覆うロアガードが自動で開くように構成された切 断機としては、実公昭62−5287号公報に記載されるようなものがある。こ れは、鋸刃を保持しつつ上下に回動するフレームにロアガードが回動可能に支持 され、該ロアガードにリンクが係合せしめられ、フレームとリンクとがベース上 に同じピンで軸支されると共に引張スプリングで相互に引っ張られてなるもので ある。被切断材の切断に際しては、フレームを下方に下げると、引張スプリング がリンクをフレーム側に引き寄せるように作用し、それに伴ってリンクがロアガ ードを開方向に回動せしめる。これにより、露出した鋸刃が被切断材を切断する のである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の切断機は引張スプリングによりロアガードを開方向 に回動させ、ロアガードはある程度開くと、フレームに設けられたストッパーが リンクに当たり、リンクとフレームが一体で回動する。それ以後ロアガードは被 切断材に押されつつ回動することになる。その為、ロアガードは被切断材に接触 し回動させるとしか出来ず、切断作業の円滑性が損なわれる。 また、ロアガー ドを支えるためには引張スプリングは強い大きなものとする必要があるが、その ような引張スプリングを収納するためにはより大きなスペースを要するという問 題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、鋸刃を保持しつつ上下に回動し得るよう に第1の軸を介してベース上に支持されたフレームと、該フレームに回動可能に 支持された上記鋸刃の下部を開閉するためのロアガードと、先端部にて上記ロア ガードと係合し、基端部にて上記第1の軸に平行な第2の軸を介して回動可能に 上記ベース上に支持されたリンクと、上記フレームの下方向への回動に伴い上記 リンクを介して上記ロアガードを開方向に回動させる上記フレームと上記リンク との間に介装されたカム及びカムフォロアとを包含してなる切断機の構成を採用 している。
【0005】
【作用】
被切断材の切断に際して、フレームを下方に押すと、フレームは第1の軸を支 点にして下方に回動し、鋸刃は被切断材に近付く。
【0006】 リンクは、大2の軸を支点に回動するが、リンクに設けられたカムと、カムフ ロアにより回動を規制されており、フレームとリンクの相対位置が変化すること で、ロアガードを開方向に回動させる。また、ロアガードはリンクにより閉じる 方向を規制されており、開く方向にはフリーとなっている為、被切断材に接触し た場合には開方向に回動する。
【0007】 従って、リンクに設けられたカムの形状により、ロアガードの開き量を調整す ることができる。つまり、ロアガードを被切断材に円滑に回動可能な角度で接触 させ、作業を円滑に行うことができる、また、ロアガードが被切断材に接触せず 回動するようなカム形状も可能である。
【0008】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例について説明する。 実施例1 図1乃至図3に示されるように、この切断機は、ベース1を有している。該ベ ース1上の所定箇所には、被切断材2を固定するための万力3a,3bが設けら れ、ベース1上の他の箇所にはブラケット4a,4b及び第1の軸5を介してフ レーム6が取り付けられている。
【0009】 フレーム6は、鋸刃7を保持しつつ第1の軸5の回りを上下に回動し得るよう になっており、第1の軸5に装着された捩りコイルスプリング8により常時上方 向に跳ね上げられている。
【0010】 また、フレーム6には、鋸刃7の上部を覆うためのカバー9が固定され、該フ レーム6を下方向に押し下げる際に把持される把手10が固定され、鋸刃7の駆 動部11が取り付けられている。
【0011】 これにより、把手10を持って捩りコイルスプリング8に抗しフレーム6をベ ース1の方に押し下げると、ベース1上の万力3a,3bに把持された被切断材 2の方に回転中の鋸刃が接近することとなる。
【0012】 上記カバー9には、鋸刃7の下部を覆うためのロアガード12が取り付けられ ている。ロアガード12は、鋸刃7の軸13の回りに回動可能に支持され、いず れかの方向に回動することにより鋸刃7の下部を覆ったり、カバー9に重畳する ように回動して鋸刃7の下部を露出させたりするようになっている。
【0013】 また、上記ベース1上のブラケット4aには、第1の軸5に平行に第2の軸1 4が取り付けられ、該第2の軸14にリンク15の基端部15aが連結されてい る。該リンク15は、第2の軸14の方から鋸刃7の軸13を迂回するようにロ アガード12の方に立ち上がり、その先端部15bはフックとなっている。
【0014】 一方、ロアガード12にはピン16が植設され、該ピン16に上記リンク15 のフック15bが係合している。又、ロアガードは自重により常に閉方向に回動 しようとしている。その為、リンク15のフック15bとピン16は、フレーム 6が上下方向で回動する間、ロアガードを開方向へ回動させるような別の力が働 かない限り、常時係合しうるようになっている。
【0015】 上記フレーム6と上記リンク15との間には、上記フレーム6の下方向への回 動に伴い上記リンク15を介して上記ロアガード12を開方向に回動させるため のカム17及びカムフォロア18が介装されている。
【0016】 すなわち、カム17がリンク15の基端部15aに設けられ、該カム17に接 触するカムフォロア18がフレーム2に軸支されている。カム17は、ロアガー ド12の先が図1中実線で示される軌跡19a,19bに沿って移動するように リンク15乃至ロアガード12をコントロールするカム面17a,17bを備え ている。符号A,B,C,D,Eは、上記軌跡19a,19b上におけるロアガ ード12の先の各位置を示し、符号a,b,c,d,eは上記ロアガード12の 先の各位置A,B,C,D,Eに対応するカムフォロア18の各位置を示してい る。上記軌跡19a,19bのうち軌跡19aは被切断材2の切断に必要なロア ガード12の開き量に対応し、これがカム面17aに対応している。また、軌跡 19bはロアガード12が必要な開き量開いた後のもので、ロアガード12の先 が被切断材2をさけて円滑に移動するような経路となっており、カム面17bに 対応している。
【0017】 なお、図1中符号20で示される軌跡は、従来のようにフレーム6の支軸とリ ンク15の支軸とが一致している場合のものである。 しかして、被切断材2を切断するべく、把手10を持ってフレーム6をベース 1側に押し下げるようにすると、フレーム6は第1の軸5を支点にして下方に回 動する。
【0018】 また、これにリンク15が連動し、第2の軸14を支点にして回動しようとす る。その時、リンク15はカム17とカムフォロア18との接触によって規制さ れ、カム面17aがカムフォロア18と接触する間においてリンク15はロアガ ード12を必要量開かせる。カム面17bがカムフォロア18と接触する間にお いてリンク15はロアガード12の先端が被切断材に円滑に接触可能な角度、ま たは接触しないようにロアガード12を保持することとなる。
【0019】 被切断材2の切断が終了し、把手10に対する押圧を解くと、フレーム6はス プリング8の弾性により鋸刃7を伴って上方向に回動し、ロアガード12は上記 軌跡19a,19bを逆に辿って元に戻り、鋸刃7の下部を覆う。
【0020】 実施例2 この実施例では、上記カムフォロア18に代えて突起21が設けられている。 該突起21は、フレーム6に固着された第1の軸5に固着されており、フレー ム6の回動と共に回動してリンク15の基端部15aのカム17に接触するよう になっている。
【0021】 ロアガード12は、前記実施例1におけると同様な軌跡19a,19bを辿っ て開閉し、移動する。
【0022】
【考案の効果】
本考案は以上のような構成を備えているので、リンクに設けられたカム形状に より、切断作業中ロアガードを被切断材に円滑に回動可能な角度で接触させるこ とも又、被切断材に接触せず回動させることもでき、作業を円滑化することがで きる。
【0023】 また、従来の切断機におけるような引張スプリングによらないでロアガードを 回動させるので、引張スプリングの収納スペースを確保する必要がなく、それだ けロアガードの形状等を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る切断機の実施例を示し、図3中I
−I線断面図である。
【図2】上記切断機の側面図である。
【図3】上記切断機の部分断面図である。
【図4】本考案の他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
7…鋸刃 5…第1の軸 1…ベース 6…フレーム 12…ロアガード 15b…先端部 15a…基端部 14…第2の軸 15…リンク 17…カム 18…カムフォロア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸刃を保持しつつ上下に回動し得るよう
    に第1の軸を介してベース上に支持されたフレームと、
    該フレームに回動可能に支持された上記鋸刃の下部を開
    閉するためのロアガードと、先端部にて上記ロアガード
    と係合し、基端部にて上記第1の軸に平行な第2の軸を
    介して回動可能に上記ベース上に支持されたリンクと、
    上記フレームの下方向への回動に伴い上記リンクを介し
    て上記ロアガードを開方向に回動させる上記フレームと
    上記リンクとの間に介装されたカム及びカムフォロアと
    を包含してなることを特徴とする切断機。
JP1992051151U 1992-07-21 1992-07-21 切断機 Expired - Lifetime JP2596277Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992051151U JP2596277Y2 (ja) 1992-07-21 1992-07-21 切断機

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JP1992051151U JP2596277Y2 (ja) 1992-07-21 1992-07-21 切断機

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JPH069906U true JPH069906U (ja) 1994-02-08
JP2596277Y2 JP2596277Y2 (ja) 1999-06-07

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327763U (ja) * 1989-07-28 1991-03-20
JPH0442320U (ja) * 1990-07-31 1992-04-10

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327763U (ja) * 1989-07-28 1991-03-20
JPH0442320U (ja) * 1990-07-31 1992-04-10

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JP2596277Y2 (ja) 1999-06-07

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