JPH0430006Y2 - - Google Patents

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JPH0430006Y2
JPH0430006Y2 JP1986092113U JP9211386U JPH0430006Y2 JP H0430006 Y2 JPH0430006 Y2 JP H0430006Y2 JP 1986092113 U JP1986092113 U JP 1986092113U JP 9211386 U JP9211386 U JP 9211386U JP H0430006 Y2 JPH0430006 Y2 JP H0430006Y2
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JP
Japan
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blade
safety cover
guide bar
workpiece
safety
Prior art date
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JP1986092113U
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JPS62203006U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は丸鋸盤において、切断された木片と
ブレードとの相互干渉を防止するための安全装置
に関する。
(従来の技術) 従来の技術としては例えば実公昭58−2568号公
報がある。
(考案が解決しようとする問題点) 第6図に示すように、ターンベースt上に対し
共同水平回動動作可能に支持されたブレードbが
常にはワークw側へ付勢されたセフテイカバーs
で覆蓋された丸鋸盤において、ブレードbの前側
をワークwの端面w1側へ回動して傾斜切断する
場合に、ワークwの切断作業が終了してから、ス
イツチを切らずにブレードbを回転させたままブ
レードbを上昇させると、セフテイカバーsがワ
ークw側へ弾性回動して切断された木片w2がセ
フテイカバーsでブレードbとガイドルールgの
ガイド面との交差部側へ押圧されてブレードbと
ガイドルールgとの間へくさび状に喰い込むた
め、木片w2がブレードbに巻込まれたり、巻込
まれた木片w2が飛散する危険があつた。
本考案の目的は上記問題点を解消しうる安全装
置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 上記した目的を達成するために、本考案はブレ
ードの一部が覆蓋されたブレードケースに対し切
断作業時に該ブレードの露出部位の前部付近を覆
蓋するためにワーク側および反ワーク側への回動
動作可能に並装されたセフテイカバーを備えた丸
鋸盤において、セフテイカバーの回動中心を前記
ブレードの回動中心と整合し、前記ブレードケー
スを保持するベース側にはガイドバーを前記セフ
テイカバーの側面に沿いかつ該側面の範囲内に延
出し、前記セフテイカバーの側面には前記前記ガ
イドバーに対向された規制部材を設け、少なくと
も前記ブレードが下降ストロークの終端付近へ下
降したときに前記ガイドバーと規制部材とにより
前記セフテイカバーのワーク側への回動動作を規
制するように構成したことを要旨とするものであ
る。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
丸鋸盤Mのベース1の中央部にはワークWを載
置するために平面円形状のターンベース2が水平
回転動作可能で所定の回転角度で締着しうるよう
に設置されるとともに、ベース1上の後端部には
ガイドルール3が横状に設置されている。
ブレードケース4はターンベース2上の後端部
に立設されたアーム6の上端に対し上下方向への
揺動動作可能に支持され、また、ブレード5はそ
の一部がブレードケース4内に装入されて覆蓋さ
れた状態でブレードケース4に可転軸支され、ブ
レードケース4を揺動操作したときにはブレード
5がブレードケース4とともに昇降動し、ターン
テーブルを水平回動したときにはブレード5がタ
ーンテーブルとともに回動してワークWに対する
切断角度を変更することができる。
ブレードケース4の一側面に対しブレード5の
中心付近に対向して取着されたセンターキヤツプ
7はその一端部がピン8を介してブレードケース
4に枢着されかつその他端部が蝶ボルト9を介し
てブレードケースに対し解離可能に締着されてい
る。
ワークWの切断加工時にブレード5の露出部位
の前部付近を覆蓋するためにブレードケース4に
並装されたセフテイカバー10はセンターキヤツ
プ7の中心部に対しボルト11を介してブレード
5の回転軸5aの回りへの垂直回動動作可能に枢
支されかつ図示しないスプリングでワークW側へ
弾性回動されるように付勢されていて、ブレード
ケース4およびブレード5の下降動作に伴つてセ
フテイカバー10がワークWの上面若しくはター
ンベース2の上面に当接した状態でブレード5の
回転軸5aを中心としてセフテイカバー10をワ
ークW側へ付勢するための弾発力に抗して反ワー
クW側へ強制回動される一方、ブレード5の上動
動作に伴つてセフテイカバー10が前記スプリン
グの弾発力でワークW側へ弾性回動される。
アーム6の上部に対し片持状に後端支持されて
前方へ水平状に延出されたガイドバー12はセフ
テイカバー10の移動軌跡の一側方に対し側方へ
の弾性退避動作可能でブレード5の昇降路と並行
状に設置され、その中央部付近には反セフテイカ
バー10側へ曲折された曲折部12aが形成され
るとともに、曲折部12aが先方の前部12bは
ガイドバー12の先端12cがセフテイカバー1
0に接近するように曲折されている。
湾曲したリブ状に形成された規制部材14はブ
レード5が下降ストロークの終端付近へ下降した
ときにガイドバー12の先端12cに対接してセ
フテイカバー10のワークW側への回動動作を規
制するためにセフテイカバー10の側面に対しガ
イドバー12の前部12bとの摺接可能で一体状
に突設され、ワークWに対向する外側面14aは
ほぼアーチ状に湾曲されるとともに、その頂面1
4bの外端部には傾斜面14cが形成されてい
る。そして、ブレード5が上昇端から下降してブ
レード5の切断動作が開始される直前の時点か
ら、ブレード5が下降ストロークの終端付近へ下
降してブレード5の切断動作が終了する直前の時
点までの間は、セフテイカバー10の回動動作に
伴つて規制部材14の頂面14bがその外端部か
ら内端部にわたつて順次ガイドバー12の前部1
2bの側面に摺接し(第2図参照)、規制部材1
4はガイドバー12の前部12bを側方へ押圧し
て弾性的に撓曲させ、かつ、ガイドバー12の先
端12cを側方へ退避させた状態で変位する。ま
た、ブレード5が下降ストロークの終端付近へ下
降したときにはガイドバー12の前部12bと規
制部材14の頂面14bとの摺接状態が解離され
てガイドバー12に対する押圧力が解除され、解
除されたガイドバー12の前部12bが規制部材
14の頂面14b側から外側面14a側へ弾性復
帰してガイドバー12の先端12cが規制部材1
4の外側面14aに対接し(第3図参照)、セフ
テイカバー10のワークW側への回動動作が規制
され、この回動規制はブレード5が下降ストロー
クの終端へ下降してから上動してワークWから離
脱し、規制部材14がガイドバー12から離脱す
るブレード5の上昇ストロークの途中の時点まで
持続される(第4図参照)。
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効
果を説明する。
さて、本例ではブレード5の一部が覆蓋された
ブレードケース4に対し切断作業時にブレード5
の露出部位の前部付近を覆蓋するためにワークW
側および反ワークW側への回動動作可能に並装さ
れたセフテイカバー10にはブレード5が下降ス
トロークの終端付近へ下降したときにセフテイカ
バー10の移動軌跡の側方に対し弾性退避動作可
能に設置されたガイドバー12の先端に対接させ
てワークW側へのセフテイカバー10の回動動作
を規制するために形成された規制部材14をセフ
テイカバー10がブレード5の下降動作に伴つて
回動したときに規制部材14がガイドバー12に
摺接して同ガイドバー12が側方へ撓曲されるよ
うに突設してある。
このため、ワークWに対するブレード5の切断
動作が終了した時点ではセフテイカバー10のワ
ークW側への回動動作が規制されてワークWとセ
フテイカバー10との接触がガイドバー12で阻
止され、第6図に示す状態で切断作業を行つて
も、切断終了時に切断された木片がセフテイカバ
ー10でブレード5側およびガイドルール3側へ
押圧されて回転継続状態のブレード5の刃先に喰
い込んでブレード5に巻き込まれる危険を回避す
ることができ、切断作業を安全かつ円滑に遂行し
うる効果がある。
(考案の効果) 以上のように、本考案にあつては、セフテイカ
バーの回動中心をブレードの回転中心と整合し、
ブレードケースを保持するベース側にはガイドバ
ーを前記セフテイカバーの側面に沿いかつ該側面
の範囲内に延出し、前記セフテイカバーの側面に
は前記前記ガイドバーに対向された規制部材を設
け、少なくとも前記ブレードが下降ストロークの
終端付近へ下降したときに前記ガイドバーと規制
部材とにより前記セフテイカバーのワーク側への
回動動作を規制するように構成したものであるか
ら、切断作業の終了時のセフテイカバーとワーク
との接触を阻止してセフテイカバーが切断された
木片をブレード側へ押圧する危険を回避し、切断
作業の安全性を高め得る効果を有する。
さらに、本考案にあつては、セフテイカバーが
ブレードの円周方向に沿つて回動するため、該セ
フテイカバーは作業者の邪魔にならず、ガイドバ
ーをセフテイカバーの側面に沿いかつ該側面の範
囲内に延出したことにより、切断等すべきワーク
を規制することがないので、その切断等の作業性
を向上し得るとともに、丸鋸盤全体をコンパクト
に組付けすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は丸鋸盤の側面図、第2図、第3図、第4図はそ
れぞれ切断過程を順に示す丸鋸盤の側面図、第5
図は要部の平面図、第6図は切断作業時のワーク
とセフテイカバーとの連係を説明する平面図であ
る。 4……ブレードケース、5……ブレード、10
……セフテイカバー、12……ガイドバー、14
……規制部材、W……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレードの一部が覆蓋されたブレードケースに
    対し切断作業時に該ブレードの露出部位の前部付
    近を覆蓋するためにワーク側および反ワーク側へ
    の回動動作可能に並装されたセフテイカバーを備
    えた丸鋸盤において、セフテイカバーの回動中心
    を前記ブレードの回転中心と整合し、前記ブレー
    ドケースを保持するベース側にはガイドバーを前
    記セフテイカバーの側面に沿いかつ該側面の範囲
    内に延出し、前記セフテイカバーの側面には前記
    前記ガイドバーに対向された規制部材を設け、少
    なくとも前記ブレードが下降ストロークの終端付
    近へ下降したときに前記ガイドバーと規制部材と
    により前記セフテイカバーのワーク側への回動動
    作を規制するように構成したことを特徴とする丸
    鋸盤における安全装置。
JP1986092113U 1986-06-17 1986-06-17 Expired JPH0430006Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986092113U JPH0430006Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986092113U JPH0430006Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62203006U JPS62203006U (ja) 1987-12-24
JPH0430006Y2 true JPH0430006Y2 (ja) 1992-07-21

Family

ID=30953517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986092113U Expired JPH0430006Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17

Country Status (1)

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JP (1) JPH0430006Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55117610A (en) * 1978-12-23 1980-09-10 Aima Aarufureeto Aizeru Gmbh F Protective device for circular saw tooth of tilt type circular sawing machine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55117610A (en) * 1978-12-23 1980-09-10 Aima Aarufureeto Aizeru Gmbh F Protective device for circular saw tooth of tilt type circular sawing machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62203006U (ja) 1987-12-24

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