JPH0699038B2 - 連続波状フィンの搬送装置 - Google Patents
連続波状フィンの搬送装置Info
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- JPH0699038B2 JPH0699038B2 JP61040182A JP4018286A JPH0699038B2 JP H0699038 B2 JPH0699038 B2 JP H0699038B2 JP 61040182 A JP61040182 A JP 61040182A JP 4018286 A JP4018286 A JP 4018286A JP H0699038 B2 JPH0699038 B2 JP H0699038B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fin
- cartridge
- continuous wavy
- continuous
- rotary drum
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D53/00—Making other particular articles
- B21D53/02—Making other particular articles heat exchangers or parts thereof, e.g. radiators, condensers fins, headers
- B21D53/08—Making other particular articles heat exchangers or parts thereof, e.g. radiators, condensers fins, headers of both metal tubes and sheet metal
- B21D53/085—Making other particular articles heat exchangers or parts thereof, e.g. radiators, condensers fins, headers of both metal tubes and sheet metal with fins places on zig-zag tubes or parallel tubes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動車に搭載される機関のラジエー
タ、ヒータ、空調装置の凝縮器等のコアに使用される連
続波状フィンを製造工程において搬送する搬送装置に関
し、更に詳しくは、所定の山数の長さに切断されて連続
波状フィン製造装置から送り出される連続波状フィン
を、コア組立ラインのような次工程ラインに高速で安定
供給するための連続波状フィンの搬送装置に関する。
タ、ヒータ、空調装置の凝縮器等のコアに使用される連
続波状フィンを製造工程において搬送する搬送装置に関
し、更に詳しくは、所定の山数の長さに切断されて連続
波状フィン製造装置から送り出される連続波状フィン
を、コア組立ラインのような次工程ラインに高速で安定
供給するための連続波状フィンの搬送装置に関する。
例えば自動車用ラジエータ、ヒータ、冷暖房装置の凝縮
器等に用いられるコアは、一般に、所定山数の長さの連
続波状フィンを製造するフィン製造工程と、製造された
連続波状フィンと所定長さの熱交換用チューブとを交互
に配列してコアを組み立てるコア組立て工程とを経て製
造される。フィン製造装置は、通常、帯状板材から連続
波状フィンを成形して長手方向に連続的に送り出すフィ
ン成形部と、連続波状フィンの山ピッチ間隔を縮める縮
め加工部と、縮め加工の前又は後に連続波状フィンを所
定山数の長さに切断する切断部とを備えている。縮め加
工及び切断加工を終了した所定山数長さの連続波状フィ
ンはフィン製造装置からその長手方向に連続的に送り出
される。
器等に用いられるコアは、一般に、所定山数の長さの連
続波状フィンを製造するフィン製造工程と、製造された
連続波状フィンと所定長さの熱交換用チューブとを交互
に配列してコアを組み立てるコア組立て工程とを経て製
造される。フィン製造装置は、通常、帯状板材から連続
波状フィンを成形して長手方向に連続的に送り出すフィ
ン成形部と、連続波状フィンの山ピッチ間隔を縮める縮
め加工部と、縮め加工の前又は後に連続波状フィンを所
定山数の長さに切断する切断部とを備えている。縮め加
工及び切断加工を終了した所定山数長さの連続波状フィ
ンはフィン製造装置からその長手方向に連続的に送り出
される。
従来より、コアの製造の自動化のために、フィン製造装
置とコア組立装置とが結合され、フィン製造装置により
作り出された連続波状フィンがコア組立装置に自動的に
供給されるようになっている。近年、コア製造の高速化
の要望に答えるべくフィン製造装置によるフィン製造の
高速化及びコア組立措置によるコア組立ての高速化が図
られてきた。それに伴い、フィン製造装置により作り出
された連続波状フィンをコア組立装置に高速で安定供給
するための連続波状体の搬送装置が要望されている。
置とコア組立装置とが結合され、フィン製造装置により
作り出された連続波状フィンがコア組立装置に自動的に
供給されるようになっている。近年、コア製造の高速化
の要望に答えるべくフィン製造装置によるフィン製造の
高速化及びコア組立措置によるコア組立ての高速化が図
られてきた。それに伴い、フィン製造装置により作り出
された連続波状フィンをコア組立装置に高速で安定供給
するための連続波状体の搬送装置が要望されている。
従来のフィン搬送装置は、フィン製造装置により作り出
されて長手方向に送り出される連続波状フィンをそのま
ま長手方向に搬送してコア組立装置に１本ずつ供給する
ように構成されていた。しかしながら、フィン製造速度
が速くなるとフィン製造装置とコア組立装置との間で連
続波状フィンのストックが必要になるため、連続波状フ
ィンを長手方向に搬送する従来の装置では長蛇なストッ
クスペースが必要となる。
されて長手方向に送り出される連続波状フィンをそのま
ま長手方向に搬送してコア組立装置に１本ずつ供給する
ように構成されていた。しかしながら、フィン製造速度
が速くなるとフィン製造装置とコア組立装置との間で連
続波状フィンのストックが必要になるため、連続波状フ
ィンを長手方向に搬送する従来の装置では長蛇なストッ
クスペースが必要となる。
そこで、フィン製造装置から第１の長手方向搬送路に沿
って送り出される連続波状フィンをエアシリンダ等のよ
うなアクチュエータにより第１の長手方向搬送路に直角
な第２の搬送路に取り出し、第２の搬送路に沿って連続
波状フィンをその長手方向に直角な方向に搬送する方法
が考えられている。この搬送方法の場合、第２の搬送路
内で連続波状フィンを効率良くストックすることができ
るが、このような搬送方法を採用する場合、比較的軟弱
でばね性を有する連続波状フィンの飛出しや変形を防止
しつつ第１の長手方向搬送路から第２の搬送路に送り込
む必要があり、また、第２の搬送路においても連続波状
フィンの飛出しや変形を防止する必要がある。
って送り出される連続波状フィンをエアシリンダ等のよ
うなアクチュエータにより第１の長手方向搬送路に直角
な第２の搬送路に取り出し、第２の搬送路に沿って連続
波状フィンをその長手方向に直角な方向に搬送する方法
が考えられている。この搬送方法の場合、第２の搬送路
内で連続波状フィンを効率良くストックすることができ
るが、このような搬送方法を採用する場合、比較的軟弱
でばね性を有する連続波状フィンの飛出しや変形を防止
しつつ第１の長手方向搬送路から第２の搬送路に送り込
む必要があり、また、第２の搬送路においても連続波状
フィンの飛出しや変形を防止する必要がある。
従来、第１の長手方向搬送路から第２の搬送路への連続
波状フィンの移し替え手段として、連続波状フィンを第
１の長手方向搬送路から傾斜板即ちシュートに押し出
し、シュートに沿って連続波状フィンを第２搬送路上に
落下させる方法が考えられていたが、この方法の場合、
連続波状フィンがフリーな状態でシュート上を滑って移
動するため、連続波状フィンの搬送速度を高めると連続
波状フィンが外に飛び出したり、連続波状フィンの姿勢
が不揃いとなったりする虞れがあった。
波状フィンの移し替え手段として、連続波状フィンを第
１の長手方向搬送路から傾斜板即ちシュートに押し出
し、シュートに沿って連続波状フィンを第２搬送路上に
落下させる方法が考えられていたが、この方法の場合、
連続波状フィンがフリーな状態でシュート上を滑って移
動するため、連続波状フィンの搬送速度を高めると連続
波状フィンが外に飛び出したり、連続波状フィンの姿勢
が不揃いとなったりする虞れがあった。
一方、従来、第２の搬送路での連続波状フィンの搬送方
法として、シュートから搬送プレート上に落下した連続
波状フィンを両端に転動輪を備えた搬送バーによって搬
送させる方法が考えられていたが、連続波状フィンが搬
送板上を滑って移動するため、連続波状フィンの搬送速
度を高めると連続波状フィンが外に飛び出したり変形し
たりする虞れがあった。
法として、シュートから搬送プレート上に落下した連続
波状フィンを両端に転動輪を備えた搬送バーによって搬
送させる方法が考えられていたが、連続波状フィンが搬
送板上を滑って移動するため、連続波状フィンの搬送速
度を高めると連続波状フィンが外に飛び出したり変形し
たりする虞れがあった。
上記問題点を解決するための手段として、本発明は、連
続波状フィンをその長手方向に連続的に搬送する長手方
向搬送手段と、半径方向外方及び軸線方向に開口した連
続波状フィンの受容のためのスロットを備え、長手方向
搬送手段による連続波状フィンの搬送方向に平行な軸線
の周りに回転可能とされた回転ドラムと、回転ドラムの
連続波状フィンの受容のためのスロットが長手方向搬送
手段と一列に並ぶ所定回転位置を経由して所定角度ずつ
回転移動するように回転ドラムを間欠的に回転駆動する
回転駆動手段と、回転ドラムのスロットが所定回転位置
にあるときに長手方向搬送手段により所定位置まで搬送
された連続波状フィンを１本ずつ回転ドラムの軸線方向
一端からスロット内に長手方向に送り込むための連続波
状フィン送り込み手段と、連続波状フィンを１本ずつ上
方より受容するための受容溝を有する複数個のカートリ
ッジと、回転ドラムのスロットが回転ドラムの真下を向
いたときにカートリッジの受容溝とスロットとが向き合
うように回転ドラムの下側でカートリッジを回転ドラム
の軸線に直角な方向に間欠的に搬送するカートリッジ搬
送手段と、該回転ドラムのスロット内に位置し該スロッ
トとカートリッジの受容溝とが向き合ったときにスロッ
ト内の連続波状フィンと実質的に長手方向全長にわたっ
て接触し、該連続波状フィンをカートリッジの受容溝内
に押し出す投入バーを有する連続波状フィン投入手段
と、を備えてなる連続波状フィンの搬送装置を提供す
る。
続波状フィンをその長手方向に連続的に搬送する長手方
向搬送手段と、半径方向外方及び軸線方向に開口した連
続波状フィンの受容のためのスロットを備え、長手方向
搬送手段による連続波状フィンの搬送方向に平行な軸線
の周りに回転可能とされた回転ドラムと、回転ドラムの
連続波状フィンの受容のためのスロットが長手方向搬送
手段と一列に並ぶ所定回転位置を経由して所定角度ずつ
回転移動するように回転ドラムを間欠的に回転駆動する
回転駆動手段と、回転ドラムのスロットが所定回転位置
にあるときに長手方向搬送手段により所定位置まで搬送
された連続波状フィンを１本ずつ回転ドラムの軸線方向
一端からスロット内に長手方向に送り込むための連続波
状フィン送り込み手段と、連続波状フィンを１本ずつ上
方より受容するための受容溝を有する複数個のカートリ
ッジと、回転ドラムのスロットが回転ドラムの真下を向
いたときにカートリッジの受容溝とスロットとが向き合
うように回転ドラムの下側でカートリッジを回転ドラム
の軸線に直角な方向に間欠的に搬送するカートリッジ搬
送手段と、該回転ドラムのスロット内に位置し該スロッ
トとカートリッジの受容溝とが向き合ったときにスロッ
ト内の連続波状フィンと実質的に長手方向全長にわたっ
て接触し、該連続波状フィンをカートリッジの受容溝内
に押し出す投入バーを有する連続波状フィン投入手段
と、を備えてなる連続波状フィンの搬送装置を提供す
る。
本発明によれば、長手方向に搬送される連続波状フィン
が長手方向送り込み手段により回転ドラムのスロット内
に長手方向に送り込まれ、次いで、連続波状フィン投入
手段により回転ドラムのスロットからカートリッジの受
容溝内に投入されて、連続波状フィンの長手方向と直交
する方向に搬送される。従って、カートリッジの搬送経
路上で連続波状フィンを効率よくストックすることがで
きる。また、連続波状フィンは剛性が小さく、ばねのよ
うに変形するので非常に扱いにくい材料であるが、その
ような連続波状フィンでも、一旦回転ドラムのスロット
内に長手方向に送り込み手段により装填された後、回転
ドラムのスロット内から連続波状フィンに対して実質的
に全長にわたって接触する投入バーによって半径方向に
押し出されて、カートリッジの受容溝内に移し替えられ
ることにより、連続波状フィンの搬送速度を高めても、
連続波状フィンの搬送方向の転換中に連続波状フィンが
外に飛び出したり、変形したりすることを防止すること
ができる。
が長手方向送り込み手段により回転ドラムのスロット内
に長手方向に送り込まれ、次いで、連続波状フィン投入
手段により回転ドラムのスロットからカートリッジの受
容溝内に投入されて、連続波状フィンの長手方向と直交
する方向に搬送される。従って、カートリッジの搬送経
路上で連続波状フィンを効率よくストックすることがで
きる。また、連続波状フィンは剛性が小さく、ばねのよ
うに変形するので非常に扱いにくい材料であるが、その
ような連続波状フィンでも、一旦回転ドラムのスロット
内に長手方向に送り込み手段により装填された後、回転
ドラムのスロット内から連続波状フィンに対して実質的
に全長にわたって接触する投入バーによって半径方向に
押し出されて、カートリッジの受容溝内に移し替えられ
ることにより、連続波状フィンの搬送速度を高めても、
連続波状フィンの搬送方向の転換中に連続波状フィンが
外に飛び出したり、変形したりすることを防止すること
ができる。
また、搬送方向の転換後は、連続波状フィンがカートリ
ッジの受容溝内に装填された状態で搬送されるので、連
続波状フィンの搬送速度を高めても、連続波状フィンが
外に飛び出したり、変形したりすることを確実に防止す
ることができる。従って、連続波状フィンの製造の高速
化に十分対応して次工程ラインに連続波状フィンを安定
的に供給することができる。
ッジの受容溝内に装填された状態で搬送されるので、連
続波状フィンの搬送速度を高めても、連続波状フィンが
外に飛び出したり、変形したりすることを確実に防止す
ることができる。従って、連続波状フィンの製造の高速
化に十分対応して次工程ラインに連続波状フィンを安定
的に供給することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第１図ないし第７図は本発明による連続波状フィンの搬
送装置を熱交換器用連続波状フィン製造装置に適用した
場合の一実施例を示すものであり、第８図ないし第12図
は連続波状フィン製造装置の要部の作動状態を示すもの
である。はじめに連続波状フィン製造装置10及び連続波
状フィンの搬送装置20の構造を概略的に示す第１図を参
照すると、帯状板材11は製造装置10の一対の歯付き成形
ローラ12により連続的に波状に成形される。成形ローラ
12から連続的に送り出された連続波状フィン13は一定速
度で移動している間に切断ユニット14により所定山数の
長さに切断される。切断された連続波状フィン13はその
後縮めユニット15により長手方向に縮められて製造装置
10から長手方向（図中Ａ方向）に送り出される。なお、
製造装置10は縮め加工の後に切断加工を行うように構成
されていてもよい。
送装置を熱交換器用連続波状フィン製造装置に適用した
場合の一実施例を示すものであり、第８図ないし第12図
は連続波状フィン製造装置の要部の作動状態を示すもの
である。はじめに連続波状フィン製造装置10及び連続波
状フィンの搬送装置20の構造を概略的に示す第１図を参
照すると、帯状板材11は製造装置10の一対の歯付き成形
ローラ12により連続的に波状に成形される。成形ローラ
12から連続的に送り出された連続波状フィン13は一定速
度で移動している間に切断ユニット14により所定山数の
長さに切断される。切断された連続波状フィン13はその
後縮めユニット15により長手方向に縮められて製造装置
10から長手方向（図中Ａ方向）に送り出される。なお、
製造装置10は縮め加工の後に切断加工を行うように構成
されていてもよい。
搬送装置20は製造装置10から送り出される連続波状フィ
ン13をその長手方向に搬送するための搬送ベルト21（第
３図及び第５図参照）を備えている。搬送ベルト21は一
方で第５図に示されるようにプーリー22に掛け渡されて
おり、他方で図示しない別のプーリーに掛け渡されてい
る。好ましくは搬送ベルト21は製造装置10の送出し速度
と等しい速度で連続波状フィン13を搬送する。図示はさ
れていないが、搬送ベルト21の両側には搬送ベルト21上
の連続波状フィン13の長手方向にガイドするガイドプレ
ートが配設されている。第３図に示すように、連続波状
フィン13は搬送ベルト21によりほぼ一定の間隔Ｐを保っ
て搬送される。
ン13をその長手方向に搬送するための搬送ベルト21（第
３図及び第５図参照）を備えている。搬送ベルト21は一
方で第５図に示されるようにプーリー22に掛け渡されて
おり、他方で図示しない別のプーリーに掛け渡されてい
る。好ましくは搬送ベルト21は製造装置10の送出し速度
と等しい速度で連続波状フィン13を搬送する。図示はさ
れていないが、搬送ベルト21の両側には搬送ベルト21上
の連続波状フィン13の長手方向にガイドするガイドプレ
ートが配設されている。第３図に示すように、連続波状
フィン13は搬送ベルト21によりほぼ一定の間隔Ｐを保っ
て搬送される。
搬送装置20は回転ドラム23を備えている。回転ドラム23
は横断面略十字形状の胴24と、胴24の両端に設けられた
軸部25とを備えている。回転ドラム23の胴24には４つの
スロット26が形成されている。スロット26は胴24の軸線
方向両端に開口するとともに胴24の半径方向外端に開口
している。第２図に示すように、回転ドラム23の軸部25
はそれぞれベアリング27によって２つの固定サイドフレ
ーム28に回転可能に支持されている。回転ドラム23の回
転軸線は搬送ベルト21による連続波状フィン13の搬送方
向と平行になるように設定されている。回転ドラム23の
片側の軸部25にはプーリー29が固定されており、プーリ
ー29は駆動軸30に固定されたプーリー31にベルト32によ
って連結されている。
は横断面略十字形状の胴24と、胴24の両端に設けられた
軸部25とを備えている。回転ドラム23の胴24には４つの
スロット26が形成されている。スロット26は胴24の軸線
方向両端に開口するとともに胴24の半径方向外端に開口
している。第２図に示すように、回転ドラム23の軸部25
はそれぞれベアリング27によって２つの固定サイドフレ
ーム28に回転可能に支持されている。回転ドラム23の回
転軸線は搬送ベルト21による連続波状フィン13の搬送方
向と平行になるように設定されている。回転ドラム23の
片側の軸部25にはプーリー29が固定されており、プーリ
ー29は駆動軸30に固定されたプーリー31にベルト32によ
って連結されている。
この実施例では、回転ドラム23はスロット26が第４図中
符号a,b,c,dの位置で所定時間だけ休止するように第４
図中矢印Ｂ方向に90゜ずつ間欠的に回転駆動される。回
転ドラム23のスロット26は第３図中符号ａで示す回転位
置で第５図に示すガイドプレート33を介して搬送ベルト
21と一列に並ぶ。第４図に示すように、回転ドラム23の
胴24は円筒状内面を有するガイドブロック34内に収容さ
れている。ガイドブロック34はサイドフレーム28に固定
されている。ガイドブロック34の下部にはスロット26と
同一幅の開口35が形成されている。
符号a,b,c,dの位置で所定時間だけ休止するように第４
図中矢印Ｂ方向に90゜ずつ間欠的に回転駆動される。回
転ドラム23のスロット26は第３図中符号ａで示す回転位
置で第５図に示すガイドプレート33を介して搬送ベルト
21と一列に並ぶ。第４図に示すように、回転ドラム23の
胴24は円筒状内面を有するガイドブロック34内に収容さ
れている。ガイドブロック34はサイドフレーム28に固定
されている。ガイドブロック34の下部にはスロット26と
同一幅の開口35が形成されている。
第３図に示すように、搬送装置20は搬送ベルト21によっ
て所定位置まで搬送された連続波状フィン13を符号ａの
回転位置にあるスロット26内に送り込むための連続波状
フィン送込みユニット36を備えている。送込みユニット
36は２つのプーリー37,38に掛け渡された無端ベルト39
を備えており、無端ベルト39は搬送ベルト21と平行に循
環移動する部分を有している。無端ベルト39の外側には
搬送ベルト21上の連続波状フィン13の端に当接可能なフ
ック40が突設されている。無端ベルト39の第３図中矢印
で示す反時計方向の循環移動により、搬送ベルト21上の
連続波状フィン13がフック40に押されて回転ドラム23の
胴24の軸線方向一端側から符号ａの位置にあるスロット
26内に送り込まれる（第８図参照）。
て所定位置まで搬送された連続波状フィン13を符号ａの
回転位置にあるスロット26内に送り込むための連続波状
フィン送込みユニット36を備えている。送込みユニット
36は２つのプーリー37,38に掛け渡された無端ベルト39
を備えており、無端ベルト39は搬送ベルト21と平行に循
環移動する部分を有している。無端ベルト39の外側には
搬送ベルト21上の連続波状フィン13の端に当接可能なフ
ック40が突設されている。無端ベルト39の第３図中矢印
で示す反時計方向の循環移動により、搬送ベルト21上の
連続波状フィン13がフック40に押されて回転ドラム23の
胴24の軸線方向一端側から符号ａの位置にあるスロット
26内に送り込まれる（第８図参照）。
搬送装置20は連続波状フィン13を１本ずつ上方から受容
するための受容溝42を有する複数本のカートリッジ41を
備えている。回転ドラム23の下側にはカートリッジ41を
回転ドラム23の軸線に直角な方向（図中矢印Ｃ方向）に
搬送するためのカートリッジ搬送機構43が設けられてい
る。カートリッジ搬送機構43は回転ドラム23の下方で矢
印Ｃ方向に互いに平行に延びる一対のガイドレール44を
備えており、ガイドレール44はサイドフレーム28に固定
されている。カートリッジ41は回転ドラム23の下方でそ
の両端に設けられた突起45によりガイドレール44の溝46
に摺動可能に支持されるようになっている。
するための受容溝42を有する複数本のカートリッジ41を
備えている。回転ドラム23の下側にはカートリッジ41を
回転ドラム23の軸線に直角な方向（図中矢印Ｃ方向）に
搬送するためのカートリッジ搬送機構43が設けられてい
る。カートリッジ搬送機構43は回転ドラム23の下方で矢
印Ｃ方向に互いに平行に延びる一対のガイドレール44を
備えており、ガイドレール44はサイドフレーム28に固定
されている。カートリッジ41は回転ドラム23の下方でそ
の両端に設けられた突起45によりガイドレール44の溝46
に摺動可能に支持されるようになっている。
カートリッジ搬送機構43はガイドレール44の下方に配設
された２本のウォーム軸47を備えている。ウォーム軸47
は図示しないベアリングによってエンドフレーム48,49
に回転可能に支持されている。エンドフレーム48,49は
サイドフレーム28に固定されている。ウォーム軸47はそ
れぞれ傘歯車50,51により駆動軸52に連結されており、
駆動軸52の回転により一定速度で連続的に回転駆動され
る。
された２本のウォーム軸47を備えている。ウォーム軸47
は図示しないベアリングによってエンドフレーム48,49
に回転可能に支持されている。エンドフレーム48,49は
サイドフレーム28に固定されている。ウォーム軸47はそ
れぞれ傘歯車50,51により駆動軸52に連結されており、
駆動軸52の回転により一定速度で連続的に回転駆動され
る。
カートリッジ41の両端の下部にはウォーム軸47のリード
溝53の係合可能な係合子54がそれぞれ設けられている。
ガイドレール44に支持されたカートリッジ41はウォーム
軸47の回転によりスロット26に対して平行な姿勢を保ち
つつ矢印Ｃ方向に搬送される。更に詳しくは、ウォーム
軸47のリード溝53は、第３図から判るように、螺旋状に
延びる溝部分53aとウォーム軸47の円周方向に延びる溝
部分53bとを有している。この実施例ではリード溝53は
１条溝であり、溝部分53bは螺旋溝部分53a内に約360゜
回転角度間隔で設けられている。カートリッジ41の係合
子54がウォーム軸47の螺旋溝部分53aに係合していると
きは、ウォーム軸47の第２図中矢印で示す時計方向の回
転によってカートリッジ41に矢印Ｃ方向の送りが与えら
れるが、カートリッジ41の係合子54がウォーム軸47の溝
部分53bに係合しているときは、ウォーム軸47が回転し
てもカートリッジ41に送りが与えられず、カートリッジ
41は停止している。即ち、カートリッジ41はウォーム軸
47が１回転するごとに１ピッチずつ間欠的に矢印Ｃ方向
に送られる。第８図ないし第12図から判るように、カー
トリッジ41は、回転ドラム23の90゜ずつの回転に同期す
るようにウォーム軸47により１ピッチずつ送られて、回
転ドラムのスロット26が真下を向く回転位置即ち符号ｄ
の位置で休止するタイミングに合わせて、符号ｄの位置
にあるスロット26に向き合う位置（第４図中符号ｅで示
す位置）で所定時間だけ休止する。なお、ウォーム軸47
に設けられるリード溝53を２条溝とし、溝部分53aを約1
80゜の角度間隔で設けるようにしてもよい。
溝53の係合可能な係合子54がそれぞれ設けられている。
ガイドレール44に支持されたカートリッジ41はウォーム
軸47の回転によりスロット26に対して平行な姿勢を保ち
つつ矢印Ｃ方向に搬送される。更に詳しくは、ウォーム
軸47のリード溝53は、第３図から判るように、螺旋状に
延びる溝部分53aとウォーム軸47の円周方向に延びる溝
部分53bとを有している。この実施例ではリード溝53は
１条溝であり、溝部分53bは螺旋溝部分53a内に約360゜
回転角度間隔で設けられている。カートリッジ41の係合
子54がウォーム軸47の螺旋溝部分53aに係合していると
きは、ウォーム軸47の第２図中矢印で示す時計方向の回
転によってカートリッジ41に矢印Ｃ方向の送りが与えら
れるが、カートリッジ41の係合子54がウォーム軸47の溝
部分53bに係合しているときは、ウォーム軸47が回転し
てもカートリッジ41に送りが与えられず、カートリッジ
41は停止している。即ち、カートリッジ41はウォーム軸
47が１回転するごとに１ピッチずつ間欠的に矢印Ｃ方向
に送られる。第８図ないし第12図から判るように、カー
トリッジ41は、回転ドラム23の90゜ずつの回転に同期す
るようにウォーム軸47により１ピッチずつ送られて、回
転ドラムのスロット26が真下を向く回転位置即ち符号ｄ
の位置で休止するタイミングに合わせて、符号ｄの位置
にあるスロット26に向き合う位置（第４図中符号ｅで示
す位置）で所定時間だけ休止する。なお、ウォーム軸47
に設けられるリード溝53を２条溝とし、溝部分53aを約1
80゜の角度間隔で設けるようにしてもよい。
更に、カートリッジ搬送機構43はガイドレール44と平行
に配設された搬送ベルト55を備えている。第３図及び第
４図に示すように、搬送ベルト55はプーリー56,57に掛
け渡されており、駆動側プーリー56により第４図中反時
計方向に循環駆動される。搬送ベルト55はカートリッジ
41の下面に当接するように配設されている。カートリッ
ジ41はその係合子54がウォーム軸47のリード溝53に係合
しているときにはウォーム軸47によって矢印Ｃ方向の送
りが制御されるが、係合子54がウォーム軸47のリード溝
53から外れた後はカートリッジ41は搬送ベルト55により
同方向に搬送される。
に配設された搬送ベルト55を備えている。第３図及び第
４図に示すように、搬送ベルト55はプーリー56,57に掛
け渡されており、駆動側プーリー56により第４図中反時
計方向に循環駆動される。搬送ベルト55はカートリッジ
41の下面に当接するように配設されている。カートリッ
ジ41はその係合子54がウォーム軸47のリード溝53に係合
しているときにはウォーム軸47によって矢印Ｃ方向の送
りが制御されるが、係合子54がウォーム軸47のリード溝
53から外れた後はカートリッジ41は搬送ベルト55により
同方向に搬送される。
搬送装置20は、回転ドラム23のスロット26とカートリッ
ジ41の受容溝42とが向き合ったときにスロット26内の連
続波状フィン13を受容溝42内に投入するための連続波状
フィン投入手段58を備えている。この実施例において
は、投入手段58は回転ドラム23のスロット26内で回転ド
ラム23の半径方向に移動可能とされた投入バー59を備え
ている。投入バー59の両端にはそれぞれ２つのガイドロ
ーラ60,61が回転可能に取り付けられている。
ジ41の受容溝42とが向き合ったときにスロット26内の連
続波状フィン13を受容溝42内に投入するための連続波状
フィン投入手段58を備えている。この実施例において
は、投入手段58は回転ドラム23のスロット26内で回転ド
ラム23の半径方向に移動可能とされた投入バー59を備え
ている。投入バー59の両端にはそれぞれ２つのガイドロ
ーラ60,61が回転可能に取り付けられている。
回転ドラムの胴24の両端には、第６図に示すように、略
十字形をなすエンドプレート62がそれぞれ固定されてい
る。エンドプレート62には回転ドラムの半径方向に延び
る４つのガイド溝63が形成されており、ガイド溝63は溝
64を介して胴24のスロット26に連通している。投入バー
59のガイドローラ60はガイド溝63に摺動可能に係合して
いる。
十字形をなすエンドプレート62がそれぞれ固定されてい
る。エンドプレート62には回転ドラムの半径方向に延び
る４つのガイド溝63が形成されており、ガイド溝63は溝
64を介して胴24のスロット26に連通している。投入バー
59のガイドローラ60はガイド溝63に摺動可能に係合して
いる。
ガイドブロック34の両端にはサイドプレート65がそれぞ
れ固定されており、サイドプレート65には投入バー59の
ガイドローラ61を回転ドラム23の円周方向にガイドして
投入バー59をスロット26内の半径方向内方端位置に保持
するための環状溝66が形成されている。第５図及び第７
図から判るように、サイドプレート65の下部には切欠き
67が形成されており、環状溝66の下側は切欠き67によっ
て下方に開放されている。
れ固定されており、サイドプレート65には投入バー59の
ガイドローラ61を回転ドラム23の円周方向にガイドして
投入バー59をスロット26内の半径方向内方端位置に保持
するための環状溝66が形成されている。第５図及び第７
図から判るように、サイドプレート65の下部には切欠き
67が形成されており、環状溝66の下側は切欠き67によっ
て下方に開放されている。
投入手段58は揺動軸68に固定された投入レバー69を備え
ている。揺動軸68は図示しないベアリングにより２つの
サイドフレーム28に回転可能に支持されている。投入レ
バー69の自由端はサイドプレート65の切欠き67内に延び
ており、揺動軸68の作動により切欠き67内で上下方向に
揺動変位可能となっている。投入レバー69には外周壁70
と内周壁71とにより規定された環状溝72が形成されてい
る。投入バー59のガイドローラ61は投入レバー69の環状
溝72に沿って移動することができる。内周壁71はサイド
プレート65の環状溝66を規定する内周壁と同一曲率半径
を有しており、投入レバー69が第７図に示す上側休止位
置にあるときにサイドプレート65の環状溝66を規定する
内周壁と投入レバー69の内周壁71とが同一円筒面上に位
置する。したがって、投入レバー69が上側休止位置にあ
るときに、投入バー59のガイドローラ61は、回転ドラム
23の回転に伴って、サイドプレート65の環状溝66から投
入レバー69の環状溝72内にスムーズに移動することがで
き、また、投入レバー69の環状溝72からサイドプレート
65の環状溝66内にスムーズに移動することができる。
ている。揺動軸68は図示しないベアリングにより２つの
サイドフレーム28に回転可能に支持されている。投入レ
バー69の自由端はサイドプレート65の切欠き67内に延び
ており、揺動軸68の作動により切欠き67内で上下方向に
揺動変位可能となっている。投入レバー69には外周壁70
と内周壁71とにより規定された環状溝72が形成されてい
る。投入バー59のガイドローラ61は投入レバー69の環状
溝72に沿って移動することができる。内周壁71はサイド
プレート65の環状溝66を規定する内周壁と同一曲率半径
を有しており、投入レバー69が第７図に示す上側休止位
置にあるときにサイドプレート65の環状溝66を規定する
内周壁と投入レバー69の内周壁71とが同一円筒面上に位
置する。したがって、投入レバー69が上側休止位置にあ
るときに、投入バー59のガイドローラ61は、回転ドラム
23の回転に伴って、サイドプレート65の環状溝66から投
入レバー69の環状溝72内にスムーズに移動することがで
き、また、投入レバー69の環状溝72からサイドプレート
65の環状溝66内にスムーズに移動することができる。
揺動軸68は回転ドラム23の間欠回転運動に同期して投入
レバー69を揺動させる。更に詳しくは、回転ドラム23の
スロット26が符号ｄの位置に休止しているときに、投入
レバー69は第７図に示す上側休止位置から下方に揺動す
る。これにより、符号ｄの位置にある投入バー59のガイ
ドローラ61が投入レバー69の外周壁70によりガイド溝63
に沿って下方に押し下げられる。これにより、スロット
26内に収容されている連続波状フィン13が投入バー59に
よって下方に押し出される（第10図及び第11図参照）。
投入バ59はその後投入レバー69により上方に押し上げら
れる（第12図参照）。
レバー69を揺動させる。更に詳しくは、回転ドラム23の
スロット26が符号ｄの位置に休止しているときに、投入
レバー69は第７図に示す上側休止位置から下方に揺動す
る。これにより、符号ｄの位置にある投入バー59のガイ
ドローラ61が投入レバー69の外周壁70によりガイド溝63
に沿って下方に押し下げられる。これにより、スロット
26内に収容されている連続波状フィン13が投入バー59に
よって下方に押し出される（第10図及び第11図参照）。
投入バ59はその後投入レバー69により上方に押し上げら
れる（第12図参照）。
この実施例においては、カートリッジ41が受容溝42の底
部に開口するスリット73を有しており、投入手段58はカ
ートリッジ41が第４図中符号ｅの位置にあるときにスリ
ット73を貫通して上下方向に移動可能なガイドプレート
74（第２図，第４図及び第５図参照）を備えている。ガ
イドプレート74は上下方向に延びるガイドレール75に沿
って転動可能なガイドローラ76を備えている。ガイドロ
ーラ76はガイドプレート74の左右の動きを防止する役割
りを果たしている。第３図から判るように、ガイドレー
ル75はエンドフレーム48に固定されている。揺動軸77は
図示しないベアリングによって２つのサイドフレーム28
に回転可能に支持されている。揺動軸77には先端にロー
ラ79を備えた作動レバー78が固定されている。ガイドプ
レート74に固定されたブロック80に溝81が形成されてお
り、作動レバー78のローラ79がこの溝81に係合してい
る。
部に開口するスリット73を有しており、投入手段58はカ
ートリッジ41が第４図中符号ｅの位置にあるときにスリ
ット73を貫通して上下方向に移動可能なガイドプレート
74（第２図，第４図及び第５図参照）を備えている。ガ
イドプレート74は上下方向に延びるガイドレール75に沿
って転動可能なガイドローラ76を備えている。ガイドロ
ーラ76はガイドプレート74の左右の動きを防止する役割
りを果たしている。第３図から判るように、ガイドレー
ル75はエンドフレーム48に固定されている。揺動軸77は
図示しないベアリングによって２つのサイドフレーム28
に回転可能に支持されている。揺動軸77には先端にロー
ラ79を備えた作動レバー78が固定されている。ガイドプ
レート74に固定されたブロック80に溝81が形成されてお
り、作動レバー78のローラ79がこの溝81に係合してい
る。
回転ドラム23の間欠回転運動に同期して回転ドラム23及
びカートリッジ41かそれぞれ符号d,eの位置で休止して
いるときに、作動レバー78が揺動することにより、ガイ
ドプレート74が符号ｅの位置にあるカートリッジ41のス
リット73を貫通して上昇し（第10図参照）、その後、符
号ｄの位置にあるスロット26内の連続波状フィン13の下
面を支えて下降する（第11図参照）。投入レバー69によ
る投入バー59の押下げ動作はガイドプレート74の下降移
動に同期するように設定され、また、両者の下降動作が
同速となるように設定されている（第10図及び第11図参
照）。したがって、連続波状フィン13の投入中に連続波
状フィン13に無理な押付け力が加わることがなく、連続
波状フィン13はガイドプレート74と投入バー59とによっ
て水平姿勢に保たれた状態でカートリッジ41の受容溝42
内へと下降する。
びカートリッジ41かそれぞれ符号d,eの位置で休止して
いるときに、作動レバー78が揺動することにより、ガイ
ドプレート74が符号ｅの位置にあるカートリッジ41のス
リット73を貫通して上昇し（第10図参照）、その後、符
号ｄの位置にあるスロット26内の連続波状フィン13の下
面を支えて下降する（第11図参照）。投入レバー69によ
る投入バー59の押下げ動作はガイドプレート74の下降移
動に同期するように設定され、また、両者の下降動作が
同速となるように設定されている（第10図及び第11図参
照）。したがって、連続波状フィン13の投入中に連続波
状フィン13に無理な押付け力が加わることがなく、連続
波状フィン13はガイドプレート74と投入バー59とによっ
て水平姿勢に保たれた状態でカートリッジ41の受容溝42
内へと下降する。
第３図から判るように、回転ドラム23を間欠回転駆動す
るための駆動軸30と、ウォーム軸47を駆動するための駆
動軸52と、投入レバー69を揺動させるための揺動軸68
と、作動レバー78を揺動させるための揺動軸77とがそれ
ぞれジョイント82を介して歯車装置83の出力軸84に連結
されており、歯車装置83の入力軸はモータ85に連結され
ている。
るための駆動軸30と、ウォーム軸47を駆動するための駆
動軸52と、投入レバー69を揺動させるための揺動軸68
と、作動レバー78を揺動させるための揺動軸77とがそれ
ぞれジョイント82を介して歯車装置83の出力軸84に連結
されており、歯車装置83の入力軸はモータ85に連結され
ている。
第１図を参照すると、上記構成を有する連続波状フィン
の搬送装置によれば、搬送ベルト21によって長手方向
（矢印Ａ方向）に搬送される連続波状フィン13が送込み
ユニット36により回転ドラム23のスロット26（位置ａ）
内に長手方向に送り込まれる。位置ａで連続波状フィン
13を受容した回転ドラム23は90゜ずつ回転する。一方、
カートリッジ41はステーションＶから矢印Ｃ方向に１ピ
ッチずつ送られる。位置ｅに到達したカートリッジ41の
受容溝42に回転ドラム23のスロット26（位置ｄ）から連
続波状フィン13が装填される。
の搬送装置によれば、搬送ベルト21によって長手方向
（矢印Ａ方向）に搬送される連続波状フィン13が送込み
ユニット36により回転ドラム23のスロット26（位置ａ）
内に長手方向に送り込まれる。位置ａで連続波状フィン
13を受容した回転ドラム23は90゜ずつ回転する。一方、
カートリッジ41はステーションＶから矢印Ｃ方向に１ピ
ッチずつ送られる。位置ｅに到達したカートリッジ41の
受容溝42に回転ドラム23のスロット26（位置ｄ）から連
続波状フィン13が装填される。
位置ｄでカートリッジ41の受容溝42内に連続波状フィン
13が装填されるごとに、カートリッジ41はウォーム軸47
により１ピッチ送られる。カートリッジ41がウォーム軸
47から外れると、カートリッジ41は搬送ベルト55によっ
て矢印Ｃ方向に送られる。カートリッジ41はその後スト
ックステーションＷで所定本数溜められ、このストック
ステーションＷで連続波状フィン13がカートリッジ41の
受容溝42から取り出されて次のステーションＸに送られ
る。一方、空になったカートリッジ41はステーションＷ
から下方のステーションＹに送られ、リターンコンベア
85によってステーションＷの下方のステーションＺに送
られる。次いで、空のカートリッジ41はステーションＺ
からリフトされてステーションＷに貯えられる。
13が装填されるごとに、カートリッジ41はウォーム軸47
により１ピッチ送られる。カートリッジ41がウォーム軸
47から外れると、カートリッジ41は搬送ベルト55によっ
て矢印Ｃ方向に送られる。カートリッジ41はその後スト
ックステーションＷで所定本数溜められ、このストック
ステーションＷで連続波状フィン13がカートリッジ41の
受容溝42から取り出されて次のステーションＸに送られ
る。一方、空になったカートリッジ41はステーションＷ
から下方のステーションＹに送られ、リターンコンベア
85によってステーションＷの下方のステーションＺに送
られる。次いで、空のカートリッジ41はステーションＺ
からリフトされてステーションＷに貯えられる。
以上のように、連続波状フィン13はカートリッジ41に装
填した状態で長手方向に直交する方向にカートリッジ搬
送手段43によって搬送されるので、搬送手段43による搬
送経路上で連続波状フィン13を効率良くストックするこ
とができる。
填した状態で長手方向に直交する方向にカートリッジ搬
送手段43によって搬送されるので、搬送手段43による搬
送経路上で連続波状フィン13を効率良くストックするこ
とができる。
また、連続波状フィン13が一旦回転ドラム23のスロット
26内に装填された後、回転ドラム23のスロット26内から
カートリッジ41の受容溝42内に移し替えられることによ
り、連続波状フィン13の搬送方向が転換されるので、連
続波状フィン13の搬送速度を高めても、連続波状フィン
13が外に飛び出したり、変形したりすることを防止でき
る。また、搬送方向の転換後は連続波状フィン13がカー
トリッジ41の受容溝42内に受容された状態で搬送される
ので、搬送速度を高めても、搬送方向の転換後に連続波
状フィン13が外に飛び出したり、変形したりすることを
防止できる。したがって、連続波状フィン13の製造の高
速化に十分対応して熱交換器用コアの組立てラインのよ
うな次工程ラインに連続波状フィン13を安定的に供給す
ることができる。
26内に装填された後、回転ドラム23のスロット26内から
カートリッジ41の受容溝42内に移し替えられることによ
り、連続波状フィン13の搬送方向が転換されるので、連
続波状フィン13の搬送速度を高めても、連続波状フィン
13が外に飛び出したり、変形したりすることを防止でき
る。また、搬送方向の転換後は連続波状フィン13がカー
トリッジ41の受容溝42内に受容された状態で搬送される
ので、搬送速度を高めても、搬送方向の転換後に連続波
状フィン13が外に飛び出したり、変形したりすることを
防止できる。したがって、連続波状フィン13の製造の高
速化に十分対応して熱交換器用コアの組立てラインのよ
うな次工程ラインに連続波状フィン13を安定的に供給す
ることができる。
従来の連続波状フィンの搬送装置を用いた場合にはフィ
ンの製造速度が5000山／分以下に制限されていたのに対
し、上記構成の連続波状フィンの搬送装置を用いた場合
には、フィン製造速度を30000山／分まで高めても連続
波状フィン13をコア組立装置に安定供給できることが確
認された。
ンの製造速度が5000山／分以下に制限されていたのに対
し、上記構成の連続波状フィンの搬送装置を用いた場合
には、フィン製造速度を30000山／分まで高めても連続
波状フィン13をコア組立装置に安定供給できることが確
認された。
以上、図示実施例について説明したが、本発明は上記実
施例の態様のみに限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載した発明の範囲内において各構成要素に種々
の変更を加えることができる。例えば、螺旋状リード溝
を有するウォーム軸を間欠的に回転駆動することによ
り、カートリッジに１ステップずつ送りを与えるように
してもよい。
施例の態様のみに限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載した発明の範囲内において各構成要素に種々
の変更を加えることができる。例えば、螺旋状リード溝
を有するウォーム軸を間欠的に回転駆動することによ
り、カートリッジに１ステップずつ送りを与えるように
してもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、長手
方向に搬送される連続波状フィンが長手方向送り込み手
段により回転ドラムのスロット内に長手方向に送り込ま
れ、次いで、連続波状フィン投入手段により回転ドラム
のスロットからカートリッジの受容溝内に投入されて、
連続波状フィンの長手方向と直交する方向に搬送され
る。従って、カートリッジの搬送経路上で連続波状フィ
ンを効率よくストックすることができる。また、連続波
状フィンは剛性が小さく、ばねのように変形するので非
常に扱いにくい材料であるが、そのような連続波状フィ
ンでも、一旦回転ドラムのスロット内に長手方向に送り
込み手段により装填された後、回転ドラムのスロット内
から連続波状フィンに対して実質的に全長にわたって接
触する投入バーによって半径方向に押し出されて、カー
トリッジの受容溝内に移し替えられることにより、連続
波状フィンの搬送速度を高めても、連続波状フィンの搬
送方向の転換中に連続波状フィンが外に飛び出したり、
変形したりすることを防止することができる。
方向に搬送される連続波状フィンが長手方向送り込み手
段により回転ドラムのスロット内に長手方向に送り込ま
れ、次いで、連続波状フィン投入手段により回転ドラム
のスロットからカートリッジの受容溝内に投入されて、
連続波状フィンの長手方向と直交する方向に搬送され
る。従って、カートリッジの搬送経路上で連続波状フィ
ンを効率よくストックすることができる。また、連続波
状フィンは剛性が小さく、ばねのように変形するので非
常に扱いにくい材料であるが、そのような連続波状フィ
ンでも、一旦回転ドラムのスロット内に長手方向に送り
込み手段により装填された後、回転ドラムのスロット内
から連続波状フィンに対して実質的に全長にわたって接
触する投入バーによって半径方向に押し出されて、カー
トリッジの受容溝内に移し替えられることにより、連続
波状フィンの搬送速度を高めても、連続波状フィンの搬
送方向の転換中に連続波状フィンが外に飛び出したり、
変形したりすることを防止することができる。
また、搬送方向の転換後は、連続波状フィンがカートリ
ッジの受容溝内に装填された状態で搬送されるので、連
続波状フィンの搬送速度を高めても、連続波状フィンが
外に飛び出したり、変形したりすることを確実に防止す
ることができる。従って、連続波状フィンの製造の高速
化に十分対応して次工程ラインに連続波状フィンを安定
的に供給することができる連続波状フィンの搬送装置を
提供できることとなる。
ッジの受容溝内に装填された状態で搬送されるので、連
続波状フィンの搬送速度を高めても、連続波状フィンが
外に飛び出したり、変形したりすることを確実に防止す
ることができる。従って、連続波状フィンの製造の高速
化に十分対応して次工程ラインに連続波状フィンを安定
的に供給することができる連続波状フィンの搬送装置を
提供できることとなる。
第１図は本発明による連続波状フィンの搬送装置を連続
波状フィン製造装置に適用した場合の一実施例を概略的
に示す斜視図、 第２図は第１図に示す搬送装置の主要部の一部破断斜視
図、 第３図は第１図に示す搬送装置の主要部の一部破断平面
図、 第４図は第１図に示す搬送装置の主要部の一部断面側面
図、 第５図は第１図に示す搬送装置の主要部の一部断面端面
図、 第６図は第１図に示す搬送装置の回転ドラムの一部破断
斜視図、 第７図は第１図に示す搬送装置の連続波状フィン投入機
構の構成部品の一部断面側面図、 第８図ないし第12図はそれぞれ第１図に示す搬送装置の
主要部の作動状態を示す概略断面図である。 10……連続波状フィン製造装置、 13……連続波状フィン、 20……連続波状フィン搬送装置、 21……搬送ベルト、 23……回転ドラム、 26……スロット、 30……回転ドラム駆動軸、 36……連続波状フィン送込みユニット、 39……無端ベルト、 40……フック、 41……カートリッジ、42……受容溝、 43……カートリッジ搬送手段、 44……ガイドレール、47……ウォーム軸、 53……リード溝、55……搬送ベルト、 58……連続波状フィン投入手段、 59……投入バー、 69……投入レバー、 73……スリット、 74……ガイドプレート。
波状フィン製造装置に適用した場合の一実施例を概略的
に示す斜視図、 第２図は第１図に示す搬送装置の主要部の一部破断斜視
図、 第３図は第１図に示す搬送装置の主要部の一部破断平面
図、 第４図は第１図に示す搬送装置の主要部の一部断面側面
図、 第５図は第１図に示す搬送装置の主要部の一部断面端面
図、 第６図は第１図に示す搬送装置の回転ドラムの一部破断
斜視図、 第７図は第１図に示す搬送装置の連続波状フィン投入機
構の構成部品の一部断面側面図、 第８図ないし第12図はそれぞれ第１図に示す搬送装置の
主要部の作動状態を示す概略断面図である。 10……連続波状フィン製造装置、 13……連続波状フィン、 20……連続波状フィン搬送装置、 21……搬送ベルト、 23……回転ドラム、 26……スロット、 30……回転ドラム駆動軸、 36……連続波状フィン送込みユニット、 39……無端ベルト、 40……フック、 41……カートリッジ、42……受容溝、 43……カートリッジ搬送手段、 44……ガイドレール、47……ウォーム軸、 53……リード溝、55……搬送ベルト、 58……連続波状フィン投入手段、 59……投入バー、 69……投入レバー、 73……スリット、 74……ガイドプレート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｇ 47/82 Ｃ 8010−3Ｆ (56)参考文献 特開 昭57−184014（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−7822（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−19223（ＪＰ，Ａ) 実公 昭40−33233（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (5)
- 【請求項１】連続波状フィンをその長手方向に連続的に
搬送する長手方向搬送手段と、半径方向外方及び軸線方
向に開口した連続波状フィンの受容のためのスロットを
備え、長手方向搬送手段による連続波状フィンの搬送方
向に平行な軸線の周りに回転可能とされた回転ドラム
と、回転ドラムの連続波状フィンの受容のためのスロッ
トが長手方向搬送手段と一列に並ぶ所定回転位置を経由
して所定角度ずつ回転移動するように回転ドラムを間欠
的に回転駆動する回転駆動手段と、回転ドラムのスロッ
トが所定回転位置にあるときに長手方向搬送手段により
所定位置まで搬送された連続波状フィンを１本ずつ回転
ドラムの軸線方向一端からスロット内に長手方向に送り
込むための連続波状フィン送り込み手段と、連続波状フ
ィンを１本ずつ上方により受容するための受容溝を有す
る複数個のカートリッジと、回転ドラムのスロットが回
転ドラムの真下を向いたときにカートリッジの受容溝と
スロットとが向き合うように回転ドラムの下側でカート
リッジを回転ドラムの軸線に直角な方向に間欠的に搬送
するカートリッジ搬送手段と、該回転ドラムのスロット
内に位置し該スロットとカートリッジの受容溝とが向き
合ったときにスロット内の連続波状フィンと実質的に長
手方向全長にわたって接触し、該連続波状フィンをカー
トリッジの受容溝内に押し出す投入バーを有する連続波
状フィン投入手段と、を備えてなる連続波状フィンの搬
送装置。 - 【請求項２】長手方向搬送手段が連続波状フィンの下面
を支えて連続波状フィンを長手方向に搬送する搬送ベル
トを備えていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
に記載の連続波状フィンの搬送装置。 - 【請求項３】連続波状フィン送り込み手段が、長手方向
搬送手段の長手方向に沿って循環移動可能とされた無端
ベルトと、長手方向搬送手段連続波状フィンの端部に当
接可能なように無端ベルトに突設されて無端ベルトの循
環移動により長手方向搬送手段上の連続波状フィンを回
転ドラムのスロット内に押し込むフックとを備えている
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の連続波
状フィンの搬送装置。 - 【請求項４】カートリッジがその受容溝の底部に開口す
るスリットを有しており、連続波状フィン投入手段は、
回転ドラムのスロットがカートリッジの受容溝と向き合
ったときにスリット内を貫通して上昇し、その後回転ド
ラムのスロットからカートリッジの受容溝内に送り込ま
れる連続波状フィンの下面を支えて下降するガイドプレ
ートを備えていることを特徴とする特許請求の範囲第１
項に記載の連続波状フィンの搬送装置。 - 【請求項５】カートリッジ搬送手段が、カートリッジの
両端を回転ドラムの軸線に直角な方向に摺動可能に支持
する一対のガイドレールと、ガイドレールに沿って設け
られたウォーム軸とを備えており、カートリッジはウォ
ーム軸のリード溝に係合可能な係合子を備えており、ウ
ォーム軸のリード溝は、回転ドラムの間欠回転運動に同
期してカートリッジに間欠的な送りを与えるように形成
されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
載の連続波状フィンの搬送装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61040182A JPH0699038B2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 連続波状フィンの搬送装置 |
| US07/019,128 US4768641A (en) | 1986-02-27 | 1987-02-26 | Apparatus for conveying continuous corrugated members |
| AU69265/87A AU571803B2 (en) | 1986-02-27 | 1987-02-26 | Rotary and belt conveyors |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61040182A JPH0699038B2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 連続波状フィンの搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62201724A JPS62201724A (ja) | 1987-09-05 |
| JPH0699038B2 true JPH0699038B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=12573638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61040182A Expired - Lifetime JPH0699038B2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 連続波状フィンの搬送装置 |
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