JPH0698541A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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Publication number
JPH0698541A
JPH0698541A JP26955792A JP26955792A JPH0698541A JP H0698541 A JPH0698541 A JP H0698541A JP 26955792 A JP26955792 A JP 26955792A JP 26955792 A JP26955792 A JP 26955792A JP H0698541 A JPH0698541 A JP H0698541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
output
regulator
supply device
switching power
Prior art date
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Pending
Application number
JP26955792A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takemura
博 竹村
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0698541A publication Critical patent/JPH0698541A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドロッパレギュレータで発生する損失を少な
くして、効率の良いスイッチング電源装置を提供する。 【構成】 このスイッチング電源装置は、整流ダイオー
ド8からの出力を受けてその電圧を定電圧化して発振制
御回路6の電源として供給するドロッパレギュレータ1
2の入力側に平滑コンデンサを設けずに、整流ダイオー
ド8の出力をそのままドロッパレギュレータ12に供給
するようにしたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、他励式のスイッチン
グ電源装置に関し、より具体的には、その効率を向上さ
せる手段に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチング電源装置の従来例
を図2に示す。このスイッチング電源装置は、一次巻線
2a、二次巻線2bおよびベース巻線2cを有するトラ
ンス2と、このトランス2の一次巻線2aに直列接続さ
れたスイッチング素子(図示例はスイッチングトランジ
スタ)4と、このスイッチング素子4のスイッチングを
制御する他励式の発振制御回路6と、このトランス2の
ベース巻線2cの出力を整流する整流ダイオード8と、
この整流ダイオード8からの出力を受けてその電圧を定
電圧化して発振制御回路6の電源として供給するドロッ
パレギュレータ12と、このドロッパレギュレータ12
の入力側および出力側にそれぞれ接続された平滑コンデ
ンサ10および20とを備えている。
【0003】トランス2の二次巻線2bには、整流ダイ
オード22が接続されている。なお、このトランス2の
二次回路は、この発明の本質に関係がないので、ここで
は簡略化して示している。
【0004】ドロッパレギュレータ12は、主としてこ
の例のようにシリーズレギュレータであるが、シャント
レギュレータでも良い。またその回路構成には種々のも
のがあるが、この例では、出力制御用のトランジスタ1
4、定電圧制御用のツェナダイオード16およびバイア
ス抵抗18を備えている。
【0005】トランス2のベース巻線2cには、スイッ
チング素子4のスイッチングに伴って、パルス状の電圧
B が出力されるが、これが整流ダイオード8で整流さ
れ、平滑コンデンサ10で平滑され、ドロッパレギュレ
ータ12で定電圧化され、更に平滑コンデンサ20で平
滑されて、発振制御回路6にその駆動用の電源として供
給される。
【0006】発振制御回路6の回路構成にも種々のもの
があるが、その一例を図3に示す。この発振制御回路6
は、発振回路24およびパルス幅制御回路26を含んで
おり、通常はICで構成されている。パルス幅制御回路
26は、フィードバック端子32を経由してトランス2
の二次側から与えられるフィードバック信号FBに基づ
いて、出力端子30を経由してスイッチング素子4に与
える駆動信号のパルス幅を制御して、二次側の出力電圧
を一定に制御する。電源端子28には前記ドロッパレギ
ュレータ12から電源が供給される。34はグラウンド
端子である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記スイッチング電源
装置においては、ドロッパレギュレータ12への入力電
圧をV1 、ドロッパレギュレータ12からの出力電圧を
2 および出力電流をI2 とすると、このドロッパレギ
ュレータ12において、 PL=I2(V1−V2) ・・・(1) で表される損失PL が常に発生しており、そのぶんこの
スイッチング電源装置の効率が低下するという問題があ
る。
【0008】そこでこの発明は、上記のようなドロッパ
レギュレータで発生する損失を少なくして、効率の良い
スイッチング電源装置を提供することを主たる目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のスイッチング電源装置は、前述したよう
なドロッパレギュレータの入力側に平滑コンデンサを設
けずに、前記整流ダイオードの出力をそのまま当該ドロ
ッパレギュレータに供給するようにしたことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】上記のようにすれば、ドロッパレギュレータ
は、その入力側の整流ダイオードがオン時にのみ動作、
即ちパルス状に動作する。但し、このドロッパレギュレ
ータの出力側には平滑コンデンサが接続されているの
で、このドロッパレギュレータからの出力電圧は平滑さ
れ安定化される。
【0011】このようにドロッパレギュレータをパルス
状に動作させると、そのパルスのデューティー比は当然
1より小なので、そのぶん当該ドロッパレギュレータに
おける損失が少なくなり、スイッチング電源装置として
の効率が向上する。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の一実施例に係るスイッチ
ング電源装置を示す回路図である。図2の従来例と同一
または相当する部分には同一符号を付し、以下において
は当該従来例との相違点を主に説明する。
【0013】この実施例においては、前述したドロッパ
レギュレータ12の入力側に設けていた平滑コンデンサ
10を省略して、当該ドロッパレギュレータ12の入力
側には平滑コンデンサを設けていない。そして、整流ダ
イオード8の出力をそのまま当該ドロッパレギュレータ
12に供給するようにしている。
【0014】前述したようにトランス2のベース巻線2
cに出力される電圧VB はパルス状であるため、整流ダ
イオード8は電圧VB が図示の向きに正の時にのみオン
し、この整流ダイオード8からの出力電圧V1 は、平滑
コンデンサが設けられていないのでパルス状となり、こ
れが入力電圧としてドロッパレギュレータ12に与えら
れる。従ってドロッパレギュレータ12はパルス状に動
作する。但し、このドロッパレギュレータ12の出力側
には従来と同様に平滑コンデンサ20が接続されている
ので、このドロッパレギュレータ12からの出力電圧V
2 は、平滑され安定化された直流電圧となり、これが発
振制御回路6に電源として供給される。従って、発振制
御回路6の動作に支障は起こらない。
【0015】このようにドロッパレギュレータ12をパ
ルス状に動作させると、それにおける損失が少なくな
る。即ち、電圧VB のデューティー比をDとすると、ド
ロッパレギュレータ12における損失PL′は、 PL′=I2(V1−V2)・D ・・・(2) で表され、当然D<1なので、これと前記(1)式とを
比べれば明らかなように、デューティー比Dが1より小
さいぶん、ドロッパレギュレータ12における損失が少
なくなり、スイッチング電源装置としての効率が向上す
る。
【0016】しかも上記手段では、余分な部品を付加す
る必要がないばかりか平滑コンデンサが1個不要になる
ので、そのぶんコストダウンを図ることもできる。
【0017】なお、図示例のスイッチング電源装置はフ
ライバック方式であるが、この発明はフォワード方式の
場合にも勿論適用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ドロッ
パレギュレータがパルス状に動作するので、そのパルス
のデューティー比が1より小さいぶん、当該ドロッパレ
ギュレータにおける損失が少なくなり、スイッチング電
源装置としての効率が向上する。
【0019】しかも、余分な部品を付加する必要がない
ばかりか平滑コンデンサが1個不要になるので、そのぶ
んコストダウンを図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るスイッチング電源装
置を示す回路図である。
【図2】従来のスイッチング電源装置の一例を示す回路
図である。
【図3】図1および図2中の発振制御回路の一例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
2 トランス 2a 一次巻線 2b 二次巻線 2c ベース巻線 4 スイッチング素子 6 発振制御回路 8 整流ダイオード 12 ドロッパレギュレータ 20 平滑コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次巻線、二次巻線およびベース巻線を
    有するトランスと、このトランスの一次巻線に直列接続
    されたスイッチング素子と、このスイッチング素子のス
    イッチングを制御する他励式の発振制御回路と、前記ベ
    ース巻線の出力を整流する整流ダイオードと、この整流
    ダイオードからの出力を受けてその電圧を定電圧化して
    前記発振制御回路の電源として供給するドロッパレギュ
    レータと、このドロッパレギュレータの出力側に接続さ
    れた平滑コンデンサとを備えるスイッチング電源装置に
    おいて、前記ドロッパレギュレータの入力側に平滑コン
    デンサを設けずに、前記整流ダイオードの出力をそのま
    ま当該ドロッパレギュレータに供給するようにしたこと
    を特徴とするスイッチング電源装置。
JP26955792A 1992-09-11 1992-09-11 スイッチング電源装置 Pending JPH0698541A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26955792A JPH0698541A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 スイッチング電源装置

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JP26955792A JPH0698541A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 スイッチング電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0698541A true JPH0698541A (ja) 1994-04-08

Family

ID=17474041

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26955792A Pending JPH0698541A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 スイッチング電源装置

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JP (1) JPH0698541A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001037223A (ja) * 1999-07-21 2001-02-09 Murata Mfg Co Ltd スイッチング電源回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001037223A (ja) * 1999-07-21 2001-02-09 Murata Mfg Co Ltd スイッチング電源回路

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