JPH0698328A - 来訪者記録システム - Google Patents

来訪者記録システム

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JPH0698328A
JPH0698328A JP4243648A JP24364892A JPH0698328A JP H0698328 A JPH0698328 A JP H0698328A JP 4243648 A JP4243648 A JP 4243648A JP 24364892 A JP24364892 A JP 24364892A JP H0698328 A JPH0698328 A JP H0698328A
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signal
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Application number
JP4243648A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Kojima
康行 小嶋
Makoto Koizumi
真 小泉
Motoji Murakami
元二 村上
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ファクシミリ装置とテレビ装置を統合化し、一
般家庭においても実現可能な、来訪者記録システムを提
供する。 【構成】来客がコールスイッチ12を押すと、テレビカ
メラ11により、来客の映像が撮影される。撮影された
来客の映像は、回線10を介して、映像音声・出力部2
0のTV21に表示される。来客の映像は、ファクシミ
リユニット30にも入力され、記録手段32により記録
紙36へ出力されることもできる。また、来客の映像
は、回線50を介して、他のファクシミリ装置へ伝送さ
れることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置とテ
レビ装置を統合化して構成された来訪者記録システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、原稿にかかれた画
像情報を遠隔地に伝送する手段であり、送信機と受信機
とこれらを結ぶ回線から構成される。送信機では、画像
情報を読み取り、電気信号に変換し(以下、これを画像
信号と称す)、画像信号を回線を通じて遠隔地に設置さ
れた受信機に送信する。受信機では、受信した画像信号
を記憶手段に記憶し、この画像信号を画像情報に変換し
て、送信された原稿と同様な画像情報を再生する。
【0003】一方、テレビ装置は、カメラで撮影した映
像信号を電波の形で放送し、映像受信機で再現して動画
像を伝送する手段である。
【0004】上記のファクシミリ装置とテレビ装置は、
画像情報を走査して画像信号に変換し、変換された画像
信号を送信し、受信された画像信号を画像情報に再生す
るという原理は全く同じである。
【0005】しかし、これらのファクシミリ装置とテレ
ビ装置が別個に発展してきたのは、テレビ装置とファク
シミリ装置とでは画像信号の性質が違っていたためであ
る。たとえば、テレビ装置の画像信号(映像信号)の周
波数は約6MHzであり、ファクシミリ装置の画像信号
の10倍以上である。また、映像信号が画像の中間調を
再現することができるのに対し、ファクシミリ装置の画
像信号は2値であり、中間調を伝送できない。
【0006】これらのファクシミリ装置とテレビ装置の
統合化に関する公知例は、たとえば、電子情報通信学会
において1989年9月19日に発表された“通信会議
端末用フルカラーコーデックの構成”に示される。
【0007】この、“通信会議端末用フルカラーコーデ
ックの構成”においては、パーソナルコンピュータ(以
下PCと称する)や、ワークステーション(以下WSと
称する)等に、テレビ映像の入力手段、ファクシミリを
送受信するための手段、原稿の読み取り手段、および、
入力または送受信または読み取られたデータを記憶する
記録装置等を組み合わせて、実現されている。
【0008】また、ファクシミリ装置とテレビ装置の統
合化に関する他の公知例として、特開平3ー34674
号公報,特開平2ー39693号公報がある。これは、
ビデオカメラ等の撮像手段から得られた映像情報を、テ
レビ装置でモニタ表示したり、ファクシミリ装置で伝送
することができる。
【0009】さらに、ファクシミリ装置とテレビ装置の
統合化に関する他の公知例として、特開平3ー2972
63号公報,特開平3ー94565号公報がある。これ
らは、別設置のテレビ装置からの映像をファクシミリ装
置に入力して、ファクシミリ伝送することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記“通信会議端末用
フルカラーコーデックの構成”においては、PCやWS
に各種専用装置を組み合わせて、大がかりに実現されて
いる。このような例においては、装置の構成が複雑であ
り、装置の取扱いには、専門的な知識および技術を必要
とする。このために、広く一般の人々に使用される状況
にはない。
【0011】また、特開平3ー34674号公報,特開
平2ー39693号公報,特開平3ー297263号公
報,特開平3ー94565号公報は、一般家庭において
も実現可能な、ファクシミリ装置とテレビ装置の統合化
に関する技術であるが、一般家庭において来訪者を記録
するシステムを開示するものではない。
【0012】本発明の目的は、ファクシミリ装置とテレ
ビ装置を統合化した、一般家庭においても実現可能な、
来訪者記録システムを提供することにある。具体的に
は、テレビ装置の映像信号を、ドアホンに併設された監
視カメラ装置からの映像信号とし、ドアホンの使用と同
期してファクシミリ装置の起動を行なって、一般住宅に
おいてファクシミリ装置をドアホンモニタ記録に適用す
ることを目的とする。
【0013】また、本発明の他の目的は、ファクシミリ
装置の備えるさまざまな機能を、テレビ映像信号の取扱
いにも適用して、テレビ装置とファクシミリ装置とを統
合化した装置の構成を、簡素化することにある。
【0014】また、本発明の他の目的は、テレビ装置の
映像信号の処理を、ファクシミリ装置の画像信号の読取
処理と兼用して、構成を簡単にすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、来訪者を撮影する撮像手段と、来
訪者が来訪した旨を通知するための呼出し通知手段と、
この呼出し通知手段により通知を受けると撮像手段を起
動させ、一定時間来訪者を撮影する撮像制御手段と、撮
像手段により撮影された映像信号を2値化する2値化手
段と、呼出し通知手段により通知を受けると、来訪者が
来訪した日時である時刻情報を作成する時刻情報作成手
段と、2値化された映像信号に時刻情報を付加する時刻
情報付加手段と、2値化されて時刻情報を付加された映
像信号を出力するプリンタとを備える来訪者記録システ
ムが提供される。
【0016】また、来訪者記録システムにおいて、2値
化されてジャーナル情報を付加された映像信号を格納す
る記憶手段と、記録手段に格納された映像信号を表示す
るモニタと、モニタに表示された映像信号をプリンタへ
出力することを指示する指示手段とを備えることもでき
る。
【0017】さらに、映像信号をロール紙へ出力し、映
像信号が出力される毎にロール紙を一定の長さで切り離
すカッターと、カッターの駆動を制御するカッター制御
手段とを備えるプリンタを備え、カッターの駆動を抑止
する抑止手段を備えて、ロール紙を切り離さずに映像信
号を出力して、来訪者の順序を保存して出力することも
できる。
【0018】さらに、2値化されてジャーナル情報を付
加された映像信号を格納する記憶手段を備えて、この記
憶手段を、集積回路(IC)メモリ,FD(フロッピー
ディスク),HDD(磁気ディスク)および光ディスク
のうち少なくとも1つとすることもできる。
【0019】さらに、映像信号を伝送先の装置の画像の
サイズおよび画素密度と整合させるための処理を行なう
画像信号処理手段と、映像信号を符号化する符号化手段
と、符号化された信号を回線を介して他の装置へ伝送す
る送信手段と、この送信手段に送信を指示する指示手段
と、指示手段により送信が指示されると、前記送信手段
に送信を開始させる送信制御手段とを備えることもでき
る。
【0020】さらに、映像信号を予め定められた画像の
サイズおよび画素密度と整合させるための処理を行なう
画像信号処理手段を備えることもできる。
【0021】さらに、他の装置から回線を介して伝送さ
れた信号を受信する受信手段と、受信された信号を複号
化する複号化手段とを備えて、プリンタに複号化された
信号を出力する機能を備えて、2値化手段,時刻情報作
成手段,時刻情報付加手段,画像信号処理手段,符号化
手段,送信手段,指示手段,送信制御手段,プリンタ,
受信手段および複号化手段によりファクシミリ装置を構
成することもできる。
【0022】
【作用】監視カメラ、特に一般家庭において、ドアホン
に付属の監視カメラから、テレビ映像信号を入力する。
【0023】ドアホンは、ドアに設置された子機と、室
内に設置されたは親機とから構成される。子機には、来
客により押下されて来客があることを告げるためのコー
ルスイッチが、設置されている。また親機には、子機か
らの通話を制御するトークスイッチが、設置されてい
る。このコールスイッチが、先のテレビ映像信号の入力
切り替え、および、テレビ映像信号の入力スタートスイ
ッチの機能を行なう。来客がコールスイッチを押すと、
テレビ映像がファクシミリ装置に入力され、ファクシミ
リ装置のプリンタで記録される。異なる時間に複数の来
客があっても、記録紙としてロール紙を用い、記録され
た紙を切断しなければ、来客の来歴を保存することがで
きる。
【0024】このとき、ファクシミリ装置の読取センサ
ーの動作周波数を、テレビ装置の映像信号(テレビ映像
信号)の周波数に合わせる。また、テレビ映像信号から
同期信号を抽出する手段をファクシミリ装置に内蔵し、
この同期出力とファクシミリ装置内部の原稿読取センサ
ーの駆動タイミングとを整合させる。この整合を行なう
際には、画面の画素構成に合わせるために、画面の大き
さの変換や、これにともなう補間処理を行う。また、テ
レビ映像信号を、ファクシミリ装置の原稿読取手段によ
り読み取られた画像信号と切り替えて入力する。これら
の構成によって、画像信号を入力し処理する際の、信号
処理手段を共用する。たとえば、各種の歪補正処理や、
画像の鮮明化の処理手段を共用することができる。この
外に、2値画像を伝送するファクシミリ装置において
は、信号入力の際に、信号を擬似中間調表現などの方法
により2値化する。このようにして、ファクシミリ装置
への画像入力を一元化する。
【0025】もちろん、このテレビ映像信号の入力に際
しては、ファクシミリ装置で普通に使われている、発信
元情報などのジャーナル情報を付加する。
【0026】また、入力したテレビ映像信号は、ファク
シミリ装置用の画像信号に変換されているので、そのま
ま、ファクシミリ装置により伝送できる。さらに、入力
したテレビ映像信号を、ファクシミリ装置の記録部から
出力することもできる。
【0027】このように、ファクシミリ装置における記
録(プリントアウト)や、ファクシミリ装置からの伝送
に際しても、出力装置の画面サイズに合わせたサイズ変
換や、それに伴う補間処理、あるいは記録時刻や受信時
刻などのジャーナル信号を合わせて記録または伝送する
処理を、ファクシミリ装置の機能で行なうことができ
る。
【0028】テレビ映像は、動画像なので、映像を記憶
するタイミングが重要である。本発明の要点も、この映
像を記憶するタイミングにある。ファクス装置本体にお
いて、いわばシャッターチャンスを決めるには、動画像
のモニターがあった方がベターである。このために、操
作パネル上に動画像を表示する手段を備えてもよい。
【0029】なお、ファクシミリが一般に用いる記憶手
段、たとえばICメモリ、FD、HD、CDに記憶蓄積
することもできる。また、画像信号は、2値画像擬似中
間調、リアル中間調、フルカラーなどいずれでも良い
が、現在広く使用できるの2値画像伝送ファクシミリで
ある。
【0030】また、テレビ映像入力手段は、放送受信信
号、テレビカメラ、記憶装置のいずれでも良い。さら
に、記録に際しては、音声などの他のメディアとともに
記録しても良い。また、コールスイッチのいたずら防止
機構を入れるなどは、ホーム電話そのものでも考えられ
ていることである。これらのことは、当該製造業者が普
通に考慮している事項である。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0032】図1は、本発明の1実施例である来訪者記
録システムの全体構成を示す。
【0033】図1の来客記録システムは、信号線10で
接続された、来客ユニット1および応対ユニット2から
構成される。
【0034】来客ユニット1は、家のドアに設置されて
いて、テレビカメラ11、スピーカーマイク(SP)1
2、コール・スイッチ(SW)13から構成されてい
る。
【0035】テレビカメラ11は、ドアの前に立ってい
る来客を撮影する。スピーカーマイク12は、来客の音
声を入力する。また、対応ユニット2から信号線10を
介して入力された応対者の音声を出力する。コールスイ
ッチ13は、来客によって押下され、来客の来訪を応対
ユニット2に伝える。
【0036】応対ユニット2は、家の内部に設置されて
いて、映像・音声出力部20およびファクシミリユニッ
ト30から構成されている。
【0037】映像・音声出力部20は、テレビ(TV)
21、チャイム22、スピーカーマイク23、トークス
イッチ24、スイッチ25から構成されている。
【0038】TV21は、テレビカメラ11で撮影され
た映像を映し出す。テレビ映像は、動画像なので、映像
を記憶するタイミングが重要である。本発明の要点も、
この映像を記憶するタイミングにある。ファクス装置本
体においての、いわばシャッターチャンスを決めるため
に、TV21に映し出された映像を記録部(プリンタ)
に出力するための指示を与える手段を、設けてもよい。
【0039】チャイム22は、コールスイッチ13が押
下されると、ピンポンと音を出し、来客の来訪を伝え
る。
【0040】スピーカーマイク23は、スピーカーマイ
ク13から入力された来客の音声を、信号線10を介し
て入力し、来客の音声を出力する。また、家の内部にい
る応対者の音声を入力し、信号線10を介してスピーカ
ーマイク13に伝達して、来客に伝える。
【0041】トークスイッチ24は、応対者が話をする
ときに、応対者により押下される。スイッチ25は、応
対者が外出等により来客に応対できない場合に、予め
(外出前に)押下される。
【0042】ファクシミリユニット3は、読取手段3
1、記録手段(プリンタ)32、スイッチ33、表示器
34、ハンドセット35、記録紙36、回線50から構
成されている。
【0043】スイッチ33は、ファクシミリの送信先を
選択するテンキーなどからなる。表示器34は、操作に
応答するLCD(Iiquid Cristal Di
splay)等である。
【0044】読取手段31は、ファクシミリ送信を行な
う場合に、送信すべき原稿等を設置されて読み取る。記
録手段32は、カメラ11から入力され、信号線10を
介してファクシミリユニット30に入力された来客の映
像を、記録紙36に記録する。また、回線50を介して
他のファクシミリ装置から伝送された画像を、記録紙3
6に記録する。ハンドセット35は、通常のファクシミ
リ装置に備えられているものと、同様の機能を備える。
【0045】来客がコールスイッチ12を押すと、テレ
ビカメラ11により、来客の映像が撮影される。撮影さ
れた来客の映像は、回線10を介して、映像音声・出力
部20のTV21に表示される。来客の映像は、ファク
シミリユニット30にも入力され、記録手段32により
記録紙36へ出力されることもできる。また、来客の映
像は、回線50を介して、他のファクシミリ装置へ伝送
されることもできる。
【0046】図2は、図1に示した来客ユニット1の、
電気回路のブロック図を示している。図2における各部
の番号および名称は、図1と同一である。
【0047】テレビカメラ11は、電源をケーブルから
供給されており、来客を映し出して、複合ビデオ信号と
して出力する。コールスイッチ12は、来客が来訪を告
げるために押すスイッチ(SW)である。来客によりス
イッチ12が押されると、接点情報としてコールタイミ
ング信号が出力される。スピーカーマイク13は、応対
者のトークスイッチ切り替えによって、スピーカーある
いはマイクロホンとして動作する。
【0048】図3は、図1に示した映像・音声出力部2
0の、電気回路的なブロック図を示している。
【0049】図3において、TV21は、テレビカメラ
11から出力された複合ビデオ信号を、信号線10を介
して入力し、来客の顔を表示する。チャイム22は、コ
ールスイッチ12から出力されたコールタイミング信号
に応答して、ピンポンと鳴る。スピーカマイク23は、
スピーカマイク13から入力された来客の音声を信号線
10を介して受取り、この来客の音声を出力する。ま
た、応対者の音声を入力し、信号線10に伝える。スピ
ーカマイク23は、増幅器26およびスイッチ27,2
8に接続されている。スイッチ27,28は、トークス
イッチ24の出力であるトークタイミング信号によって
制御され、音声を伝える方向に増幅器26を切り替え
る。
【0050】スイッチ25は、応対者が在宅であるか不
在であるかをファクシミリユニット30に伝えるための
スイッチである。スイッチ25により、応対者が在宅で
あるか不在であるかがファクシミリユニット30に伝え
られると、たとえば応対者が不在時にのみ、来客をファ
クシミリユニット3に記録する機能を作動させるよう
に、ファクシミリユニット30を制御することができ
る。このスイッチ25は、ファクシミリユニット30側
に設置しても良い。
【0051】図4の上段は、ファクシミリユニット30
の典型的な電気回路ブロック図である。
【0052】図4のファクシミリユニット30は、読取
手段31、記録手段32、スイッチ33、表示器34、
伝送手段35、時計36、マイクロプロセッサ(以下M
PUと称す)37、DMAC(Direct Memo
ry Access Controller)38、メ
モリ39から構成される。
【0053】スイッチ33は、ファクシミリの送信先を
選択するテンキーなどからなり、選択された送信先を、
MPU37へ伝える。表示器34は、操作応答を表示す
るLCD(Iiquid Cristal Displ
ay)等である。伝送手段35は、モデムおよび網制御
ユニットからなる。時計36は、現在時刻を知るための
ものである。
【0054】MPU37は、上記を制御するためのハー
ドウエアである。DMAC38は、MPUに代わってメ
モリや入出力部等の間におけるデータ転送を、高速に制
御するためのものである。メモリ39は、制御プログラ
ムやデータを格納するメモリである。この制御プログラ
ムの動作については、後述する。
【0055】図4の下段は、音声・映像出力部20のう
ち、映像を入力する機能を有する回路(映像入力部20
0)を示している。映像入力部200は、入力回路4
0、タイミング抽出回路41、ビデオフレームメモリ4
2、ライトイネーブル制御部(WE制御部)43から構
成されている。
【0056】入力回路40は、コールSWタイミング信
号401およびトークSWタイミング信号403および
不在SW信号404などのデジタル信号を入力する回路
である。コールSWタイミング信号401が入力される
と、MPU37に割り込みが発生する。
【0057】また、タイミング抽出回路41は、映像信
号から、画面あたりの同期信号である垂直同期信号(V
S)、走査線あたりの同期信号である水平同期信号(H
S)、設定した画素単位の同期信号であるサンプルタイ
ミング信号(PS)を、抽出する。
【0058】ビデオフレームメモリ42は、これらの同
期信号(VS、HS、PS)のタイミングを用い、WE
制御部43の記憶指令(WE)に従って、映像信号から
一画面のデータを記憶する。この映像入力部200は、
MPU37のデータバスに接続されて、ファクシミリユ
ニットの入出力部と同様の制御を受ける。
【0059】図5は、カメラ11から入力された映像
を、ファクシミリユニットにおいて記録する際に、MP
U37において実行される制御プログラムの動作の概要
を示すフローチャートである。
【0060】来客の来訪に先だち、応対者は、不在にす
る場合には不在SW25を押下(オン)してから外出す
るようにする。
【0061】来客によりコールSW12が押されると、
コールSW信号401が、信号線10を介して、映像入
力部200のデジタル信号入力部40に入力される。こ
の信号401が入力されると、入力部40から、ファク
シミリユニット30のMPU37に割り込みがかけられ
る。この割込み発生から、カメラ11で撮影された来客
の映像を、ファクシミリで記録する動作の制御が開始さ
れる。(なお、本実施例においては、コールSW12が
押された場合には、来客は、来客ユニット1の前にいる
と考える。そこで、カメラ11は、来客の姿をとらえて
いると考える。)上記割込みが発生すると、制御プログ
ラムは、まず、不在SW25が押されているか否かを判
定する(ステップS100)。不在SW25が押されて
いない場合には、動作を終了する。不在SW25が押さ
れている場合には、WE制御部43は、MPU37の指
示を受けて、垂直同期信号VSに同期してWE信号をオ
ンにする。WE信号がオンにされると、ビデオフレーム
メモリ42に、一画面分の映像信号400を記憶する
(ステップS110)。カメラ11の出力を標準NTS
C方式とすると、1フレーム分の映像信号400を記憶
するための所要時間は、約33msである。1フレーム
分の映像信号400が記憶されると、WE制御部43に
より、WE信号は自動的にオフにされる。
【0062】次に、ファクシミリ装置がファクシミリ伝
送のために記録部分を使用していないことを確認する
(ステップS120)。
【0063】ファクシミリ装置がファクシミリ伝送のた
めに記録部分を使用している場合には、記録部分の使用
が終了するまで、ステップS120の確認動作を繰り返
す。すなわち、ファクシミリ装置の記録部分が空くまで
ウエイト状態となる。
【0064】ファクシミリ装置がファクシミリ伝送のた
めに記録部分を使用していない場合には、まず、ファク
シミリの時計36から現在時刻を知り、来客のあった時
刻の情報を得る。また、映像のシリアル番号(何番目の
来客であるかを示す番号)などの情報を得る。これらの
情報を、あらかじめ定められた配置で、ビットマップの
ラスターイメージに展開する(ステップS130)。こ
れにより、これらの情報は、ファクシミリの記録信号と
同じ形式になる。このように展開された情報を記録部か
ら出力することで、ジャーナル情報を記録することがで
きる(ステップS140)。
【0065】次に、すべてのジャーナル情報を記録した
か否かを判定する(ステップS150)。記録すべきジ
ャーナル情報がまだある場合には、ステップS130か
ら140までの処理を繰り返す。記録すべきジャーナル
情報がすべて記録された場合には、ステップS160へ
進む。
【0066】ステップS160においては、ビデオメモ
リ42に記憶されたデータを読みだしてきて、テレビと
ファクシミリの画像のサイズあるいは画素密度変換を行
う。さらに、二値画像記録というファクシミリ記録手段
の仕様に合わせて、擬似中間調表現の二値化をおこな
う。
【0067】二値化された信号は、ラインメモリ(図示
せず)に一時的に格納され、1走査線(ライン)づつフ
ァクシミリの記録部から出力される(ステップS17
0)。1画面(1フレーム)の全ラインの記録が終了さ
れたか否かを調べ(ステップS180)、全ラインの記
録が終了するまで1ラインづつ記録する。1フレームの
出力が終われば、一定長の空白ラインと切取線などを記
録出力して、1回の来客の来訪に対する記録処理を終了
する。記録紙としてロール紙を用い、記録された紙を切
断しなければ、来客の来歴を保存することができる。
【0068】なお、これらの記録情報を、記録部に出力
する代わりに、テープやディスク装置に記憶して、後で
まとめて引き出してもよい。あるいは、他のファクシミ
リに伝送しても良い。また、いったん記憶装置に記憶し
た情報を、ファクシミリ手順や、その他の方法を用い
て、外部の装置に引き出すようにしても良い。また、こ
の実施例では、ソフトウエア(制御プログラム)の処理
によって、メモリ42に蓄積したテレビ映像信号を二値
化する例を示したが、専用のハ−ドウェアの回路を設け
て、この回路により高速に処理しても良い。
【0069】図6は、映像入力部200の他の実施例で
ある。図6の映像入力部200は、ファクシミリ(FA
X)の読取の信号処理部分を、テレビ映像の入力部とし
て共用するものである。
【0070】図6の映像入力部200は、タイミング抽
出回路41、FAXセンサ読取タイミング回路310、
画像処理タイミング回路311、二値化回路312、切
り替えスイッチ313,314,315,316、イン
ターフェイス317,318,319から構成される。
【0071】タイミング抽出回路41は、テレビ映像信
号からタイミングを抽出する。図4の回路41と同一名
称で同一機能である。センサ読取タイミング回路310
は、ファクシミリ用のVS、HS、PSを発生する回路
である。
【0072】画像処理タイミング回路311は、二値化
回路312にタイミング信号を与える。二値化回路31
2は、回路311から信号を受けると、信号処理によっ
てアナログのテレビ映像信号を二値化して、デジタル信
号に変える。
【0073】切り替えスイッチ313,314,31
5,316は、ファクシミリとして動作させる場合と、
来客の映像を記録する場合とを、MPU37によって切
り替える。インターフェイス317,318,319
は、上記の部分をMPU37から制御し、また、二値化
された画像信号を、ラインメモリに取り込むインターフ
ェイスである。
【0074】以上のように構成することによって、ファ
クシミリの読取処理部分とテレビ映像の入力部分との、
二値化回路および画像処理タイミング回路を共用するこ
とができる。
【0075】また、画像信号は、2値画像擬似中間調、
リアル中間調、フルカラーなどいずれでも良いが、現在
広く使用できるの2値画像伝送ファクシミリである。
【0076】また、テレビ映像入力手段は、放送受信信
号、テレビカメラ、記憶装置のいずれでも良い。さら
に、記録に際しては、音声などの他のメディアとともに
記録しても良い。また、コールスイッチのいたずら防止
機構を入れる(一定時間以内に、コールスイッチが複数
回押されても、1回だけ押されたものと見做す等)など
は、ホーム電話そのものでも考えられていることであ
る。これらのことは、当該製造業者が普通に考慮してい
る事項である。
【0077】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ファク
シミリ装置とテレビ装置を統合化した、一般家庭におい
ても実現可能な、来訪者記録システムを提供することが
できる。具体的には、テレビ装置の映像信号を、ドアホ
ンに併設された監視カメラ装置からの映像信号とし、ド
アホンの使用と同期してファクシミリ装置の起動を行な
って、一般住宅においてファクシミリ装置をドアホンモ
ニタ記録に適用することができる。
【0078】また、ファクシミリ装置の備えるさまざま
な機能を、テレビ映像信号の取扱いにも適用して、テレ
ビ装置とファクシミリ装置とを統合化した装置の構成
を、簡素化することもできる。
【0079】また、テレビ装置の映像信号の処理を、フ
ァクシミリ装置の画像信号の読取処理と兼用して、構成
を簡単にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す外観図。
【図2】図1の実施例の来客ユニットのブロック図。
【図3】図1の実施例の映像・音声入力部のブロック
図。
【図4】図1の実施例のファクシミリユニットおよび映
像入力部のブロック図。
【図5】図1の実施例の制御フローチャートの図。
【図6】映像入力部の他の実施例のブロック図。
【符号の説明】
1 来客ユニット 2 応対ユニット 11 テレビカメラ 12 コールスイッチ 13 スピーカマイク 20 映像・音声出力部 21 テレビ装置 22 チャイム 23 スピーカマイク 24 トークスイッチ 25 スイッチ 30 ファクシミリユニット 31 ファクシミリの読取部 32 ファクシミリの記録部 33 ファクシミリの操作スイッチ 34 ファクシミリの応答表示器 35 ハンドセット 36 ファクシミリの記録出力(記録紙) 50 回線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】来訪者を撮影する撮像手段と、 来訪者が来訪した旨を通知するための呼出し通知手段
    と、 前記呼出し通知手段により通知を受けると、前記撮像手
    段を起動させ、一定時間来訪者を撮影する撮像制御手段
    と、 前記撮像手段により撮影された映像信号を、2値化する
    2値化手段と、 前記呼出し通知手段により通知を受けると、来訪者が来
    訪した日時である時刻情報を作成する時刻情報作成手段
    と、 前記2値化された映像信号に、前記時刻情報を付加する
    時刻情報付加手段と、 前記2値化され、時刻情報を付加された映像信号を出力
    するプリンタと、 を備えることを特徴とする来訪者記録システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記2値化され、ジャーナル情報を付加された映像信号
    を格納する記憶手段と、 前記記録手段に格納された映像信号を表示するモニタ
    と、 前記モニタに表示された映像信号を、プリンタへ出力す
    ることを指示する指示手段と、 をさらに備えることを特徴とする来訪者記録システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記プリンタは、前記映像信号をロール紙へ出力し、 前記映像信号が出力される毎に、前記ロール紙を一定の
    長さで切り離すカッターと、 前記カッターの駆動を制御するカッター制御手段と、 とを備えるプリンタで、 前記カッターの駆動を抑止する抑止手段をさらに備え
    て、 前記ロール紙を切り離さずに映像信号を出力して、来訪
    者の順序を保存して出力することを特徴とする来訪者記
    録システム。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記2値化され、ジャーナル情報を付加された映像信号
    を格納する記憶手段をさらに備え、 前記記憶手段は、集積回路(IC)メモリ,FD(フロ
    ッピーディスク),HDD(磁気ディスク)および光デ
    ィスクのうち少なくとも1つであることを特徴とする来
    訪者記録システム。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記映像信号を、伝送先の装置の画像のサイズおよび画
    素密度と整合させるための処理を行なう画像信号処理手
    段と、 前記映像信号を符号化する符号化手段と、 前記符号化された信号を、回線を介して他の装置へ伝送
    する送信手段と、 前記送信手段に送信を指示する指示手段と、 前記指示手段により送信が指示されると、前記送信手段
    に送信を開始させる送信制御手段と、 をさらに備えることを特徴とする来訪者記録システム。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記映像信号を、予め定められた画像のサイズおよび画
    素密度と整合させるための処理を行なう画像信号処理手
    段を、さらに備えることを特徴とする来訪者記録システ
    ム。
  7. 【請求項7】請求項5において、 他の装置から回線を介して伝送された信号を受信する受
    信手段と、 前記受信された信号を複号化する複号化手段と、 をさらに備えて、 前記プリンタは、さらに、前記複号化された信号を出力
    する機能を備えて、 前記2値化手段,前記時刻情報作成手段,前記時刻情報
    付加手段,前記画像信号処理手段,前記符号化手段,前
    記送信手段,前記指示手段,前記送信制御手段,前記プ
    リンタ,前記受信手段および前記複号化手段によりファ
    クシミリ装置を構成することを特徴とする来訪者記録シ
    ステム。
JP4243648A 1992-09-11 1992-09-11 来訪者記録システム Pending JPH0698328A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002005220A1 (en) * 2000-07-12 2002-01-17 Network Systems Group Limited Integrated telephone/proximity access control system
JP2003092747A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Fuji Photo Film Co Ltd 監視装置

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