JP2003092747A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JP2003092747A
JP2003092747A JP2001283524A JP2001283524A JP2003092747A JP 2003092747 A JP2003092747 A JP 2003092747A JP 2001283524 A JP2001283524 A JP 2001283524A JP 2001283524 A JP2001283524 A JP 2001283524A JP 2003092747 A JP2003092747 A JP 2003092747A
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JP2001283524A
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Shuichi Ishii
秀一 石井
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視対象者の状態を随時把握することが可能
な監視装置を提供する。 【解決手段】 監視装置10は、ベビーカー11、カメ
ラ部12、プリンタ付きモニタユニット13とからな
る。プリンタ付きモニタユニット13には、LCDパネ
ル25、操作ボタン26、プリントボタン27、通信ア
ンテナ28が設けられている。外出時、監視者19は、
ベビーカー11に、監視対象者としての乳幼児20を乗
せて、カメラ部12により撮像された乳幼児20の画像
をLCDパネル25によって確認しながら運搬すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視対象となる人
物又は物品の状態を随時把握することを可能とし、監視
する際の負担を軽減する監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乳幼児や、介護を必要とする病院患者
や、老人を持つ一般家庭では、乳幼児、病院患者、又は
老人などの監視対象者を、常に監視して危険から守りた
いという願望がありつつも、育児や介護以外に、家事、
買い物あるいは仕事をしなければならない場合があり、
監視対象者を常に目の届く範囲で見守り続けることは困
難である。そこで、一般家庭においては、ベビーカーや
車椅子に乗せたり、チャイルドシートを使用し、または
車椅子ごと自動車に載せたりして監視対象者とともに外
出したり、監視対象者の就寝中に家事を行うなどの方法
で、可能な限り危険を回避しているが、とくに乳幼児の
行動については、さきの予測が付かないため、安心して
作業することはできなかった。
【0003】そこで、一般家庭において家事等の作業を
行いつつも、監視対象者を監視することを可能とするた
めのものとして、特開平11−99140号公報に記載
されている就寝状態異常検知装置や、特開平9−168
79号公報に記載されている乳幼児遠隔監視システム、
特開平10−65581号公報に記載されているシステ
ムキッチン用監視装置などがある。また、監視対象者を
連れて外出する場合にも、自動車内の監視対象者を監視
可能なものとして、特開2001−97070号公報に
記載されている乗物用人物認識装置や、特開平7−32
9639号公報に記載されている車内の人体検出装置及
び車載機器制御装置などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開2001−97070号公報、特開平11−9414
0号公報、及び特開平7−329639に記載されてい
る装置は、監視対象者をカメラにより撮像し、その画像
データを随時解析することにより監視対象者の異常を検
知するものであるため、監視対象者に異常があることを
判断するのは画像データ解析用のコンピュータなど機械
的な解析手段であり、この解析手段が故障した場合、監
視対象者の異常を検知することができなくなってしま
う。
【0005】また、特開9−16879号公報に記載さ
れているシステムでは、泣き声などの音声により乳幼児
の状態を検知し、監視人にそれを連絡するものである
が、例えば、うつ伏せで就寝中に呼吸困難な状態になっ
た場合には、声を発することができないので、乳幼児の
異常を音声だけで全て検知することはできない。あるい
は、特開平10−65581号公報に記載されている装
置では、暗視用高感度カメラにより監視してそれをモニ
タに表示しているが、暗視用高感度カメラを使用した場
合コストがかかることになり、一般家庭などに設置して
監視対象者を常に監視することは非常に困難である。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、監視対象者の状態を随時把握すること
が可能であり、家事や外出なども行うことができる監視
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の監視装置は、監視対象となる人物又は物品
を運搬する運搬装置と、この運搬装置に取り付けられ、
運搬装置に載っている前記人物又は物品を撮像するカメ
ラ部と、このカメラ部により撮像された前記人物又は物
品の画像を表示し、監視者が前記画像を確認できる位置
に取り付けられたモニタ部と、カメラ部により撮像され
た画像を記録材料にプリントする記録手段とから構成さ
れている。
【0008】請求項2記載の監視装置では、自動車内に
着席した人物を撮像するカメラ部と、このカメラ部によ
り撮像された人物を表示し、前記自動車の運転席、又は
助手席から前記画像を確認できる位置に取り付けられた
モニタ部と構成されている。
【0009】請求項3記載の監視装置では、寝室内に取
り付けられ、就寝中の人物を撮像するカメラ部と、この
カメラ部により撮像された前記人物の画像を表示し、前
記寝室とは離れた位置にいる監視者が前記画像を確認で
きる位置に取り付けられたモニタ部とから構成されてい
る。
【0010】なお、カメラ部により撮像された画像を記
録材料にプリントする記録手段を設けることや、モニタ
部に、外部と通信できる通信手段を設けていることが好
ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施した監視装
置10の外観図である。監視装置10は、ベビーカー1
1と、カメラ部12と、プリンタ付きモニタユニット1
3とからなる。ベビーカー11は、上面が開放された箱
型形状の乳幼児乗車室14の4隅に車輪15が回動自在
に取り付けられ、上部に日除け傘16が、後方部にハン
ドル17が設けられている。監視装置10は、監視者1
9が、監視対象者としての乳幼児20を連れて外出をす
るときに使用されるものであり、乳幼児乗車室14に乳
幼児20を乗せ、監視者19がハンドル17を保持して
乳幼児20を運搬する。
【0012】カメラ部12は、日除け傘16を構成する
フレーム21の前方部に取り付けられ、乳幼児乗車室1
4に乗っている乳幼児20の全身を撮像できるように、
撮像レンズ22(図2参照)の光軸Lの方向が調整され
ている。
【0013】プリンタ付きモニタユニット13は、ハン
ドル17の上部に取り付けられており、各種機構が内蔵
されたユニット本体24の上面にLCDパネル25、操
作ボタン26、プリントボタン27、及び通信アンテナ
28が設けられている。このプリンタ付きモニタユニッ
ト13は、ケーブル29を介してカメラ部12と接続さ
れており、LCDパネル25には、カメラ部12によっ
て撮像された画像が表示される。ハンドル17を保持し
ている監視者19がLCDパネル25 の画像を確認で
きるように、プリンタ付きモニタユニット13の取り付
け角度が調整されている。また、ユニット本体24の側
面には、排出口24aが形成されている。LCDパネル
25にカメラ部12によって撮像された画像が表示され
ているときに、プリントボタン27を押圧すると、LC
Dパネル25に表示された画像のハードコピーが排出口
24aから排出される。
【0014】図2は、カメラ部12、及びプリンタ付き
モニタユニット13の内部構成を示す概略図である。こ
のカメラ部12及びプリンタ付きモニタユニット13
は、システムコントローラ30によって制御される。シ
ステムコントローラ30は、I/Oポート31により操
作ボタン26やプリントボタン27などからの信号を監
視し、入力処理に応じた信号処理を行う。また、I/O
ポート31には、メモリカード32が接続されている。
メモリカード32は書き込みと読み出しの両方に利用さ
れるものである。
【0015】カメラ部12は、撮像レンズ22の背後に
CCDイメージセンサ33が位置しており、撮像レンズ
22のピント合わせによりCCDイメージセンサ33の
光電面には被写体画像が結像される。CCDドライバ3
4の駆動により、CCDイメージセンサ33は光学的な
被写体画像を電気的な撮像信号に変換して出力する。撮
像信号はアンプ35で適当なレベルに増幅された後、A
/Dコンバータ36によってデジタル変換されて画像デ
ータ処理回路37に入力される。
【0016】プリンタ付きモニタユニット13には、L
CD表示部38、プリンタ部39、及び通信制御部40
が設けられているとともに、システムコントローラ30
及び画像データ処理回路37などの各種制御回路が形成
された回路基板が組み込まれている。画像データ処理回
路37では、カメラ部12から入力されてくる画像デー
タに対して各種補正処理を行い、さらに処理済みの画像
データを基に映像信号を生成し、LCD表示部38に送
信する。LCD表示部38では、画像データ処理回路3
7から送信された映像信号をD/Aコンバータ41で変
換し、アンプ42でレベル調整してLCDドライバ43
に出力する。そして、LCDドライバ43がLCDパネ
ル25を駆動することによりカメラ部12によって撮像
された乳幼児20の画像が連続的に表示される。
【0017】通信制御部40は、簡易移動電話(PH
S)機能を制御するものであり、主に、乳幼児に異常が
発生した場合に、通信アンテナ28により医療関係者と
の通信を送受信するために使用される。あるいは、電話
局から配信される各種情報提供サービスの受信のために
使用してもよい。
【0018】プリンタ部39は、周知の感熱プリンタが
ユニット化されて組み込まれたものである。このプリン
タ部39では、画像のハードコピーを得るための記録材
料として、感熱記録紙(以下、単に記録紙とする。)4
4が使用され、この記録紙44をロール状に巻いた記録
紙ロール44aの形態としてプリンタ部39に装填され
る。記録紙ロール44aは、未使用時には遮光機能を備
えたマガジン45に収容され、このマガジン45がプリ
ンタ部39のロール室46に装填される。記録紙44
は、支持体上に黒のみに発色する感熱発色層が形成され
たモノクロタイプのものであり、感熱発色層に熱エネル
ギーを受けることによって発色記録される。
【0019】記録紙ロール44aの外周面に当接する位
置には、給紙ローラ47が配置されており、この給紙ロ
ーラ47は、パルスモータ48の駆動により、記録紙4
4をマガジン45から送り出す。給紙ローラ47に対し
て記録紙44の給送方向の下流側には、搬送ローラ対4
9が配置されている。この搬送ローラ対49は、パルス
モータ48で駆動されるキャプスタンローラ50と、ピ
ンチローラ51とからなる。なお、パルスモータ48は
モータドライバ52を介してシステムコントローラ30
に制御されている。
【0020】搬送ローラ対49に対して給送方向の下流
側には、サーマルヘッド53が配置されている。サーマ
ルヘッド53の記録紙44に対面する面には、多数の発
熱素子を記録紙44の幅方向に沿ってライン状に配列し
た発熱素子アレイ53aが設けられている。サーマルヘ
ッド53に対面する位置には、プラテンローラ54が配
置されている。記録紙44が、給紙ローラ47によって
送り出され、搬送ローラ対49によってサーマルヘッド
53の位置まで搬送されると、システムコントローラ3
0は、ラインメモリ55を介して1ライン分の画像デー
タを順次サーマルヘッド53へ送信する。1ライン分の
画像データがサーマルヘッド53に送られると、発熱素
子アレイ53aを構成する各々の発熱素子の発熱量が画
像データに応じた熱エネルギーに制御される。
【0021】サーマルヘッド53からの熱エネルギーを
受けた記録紙44は、1ライン分の画像が発色記録され
る。以下、パルスモータ48の駆動により搬送ローラ対
49が記録紙44を1ライン分搬送するとともに、サー
マルヘッド53が1ライン分の記録を行い、これを繰り
返して記録紙44に画像を記録する。サーマルヘッド5
3に対して給送方向の下流側には、カッタ56と排出口
24aが配置されている。プリントが完了した記録紙4
4は、搬送ローラ対49によって排出口24aからユニ
ット本体24の外部へ排出されるとともに、カッタ56
によってシート状にカットされる。
【0022】上記構成の作用について以下に説明する。
買い物などの用事がある際に監視者19が乳幼児20と
ともに外出したいときなどに監視装置10は使用され、
ベビーカー11に乳幼児を乗せてハンドルを押して運搬
する。カメラ部12及びプリンタ付きモニタユニット1
3の電源スイッチをオン状態にすると、カメラ部12は
常に乳幼児20を撮像して、その画像がリアルタイムで
プリンタ付きモニタユニット13に送信され、LCDパ
ネル25に表示される。これにより、監視者19は、複
雑な操作をすることがなく、ベビーカー11を押しなが
ら、乳幼児20の状態を随時把握することが可能であ
り、乳幼児20の異常を即座に察知することができる。
【0023】さらに、乳幼児20に異常が発生したとき
には、通信制御部40により医療関係者に報告を行って
近隣の救急センターなどに連絡を取ることができる。ま
た、異常発生時には、プリントボタン27を押圧してプ
リンタ部39を作動させ、記録紙44に乳幼児20の画
像を記録し、診断時の参考資料として医療関係者に見て
もらうこともできる。あるいは、カメラ部12で撮像し
た画像を一旦メモリーカードに記憶させて、この画像を
通信制御部40により医療関係者に送信することによっ
て、画像から乳幼児の異常を診断してもらい、応急処置
の方法を仰ぐこともできる。
【0024】なお、上記第1の実施形態では、監視対象
者を運搬するための装置としてベビーカーを例に上げて
いるが、本発明はこれに限らず、車椅子や、自転車、台
車など監視対象者を乗せて運搬するものであればよい。
【0025】上記第1の実施形態では、構成の中に運搬
装置としてのベビーカーが含まれる例を示しているが本
発明は、運搬装置に限るものではなく、例えば、図3に
示すようにチャイルドシート60を構成に含む監視装置
61としてもよい。以下に、チャイルドシート60が構
成に含まれる本発明の第2の実施形態について説明す
る。なお、図3、図4、及び図5においては、上記第1
の実施形態で説明したものと同様の構成及び作用を示す
ものについては、同符号を用いて説明を省略する。
【0026】監視装置61は、チャイルドシート60、
カメラ部62、及びプリンタ付きモニタユニット63と
からなる。カメラ部62は、上記第1の実施形態で使用
されているカメラ部12と全く同じ内部構成であり、チ
ャイルドシート60に取り付けられ、チャイルドシート
60に着席している乳幼児20を監視している。
【0027】なお、チャイルドシート60については、
詳しくは図4に示すようにシート部64、日除け傘6
5、乳幼児用シートベルト66とからなる。シート部6
4は、自動車67に備えられている備え付けシートベル
ト68によって自動車67の後部座席69に固定され
る。シート部64に着席した乳幼児20は、乳幼児用シ
ートベルト66によって保持され、シート部64からの
落下が防止される。日除け傘65は、シート部64の上
方に設けられており、この日除け傘65のフレーム70
の前方にカメラ部62が取り付けられており、シート部
64に着席している乳幼児20の全身を撮像できるよう
に、光軸Lの方向が調整されている。
【0028】プリンタ付きモニタユニット63について
も、上記第1の実施形態で使用されているプリンタ付き
モニタユニット13とほぼ同じ構成で、自動車67のダ
ッシュボード71のハンドル71a側方に取り付けられ
ており、運転席72に着席した監視者19がLCDパネ
ル25に表示された画像を確認可能な位置に取り付けら
れている。なお、プリンタ付きモニタユニット63に
は、通信アンテナ22を設けずに、自動車67に備えら
れている通信アンテナ(図示せず)に接続して通信を行
う。
【0029】上記構成の作用について以下に説明する。
自動車67による移動の際に監視者19が乳幼児20を
同乗させたいときなどに監視装置61は使用され、チャ
イルドシート60に乳幼児20を着席させて、監視者1
9が運転席72に着席して自動車66の運転を行い移動
する。カメラ部62及びプリンタ付きモニタユニット6
3の電源スイッチをオン状態にすると、カメラ部62は
常に乳幼児20を撮像して、その画像がリアルタイムで
プリンタ付きモニタユニット63に送信され、LCDパ
ネル25に表示される。これにより、監視者19は、複
雑な操作をすることがなく、自動車66の運転をしなが
ら、乳幼児20の状態を随時把握することが可能であ
る。さらに上記第1の実施形態と同様に、通信制御部4
0を使用して医療関係者との連絡、プリンタ部39によ
る乳幼児の画像の記録などを行うことができる
【0030】なお、上記第2の実施形態においては、プ
リンタ付きモニタユニット63を自動車66のダッシュ
ボード71に取り付けて使用しているが、最近では、こ
の位置にカーナビゲーションシステムのモニタユニット
などを搭載している場合があり、このようなカーナビゲ
ーションシステムのモニタユニットと、上記第2の実施
形態のプリンタ付きモニタユニット63とを一体に設け
たものとしてもよい。また、上記第2の実施形態では、
運転席72に監視者19が着席している例を上げている
が、監視者19の他に運転手がいる場合、監視者19は
助手席73に着席して、この助手席73からプリンタ付
きモニタユニット63のLCDパネル25を確認可能な
ように、プリンタ付きモニタユニット63の取り付け方
向を変更すればよい。また監視対象者としての乳幼児2
0が着席する場所は、チャイルドシート60に限るもの
ではなく、自動車67の後部座席69や、自動車67内
に乗せられた車椅子などでもよい。また、これに合わせ
てカメラ部62が取り付けられる位置も、後部座席69
の上方部や、車椅子の上方部、あるいは、自動車67の
天井面など、監視対象者としての乳幼児が撮像できる位
置であればよい。
【0031】上記第1の実施形態では、構成の中に運搬
装置が、第2の実施形態では、自動車内に着席するため
のシート等が含まれる例を示しているが本発明はこれら
に限るものではなく、例えば、図6に示すように寝室内
に設置されたベビーベット75を構成に含む監視装置7
6としてもよい。以下に、ベビーベット75が構成に含
まれる本発明の第2の実施形態について説明する。な
お、図6、及び図7においては、上記第1の実施形態で
説明したものと同様の構成及び作用を示すものについて
は、同符号を用いて説明を省略する。
【0032】監視装置76は、ベビーベット75、カメ
ラ部77、及びプリンタ付きモニタユニット78とから
なる。カメラ部77は、上記第1の実施形態で使用され
ているカメラ部12と全く同じ内部構成であり、ベビー
ベット75に取り付けられ、就寝している乳幼児20を
監視している。
【0033】なお、ベビーベット75については、詳し
くは図7に示すように、就寝台79と、その上面周縁を
囲んでいる柵80とからなる。柵80は、就寝台79の
上で就寝している乳幼児20が床へ落下することを防ぐ
ために設けられており、その上部にカメラ部77が取り
付けられている。
【0034】プリンタ付きモニタユニット78について
も、上記第1の実施形態で使用されているプリンタ付き
モニタユニット13とほぼ同じ構成で、ベビーベット7
5で乳幼児が就寝している部屋81とは、異なる部屋8
2の壁面などに取り付けられている。部屋82として
は、監視者19が主に家事を行う場所(キッチン、リビ
ングなど)であり、プリンタ付きモニタユニット78
は、部屋82で家事をしている監視者19(主に立ち作
業の状態)がLCDパネル25に表示された画像を確認
可能な位置に取り付けられている。また、プリンタ付き
モニタユニット78には、通信アンテナ22及び通信制
御部40を設けずに、家庭用の電話機などに接続して通
信を行うようにしてもよい。
【0035】上記構成の作用について以下に説明する。
自宅において乳幼児20を就寝させながら、家事(料
理、掃除、洗濯)などを行いたいときに使用され、乳幼
児20はベビーベット75に就寝され、監視者19はプ
リンタ付きモニタユニット78の付近で家事を行う。カ
メラ部77及びプリンタ付きモニタユニット78の電源
スイッチをオン状態にすると、カメラ部77は常に乳幼
児20を撮像して、その画像がリアルタイムでプリンタ
付きモニタユニット78に送信され、LCDパネル25
に表示される。これにより、監視者19は、複雑な操作
をすることがなく、家事をしながら、乳幼児20の状態
を随時把握することが可能である。さらに上記第1の実
施形態と同様に、医療関係者との連絡、プリンタ部39
による乳幼児の画像の記録などを行うことができる。
【0036】なお、家庭用住宅の中には、部屋の中にモ
ニタ付きのインタフォンを設けている場合があるが、こ
のようなインタフォンと、上記第3の実施形態のプリン
タ付きモニタユニットを一体に設けたものとしてもよ
い。
【0037】上記第1、第2、及び第3の実施形態で
は、撮像素子としてCCDイメージセンサを使用してい
るが、本発明はこれに限らず、CMOSイメージセンサ
など他の撮像素子を使用してもよい。また、それぞれ通
信手段として別体のもの、例えば携帯電話などを備え、
これを接続して通信を行うようにしてもよい。また、プ
リンタ部としては、モノクロタイプの感熱プリンタを例
に上げているが、これに限らず、カラー感熱プリンタで
もよい。あるいは、インクジェット記録ヘッドから吐出
したインクドットを記録紙(上質紙など)に付着して画
像を記録するインクジェットプリンタ、インクリボンを
背後から加熱して溶融又は昇華したインクを記録紙に転
写して画像を記録する熱転写プリンタ、銀塩タイプのイ
ンスタントフイルムを使用し、光学記録によりハードコ
ピーを得るインスタントプリンタ等でもよい。
【0038】また、上記第1、第2、及び第3の実施形
態では、監視する対象として乳幼児を例に上げている
が、本発明はこれ限らず、介護を必要とする病院患者
や、老人など監視を必要とする人物であれば、全て監視
対象者となる。さらに、人物に限らず、学術研究用の科
学薬品など、形態を変化させるなど監視を必要とする物
品についても、監視する対象となる。
【0039】なお、上記例では、乳幼児を撮像した画像
のプリントを、医療関係者に見せる診察用の資料として
使用しているが、プリント部の使用方法としては、これ
に限るものではなく、例えば、LCDパネル25に表示
される乳幼児20が良い表情をしたとき等、気に入った
画像を記録するというような娯楽用の目的で使用しても
よい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の監視装置
は、監視対象となる人物又は物品を運搬する運搬装置
と、この運搬装置に取り付けられ、運搬装置に載ってい
る前記人物又は物品を撮像するカメラ部と、このカメラ
部により撮像された前記人物又は物品の画像を表示し、
監視者が前記画像を確認できる位置に取り付けられたモ
ニタ部と、前記カメラ部により撮像された画像を記録材
料にプリントする記録手段とからなるので、運搬装置を
使用しているときの監視対象者の状態を随時把握するこ
とができる。
【0041】請求項2記載の監視装置では、自動車内に
乗車している人物を撮像するカメラ部と、このカメラ部
により撮像された人物を表示し、前記自動車の運転席、
又は助手席から前記画像を確認できる位置に取り付けら
れたモニタ部とからなるので、自動車での移動時に監視
対象者の状態を随時把握することができる。
【0042】請求項3記載の監視装置では、寝室内に取
り付けられ、就寝中の人物を撮像するカメラ部と、この
カメラ部により撮像された前記人物の画像を表示し、前
記寝室とは離れた位置にいる監視者が前記画像を確認で
きる位置に取り付けられたモニタ部とからなるので、家
事など監視対象者から離れた位置で作業を行っていると
きに、監視対象者の状態を随時把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視装置を示す外観斜視図である。
【図2】図1に示す監視装置の電気的構成の概略を示す
ブロック図である。
【図3】図1に示すものとは別の実施形態の監視装置を
示す外観斜視図である。
【図4】チャイルドシート及びカメラ部の構成を示す斜
視図である。
【図5】自動車のダッシュボード及びプリンタ付きモニ
タユニットの構成を示す斜視図である。
【図6】図1、及び図3に示すものとは別の実施形態の
監視装置の構成を示す概略図である。
【図7】ベビーベット、及びカメラ部の構成を示す斜視
図である。
【符号の説明】
10,61,76 監視装置 11 ベビーカー 12 カメラ部 13 プリンタ付きモニタユニット 19 監視者 20 乳幼児 25 LCDパネル 28 通信アンテナ 39 プリンタ部 40 通信制御部 60 チャイルドシート 75 ベビーベット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象となる人物又は物品を運搬する
    運搬装置と、この運搬装置に取り付けられ、運搬装置に
    載っている前記人物又は物品を撮像するカメラ部と、こ
    のカメラ部により撮像された前記人物又は物品の画像を
    表示し、監視者が前記画像を確認できる位置に取り付け
    られたモニタ部と、前記カメラ部により撮像された画像
    を記録材料にプリントする記録手段とからなることを特
    徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】 自動車内に乗車している人物を撮像する
    カメラ部と、このカメラ部により撮像された人物を表示
    し、前記自動車の運転席、又は助手席から前記画像を確
    認できる位置に取り付けられたモニタ部とからなること
    を特徴とする監視装置。
  3. 【請求項3】 寝室内に取り付けられ、就寝中の人物を
    撮像するカメラ部と、このカメラ部により撮像された前
    記人物の画像を表示し、前記寝室とは離れた位置にいる
    監視者が前記画像を確認できる位置に取り付けられたモ
    ニタ部とからなることを特徴とする監視装置。
  4. 【請求項4】 前記カメラ部により撮像された画像を記
    録材料にプリントする記録手段を設けたことを特徴とす
    る請求項2又は3記載の監視装置。
  5. 【請求項5】 前記モニタ部には、外部と通信する通信
    手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし
    4いずれか1つ記載の監視装置。
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