JPH069654U - 大空間向消火システム - Google Patents

大空間向消火システム

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JPH069654U
JPH069654U JP5553992U JP5553992U JPH069654U JP H069654 U JPH069654 U JP H069654U JP 5553992 U JP5553992 U JP 5553992U JP 5553992 U JP5553992 U JP 5553992U JP H069654 U JPH069654 U JP H069654U
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JP
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water discharge
key
water
key switch
voice
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JP5553992U
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照夫 岩田
薫 田辺
淳一 成宮
直哉 松岡
裕史 島
敦 万本
利幸 小沢
賢司 加藤
好章 不破
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Hochiki Corp
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Hochiki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 意図しない放水及び誤操作による放水を防止
する。 【構成】 キースイッチ25へのキーの挿入を発光素子
55及び受光素子56にて検出し、さらに、キースイッ
チ25の設定位置をマイクロスイッチ52a〜52cに
て検出する。そして、キーを挿入したときにキースイッ
チ25の設定が「定位」であることから、キーを挿入し
た時点で「定位」における放水確認の音声メッセージを
出力する。また、キースイッチ25の設定を「定位」か
ら「放水」に設定すると、放水の状況及び放水停止のた
めの操作方法を教える音声メッセージを出力する。さら
に、キースイッチ25の設定を「放水」から「停止」に
設定すると、停止したことを知らせる音声メッセージを
出力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スポーツ施設やコンベンション施設等の大規模な大空間構造物の防 災施設に用いられる大空間向消火システムに係わり、詳しくは火災位置を検出す る火災検出器と、放水を行う放水銃と、火災検出器から得られる情報に基づいて 放水銃を制御する監視制御装置とから構成される大空間向消火システムに関する 。
【0002】
【従来の技術】
近年、建築物は高層化、大規模化の途をたどり、上述したスポーツ施設やコン ベンション施設等の大規模な大空間構造物の建設が増加傾向にある。これらの大 空間建造物は、多様な用途に供され、しかも多数の人々を収容することから、そ の安全性が重要視され、とりわけ防災設備の充実が急務となっている。
【0003】 このような大空間構造物に対する防災設備として、従来、大空間向消火システ ムが本考案の出願人により既に開発されている。このシステムは、上述のように 火災位置を検出する火災検出器と、放水を行う放水銃と、火災検出器から得られ る情報に基づいて放水銃を制御する監視制御装置とから構成されており、監視制 御装置は火災検出器により火災位置を検出し、この検出結果を演算処理し、その 演算結果に基づいて放水銃の方向付けを行うとともに、放水圧力を決定する。そ して、放水銃の方向付け、および放水圧力が決定されると、操作担当者が監視制 御装置の放水銃操作盤に設けられているキースイッチにキーを差し込んで放水側 に回すことにより、放水が開始される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の大空間向消火システムにあっては、キースイッチに キーを差し込んで放水側に回すと即座に放水が開始されることから、次のような 問題点があった。 すなわち、キースイッチにキーを差し込んだままの状態で放置した場合に、例 えば誤ってキーに触れて放水側に回ってしまったり、誤操作により放水側に回し てしまうと、意図としない放水を行ってしまうという恐れがあった。この場合、 放水を行うと大量の消火水が放出されることから、消火水および施設の損失につ ながるとともに、施設に人がいた場合には事故を招きかねない。したがって、火 災と試験以外では、単純ミスで放水を行うことを避けるのが望ましい。
【0005】 そこで本考案は、意図としない放水および誤操作による放水を防止することが できる大空間向消火システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案による大空間向消火システムは、放水を行う放 水手段と、少なくとも「定位」及び「放水」の二つの設定が可能なキースイッチ と、該キースイッチに挿入してキー操作を行うキーと、前記キースイッチの設定 を「定位」から「放水」に切り替えたときに前記放水手段を動作させる放水制御 手段とを備えた大空間向消火システムにおいて、前記キーの前記キースイッチへ の挿入を検出する第1の検出手段と、前記キースイッチの各設定位置を検出する 第2の検出手段と、前記キーが前記キースイッチに挿入され、「定位」に設定さ れたときに放水の確認を行う音声メッセージを出力する音声出力手段とを設けた ことを特徴とする。
【0007】 また、前記音声出力手段は、前記キースイッチが「放水」に設定された場合に 、放水の状況及び放水停止のための操作方法を知らせる音声メッセージを出力す ることを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案では、キーをキースイッチに差し込むと、挿入したことが検出される。 そして、キーを操作してキースイッチを「定位」に設定すると、この設定が検出 され、放水の確認を行う音声メッセージが出力される。例えば、『火災規模を再 度確認して下さい。放水が必要であればキーを放水位置まで回して下さい。放水 する必要がなければキーを抜いて下さい。』という音声メッセージが出力される 。
【0009】 さらに、放水が必要でキースイッチを「放水」位置に設定すると、放水が開始 されるとともに、放水の状況及び放水を停止させるための操作方法を知らせる音 声メッセージが出力される。例えば、『放水を開始します。』、『放水中です。 放水を止めたい場合は、キーを停止位置まで回して下さい。』という音声メッセ ージが出力される。
【0010】 したがって、操作者への操作意志を確認する音声メッセージと、誤操作を防止 するための音声メッセージが出力されるので、意図としない放水および誤操作に よる放水を防止することができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係る大空間向消火システムの一実施例を示す構成図である。 この図において、1は放水銃であり、架台2の上に水平回動部3を介して水平 方向に回動自在に装着されている。また、放水銃1は垂直方向に対して最大飛距 離を与える仰角θ(例えば25°前後)をもって角度付けされている。
【0012】 放水銃1には消火ポンプ(図示略)で加圧された消火用水が二次側給水配管5 Aを通して供給されるとともに、空気配管6を通して圧縮空気が供給される。空 気配管6から供給された圧縮空気は放水銃1内における消火用水の周囲に吹き込 まれ、この圧縮空気の吹き込みにより、低い放水圧力および少ない放水量で長距 離および広散布領域が確保できる。
【0013】 7は電動弁であり、放水圧力の制御に使用される。この電動弁7は二次側給水 配管5Aと一次側給水配管5Bとの接続部分に取り付けられており、放水圧力制 御部8により開閉制御される。9は圧力センサであり、その検出部分が二次側給 水配管5A内に挿入されており、二次側給水配管5A内の圧力を検出する。
【0014】 放水圧力制御部8は、上記電動弁7の開閉制御を行って放水圧力の調整を行い 、放水銃1の放水距離を制御する。この場合、放水圧力制御部8は後述する放水 銃操作盤10より供給される設定放水距離に応じた設定圧力信号Piと、圧力セ ンサ9により検出された放水圧力Pとの偏差をとり、この偏差を増幅して電磁弁 7に供給する。すなわち、圧力センサ9で検出する放水圧力Pを設定圧力Piに 保つフィードバック制御を行う。
【0015】 11A,11Bは各々監視区域を走査して火災発生位置を検出する火災検出器 であり、例えば監視区域を斜め上方から見渡せる場所に設置されている。火災検 出器11A,11Bとしては、例えば、検出部を水平回りに所定ステップづつ断 続的に回動走査させ、さらに各ステップ毎に内蔵した反射鏡の垂直回転により垂 直方向の走査を行って火災による炎からの放射エネルギーを検出する熱放射型の ものが用いられる。
【0016】 13はスピーカであり、放水銃操作盤10より音声信号が供給される。14は CRT等を使用したモニタであり、放水銃操作盤10より映像信号が供給される 。
【0017】 上述した放水銃1およびこれに付属する機器(架台2、水平回動部3、一次側 給水配管5B、二次側給水配管5A、空気配管6、電動弁7、放水圧力制御部8 、圧力センサ9、および、火災検出器11A,11B)と同様のものが他に3台 分設けられており、それぞれ放水銃操作盤10により制御される。
【0018】 放水銃操作盤10は、大空間向消火システムの各部を制御するものであり、上 記火災検出器11A,11Bより出力される検出信号に基づいて火災位置を確認 すると、その位置に消火水が散布されるように放水銃1の方向付けを行うととも に、設定放水距離に応じた設定圧力信号Piを放水圧力制御部8に供給する。
【0019】 この場合、放水銃操作盤10は、通常の監視状態ではモニタ14の表示画面に 例えば図2に示すように警戒区域の平面図16を表示し、さらに、この警戒区域 平面図16の中に放水銃1の設定位置を示すマーク18a〜18dを併せて表示 する。そして、この状態で例えば通常時作動している火災検出器11A,11B にて火災を検出すると、火源位置を示す水平走査角θと垂直走査角αで定まる火 源位置を警戒区域平面図16の中に火源位置マーク20として表示する。
【0020】 図1に戻り、放水銃操作盤10の前面左パネルLP上には、監視区域に設定さ れている4台の放水銃1のいずれか一つを選択するための銃切替釦22と、放水 距離を遠距離、中距離、近距離の3段階に切替えるための距離設定釦23と、放 水銃1を右または左回りに回動操作するための回動操作釦24がそれぞれ取り付 けられている。
【0021】 また、前面右パネルRP上には、放水の起動および停止を行うためのキースイ ッチ25が取り付けられている。このキースイッチ25に、図3に示すキー27 を差し込み、「定位」位置から「放水」位置まで回すと、選択した放水銃1から 放水が開始される。そして、さらに「放水」位置から反時計回りにキー27を回 し、「停止」位置に設定すると、放水が停止する。
【0022】 この場合、キー27をキースイッチ25に差し込んだ時点でその挿入が検出さ れ、さらにキー27を回してキースイッチ25を「定位」位置に設定すると、ス ピーカ13より『火災規模を再度確認して下さい。放水が必要であれば、キーを 放水位置まで回して下さい。放水が必要でなければキーを抜いて下さい。』とい う音声メッセージが出力される。
【0023】 この音声メッセージは、キー27を「放水」位置に設定するか、または抜き取 るまで繰り返し出力される。なお、キースイッチ25は、その構造上、キー27 を差し込む以前の設定が「定位」位置になっているので、キー27を差し込んだ 時点で上記音声メッセージが出力される。
【0024】 さらに、キー27を「定位」位置から「放水」位置まで回すと、まず始めに『 放水を開始します。』という音声メッセージが出力され、次いで、『放水中です 。放水を止めたい場合は、キーを停止位置まで回して下さい。』という音声メッ セージが出力される。以後、キー27を「停止」位置まで回すまで、『放水中で す。放水を止めたい場合は、キーを停止位置まで回して下さい。』という音声メ ッセージが繰り返し出力される。
【0025】 そして、キー27を「放水」位置から「停止」位置まで回すと、『放水を停止 します。』という音声メッセージが出力される。
【0026】 ここで、図5(a)はキースイッチ25の正面図であり、図5(b)は同スイ ッチ25の側面図である。また、図5(c)は同スイッチ25の背面図である。 これらの図において、50a〜50cは各々ソレノイドであり、キー27の抜き 差しを規制するものである。すなわち、ソレノイド50a〜50cに通電してい ないときはキー27を回転させることができるが、抜くことはできない。そして 、ソレノイド50a〜50cに通電すると、特定の位置にてキー27を抜くこと ができる。この場合、「定位」位置が特定の位置になる。また、キー27の挿入 はソレノイド50a〜50cの状態にかかわらず行うことができるようになって いる。
【0027】 51a〜51cは各々ソレノイド用リード線であり、これらを介して電源が供 給される。52a〜52cは各々マイクロスイッチであり、キー27を挿入して 回転させることで回転するカム53a〜53cにより互いに異なるタイミングで オン/オフする。図5(b)ではマイクロスイッチ52bの押釦がカム53bに より押されている状態が示されている。
【0028】 この場合、マイクロスイッチ52bはキー27の「定位」位置への設定を検出 し、マイクロスイッチ52aはキー27の「停止」位置への設定を検出する。ま た、マイクロスイッチ52cはキー27の「放水」位置への設定を検出する。
【0029】 一方、図5(b)において、55は発光ダイオード等の発光素子、56はフォ トダイオード等の受光素子である。これら発光素子55と受光素子56とにより キー27の挿入を検出する。すなわち、キー27を挿入することにより発光素子 55の光が遮断され、受光素子56の出力が略零(“L”)になる。これにより 、キー27が挿入されたことがわかる。
【0030】 次に、図4は上記放水銃操作盤10の構成を示すブロック図である。この図に おいて、30はCPU(中央処理装置)、31はROM(リードオンリメモリ) 、32はワーキングRAM(ランダムアクセスメモリ)である。この場合、RO M31にはCPU30を制御するためのプログラムと、複数の音声データがそれ ぞれ書き込まれている。これら音声データに基づいて上述した音声メッセージが 作成される。ワーキングRAM32はCPU30の動作において使用される。
【0031】 33は表示制御部であり、CPU30により作成された表示データを入力し、 この表示データに基づいてモニタ14における表示制御を行う。34は上記銃切 替釦22、距離設定釦23、回動操作釦24およびキースイッチ25等で構成さ れるスイッチ部である。なお、キースイッチ25には、発光素子55と受光素子 56およびマイクロスイッチ52a〜52cが含まれている。35はI/O(入 出力)部であり、CPU30と水平回動部3、放水圧力制御部8、および、火災 検出器11A,11Bとの間の信号の授受を行う。
【0032】 36は音声合成部であり、音声データを入力して音声の合成および組み合わせ を行い、さらに音声信号に変換して出力する。この場合、音声データは上述した ように予めROM31に書き込まれており、CPU30によって読み出され、供 給される。37は増幅部であり、音声信号を所定のレベルまで増幅して出力する 。
【0033】 上記放水銃1は放水手段に対応する。また、上記放水銃操作盤10は放水制御 手段に対応する。また、上記放水銃操作盤10を構成するCPU30、ROM3 1、RAM32、音声合成部36および増幅部37と、上記スピーカ13は音声 出力手段100を構成する。また、上記発光素子55および受光素子56は第1 の検出手段110を構成する。また、上記各マイクロスイッチ52a〜52cは 第2の検出手段に対応する。
【0034】 このように構成された大空間向消火システムにおいて、キー27のキースイッ チ25への挿入における処理について図6に示すフローチャートを参照して説明 する。なお、この処理は1msec毎に割込み処理として実行される。また、言 うまでもないが、処理の実行はCPU30により行われるので、このCPU30 を主語として使用する。
【0035】 システムに電源を投入した後、CPU30はステップS1でキー27の挿入を 判定する。すなわち、受光素子56の出力を検出し、その値が“L”であればキ ー27の挿入があったものと判断する。 キー27が挿入されたものと判断すると、ステップS2でキー27が抜かれた か否かの判定を行う。この判定において、キー27が抜かれたと判断すると、メ インルーチンに戻る。他方、キー27が抜かれないと判断すると、ステップS3 で音声メッセージを出力する。この場合、上述したようにキー27はキースイッ チ25の「定位」位置で抜くことができることから、キー27を差し込んだとき の位置は「定位」になっている。
【0036】 ステップS3では、CPU30は、ROM31よりキー27が「定位」位置に 挿入されているときの音声データを読み出し、音声合成部36に供給する。これ により、音声合成部35にて音声の合成および組み合わせが行われ、さらに音声 信号に変換されて増幅部37に供給される。この結果、スピーカ13より『火災 規模を再度確認して下さい。放水が必要であればキーを放水位置まで回して下さ い。放水が必要でなければキーを抜いて下さい。』という音声メッセージが出力 される。
【0037】 キー27が「定位」位置に挿入されたときに対応する音声メッセージを出力し た後、ステップS4でキー27が「放水」位置まで回されたか否かの判定を行う 。すなわち、CPU30はマイクロスイッチ52cの接点の状態を検出する。こ の判定において、キー27が「放水」位置まで回されたと判断すると、ステップ S5へ進み、ROM31よりキー27が「放水」位置に設定されているときに対 応する音声データを読み出し、音声合成部36に供給する。これにより、音声合 成部35にて音声の合成および組み合わせが行われ、さらに音声信号に変換され て増幅部37に供給される。この結果、スピーカ13より『放水を開始します。 』という音声メッセージが出力され、続いて『放水中です。放水を止めたい場合 は、キーを停止位置まで回して下さい。』という音声メッセージが出力される。
【0038】 キー27が「放水」位置に設定されたときに対応する音声メッセージを出力し た後、ステップS6でキー27が「停止」位置まで回されたか否かの判定を行う 。すなわち、CPU30はマイクロスイッチ52aの接点の状態を検出する。こ の判定において、キー27が「停止」位置に回されていないと判断すると、ステ ップS5に戻り、再び上記音声メッセージを出力する。この場合は『放水を開始 します。』という音声メッセージの出力は行わない。
【0039】 他方、キー27が「停止」位置に回されたと判断すると、ステップS7で「停 止」位置に設定されたときに対応する音声メッセージを出力する。すなわち、R OM31よりキー27が「停止」位置に設定されているときに対応する音声デー タを読み出し、音声合成部36に供給する。これにより、音声合成部35にて音 声の合成および組み合わせが行われ、さらに音声信号に変換されて増幅部37に 供給される。この結果、スピーカ13より『放水を停止します。』という音声メ ッセージを出力する。 この音声メッセージに対応する音声データを音声合成部36に供給した後、ス テップS1に戻る。
【0040】 一方、ステップS4の判定において、キー27が「放水」位置まで回されてい ないと判断すると、ステップS8へ進み、「停止」位置まで回されたか否かの判 定を行う。この判定において、「停止」位置まで回されていないと判断すると、 ステップS1に戻り、「停止」位置まで回されていると判断すると、ステップS 7へ進み、『放水を停止します。』という音声メッセージを出力する。 以後、キー27が抜かれるまで、上述した処理が割り込み発生毎に実行される 。
【0041】 なお、上記実施例では、キー27のキースイッチ25への挿入検出を発光素子 55と受光素子56とからなる所謂光電スイッチにて行うようにしたが、その他 、リミットスイッチ等の使用も可能である。
【0042】
【考案の効果】
本考案によれば、放水を行うためのキー操作に際して、操作者への操作意志を 確認する音声メッセージと、誤操作を防止するための音声メッセージとを出力す るようにしたので、キーの差しっぱなしがなくなり、意図としない放水や誤放水 を防止することができる。 また、消火器で済ますことができるような小規模の火災等では使用を控えるこ とから、消火水の無駄な使用および放水による施設の損失を避けることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る大空間向消火システムの一実施例
を示す構成図である。
【図2】同実施例の大空間向消火システムのモニタに映
し出される映像を示す平面図である。
【図3】同実施例の大空間向消火システムに使用される
キーを示す平面図である。
【図4】同実施例の大空間向消火システムの一部の構成
を示すブロック図である。
【図5】同実施例の大空間向消火システムに使用される
キースイッチを示す三面図である。
【図6】同実施例の大空間向消火システムの処理の一部
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 放水銃(放水手段) 10 放水銃操作盤(放水制御手段) 13 スピーカ 30 CPU 31 ROM 32 ワーキングRAM 36 音声合成部 37 増幅部 55 発光素子 56 受光素子 52a〜52c マイクロスイッチ(第2の検出手段) 100 音声出力手段 110 第1の検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松岡 直哉 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)考案者 島 裕史 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)考案者 万本 敦 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)考案者 小沢 利幸 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)考案者 加藤 賢司 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)考案者 不破 好章 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放水を行う放水手段と、 少なくとも「定位」及び「放水」の二つの設定が可能な
    キースイッチと、 該キースイッチに挿入してキー操作を行うキーと、 前記キースイッチの設定を「定位」から「放水」に切り
    替えたときに前記放水手段を動作させる放水制御手段
    と、 を備えた大空間向消火システムにおいて、 前記キーの前記キースイッチへの挿入を検出する第1の
    検出手段と、 前記キースイッチの各設定位置を検出する第2の検出手
    段と、 前記キーが前記キースイッチに挿入され、「定位」に設
    定されたときに放水の確認を行う音声メッセージを出力
    する音声出力手段と、 を設けたことを特徴とする大空間向消火システム。
  2. 【請求項2】 前記音声出力手段は、前記キースイッチ
    が「放水」に設定された場合に、放水の状況及び放水停
    止のための操作方法を知らせる音声メッセージを出力す
    ることを特徴とする請求項1記載の大空間向消火システ
    ム。
JP5553992U 1992-07-15 1992-07-15 大空間向消火システム Pending JPH069654U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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