JPH08308951A - 消火設備 - Google Patents

消火設備

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JPH08308951A
JPH08308951A JP12204695A JP12204695A JPH08308951A JP H08308951 A JPH08308951 A JP H08308951A JP 12204695 A JP12204695 A JP 12204695A JP 12204695 A JP12204695 A JP 12204695A JP H08308951 A JPH08308951 A JP H08308951A
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泰弘 齋藤
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 消火設備において、地絡、断線、短絡などの
異常中に実際に火災が発生しても、消火ガスが放出され
ず、対処方法が解らず混乱するということもなく、迅速
に消火活動を行うことができるようにした。 【構成】 手動起動装置23と制御盤21とに接続され
た起動用の信号線41が地絡、断線、短絡などの異常が
発生したときの起動禁止部35bによる起動禁止状態
を、強制的に解除して放出可能な状態にする強制起動モ
ード設定手段51を設ける。また、起動禁止状態時に火
災感知器22a,22bが発報したときには、起動装置
24を手動で操作するよう指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災時に消火剤を放出
して室内の火災を消火する消火設備に関し、特にハロン
ガスや二酸化炭素の消火ガスを放出して消火を行うガス
系の消火設備や粉末を放出して消火を行う粉末消火設備
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の消火設備としては、火災
感知器の火災信号によって自動的に消火剤が放出される
か、もしくは人が火災を確認し、手動で手動起動スイッ
チを操作することによっても消火剤が放出されるものが
知られている。このような消火設備の例を図5に示す。
図5はガス系の消火設備である(特願平6−62432
号、参照)。
【0003】図5において、1は制御盤であり、ガス系
の消火設備を一括制御する。2a,2bは手動起動装置
であり、監視区域の部屋毎に部屋の外に設置され、手動
起動手段としての手動起動スイッチと手動起動スイッチ
を保護するための扉を備え、人が火災を発見したときに
は、この扉を開け、手動起動スイッチを操作することに
より制御盤1に火災が起きたことを知らせ、消火剤とし
ての消火ガスを放出させる。
【0004】3a,3bは放出表示灯であり、監視区域
内に消火ガスが放出されていることを表示し、室内に入
らないことを知らせる。4a,4bは噴射ヘッドであ
り、消火ガスを室内に放出する。5a,5bは消火ガス
が放出されることを警報し、監視区域内に存在する人々
に対し直ちに避難することを促す音声警報スピーカであ
る。6は消火ガスを貯蔵した消火薬剤貯蔵容器である。
7a,7bは起動装置であり、制御盤1から消火ガス放
出命令を受けて選択弁8a,8bと消火薬剤貯蔵容器6
の栓を開けるために、例えば二酸化炭素などの開放ガス
を放出する。すなわち、起動装置7a,7bは二酸化炭
素ガスが収納された容器を有し、制御盤1からの通電に
より、起動装置7a,7b内のソレノイドが作動する
と、弁が開放され、開放ガスのガス圧により選択弁8
a,8bと消火薬剤貯蔵容器6の栓を開ける。
【0005】選択弁8a,8bは起動装置7a,7bの
起動により弁が開き、消火ガスを火災の生じた部屋へ導
く。9a,9bは火災を検出する火災検出手段としての
センサであり、2回線の感知ラインで各監視区域を監視
している。10a,10bは圧力スイッチであり、消火
薬剤貯蔵容器6から消火ガスが放出されたことを検出
し、制御盤1に検出信号を送り、火災の発生した監視区
域に対応した放出表示灯3a,3bを点滅させる。11
a,11bはピストンレリーザであり、消火ガスが部屋
に放出されたとき消火ガスを室外に漏れないようにダン
パーで排煙口を閉じる。
【0006】ピストンレリーザ11a,11bは、消火
ガスの流入により自動的にダンパーを閉じ、ピストンレ
リーザ11bのダンパーの復旧はダンパー復旧弁12に
より行われ、ピストンレリーザ11aのダンパーの復旧
は手動により行われる。制御盤1は、手動起動モード表
示灯と自動起動モード表示灯の2つの表示灯などを有す
る。13は制御盤1に非常電源を供給する非常電源装
置、14は消火薬剤貯蔵容器6からの消火ガスの供給を
手動で閉止する閉止弁である。
【0007】手動起動モードまたは自動起動モードにか
かわらず、起動条件を満たすと、制御盤1は音声警報ス
ピーカ5a,5bで消火ガスが放出されることを警報
し、監視区域に消火ガスを放出するように、火災の発生
した監視区域に対応して手動起動装置2a,2bに対応
した起動装置7a,7bを起動させるように制御信号を
出力する。制御信号を受けてソレノイドが作動すると、
起動装置7a,7bは選択弁8a,8bの弁と消火薬剤
貯蔵容器6の弁を開けるために開放ガスを放出する。
【0008】開放ガスのガス圧により弁が開かれると、
消火薬剤貯蔵容器6内の消火ガスは配管を通って起動し
た起動装置7a,7bに対応して開かれた選択弁8a,
8bを介して噴射ヘッド4a,4bから消火ガスが火災
の発生した部屋に放出され、同時に消火ガスでピストン
レリーザ11a,11bを閉じて部屋を消火ガスで充満
させる。消火薬剤が圧力スイッチ10a,10bをオン
させると制御盤1に信号が流れ、制御盤1は放出表示灯
3a,3bを点滅させる。
【0009】手動起動モードにセットされている場合
は、センサ9a、またはセンサ9bが発報すると、制御
盤1において警報を出力し監視員に現場を確認すること
を促す。監視員が現場を確認し、火災と判断したときに
火災現場に対応した手動起動装置2a,2bの扉を開
け、手動起動スイッチを操作することにより、手動起動
を行う。また、自動起動モードにセットされている場合
は、2回線のセンサ9a,9bが発報したときに制御盤
1が自動的に消火起動を行う。
【0010】ここで、従来のガス系の消火設備において
は、保守点検面を重視して、手動起動装置と制御盤とを
つなぐ起動信号線に地絡、断線、短絡などの異常が発生
したときには、手動起動スイッチを操作しても、または
自動起動モード時に2回線の火災感知器が発報しても、
消火ガスが放出されないような設定にされていた。これ
は、工事または点検をしている最中に間違って起動信号
線をショートさせて起動信号を送出してしまうことがあ
るからである。
【0011】なお、この場合、起動信号線以外の信号線
は正常に働いており、例えば、火災感知器の監視線は通
常通り発報信号は送出可能であるし、スピーカの信号線
も正常であり音声を監視区域に流すこともできる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の消火設備にあっては、起動信号線に地絡、断
線、短絡などの異常が発生した起動禁止状態において
は、異常中に実際に火災が発生した場合、火災感知器か
らの発報信号は制御盤にて受信できるが、手動起動スイ
ッチを操作しても消火ガスを起動放出することができな
かった。
【0013】また、前述したように自動起動モードで2
回線の火災感知器が発報しても消火ガスを起動放出する
ことができなかった。このため、この状況の時には監視
員が起動装置のある場所に駆けつけ、起動装置内にある
ソレノイドを手動で操作(ソレノイドのピンを抜く)し
て強制的に起動させる方法をとる以外なかった。
【0014】ところが通常一般の監視員は、この強制的
な起動方法を知っている人は少なく、起動信号線の異常
中に火災が発生しても対処方法が解らず混乱してしまう
ことが多かった。本発明は、このような従来の問題点に
鑑みてなされたものであって、起動信号線の地絡、断
線、短絡などの異常中に火災が発生しても、対処方法が
解らず混乱してしまうことを防止し、直ちに消火ガスを
放出して、迅速に消火活動を行うことができる消火設備
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、次のように構成する。本発明は、手動起
動部を操作することによって消火剤を放出させるか、ま
たは火災を検出する火災検出器の発報によって自動的に
消火を行うことも可能な消火設備において、手動起動部
と制御盤とに接続された起動用の信号線が地絡、断線、
短絡などの異常が発生したときに起動禁止状態とする起
動禁止部と、起動禁止部による起動禁止状態を強制的に
解除して放出可能な状態にする強制起動モード設定手段
と、を設けたことを特徴とする。
【0016】また、本発明は、強制起動可能状態時は火
災検出器の発報により消火剤を放出させることを特徴と
した。また、本発明は、強制起動モード設定手段の操作
により強制起動可能状態になっていることを表示する表
示部を設けたことを特徴とする。また、本発明は、強制
起動モード設定手段の操作により閉じる第1のリレー接
点を、起動リレーに直列に接続され異常が発生したとき
開く第2のリレー接点に対して並列に接続したことを特
徴とする。
【0017】また、本発明は、手動起動部を操作するこ
とによって消火剤を放出させるか、または火災を検出す
る火災検出器の発報によって自動的に消火剤を放出させ
消火を行うことも可能な消火設備において、手動起動部
と制御盤とに接続された起動用の信号線が地絡、断線、
短絡などの異常が発生したときに起動禁止状態とする起
動禁止部と、起動禁止部による起動禁止状態で火災検出
器からの発報信号を受信したとき作動して、消火剤を放
出させるための起動装置を手動で操作するよう指示する
行動指示部と、を備えたことを特徴とする。
【0018】また、本発明の行動指示部は、異常が発生
し起動禁止状態で手動起動部の起動扉を開いたときによ
っても作動することを特徴とする。
【0019】
【作用】このような構成を備えた本発明の消火設備によ
れば、手動起動部と制御盤とに接続された起動用の信号
線が地絡、断線、短絡などの異常が発生して起動禁止状
態としたとき、この起動禁止状態を強制起動モード設定
手段の操作により強制的に解除して放出可能な状態にす
るので、地絡、断線、短絡などの異常中に火災が発生し
ても、消火ガスが放出されず、対処方法が解らずに混乱
するということもなく、直ちに消火ガスを放出すること
ができ、迅速に消火活動を行うことができる。
【0020】また、強制起動可能状態のときは火災検出
器の発報により消火ガスを放出するようにしたので、異
常中でも火災検出器が発報すれば消火剤を強制的に放出
できる。また、強制起動モード設定手段の操作により強
制起動可能状態になっていることを表示するので、強制
起動状態であると監視員に注意を促すことができる。
【0021】また、本発明においては、強制起動モード
設定手段の操作により閉じる第1のリレー接点を、起動
リレーに直列に接続され異常が発生したとき開く第2の
リレー接点に対して並列に接続したので、簡単な構成で
異常中に火災が発生したときは、起動リレーを作動させ
て、起動装置を起動することができる。一方、本発明
は、異常が発生し起動禁止状態で火災検出器からの発報
信号を受信したとき、または異常が発生し起動禁止状態
で手動起動部の起動扉を開いたときに、起動装置を手動
で操作するよう行動指示を行うので、異常中に火災が発
生しても、対処方法が解らず、混乱するということもな
く、直ちに消火ガスを放出することができ、迅速に消火
活動を行うことができる。
【0022】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る消火設備のブ
ロック図である。図1において、21はガス系の消火設
備を制御する制御盤であり、制御盤21には火災検出器
としての火災感知器22a,22b、手動起動装置2
3、起動装置24、放出表示灯25、圧力スイッチ26
およびスピーカ27がそれぞれ接続されている。制御盤
21は各監視区域に対応して制御を行うための複数の区
画28を有し、区画28内には区画制御部29、センサ
受信回路30、蓄積回路31、監視回路32、区画表示
部33および音声出力部34がそれぞれ設けられてい
る。
【0023】これらの区画28以外の領域には各区画毎
に設けられた区画制御部29を制御する主制御部35、
主表示部36、主操作部37、ブザー38、音声ユニッ
ト39、電源部40、音声出力回路44およびスピーカ
45がそれぞれ設けられている。主操作部37には自動
起動モードと手動起動モードを切り換える自/手起動モ
ード切換スイッチ、復旧を行うための復旧スイッチなど
が設けられている。
【0024】また主操作部37には、強制起動モードス
イッチ51が設けられる。強制起動モードスイッチ51
は、スイッチ操作により、起動信号線41に地絡、断
線、短絡などの異常発生を検出して起動禁止部35bに
よりセットした起動禁止状態を強制的に解除して消火ガ
スが放出可能な状態に設定する。主表示部36には自動
起動モードを表示する自動起動モード灯、手動起動モー
ドを表示する手動起動モード灯が設けられ、さらに起動
条件が成立したときに点灯する起動表示灯、消火ガスが
放出されたことを表示する放出表示灯などが設けられて
いる。
【0025】また、主表示部36には強制起動モード注
意灯52が設けられている。強制起動モード注意灯52
は主操作部37の強制起動モードスイッチ51を操作す
ると点灯し、起動禁止状態が解除されて、強制起動モー
ドになっていることを表示する。ブザー38は主制御部
35の指示により火災や異常が発生したことを警報す
る。音声ユニット39は消火ガスが監視区域で放出され
ることを知らせる音声メッセージを合成して出力する。
電源部40は各部に電源を供給する。
【0026】主制御部35は、タイマ35aを備えてお
り、起動条件が成立したとき、すなわち、自動起動モー
ドで火災感知器22a,22bが2回線とも発報したと
きや、手動起動装置23の扉が開けられたことによる扉
開放検出部23bがオンし、手動起動スイッチ23aが
操作されたとき、手動起動モードで手動起動装置23内
の扉開放検出部23bがオンし手動起動スイッチ23a
が操作されたときは、タイマ35aで所定の放出遅延時
間分だけカウントし、カウントが終了してタイムアップ
になると、起動条件が成立した区画28の区画制御部2
9に放出信号を送出する。区画制御部29は放出信号を
受信するとリレー接点を閉じて、電源を起動装置24に
供給して起動装置24を起動させる。
【0027】また主制御部35は起動禁止部35bを有
し、異常が発生したときは、起動装置24の起動を禁止
する。すなわち、起動禁止部35bは、手動起動装置2
3と制御盤21との間に接続される起動信号線41に地
絡、断線、短絡などの異常が発生したときは、起動条件
が成立しても起動を禁止する。音声出力回路44は主制
御部35の出力信号により作動し、起動信号線の異常時
に消火剤を放出させるときに、起動装置24のソレノイ
ドを手動で操作するように指示する音声メッセージを出
力する回路であり、スピーカ45にて行動指示を行う。
【0028】手動起動装置23内には手動起動部として
の手動起動スイッチ23a以外に扉開放検出部23b、
操作部23cおよび表示部23dが設けられている。扉
開放検出部23bは手動起動スイッチ23aを操作する
ために手動起動装置23の扉が開放されたことを検出す
る。操作部23cには非常停止スイッチが設けられ、ま
た、手動起動装置23からも自動起動モードと手動起動
モードの切換えを行うことができるように、自/手起動
切換スイッチを設けても良い。
【0029】表示部23dには火災の発生を表示する火
災表示灯、異常の発生を表示する異常表示灯、電源灯な
どが設けられている。また、表示部23dには強制起動
モード注意灯53が設けられている。強制起動モード注
意灯53は、主操作部37の強制自動モードスイッチ5
1を操作すると点灯し、起動禁止状態を解除して、消火
ガスが放出可能な状態になったことを表示する。
【0030】区画28内に設けられた蓄積回路31は火
災感知器22bからの火災信号を受信したとき、所定の
時間蓄積を行って再度火災感知器22bから発報信号を
受信した場合にセンサ受信回路30に出力するものであ
る。センサ受信回路30には蓄積回路31を介しての火
災感知器22bからの発報信号と火災感知器22aから
の発報信号がそれぞれ入力し、センサ受信回路30は2
回線の火災感知器22a,22bからの各発報信号を区
画制御部29に出力する。
【0031】監視回路32は、手動起動装置23の手動
起動スイッチ23aと制御盤21を結ぶ起動信号線41
の監視を行い、起動信号線41の異常(地絡、短絡、断
線)を検出する。また、監視回路32は手動起動信号の
監視を行う。手動起動装置23の手動起動スイッチ23
aが操作されたときは手動起動信号が監視回路32を経
由して区画制御部29に送出される。
【0032】監視回路32が起動信号線41の異常を検
出したときは、異常信号を区画制御部29に送出し、区
画制御部29は区画表示部33の異常表示灯および手動
起動装置23の表示部23dの異常表示灯を点灯させ
る。また、区画制御部29は異常信号を主制御部35に
送出し、主制御部35の起動禁止部35bは、起動条件
が成立しても起動装置24に起動信号を送出しないよう
に起動禁止状態にする。この起動禁止状態は、強制起動
モードスイッチ51の操作により解除される。
【0033】なお、起動信号線41に異常が発生しても
起動信号線41以外の信号線は正常に働いている。例え
ば、火災感知器22a,22bの監視線42a,42b
は通常通り発報信号を送出することができ、また、スピ
ーカ27の信号線43も正常であり、消火ガスが放出さ
れることを音声にて出力することもできる。区画表示部
33には火災表示灯、異常表示灯などが設けられ、区画
表示部33は火災が発生したときは火災表示灯を点灯さ
せ、異常が検出されたときは異常表示灯を点灯させる。
【0034】消火ガスが監視区域に放出されることをス
ピーカ27で監視区域に出力するときは、区画制御部2
9が音声出力部34に出力信号を出力し、音声出力部3
4は音声ユニット39とスピーカ27を接続して音声メ
ッセージを出力させる。起動装置24内にはソレノイド
が設けられており、区画制御部29内に設けられている
図示しないリレー接点が閉じると、区画制御部29から
電源がソレノイドに供給され、ソレノイドが作動する。
ソレノイドが作動すると、開放ガスが放出され、開放ガ
スによって消火ガスが放出される。消火ガスが放出され
ると、圧力スイッチ26がオンし、区画制御部29にオ
ン信号を出力する。区画制御部29はオン信号の入力に
より放出表示灯25を点滅させる。
【0035】次に、図2は起動装置24の外観図であ
る。図2において、24aは起動装置24のボックスで
あり、ボックス24a内には開放ガス容器24b、ソレ
ノイド24cなどが収納されている。区画制御部29か
らソレノイド24cに通電すると、ソレノイド24cが
作動し、開放ガス容器24bの弁を開放する。開放ガス
容器24bから開放ガス(例えば、二酸化炭素ガス)が
放出されると、このガス圧により、消火薬剤貯蔵容器の
弁および選択弁が開放され、消火ガスが放出される。
【0036】ソレノイド24cへの通電によらず、手動
で起動装置24を起動するときは、ソレノイド24cの
上に設けたピン24dを抜けば良い。ピン24dを抜く
と、弁が開放され、開放ガス容器24bから開放ガスが
放出される。図3は図1の監視回路32及び主制御部3
5の起動禁止部35bによる起動禁止状態を解除する起
動禁止解除回路を示す。
【0037】図3(B)において、51はノンロック式
の強制起動モードスイッチであり、強制起動モードスイ
ッチ51は、制御盤21の主操作部37内に設けられる
が、監視員が常時待機している防災センタ内に設けても
良い。強制起動モードスイッチ51には強制起動リレー
56およびリレー接点57aが直列に接続され、また、
第1のリレー接点としてのリレー接点56aが並列に接
続されている。強制起動モードスイッチ51を操作する
と、強制起動リレー56が作動し、リレー接点56aが
閉じる。リレー接点56aが閉じると、ノンロック式の
強制起動モードスイッチ51がオフになっても強制起動
リレー56は作動を保持する。リレー接点57aは、復
旧スイッチを操作すると、開くリレー接点であり、リレ
ー接点57aが開くと、強制起動リレー56は不作動と
なり、強制起動モードが解除される。
【0038】図3(A)において、58aは起動信号線
41に地絡が発生したことを監視回路32で検出したと
き図示しないリレーにより開くリレー接点(第2のリレ
ー接点)、58bは起動信号線41に断線が発生したこ
とを監視回路32で検出したとき図示しないリレーによ
り開くリレー接点(第2のリレー接点)、58cは起動
信号線41に短絡が発生したことを監視回路32で検出
したとき図示しないリレーにより開くリレー接点(第2
のリレー接点)である。
【0039】これらのリレー接点58a,58b,58
cは、直列回路59を構成している。この直列回路59
には強制起動モードスイッチ51の操作による強制起動
リレー56の作動で閉じるリレー接点56bが並列に接
続され、また、自己保持リレー60が直列に接続されて
いる。自己保持リレー60とリレー接点58aの間の接
続点61にはタイマ起動リレー54が接続されている。
タイマ起動リレー54は主制御部35のタイマ35aを
作動させるためのリレーであり、タイマ起動リレー54
の作動によりタイマ35aが所定の放出遅延時間のカウ
ントを開始する。また、自己保持リレー60が作動する
と閉じるリレー接点60aが直列回路59と接地の間に
接続されている。
【0040】62aは火災感知器22aが発報したと
き、図示しないリレーの作動で閉じるリレー接点、62
bは火災感知器22bが発報したとき図示しないリレー
の作動で閉じるリレー接点、63aは自/手起動モード
切換スイッチを自動起動モードに設定したとき図示しな
いリレーの作動で閉じるリレー接点である。これらのリ
レー接点62a,62b,63aは直列回路64を構成
している。この直列回路64は、リレー接点58cとリ
レー接点60aの接続点65に接続されている。なお、
リレー接点63aに並列に強制起動リレー56の作動で
閉じるリレー接点56cが操作されている。
【0041】66aは手動起動装置23の手動起動スイ
ッチ23aが操作されたとき図示しないリレーの作動で
閉じるリレー接点、67aは手動起動装置23の扉が開
放されたことを扉開放検出部23bで検出したとき図示
しないリレーの作動で閉じるリレー接点である。これら
のリレー接点66a,67aは直列回路68を構成し、
直列回路68はリレー接点58cとリレー接点60aの
間の接続点65に接続されている。
【0042】次に、図3の動作を説明する。まず、通常
時の異常が発生していない場合に起動条件が成立したと
きの動作を説明する。この状態においては、図3のよう
に、リレー接点56a,56bおよび56cが開き、リ
レー接点58a,58b,58cが閉じている。すなわ
ち、強制起動モードスイッチ51が操作されていないの
で、強制起動リレー56は作動せず、リレー接点56
a,56bおよび56cは開いたままであり、また、起
動信号線41に地絡、断線、短絡の異常が発生していな
いので、リレー接点58a,58b,58cは閉じたま
まである。
【0043】この状態において、自動起動モードに設定
され、火災感知器22a,22bが2回線ともに発報す
ると、リレー接点63a,62a,62bが閉じるの
で、タイマ起動リレー54が作動する。また、タイマ起
動リレー54の作動と同時に自己保持リレー60が作動
し、リレー接点60aを閉じる。リレー接点60aが閉
じると、手動起動モードに切り換えられても、タイマ起
動リレー54は作動を保持する。
【0044】また、手動起動モード、自動起動モードに
係わらず、手動起動装置23の扉を開放し、手動起動ス
イッチ23aを操作したときはリレー接点66a,67
aが閉じ、同様にタイマ起動リレー54が作動する。タ
イマ起動リレー54の作動により、タイマ35aが作動
し、カウントが終了してタイムアップになると、起動装
置24内のソレノイド24cを作動し、消火ガスを放出
させる。
【0045】次に、異常が発生した場合の回路の動作を
異常時に強制起動させる場合の動作の説明をする。起動
信号線41に地絡が発生すると、監視回路32はこれを
検出した地絡検出信号を区画制御部29に出力し、区画
制御部29内の図示しないリレーの作動によりリレー接
点58aが開く。また、起動信号線41に断線が発生す
ると、監視回路32はこれを検出し、断線検出信号を区
画制御部29に出力し、区画制御部29内の図示しない
リレーが作動して、リレー接点58bが開く。また、起
動信号線41に短絡が発生すると、監視回路32はこれ
を検出し、短絡検出信号を区画制御部29に出力し、区
画制御部29内の図示しないリレーの作動により、リレ
ー接点58cが開く。
【0046】リレー接点58a,58b,58cのうち
いずれか1つが開くと、起動禁止状態になり、たとえ自
動起動モードで火災感知器22a,22bの2回線とも
発報したとしても、タイマ起動リレー54は作動しな
い。当然、手動起動装置23を操作して起動させようと
しても、手動起動スイッチ23aが操作されたことは、
起動信号線41の異常により制御盤21は受信できず、
リレー接点66aは開いたままでタイマ起動リレー54
は作動しない。よって、従来例で説明したように消火ガ
スを放出することができない。
【0047】起動信号線41の異常時に、実際に火災が
発生し消火剤を放出させる場合は、強制起動モードスイ
ッチ51を操作すれば良い。すると、強制起動リレー5
6が作動し、リレー接点56a,56b,56cが閉じ
て強制起動モードに設定される。起動信号線41に地
絡、断線、短絡の異常の発生により、リレー接点58
a,58b,58cのうちの1つが開いても、リレー接
点56b,56cが閉じているため、手動起動モード、
自動起動モードに係わらず、2回線の火災感知器22
a,22bが発報すればタイマ起動リレー54を作動さ
せることができる。
【0048】したがって、起動信号線41の地絡、断
線、短絡の異常中に実際に火災が発生しても、消火ガス
が放出されず、対処方法が解らず、混乱するということ
がなく、2回線の火災感知器の発報で消火ガスが放出さ
れるので、迅速に消火活動を行うことができる。なお、
強制起動モードに設定されたときは、起動モードに係わ
らず火災感知器22a,22bが発報すれば、強制的に
タイマの放出遅延時間のカウント後に消火ガスが放出さ
れるため、強制起動モード注意灯52,53を点灯する
と共に、ブザー38にて警報を出力して監視員に強制起
動モードであることの注意を促す。
【0049】次に、図4は本発明の他の実施例を示す回
路図である。図4において、71は制御盤21内に設け
られた行動指示リレーであり、行動指示リレー71が作
動すると音声出力部44を作動させ、スピーカ45から
起動装置24のソレノイド24cを手動で操作するよう
に行動を指示し、さらにブザー38で警報を行うもので
ある。起動装置24のソレノイド24cを手動で操作す
るときは、図2に示したように、ソレノイド24cの上
に設けたピン24dを抜くと、開放ガス容器24bの弁
が開放されて、開放ガスが放出されるようになってい
る。
【0050】72aは起動信号線41に地絡が発生した
とき閉じるリレー接点、72bは起動信号線41に断線
が発生したとき閉じるリレー接点、72cは起動信号線
41に短絡が発生したとき閉じるリレー接点である。こ
れらのリレー接点72a,72b,72cは互いに並列
に接続され、並列回路73を構成している。62aは火
災感知器22aが発報したとき閉じるリレー接点、62
bは火災感知器22bが発報したとき閉じるリレー接点
であり、リレー接点62a,62bは直列に接続され、
直列回路74を構成している。67aは手動起動装置2
3の扉が開放されたことを扉開放検出部23bで検出し
たとき閉じるリレー接点である。これらの直列回路74
およびリレー接点67aが並列回路75を構成してい
る。
【0051】行動指示リレー71には、リレー接点72
a,72b,72cよりなる並列回路73およびリレー
接点62a,62b,62cよりなる並列回路75がそ
れぞれ直列に接続されている。したがって、異常が発生
してリレー接点72a,72b,72cの1つが閉じ、
かつ、手動起動装置23の扉が開放されてリレー接点6
9aが閉じるか、または火災感知器22a,22bが2
回線とともに発報して、リレー接点62a,62bが閉
じたとき作動する。
【0052】次に、図4の動作を説明する。起動信号線
41に地絡、断線、短絡の異常が発生し、リレー接点7
2a,72b,72cの1つが閉じ、かつ、火災感知器
22a,22bが2回線ともに発報して、リレー接点6
2a,62bが閉じるか、または手動起動装置23の扉
が開放されてリレー接点67aが閉じると、行動指示リ
レー71が作動する。
【0053】行動指示リレー71が作動すると、主制御
部35は警報ブザー38を鳴動し警報を出力すると共
に、音声出力回路44に出力信号を送出し、音声出力回
路44は起動装置24のソレノイド24cを手動で操作
するように指示する音声メッセージを出力し、スピーカ
45で知らせる。したがって、地絡、断線、短絡の異常
中に実際に火災が発生しても、起動装置23のソレノイ
ド23cを手動で操作するように指示を行うので、対処
方法が解らず混乱するということがなく、直ちに消火ガ
スを放出することができ、迅速に消火活動を行うことが
できる。
【0054】なお、上記実施例ではガス系の消火設備に
ついて説明したが、手動起動装置を備え、手動起動装置
と火災感知器のどちらかで消火ガスを放出させる消火設
備、例えば粉末消火設備、であれば本発明を適用でき
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、起動信号線に地絡、断線、短絡などの異常が発生し
ても、強制的に起動可能な状態とする強制起動モード設
定手段を設けたことで、異常中に火災が発生したときは
強制起動して直ちに消火ガスを放出することができ、迅
速に消火活動を行うことができる。
【0056】また、異常中に火災検出器が発報したと
き、または異常中に手動起動装置の扉を開けたときは、
起動装置のソレノイドを手動で操作するように行動を指
示するため、対処方法が解らず混乱するということがな
く、さらに消火ガスを放出するので、迅速に消火活動を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る消火設備のブロック図
【図2】起動装置の外観図
【図3】起動禁止解除回路を示す図
【図4】本発明の他の実施例に係わる回路を示す図
【図5】従来例を示す図
【符号の説明】
21:制御盤 22a,22b:火災感知器(火災検出器) 23:手動起動装置 23a:手動起動スイッチ(手動起動部) 23b:扉開放検出部 23c:操作部 23d:表示部 24:起動装置 25:放出表示灯 26:圧力スイッチ 27:スピーカ 28:区画 29:区画制御部 30:センサ受信回路 31:蓄積回路 32:監視回路 33:区画表示部 34:音声出力部 35:主制御部 35a:タイマ 35b:起動禁止部 36:主表示部 37:主操作部 38:ブザー 39:音声ユニット 41:起動信号線 51:強制起動モードスイッチ 52,53:強制起動モード注意灯 54:タイマ起動リレー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手動起動部を操作することによって消火剤
    を放出させるか、または火災を検出する火災検出器の発
    報によって自動的に消火を行うことも可能な消火設備に
    おいて、 前記手動起動部と制御盤とに接続された起動用の信号線
    が地絡、断線、短絡などの異常が発生したときに起動禁
    止状態とする起動禁止部と、 前記起動禁止部による前記起動禁止状態を強制的に解除
    して放出可能な状態にする強制起動モード設定手段と、
    を設けたことを特徴とする消火設備。
  2. 【請求項2】請求項1記載の消火設備において、 強制起動可能状態時は前記火災検出器の発報により消火
    剤を放出させることを特徴とした消火設備。
  3. 【請求項3】請求項1,2記載の消火設備において、 前記強制起動モード設定手段の操作により強制起動可能
    状態になっていることを表示する表示部を設けたことを
    特徴とする消火設備。
  4. 【請求項4】請求項1〜3記載の消火設備において、 前記強制起動モード設定手段の操作により閉じる第1の
    リレー接点を、起動リレーに直列に接続され異常が発生
    したとき開く第2のリレー接点に対して並列に接続した
    ことを特徴とする消火設備。
  5. 【請求項5】手動起動部を操作することによって消火剤
    を放出させるか、または火災を検出する火災検出器の発
    報によって自動的に消火剤を放出させ消火を行うことも
    可能な消火設備において、 前記手動起動部と制御盤とに接続された起動用の信号線
    が地絡、断線、短絡などの異常が発生したときに起動禁
    止状態とする起動禁止部と、 前記起動禁止部による起動禁止状態で前記火災検出器か
    らの発報信号を受信したとき作動して、消火剤を放出さ
    せるための起動装置を手動で操作するよう指示する行動
    指示部と、を備えたことを特徴とする消火設備。
  6. 【請求項6】請求項5記載の消火設備において、 前記行動指示部は、前記異常が発生し起動禁止状態で手
    動起動部の起動扉を開いたときによっても作動すること
    を特徴とする消火設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103191540A (zh) * 2013-04-12 2013-07-10 胡永华 智能灭火装置与智能灭火***
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JP2020096973A (ja) * 2015-04-27 2020-06-25 エア・ウォーター防災株式会社 ガス系消火設備

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