JPH084040Y2 - ガス系消火設備の起動装置 - Google Patents

ガス系消火設備の起動装置

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JPH084040Y2
JPH084040Y2 JP4151091U JP4151091U JPH084040Y2 JP H084040 Y2 JPH084040 Y2 JP H084040Y2 JP 4151091 U JP4151091 U JP 4151091U JP 4151091 U JP4151091 U JP 4151091U JP H084040 Y2 JPH084040 Y2 JP H084040Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、火災が発生した消火対
象物または、消火対象区画に対して、自動または、手動
で設備を作動させる、ガス系消火設備において、消火設
備の起動に際しての消火ガス放出の確実性と誤操作によ
る消火ガス放出に対する安全対策を有する起動装置に関
する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】第1考案に関する事項 消火設備は、日常的には、ほとんど使用されることのな
い設備であり、操作者のほとんどは、起動装置の操作方
法がわからないのが現状である。このために、起動装置
またはその直近には、区画名称・操作方法説明名板、取
扱い注意名板等を設けることが法的に義務付けられてい
る。しかし、当該設備を使用する状況は火災時という特
別な状況下であり、操作者の心理は平常に保たれておら
ず、このような状況下で操作説明名板等に従って正しい
操作を行なうことが困難で、従来から、常に誤操作とい
う危険性を伴っていた。このような問題を解決するため
に、様々な状況に応じたきめの細かい操作説明を取扱注
意名板などにより表現しようとすると、膨大な量の説明
文となり、火災発生の緊急時には、全く役にたたないば
かりか、逆に速やかな消火活動を妨げることになりかね
ない問題点がある。
【0003】これらの問題点を解決するために、各々の
状況に応じた音声による操作説明も考案されているが、
各々の区画の状況、設備の状況等(感知器の作動状況、
設備の自動、手動の状況、区画内での有人、無人等)の
説明と合せて操作方法を説明するのは、説明に時間を要
するため、火災を早期に消火するための消火目的に反す
るばかりか、操作者が説明が終るのを待てずに操作して
しまいかえって誤操作を招きかねない。また、音声によ
る説明は、経過性があり、短いものでは有効であるが、
前述のように、多量の情報を説明すると、聞き間違える
可能性がある。また、音声による操作方法の説明に従っ
て操作をしようとしても実際のスイッチがわからないた
め、誤操作をする可能性もある。また、当該消火設備に
は、起動装置の操作により起動がかかってから消火剤の
放出まで20秒以上遅延させる構造となっているものが
多く、また、この遅延時間内には、この起動を解除でき
るように、起動用スイッチの直近に非常停止スイッチが
併設されているが、起動用スイッチを操作するところを
誤って非常停止スイッチを操作したり、また、正常な起
動操作を行なっているにも関わらず、遅延時間の間は消
火剤が放出されないため、操作者が操作方法を間違えた
ものと勘違いし、直近にある非常用停止スイッチを操作
し、設備の起動が解除されてしまう可能性もあった。更
に、一般的には知られていない設備であるため、他の一
般設備と間違って起動装置を操作したり、あるいは、い
たずら等で起動装置を操作した場合でも、前述通り遅延
時間以内であれば、非常停止スイッチにより消火剤の放
出が止められるところを、適切な説明がないために、そ
のまま消火剤が放出されてしまい、人身事故の危険性も
あった。
【0004】以上のような理由で、各々の区画の状況、
設備の状況等を表示し、且つ、各々の状況に応じた簡潔
な操作説明を兼ね備えた表示手段を有する起動装置が望
まれてきた。また、ほとんどのガス系消火設備において
は、火災感知器の作動と連動して起動する自動回路と、
起動装置の放出用スイッチの操作で起動する手動回路を
選択できるようになっており、これらの回路の切替え
は、容易に行なえないように、鍵等によらなければ行な
えない構造となっている。しかし、鍵の紛失等により切
換えられない場合があったり、鍵の保管管理状態が悪
く、緊急時に速やかに切換えることができないため、例
えば火災時に、設備が自動状態になっている場合、容易
に区画内の状態を確認できない可能性があった。また、
逆に鍵等があれば誰でも自動・手動回路の切換えを行な
うことができるため、切換えた人が特定できず、事故が
起こった場合にその責任を明確にすることが難しい。さ
らに、自動回路では、感知器の作動と連動して消火剤が
放出されるようになっているが、例えば手動回路におい
て何等かの理由で火災感知器が作動している場合、この
状態で火災感知器を復旧させずに手動回路から自動回路
への切換えを行なうと、消火剤が放出される。従って、
このような状態での手動・自動の切換えを想定した場
合、鍵等による管理のみでは、不十分で、人身事故につ
ながる恐れがある等の問題点がある。
【0005】ガス系消火設備の大きな特徴の一つは、火
災区画に消火後の水損等がなく、当該区画を速やかに復
旧できることにある。特にコンピュータ室、電気室等
は、設備の停止時間が長ければ長いほど損害が大きくな
るため、これらの区画の殆どが速やかな復旧を特徴とす
るガス系消火設備を採用している。しかし、このような
特徴をもつ消火設備を採用しても、消火の確認に、ある
いは、消火剤排出後の区画内に人が入室可能かどうかの
確認に手間取ることで、上記のガス系消火設備の特徴を
有効に活用できていないのが現状である。
【0006】現状の消火の確認方法には、人が空気呼吸
器を付け区画内に入室し直接確認する、あるいは、火災
感知器の復旧で確認する等の方法が採用されているが、
人が入室して直接確認する方法では、火災による煙で視
界が悪く非常に危険であり、また、火災感知器の復旧に
よる確認では、火災時の熱で火災感知器が故障している
場合があり、機器の信頼性が低下しており、いずれの場
合も非常に困難であるので、区画内の煙、消火剤等を排
出した後に、入室し、消火の確認することが最も確実で
あるが、ガス系消火設備の場合、未消火状態で消火剤を
排出することは火災を拡大させる原因にもなり、非常に
危険であるため、ある程度の時間放置しておく必要があ
る。このような長時間放置は、設備の復旧を遅らせるば
かりでなく、火災時の分解生成物により、直接火災によ
る損傷のない機器までも腐触等による悪影響を及ぼす可
能性がある。さらに、たとえ何等かの方法で消火が確認
され、区画内の煙、消火剤等が排出された場合において
も、区画内に人が入室可能かどうかを確認するために、
温度センサー、ガスセンサー、酸素濃度センサー等の特
殊な機器が必要で、これらは一般的には、準備されてお
らず準備に時間がかかったり、あるいは、区画内の温度
分布、ガス濃度分布、酸素濃度分布が異なるため、やは
り、人が空気呼吸器等を付けて、区画内の各点を計測す
る必要があり、危険性を伴う等の問題点がある。
【0007】第2考案に関する事項 ほとんどのガス系の消火剤設備は、消火剤容器を共用
し、消火対象区画を選択して消火剤を放出するように構
成されているが、起動装置またはその直近に区画名板が
添付されているにもかかわらず、誤って別の区画の起動
装置を操作後、そのままの状態で、改めて火災区画の起
動装置が操作されると、両方の区画が作動することにな
り、火災区画に対して必要な消火剤が供給されず、不消
火にいたる危険性があった。また、当該消火設備には、
起動装置の操作により起動がかかってから、消火剤が放
出されるまで20秒以上遅延させる構造となっており、
この時間内であれば操作した起動装置に内蔵されている
非常停止スイッチを操作すれば、起動を停止させること
ができる。ところが上記の例では、誤って別の区画の起
動装置を操作した後、火災区画の起動装置を操作する時
に誤りに気付いたとしても、起動を停止させる為には、
最初に操作した起動装置の位置に戻らねばならず、事実
上不可能にちかく、誤放出にいたってしまう問題点があ
った。
【0008】第3考案に関する事項 ガス系消火剤設備は、消火後の水損等がないという利点
があるものの、例えば二酸化炭素の場合、人が存在する
区画に消火剤を放出すれば酸欠による人身事故の可能性
もあるし、ハロゲン粉末の場合、消火剤の放出音に驚
き、非常口への殺到する等のことで、二次災害の可能性
もある。この問題を解決するために、区画への人の入退
出を管理(人センサー,バースイッチ等により)し、起
動装置を操作しても起動がかからないとする考案も存在
するが、いずれも人体センサー等で有人と判断された場
合は、自動回路のみならず手動回路による放出も禁止す
る構造のものとなっている。したがって、人体センサー
等の誤動作・故障が全くないことを前提としているが、
人体センサー等に誤動作・故障等がある限り、当該消火
設備による消火活動ができないこととなる問題点があ
る。また、区画に人が存在する場合でも、人体センサー
等が無人と判断した時(例えば、人がもの陰に存在する
時の人体センサーの未感知、バースイッチの同時2人入
室等)には、消火剤の放出されることが考えられる問題
点がある。
【0009】
【上記問題点を解決するための手段】本願第1考案は、
ガス系の消火設備においる起動装置の操作部を、マイコ
ン制御により表示装置の表示画面を多層化し対話形式と
するスイッチ機能付の表示装置により構成することによ
って、消火設備を作動させるまでの操作の手順をマイコ
ン制御で特定する。本願第2考案は、起動装置を、マイ
コン制御により表示装置の表示画面を多層化し対話形式
とするスイッチ機能付の表示装置により操作部を構成す
るとともに、いずれかの対象区画の起動装置を操作した
のち消火剤が放出されるまでの間に他の対象区画の起動
装置を操作した場合に、マイコン制御により表示装置の
表示画面に、すでに作動している消火対象区画が存在す
る旨を画面表示するとともに、誤動作に対し全回路を作
動停止させる為の非常停止スイッチを表示装置の表示画
面に画面表示する。本願第3考案は、消火対象区画内に
人が存在することを認識するセンサーの作動と連動して
画面上に人が存在することを表示画面に画面表示し、起
動回路が火災感知器と連動して作動する自動放出である
場合には、強制的に手動放出に切り替え、画面上に手動
放出であることを表示装置の表示画面に画面表示する。
【0010】
【実施例】ガス系消火設備の起動装置は、複数の消火区
画A1、A2・・・について、それぞれ設けるものであ
るが、図6を参照して、消火区画A1に対する起動装置
を説明する。消火区画に隣接する適所、例えば、ドア近
くの廊下壁面、に操作箱1を設け、火災が発生した消火
対象物または、消火対象区画に対して、操作箱1内の消
火設備起動用のスイッチを手動操作することで、または
消火対象区画内の火災感知器の作動による自動作動で、
消火対象区画に対するガス系の消火設備を作動させるこ
とは、公知の起動装置と同様である。本考案において
は、起動装置の操作部を、起動装置1に内蔵されるマイ
コンによりマイコン制御される表示装置を操作箱1に装
備して構成し、且つ、表示装置を、マイコン制御により
表示装置の表示画面を多層化し対話形式とするスイッチ
機能付の表示装置とすることにより、消火設備を作動さ
せるまでの操作の手順をマイコン制御で特定する。図6
において、2はスピーカー、3は火災感知器、4は人体
センサ、5は温度センサ、6は有毒ガス濃度センサ、7
は酸素濃度センサ、8は容器弁開放器、9は圧力スイッ
チである。図8は、ガス系消火設備の起動装置の一般的
な操作手順の一例を示すが、本考案は、起動装置1内の
表示装置の表示面に、この操作手順を起動装置1内のマ
イコンによるマイコン制御で、画面表示で行なうもので
あり、表示装置をマイコン制御されるスイッチ機能付の
表示装置とすることにより、公知の銀行預金引出機のス
イッチ機能付表示装置と同様に、案内表示およびスイッ
チとして表示装置を機能させるものである。また、スイ
ッチ操作による消火設備の起動制御にあたっては、各種
の継電器制御回路およびタイマー制御回路、例えば図7
の制御回路を用いる。図7において、14は放出スイッ
チ、15はタイマー接点、21は自動手動切替継電器、
22は人体センサ継電器、23は自動手動切替継電器接
点、24は人体センサ継電器接点、25はタイマー、2
6は容器弁開放器である。
【0011】図1は、本願第1考案および第2考案につ
いてのマイコン制御を示す表示装置の表示画面11の画
面フロー図であり、即ち、本願第1考案および第2考案
の実施にあたり起動装置1内のマイコンは図1の画面フ
ロー図でプログラムされる。表示装置の表示画面11
は、通常P1の待機画面である。ガス系消火設備の起動
装置の起動にあたっては、図1および図3を参照して、
『P1−表示画面11に触れる−P2−退避確認スイッ
チS3に触れる−P3−放出スイッチS5に触れる−P
4−タイマー作動−P5−設定時間(20秒)の経過−
P6−復旧スイッチS7に触れる−P7−設備復旧スイ
ッチS8に触れる−−待機画面P1にもどる』の手順で
表示画面11の画面表示は変る。上記手順の途中で、
『放送停止スイッチS2に触れる(P2)、非常停止ス
イッチS6に触れる(P4)により、待機画面P1にも
どる』に設定されている。また、『P7において室内モ
ニタスイッチS9に触れる−−P6にもどる』に設定さ
れている。また、『待機画面P1−自動手動切替スイッ
チS1に触れる−Q1−Q1のテンキー操作、暗証番号
一致−Q2−自動スイッチS10に触れたのち、セット
スイッチS12に触れる−Q3−P2(表示画面11に
触れる)、P3(感知器作動と人体センサー有人時)、
P4(感知器作動と人体センサー無人時)』も設定され
ており、『Q1、Q2からP1、Q3からQ1へもど
る』も設定されている。
【0012】図2は、本願第2考案を含むマイコン制御
を示す表示装置の表示画面11の画面フロー図であり、
図1の表示画面11の画面フロー図に、全回路非常停止
スイッチS15を表示する画面Rおよび画面Rへの分岐
判断13を付加するものであり、『他の消火区画が起動
している状態でP1画面に触れると画面Rを表示し画面
Rで全回路非常停止スイッチS15に触れることで、全
回路を復旧させるとともに、待機画面P1にもどる』に
設定されている。各画面P1、P2、P3、P4、P
6、P7、Q2、Q3、Q4、Rのそれぞれのスイッチ
操作による消火設備の作動は、図6に示す通りである。
【0013】つぎに、図7を参照して第3考案の実施例
について説明する。自動手動切替スイッチS1と直列接
続した自動手動切替継電器21の自動手動切替継電器接
点23と、人体センサ4と直列接続した人体センサ継電
器22の人体センサ継電器接点24とを、火災感知器3
とタイマー25との間に、直列に挿入する(即ち、自動
手動切替スイッチS1の自動状態と人体センサ4の非作
動状態とのAND条件で継電器接点回路を回路閉とし、
火災感知器3の作動時にタイマー25を作動させる)。
タイマー25のタイマー接点15を容器弁開放器26と
直列接続する。上記の継電器接点回路と並列に放出スイ
ッチ14を接続する。従って、人体センサ4の非作動状
態で自動手動切替スイッチS1の自動状態では、上記の
AND条件が満足されて火災感知器3の検知作動により
タイマー25は作動する。その結果、所定時間の遅延の
のちタイマー接点15の接点閉で容器弁開放器28を作
動させる。
【0014】また、自動手動切替スイッチS1の手動状
態、人体センサ4の作動状態のいずれかで、上記のAN
D条件が満足されないため継電器接点回路は回路開とな
り、火災感知器3の検知作動に際しタイマー25は作動
しない。タイマー25は、上記のAND条件の不満足で
継電器接点回路の回路開の状態では、放出スイッチ14
を操作することにより、タイマー25を作動させ、所定
時間ののちタイマー接点15の接点閉で容器弁開放器2
8を作動させる。
【0015】
【考案の効果】本願第1考案は、起動装置の操作説明の
表示および操作スイッチが、表示装置の表示画面に多層
化して対話形式とするとともに、表示装置の表示画面に
限定されて表示されるので、消火設備を起動させための
スイッチ操作を確実に行なうことができ、消火活動を迅
速かつ効果的に行なうことができる。本願第2考案は、
すでに作動している消火対象区画が存在する旨を画面表
示するとともに、誤動作に対し全回路を作動停止させる
為の全回路非常停止スイッチを表示装置の表示画面に画
面表示することで、誤動作により起動している消火設備
を迅速に停止させ、消火対象区画を効果的に消火でき
る。本願第3考案は、人が存在する消火区画に対し消火
剤を放出する危険を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面図本願第1考案および本願第2考案を実施
したガス系消火設備の起動装置におけるスイッチ機能付
表示装置の表示画面の画面フロー図。
【図2】図1に本願第3考案を付加した画面フロー図。
【図3】図1における本願第1考案の画面表示の拡大説
明図。
【図4】図1における本願第2考案の画面表示の拡大説
明図。
【図5】図2における本願第3考案の画面表示の拡大説
明図。
【図6】起動装置の大要を示す回路図。
【図7】本願第3考案実施例の、タイマーおよび継電器
を含む制御回路の回路図。
【図8】ガス系消火設備の起動装置の作動制御の流れを
示すフロー図。
【符号の説明】
1 起動装置 4 人体センサ 11 表示装置の表示画面

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災が発生した消火対象物または消火対象
    区画に対して、自動または手動で消火設備を作動させ
    る、ガス系の消火設備において、 起動装置を、マイコン制御により表示装置の表示画面を
    多層化し対話形式とするスイッチ機能付の表示装置によ
    り操作部を構成することによって、 消火設備を作動させるまでの操作の手順をマイコン制御
    で特定したことを特徴とする、ガス系消火設備の起動装
    置。
  2. 【請求項2】起動装置の操作部は、設備の名称、防護区
    画の名称、取扱いの手順および方法あるいは注意事項を
    表示装置の表示画面の画面表示と音声によって知らせる
    ようにしたことを特徴とする、請求項1のガス系消火設
    備の起動装置。
  3. 【請求項3】起動装置の自動手動切替スイッチを表示装
    置の表示画面の画面表示で構成し、キーワードまたは暗
    唱番号を人力した後でなければ操作できないようにした
    ことを特徴とする、請求項1のガス系消火設備の起動装
    置。
  4. 【請求項4】起動装置の操作部は、消火対象区雪内に設
    けた温度センサー、有毒ガスセンサー、酸素濃度センサ
    ー等のセンサーと連動して、表示装置の表示画面の画面
    上に数値またはグラフィックで各々のセンサーが示す状
    態を表示したことを特徴とする、請求項1のガス系消火
    設備の起動装置。
  5. 【請求項5】起動装置の非常停止スイッチは、放出スイ
    ッチを操作した後でなければ表示装置の表示画面の画面
    上に現われず、操作できないようにしたことを特徴とす
    る、請求項1のガス系消火設備の起動装置。
  6. 【請求項6】火災が発生した消火対象物または消火対象
    区画に対して、自動または手動で消火設備を作動させる
    ガス系の消火設備であって、複数の消火対象区画に対し
    て消火剤を共用し火災時は対象区画を選択して放出する
    消火設備において、 起動装置を、マイコン制御により表示装置の表示画面を
    多層化し対話形式とするスイッチ機能付の表示装置によ
    り操作部を構成し、 いずれかの対象区画の起動装置を操作したのち消火剤が
    放出されるまでの間に他の対象区画の起動装置を操作し
    た場合に、マイコン制御により表示装置の表示画面に、
    すでに作動している対象区画が存在する旨を画面表示す
    るとともに、 画面表示された対象区画が非火災である場合は、全回路
    を作動停止させる為の全回路の非常停止スイッチを表示
    装置の表示画面に画面表示したことを特徴とするガス系
    消火設備の起動装置。
  7. 【請求項7】火災が発生した消火対象物または消火対象
    区画に対して、自動または手動で消火設備を作動させる
    ガス系の消火設備であって、複数の消火対象区画に対し
    て消火剤を共用し火災時は対象区画を選択して放出する
    消火設備において、 起動装置を、マイコン制御により表示装置の表示画面を
    多層化し対話形式とするスイッチ機能付の表示装置によ
    り操作部を構成するとともに、 起動装置の操作部は、消火対象区画内に人が存在するこ
    とを認識するセンサーの作動と連動して画面上に人が存
    在することを表示装置の表示画面に画面表示し、起動回
    路が火災感知器と連動して作動する自動放出である場合
    には、強制的に手動放出に切り替え、画面上に手動放出
    であることを表示装置の表示画面に画面表示したことを
    特徴とするガス系消火設備の起動装置。
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