JPH0696397B2 - 小型ジエツト推進艇 - Google Patents
小型ジエツト推進艇Info
- Publication number
- JPH0696397B2 JPH0696397B2 JP60261836A JP26183685A JPH0696397B2 JP H0696397 B2 JPH0696397 B2 JP H0696397B2 JP 60261836 A JP60261836 A JP 60261836A JP 26183685 A JP26183685 A JP 26183685A JP H0696397 B2 JPH0696397 B2 JP H0696397B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hull
- chine
- center
- water
- jet propulsion
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、主に一〜二人乗りで海上を高速で航走する
小型ジェット推進艇に関し、とくに優れた直線高速航走
と急激な旋回とを可能にしたものに関するものである。
小型ジェット推進艇に関し、とくに優れた直線高速航走
と急激な旋回とを可能にしたものに関するものである。
(従来技術) 一般に、船舶では舷側長を長くすれば直進性が向上し、
直進性を向上させると旋回性が低下する。しかしなが
ら、これら船舶の諸元は設計時に定まり、事後変化しな
いもので直進性と旋回性とを両立させることは容易でな
かった。
直進性を向上させると旋回性が低下する。しかしなが
ら、これら船舶の諸元は設計時に定まり、事後変化しな
いもので直進性と旋回性とを両立させることは容易でな
かった。
(発明の目的) この発明は、このような艇体の直進性と旋回性という矛
盾した要求を同時に達成できるジェット推進式の小型滑
走艇を得ることを目的とするものである。
盾した要求を同時に達成できるジェット推進式の小型滑
走艇を得ることを目的とするものである。
(発明の構成) この発明は、艇体後部の幅方向中央部に跨座式の座席を
形成してその前側に操作ハンドルを設置し、この座席の
両側にはフートデッキを形成し、船側板と船底板との連
結部に形成される外側チャインと、その内側に形成され
る内側チャインとによって内外二重のチャインを形成
し、外側チャインは艇体後部において互いに平行、艇体
前部において艇体中心線に近づくように湾曲し、内側チ
ャインは艇体長さ方向の中心線よりも外側チャインによ
り近い位置に形成したものである。
形成してその前側に操作ハンドルを設置し、この座席の
両側にはフートデッキを形成し、船側板と船底板との連
結部に形成される外側チャインと、その内側に形成され
る内側チャインとによって内外二重のチャインを形成
し、外側チャインは艇体後部において互いに平行、艇体
前部において艇体中心線に近づくように湾曲し、内側チ
ャインは艇体長さ方向の中心線よりも外側チャインによ
り近い位置に形成したものである。
また艇体中央部より後側の船底を横方向移動抵抗が小さ
な平坦形状に形成してもよい。
な平坦形状に形成してもよい。
上記構成では操縦者の体重を前後に移動させることが可
能であり、直進時には内側チャインにより水切りが行な
われて水線面積を小さくし、推進抵抗を小さくして直進
性を高めている。
能であり、直進時には内側チャインにより水切りが行な
われて水線面積を小さくし、推進抵抗を小さくして直進
性を高めている。
また外側チャインの前側が艇体中心線に近づくように湾
曲しているために、旋回時に操縦者が体重を前側方に移
動させることにより外側チャインの前側湾曲部が水中に
没入してブレーキ作用を果たし、良好な急旋回を行なわ
せる。さらに旋回時には、旋回外側において、互いに接
近して形成された外側チャインと内側チャインとの間に
大きな圧力が生じ、反対側においては船底傾斜面にも大
きな圧力が生じ、これらによって傾斜状態が安定して保
たれる。
曲しているために、旋回時に操縦者が体重を前側方に移
動させることにより外側チャインの前側湾曲部が水中に
没入してブレーキ作用を果たし、良好な急旋回を行なわ
せる。さらに旋回時には、旋回外側において、互いに接
近して形成された外側チャインと内側チャインとの間に
大きな圧力が生じ、反対側においては船底傾斜面にも大
きな圧力が生じ、これらによって傾斜状態が安定して保
たれる。
また旋回時に操縦者が体重を後側方に移動させることに
より外側チャインの後部が水中に没入して水切りを行な
い、また互いに接近して形成された外側チャインと内側
チャインとの間に大きな圧力が生じることから、大きな
傾斜角に安定して傾斜させることができ、高速急旋回を
可能にしている。
より外側チャインの後部が水中に没入して水切りを行な
い、また互いに接近して形成された外側チャインと内側
チャインとの間に大きな圧力が生じることから、大きな
傾斜角に安定して傾斜させることができ、高速急旋回を
可能にしている。
また船体中央部より後側の船底を横方向移動抵抗が小さ
な平坦形状に形成することにより、旋回時に操縦者が体
重を前側方に移動させた際にこの後側の船底が横滑りし
て急角度の旋回が良好になされる。
な平坦形状に形成することにより、旋回時に操縦者が体
重を前側方に移動させた際にこの後側の船底が横滑りし
て急角度の旋回が良好になされる。
(実施例) 第1図〜第3図において、艇体100は船底板20と船側板8
0と艇体の中央部より前側に形成された上部デッキ21と
船尾板70とによって囲まれる部分が排水容積となるよう
に構成され、船底板20と上部デッキ21とに囲まれる部分
に実質上密閉されたエンジンルームが形成されている。
またその後部には船幅方向の中央部に座席50が突出して
形成され、この座席50と両側のガンネル88との間に船尾
端に開放するフートデッキ30が形成されている。そして
このフートデッキ30および座席50の下側も排水容積とな
るように構成されている。
0と艇体の中央部より前側に形成された上部デッキ21と
船尾板70とによって囲まれる部分が排水容積となるよう
に構成され、船底板20と上部デッキ21とに囲まれる部分
に実質上密閉されたエンジンルームが形成されている。
またその後部には船幅方向の中央部に座席50が突出して
形成され、この座席50と両側のガンネル88との間に船尾
端に開放するフートデッキ30が形成されている。そして
このフートデッキ30および座席50の下側も排水容積とな
るように構成されている。
上部デッキ21上にはハンドル支持部61が固定して取付け
られ、その上端部にハンドル60が形成され、このハンド
ル支持部61が設けられる部分のデッキ21は突出して形成
されてその下部に浮力空間となるエンジンルームが形成
されている。また座席50上の操縦者11はその足をフート
デッキ30上に乗せた状態で上記ハンドル60を握って艇体
100を操縦するようにしており、またこの状態から操縦
者11は立上がり、体重を前後、左右に移動させることが
できるようにしている。
られ、その上端部にハンドル60が形成され、このハンド
ル支持部61が設けられる部分のデッキ21は突出して形成
されてその下部に浮力空間となるエンジンルームが形成
されている。また座席50上の操縦者11はその足をフート
デッキ30上に乗せた状態で上記ハンドル60を握って艇体
100を操縦するようにしており、またこの状態から操縦
者11は立上がり、体重を前後、左右に移動させることが
できるようにしている。
上記エンジンルーム中のエンジンによって図示しないプ
ロペラが回転して船底の水吸引口から水を吸引し、座席
50の下側に形成された流路を通して、船尾の水平方向に
揺動するノズル71から水を後方に噴射させることによ
り、旋回力および推進力を生じさせるようにしている。
ロペラが回転して船底の水吸引口から水を吸引し、座席
50の下側に形成された流路を通して、船尾の水平方向に
揺動するノズル71から水を後方に噴射させることによ
り、旋回力および推進力を生じさせるようにしている。
船底形状は、第3図および第5図(A)(B)に示すよ
うに構成されている。すなわち、底板20は幅方向中央部
のキール22とその両側の傾斜面とから構成され、この船
底20には内外二重のチャイン28,29が形成され、外側チ
ャイン28はほぼ垂直の船側板80とほぼ水平の船底板89と
で形成されている。また内側チャイン29は横断面で船底
傾斜面から三角形に突出するように形成されている。両
チャイン28および29は艇体長さ方向中央部より後側は両
側が互いに平行、中央部より前側は船体中心線に近付く
ように湾曲して形成されている。
うに構成されている。すなわち、底板20は幅方向中央部
のキール22とその両側の傾斜面とから構成され、この船
底20には内外二重のチャイン28,29が形成され、外側チ
ャイン28はほぼ垂直の船側板80とほぼ水平の船底板89と
で形成されている。また内側チャイン29は横断面で船底
傾斜面から三角形に突出するように形成されている。両
チャイン28および29は艇体長さ方向中央部より後側は両
側が互いに平行、中央部より前側は船体中心線に近付く
ように湾曲して形成されている。
キール22は、艇体の長さ方向中央部より前側では徐々に
幅が狭くなるように形成され、またその両側の傾斜面は
その傾斜角が徐々に大きくなるように設定されて全体的
にV形に近い形状となり、また中央部より後側ではキー
ル22の幅が広くかつその両側の傾斜面の傾斜角θが小さ
く設定されて全体的に平坦な形状となっている。上記傾
斜角θは、15°程度、キール22の幅は船幅の1/4程度に
設定されている。
幅が狭くなるように形成され、またその両側の傾斜面は
その傾斜角が徐々に大きくなるように設定されて全体的
にV形に近い形状となり、また中央部より後側ではキー
ル22の幅が広くかつその両側の傾斜面の傾斜角θが小さ
く設定されて全体的に平坦な形状となっている。上記傾
斜角θは、15°程度、キール22の幅は船幅の1/4程度に
設定されている。
上記構成において、操縦者11が乗った状態での重心G0は
艇体の長さ方向中央部より後方に設定され、直進時の水
線面積形状23は内側チャイン29による水切りが行われて
第5図(A)(B)の斜線で示すような形状となってい
る。すなわち内側チャイン29により水切りが行われて水
線面積を小さくし、かつ重心G0が後側にあって後部の平
坦な船底が全水線面積に占める割合が大きく、船底が比
較的平坦であるために推進抵抗が小さい。また直進時の
船底の水から受ける圧力の分布は、第4図(A)(B)
および第6図(A)(B)に曲線24で示すように幅方向
中央部および内側チャイン29の部分の圧力が高く、かつ
長さ方向前部の圧力が高くなっている。
艇体の長さ方向中央部より後方に設定され、直進時の水
線面積形状23は内側チャイン29による水切りが行われて
第5図(A)(B)の斜線で示すような形状となってい
る。すなわち内側チャイン29により水切りが行われて水
線面積を小さくし、かつ重心G0が後側にあって後部の平
坦な船底が全水線面積に占める割合が大きく、船底が比
較的平坦であるために推進抵抗が小さい。また直進時の
船底の水から受ける圧力の分布は、第4図(A)(B)
および第6図(A)(B)に曲線24で示すように幅方向
中央部および内側チャイン29の部分の圧力が高く、かつ
長さ方向前部の圧力が高くなっている。
一方、折返し旋回時には操縦者11が立上がって体重を前
側方に移動させるとともに所定の急角度に操舵を行う
と、艇体は傾斜して第5図(A)に示すように外側のチ
ャイン28の前部が水中に没入して水切りを行う。この
際、外側チャイン28の前部は艇体中心線に近付くように
湾曲しているために、水中への没入によりブレーキ作用
が果されて急旋回を可能にし、また外側チャイン28は急
角度(横断面形状がほぼ直角)に形成されているために
傾斜に対する抵抗(転覆しにくさ)が大きい。
側方に移動させるとともに所定の急角度に操舵を行う
と、艇体は傾斜して第5図(A)に示すように外側のチ
ャイン28の前部が水中に没入して水切りを行う。この
際、外側チャイン28の前部は艇体中心線に近付くように
湾曲しているために、水中への没入によりブレーキ作用
が果されて急旋回を可能にし、また外側チャイン28は急
角度(横断面形状がほぼ直角)に形成されているために
傾斜に対する抵抗(転覆しにくさ)が大きい。
また圧力分布は、第4図(A)および第6図(A)の曲
線25Aに示すようになり、外側チャイン28および内側チ
ャイン29の部分で大きな圧力が生じるとともに、反対側
の船底傾斜面にも大きな圧力が生じ、これらによって傾
斜状態が安定して保たれる。また上記傾斜状態の水線面
積形状27Aは、第5図(A)に示すように前側の一側部
と後側の他端部とに亘って傾斜して形成される。
線25Aに示すようになり、外側チャイン28および内側チ
ャイン29の部分で大きな圧力が生じるとともに、反対側
の船底傾斜面にも大きな圧力が生じ、これらによって傾
斜状態が安定して保たれる。また上記傾斜状態の水線面
積形状27Aは、第5図(A)に示すように前側の一側部
と後側の他端部とに亘って傾斜して形成される。
艇体を傾斜させるために、上記のように操縦者11は体重
を側部前方に移動させるが、その結果重心G0はG1に移
る。また長さ方向の圧力中心は直進状態ではB0、傾斜状
態ではB1となり、その結果直進状態では重心位置との距
離がl0であったものが、傾斜状態ではl0より大きい距離
l1となり、しかも後部船底は平坦に形成されて横移動抵
抗が小さいために前部船底にブレーキがかかり、かつ後
部船底が横すべりして急角度の旋回(スピンターン)が
なされる。このような急旋回を安定して行わせるため
に、ハンドル60を支持するハンドル支持部61は艇体に対
して固定して取付けられており、操縦者11はハンドル60
を握ることにより艇体上での姿勢を保つことができるよ
うにしている。
を側部前方に移動させるが、その結果重心G0はG1に移
る。また長さ方向の圧力中心は直進状態ではB0、傾斜状
態ではB1となり、その結果直進状態では重心位置との距
離がl0であったものが、傾斜状態ではl0より大きい距離
l1となり、しかも後部船底は平坦に形成されて横移動抵
抗が小さいために前部船底にブレーキがかかり、かつ後
部船底が横すべりして急角度の旋回(スピンターン)が
なされる。このような急旋回を安定して行わせるため
に、ハンドル60を支持するハンドル支持部61は艇体に対
して固定して取付けられており、操縦者11はハンドル60
を握ることにより艇体上での姿勢を保つことができるよ
うにしている。
また高速直進時に急旋回を行わせるために、体重を後側
方に移動させることにより艇体を傾斜させると、第4図
(B)に示すように外側のチャイン28の後部が水中に没
入して水切りを行い、しかも外側チャイン28は急角度
(ほぼ直角)に形成されているために傾斜に対する抵抗
(転覆しにくさ)が大きい。また圧力分布は、第4図
(B)および第6図(B)の曲線25Bに示すようにな
り、外側チャイン28および内側チャイン29の部分で大き
な圧力が生じるとともに、反対側の船底傾斜面にも大き
な圧力が生じ、これらによって傾斜状態が安定して保た
れる。また上記傾斜状態の水線面積形状27Bは第5図
(B)に示すように傾斜した側に偏っている。このよう
な状態で高速での小旋回、いわゆるエッジングターンが
なされる。
方に移動させることにより艇体を傾斜させると、第4図
(B)に示すように外側のチャイン28の後部が水中に没
入して水切りを行い、しかも外側チャイン28は急角度
(ほぼ直角)に形成されているために傾斜に対する抵抗
(転覆しにくさ)が大きい。また圧力分布は、第4図
(B)および第6図(B)の曲線25Bに示すようにな
り、外側チャイン28および内側チャイン29の部分で大き
な圧力が生じるとともに、反対側の船底傾斜面にも大き
な圧力が生じ、これらによって傾斜状態が安定して保た
れる。また上記傾斜状態の水線面積形状27Bは第5図
(B)に示すように傾斜した側に偏っている。このよう
な状態で高速での小旋回、いわゆるエッジングターンが
なされる。
艇体を傾斜させるために体重を側部後方に移動させる
と、重心G0はG2に移る。また長さ方向の圧力中心は直進
状態ではB0、傾斜状態ではB2となり、その結果直進状態
では重心位置との距離がl0であったものが、傾斜状態で
はl0より小さい距離l2となる。したがって体重を側部側
に移動させることによって安定した高速小旋回ができ
る。
と、重心G0はG2に移る。また長さ方向の圧力中心は直進
状態ではB0、傾斜状態ではB2となり、その結果直進状態
では重心位置との距離がl0であったものが、傾斜状態で
はl0より小さい距離l2となる。したがって体重を側部側
に移動させることによって安定した高速小旋回ができ
る。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明は、操縦者の体重を前後
に移動させることが可能であり、直進時には内側チャイ
ンにより水切りが行なわれて水線面積を小さくし、推進
抵抗を小さくして直進性を高めている。
に移動させることが可能であり、直進時には内側チャイ
ンにより水切りが行なわれて水線面積を小さくし、推進
抵抗を小さくして直進性を高めている。
また外側チャインの前側が艇体中心線に近づくように湾
曲しているために、旋回時に操縦者が体重を前側方に移
動させることにより外側チャインの前側湾曲部が水中に
没入してブレーキ作用を果たし、良好な急旋回を行なわ
せる。さらに旋回時には、旋回外側において、互いに接
近して形成された外側チャインと内側チャインとの間に
大きな圧力が生じ、反対側においては船底傾斜面にも大
きな圧力が生じ、これらによって傾斜状態が安定して保
たれる。
曲しているために、旋回時に操縦者が体重を前側方に移
動させることにより外側チャインの前側湾曲部が水中に
没入してブレーキ作用を果たし、良好な急旋回を行なわ
せる。さらに旋回時には、旋回外側において、互いに接
近して形成された外側チャインと内側チャインとの間に
大きな圧力が生じ、反対側においては船底傾斜面にも大
きな圧力が生じ、これらによって傾斜状態が安定して保
たれる。
また旋回時に操縦者が体重を後側方に移動させることに
より外側チャインの後部が水中に没入して水切りを行な
い、また互いに接近して形成された外側チャインと内側
チャインとの間に大きな圧力が生じることから、大きな
傾斜角に安定して傾斜させることができ、高速急旋回を
可能にしている。
より外側チャインの後部が水中に没入して水切りを行な
い、また互いに接近して形成された外側チャインと内側
チャインとの間に大きな圧力が生じることから、大きな
傾斜角に安定して傾斜させることができ、高速急旋回を
可能にしている。
また船体中央部より後側の船底を横方向移動抵抗が小さ
な平坦形状に形成することにより、旋回時に操縦者が体
重を前側方に移動させた際にこの後側の船底が横滑りし
て急角度の旋回が良好になされる。
な平坦形状に形成することにより、旋回時に操縦者が体
重を前側方に移動させた際にこの後側の船底が横滑りし
て急角度の旋回が良好になされる。
第1図はこの発明の実施例を示す平面図、第2図はその
側面図、第3図はその背面図、第4図(A)(B)はそ
れぞれ艇体横断面形状における圧力分布図、第5図
(A)(B)は艇体の水線面積形状を示す底面図、第6
図(A)(B)は艇体の長さ方向の圧力分布図である。 100……艇体、11……操縦者、20……底板、22……キー
ル、23、27A,27B……水線面積形状線、24,25A,25B……
圧力分布曲線、28……外側チャイン、29……内側チャイ
ン、30……フートデッキ、50……座席、60……ハンド
ル、61……ハンドル支持部。
側面図、第3図はその背面図、第4図(A)(B)はそ
れぞれ艇体横断面形状における圧力分布図、第5図
(A)(B)は艇体の水線面積形状を示す底面図、第6
図(A)(B)は艇体の長さ方向の圧力分布図である。 100……艇体、11……操縦者、20……底板、22……キー
ル、23、27A,27B……水線面積形状線、24,25A,25B……
圧力分布曲線、28……外側チャイン、29……内側チャイ
ン、30……フートデッキ、50……座席、60……ハンド
ル、61……ハンドル支持部。
Claims (2)
- 【請求項1】艇体後部の幅方向中央部に跨座式の座席を
形成してその前側に操作ハンドルを設置し、この座席の
両側にはフートデッキを形成し、船側板と船底板との連
結部に形成される外側チャインと、その内側に形成され
る内側チャインとによって内外二重のチャインを形成
し、外側チャインは艇体後部において互いに平行、艇体
前部において艇体中心線に近づくように湾曲し、内側チ
ャインは艇体長さ方向の中心線よりも外側チャインによ
り近い位置に形成したことを特徴とする小型ジェット推
進艇。 - 【請求項2】艇体中央部より後側の船底を横方向移動抵
抗が小さな平坦形状に形成したことを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の小型ジェット推進艇。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60261836A JPH0696397B2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 小型ジエツト推進艇 |
US07/816,848 US5170735A (en) | 1985-11-21 | 1992-01-02 | Hull for small boat |
US07/943,864 US5309856A (en) | 1985-11-21 | 1992-09-11 | Hull for small boat |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60261836A JPH0696397B2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 小型ジエツト推進艇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62122896A JPS62122896A (ja) | 1987-06-04 |
JPH0696397B2 true JPH0696397B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=17367414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60261836A Expired - Lifetime JPH0696397B2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 小型ジエツト推進艇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0696397B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6729256B2 (en) | 2002-01-14 | 2004-05-04 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Personal watercraft |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5036789A (en) * | 1990-03-01 | 1991-08-06 | Kelly Roy T | Jet ski hull and method of manufacture |
ATE213793T1 (de) * | 1998-04-02 | 2002-03-15 | Heimbach Gmbh Thomas Josef | Textilbahn, verfahren zur herstellung einer solchen textilbahn sowie vorrichtung zur durchführung dieses verfahrens |
-
1985
- 1985-11-21 JP JP60261836A patent/JPH0696397B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6729256B2 (en) | 2002-01-14 | 2004-05-04 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Personal watercraft |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62122896A (ja) | 1987-06-04 |
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