JPH0695913A - デバッグ装置 - Google Patents

デバッグ装置

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JPH0695913A
JPH0695913A JP4266547A JP26654792A JPH0695913A JP H0695913 A JPH0695913 A JP H0695913A JP 4266547 A JP4266547 A JP 4266547A JP 26654792 A JP26654792 A JP 26654792A JP H0695913 A JPH0695913 A JP H0695913A
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JP
Japan
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microprocessor
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data
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JP4266547A
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Inventor
Koji Katagata
浩二 片方
Atsushi Furuido
敦 古井戸
Hideyuki Usuha
英幸 薄葉
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、ノイズ等による誤動作等の
ように、再現性の低い不良に対するデバッグ効率を向上
させることにある。 【構成】 比較用メモリ24と、それに格納されたデー
タとスレーブバス上の信号とをリアルタイムで比較する
コンパレータ26とを設け、トレース条件等で指定した
第1回目の入出力信号を比較用メモリ24に格納してお
いて、2回目以降のトレース情報と、先に比較用メモリ
24に格納しておいた内容とを毎サイクルごとに比較す
ることによって、再現性の低い不良に対するデバッグ効
率向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デバッグ対象とされる
プログラムのデバッグを可能とするデバッグ装置に関
し、例えばインサーキット・エミュレータに適用して有
効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサ応用機器の開発にお
いて、その応用システムのデバッグやそのシステムの詳
細な評価を行うため、インサーキット・エミュレータが
使用されている。インサーキット・エミュレータは、ソ
フトウェア開発用の親計算機(ホストコンピュータ)な
どのシステム開発装置と、開発中の応用機器との間に接
続され、その応用機器に含まれるマイクロプロセッサ
(ターゲットマイクロプロセッサ)の機能を代行する一
方でデバッガとしての機能を持ち、詳細なシステムデバ
ッグを支援する。このようなインサーキット・エミュレ
ータにおいては、応用機器側のハードウェアおよびソフ
トウェアの評価を可能とする手段として、ターゲットマ
イクロプロセッサのプログラム実行を停止させるブレー
ク機能の他に、ターゲットマイクロプロセッサのプログ
ラム実行結果をターゲットマイクロプロセッサのマシン
サイクル単位に記憶し参照する機能すなわちトレース機
能を備えたものがある。
【0003】ところで、従来のエミュレータ・システム
では、上記ブレーク機能を実現するため、ブレーク条件
設定用レジスタとコンパレータとを設け、予め条件設定
用レジスタにエミュレーション用マイクロプロセッサの
アドレス信号やデータ信号、コントロール信号その他任
意の信号状態の組合せをブレーク条件として設定し、条
件が一致したところでプログラムの実行を停止させるよ
うにしている。
【0004】なお、インサーキット・エミュレータにつ
いて記載された文献の例としては、昭和63年10月1
日に日立マイクロコンピュータエンジニアリング株式会
社より発行された「日立マイコン技法(第2巻、第2
号、P21〜P27)」がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ト
レース機能を駆使したシステムデバッグにおいてプログ
ラムの実行を記憶し、それを参照しても、デバッグ対象
となる応用機器の不良現象がある程度明確にならなけれ
ば、デバッグのためのブレーク条件の設定をが行うこと
ができない。また、ノイズ等による誤動作や、タイミン
グ不良などのように再現性の低い不良については、いつ
不良が発生するのか予測できないため、不良発生時のサ
ンプリングデータを記録することが困難である。そのた
めノイズ等による誤動作、タイミング不良等再現性の低
い不良等に対するデバッグ効率が悪く、結果的に、デバ
ッグのために多大な時間を費やしてしまう。
【0006】本発明の目的は、ノイズ等による誤動作等
のように、再現性の低い不良に対するデバッグ効率を向
上させることにある。
【0007】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0009】すなわち、プロセッサによるターゲットプ
ログラム実行中に、ターゲットプログラム実行過程の情
報をサンプリングするためのサンプリング手段と、この
サンプリング手段によってサンプリングされたデータを
保持する記憶手段と、この記憶手段に格納されたデータ
とその後のターゲットプログラム実行過程のサンプリン
グデータとを比較するための比較手段とを含んでデバッ
グ装置を構成するものである。上記記憶手段に、上記タ
ーゲットプログラム実行中に予め指定しておいた範囲の
第1回目のサンプリングデータが期待値として格納され
るとき、上記比較手段は、2回目以降のプログラム実行
過程のサンプリングデータと上記記憶手段のデータとを
比較するように構成することができる。また、上記比較
回路の比較結果に基づいて、上記プロセッサのエミュレ
ーション動作を停止させるためのブレーク制御回路を含
めることができる。
【0010】
【作用】上記した手段によれば、上記比較手段によって
サンプリングデータと、記憶手段の記憶内容とを比較す
ることは、予めブレーク条件を設定しなくとも代行マイ
クロプロセッサによってプログラムを繰り返し実行させ
たときにサンプリングデータの不一致の検出を可能と
し、このことが、再現性の低い不良に対するデバッグ効
率の向上を達成する。
【0011】
【実施例】先ず、本発明に係るデバッグ装置を一例とし
て図3に示すようなインサーキット・エミュレータに適
用した場合の代行用マイクロプロセッサと制御用マイク
ロプロセッサとの関係について簡単に説明する。
【0012】図2に示されるように、インサーキット・
エミュレータ2は、親計算機1と、応用機器3との間に
配置される。インサーキット・エミュレータ2と親計算
機1とはシリアル回線バスラインによって結合され、イ
ンサーキット・エミュレータ2と応用機器3とはインタ
フェースケーブル4によって結合される。
【0013】図3には上記インサーキット・エミュレー
タ2の比較的詳細な構成が示される。
【0014】図3において、11はマイクロプロセッサ
応用機器(ユーザ実機)に含まれるターゲットマイクロ
プロセッサの機能を代行してその応用機器の動作制御す
なわちエミュレーションを行うための代行用マイクロプ
ロセッサであり、16は各種デバッグ機能を達成するた
めの制御を司る制御用マイクロプロセッサである。
【0015】代行用マイクロプロセッサ11が応用機器
上のターゲットマイクロプロセッサの機能を代行制御
(エミュレーション)するとき、代行用マイクロプロセ
ッサ11は制御用マイクロプロセッサ16の制御から切
り離され、また、代行用マイクロプロセッサ11の制御
動作状態が予め定められている状態に到達してブレーク
されるとき、制御用マイクロプロセッサ16の制御を受
けることになる。このような制御状態の切換えがエミュ
レーション制御部12によって行われる。
【0016】上記エミュレータ本体2には、このエミュ
レーション制御部12、ブレーク制御部13、トレース
メモリ部14、代行メモリ部15などが含まれ、エミュ
レーション機能やブレーク機能、トレース機能等のデバ
ッグ機能が備えられている。尚、特に制限されないが、
エミュレーション制御部12、ブレーク制御部13、ト
レースメモリ部14、代行メモリ部15の各回路は、ス
レーブバス21を介して代行用マイクロプロセッサ11
に、またマスタバス22を介して制御用マイクロプロセ
ッサ16に接続されている。各機能の実行は、エミュレ
ータ本体2に接続される親計算機1によってコントロー
ルされる。
【0017】エミュレータ本体2内には、制御用マイク
ロプロセッサ16が親計算機1との間でデータ通信を行
うためのシリアルインタフェース回路17が設けられて
いる。また、代行用マイクロプロセッサ11からはイン
タフェース回路18を介してインタフェースケーブル4
が延長され、このインタフェースケーブル4の先端に設
けられているプラグがマイクロプロセッサ応用機器とし
てのユーザ実機上のMCUソケット5に接続されること
によって、代行用マイクロプロセッサ11によるユーザ
実機の代行制御が可能とされる。
【0018】図1には本発明を適用したインサーキット
・エミュレータの詳細な構成が示される。
【0019】この実施例のインサーキット・エミュレー
タ2におけるトレース機能は、特に制限されないが、代
行用マイクロプロセッサ11が上記代行制御中のスレー
ブバス21(アドレスバス、スレーブデータバス、スレ
ーブコントロールバスを含む)上の信号、その他任意の
信号を代行用マイクロプロセッサ11のシステムクロッ
クSMEに同期してサンプリングし、このサンプリング
された信号をトレースバスTBを介してトレースメモリ
部14内のメモリに書込むことにより実行される。
【0020】トレース回路14’は、図示されないが、
サンプリングデータを格納するRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)と、制御用マイクロプロセッサ16の制
御から切り離されたエミュレーション時にトレースメモ
リのアドレスを順次発生するアドレスカウンタ、およ
び、プログラム実行中のトレース状態をリアルタイムに
出力する回路等を備え、ブレーク制御部13は、ブレー
ク条件やトレース開始、終了等の条件を設定するための
複数のレジスタと、このレジスタの内容とスレーブバス
上の信号すなわちトレース情報とを比較する比較手段と
してのコンパレータを備えている。尚、図3の回路では
図1のトレース回路14’にサンプリング回路23を含
ませたものをトレースメモリ部14としている。
【0021】この実施例のインサーキット・エミュレー
タ2では、ラッチもしくはレジスタからなるサンプリン
グ回路23によってスレーブバス21上からサンプリン
グされたトレース情報を格納するトレース回路14’の
他に、サンプリングされた情報を転送可能な比較用メモ
リ24と、この比較用メモリ24を代行用マイクロプロ
セッサ11の動作と同期してアクセスするためのアドレ
スカウンタ25と、比較用メモリ24に格納された情報
と上記サンプリング回路23によって実時間でサンプリ
ングされている情報とを比較し、それらが不一致の場合
に、検出信号をアサートするコンパレータ26とが設け
られている。そして、この検出信号がトリガ信号TRG
としてブレーク制御部13に供給され、ユーザ実機の代
行制御を停止させることができるようになっている。
【0022】比較用メモリ24へのトレース情報の転送
は、代行用マイクロプロセッサ11の実行中に行われ
る。そのため、比較用メモリ24のアドレス入力端子
は、システムックロックSMEに同期した上記アドレス
カウンタ25に接続されており、データ入出力端子はバ
ッファB2を介して上記コンパレータ26に接続されて
いる。そして、上記トレース回路14’からの指令によ
って比較モードを設定するためのデコーダ27と同期化
用のレジスタ28、29とが設けられている。つまり、
トレース回路14’から出力される状態制御信号30に
より、コンパレータ26による比較を開始させることが
できる。
【0023】図1の実施例のインサーキット・エミュレ
ータ2は大きく分けて、代行用マイクロプロセッサ11
とサンプリング回路23とアドレスカウンタ25とより
なる第1制御回路40、制御用マイクロプロセッサ16
やデコーダ27等よりなる第2制御回路50、比較用メ
モリ24とバッファB1、2、3とコンパレータ26よ
りなるトリガ発生回路60、レジスタ28、29からな
る同期回路70の4つの回路部分で構成されている。
【0024】上記第1制御回路40は、ターゲットマイ
クロプロセッサの代行動作を行う代行用マイクロプロセ
ッサ11のシステムクロックSMEに同期して、自分自
身のスレーブアドレス信号SMADDや、スレーブデー
タ信号SMDAT、スレーブコントロール信号SMCN
T、その他ユーザ実機上からプローブ19(図3に記
載)によって抽出される任意の信号PROBEをサイク
ル単位でサンプルしてトレースバスTB上に出力する。
【0025】上記第2制御回路50は、制御用マイクロ
プロセッサ16から各回路の制御のためアドレス信号M
MADD、データ信号MMDAT、コントロール信号M
MCNTを出力する機能を有する。また、プログラム実
行中のトレース状態(指定範囲のトレース開始、終了、
第1回目又は2回目以降のトレース等)を示す状態制御
信号を発生させるとともに、それをデコーダ27によっ
て解読して制御信号S1、S2を形成し、それを同期回
路70のレジスタ28、29へ供給する。
【0026】トリガ発生回路60は、比較用データを書
込んでおくための比較用メモリ24を有し、比較用メモ
リ24の読み書きを制御するためバッファB1、B2、
B3を有する。バッファB1、B2、B3の制御は、同
期回路70にて生成されたモード信号MODE1、2に
よって行われる。先ず、モード信号MODE1がアサー
トされると、バッファB1が開放された状態となり、代
行用マイクロプロセッサ11のシステムクロックSME
により、サイクル単位にカウントされるアドレスカウン
タ25の出力がアドレス入力として比較用メモリ24に
供給され、比較用メモリ24へ第1回目のサンプリング
データが書込まれる。次に、モード信号MODE2がア
サートされると、バッファB2が開放された状態とな
り、代行用マイクロプロセッサ11のシステムクロック
SMEにより、サイクル単位にカウントされるアドレス
カウンタ25の出力がアドレス入力として比較用メモリ
24に供給され、バッファB2からその比較用メモリ2
4の連続した内容が順番に取り出されてコンパレータ2
6に供給される。このコンパレータ26の他方の入力端
子には、第1制御回路40にてサンプリングされた信号
がバッファB3を介して入力されるため、このコンパレ
ータ26によってトレース情報の比較がサイクル単位に
行われる。ターゲットプログラムの実行が正常である場
合には、コンパレータ26での比較対象とされる両信号
は常に一致する。しかし、動作異常の場合には、両信号
は不一致となるから、それがコンパレータ26で判別さ
れることによって、動作異常の判別が可能とされる。コ
ンパレータ26での比較において、両信号が不一致であ
ると判断された場合には、トリガ信号TRGがアサート
されることにより、エミュレーション動作を停止するた
めのブレークが可能とされる。
【0027】尚、上記実施例のエミュレータでは、イン
タフェース回路が省略されているが、図3と同様に代行
用マイクロプロセッサ11にはインタフェース回路18
を介してケーブル4が、またマスタバス22にはシリア
ルインタフェース回路17がそれぞれ接続される。 上
記実施例のエミュレータにおいては、トレース回路1
4’に書込まれた情報を制御用マイクロプロセッサ16
の制御のもとで参照することによって、代行用マイクロ
プロセッサ11の代行制御中のトレース情報を知ること
ができる
【0028】上記実施例によれば以下の作用効果が得ら
れる。
【0029】(1)トレース用メモリとは別個に比較用
メモリ24と、該メモリに格納されたデータとスレーブ
バス上の信号とをリアルタイムで比較するコンパレータ
26とを、代行マイクロプロセッサ11を有するエミュ
レータ内に設け、先ず、代行マイクロプロセッサ11で
プログラムを実行させ、トレース条件等で指定した第1
回目の入出力信号(アドレス信号、データ信号、コント
ロール信号、その他任意の信号)を比較用メモリ24に
格納しておいて、トレース条件等で指定した2回目以降
のトレース情報(代行マイクロプロセッサ11の各入出
力信号)と、先に比較用メモリ24に格納しておいた内
容とを毎サイクルごとに比較して、一致しなかった場合
にブレークのためのトリガ信号をアサートさせるように
したので、予めブレーク条件を設定しなくてもよい。
【0030】(2)代行マイクロプロセッサ11によっ
てプログラムを繰り返し実行させたときに入出力信号の
不一致が生じるとコンパレータ26から不一致信号が出
力されるので、その信号をトリガ信号としてブレーク処
理、トレースの停止処理等の処理を起動させることによ
り、再現性の低い異常動作の検出が可能となるので、そ
れによって例えばノイズ等によるハードウェアの誤動
作、変数参照時の誤りによるソフトウェアの誤動作の検
出が可能になる。
【0031】(3)また、誤動作発生まではブレークさ
れないため、トレースメモリの容量不足などにより誤動
作発生時のトレースデータが記録されていないなどの不
具合が無くなり、確実に誤動作発生状態を記憶し参照す
ることができるため、誤動作要因の解析を容易に行うこ
とができ、プログラムデバッグの効率向上を図る上で、
極めて有効とされる。
【0032】(4)トレースデータの期待値を外部記憶
装置に保存しておき、ターゲットプログラムの実行終了
後にトレース内容と、この外部記憶装置内の期待値とを
比較する方式や、トレースRAMを2系統設け、それに
第1回目のトレース内容、第2回目のトレース内容をそ
れぞれ記憶するようにしてターゲットプログラムの実行
終了後に当該RAMの記憶内容を比較する方式が考えら
れるが、その場合には、どうしてもエミュレーション動
作を停止しなければ、トレース結果の比較が行えない。
そに対して、上記実施例では、第2回目以降のエミュレ
ーション動作においてリアルタイムにトレースデータの
比較が可能とされるから、デバッグ効率向上のために、
極めて有効とされる。
【0033】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0034】例えば、システムクロックのサイクル単位
で比較を行なっているがこのクロックを変えることで比
較処理の分解能を変えることができる。また、トレース
データ中で比較対象としたくないデータをマスクするこ
とにより、すなわち、コンパレータ26での比較を部分
的に行うようにしてもよいし、トレースデータの相違部
がコンパレータ26で複数回検出された時点でブレーク
するようにしてもよい。さらに、トレースメモリ内から
前回のトレース情報を読出し、それをコンパレータ26
に供給してスレーブバス上からサンプリングされた信号
と比較するようにしてもよい。
【0035】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるシステ
ム開発装置に使用されるインサーキットエミュレータに
適用したものについて説明したが、この発明はそれに限
定されるものでなく、ロジックアナライザのようなデバ
ッグツールその他エミュレーション機能を有するデータ
処理システムに利用することができる。
【0036】本発明は、少なくともターゲットプログラ
ムのデバッグを行うことを条件に適用することができ
る。
【0037】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0038】すなわち、予めブレーク条件を設定しなく
とも代行マイクロプロセッサによってプログラムを繰り
返し実行させたときにサンプリングデータの不一致が生
じるとコンパレータから不一致信号が出力されるので、
その信号をトリガ信号としてブレーク処理を停止させる
ことができ、それによって再現性の低い不良の検出が可
能とされるので、デバッグの効率の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるインサーキット・エミ
ュレータの詳細な構成ブロック図である。
【図2】上記インサーキット・エミュレータが適用され
るシステム開発装置の全体の構ブロック図である。
【図3】上記インサーキット・エミュレータの比較的詳
細な構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 親計算機 2 インサーキット・エミュレータ 3 応用機器 4 インタフェースケーブル 5 ソケット 11 代行用マイクロプロセッサ 12 エミュレーション制御部 13 ブレーク制御部 14 トレースメモリ部 14’ トレース回路 15 代行メモリ部 16 制御用マイクロプロセッサ 17 シリアルインタフェース 18 インタフェース部 19 プローブ 21 スレーブバス 22 マスタバス 23 サンプリング回路 24 比較用メモリ 25 アドレスカウンタ 26 コンパレータ 27 デコーダ 28 レジスタ 29 レジスタ 40 第1制御回路 50 第2制御回路 60 トリガ発生回路 70 同期回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薄葉 英幸 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所武蔵工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターゲットシステムに搭載されるマイク
    ロプロセッサと同等のプロセッサにソフトウェアデバッ
    グ対象とされるターゲットプログラムを実行させながら
    その実行過程の情報を収集することにより、上記ターゲ
    ットシステム上で動作するソフトウェアの開発支援を可
    能とするデバッグ装置において、上記プロセッサによる
    ターゲットプログラム実行中に、ターゲットプログラム
    実行過程の情報をサンプリングするためのサンプリング
    手段と、このサンプリング手段によってサンプリングさ
    れたデータを保持する記憶手段と、この記憶手段に格納
    されたデータとその後のターゲットプログラム実行過程
    のサンプリングデータとを比較するための比較手段とを
    含むことを特徴とするデバッグ装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段には、上記ターゲットプロ
    グラム実行中に予め指定しておいた範囲の第1回目のサ
    ンプリングデータが期待値として格納され、上記比較手
    段は、2回目以降のプログラム実行過程のサンプリング
    データと上記記憶手段のデータとを比較する請求項1記
    載のデバッグ装置。
  3. 【請求項3】 上記比較手段の比較結果に基づいて、上
    記プロセッサのエミュレーション動作を停止させるため
    のブレーク制御回路を含む請求項1又は2項記載のデバ
    ッグ装置。
JP4266547A 1992-09-09 1992-09-09 デバッグ装置 Withdrawn JPH0695913A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7185248B2 (en) 2002-09-04 2007-02-27 Oki Electric Industry Co., Ltd. Failure analysis system and failure analysis method of logic LSI

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7185248B2 (en) 2002-09-04 2007-02-27 Oki Electric Industry Co., Ltd. Failure analysis system and failure analysis method of logic LSI

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Effective date: 19991130