JPH069590Y2 - 直流安定化電源装置 - Google Patents

直流安定化電源装置

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JPH069590Y2
JPH069590Y2 JP1987178646U JP17864687U JPH069590Y2 JP H069590 Y2 JPH069590 Y2 JP H069590Y2 JP 1987178646 U JP1987178646 U JP 1987178646U JP 17864687 U JP17864687 U JP 17864687U JP H069590 Y2 JPH069590 Y2 JP H069590Y2
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JP
Japan
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fan
power supply
avr
supply device
cooling
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JP1987178646U
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JPH0182682U (ja
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達哉 設楽
勝美 大島
泰博 湯浅
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、直流安定化電源装置(以下AVRと略す)
の改良に関するもので、特に冷却用のDCファン用の電
源を設けずに、かつDC出力にリップルが出ないように
したものである。
〔従来の技術〕
第5図は従来からあるAVRのブロック図であり、図に
おいて、(1)はAVRで、(11)は商用電源である交流
(以下ACと略す)100V入力用の端子台、(12)はAC
入力ラインにのってくる外来ノイズを除去するコイル,
コンデンサ,バリスタで構成されたラインフィルター回
路、(13)はAC入力をダイオードブリッジにより直流に
整流し、電解コンデンサで平滑すると同時に電源のエネ
ルギーを蓄える整流・平滑回路、(14)はトランスとパワ
ートランジスタで構成される高周波でチョッパーを行う
スイッチング回路、(15)はトランスを介して降圧された
高周波交流を高速ダイオードで整流し、コンデンサとコ
イルで平滑化する高周波整流・平滑回路、(16)はマザー
ボードにAVRの直流出力を供給するコネクタ、(17)は
出力である直流の電圧を検出して、スイッチング回路(1
4)を制御する発振制御回路、(18)はラインフィルター回
路(12)を通った後のAC100Vを利用して発振制御回路
(17)用の電源(例えばDC±12)を供給する補助電源
回路である。(2)はAC100Vで動作するAVR(1)内部
の冷却用の冷却ファンである。
次に動作について説明する。第5図はフォワード式と呼
ばれる制御方式で、商用電源(AC100V±10%、5
0/60Hz)は端子台(11)からラインフィルター回路(1
2)を通って整流,平滑回路(13)に入り、非安定化直流と
なる。この時の直流電圧は約140V程度である。この直
流をスイッチング回路(14)のスイッチングトランスと、
スイッチングトランジスタでON−OFFのスイッチン
グ動作を行う。このスイッチング周波数はトランジスタ
がバイポーラトランジスタの場合は50〜80KHzで、
パワーMOS FETを使用する場合は100〜200KHzである。
このスイッチングにより高周波交流となり、トランジス
タで降圧してトランスの二次側に接続される高周波整流
平滑回路(15)のショットキーバリアダイオードにより整
流して直流とし、コンデンサとコイルで高周波のスイッ
チングによるリップルを軽減して平滑化している。さら
に直流の安定化の方法としては、発振制御回路(17)によ
りパルス巾制御(PWM)が行われる。
この制御方法は、スイッチングトランジスタのON−O
FF巾を制御することにより行われる。直流の出力電圧
はON時間を長くし、OFF時間を短くすると高くな
り、逆にON時間を短くすると低くなる。PWM制御の
負帰還制御用のON−OFF信号は直流の出力電圧を抵
抗を介して電圧レベルを検出して発振制御回路(7)(通
常は専用のスイッチングレギュレータコントロールIC
1個程度)で作られ、ベースドライブトランスを介して
スイッチングトランジスタのベースに供給される。補助
電源回路(18)はAC100Vの入力を受けて発振制御回路
(17)へ制御用の電源(直流±12V又は+15V)を供
給している。尚第5図は直流出力が一つの場合を示して
いるが、マルチ出力の場合も同様に説明できる。また、
冷却用ファン(2)はAC100Vを受けてAVR(1)に風を
送り強制冷却している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のAVR(1)は以上のように構成されているので、
冷却用ファン(2)のACファンによる騒音の問題やファ
ンの連続使用による寿命の問題や、ACファン用の配線
の引きまわしで、AVR(1)内のDC出力にAC100Vの
ノイズが重畳するなどの問題点があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ファンの音が静かで、かつ誘導ノイズがな
い、精度と信頼性の高いAVRを得ることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るAVRは、冷却用のファンにDCファン
を用いて低騒音とし、かつDVファンから発生する電源
のリップルをDC出力に影響を及ぼさないような構成と
したものである。
〔作用〕
この考案におけるAVRは、DCファンの使用に対して
DC出力にリップルが出ないようにできる。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第1
図において、(11)〜(18)は従来装置と全く同一のもので
あり、(1)はこの考案によるAVR、(2)はAVR(1)内
部の冷却用のDCファンで、(3)はAVR(1)内部の周囲
温度を検出して上記DCファン(2)をON−OFF制御
する温度検出手段となるバイメタルなどを使用したサー
モスタットである。またDCファン(2)用の電源は、D
C側の高周波を整流した部分から取っている。そしてこ
のAVR(1)は第2図に示すような長方形状の専用ケー
ス(4)に収納されている。この専用ケース(4)内には、上
述したAVR(1)が収納配設されている。さらに上述し
た冷却用のDCファン(2)は専用ケース(4)の上部位置に
取付けられている。また、入力用の端子台(11)は、この
専用ケース(4)の前面部に取付けられている。この専用
ケース(4)はユニット内に引き出し状にて収納され、ユ
ニット内に収納完了したときマザーボードのコネクタと
専用ケース(4)内のコネクタ(16)とが結合されて通電さ
れる。
次に上記のように構成されたAVR(1)の動作について
説明する。動作を、第3図に従って説明する。AVR
(1)にAC100Vが入力され、ONすると、AVR(1)内
部の温度が室温から徐々に上昇しはじめる。温度検出を
行うサーモスタット(3)のバイメタルが55℃でON、
50℃でOFFするように調整されているとすると、サ
ーモスタット(3)の周囲温度が55℃を超えると、DC
ファン(2)が働きはじめ、AVR(1)の冷却を行う。DC
ファン(2)が働きはじめるとAVR(1)の温度は上がらな
くなる。かえって下がる場合の方が多い。外気温が下が
ってきてサーモスタット(3)に設定されている50℃を
下まわると、サーモスタット(3)が動作してDCファン
(2)が止まる。
また、一般にDCファン(2)は極の切換えをスイッチン
グ素子で行っているために、切換時に第4図に示すよう
なリップル電流が一定電流の数倍流れる。このリップル
電流があるとDC出力からファン用電源をとった場合、
DC出力はDCファン(2)のリップル電流により出力変
動を受けてしまうので、この影響がないようにDCファ
ン(2)用の電流は、スイッチングされた高周波交流を整
流した部分からとっている。
なお、上記実施例ではサーモスタット(3)はバイメタル
式のものを用いた場合について説明したが、バイメタル
式でなくてもよく、AVR(1)内の温度を検知,感知し
てDCファン(2)への電圧を連続的に制御してもよく上
記実施例と同様の効果を奏する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、冷却用DCファンの
電源を高周波整流後で平滑前のところから取ったので、
負荷変動によるファンの回転数の変動がないという効果
があり、またファンの発生するノイズは平滑部で除去さ
れるので、質の良い直流出力が得られるという効果があ
る、更に高周波を整流した電源でファンを駆動するの
で、商用電源を整流した場合に比べファンの騒音が小さ
くなると共に回転が安定する効果がる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案の一実施例に係り、第1図は
AVRを示すブロック図、第2図はAVRを示す外観
図、第3図はDCファンの動作説明図、第4図はDCフ
ァンのリップル電流を示す図、第5図は従来のAVRを
示すブロック図である。 図において、(1)はAVR、(2)はDCファン、(3)はサ
ーモスタット、(11)は端子台、(12)はラインフィルター
回路、(13)は整流・平滑回路、(14)はスイッチング回
路、(15)は高周波整流・平滑回路、(16)はコネクタ、(1
7)は発振制御回路、(18)は補助電源回路である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−152365(JP,A) 実開 昭61−147589(JP,U) 実開 昭59−8294(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流の商用電源を入力とし、商用周波数を
    高周波に変換後、高周波を整流・平滑し、平滑後の直流
    出力を供給する直流安定化電源装置において、前面部に
    商用電源である交流100V入力用の端子台を、後面部
    に負荷となるユニットのマザーボードのコネクタに結合
    し通電させるためのコネクタを、さらに上部位置に前記
    直流安定化電源装置の冷却用DCファンを取付けたケー
    スに、前記直流安定化電源装置を収納するとともに、前
    記冷却用DCファンの電源として高周波整流後で平滑前
    の中間出力を使用したことを特徴とする直流安定化電源
    装置。
JP1987178646U 1987-11-24 1987-11-24 直流安定化電源装置 Expired - Lifetime JPH069590Y2 (ja)

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JP1987178646U JPH069590Y2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24 直流安定化電源装置

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JP1987178646U JPH069590Y2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24 直流安定化電源装置

Publications (2)

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JPH0182682U JPH0182682U (ja) 1989-06-01
JPH069590Y2 true JPH069590Y2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=31470254

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US8049373B2 (en) 2006-12-05 2011-11-01 Panasonic Corporation Apparatus for stabilizing power supply of heater housing box cooling apparatus
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JPH0182682U (ja) 1989-06-01

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