JPH0695022B2 - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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Publication number
JPH0695022B2
JPH0695022B2 JP3172825A JP17282591A JPH0695022B2 JP H0695022 B2 JPH0695022 B2 JP H0695022B2 JP 3172825 A JP3172825 A JP 3172825A JP 17282591 A JP17282591 A JP 17282591A JP H0695022 B2 JPH0695022 B2 JP H0695022B2
Authority
JP
Japan
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plate
shaped portion
angular velocity
portions
shaped
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Application number
JP3172825A
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JPH04339210A (ja
Inventor
直樹 原
正孝 内藤
秀一 小菅
Original Assignee
日本電装株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電振動型の角速度セン
サに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の角速度センサとしては、
特開昭58−174854号公報に記載されたものがあ
る。これは図2に示す構成を有している。即ち、金属板
の表裏面に圧電体により形成した駆動部1、1, と、同
じく金属板の表裏面に圧電体により形成した検知部2、
' とを接着剤3、3' を介して互いに直交、配置した
構成である。そして、駆動部1、1, に交流電圧を印加
して該駆動部1、1, の位相を180°ずらして中心軸
Aに対して互いに図中矢印の反対方向へ駆動、振動(な
お、検知部も連れ動く)させ、その振動時に中心軸Aの
回りに角速度が生じると周知のコリオリの力によって検
知部2、2' が駆動部1、1, の振動方向に対して直交
する方向に屈曲し、その屈曲に伴う該検知部2、2'
圧電体に発生する電気信号を測定して角速度を検知する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは駆動部1、1, と検知部2、2' とを直接
に直交、配置して接続した構成であるため、両者の接続
強度が弱く、繰り返しの振動モードによって接続部に疲
労が生じやすく、場合によっては角速度の検知が不可能
になるという問題がある。
【0004】本発明は両板状部分の結合強度を向上する
ことにより、上述の問題を解決しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の点に鑑み
て案出されたものであって、第1の板状部分と、第2の
板状部分とを有し、かつ前記第1の板状部分に圧電体に
より構成された駆動部を、前記第2の板状部分に圧電体
により構成された検知部をそれぞれ形成した構成の角速
度センサであって、前記第1の板状部分の端部の側面と
前記第2の板状部分の端部の側面とが直交関係に配置さ
れるよう、前記両板状部分を金属部材により一体に構成
したという技術的手段を採用したものである。
【0006】
【作用】両板状部分を金属部材により一体に構成したた
め、両板状部分の結合部分の破損を回避できる。
【0007】
【発明の効果】耐久性のよい角速度センサが得られる。
【0008】
【実施例】図1において、40、41は本発明に係わる
金属板であり、例えば厚さ0.5mmのFe−Co−N
i合金製の金属よりなる。金属板40、41はそれぞれ
偏平かつ長方形状の一対の第1の板状部分42、43お
よび一対の第2の板状部分44、45を有する構成であ
る。そして、第1の板状部分42、43の端部の側面
と、第2の板状部分44、45の端部の側面とがL字状
となるように互いに直交関係に配置されており、上記金
属板40、41を曲げ加工にてかかる配置関係を構成す
ることができる。また、第1の板状部分42、43と第
2の板状部分44、45との軸線は互いにオフセットし
てあり、この結果、第2の板状部分は第1の板状部分の
外方に位置している。
【0009】50、51は上記第1の板状部分42、4
3の互いに反対方向の表面に接着により形成された駆動
用圧電体、52、53は上記第2の板状部分44、45
の表面に接着により形成された検知用圧電体であり、こ
れら圧電体50〜53は例えば0.2mm厚さのPZT
セラミックからなる。上記駆動用圧電体50、51の分
極方向は図1の矢印方向としてある。
【0010】60は金属端子部で、該金属端子部60は
第1の板状部分42、43側にて溶接、半田付等で固定
されている。70、71、および72はそれぞれ端子部
である。端子部70は上記検知部としての圧電体50、
51に電気的に接続したリード線80、81を有し、ま
た端子部71は駆動部としての圧電体50、51に電気
的に接続したリード線82、83を有している。
【0011】リード線80、81は第1の板状部分4
2、43の側面縁に沿わせて配置されている。端子部7
2は第1の板状部分42、43および上記リード線80
〜83を介して各圧電体50、51に交流電圧を印加す
るために共通端子部として機能する上記端子部60に電
気的に接続されている。
【0012】上記構成において、次に作動を説明する。
図示しない交流電圧印加源から交流電圧を端子部71お
よび端子部72を介して駆動用圧電体50、51に印加
する。これにより、駆動用圧電体50、51は伸縮作用
を行い、それが第1の板状部分42、43に作用して該
板状部分42、43が図1のごとく180°の位相ずれ
をもって中心軸Aに対して互いに逆方向に対称的に駆
動、振動する。
【0013】かかる振動状態において、中心軸Aの回り
に角速度が生じると、周知のコリオリの力によって検知
部の第2の板状部分44、45が図1の矢印のように屈
曲する。この結果、検知部の圧電体52、53が伸縮作
用を受け、その伸縮に応じた電気信号が端子部70、7
2を介して図示しない検知回路に入力され、ここで上記
角速度を電気的に検知する。なお、駆動用圧電体50、
51、検知用圧電体52、53を第1の板状部分42、
43、第2の板状部分44、45の片側に形成したが、
両側に形成しても勿論よい。
【0014】また、第1の板状部分に検知部を、第2の
板状部分に駆動部を形成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す斜視図である。
【図2】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
40 基板 41 基板 42 第1の板状部分 43 第1の板状部分 44 第2の板状部分 45 第2の板状部分 50 駆動用圧電体 51 駆動用圧電体 52 検知用圧電体 53 検知用圧電体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の板状部分と、第2の板状部分とを有し、かつ前記
    第1の板状部分に圧電体により構成された駆動部を、前
    記第2の板状部分に圧電体により構成された検知部をそ
    れぞれ形成した構成の角速度センサであって、前記第1
    の板状部分の端部の側面と前記第2の板状部分の端部の
    側面とが直交関係に配置されるよう、前記両板状部分を
    金属部材により一体に構成したことを特徴とする角速度
    センサ。
JP3172825A 1991-07-12 1991-07-12 角速度センサ Expired - Lifetime JPH0695022B2 (ja)

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JP3172825A JPH0695022B2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 角速度センサ

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JP58176027A Division JPS6067815A (ja) 1983-09-23 1983-09-23 角速度センサ

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JPH04339210A JPH04339210A (ja) 1992-11-26
JPH0695022B2 true JPH0695022B2 (ja) 1994-11-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003004450A (ja) 2001-06-25 2003-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 角速度および加速度検出用複合センサ

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JPH04339210A (ja) 1992-11-26

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