JPH0695006A - 管内観察装置 - Google Patents

管内観察装置

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JPH0695006A
JPH0695006A JP24388792A JP24388792A JPH0695006A JP H0695006 A JPH0695006 A JP H0695006A JP 24388792 A JP24388792 A JP 24388792A JP 24388792 A JP24388792 A JP 24388792A JP H0695006 A JPH0695006 A JP H0695006A
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博 高橋
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康一 鈴森
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豊美 宮川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺の管の内部観察が容易に実行できる管内
観察装置を提供する。 【構成】 円筒状の筐体4内に、光学系17から撮像素
子18及び後段に信号を処理伝送する信号処理部6まで
が積み重ねられるように接合一体化されて設けられてい
る。また光学系17の前方側には旋回円筒8に起伏可能
に取り付けられた反射鏡13が設けられているので、小
形で長尺の管についても内部の観察対象を損傷すること
なく自在に挿入できる。挿入できる管径の管内壁面の観
察を行うに際しても、反射鏡13によって光軸Pの方向
を変え、旋回円筒8を回転させながら精度を落とすこと
なく容易に実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管等の内部の状況を
観察する管内観察装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、発電設備や各種のプラントはその
構造の複雑さが増すと共に保守点検の際に人間が直接近
付くことができない場所が増大する傾向がある。このよ
うな中で配管の内部の状況を観察するには工業用内視鏡
を使用する以外に適当な方法がない。しかしながら内視
鏡の長さは使用している光ファイバの関係から高々十数
メートルで、そのため人間が直接近付くことができない
場所については観察そのものを行うことが難しい。
【0003】また、人間が近付くことができる場所でも
内視鏡の長さに対して対象とする配管の全長が非常に長
い場合があり、また内視鏡を挿入できる場所も限定され
てしまうので配管の全てを観察することが困難であっ
た。敢えて観察を行おうとする場合には配管の途中の管
壁に挿入孔を穿設しなければならなかった。
【0004】また、内視鏡は光ファイバを使用している
ので、その構造上、内視鏡の太さに近い管径で、内視鏡
が挿入可能な配管の管壁を観察しようとすると、光ファ
イバの屈曲半径が大きく配管内では十分に屈曲せず管壁
を正面から観察することができず、屈曲半径を小さくし
ようとすると画素数が減少し十分精度を有する観察結果
を得ることができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の内
視鏡による管内観察では内視鏡の長さの点から観察領域
に限界があり、また十分な精度の観察結果が得られな
い。このような状況に鑑みて本発明はなされたもので、
その目的とするところは、小形で長尺の管の内部観察が
容易に実行でき、挿入可能な管径の管については管径に
拘らず十分な精度の観察をすることができる管内観察装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の管内観察装置
は、観察対象を捉える光学系と、この光学系で捉えた映
像を光電変換する撮像素子と、この撮像素子からの映像
信号を処理伝送する信号処理部を備え、光学系、撮像素
子及び信号処理部が一体に接合形成されていることを特
徴とするものであり、また、端部に開口を有し略回転対
称に形成された筒状の筐体と、この筐体内に設けられ開
口を通じて観察対象を捉える光学系と、筐体の対称軸に
一致する回動軸の回りに回動すると共に開口を開閉する
方向に起伏する反射鏡と、光学系で捉えた映像の映像信
号を出力する撮像部と、この撮像部からの映像信号を処
理伝送する信号処理部を備えていることを特徴とするも
のであり、さらに、観察対象を捉える光学系とこの光学
系で捉えた映像を光電変換する撮像素子とこの撮像素子
からの映像信号を処理伝送する信号処理部とを一体に接
合形成した撮像モジュールと、略回転対称に形成され撮
像モジュールを連結する基台部と、光学系の光軸方向を
変えるように撮像モジュールの姿勢を制御する姿勢制御
機構とを備えていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された管内観察装置は、光学
系から撮像素子及び後段に信号を処理伝送する信号処理
部までが一体化されたものとなっているので、管内に挿
入される部分を小形のものとすることができ、後段には
処理された信号のみを送り出せばよい。そのため長尺の
管内についても自在に挿入することができ、観察対象を
損傷することなく容易に観察を行うことができる。また
反射鏡等の光学系の光軸の方向を変える手段を備えてい
るため、装置が挿入できる管径の管の内壁面の観察を行
うに際しても精度を落とすことなく容易に実行できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の管内観察装置の実施例を図面
を参照して説明する。
【0009】先ず、本発明の第1の実施例を図1及び図
2により説明する。図1は断面図であり、図2は概略ブ
ロック図である。
【0010】図1において管内観察装置1は、片端部に
開口2を有し他端部が底板3によって閉塞され円筒状に
形成された筐体4を設けて構成されており、筐体4の内
部にはその軸方向に円柱状をなすように制御部5、信号
処理部6及び撮像部7が底板3に順次積み重ねられ一体
に接合されるようにして設けられている。そして筐体4
の内壁面と制御部5、信号処理部6及び撮像部7の間の
間隙には、筐体4の中心軸を回転軸として正逆回転可能
な旋回円筒8が設けられている。旋回円筒8は制御部5
の外面に静止側が固定された、例えば圧電素子や静電素
子で構成される公知の回転機構9によって回転駆動され
る。なお筐体4は図示しない移動手段によって所定の観
察対象のある領域に自在に移動できるようになってい
る。
【0011】また、回転機構9の駆動制御は制御部5に
よって行われ、旋回円筒8の周方向の移動量は、すなわ
ち回転角及び回転角速度は、旋回円筒8の内面に設けら
れたスケール10をこれに対向するよう信号処理部6の
外面に取着されたセンサ11で読み取り、この読み取り
結果を制御部5に入力することによって得ることができ
るようにしてある。
【0012】筐体4の開口2側に位置する旋回円筒8の
端部には、内面側に反射面12を有する反射鏡13が枢
支されており、さらに反射鏡13は旋回円筒8の内壁面
に取り付けられた起伏機構14によって起伏し旋回円筒
8の端部を開閉するように動作する。起伏機構14は旋
回円筒8の内壁面に取り付けられた、例えば圧電素子や
静電素子で構成される公知の駆動素子15と、この駆動
素子15に駆動されることよって軸方向に進退する反射
鏡駆動片16を有し、反射鏡駆動片16の動きによって
反射鏡13の端部を所定量だけ回転させることにより起
伏角を変化させる。なお反射鏡13の起伏角の制御は起
伏機構14を制御部5で制御することによって行われ
る。
【0013】一方、撮像部7には筐体4の開口2側に臨
むようにして旋回円筒8の回転軸に光軸Pを一致させる
光学系17のレンズ群が設けられ、さらに光学系17で
捉えた映像を光電変換する電荷結合素子(CCD)等の
撮像素子18が設けられている。なお光学系17の周囲
には、光学系17の焦点位置の調整を自動的に行う焦点
調整機構19と、光学系17の焦点距離の変更調整を行
う倍率変更機構20が取着されていて、倍率変更機構2
0は制御部5からの制御信号によって変更調整される。
なお焦点調整機構19や倍率変更機構20の各調整・変
更の操作は別途に適宜に設けられた装置によって画像処
理の手法により実施してもよい。
【0014】また、信号処理部6は撮像素子18からの
映像信号を処理し、処理された信号を図2に示す概略の
ブロック図のように信号伝達ケーブル21を通じて筐体
4の外部に設けられた観察部22等に伝送する。観察部
22では、例えば撮像部7で捉えた画像をモニタ23の
画面に写し出すことにより観察者の観察を可能とする。
なお観察者が随時設定する回転機構9や起伏機構14及
び倍率変更機構20等のコントロール条件はコントロー
ラ24を通じて制御部5に伝達することができるように
なっている。
【0015】このように構成された管内観察装置によっ
て配管内部を観察しようとする場合には、先ず図示しな
い移動手段によって該当する配管内の所定位置に筐体4
を移動させる。そして配管内の軸方向を観察する際、す
なわち前方視する際には光学系17の前面を閉塞してい
る反射鏡13を全開にし、図示しない照明手段を点灯さ
せ観察対象を照らし、光学系17が直接捉える配管内の
映像を撮像素子18上に結像する。
【0016】撮像素子18からの映像信号は信号処理部
6で処理され、信号伝達ケーブル21を通じて観察部2
2に伝送される。観察部22ではモニタ23の画面に写
し出された映像を観察者が観察する。この観察で開放し
た反射鏡13の影になって見えない配管内の部位につい
ては、コントローラ24等を通じて回転機構9を駆動
し、旋回円筒8を回転させて反射鏡13の位置を移動さ
せることにより、観察が可能となる。
【0017】また、配管の内壁面を正対して観察する
際、すなわち側方視する際には反射鏡13の起伏角度を
例えば45度とし、反射鏡13の反射面12で反射させ
て光学系17が捉える配管内壁面の映像を撮像素子18
上に結ばせる。さらに配管内壁面を全周に亘って観察す
る時には回転機構9を駆動して旋回円筒8を回転させ、
反射鏡13の反射面12の位置を移動させて観察を行
う。
【0018】上記の通り本実施例によれば、観察部22
と筐体4との間が信号伝達ケーブル21によって接続さ
れているので、この信号伝達ケーブル21を長く繰り出
すことによって長尺の配管内部を観察することができ、
さらに観察部22との間を信号伝達ケーブル21で接続
した筐体4のみを配管内部に送り込めばよいので、配管
内に挿入する際の損傷の程度を非常に軽減できる。な
お、ケーブルの代わりに無線を通信手段として用いても
よい。
【0019】そして、撮像部7や信号処理部6等の必要
部分のみを軸方向に積み重ねるようにして筐体4に収納
しているので、各部相互の接続が強固なものとなりより
信頼性が高いものに構成でき、さらに装置を小形にする
ことができる。
【0020】また、配管の内壁面を正対して観察するこ
とを要するような場合でも、起伏する反射鏡13を設け
ているので筐体4の外形寸法に近い直径を有する細さの
配管の内部までも、反射鏡13の反射面12を介して観
察することができる。
【0021】尚、上述の第1の実施例を構成する各部に
ついては記載したもののみに限定されるものではなく、
例えば以下のように構成してもよい。
【0022】先ず、反射鏡13を起伏する起伏機構につ
いて図3乃至図6により説明する。図3は起伏機構を示
す斜視図であり、図4は圧電モータの斜視図であり、図
5は圧電モータの動作原理を説明するための図であって
図5(a)〜図5(d)は各動作の過程を示す図であ
り、図6は振動片の特性図である。
【0023】図3及び図4において、25は反射鏡13
を起伏する起伏機構であり、これは旋回円筒8の開口2
側の端部に圧電モータ26を設けて構成される。圧電モ
ータ26は電圧を印加することによって変位を生ずる圧
電振動子27がその変位方向の片端面を旋回円筒8に固
定し、他端面にはコ字状の振動部28が固着されてい
る。この振動部28の2つの振動片29,30の根元部
近傍には片側からの切欠き部31,32が設けられてお
り、振動片29,30の間には反射鏡13の外周縁部に
固定されたロータ33が挟み込まれている。
【0024】なお振動片29,30は同じ形状で固有振
動数も同じであり、その重心は圧電振動子27の変位方
向と同方向に振動する切欠き部31,32の振動中心軸
34,35上からずれており、振動片29に関しては振
動中心軸34よりロータ33に近い位置に、振動片30
に関しては振動中心軸35よりロータ33に遠い位置に
それぞれ偏心している。
【0025】このように構成された圧電モータ26の動
作原理を図5及び図6によって説明する。図5(a)は
圧電振動子27に図示しない駆動電源によって正弦波形
の電圧が印加され、この印加電圧の位相が−90度の時
を示している。
【0026】図5(b)の印加電圧の位相が0度になる
と、圧電振動子27がhの伸び変位をし、振動片29,
30はその重心がロータ33に対して逆方向に偏心して
いるため偏心による慣性力の影響で屈曲する。
【0027】そして図5(c)の印加電圧の位相が90
度になると、さらに圧電振動子27がhの伸び変位を
し、屈曲していた振動片29,30は再び真っ直ぐな図
5(a)に示す状態となる。
【0028】次いで図5(d)の印加電圧の位相が18
0度になると、圧電振動子27がhの縮み変位をし、図
5(b)に示す状態の長さに戻る。この時には振動片2
9,30はその重心の偏心による慣性力で図5(b)と
は逆方向に屈曲する。
【0029】そして印加電圧の位相が270度になる
と、再び図5(a)に示す状態に戻り、一連の動作が終
了する。この一連の動作を繰り返すことにより、振動片
29,30のロータ33との接触部位の描く軌跡は、回
転方向が同じで位相が180度異なる楕円軌跡となる。
この楕円軌跡状態にあるとき振動片29,30がロータ
33と摩擦し合うことにより、ロータ33は図4のN1
の向きに回転する。なお圧電振動子27は一般に正の電
圧で使用されるので、この場合も駆動電源の正弦波形電
圧も正の電圧で使用することを考慮すれば、適正なバイ
アス電圧が必要になる。
【0030】そして上述のものでは振動片29,30の
特性は略同一であるため、双方の特性が図6に示した特
性図と一致するものとする。まず、振動片29,30の
共振周波数f0 近傍の周波数f1 を振動片29,30に
与えるように圧電振動子27に電圧を印加する。この
時、圧電モータ26が上記した図5のような動作を行な
いロータ33はN1 の向きに回転する。また共振周波数
0 近傍の周波数f1 と位相が180度異なる周波数f
2 を振動片29,30に与えることにより、振動片2
9,30は図5の状態と正反対の方向に振動するような
位相のずれが生じ、結果的にロータ33は図4のN2
向きに回転する。
【0031】従って、圧電モータ26は振動片29,3
0に与える周波数f1 ,f2 を切替えることによって1
つの圧電振動子27のみで正逆回転が容易に可能とな
る。なお振動片29,30の重心を振動中心軸34,3
5から偏心させるために設けた切欠き部31,32の切
欠き形状は、その断面が円弧状であっても、三角形状あ
るいは四角形状などであってもよい。
【0032】次に、反射鏡の他の構成例について図面を
参照して説明する。
【0033】先ず形状記憶合金(SMA)を用いた第1
の構成例を図7及び図8により説明する。図7は反射鏡
使用時の状態を示す概略側面図であり、図8は反射鏡未
使用時の状態を示す概略側面図である。
【0034】図7において、36は平板状の形状記憶合
金で形成された反射鏡で、加熱されることで反射面12
が光学系17の光軸に対して例えば45度の角度を有す
る形状となるように記憶されて、旋回円筒8に固定され
ている。そして反射鏡36の裏面と旋回円筒8との間に
は、ばね37が引張状態で取り付けられている。このよ
うな状態で反射鏡36が冷却されるとばね37の引張力
によって反射鏡36は図8に示すように、光学系17の
光軸上から外れ視野に入らないように巻き上げられる。
このように形状記憶合金からなる反射鏡36を旋回円筒
8に取り付けて構成されたものであるから、加熱・冷却
を行なうことによって前方視及び側方視を任意に行うこ
とができる。なお形状の記憶は冷却状態を記憶するよう
にしておいてもよい。
【0035】また同じく形状記憶合金を用いた第2の構
成例を図9により説明する。図9は反射鏡の斜視図で、
38は反射鏡で、この反射鏡38は形状記憶合金で形成
された枠39に変形自在な反射膜40を貼ったもので、
電線41に通電することによって加熱し、記憶された形
状に変形させるようにしてある。このように構成された
反射鏡38を第1の構成例と同様に旋回円筒8に取り付
け、加熱・冷却を行なうことによって前方視及び側方視
を任意に行うことができる。
【0036】次に同じく形状記憶合金を用いた第3の構
成例を図10乃至図12により説明する。図10は平面
図であり、図11は断面図であり、図12は記憶状態の
形態を示す側面図である。
【0037】図10及び図11において、反射鏡42は
反射面12を形成する反射膜43と平板状の弾性体44
の間に形状記憶合金製の帯状体45が設けられた積層構
造となっている。そして反射鏡42は冷却された時に弾
性体44によって平坦な形態となるように製作されてお
り、電線41を通じて加熱された時には図12に示すよ
うに帯状体45が形状記憶する渦巻状の形状となるよう
になっている。このように構成された反射鏡42を第1
の構成例と同様に旋回円筒8に取り付け、加熱・冷却を
行うことによって前方視及び側方視を任意に行うことが
できる。
【0038】さらに第4の構成例を図13及び図14に
より説明する。図13は前方視状態を示す側面図であ
り、図14は側方視状態を示す側面図である。
【0039】図13において、反射鏡46は、幅d1
短冊形の複数の反射体47が反射面48を図における上
方に向けた状態で配置間隔d2 で平行に並べられてお
り、ブラインド状に構成されている。そして反射鏡46
は起伏機構14によって旋回円筒8に起伏可能に取り付
けられていて、光学系17の光軸に直交するような位置
にあるとき各反射体47の間の隙間を通して前方視が行
なわれる。また側方視を行なう場合には、図14に示す
ように光学系17の前方側を塞ぐ状態になっている反射
鏡46を起こして行なう。このときの反射鏡46の起伏
角度は、反射体47の幅d1 と配置間隔d2 の関係によ
って決められ、これらの間隔が等しい場合には反射鏡4
6を45度にとる。このように構成された反射鏡46で
は可動に伴う要素部品の軽量化を図ることができる。
【0040】次に、本発明の第2の実施例を図15乃至
図17により説明する。図15は装置の断面図であり、
図16は要部の平面図であり、図17は概略ブロック図
である。
【0041】図15及び図16において管内観察装置4
9は、円筒状の筐体4内に設けられた撮像部50に光学
系17の光軸Pを中心に回転する回転円筒51が設けら
れており、この回転円筒51は歯車や減速機からなる回
転機構52を介し駆動源53によって駆動される。回転
円筒51の前方側の端部に光透過板54が傾斜して取り
付けられており、この光透過板54には光軸Pの延長線
が略中心を通る反射板55が設けられている。また光学
系17の後方側には、例えばプリズム等の反射体56が
配置されており、光学系17で捉えた映像が反射体56
で方向を変えて撮像素子57の撮像面58に結像され
る。
【0042】光学系17で捉える映像は、その前方とな
る配管59の内部軸方向を光透過板54を通して得たも
のと、反射板55を介し側方、すなわち配管59の内壁
面を反射させて得たものであり、撮像素子57の撮像面
58にも前方視像60と側方視像61として結像され
る。なお管内の観察においては軸方向前方の中心部分の
映像は観察対象でないことが多く、特に映像情報がなく
ても観察には差支えない箇所となっている。そのため、
その中心部分の映像の代わりに管壁の映像を当てはめ、
一つの撮像面58に前方視像60と側方視像61を同時
に結像させている。
【0043】そして図17に示すように撮像部50の撮
像素子57で光電変換された映像信号は信号処理部6で
処理され、信号伝達ケーブル21を通じて筐体4の外部
に設けられた観察部62に伝送される。観察部62はセ
ンサコントローラ63とモニタ64で構成され、撮像部
50で捉えモニタ64の画面に写し出された画像を観察
者が観察する。モニタ64では表示切替部65によって
前方視モニタ66と側方視モニタ67にそれぞれ前方視
映像68と側方視映像69が写し出される。
【0044】このように構成した本実施例でも第1の実
施例と同様の作用、効果が得られ、回転円筒51を回転
させることで、筐体4の外形寸法に近い直径を有する細
さの配管の内部までも、反射板55を介して観察するこ
とができる。また一つの撮像素子57で管内部の前方視
映像68と側方視映像69がそれぞれ切換えて観察で
き、同時にも観察できる。
【0045】次に、上記各実施例の反射鏡起伏機構等に
適用可能な駆動装置の変形例を図18及び図19により
説明する。図18は平面図であり、図19は駆動ユニッ
トの作動時の平面図である。
【0046】図18において、駆動装置70は複数の駆
動ユニット71が連結手72を介して直列に連設されて
おり、両端の駆動ユニット71には接続手73が設けら
れている。駆動ユニット71は、例えば略ダイヤフラム
状に形成された一対の弾性体74,75を周縁部分に絶
縁体76を挟み一体にすることで構成され、弾性体7
4,75は互いの方向に弾性変形容易な形状となってい
る。そして各弾性体74,75にはそれぞれリード線7
7,78を通じて異なる極性の電圧が印加されるように
なっている。
【0047】このため図19に示すように弾性ユニット
71は弾性体74,75に異なる極性の電圧が印加され
ると静電力によって引き合い変形し、弾性体74,75
間の間隔が狭まる。そして複数の駆動ユニット71を連
結手72によって連結する駆動装置70は、両端の接続
手73間に各駆動ユニット71の変形量を合計した分の
変形を実現する。なお電圧を印加する駆動ユニット71
の数を変えるように制御することによって、また各駆動
ユニット71への印加電圧をそれぞれ制御可能とするこ
とによって駆動装置70のより細かい変形量の調節が可
能となる。
【0048】次に、上記各実施例の光学系に適用可能な
変形例を図20乃至図22により説明する。図20乃至
図22は各変形例の断面図で、いづれも焦点距離可変レ
ンズである。
【0049】まず、第1の変形例を説明する。図20に
おいて、レンズ79は透明材料で形成され所定の曲率の
曲面を持った一対の弾性体80,81を周縁部分に絶縁
体82を挟み、同一光軸上に一体にすることによって構
成され、弾性体80,81は互いの方向に弾性変形容易
な形状となっている。そして各弾性体80,81にはそ
れぞれリード線83,84を通じて電圧が印加可能とな
っている。
【0050】このため弾性体80,81に電圧を印加す
ると弾性体80,81が変形し、また印加電圧の値を変
えることによって変形量が変化し、焦点距離が可変のレ
ンズ79が得られる。
【0051】次に第2の変形例を説明する。図21にお
いて、レンズ85は透明材料で形成され所定の曲率の曲
面を持った複数の弾性体86,87,88,89を周縁
部分に絶縁体90,91,92を挟み、同一光軸上に一
体にすることによって構成され、弾性体86,87,8
8,89は互いの方向に弾性変形容易な形状となってい
る。そして各弾性体86,87,88,89にはそれぞ
れリード線93,94,95,96を通じて電圧が印加
可能となっている。
【0052】このため弾性体86,87,88,89に
電圧を印加すると弾性体86,87,88,89が変形
し、また印加電圧の値を変えることによって変形量が変
化し、焦点距離が可変のレンズ85が得られる。
【0053】次に第3の変形例を説明する。図22にお
いて、レンズ97は透明材料で形成され所定の曲率の曲
面を持った弾性体98と、透明材料で形成された弾性体
98に比べ変形し難い平板体99とを周縁部分に絶縁体
100を挟んで一体にすることによって構成され、弾性
体98は平板体99の方向に弾性変形容易な形状となっ
ている。そして弾性体98と平板体99にはそれぞれリ
ード線101,102を通じて電圧が印加可能となって
いる。
【0054】このため弾性体98と平板体99に電圧を
印加すると弾性体98が変形し、また印加電圧の値を変
えることによって変形量が変化し、焦点距離が可変のレ
ンズ97が得られる。
【0055】なお上記の各変形例で周縁部分に絶縁体を
挟み一体に構成された弾性体の間に、透明な液体などを
封入してレンズの屈折率を調整するようにしてもよい。
【0056】次に、上記実施例の旋回円筒8の回転等に
適用可能な回転機構の構成例を図面を参照して説明す
る。
【0057】先ず、第1の構成例を図23及び図24に
より説明する。図23は軸方向の要部断面図であり、図
24は軸直交方向の断面図である。
【0058】図23及び図24において、103は回転
機構で、筐体4の底板3にはモータ等の駆動源104が
設けられ、また底板3の中心部には底部スタッド105
が植設されている。この底部スタッド105にはぜんま
い等の弾性エネルギ保存部材106の一端部が固定さ
れ、弾性エネルギ保存部材106の他端部は旋回円筒8
の底壁部の内面に固定されている。これによって常時は
弾性エネルギ保存部材106に保存されたエネルギによ
って旋回円筒8は回転可能となっている。そして筐体4
の内面には公知の手段を用いたクラッチ要素107が旋
回円筒8の底壁部の外面に対向するように形成されてい
て、作動信号の印加によって旋回円筒8を筐体4に対し
固定状態あるいは解放状態に設定することができ、クラ
ッチ要素107をオンオフ制御することで旋回円筒8の
回転が制御される。
【0059】また、弾性エネルギ保存部材106に保存
されたエネルギが完全に解放された状態、あるいは一部
解放された状態でも、駆動源104を動作状態にしてク
ラッチ要素107を固定状態にすれば、駆動源104の
回転によって弾性エネルギ保存部材106へのエネルギ
の保存が可能となる。
【0060】このように構成されたものでは、旋回円筒
8の回転制御がクラッチ要素107をオンオフするだけ
で精度よく行うことができ、また駆動源104として用
いるモータ等も力さえ発生すればよく回転精度や回転速
度は問題とならず、性能管理が困難な微小機械への適用
が有効なものとなる。
【0061】次に、第2の構成例を図25により説明す
る。図25は軸方向の要部断面図である。
【0062】図25において、108は回転機構で、筐
体4の底板3にはその中心部に底部スタッド105が植
設されている。この底部スタッド105には互いに逆方
向にエネルギを解放する弾性エネルギ保存部材109,
110の一端部が固定され、弾性エネルギ保存部材10
9,110の他端部はクラッチ要素111,112にそ
れぞれ固定されている。また二つの弾性エネルギ保存部
材109,110の間にはモータ113が設けられてい
る。モータ113は底部スタッド105に固定子が取着
されたアウタロータ型で、固定子と回転子は互いにロッ
ク可能となっている。そしてクラッチ要素111,11
2はモータ113の回転子あるいは旋回円筒8の底壁部
内面に選択的に固定状態と解放状態を実現できる。
【0063】従ってモータ113がロック状態にあり、
クラッチ要素111が旋回円筒8の内面に固定され、ク
ラッチ要素112がモータ113の回転子に固定されれ
ば弾性エネルギ保存部材109のエネルギが解放される
方向に旋回円筒8は回転する。クラッチ要素111,1
12の固定状態が逆であれば旋回円筒8の回転方向は逆
の方向となる。
【0064】また、クラッチ要素111が旋回円筒8の
内面に固定されクラッチ要素112がモータ113の回
転子に固定された状態でモータ113を起動すると、回
転子の回転にともない弾性エネルギ保存部材110にエ
ネルギの蓄積が可能となる。クラッチ要素111,11
2の固定状態が逆で、モータ113の回転子の回転方向
を逆方向とすれば、弾性エネルギ保存部材109にエネ
ルギの蓄積が可能となる。このため弾性エネルギ保存部
材109,110のエネルギを完全に解放して旋回円筒
8が回転不能となることが防止できる。
【0065】次に、第3の構成例を図26により説明す
る。図26は軸方向の要部断面図である。
【0066】図26において、114は回転機構で、二
つの互いに逆方向にエネルギを解放する弾性エネルギ保
存部材115,116を備えている。すなわち筐体4の
内面に一方の弾性エネルギ保存部材115の一端部が取
着され、他端部はクラッチ要素117によって筐体4の
底板3あるいは旋回円筒8の底壁部内面に選択的に固定
状態が実現できる。また筐体4の底板3にはその中心部
に底部スタッド118が植設されている。この底部スタ
ッド118には他方の弾性エネルギ保存部材116の一
端部が取着され、他端部はクラッチ要素119によって
旋回円筒8の壁部内面あるいは底部スタッド118の中
間部に固定された固定板120に選択的に固定状態が実
現できる。
【0067】従って、弾性エネルギ保存部材115の他
端部がクラッチ要素117によって旋回円筒8の底壁部
内面に固定され、弾性エネルギ保存部材116の他端部
がクラッチ要素119によって底部スタッド118の固
定板120に固定されていると、旋回円筒8は弾性エネ
ルギ保存部材115がエネルギを解放する方向に回転す
る。クラッチ要素117,119の固定状態が逆であれ
ば旋回円筒8の回転方向は逆の方向となる。
【0068】さらに、底板3にはモータ121が設けら
れ、その回転子にクラッチ要素117が固着することで
クラッチ要素117の底板3への固定状態が形成される
ようなっている。そしてクラッチ要素117を回転子に
固定し、クラッチ要素119を旋回円筒8の壁部内面に
固着し、また筐体4の内面と設けられたさらに別のクラ
ッチ要素122によって旋回円筒8を固着すれば、モー
タ121の回転にともない弾性エネルギ保存部材11
5,116にエネルギの蓄積が可能となる。
【0069】次に本発明の第3の実施例を図27を参照
して説明する。
【0070】図27は概略断面図で、123は撮像モジ
ュールで、レンズや焦点調節機構及び倍率調節機構を内
蔵する光学系124と、この光学系124で捉えた映像
を光電変換する撮像素子125と、これら光学系124
や撮像素子125の動作状態を制御すると共に、図示し
ない信号伝達ケーブルを通じて後段に撮像素子125の
映像信号を伝送する信号処理部126とが略光学系12
4の光軸方向に積み重なるように接合一体化されて構成
されている。また127は雲台光学系制御部128を内
蔵する基台部で、互いの略球面状に形成された面を対向
させるように位置させた基台部127と撮像モジュール
123の間には、例えば上述した駆動機構等によって構
成される撮像モジュール123の姿勢制御機構の旋回/
起伏素子129が取り付けられている。そして撮像モジ
ュール123をアジマスとエレベーションの2方向に駆
動するようになっている。
【0071】さらに、撮像モジュール123の側面部に
はスタッド130が植設されており、このスタッド13
0には一端部が基台部127に固定されたばね要素13
1の他端部が取着され、基台部127と撮像モジュール
123間の機構的な要因に伴うがたつきが解消可能とな
っている。また基台部127と撮像モジュール123と
の間には可撓性を有する信号線132が設けられ、信号
処理部126からの映像信号等が基台部127を通じて
後段に送り出されるようになっている。
【0072】このように構成されているので、後段から
の制御信号等によって雲台光学系制御部128が制御動
作して、基台部127を所定の位置に静止させた状態で
旋回/起伏素子129が動作することによって撮像モジ
ュール123が駆動される。そして光学系124の光軸
Pの方向が自在に変えられるので光学系124で捉える
対象部分を任意に選択することができ、例えば配管の内
壁面等の所望する部位の映像を図示しない観察部のモニ
タを通じ観察することができる。
【0073】このため本実施例においても第1の実施例
と同様の作用、効果が得られる。
【0074】次に本発明の第4の実施例を図28を参照
して説明する。
【0075】図28は概略断面図で、撮像モジュール1
23と基台部127とは、基台部127の中心軸に対し
て180度位相が異なる位置にそれぞれ対を成して設け
られた撮像モジュール123の姿勢を制御するインチワ
ームリンク機構133によって連結されている。インチ
ワームリンク機構133は撮像モジュール123の側面
部に設けられたユニバーサルジョイント134に関節1
35で屈曲するリンク136の一端部が接続され、リン
ク136の他端部が基台部127のガイド137内を中
心軸方向に進退するように駆動される電磁圧電型インチ
ワーム138を設けて構成されている。
【0076】電磁圧電型インチワーム138は、軸方向
に積層された圧電素子139と、この積層方向先端部に
固着された電磁石140を備えており、電磁石140を
励磁してリンク136の他端部を吸着した状態で圧電素
子139に電圧を印加することで圧電素子139の変位
方向にリンク136が移動する。これによりリンク13
6によって接続された撮像モジュール123と基台部1
27の相対位置が変化する。
【0077】そして、対を成すインチワームリンク機構
133を伸縮の向きを協調的に互いに逆方向に制御する
ことで、基台部127を所定の位置に静止させた状態で
撮像モジュール123の向きを変更することができる。
そして光学系124の光軸Pの方向が自在に変えられる
ので光学系124で捉える対象部分を任意に選択するこ
とができ、第3の実施例と同様に、例えば配管の内壁面
等の所望の部位の映像を図示しない観察部のモニタを通
じ観察することができる。
【0078】このため本実施例においても第1の実施例
と同様の作用、効果が得られる。
【0079】次に本発明の第5の実施例を図29を参照
して説明する。
【0080】図29は概略断面図で、撮像モジュール1
23と基台部127とはストリング機構141によって
連結されると共に、これにより撮像モジュール123の
姿勢が制御される。ストリング機構141は、撮像モジ
ュール123の側面部の中心軸に対して180度位相が
異なる位置に両端部が固定され、中間部が基台部127
に設けられたストリングガイド142を通るワイヤ等の
ストリング部材143と、基台部127に設けられたス
トリング部材143の中間部を、例えば掻くようにして
片方向から他方向に順送り移動させる駆動素子144を
備えて構成されている。
【0081】そして、駆動素子144によって、撮像モ
ジュール123の両側面間にストリングガイド142を
介して張設されたストリング部材143を一方向から他
方向に順送り移動させると、ストリング部材143が引
き込まれた側面側に撮像モジュール123は向きを変え
る。またストリング部材143を逆方向に移動させるこ
とによって、撮像モジュール123の向きを逆方向に変
えることができる。光学系124の光軸Pの方向が自在
に変えられるので光学系124で捉える対象部分を任意
に選択することができ、第3の実施例と同様に、例えば
配管の内壁面等の所望する部位の映像を図示しない観察
部のモニタを通じ観察することができる。
【0082】このため本実施例においても第1の実施例
と同様の作用、効果が得られる。
【0083】続いてさらに、上記の各実施例に適用可能
な光学系の絞り機構の構成例を図面を参照して説明す
る。
【0084】先ず、第1の構成例を図30及び図31に
より説明する。図30は概略側面図であり、図31は平
面図であり、図においてレンズ145の光軸上に絞り機
構146が設けられ、これによってレンズ145を透過
し後段に送り込まれる光量の制限がなされる。レンズ1
45の前方に配置された絞り機構146は、複数の同心
の略円環状絞り部147でなる液晶パターン148を備
える平円板状のもので、液晶パターン148の各絞り部
147にはリード線149が接続されている。
【0085】そして、各リード線149を通じて各絞り
部147への通電状態を制御し、制御状態を組み合わせ
ることによって光が通過する絞り部147の面積を変
え、液晶パターン148を通過する光量を自在に変化さ
せることができるようになっている。このように本構成
例では可動部等がないため軽量小型で信頼度の高いもの
が実現できる。
【0086】次に、第2の構成例を図32により説明す
る。図32は平面図であり、図において絞り機構150
は、複数の短冊状の列で形成された絞り部151を有す
る液晶パターン152を備える平円板状のもので、液晶
パターン152の各絞り部151にはリード線153が
接続されている。
【0087】そして、各リード線153を通じて各絞り
部151への通電状態を制御し、制御状態を組み合わせ
ることによって光が通過する絞り部151の面積を変
え、液晶パターン152を通過する光量を自在に変化さ
せることができるようになっている。このため第1の構
成例と同様の効果が実現できる。
【0088】尚、本発明は上記の各実施例及びこれらの
実施例に適用可能な構成例等のみに限定されるものでは
なく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得
るものである。
【0089】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、装置を小形化することができ、長尺の管の内部観察
も容易に実行できると共に、挿入可能な管径の管につい
ては管径に拘らず十分な精度の観察を行うことができる
等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例における概略ブロック図
である。
【図3】起伏機構の他の構成例の斜視図である。
【図4】圧電モータの斜視図である。
【図5】圧電モータの動作原理を説明するための図であ
る。
【図6】振動片の特性図である。
【図7】反射鏡の第1の構成例における使用時の概略断
面図である。
【図8】反射鏡の第1の構成例における未使用時の概略
断面図である。
【図9】反射鏡の第2の構成例の斜視図である。
【図10】反射鏡の第3の構成例の平面図である。
【図11】反射鏡の第3の構成例における断面図であ
る。
【図12】反射鏡の第3の構成例における記憶状態の形
態を示す側面図である。
【図13】反射鏡の第4の構成例の前方視状態を示す側
面図である。
【図14】反射鏡の第4の構成例における側方視状態を
示す側面図である。
【図15】本発明の第2の実施例の断面図である。
【図16】本発明の第2の実施例における要部の平面図
である。
【図17】本発明の第2の実施例における概略ブロック
図である。
【図18】駆動装置の変形例の平面図である。
【図19】駆動装置の変形例における駆動ユニットの作
動時の平面図である。
【図20】光学系の第1の変形例の断面図である。
【図21】光学系の第2の変形例の断面図である。
【図22】光学系の第3の変形例の断面図である。
【図23】回転機構の第1の構成例の軸方向の要部断面
図である。
【図24】回転機構の第1の構成例における軸直交方向
の断面図である。
【図25】回転機構の第2の構成例の軸方向の要部断面
図である。
【図26】回転機構の第3の構成例の軸方向の要部断面
図である。
【図27】本発明の第3の実施例の概略断面図である。
【図28】本発明の第4の実施例の概略断面図である。
【図29】本発明の第5の実施例の概略断面図である。
【図30】絞り機構の第1の構成例の概略側面図であ
る。
【図31】絞り機構の第1の構成例における平面図であ
る。
【図32】絞り機構の第2の構成例の概略側面図であ
る。
【符号の説明】
2…開口 4…筐体 6…信号処理部 7…撮像部 8…旋回円筒 9…回転機構 12…反射面 13…反射鏡 14…起伏機構 17…光学系 18…撮像素子 21…信号伝達ケーブル P…光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 肇 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察対象を捉える光学系と、この光学系
    で捉えた映像を光電変換する撮像素子と、この撮像素子
    からの映像信号を処理伝送する信号処理部を備え、前記
    光学系、撮像素子及び信号処理部が一体に接合形成され
    ていることを特徴とする管内観察装置。
  2. 【請求項2】 端部に開口を有し略回転対称に形成され
    た筒状の筐体と、この筐体内に設けられ前記開口を通じ
    て観察対象を捉える光学系と、前記筐体の対称軸に一致
    する回動軸の回りに回動すると共に前記開口を開閉する
    方向に起伏する反射鏡と、前記光学系で捉えた映像の映
    像信号を出力する撮像部と、この撮像部からの映像信号
    を処理伝送する信号処理部を備えていることを特徴とす
    る管内観察装置。
  3. 【請求項3】 観察対象を捉える光学系とこの光学系で
    捉えた映像を光電変換する撮像素子とこの撮像素子から
    の映像信号を処理伝送する信号処理部とを一体に接合形
    成した撮像モジュールと、略回転対称に形成され前記撮
    像モジュールを連結する基台部と、前記光学系の光軸方
    向を変えるように前記撮像モジュールの姿勢を制御する
    姿勢制御機構とを備えていることを特徴とする管内観察
    装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129977A1 (en) * 2005-06-02 2006-12-07 Cleanpipe Eng. & Const. Co., Ltd. Method and device for simultaneously outputting images of internal front and lateral sides of a pipe
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