JPH0694243A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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Publication number
JPH0694243A
JPH0694243A JP24439592A JP24439592A JPH0694243A JP H0694243 A JPH0694243 A JP H0694243A JP 24439592 A JP24439592 A JP 24439592A JP 24439592 A JP24439592 A JP 24439592A JP H0694243 A JPH0694243 A JP H0694243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
cooling air
heating
heating chamber
magnetron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24439592A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Mizuta
功 水田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP24439592A priority Critical patent/JPH0694243A/ja
Publication of JPH0694243A publication Critical patent/JPH0694243A/ja
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、オーブン機能を備えた高周波加熱
装置に関し、特に、オーブン機能時の熱効率の優れた、
小型のシャッター構造を実現することを目的とするもの
である。 【構成】 シャッター29が開いている電子レンジ機能
時には、冷却風がマグネトロン23を冷却した後エアー
ダクト28を通り通気口30から加熱室21へ導かれて
換気される。シャッター29は、駆動装置25より通気
口30に平行なスライド動作を行い通気口30の開口部
を開閉動作を行う。また、シャッター29の閉じている
オーブン機能時は、冷却風はエアーダクト28およびマ
グネトロン23の通風路が妨げられるため加圧状態にな
り、冷却風は導波管22の上部およびマグネトロン23
の下部を通り電気室31に流れるため、加熱室21へは
冷却風は入らない構成になっており、熱効率の向上およ
び小型化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マグネトロンによる第
1の加熱手段と、電熱あるいはガス等の第2の加熱手段
を具備した高周波加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マグネトロンによる電子レンジ機
能の他に電熱ヒータあるいはガス等の第2の加熱手段に
よるオーブン機能を有するオーブン電子レンジが多く提
供されている。
【0003】従来、この種の加熱装置には、図3および
図4に示すように、エアーダクト8とエアーダクト8内
に加熱室1と通じる通気口10を開閉するためのシャッ
ター9とそのシャッター9を動作させるための駆動装置
5を備えた構成になっており、このシャッター9がある
点を中心とした回転運動を利用することにより、通気口
10の開口部を開閉するようになっていた。このように
して、通気口10が開いた状態にあるとき冷却風の一部
を加熱室1に導入し、通気口10が閉じた状態のときは
エアーダクト8に設けた排気口7を通り電気室11の冷
却を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、シャッター9の開閉が回転動作を利用
しているため、シャッター9の先端部の可動範囲が大き
いために、大きなスペースが必要になると共に、シャッ
ター9の密閉性を高めるために、エアーダクト8および
加熱室1の壁面12にシャッター9が接するようになっ
ている、シャッター9がエアーダクト8および加熱室1
の壁面12に接しているために開閉時に衝撃音が発生す
る。また、シャッター9の開閉が回転動作を利用してい
るため、複雑な構造になる等の問題を有していた。
【0005】さらに、第2の加熱手段によるオーブン機
能時には、シャッター9の壁面を冷却風が通り加熱室1
内の熱エネルギーを冷却風が奪い熱効率の低下につなが
っていた。
【0006】本発明は、上記課題を解決するもので、小
型のシャッター構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、加熱室の壁面に設けた通気口とエアーダ
クトと、そのエアーダクト内に前記通気口に平行に設け
たシャッターと、そのシャッターは一枚または複数枚よ
り構成されており、前記シャッターの開閉駆動を行う駆
動装置とを備え、前記シャッター装置は前記第1の加熱
手段の使用時には前記シャッターを開いた状態になり、
前記第2の加熱手段の使用時には前記シャッターを閉じ
た状態になり、前記駆動装置は前記加熱室の壁面に設け
た通気口と、前記エアーダクト内に設けた前記シャッタ
ーをスライド動作するようにした構成としたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明は、上記した構成により、シャッター動
作を平行にスライドさせるだけでよいため、シャッター
の開閉動作の移動範囲を小さくすることができると共
に、エアーダクトの密閉性を向上することができる。ま
た、シャッターを閉じた状態において、エアーダクトお
よびマグネトロンの通風路に、加圧状態を発生させるこ
とができ加熱室へは冷却風は入らなくなるため、加熱室
の壁面の熱が冷却風に奪われないようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1およ
び図2を参照しながら説明する。
【0010】図1は、本発明による高周波加熱装置の一
実施例を示すもので、シャッターが開いている状態を示
すものである。図2は、前記シャッターが閉じた状態を
示すものである。
【0011】第一の加熱手段の動作時は、図1に示すよ
うに、加熱室21へは、マグネトロン23で発生した高
周波が導波管22を介して導入され被加熱物を加熱す
る。マグネトロン23は、冷却ファン24の冷却風によ
り冷却される。この冷却風の一部は、マグネトロン23
を冷却した後エアーダクト28に導かれ、シャッター2
9が開いた状態であるので加熱室21の壁面32に設け
られた通気口30から加熱室21へ導かれる。第2の加
熱手段の動作時は、図2に示すように、シャッター29
が通気口30をふさいでいるため、エアーダクト28内
の通風路の風の流れが妨げられこの部分が加圧状態にな
る。このため冷却風は、導波管22の上部およびマグネ
トロン23の下部を通り電気室31に流れ、加熱室21
へは入らない。
【0012】本発明のシャッター開閉機構について以下
図1および図2を用いてその動作を説明する。
【0013】図1は、第1の加熱手段時のシャッター2
9が開いている状態を示すもので、冷却ファン24の冷
却風の一部は、マグネトロン23を冷却した後エアーダ
クト28に導かれ、加熱室21の壁面32に設けられた
通気口30から加熱室21へ導かれ、加熱室21は換気
される。シャッター29の開閉動作は、駆動装置25と
シャッター29をつなぐ連結具26により駆動装置25
の動力をシャッター29に伝え、加熱室21の壁面32
に設けられた通気口30に平行なスライド動作を行う。
次に図2は、シャッター29の閉じている状態のオーブ
ン機能を示すもので、冷却ファン24の冷却風はエアー
ダクト28およびマグネトロン23の通風路の風の流れ
が妨げられ加圧状態になり、冷却風は導波管22の上部
およびマグネトロン23の下部を通り電気室31に流れ
るため、加熱室21へは冷却風は入らない。
【0014】このように本発明の実施例のシャッター機
構によれば、加熱室21の壁面32に設けられた通気口
30とシャッター29との間に可動に必要な最小限のス
キマを設け平行なスライド動作による開閉を行うことに
より密閉性能が良くなると共に、シャッター29の可動
範囲を小さくすることができシャッター機構全体の構造
を小さくすることが可能になる。また、図2は第2の加
熱手段時の、シャッター29を閉じた状態を示すもの
で、エアーダクト28内は加圧状態になりエアーダクト
28側を冷却風が流れないため熱エネルギーを奪われな
くなり熱効率が向上する。
【0015】なお、シャッター29のスライドは上下方
向でも左右方向でも前記通風口30を開閉できる方向な
らばいずれの方向でもよい。
【0016】また、本実施例では駆動装置25の連結具
26をエアーダクト28の外側に設けた例を示したが、
連結具26はエアーダクト28の内側に設けてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
よれば加熱室の壁面に設けられた通気口とシャッターと
の間にシャッターが可動に必要な最小限のスキマを設け
通気口に平行なスライド動作でシャッター開閉を行うこ
とにより密閉性能が良くなる。しかも、シャッターはス
ライド動作による単純な往復運動になるため可動範囲が
小さくなり小型化が可能になり、従来と同じ製品外形で
あれば加熱室を大きくでき、また、従来と同じ加熱室で
あれば製品外形が小さくできる。なお構造も単純化でき
従来のような衝撃音がでなくなる。
【0018】また、第2の加熱手段の使用時において、
冷却風の影響によりシャッター部から加熱室内部の熱エ
ネルギーを奪うことがなくなり熱効率が良くなり、加熱
室内の温度の立ち上がり性能が向上し加熱性能が良くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である高周波加熱装置のシャ
ッターが開いた状態の要部断面図
【図2】同高周波加熱装置のシャッターが閉じた状態の
要部断面図
【図3】従来の高周波加熱装置のシャッターが開いた状
態の要部断面図
【図4】同シャッターが閉じた状態の要部断面図
【符号の説明】
21 加熱室 23 マグネトロン(第1の加熱手段) 24 冷却ファン 25 駆動装置 28 エアーダクト 29 シャッター 30 通気口 32 壁面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を収納する加熱室と、この加熱
    室を加熱するために高周波エネルギーを供給する第1の
    加熱手段と熱エネルギーを供給する第2の加熱手段と、
    前記第1の加熱手段を冷却する冷却ファンと、この冷却
    ファンにより第1の加熱手段を冷却した冷却風を前記加
    熱室に導くエアーダクトと、このエアーダクトと前記加
    熱室との間の加熱室の壁面に設けた通気口と、この通気
    口の開閉を行うために前記壁面に平行に移動するシャッ
    ターと、このシャッターの駆動する駆動装置を備え、前
    記駆動装置は前記第1の加熱手段の使用時には前記シャ
    ッターを開いた状態とし、前記第2の加熱手段の使用時
    には前記シャッターを閉じた状態とするように駆動する
    構成からなる高周波加熱装置。
JP24439592A 1992-09-14 1992-09-14 高周波加熱装置 Pending JPH0694243A (ja)

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JP24439592A JPH0694243A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 高周波加熱装置

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JP24439592A JPH0694243A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 高周波加熱装置

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JP24439592A Pending JPH0694243A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 高周波加熱装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1067823A2 (en) * 1999-07-06 2001-01-10 Lg Electronics Inc. Air duct in multi-purpose microwave oven
US6433323B2 (en) * 1999-08-27 2002-08-13 Lg Electronics Inc. Damper apparatus for a microwave oven
CN102393053A (zh) * 2011-11-25 2012-03-28 侯全舵 排风转换装置
CN102401509A (zh) * 2011-11-25 2012-04-04 侯全舵 排风转换装置

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