JPH069408Y2 - シーソースイッチ構造 - Google Patents

シーソースイッチ構造

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JPH069408Y2
JPH069408Y2 JP11884688U JP11884688U JPH069408Y2 JP H069408 Y2 JPH069408 Y2 JP H069408Y2 JP 11884688 U JP11884688 U JP 11884688U JP 11884688 U JP11884688 U JP 11884688U JP H069408 Y2 JPH069408 Y2 JP H069408Y2
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seesaw switch
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seesaw
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switch
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博章 上田
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 例えば電装品において、シーソースイッチを取り付ける
前面板にスペーサにより固定されるシャフトと、上記シ
ーソースイッチの操作ボタンに形成され、上記シャフト
と嵌合する嵌合部とを有するシーソースイッチ構造であ
って、スイッチ支点の構造が簡単になると共にスイッチ
の占有面積の節減が図れる。
〔産業上の利用分野〕
本考案は接点を選択的にオン、オフするシーソースイッ
チの構造に関するものである。
例えば、オーディオ装置等の電装品における各種機能
を、ユーザーが自由に選択することができるように、上
記電装品の前面部に多数のシーソースイッチが設けられ
ている。
〔従来の技術〕
第4図は一般のシーソースイッチの基本構成を示す斜視
図である。なお、ここでは、上下2個の接点12,12′を
有する単一のシーソースイッチ1を代表例として示す。
また、支点10の構造は簡略化して示す。
第4図において、シーソースイッチ1の主要部は、基板
等の部材8に固定されたオン、オフ用の2個の接点12,1
2′と、この接点12,12′を押圧操作する操作ボタン11
とから構成される。さらに、この操作ボタン11の操作
面において、シーソースイッチ1の各々の機能を文字等
により表示して(第4図中のAM/FM)操作ボタン1
1の有効利用を図っている。もしユーザーがこの操作ボ
タン11の上下部のいずれか一方、例えば上部を指等で
押圧操作すれば、支点10を中心にして一方の押圧部1
3が下方に移動して接点12がオンとなりユーザーの選
択したスイッチ機能(この場合はAM)が実行される。
次に、上記シーソースイッチ1を電装品の前面部に取り
付けて使用する場合のシーソースイッチ1の構造につい
て説明する。通常は、第5図に示すように、各種機能を
有する複数個のシーソースイッチ1を電装品の前面部の
前面板2に取り付けるが、ここでは、単一のシーソース
イッチ1のみを取り付けた状態を代表例として説明す
る。
第6A図および第6B図は従来のシーソースイッチ構造
の第1例を示す図であり、第6A図はその正面図、第6
B図は第6A図のE−E断面図である。なお、一般に操
作ボタン11の操作面上には、文字の部分以外は不透明
な塗膜が形成されている(第8B図)が、第6A図にお
いては、支点10の構造がよくわかるように、操作面が
透明であるとしている。また、押圧部13,13′および接
点12,12′の記載は省略する。
ここでは、操作ボタン11の裏面の一部に一対の凸部1
4を設け、さらに文字照明用の導光板5の一部に上記凸
部14と係合する一対の凹部6を設けることにより支点
10を形成している。すなわち、操作ボタン11の裏面
において凸部14と凹部6とが接触する部分を支点10
としている。
第7A図および第7B図は従来のシーソースイッチ構造
の第2例を示す図であり、第7A図はその正面図、第7
B図は第7A図のF−F断面図である。なお、第7A図
においても、操作ボタン11の操作面は透明であるとし
ている。
ここでは、まず操作ボタン11の中央部の両側に孔15
を有する溶着片16を設け、この孔15に、前面板2に
形成された突出部20(第7B図)を通しておく。その
後、突出部20を溶着加工して溶着片16を前面板2に
固定すれば、操作ボタン11と溶着片16との境界部に
支点10(第7B図)が形成される。上記操作ボタン1
1を押圧操作すれば、溶着片16の支点10付近がねじ
れによる弾性変形を起こして接点がオン、オフする。
第8A図および第8B図は従来のシーソースイッチ構造
の第3例を示す図であり、第8A図はその正面図、第8
B図は第8A図のG−G断面図である。なお、ここで
は、導光板5(第7A図または第7B図)の記載は省略
する。また、第8B図においては、これまで記載を省略
した不透明な塗膜18を図示している。シーソースイッ
チ1の操作ボタン11は一般に導光性であり、上記塗膜
18上にレーザーマーキング等によりスイッチ機能表示
用の文字を形成すれば、この文字の部分のみが操作面照
明により表示されるようになる。
この場合は、操作ボタン11の中央部の両側に摺動部1
7を設け、この摺動部17が前面板2の内側と接触する
部分に支点10(第8B図)が形成される。さらに、上
記操作ボタン11を無理なく押圧操作することができる
ように、基板等の部材8(第8B図)上の摺動部材17
と接触する部分に摺動用突起部9(第8B図)を設けて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のとおり、従来は導光板5の一部または操作ボタン
11の中央部両側にシーソースイッチ1の支点10を形
成していた。そのため、次のような不都合が生ずる。
従来の第1例(第6A図および第6B図)においては、
導光板5の一部に支点10を形成するために導光板5の
面積を広く取れない。その結果、操作面全体の文字を充
分照明することができないおそれがある。その上、支点
10の構造が複雑になり、スイッチ組立のための工数が
かかる。
従来の第2例(第7A図および第7B図)においては、
溶着部16が確実に前面板2に溶着され、かつ容易に弾
性変形を起こすことができるように、溶着部16の面積
を充分大きくしなければならない。その結果、1個のシ
ーソースイッチ1の占有面積が大きくなるので、前面板
2に取り付けられるシーソースイッチ1の個数が制限さ
れる。特に車載用電装品においては、空間が限られてい
るので、シーソースイッチ1の取付け個数はますます制
限される傾向にある。
従来の第3例(第8A図および第8B図)においては、
操作ボタン11の表面の支点10付近における塗膜18
が絶えず摺動するので、この塗膜18の一部が剥離し易
い。
その結果、導光板5からの照明光が漏れて文字が見にく
くなるおそれがある。その上、操作ボタン11の部材8
側の面も摺動するので、支点10にがたが発生するおそ
れがある。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡単
な構成で、スイッチの占有面積の節減を図ることが可能
なシーソースイッチ構造を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のシーソースイッチ構造においては、前面板2に
スペーサにより固定されるシャフトと、上記シーソース
イッチ1の操作ボタン11に形成され、上記シャフトと
嵌合する嵌合部とを備えている。
〔作用〕
本考案では、シャフトと嵌合部との接触部分が支点10
となっている。ここで、シーソースイッチ1の操作ボタ
ン11の押圧操作すれば、上記支点10を中心にして操
作ボタン11が上下方向に容易に回転可能となる。
かくして、本考案では、簡単な構成で、がたの少ないシ
ーソースイッチ構造を提供することが可能となる。さら
に、溶着等のために余分なスペースを取る必要がないの
で、スイッチの占有面積の節減が図れる。
〔実施例〕
第1A図,第1B図および第1C図は本考案の一実施例
を示す図であり、第1A図はその正面図、第1B図は第
1A図のB−B断面図および第1C図は第1A図のC−
C断面図である。なお、前述した構成要素と同様のもの
については同一の参照番号を付して表わす。また、導光
板5(第7A図または第7B図)の記載は省略する。
ここでは、操作ボタン11の裏面付近に金属等からなる
シャフト3を設けている。このシャフト3は、前面板2
とその背部にある部材8、例えば基板とに挟持固定され
た弾性に富むスペーサ7の孔に挿入され固定されてい
る。さらに、上記操作ボタン11の裏面に上記シャフト
3と嵌合する嵌合部4を形成している。この嵌合部4と
して先の割れた爪状の樹脂を使用すれば、上記嵌合部4
を容易にシャフト3に嵌め込むことができる。
このように、前面板2に固定したシャフト3に、嵌合部
4を嵌め込むのみで支点10が形成されるので、従来よ
りもシーソースイッチ1の支点10の構造が簡単にな
り、組立のための工数が節減されると共に支点10のが
たが少なくなる。その上、操作ボタン11の表面、すな
わち塗膜18が形成された面を支点10としていないの
で、塗膜18の剥離による漏光のおそれはない。さら
に、操作ボタン11の裏面のほんの一部に嵌合部4を形
成しているので、この嵌合部4のために操作面上の文字
が充分照明されなかったり、スイッチの占有面積が増大
したりすることはない。
第2A図および第2B図は本考案の一実施例の具体例を
示す図であり、第2A図はその正面図、第2B図は第2
A図のD−D断面図である。ここでは、本考案のシーソ
ースイッチ1を複数個前面板2に並べて取り付ける場合
について説明する。ただし、第2A図および第2B図で
は複数個のシーソースイッチ1の中の2個のみを図示し
ている。
シャフト3は、複数個のシーソースイッチ1が嵌合部4
を介してすべて固定されるように、その個数分だけ長く
伸ばしている。さらに、上記シャフト3の両端は前面板
2に形成した支持板21に固定されている。この場合、
シーソースイッチ1の押圧操作によりシャフト3が動か
ないようにするために、このシャフト3に、前面板2と
部材8、例えば基板との間隔に等しいスペーサ7を挿入
している。このスペーサ7は、第3図に示すように、円
形状にして組立が迅速に行なえるようにしていると共
に、樹脂またはゴム等の若干弾性のある部材で構成され
ており前面板2と基板との間に確実に固定されるように
なっている。なお、上記スペーサ7は各シーソースイッ
チ間に設けるのが好ましい。これらのシーソースイッチ
1およびスペーサ7を次々とシャフト3に固定すれば、
所望の数のシーソースイッチ1を容易に前面板2に取り
付けることができる。その上、スペーサ7の面積は、従
来の溶着片16(第7A図または第7B図)および摺動
部17(第8A図または第8B図)よりも小さくて済む
ので、シーソースイッチ全体がコンパクトになり電装品
の小形化が図れる。なお、これまでは嵌合部4として爪
状のものを用いているが、スペーサ7と同様に中空の円
形状のものを用いることも可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、簡単な構成で、が
たの少ない操作フィーリングの良好なシーソースイッチ
を実現することができる。その上、溶着等のために余分
なスペースを取る必要がないので、スイッチの占有面積
の節減が図れる。特に空間の制限されている車載用電装
品に適用する場合に有効となる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本考案の一実施例を示す正面図、第1B図は
第1A図のB−B断面図、 第1C図は第1A図のC−C断面図、 第2A図は本考案の一実施例の具体例を示す正面図、 第2B図は第2A図のD−D断面図、 第3図はスペーサの構造を示す部分側面図、 第4図は一般のシーソースイッチの基本構成を示す斜視
図、 第5図は複数個のシーソースイッチを前面板に取り付け
た状態を示す正面図、 第6A図は従来のシーソースイッチ構造の第1例を示す
正面図、 第6B図は第6A図のE−E断面図、 第7A図は従来のシーソースイッチ構造の第2例を示す
正面図、 第7B図は第7A図のF−F断面図、 第8A図は従来のシーソースイッチ構造の第3例を示す
正面図、 第8B図は第8A図のG−G断面図である。 1…シーソースイッチ、2…前面板、 3…シャフト、4…嵌合部、 7…スペーサ、11…操作ボタン、 21…支持板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シーソースイッチ(1)が前面板(2)に
    取り付けられるシーソースイッチ構造であって、 該前面板(2)と該前面板(2)背部の部材(8)とに
    より挟持固定され、保持部を有するスペーサ(7)と、 該スペーサ(7)の保持部に固定されるシャフト(3)
    と、 前記シーソースイッチ(1)の操作ボタン(11)に形成さ
    れ、該シャフト(3)と嵌合する嵌合部(4)とを具備
    してなることを特徴とするシーソースイッチ構造。
JP11884688U 1988-09-12 1988-09-12 シーソースイッチ構造 Expired - Lifetime JPH069408Y2 (ja)

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JPH0241341U JPH0241341U (ja) 1990-03-22
JPH069408Y2 true JPH069408Y2 (ja) 1994-03-09

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