JPH06939U - 自動車用インナーミラー - Google Patents

自動車用インナーミラー

Info

Publication number
JPH06939U
JPH06939U JP044042U JP4404292U JPH06939U JP H06939 U JPH06939 U JP H06939U JP 044042 U JP044042 U JP 044042U JP 4404292 U JP4404292 U JP 4404292U JP H06939 U JPH06939 U JP H06939U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
auxiliary
mirror body
automobile
bracket portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP044042U
Other languages
English (en)
Inventor
孝幸 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Auto Works Ltd
Priority to JP044042U priority Critical patent/JPH06939U/ja
Publication of JPH06939U publication Critical patent/JPH06939U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に斜め後方の死角をできるだけ排除すると
共に、コンパクトに構成し得るようにした自動車用イン
ナーミラーを提供する。 【構成】 角度調整可能に支持されたミラー本体12
と、ミラー本体の前面に取り付けた反射ミラー13とを
含み、ミラー本体の少なくとも一方の側部にて、ミラー
本体内で左右に移動可能に配設したブラケット部23,
24と、ブラケット部に対して角度調整可能に支持した
補助ミラー14,15と、ブラケット部を左右方向に移
動させる移動手段25,26,27とを備えており、該
移動手段を操作してブラケット部をミラー本体内にて左
右方向に移動し、これにより補助ミラーを、ミラー本体
内に収容された格納位置とミラー本体の側部から突出し
た使用位置との間を移動し得るように、自動車用インナ
ーミラー10を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車の車室内にて運転者等が後方を視認するために、フロント ウィンドウの上部付近に備えられる自動車用インナーミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような自動車用インナーミラーは、例えば図6に示すように構成さ れている。即ち、自動車用インナーミラー1は、自動車の車室内にてフロントウ ィンドウの上部付近に配設されると共に、ステー2を介して車室内の天井3に固 定支持されており、図7に示すように、ステー2に対してボールジョイント構造 により縦方向及び横方向に回動可能に支持されたミラーケース4と、このミラー ケース4の前面に取り付けられた反射ミラー5とから構成されている。
【0003】 このように構成された自動車用インナーミラー1によれば、反射ミラー5の表 面の角度を、ミラーケース4をステー2に対して適宜に縦方向及び横方向に関し て角度調整することにより、運転者が運転席に着座したときに自動車の後方視界 を視認し得るようになっている。
【0004】 また、自動車運転教習用の自動車においては、図8に示すように、自動車用イ ンナーミラー1の下側にもう一つの補助ミラー6を備えることにより、インナー ミラー1及び補助ミラー6をそれぞれ独立して縦方向及び横方向に関して角度調 整し、上記インナーミラー1は運転席に着座した運転者が使用し、補助ミラー6 は助手席に着座した教官が使用するようにしており、運転席及び助手席からの後 方視界を確保するようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成された自動車用インナーミラー1においては、 その視界によって、リアウィンドウ全体をカバーすることはできないことから、 車外に設けられたドアミラーやフェンダーミラーと併用した場合であっても、特 に斜め後方に死角が生ずることになる。また、図8に示すように、補助ミラー6 を備えたインナーミラー1の場合には、インナーミラー1の下方に補助ミラー6 が比較的大きく突出することから、威圧感があると共に、車室内で移動する等の 際に頭をぶつけてしまう等の問題がある。また特にフェンダーミラーを備えた自 動車の場合には、フェンダーミラーが見にくくなってしまう問題があった。
【0006】 この考案は、以上の点に鑑み、特に斜め後方の死角ができるだけ排除され得る と共に、コンパクトに構成され得るようにした自動車用インナーミラーを提供す ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案は、自動車のフロントウィンドウの上部付 近にて、角度調整可能に支持されたミラー本体と、このミラー本体の前面に取り 付けられた反射ミラーとを含む自動車用インナーミラーにおいて、ミラー本体の 少なくとも一方の側部にミラー本体内で左右方向に移動可能にブラケット部が配 設され、このブラケット部に対して補助ミラーがボールジョイント等により角度 調整可能に支持され、移動手段が上記ブラケット部を左右方向に移動させるよう になっており、この移動手段の操作により、ブラケット部がミラー本体内にて左 右方向に移動され、これにより上記補助ミラーが、ミラー本体内に収容された格 納位置とミラー本体の側部から外方に突出した使用位置との間を移動せしめられ るようにしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、移動手段を操作してブラケット部をミラー本体内で左右方 向に移動させ、補助ミラーを使用位置に引き出した場合には、この補助ミラーを ブラケット部に対して角度調整して適宜の角度位置に設定し得るので、インナー ミラーと補助ミラーの併用により、運転席に着座している運転者にとって死角の 殆どない後方視界が得られることになる。また、角度調整によっては、助手席の 乗員がこの補助ミラーを使用して後方視界を得ることが可能となる。しかもこの 補助ミラーは、インナーミラーから側方へ突出するようになっていることから、 威圧感がなく且つ運転者等の前方視界を妨げたり、フェンダーミラーを見にくく したり、あるいは乗員が頭をぶつけるようなこともない。 また補助ミラーが不要であるときには、移動手段を操作してブラケット部を移 動させ、この補助ミラーを格納位置に収納させれば、補助ミラーはミラー本体内 に完全に収納され、コンパクトに収納されることから、さらに良好な前方視界が 得られる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて、この考案を詳細に説明する。 図1は、この考案による自動車用インナーミラーの一実施例を示している。 この自動車用インナーミラー10は、自動車のフロントウィンドウの上部付近 において、車室内の天井に固定支持されているステー11に対して縦方向及び横 方向に角度調整可能に支持されているミラー本体12と、このミラー本体12の 前面に取り付けられた反射ミラー13と、上記ミラー本体の少なくとも一方の側 部、図示の場合には両方の側部にて該ミラー本体内に収容可能に配設された補助 ミラー14及び15とから構成されている。
【0010】 上記ミラー本体12は、図2及び図3に詳細に示されているように、従来の自 動車用インナーミラーと同様のボールジョイント構造によってステー11の先端 に回動可能に支持されていると共に、その内部に、上下から互いに対向するよう にほぼ全幅に亘って横方向に延びている溝状の上方ガイド部21及び下方ガイド 部22と、該ガイド部21,22の間に挟持され且つガイド部21,22に沿っ て横方向に摺動可能に配設された左右二つのブラケット部23,24とを有して いる。
【0011】 ブラケット部23,24にはそれぞれリンク25,26の一端が枢着されてお り、該リンク25,26の他端はそれぞれミラー本体12内にてほぼ中央で枢支 されたレバー27の枢軸に関して反対側に枢着されている。
【0012】 ここで、レバー27は、例えば図4に示すようにほぼ中央に備えられた支持孔 27aが、ミラー本体12の内面に一体に成形されたボス部12aに嵌挿せしめ られ、脱落しないようにネジ28により押さえられることによりミラー本体12 に対して枢支されていると共に、その下端27bがこのミラー本体12から下方 に向かって外部へ突出している。
【0013】 さらに、上記ブラケット部23,24の外側に向いた側面には、先端がボール 状に形成された突起23a,24aが備えられており、該突起23a,24aの 先端が補助ミラー14,15の側面に設けられた係合孔14a,15aに係合し 且つ保持されることにより、ボールジョイントを構成している。これにより、各 補助ミラー14,15はそれぞれブラケット部23,24に対して縦方向及び横 方向に関して角度調整され得るようになっている。 また、上記ガイド部21,22は、その両端付近が緩い角度で外側に向かって 広がるように形成されている。
【0014】 この考案の自動車用インナーミラー10は、以上のように構成されており、図 2に示すように、補助ミラー14,15がそれぞれミラー本体12から外部へ突 出した使用位置にあるときには、補助ミラー14,15はそれぞれブラケット部 23,24に対して縦方向及び横方向に角度調整され得るので、例えば運転者が 反射ミラー13と共に補助ミラー14,15を使用して、広く且つ死角のない後 方視界を得るように調整することが可能である。
【0015】 この状態から、図2にて矢印Aで示すようにレバー27の下端を操作すると、 このレバー27の回動運動がリンク25,26を介してブラケット部23,24 に伝達され、これによってブラケット部23,24は互いに内側に向かってガイ ド部21,22に沿って摺動せしめられる。従って、補助ミラー14,15は、 該ブラケット部23,24の移動に伴ってミラー本体12内に引き込まれ、完全 にミラー本体12内に収納された格納位置に持ち来されることになる。この際、 補助ミラー14,15は、角度調整によりブラケット部23,24の移動方向か らずれて傾斜した角度位置に調整されていても、ガイド部21,22の両端が緩 い角度で広がっていることにより、ブラケット部23,24の移動に際して該ブ ラケット部23,24の移動方向にほぼ平行な角度位置に持ち来されるので、支 障なくミラー本体12内への引き込みが行なわれ得るようになっている。
【0016】 また、この格納位置からレバー27の下端27aを矢印Aと反対方向に回動さ せると、レバー27の回動運動がリンク25,26を介してブラケット部23, 24に伝達され、該ブラケット部23,24が、再び図2に示す位置に移動せし められる。こうして、該補助ミラー14,15が使用位置に引き出されることに なる。
【0017】 尚、上記補助ミラー14,15のうち、いずれか一方、例えば補助ミラー14 について、助手席に着座した乗員の後方視界を確保するように角度調整すること も可能であり、従って、例えば補助ミラー14を自動車運転教習車の教官用イン ナーミラーとして使用することも可能である。
【0018】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、インナーミラーと補助ミラーの併用に より、運転席に着座している運転者にとって死角の殆どない後方視界が得られる と共に、角度調整によっては、助手席に着座している乗員が補助ミラーを使用し て後方視界を得ることが可能となる。しかも補助ミラーは、インナーミラーから 側方へ突出するようになっているので、威圧感がなく且つ運転者等の前方視界を 妨げたり、邪魔になったりするようなことはない。また補助ミラーが不要である ときには、移動手段を操作して格納位置に収納させれば、該補助ミラーは、ミラ ー本体内にコンパクトに収納される。 かくして、この考案によれば、特に斜め後方の死角ができるだけ排除され得る と共に、コンパクトに構成され得るようにした、優れた自動車用インナーミラー が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による自動車用インナーミラーの一実施
例を示す概略斜視図である。
【図2】図1の自動車用インナーミラーの断面図であ
る。
【図3】図1の自動車用インナーミラーの縦断面図であ
る。
【図4】図2の4−4線に沿う断面図である。
【図5】図2の5−5線に沿う断面図である。
【図6】従来の自動車用インナーミラーの一例を示す概
略斜視図である。
【図7】図6の自動車用インナーミラーの断面図であ
る。
【図8】従来の自動車用インナーミラーの他の例を示す
概略斜視図である。
【符号の説明】
10 自動車用インナーミラー 11 ステー 12 ミラー本体 13 反射ミラー 14 補助ミラー 15 補助ミラー 21 ガイド部 22 ガイド部 23 ブラケット部 24 ブラケット部 25 リンク 26 リンク 27 レバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントウィンドウの上部付近にて角度
    調整可能に支持されたミラー本体と、該ミラー本体の前
    面に取り付けられた反射ミラーとを含んでいる自動車用
    インナーミラーにおいて、 上記ミラー本体の少なくとも一方の側部にて、該ミラー
    本体内で左右方向に移動可能に配設されたブラケット部
    と、該ブラケット部に対してボールジョイント等により
    角度調整可能に支持された補助ミラーと、上記ブラケッ
    ト部を左右方向に移動させる移動手段とを備えており、
    該移動手段の操作によりブラケット部がミラー本体内に
    て左右方向に移動され、これにより上記補助ミラーが、
    ミラー本体内に収容された格納位置と該ミラー本体の側
    部から外方に突出した使用位置との間を移動せしめられ
    得ることを特徴とする、自動車用インナーミラー。
JP044042U 1992-06-03 1992-06-03 自動車用インナーミラー Pending JPH06939U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP044042U JPH06939U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 自動車用インナーミラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP044042U JPH06939U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 自動車用インナーミラー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06939U true JPH06939U (ja) 1994-01-11

Family

ID=12680567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP044042U Pending JPH06939U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 自動車用インナーミラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06939U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH026650B2 (ja) * 1981-11-13 1990-02-13 Fuji Heavy Ind Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH026650B2 (ja) * 1981-11-13 1990-02-13 Fuji Heavy Ind Ltd

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5182675A (en) Pivot down articulated mirror
JPWO2005035314A1 (ja) 統合ミラー
US6247821B1 (en) Combined forward and rearward viewing mirror system
JPH06939U (ja) 自動車用インナーミラー
JP3406130B2 (ja) 自動車のリア・シートに使用されるシート・バック
JPH07149154A (ja) 後方へ折畳み可能な天覆いを備えた乗用車のための風防
JPS6350170Y2 (ja)
JPH0537703Y2 (ja)
JPS6312770Y2 (ja)
US4440039A (en) Remote control mirror
JPH09109746A (ja) 車両のシート装置
JP3041845B2 (ja) 連結車両のサイドミラー装置
KR0118459Y1 (ko) 자동차의 룸미러 전후이동 장치
JPH079648U (ja) 車両用ルームミラー
JPH03108539U (ja)
KR950008607Y1 (ko) 자동차용 일체형 시트 헤드레스트의 각도 조절장치
JPH0611228Y2 (ja) 車輌のシート
JPH0527087Y2 (ja)
JPH0114516Y2 (ja)
JPH0729888Y2 (ja) 可動式ヘッドレスト構造
JPH0127955Y2 (ja)
KR200247722Y1 (ko) 자동차의허리받침장치
JPH03115573U (ja)
JPH0517962Y2 (ja)
KR970000216Y1 (ko) 시트 쿠션