JPH0692307A - カツプへのキヤツプ装着装置 - Google Patents
カツプへのキヤツプ装着装置Info
- Publication number
- JPH0692307A JPH0692307A JP21753592A JP21753592A JPH0692307A JP H0692307 A JPH0692307 A JP H0692307A JP 21753592 A JP21753592 A JP 21753592A JP 21753592 A JP21753592 A JP 21753592A JP H0692307 A JPH0692307 A JP H0692307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- cup
- exposed
- front edge
- caps
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closing Of Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリン、ヨ−グルト等のカツプ食品に中蓋を
被着した後、キヤツプを冠装する作業を自動的に行なわ
せるための装置に関する。 【構成】 堆積されたキヤツプ２の最下位のものを吸引
し空気により移送して送り通路３へ送給する供給手段１
と、前記送り通路３の末端で前記キヤツプ２の前部下縁
５を露出させて弾性保持するセツテイング手段４と、前
記キヤツプ２の露出された前部下縁５にカツプ６の前部
上縁７を引掛けて進行させる移送手段８と、この移送手
段８によつて送られるカツプ６に載せられているキヤツ
プ２を前記カツプ６に完全に冠着させる押え手段９とを
備えるカツプへのキヤツプ装着装置。
被着した後、キヤツプを冠装する作業を自動的に行なわ
せるための装置に関する。 【構成】 堆積されたキヤツプ２の最下位のものを吸引
し空気により移送して送り通路３へ送給する供給手段１
と、前記送り通路３の末端で前記キヤツプ２の前部下縁
５を露出させて弾性保持するセツテイング手段４と、前
記キヤツプ２の露出された前部下縁５にカツプ６の前部
上縁７を引掛けて進行させる移送手段８と、この移送手
段８によつて送られるカツプ６に載せられているキヤツ
プ２を前記カツプ６に完全に冠着させる押え手段９とを
備えるカツプへのキヤツプ装着装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、プリン、ヨ−グルト
等のカツプ食品に中蓋を被着した後、キヤツプを冠装す
る作業をスピ−ドアツプしかつロス率を低下させるため
の装置に関する。
等のカツプ食品に中蓋を被着した後、キヤツプを冠装す
る作業をスピ−ドアツプしかつロス率を低下させるため
の装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来はカツプへキヤツプを自動的に装着
するいわゆるオ−トキヤツパ−としては、図５に示すよ
うなロ−タリ型と、図６に示すような複数列併列型とが
考えられており、これらのうち図５に示すロ−タリ型は
直線的なコンベアａの途中に大型回転円盤ｂを備えたキ
ヤツプ装着装置ｃを設置し、このキヤツプ装着装置ｃの
入口と出口に星型回転盤（スタ−ホイル）ｄ，ｅを配置
して、カツプｆを星型回転盤ｄから前記大型回転円盤ｂ
上に取り込み、この大型回転円盤ｂの回転にしたがつ
て、星型回転盤ｅからもとのコンベアａ上に移行される
間にキヤツプを装着するのであるが、実用上前記回転円
盤ｂの回転とキヤツプ装置とのタイミングの調整には可
成りの困難を伴なうという問題がある。
するいわゆるオ−トキヤツパ−としては、図５に示すよ
うなロ−タリ型と、図６に示すような複数列併列型とが
考えられており、これらのうち図５に示すロ−タリ型は
直線的なコンベアａの途中に大型回転円盤ｂを備えたキ
ヤツプ装着装置ｃを設置し、このキヤツプ装着装置ｃの
入口と出口に星型回転盤（スタ−ホイル）ｄ，ｅを配置
して、カツプｆを星型回転盤ｄから前記大型回転円盤ｂ
上に取り込み、この大型回転円盤ｂの回転にしたがつ
て、星型回転盤ｅからもとのコンベアａ上に移行される
間にキヤツプを装着するのであるが、実用上前記回転円
盤ｂの回転とキヤツプ装置とのタイミングの調整には可
成りの困難を伴なうという問題がある。
【０００３】一方、複数併列型ではスピ−ドアツプのた
めには、キヤツプを行なう部分の列の数を増やさなけれ
ばならないが、図６のｇの部分とｈの部分におけるカツ
プｉの整列が難しく、高速運転は不可能で、精々時間当
り２０００個が限度とされており、装着率も６５％程度
と低いのが欠点とされている。
めには、キヤツプを行なう部分の列の数を増やさなけれ
ばならないが、図６のｇの部分とｈの部分におけるカツ
プｉの整列が難しく、高速運転は不可能で、精々時間当
り２０００個が限度とされており、装着率も６５％程度
と低いのが欠点とされている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これらの装置に限らず
従来の装置では、キヤツプを上からの圧着によつて冠装
するものが多く、この時圧着力が強すぎてカツプが潰れ
たりして、不良品が発生することが経験された。この発
明はこのような事態の改善を企図すると共に従来より作
業能率の向上を計るものである。
従来の装置では、キヤツプを上からの圧着によつて冠装
するものが多く、この時圧着力が強すぎてカツプが潰れ
たりして、不良品が発生することが経験された。この発
明はこのような事態の改善を企図すると共に従来より作
業能率の向上を計るものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、堆
積されたキヤツプの最下位のものを吸引し空気により移
送して送り通路へ送給する供給手段と、前記送り通路の
末端で前記キヤツプの前部下縁を露出させて弾性保持す
るセツテイング手段と、前記キヤツプの露出された前部
下縁にカツプの前部上縁を引掛けて進行させる移送手段
と、この移送手段によつて送られるカツプに載せられて
いるキヤツプを前記カツプに完全に冠着させる押え手段
とを備えるカツプへのキヤツプ装着装置を一直線上に配
置することによつて能率の向上を計ることを提案するも
のである。
積されたキヤツプの最下位のものを吸引し空気により移
送して送り通路へ送給する供給手段と、前記送り通路の
末端で前記キヤツプの前部下縁を露出させて弾性保持す
るセツテイング手段と、前記キヤツプの露出された前部
下縁にカツプの前部上縁を引掛けて進行させる移送手段
と、この移送手段によつて送られるカツプに載せられて
いるキヤツプを前記カツプに完全に冠着させる押え手段
とを備えるカツプへのキヤツプ装着装置を一直線上に配
置することによつて能率の向上を計ることを提案するも
のである。
【０００６】
【作用】上記構成の装置において、ベルトコンベアのよ
うな移送手段上を移送されるカツプで、キヤツプを引掛
けて、カツプ上にこのキヤツプを載せ、次いでこのキヤ
ツプをカツプに押さえ込むのである。
うな移送手段上を移送されるカツプで、キヤツプを引掛
けて、カツプ上にこのキヤツプを載せ、次いでこのキヤ
ツプをカツプに押さえ込むのである。
【０００７】
【実施例】次にこの発明を添付図面に示す実施例につい
て説明する。図１において、１は堆積されたキヤツプ２
の最下位のものを吸引して送り通路３へ送給する供給手
段であり、４は前記送り通路３の末端で前記キヤツプ２
の前部下縁５を露出させて弾性保持するセツテイング手
段である。
て説明する。図１において、１は堆積されたキヤツプ２
の最下位のものを吸引して送り通路３へ送給する供給手
段であり、４は前記送り通路３の末端で前記キヤツプ２
の前部下縁５を露出させて弾性保持するセツテイング手
段である。
【０００８】前記キヤツプ２の露出された前部下縁５に
カツプ６の前部上縁７を引掛けて進行させる移送手段８
は、図示の実施例ではベルトコンベアである。このベル
トコンベア８によつて送られるカツプ６に完全に冠着さ
せるのが押え手段９である。
カツプ６の前部上縁７を引掛けて進行させる移送手段８
は、図示の実施例ではベルトコンベアである。このベル
トコンベア８によつて送られるカツプ６に完全に冠着さ
せるのが押え手段９である。
【０００９】次に上記各手段を図２ないし図４によつて
順次詳細に説明する。先ず図２において、堆積されたキ
ヤツプ２の最下位のものは挟持体１０によつて左右から
保持されており、吸着シリンダ１１が前記キヤツプ２を
吸引すると同時に前記挟持体１０が開いて、このキヤツ
プ２を分離室１２に落し、ここで吸着シリンダ１１への
バキユ−ムを遮断すると共に、横飛ばしエア装置１３に
よつて、このキヤツプ２を斜めに形成される送り通路３
へ吹き飛ばす。
順次詳細に説明する。先ず図２において、堆積されたキ
ヤツプ２の最下位のものは挟持体１０によつて左右から
保持されており、吸着シリンダ１１が前記キヤツプ２を
吸引すると同時に前記挟持体１０が開いて、このキヤツ
プ２を分離室１２に落し、ここで吸着シリンダ１１への
バキユ−ムを遮断すると共に、横飛ばしエア装置１３に
よつて、このキヤツプ２を斜めに形成される送り通路３
へ吹き飛ばす。
【００１０】次に図１をも参照して説明を進めると、こ
の送り通路３の底面は滑り台１４となつており、頂面は
案内プレ−ト１５によつて形成され、前記横飛ばしエア
装置１３のほかに、前記案内プレ−ト１５の始端部には
前記滑り台１４上をキヤツプ２がスム−ズに移行するた
めのエア装置１６が設けられ、かつ前記滑り台１４上を
キヤツプ２が移行する状態を検知するセンサ１７が配設
される。
の送り通路３の底面は滑り台１４となつており、頂面は
案内プレ−ト１５によつて形成され、前記横飛ばしエア
装置１３のほかに、前記案内プレ−ト１５の始端部には
前記滑り台１４上をキヤツプ２がスム−ズに移行するた
めのエア装置１６が設けられ、かつ前記滑り台１４上を
キヤツプ２が移行する状態を検知するセンサ１７が配設
される。
【００１１】前記送り通路３の末端において、前記案内
プレ−ト１５に連ねてセツテイング手段４のセツテイン
グプレ−ト１８が、支点１９の周に揺動可能に設けられ
ており、このセツテイングプレ−ト１８の後端部には、
固定部材１９との間に引張ばね２０を張架すると共に、
位置決めボルト２１によつて前記引張ばね２０の張力を
加減しうるようになつており、かつ前記セツテイングプ
レ−ト１８の下方へ突出する後続ストツプア−ム２２が
突設される。
プレ−ト１５に連ねてセツテイング手段４のセツテイン
グプレ−ト１８が、支点１９の周に揺動可能に設けられ
ており、このセツテイングプレ−ト１８の後端部には、
固定部材１９との間に引張ばね２０を張架すると共に、
位置決めボルト２１によつて前記引張ばね２０の張力を
加減しうるようになつており、かつ前記セツテイングプ
レ−ト１８の下方へ突出する後続ストツプア−ム２２が
突設される。
【００１２】前記セツテイングプレ−ト１８の垂下され
る前端下縁１８ａと前記滑り台１４の先端縁２３との間
には隙間２４が形成され、前記キヤツプ２の前部下縁５
はこの隙間２４から下方へ露出される。
る前端下縁１８ａと前記滑り台１４の先端縁２３との間
には隙間２４が形成され、前記キヤツプ２の前部下縁５
はこの隙間２４から下方へ露出される。
【００１３】前記ベルトコンベア８上を移送されるカツ
プ６には、あらかじめ内容物が充填され、かつ金属箔等
による中蓋２５が被着されており、このカツプ６は前記
隙間２４の所へ来ると、その前部上縁７が前記キヤツプ
２の前記下縁５に引掛かり、更に前記カツプ６が前進す
ると、キヤツプ２が前記引張ばね２０に抗してセツテイ
ングプレ−ト１８を押し上げ、カツプ６はキヤツプ２を
載せたまま、ベルトコンベア８上へ送られる。
プ６には、あらかじめ内容物が充填され、かつ金属箔等
による中蓋２５が被着されており、このカツプ６は前記
隙間２４の所へ来ると、その前部上縁７が前記キヤツプ
２の前記下縁５に引掛かり、更に前記カツプ６が前進す
ると、キヤツプ２が前記引張ばね２０に抗してセツテイ
ングプレ−ト１８を押し上げ、カツプ６はキヤツプ２を
載せたまま、ベルトコンベア８上へ送られる。
【００１４】このようにキヤツプ２を載せたカツプ６
が、図４に示す押え手段９に到達すると、先ずキヤツプ
ガイド２６がキヤツプ２をカツプ６上に安定させ、次に
可変速モ−タ２７により、ベルト駆動２８される一対の
ロ−ラ２９，３０間に張り渡されるベルト３１間で押え
込まれるのである。
が、図４に示す押え手段９に到達すると、先ずキヤツプ
ガイド２６がキヤツプ２をカツプ６上に安定させ、次に
可変速モ−タ２７により、ベルト駆動２８される一対の
ロ−ラ２９，３０間に張り渡されるベルト３１間で押え
込まれるのである。
【００１５】上述のような手順で、堆積されたキヤツプ
２を、順次前記送り通路３に送り込み、ベルトコンベア
８上を次々に送られるカツプ６に対して冠装するのであ
つて、この作業は連続して実施される。
２を、順次前記送り通路３に送り込み、ベルトコンベア
８上を次々に送られるカツプ６に対して冠装するのであ
つて、この作業は連続して実施される。
【００１６】
【発明の効果】この発明の上述の装置によれば、カツプ
に対するキヤツプの冠装を、一旦、カツプ上にキヤツプ
を假に載せた上で、押え手段で押え込んで完全に施蓋す
るので、カツプを潰したりすることなく、作業を迅速に
しかも正確に作業を実施することができるものであつ
て、実験では時間当り６０００個以上、装着率９０％が
達成された。
に対するキヤツプの冠装を、一旦、カツプ上にキヤツプ
を假に載せた上で、押え手段で押え込んで完全に施蓋す
るので、カツプを潰したりすることなく、作業を迅速に
しかも正確に作業を実施することができるものであつ
て、実験では時間当り６０００個以上、装着率９０％が
達成された。
【図１】この発明の装置の全体を示す配置図である。
【図２】この発明の装置のキヤツプの供給手段の拡大図
である。
である。
【図３】この発明の装置のセツテイング手段の拡大図で
ある。
ある。
【図４】この発明の装置の押え手段の拡大図である。
【図５】従来の装置の一例の説明図である。
【図６】従来の装置の他の例の説明図である。
１ 供給手段 ２ キヤツプ ３ 送り通路 ４ セツテイング手段 ５ 前部下縁 ６ カツプ ７ 前部上縁 ８ 移送手段（ベルトコンベア） ９ 押え手段
Claims (1)
- 【請求項１】 堆積されたキヤツプの最下位のものを吸
引し空気により移送して送り通路へ送給する供給手段
と、前記送り通路の末端で前記キヤツプの前部下縁を露
出させて弾性保持するセツテイング手段と、前記キヤツ
プの露出された前部下縁にカツプの前部上縁を引掛けて
進行させる移送手段と、この移送手段によつて送られる
カツプに載せられているキヤツプを前記カツプに完全に
冠着させる押え手段とを備えるカツプへのキヤツプ装着
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21753592A JPH0692307A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | カツプへのキヤツプ装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21753592A JPH0692307A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | カツプへのキヤツプ装着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0692307A true JPH0692307A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=16705778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21753592A Pending JPH0692307A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | カツプへのキヤツプ装着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0692307A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011011849A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Asahi Breweries Ltd | 中継装置 |
| US20130000096A1 (en) * | 2010-03-22 | 2013-01-03 | Dmitry Yefimovich Vodonos | Method and apparatus for securely seating a curvilinear surfaced closure onto a container |
| KR101442406B1 (ko) * | 2013-04-10 | 2014-09-23 | 정현석 | 회전식 용기포장장치 |
| JP2020055532A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-09 | 大日本印刷株式会社 | 蓋材の殺菌方法及び蓋材の殺菌装置 |
| CN116891020A (zh) * | 2023-09-11 | 2023-10-17 | 名沙食品（江苏）有限公司 | 一种自动坚果包装装置 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP21753592A patent/JPH0692307A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011011849A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Asahi Breweries Ltd | 中継装置 |
| US20130000096A1 (en) * | 2010-03-22 | 2013-01-03 | Dmitry Yefimovich Vodonos | Method and apparatus for securely seating a curvilinear surfaced closure onto a container |
| US8800252B2 (en) * | 2010-03-22 | 2014-08-12 | Conopco, Inc. | Method for securely seating a curvilinear surfaced closure onto a container |
| KR101442406B1 (ko) * | 2013-04-10 | 2014-09-23 | 정현석 | 회전식 용기포장장치 |
| JP2020055532A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-09 | 大日本印刷株式会社 | 蓋材の殺菌方法及び蓋材の殺菌装置 |
| CN116891020A (zh) * | 2023-09-11 | 2023-10-17 | 名沙食品（江苏）有限公司 | 一种自动坚果包装装置 |
| CN116891020B (zh) * | 2023-09-11 | 2023-12-26 | 名沙食品（江苏）有限公司 | 一种自动坚果包装装置 |
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