JPH0690386B2 - フィルム駆動制御装置 - Google Patents

フィルム駆動制御装置

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JPH0690386B2
JPH0690386B2 JP63087004A JP8700488A JPH0690386B2 JP H0690386 B2 JPH0690386 B2 JP H0690386B2 JP 63087004 A JP63087004 A JP 63087004A JP 8700488 A JP8700488 A JP 8700488A JP H0690386 B2 JPH0690386 B2 JP H0690386B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はロータリーカメラ、マイクロフィルム検索装置
等に適用することのできるフィルム駆動制御装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、マイクロフィルム検索装置には、第4図に示すよ
うにモータM1,M2の制御を行なうモータ制御回路113が設
けられており、速度調整ノブ114を時計方向に回転させ
ると、モータM2が通電され、矢印a方向にフィルムFが
送られ、反時計方向に回転させると、モータM1が通電さ
れ、矢印b方向にフィルムFが送られるようになってい
る。そして、モータM2が通電すると、リール軸112aを通
して巻取リール112が時計方向に回転してカートリッジ1
01内の供給リール102側のフィルムFが巻取リール112側
に順次巻取られるようになっている。
上記の構成において、直接リール軸112aを手動で回すこ
とにより、速度調整ノブ114を操作するよりも、より適
格に且つ微小な調整が可能となる。
しかし、単にリール軸を回転させるだけでは、巻取リー
ル112を巻取方向と逆に回転させた時、フィルムFが弛
んでしまい、フィルムFの巻き乱れ、又は搬送路上で詰
まりが生じてしまうため、他方の供給リール102のリー
ル軸102aも巻取リール112に対応して回転を行なわなけ
ればならない。このため、巻取リール112及び供給リー
ル102の各々をフィルムFの引張方向に回転させるよう
に動作させ、フィルムFに一定の張力を付与しなければ
ならない。
そこで、従来技術にあっては、供給リール102のリール
軸102aと巻取リール112のリール軸112aの各々を回転駆
動するモータM1,M2に電圧を印加し、フィルムFが動き
出さないように制御することによって、リール軸112aを
手動で回した時にリール軸102aを回転させてフィルムF
が弛むことなく、リール軸112aの回転に対応して送られ
るようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、斯かる従来例にあっては、フィルムFの
巻き径により供給リール102及び巻取リール112を各々回
転駆動するモータM1,M2に印加する電圧を変化させる必
要が生じ、双方のバランスがくずれると、いずれか一方
のフィルムリール側へフィルムFが移送されてしまうた
め、この電圧の制御は非常に困難であるという問題があ
る。
また、これを解決するための従来技術としては、巻取リ
ール112のリール軸112aに電磁クラッチ等を用いたブレ
ーキ機構又は摩擦機構を設け、モータM1には一定の電圧
を印加する手段を用いてフィルムFが移送しないように
した上で、巻取リール112のリール軸112aを手動操作す
ることにより、上記フィルム搬送動作を可能としてき
た。しかしながら、この手段ではフィルム駆動機構の他
に、ブレーキ機構や摩擦機構が必要となるため、複雑な
制御と、機械構成が必要となるという問題点があった。
そこで、本発明は従来技術の上記した問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、複雑
な制御機構を必要とせず、手動操作によるフィルム送り
を可能としたフィルム駆動制御装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明にあっては、一方
のリールに巻回されたフイルムを他方のリールにより巻
取る装置において、前記双方のリールの各々にこれを回
転駆動するモータを取付け、前記一方のリールを手動で
操作して回転する時、前記一方のリールの回転方向に応
じて前記一方のリールに取付けたモータに起電圧を発生
させ、前記起電圧に基づいて前記他方のリールに取付け
たモータの駆動電圧を増減させて前記他方のリールを巻
取方向へ回転駆動するように制御するモータ制御手段を
備えたことを特徴とする。
(作用) 上記の構成を有する本発明においては、一方のリールを
手動で操作して回転する時、一方のリールの回転方向に
応じて一方のリールに取付けたモータに起電圧を発生さ
せ、その起電圧に基づいて前記他方のリールに取付けた
モータの駆動電圧を増減させて他方のリールを巻取方向
へ回転駆動するように制御される。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第2
図は本発明の第1実施例を適用したマイクロフィルム検
索装置を示しており、同図において、1はマイクロフィ
ルム検索装置に装着したフィルムカートリッジであり、
該カートリッジ1内に情報記録媒体としてのロール状の
マイクロフィルムFが供給リール2に巻込まれて収納さ
れている。マイクロフィルムFは長手方向に順次情報部
分である画像コマKが記録されといる。3はフィルムF
の走行路を構成するガイド板、4はフィルムFを案内す
るガイドローラである。5,6はプラテンガラスで、その
間にフィルムFを走行させる。投影光学系11はフィルム
照明ランプ9、コンデンサレンズ7、上記2枚のプラテ
ンガラス5,6、投影レンズ8、光路変更プリズム又は反
射ミラー(不図示)、スクリーン10等からなる。プラテ
ンガラス5,6は上側のプラテンガラス5が固定で、下側
のプラテンガラス6がガラス5に対して上下動される可
動ガラスで、フィルム走行中は下方へ押し下げられ、フ
ィルムFの走行が停止すると、上方へ押し上げられプラ
テンガラス5との間にフィルム5を挟持して押え込む。
12は一方のリールとしての巻取リールで、DCモータM2に
通電すると、リール軸12aを通じて時計方向(a方向)
に回転してカートリッジ1内の供給リール2側のフィル
ムFが巻取リール12側へ順次巻取られるようになってい
る。また、M1は他方のリールとしての供給リール2に取
付けられたDCモータ、17は手動操作手段としての手動フ
ィルム送り用ノブ、18はモータ制御手段としてのモータ
制御回路である。
次に、第1図に基づいて本発明を適用した制御回路18を
説明すると、同図において、T1はDCモータM1を駆動する
ためのトランジスタ、T2は電圧電流変換用のトランジス
タ、OP1は演算増幅器、D1はトランジスタT1を保護する
ためのダイオード、D2はフライホイールダイオード、R1
〜R7はフィードバック回路を構成するための抵抗、R8は
DCモータM2の短絡用抵抗、Vccは電源電圧である。
また、DCモータM2は手動フィルム送り用ノブ17を反時計
方向(b方向)に回転させた時、第1図に示す接続点Va
に負の起電圧を発生させ、逆に時計方向(a方向)に回
転させた時、正の起電圧を発生するように取付けられて
いる。そして、DCモータM1は接続点Vbに正の電圧が発生
した時、反時計方向(b方向)に回転するように取付け
られている。
今、第2図に示すように供給リール2よりフィルムFが
搬送路を通って巻取リール12に巻回されている。この状
態において、DCモータM2は比較的小さな短絡用抵抗R8に
接続されている。リール軸12aが停止し、フィルムFが
移送されない状態においては、第1図に示す接続点Va
おける電位は略0である。このとき、DCモータM1に供給
される電位Vbは小さな正の電位となる。これにより、フ
ィルムFは弱い力でb方向に引かれる。しかし、DCモー
タM2は短絡用抵抗R8によって両端が接続されているため
停止状態にある。従って、フィルムFは一定の張力を保
持した状態で停止している。
次に、手動フィルム送り用ノブ17を操作して矢印b方向
へ回転させると、DCモータM2は第1図に示す接続点Va
負の起電圧を発生させることで、接続点Vcの電位は低下
し、フィルム静止時に比べ接続点Vbの電位は上昇するこ
ととなり、DCモータM1への電力供給が増加し、供給リー
ル2をb方向へ駆動させる。これにより、フィルムFは
弛むことなく供給リール2に巻回されていく。ここで、
DCモータM1に供給される電圧Vbは抵抗R6を通してフィー
ドバックされ、接続点Vcの電位を上げることにより接続
点Vbの電圧を制御する。すると、DCモータM1の有する内
部抵抗により、DCモータM1に供給される電流は制限さ
れ、トルクの最大値も同時に制限され、トルクの増加に
より必要以上にb方向に回転し、手を手動フィルム送り
用ノブ17より離した時にb方向へのフィルム送りを続行
することが起こらないようになる。
他方、フィルム送り用ノブ17をa方向に回転させると、
DCモータM2は第1図に示す接続点Vaに正の起電圧を発生
させる。すると、接続点Vcの電位は上昇し、演算増幅器
OP1により反転増幅されることにより、接続点Ve,Vd
電位を低下させ、さらにトランジスタT1のベース電流が
減少し、接続点Vbの電位が低下する。このとき、フィル
ムFは矢印a方向に引張られ、同時に供給リール2もa
方向へ回転させる必要が生じる。そして、接続点Vbの電
位が低下することにより、DCモータM1への電流が減少
し、よって発生トルクも減少する。このため、フィルム
Fは手動フィルム送り用ノブ17にてスムーズに巻取リー
ル12に巻かれていく。
以上のように、上記実施例はDCモータM2をタコジェネレ
ータとして使用し、これを用いて供給リール2側のDCモ
ータM1を駆動することにより、機械的なブレーキ機構等
を必要とせず、軽快なフィルム送りが可能となる。
第3図は本発明の第2実施例を示し、前記第1実施例と
同一の部材には同一の符号を付して説明すると、本実施
例ではDCモータM1,M2の速度制御を行なうモータ制御回
路13を設け、このモータ制御回路13の速度調整ノブ14を
時計方向に回転させると、DCモータM2に通電がなされ、
矢印aの方向にフィルムFが移送され、反時計方向に回
転させると、DCモータM1に通電がなされ、矢印b方向に
フィルムFを移送するようになっている。そして、この
モータ制御回路13と手動フィルム送り用ノブ17による制
御回路18とを切換手段としての切換回路19で切換えるこ
とにより、双方の制御回路が使用できるようになる。そ
の他の構成及び作用は前記第1実施例と同一であるので
その説明を省略する。
尚、上記各実施例では手動フィルム送り用ノブを巻取リ
ールに取付けた例を示したが、供給リールに取付けても
よい。
(発明の効果) 本発明は以上の構成及び作用からなるもので、複雑な制
御機構を必要とせず、フイルムが弛むことなく、円滑
に、手動操作によるフィルム送りが可能となるので、フ
ィルム位置の微調整が容易になり、構成が簡略化され
る。また、本発明をマイクロフィルム検索装置に適用す
れば、検索精度を向上させることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフィルム駆動制御装置の第1実施
例におけるモータ制御回路を示す電気回路図、第2図は
同実施例をマイクロフィルム検索装置に適用した例を示
す概略構成図、第3図は本発明の第2実施例を示す概略
構成図、第4図は従来のフィルム駆動制御装置を備えた
マイクロフィルム検索装置の概略構成図である。 符号の説明 12…巻取リール(一方のリール) 2…供給リール(他方のリール) M1,M2…DCモータ(モータ) 18…モータ制御回路(モータ制御手段) 19…切換回路(切換手段) F…マイクロフィルム(フイルム)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方のリールに巻回されたフイルムを他方
    のリールにより巻取る装置において、前記双方のリール
    の各々にこれを回転駆動するモータを取付け、前記一方
    のリールを手動で操作して回転する時、前記一方のリー
    ルの回転方向に応じて前記一方のリールに取付けたモー
    タに起電圧を発生させ、前記起電圧に基づいて前記他方
    のリールに取付けたモータの駆動電圧を増減させて前記
    他方のリールを巻取方向へ回転駆動するように制御する
    モータ制御手段を備えたことを特徴とするフイルム駆動
    制御装置。
  2. 【請求項2】前記モータ制御手段と、前記各モータの速
    度を制御する他のモータ制御手段とを備え、これらを切
    換手段にていずれか一方を選択可能に構成した請求項1
    記載のフイルム駆動制御装置。
JP63087004A 1988-04-08 1988-04-08 フィルム駆動制御装置 Expired - Fee Related JPH0690386B2 (ja)

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