JPH0689789B2 - 摩擦板クラツチ及びその組立て方法 - Google Patents
摩擦板クラツチ及びその組立て方法Info
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- JPH0689789B2 JPH0689789B2 JP58235224A JP23522483A JPH0689789B2 JP H0689789 B2 JPH0689789 B2 JP H0689789B2 JP 58235224 A JP58235224 A JP 58235224A JP 23522483 A JP23522483 A JP 23522483A JP H0689789 B2 JPH0689789 B2 JP H0689789B2
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/70—Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members
- F16D13/71—Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members in which the clutching pressure is produced by springs only
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D11/00—Clutches in which the members have interengaging parts
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49826—Assembling or joining
- Y10T29/49895—Associating parts by use of aligning means [e.g., use of a drift pin or a "fixture"]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、クラッチの押圧板の整合に関する。ことに本
発明は、組立て中に協働するはずみ車及びクラッチ・カ
バー・部材に対するクラッチ押圧板の同心度を確実に保
つことに関連する帯形駆動部材及びその取付け法に関す
る。
発明は、組立て中に協働するはずみ車及びクラッチ・カ
バー・部材に対するクラッチ押圧板の同心度を確実に保
つことに関連する帯形駆動部材及びその取付け法に関す
る。
クラッチの組立て中にクラッチ・カバー及びはずみ車に
対する押圧板の整合を確実にするのに多くのクラッチ組
立て法が使われている。典型的なおそらくは最も普通の
方法では、組立て中に各クラッチ部品の整合のために案
内ピンを使う。しかし各部品の重量と、累積公差とによ
り、組立て中に不整合を招くことが多い。この不整合に
よりクラッチ動作の動的位相中に振動を生ずる。すなわ
ちクラッチ組立て中に導入される累積の不整合に対して
は、一層満足の得られるクラッチ組立てができるように
するので一層制御を高めることが必要である。
対する押圧板の整合を確実にするのに多くのクラッチ組
立て法が使われている。典型的なおそらくは最も普通の
方法では、組立て中に各クラッチ部品の整合のために案
内ピンを使う。しかし各部品の重量と、累積公差とによ
り、組立て中に不整合を招くことが多い。この不整合に
よりクラッチ動作の動的位相中に振動を生ずる。すなわ
ちクラッチ組立て中に導入される累積の不整合に対して
は、一層満足の得られるクラッチ組立てができるように
するので一層制御を高めることが必要である。
本発明は、クラッチの組立て中に通常伴なうクラッチ不
整合を確実に防止するための方法及び新規な押圧板帯形
駆動部材にある。前記した方法及び帯形駆動部材は、各
クラッチ部品を組合わせる際に累積的な公差又はすきま
或はこれ等の両方に基づいて生ずる不整合をとくに押圧
板及び帯形駆動部材に関して避けることのできる手段に
なる。
整合を確実に防止するための方法及び新規な押圧板帯形
駆動部材にある。前記した方法及び帯形駆動部材は、各
クラッチ部品を組合わせる際に累積的な公差又はすきま
或はこれ等の両方に基づいて生ずる不整合をとくに押圧
板及び帯形駆動部材に関して避けることのできる手段に
なる。
本発明は、（イ）回転自在なはずみ車に取付けるように
配置したカバー・アセンブリと、 （ロ）このカバー・アセンブリ内に納められ、このカバ
ー・アセンブリに対して軸線方向に可動な押圧板と、 （ハ）この押圧板に連結したたわみ性の帯形駆動部材
と、 を備えた摩擦板クラッチにおいて、 前記カバー・アセンブリが、クラッチ・カバーと、この
クラッチ・カバーに固定された軸線方向に延びるアダプ
タ環とを備え、 前記帯形駆動部材の一端部と反対側端部との中間に第１
の連結手段を設け、この第１の連結手段が、前記アダプ
タ環と前記クラッチ・カバーと、前記帯形駆動部材を前
記はずみ車に連結する第１の連結部材を備え、 前記帯形駆動部材の前記一端部に第２の連結手段を設
け、この第２の連結手段が、前記アダプタ環と前記帯形
駆動部材とを連結する第２の連結部材を備え、 前記アダプタ環に、前記第１の連結部材を通すための穴
を設け、この穴に段を形成したことを特徴とする摩擦板
クラッチにある。
配置したカバー・アセンブリと、 （ロ）このカバー・アセンブリ内に納められ、このカバ
ー・アセンブリに対して軸線方向に可動な押圧板と、 （ハ）この押圧板に連結したたわみ性の帯形駆動部材
と、 を備えた摩擦板クラッチにおいて、 前記カバー・アセンブリが、クラッチ・カバーと、この
クラッチ・カバーに固定された軸線方向に延びるアダプ
タ環とを備え、 前記帯形駆動部材の一端部と反対側端部との中間に第１
の連結手段を設け、この第１の連結手段が、前記アダプ
タ環と前記クラッチ・カバーと、前記帯形駆動部材を前
記はずみ車に連結する第１の連結部材を備え、 前記帯形駆動部材の前記一端部に第２の連結手段を設
け、この第２の連結手段が、前記アダプタ環と前記帯形
駆動部材とを連結する第２の連結部材を備え、 前記アダプタ環に、前記第１の連結部材を通すための穴
を設け、この穴に段を形成したことを特徴とする摩擦板
クラッチにある。
また本発明は、クラッチ・カバーに対する押圧板の一定
の整合を確保するように、クラッチを組立てるクラッチ
組立て方法において、 （イ）前記押圧板と、 これに固定され、第１及び第２の連結用の穴を備えた少
なくとも２つのたわみ性の帯形駆動部材と、 前記押圧板に対して同心に、かつこの押圧板ら半径方向
外方に配置され、前記第２の連結用の穴を使って前記帯
形駆動部材に固定されたアダプタ環と、 を備えたサブ・アセンブリを形成する段階と、 （ロ）クラッチはずみ車に設けた複数の穴のうちの２つ
の穴内に少なくとも１対の案内植込みボルトを挿入し、
かつ前記アダプタ環に形成され、前記クラッチはずみ車
の前記穴に組合うように配置され、さらに段を形成した
穴のうちの２つの穴と、前記帯形駆動部材の前記第１の
連結用の穴のうちの２つの穴とに前記案内植込みボルト
を通すことによつて、前記サブ・アセンブリを前記クラ
ッチはずみ車に取り付ける段階と、 （ハ）前記アダプタ環の穴に組合うことのできる穴を持
つ前記クラッチ・カバーを、前記案内植込みボルトを通
して前記サブ・アセンブリに取り付ける段階と、 （ニ）前記アダプタ環の穴と、前記帯形駆動部材の第１
の連結用の穴と、前記クラッチ・カバーの穴とを貫いて
連結部材を挿入し、前記連結部材を、前記クラッチはず
み車の穴内に固定することにより、前記クラッチ・カバ
ーと前記サブ・アセンブリとを、前記クラッチはずみ車
と一緒に回転するように、このクラッチはずみ車に剛性
的に固定する段階と、 を包含する、クラッチ組立て方法にある。
の整合を確保するように、クラッチを組立てるクラッチ
組立て方法において、 （イ）前記押圧板と、 これに固定され、第１及び第２の連結用の穴を備えた少
なくとも２つのたわみ性の帯形駆動部材と、 前記押圧板に対して同心に、かつこの押圧板ら半径方向
外方に配置され、前記第２の連結用の穴を使って前記帯
形駆動部材に固定されたアダプタ環と、 を備えたサブ・アセンブリを形成する段階と、 （ロ）クラッチはずみ車に設けた複数の穴のうちの２つ
の穴内に少なくとも１対の案内植込みボルトを挿入し、
かつ前記アダプタ環に形成され、前記クラッチはずみ車
の前記穴に組合うように配置され、さらに段を形成した
穴のうちの２つの穴と、前記帯形駆動部材の前記第１の
連結用の穴のうちの２つの穴とに前記案内植込みボルト
を通すことによつて、前記サブ・アセンブリを前記クラ
ッチはずみ車に取り付ける段階と、 （ハ）前記アダプタ環の穴に組合うことのできる穴を持
つ前記クラッチ・カバーを、前記案内植込みボルトを通
して前記サブ・アセンブリに取り付ける段階と、 （ニ）前記アダプタ環の穴と、前記帯形駆動部材の第１
の連結用の穴と、前記クラッチ・カバーの穴とを貫いて
連結部材を挿入し、前記連結部材を、前記クラッチはず
み車の穴内に固定することにより、前記クラッチ・カバ
ーと前記サブ・アセンブリとを、前記クラッチはずみ車
と一緒に回転するように、このクラッチはずみ車に剛性
的に固定する段階と、 を包含する、クラッチ組立て方法にある。
本発明によれば、第２の連結部材である打込みねじ（5
6）のようなもどり止め小ねじを使って、帯形駆動部材
（50）をアダプタ環（32）に固定することにより、帯形
駆動部材は、押圧板（20）を組立て中にはずみ車の向き
に関係なくアダプタ環（32）と押圧板（20）とを同心に
保持し、かつクラッチの作動中の振動を確実に低減でき
る。そして植込みボルト（70）と段（66）とは、クラッ
チの組立て中に前記同心度を保つのに一時的に使用さ
れ、前記第２の連結部材の機構を補助して、同心度を維
持し、クラッチの各部分の重量、許容差に起因する不整
合を防ぐのに役立つ。第２の連結部材は、クラッチの組
立て中だけでなく組立て後も同心度の保持の作用をし、
クラッチの作動中の振動を確実に低減できる。
6）のようなもどり止め小ねじを使って、帯形駆動部材
（50）をアダプタ環（32）に固定することにより、帯形
駆動部材は、押圧板（20）を組立て中にはずみ車の向き
に関係なくアダプタ環（32）と押圧板（20）とを同心に
保持し、かつクラッチの作動中の振動を確実に低減でき
る。そして植込みボルト（70）と段（66）とは、クラッ
チの組立て中に前記同心度を保つのに一時的に使用さ
れ、前記第２の連結部材の機構を補助して、同心度を維
持し、クラッチの各部分の重量、許容差に起因する不整
合を防ぐのに役立つ。第２の連結部材は、クラッチの組
立て中だけでなく組立て後も同心度の保持の作用をし、
クラッチの作動中の振動を確実に低減できる。
以下本発明摩擦板クラッチ及びその組立て法の実施例を
添付図面について詳細に説明する。
添付図面について詳細に説明する。
第１図に示すように本発明による摩擦板クラッチ（10）
ははずみ車（12）に取付けてある。摩擦板クラッチ（1
0）は、それぞれ前後部の環状のクラッチ板（16），（1
8）により形成した摩擦クラッチ・アセンブリ（14）を
備えている。各クラッチ板（16），（18）は、１対のボ
スすなわち前部のボス（22）及び後部のボス（24）にそ
れぞれ固定してある。各ボス（22），（24）は鎖線で示
した出力軸（26）に滑動自在にスプラインばめしてあ
る。出力軸（26）の後端部は、変速機（図示してない）
の歯車に連結されているが、前端部は、はずみ車（12）
にこれと同軸に保持した軸受（図示してない）で案内さ
れる。はずみ車（12）は、機関クランク軸（図示してな
い）に固定され、これと一緒に回転する。はずみ車（1
2）の後向きの平らな面（15）は、前部のクラッチ板（1
6）の前向きの摩擦ライニングに連関するようにしてあ
る。
ははずみ車（12）に取付けてある。摩擦板クラッチ（1
0）は、それぞれ前後部の環状のクラッチ板（16），（1
8）により形成した摩擦クラッチ・アセンブリ（14）を
備えている。各クラッチ板（16），（18）は、１対のボ
スすなわち前部のボス（22）及び後部のボス（24）にそ
れぞれ固定してある。各ボス（22），（24）は鎖線で示
した出力軸（26）に滑動自在にスプラインばめしてあ
る。出力軸（26）の後端部は、変速機（図示してない）
の歯車に連結されているが、前端部は、はずみ車（12）
にこれと同軸に保持した軸受（図示してない）で案内さ
れる。はずみ車（12）は、機関クランク軸（図示してな
い）に固定され、これと一緒に回転する。はずみ車（1
2）の後向きの平らな面（15）は、前部のクラッチ板（1
6）の前向きの摩擦ライニングに連関するようにしてあ
る。
前部のクラッチ板（16）は、前記の好適とする実施例で
実施するように、はずみ車（12）の平らな面（15）と中
間の押圧板（20）との間に挾まれているのは明らかであ
る。本発明は単一の押圧板を持つクラッチに使うのに適
当であるが、本発明の好適とする実施例として２重押圧
板クラッチすなわち中間の押圧板（20）及び別個の後部
の押圧板（36）を持つクラッチに使つた場合を示してあ
る。すなわち後部の環状のクラッチ板（18）は、クラッ
チ板（18）の前後の各摩擦ライニング（28）で各押圧板
（20），（36）の摩擦を伴つて連関するのは明らかであ
る。
実施するように、はずみ車（12）の平らな面（15）と中
間の押圧板（20）との間に挾まれているのは明らかであ
る。本発明は単一の押圧板を持つクラッチに使うのに適
当であるが、本発明の好適とする実施例として２重押圧
板クラッチすなわち中間の押圧板（20）及び別個の後部
の押圧板（36）を持つクラッチに使つた場合を示してあ
る。すなわち後部の環状のクラッチ板（18）は、クラッ
チ板（18）の前後の各摩擦ライニング（28）で各押圧板
（20），（36）の摩擦を伴つて連関するのは明らかであ
る。
クラッチ・カバー（30）は、はずみ車（12）にアダプタ
環（32）すなわちスペーサ環を介して固定してある。
〔アダプタ環（32）はフロトウ（Flotow）を発明者とす
る米国特許第4,057,131号明細書に記載してあるように
単板クラッチを２重板クラッチに変える普通の方法で使
う。〕クラッチ・カバー（30）及びアダプタ環（32）
は、ボルト（34）のような適当な部片により締付けられ
る。アダプタ環（32）及びクラッチ・カバー（30）は、
はずみ車（12）に各別に取付けてもよいし、又はこれ等
は組合わせて１単位として取付けてもよい。前者の方が
本発明による方法ではなお詳しく後述するように好適で
ある。
環（32）すなわちスペーサ環を介して固定してある。
〔アダプタ環（32）はフロトウ（Flotow）を発明者とす
る米国特許第4,057,131号明細書に記載してあるように
単板クラッチを２重板クラッチに変える普通の方法で使
う。〕クラッチ・カバー（30）及びアダプタ環（32）
は、ボルト（34）のような適当な部片により締付けられ
る。アダプタ環（32）及びクラッチ・カバー（30）は、
はずみ車（12）に各別に取付けてもよいし、又はこれ等
は組合わせて１単位として取付けてもよい。前者の方が
本発明による方法ではなお詳しく後述するように好適で
ある。
すなわちはずみ車（12）、アダプタ環（32）、クラッチ
・カバー（30）及び各押圧板（20）、（36）は、すべて
１単位として一緒に回転するが、前後部のクラッチ板
（16）、（18）及び出力軸（26）はすべて相互に作用す
るが、別個の単位として一緒に回転する。複数個のクラ
ッチ・カバー（38）は、摩擦板クラッチ（10）のまわり
に円周方向に互いに間隔を隔て各押圧板及びクラッチ板
を係合させ又係合をはずす。複数個のもどしばね（40）
は、スローアウト（throw−out）軸受（42）に普通の方
法で協働し当業者には明らかなように各レバーの普通の
係合運動及び係合はずし運動を生ずる。
・カバー（30）及び各押圧板（20）、（36）は、すべて
１単位として一緒に回転するが、前後部のクラッチ板
（16）、（18）及び出力軸（26）はすべて相互に作用す
るが、別個の単位として一緒に回転する。複数個のクラ
ッチ・カバー（38）は、摩擦板クラッチ（10）のまわり
に円周方向に互いに間隔を隔て各押圧板及びクラッチ板
を係合させ又係合をはずす。複数個のもどしばね（40）
は、スローアウト（throw−out）軸受（42）に普通の方
法で協働し当業者には明らかなように各レバーの普通の
係合運動及び係合はずし運動を生ずる。
第２図及び第３図に示すように本発明の好適とする実施
例では、帯形駆動部片（50）を利用し、押圧板（20）及
びクラッチ・カバー・アセンブリ（以下カバー・アセン
ブリと呼ぶ）（31）〔この場合アダプタ環（32）及びク
ラッチ・カバー（30）から成る〕の間の連結部片を形成
する。帯形駆動部材（50）はカバー・アセンブリ（31）
及び中間の押圧板（20）の間の連結部片を形成するが、
普通の帯形駆動部材（48）（第１図）は、ボルト（44）
により後部の押圧板（36）に取付けられ、カバー・アセ
ンブリ（31）及び後部の押圧板（36）の間の所要の連結
部片を形成する。カバー・アセンブリ（31）の好適とす
る構造では又、摩擦ライニング（28）の摩耗に基づくゆ
るみを除くことのできる調節環（46）を設けてある。
例では、帯形駆動部片（50）を利用し、押圧板（20）及
びクラッチ・カバー・アセンブリ（以下カバー・アセン
ブリと呼ぶ）（31）〔この場合アダプタ環（32）及びク
ラッチ・カバー（30）から成る〕の間の連結部片を形成
する。帯形駆動部材（50）はカバー・アセンブリ（31）
及び中間の押圧板（20）の間の連結部片を形成するが、
普通の帯形駆動部材（48）（第１図）は、ボルト（44）
により後部の押圧板（36）に取付けられ、カバー・アセ
ンブリ（31）及び後部の押圧板（36）の間の所要の連結
部片を形成する。カバー・アセンブリ（31）の好適とす
る構造では又、摩擦ライニング（28）の摩耗に基づくゆ
るみを除くことのできる調節環（46）を設けてある。
又第２図に明らかなように複数の新規な帯形、駆動部材
（50）は、中間の押圧板（20）及びアダプタ環（32）の
間の唯一の連結部材である。各帯形駆動部材（50）の連
結は、中間の押圧板（20）に対しリベット（52）により
行なう。複数のボルト（34）及び打込みねじ（56）によ
り、それぞれカバー・アセンブリ（31）に対する帯形駆
動部材（50）の第１及び第２の連結部材を形成する。各
帯形駆動部材（50）は、互に対向する端部（49）、（5
1）を持つ細長い扁平なたわみ性鋼材体により形成して
ある。一端部（49）には、打込みねじ（56）を受入れる
ようにした穴（57）を設け、第２の連結部材を形成する
が、反対側端部（51）はリベット（52）の１つを受入
れ、帯形駆動部材（50）に対する中間の押圧板（20）の
連結部を形成する。帯形駆動部材（50）の両端部（4
9）、（51）の間には、ボルト（34）を受入れることに
より第１の連結部を形成する穴（60）を設けてある。第
３図には帯形駆動部材（50）を示す。第３図に明らかな
ようにアダプタ環（32）には複数の円周方向に延びるポ
ケットすなわち穴（62）を位置させ中間の押圧板（20）
の一体の半径方向に延びる耳片（58）を受入れるように
してある。
（50）は、中間の押圧板（20）及びアダプタ環（32）の
間の唯一の連結部材である。各帯形駆動部材（50）の連
結は、中間の押圧板（20）に対しリベット（52）により
行なう。複数のボルト（34）及び打込みねじ（56）によ
り、それぞれカバー・アセンブリ（31）に対する帯形駆
動部材（50）の第１及び第２の連結部材を形成する。各
帯形駆動部材（50）は、互に対向する端部（49）、（5
1）を持つ細長い扁平なたわみ性鋼材体により形成して
ある。一端部（49）には、打込みねじ（56）を受入れる
ようにした穴（57）を設け、第２の連結部材を形成する
が、反対側端部（51）はリベット（52）の１つを受入
れ、帯形駆動部材（50）に対する中間の押圧板（20）の
連結部を形成する。帯形駆動部材（50）の両端部（4
9）、（51）の間には、ボルト（34）を受入れることに
より第１の連結部を形成する穴（60）を設けてある。第
３図には帯形駆動部材（50）を示す。第３図に明らかな
ようにアダプタ環（32）には複数の円周方向に延びるポ
ケットすなわち穴（62）を位置させ中間の押圧板（20）
の一体の半径方向に延びる耳片（58）を受入れるように
してある。
第１図、第２図及び第３図に明らかなように前記した第
１の連結部は、カバー（30）を貫くボルト穴（59）と、
帯形駆動部材（50）を貫く穴（60）と、アダプタ環（3
2）を貫く穴（61）と、はずみ車（12）を貫く穴（63）
とから成る、互いに組合う穴を貫いて延びる円周方向に
互に間隔を隔てた複数本のボルト（34）により得られ
る。この第１の連結部はこの種のクラッチでは普通のも
のである。しかし打込みねじ（56）（第３図）により得
られる第２の連結部は、アダプタ環（32）に対する中間
の押圧板（20）の固有の剛性を持つ新規な連結体を形成
する。この連結体は、帯形駆動部材（50）の端部（49）
の穴（57）（第５図）を貫いて打込みねじ（56）を受入
れるねじ穴（54）を形成してある。
１の連結部は、カバー（30）を貫くボルト穴（59）と、
帯形駆動部材（50）を貫く穴（60）と、アダプタ環（3
2）を貫く穴（61）と、はずみ車（12）を貫く穴（63）
とから成る、互いに組合う穴を貫いて延びる円周方向に
互に間隔を隔てた複数本のボルト（34）により得られ
る。この第１の連結部はこの種のクラッチでは普通のも
のである。しかし打込みねじ（56）（第３図）により得
られる第２の連結部は、アダプタ環（32）に対する中間
の押圧板（20）の固有の剛性を持つ新規な連結体を形成
する。この連結体は、帯形駆動部材（50）の端部（49）
の穴（57）（第５図）を貫いて打込みねじ（56）を受入
れるねじ穴（54）を形成してある。
なお第４図には従来の帯形駆動部材（50′）を示してあ
る。帯形駆動部材（50′）では図示のようにクラッチの
組立て中に普通の案内植込みボルト（70′）を利用す
る。帯形駆動部材（50′）は打込みねじ（56）（第５
図）を設けてない。正規の組立て手順中にはずみ車は上
下方向に向け、各部品は同様な向きにして組合わせる。
これ等の部品の重量は前記した不整合を伴う主要な原因
になる。たとえば中間の押圧板（図示してない）の重量
により矢印で示すように帯形駆動部材（50′）は下方に
垂下し又は下降してボルト穴（60′）ははずみ車へのカ
バー・アセンブリの締付け中に非対称に位置するように
なる。
る。帯形駆動部材（50′）では図示のようにクラッチの
組立て中に普通の案内植込みボルト（70′）を利用す
る。帯形駆動部材（50′）は打込みねじ（56）（第５
図）を設けてない。正規の組立て手順中にはずみ車は上
下方向に向け、各部品は同様な向きにして組合わせる。
これ等の部品の重量は前記した不整合を伴う主要な原因
になる。たとえば中間の押圧板（図示してない）の重量
により矢印で示すように帯形駆動部材（50′）は下方に
垂下し又は下降してボルト穴（60′）ははずみ車へのカ
バー・アセンブリの締付け中に非対称に位置するように
なる。
これに反して第５図に示すように打込みねじ（56）を使
うことにより、この問題が避けられ、このようにして、
整合は中間の押圧板の重量により影響を受けないままに
なる。又当業者には明らかなように打込みねじ（56）の
ようなもどり止め小ねじ（self-locking mechanical sc
rew）は、通常整合に悪影響を及ぼす公差の累積の影響
を最小にする作用をする。すなわち本発明による新規な
帯形駆動部材（50）は、中間の押圧板（20）を組立て中
にはずみ車の向きに関係なく同心に保持する。このよう
にして得られる同心度によりクラッチの動的動作中に不
整合を避けたことによりクラッチ動作中の振動が確実に
低減するようになる。
うことにより、この問題が避けられ、このようにして、
整合は中間の押圧板の重量により影響を受けないままに
なる。又当業者には明らかなように打込みねじ（56）の
ようなもどり止め小ねじ（self-locking mechanical sc
rew）は、通常整合に悪影響を及ぼす公差の累積の影響
を最小にする作用をする。すなわち本発明による新規な
帯形駆動部材（50）は、中間の押圧板（20）を組立て中
にはずみ車の向きに関係なく同心に保持する。このよう
にして得られる同心度によりクラッチの動的動作中に不
整合を避けたことによりクラッチ動作中の振動が確実に
低減するようになる。
それぞれ第４図及び第５図の穴（61′），（61）の比較
により、同心度を保つのに役立つ段（66）を形成した穴
（61）の好適とする形状が明らかである。好適とする実
施例のアダプタ環（32）は、従来の鋳鉄製アダプタの場
合より一層精密な公差が一層容易に得られるダイカスト
アルミニウムから構成してある。
により、同心度を保つのに役立つ段（66）を形成した穴
（61）の好適とする形状が明らかである。好適とする実
施例のアダプタ環（32）は、従来の鋳鉄製アダプタの場
合より一層精密な公差が一層容易に得られるダイカスト
アルミニウムから構成してある。
次に帯形駆動部片を利用してクラッチ組立てを行う好適
とする方法について述べる。たとえば設計上の手段は広
範囲に変えられるので、この好適とする手順ではスペー
サ環すなわちアダプタ環（32）のまわりに、円周方向に
沿い４個の打込みねじ（56）を使い、そして全部で12組
の穴（59）、（60）、（61）、（63）を利用する。これ
等の穴は、円周方向に延びるポケット（62）及び中間の
押圧板の耳片（58）に対し適当に間隔を置いている。押
圧板の帯形駆動部材（50）は、弾性を持つ扁平なばね鋼
材から作るのがよいたわみ性の扁平部材である。このた
わみ性の目的は、押圧板が制限した軸線方向運動はでき
るが、もちろんこの押圧板を、カバー・アセンブリ（3
1）に対する回動はしないように拘束することである。
とする方法について述べる。たとえば設計上の手段は広
範囲に変えられるので、この好適とする手順ではスペー
サ環すなわちアダプタ環（32）のまわりに、円周方向に
沿い４個の打込みねじ（56）を使い、そして全部で12組
の穴（59）、（60）、（61）、（63）を利用する。これ
等の穴は、円周方向に延びるポケット（62）及び中間の
押圧板の耳片（58）に対し適当に間隔を置いている。押
圧板の帯形駆動部材（50）は、弾性を持つ扁平なばね鋼
材から作るのがよいたわみ性の扁平部材である。このた
わみ性の目的は、押圧板が制限した軸線方向運動はでき
るが、もちろんこの押圧板を、カバー・アセンブリ（3
1）に対する回動はしないように拘束することである。
カバー・アセンブリに対するクラッチの押圧板の一定の
整合を確実に保つには次の工程が好適である。
整合を確実に保つには次の工程が好適である。
（ｉ）第２図に示すようにサブ・アセンブリ（80）を先
ず形成する。サブ・アセンブリ（80）は、押圧板（2
0）、たわみ性の帯形駆動部材（50）及びアダプタ環（3
2）ら成る。押圧板（20）はアダプタ環（32）に対して
同心に位置させる。押圧板（20）の各耳片（58）を各帯
形駆動部材（50）に締付けるのにリベット（52）を利用
する。帯形駆動部材（50）はこの第１の工程中に第２の
連結部材すなわち打込みねじ（56）だけによりアダプタ
環（32）に連結する。
ず形成する。サブ・アセンブリ（80）は、押圧板（2
0）、たわみ性の帯形駆動部材（50）及びアダプタ環（3
2）ら成る。押圧板（20）はアダプタ環（32）に対して
同心に位置させる。押圧板（20）の各耳片（58）を各帯
形駆動部材（50）に締付けるのにリベット（52）を利用
する。帯形駆動部材（50）はこの第１の工程中に第２の
連結部材すなわち打込みねじ（56）だけによりアダプタ
環（32）に連結する。
（ii）次にサブ・アセンブリ（80）を、はずみ車（12）
の穴（63）の組のうちの２組の穴（なるべくは互に180
゜の間隔を隔てた）に挿入した１対の案内ピンすなわち
案内植込みボルト（70）、（70）（第５図）にはめる。
各案内植込みボルト（70）は、はずみ車（12）のなるべ
くはねじ付きの穴（63）に組合うねじ付き端部を持つの
がよい。このようにして形成したサブ・アセンブリ（8
0）は先ずクラッチはずみ車に案内植込みボルト（70）
により一時的に位置させる。各案内植込みボルト（70）
はサブ・アセンブリ（80）の２組の穴（60）、（61）を
貫いて延びる。
の穴（63）の組のうちの２組の穴（なるべくは互に180
゜の間隔を隔てた）に挿入した１対の案内ピンすなわち
案内植込みボルト（70）、（70）（第５図）にはめる。
各案内植込みボルト（70）は、はずみ車（12）のなるべ
くはねじ付きの穴（63）に組合うねじ付き端部を持つの
がよい。このようにして形成したサブ・アセンブリ（8
0）は先ずクラッチはずみ車に案内植込みボルト（70）
により一時的に位置させる。各案内植込みボルト（70）
はサブ・アセンブリ（80）の２組の穴（60）、（61）を
貫いて延びる。
（iii）次にクラッチ・カバー（30）を案内植込みボル
ト（70）に沿い組付ける。この場合各案内植込みボルト
（70）は、穴（59）（第１図）のうちの２個を貫いて延
びる。
ト（70）に沿い組付ける。この場合各案内植込みボルト
（70）は、穴（59）（第１図）のうちの２個を貫いて延
びる。
（iv）最後にクラッチ・カバー連結部材すなわちボルト
（34）をそれぞれクラッチ・カバー（30）、帯形駆動部
材（50）及びアダプタ環（32）の互に組合う穴（59）、
（60）、（61）の露出した組の全部を貫いて挿入し、は
ずみ車（12）の穴（63）に固定して、クラッチ・カバー
（30）及びサブ・アセンブリ（80）をはずみ車（12）に
これと一緒に回転するように固定する。
（34）をそれぞれクラッチ・カバー（30）、帯形駆動部
材（50）及びアダプタ環（32）の互に組合う穴（59）、
（60）、（61）の露出した組の全部を貫いて挿入し、は
ずみ車（12）の穴（63）に固定して、クラッチ・カバー
（30）及びサブ・アセンブリ（80）をはずみ車（12）に
これと一緒に回転するように固定する。
前記した手順の間にボルト（34）を受入れるのに、はず
み車（12）の10個の穴（63）だけを露出させるが、最終
的に２本の組立て用案内植込みボルト（70）をはずし、
その代りにはずみ車（12）に２本のボルト（34）を締付
ける。好適とする実施例では各連結部片はボルトであり
はずみ車のめねじ穴に組合うが、本発明の範囲内で他の
適当な連結部片を利用することができる。
み車（12）の10個の穴（63）だけを露出させるが、最終
的に２本の組立て用案内植込みボルト（70）をはずし、
その代りにはずみ車（12）に２本のボルト（34）を締付
ける。好適とする実施例では各連結部片はボルトであり
はずみ車のめねじ穴に組合うが、本発明の範囲内で他の
適当な連結部片を利用することができる。
なお第３図に明らかなように仕上がり製品では帯形駆動
部材（50）及びカバー・アセンブリ（31）を貫くボルト
（34）を使つた第１の連結部材はアダプタ環（32）及び
クラッチカバー（30）の両方に対するものであるが、帯
形駆動部材（50）の第２の連結部材は機械的打込みねじ
（56）を使つたアダプタ環（32）だけに対するものであ
る。
部材（50）及びカバー・アセンブリ（31）を貫くボルト
（34）を使つた第１の連結部材はアダプタ環（32）及び
クラッチカバー（30）の両方に対するものであるが、帯
形駆動部材（50）の第２の連結部材は機械的打込みねじ
（56）を使つたアダプタ環（32）だけに対するものであ
る。
すなわち本発明により組立て中にクラッチの不整合を伴
うことに係わる従来からの問題を解決する新規な帯形駆
動部材及びクラッチ組立て法が得られる。
うことに係わる従来からの問題を解決する新規な帯形駆
動部材及びクラッチ組立て法が得られる。
以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本発
明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行う
ことができるのはもちろんである。
明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行う
ことができるのはもちろんである。
第１図は本発明による帯形駆動部材を備えた摩擦板クラ
ッチの１実施例の軸断面図、第２図は第１図の２−２線
に沿う断面図、第３図は第１図のアダプタ環、押圧板及
びクラッチ・カバーの相互連結部の側面図、第４図は従
来の帯形駆動部材を設けたクラッチ部分の軸断面図、第
５図は本発明による帯形駆動部材を設けたクラッチ部分
の軸断面図である。 10…摩擦板クラッチ、12…はずみ車、20…押圧板、31…
カバー・アセンブリ、32…アダプタ環、34…ボルト、50
…帯形駆動部材、56…打込みねじ、80…サブ・アセンブ
リ
ッチの１実施例の軸断面図、第２図は第１図の２−２線
に沿う断面図、第３図は第１図のアダプタ環、押圧板及
びクラッチ・カバーの相互連結部の側面図、第４図は従
来の帯形駆動部材を設けたクラッチ部分の軸断面図、第
５図は本発明による帯形駆動部材を設けたクラッチ部分
の軸断面図である。 10…摩擦板クラッチ、12…はずみ車、20…押圧板、31…
カバー・アセンブリ、32…アダプタ環、34…ボルト、50
…帯形駆動部材、56…打込みねじ、80…サブ・アセンブ
リ
Claims (5)
- 【請求項１】（イ）回転自在なはずみ車に取付けるよう
に配置したカバー・アセンブリと、 （ロ）このカバー・アセンブリ内に納められ、このカバ
ー・アセンブリに対して軸線方向に可動な押圧板と、 （ハ）この押圧板に連結したたわみ性の帯形駆動部材
と、 を備えた摩擦板クラッチにおいて、 前記カバー・アセンブリが、クラッチ・カバーと、この
クラッチ・カバーに固定された軸線方向に延びるアダプ
タ環とを備え、 前記帯形駆動部材の一端部と反対側端部との中間に第１
の連結手段を設け、この第１の連結手段が、前記アダプ
タ環と、前記クラッチ・カバーと、前記帯形駆動部材と
を前記はずみ車に連結する第１の連結部材を備え、 前記帯形駆動部材の前記一端部に第２の連結手段を設
け、この第２の連結手段が、前記アダプタ環と前記帯形
駆動部材とを連結する第２の連結部材を備え、 前記アダプタ環に、前記第１の連結部材を通すための穴
を設け、この穴に段を形成したことを特徴とする摩擦板
クラッチ。 - 【請求項２】前記第２の連結部材が、もどり止め小ねじ
から成る、特許請求の範囲第（１）項記載の摩擦板クラ
ッチ。 - 【請求項３】前記アダプタ環が、周辺方向に延びる開口
を備え、前記押圧板が、この開口内に半径方向に延びる
耳片を備え、前記帯形駆動部材を、前記アダプタ環に対
して周辺方向に配置し、前記帯形駆動部材が、前記耳片
を前記開口内に保持する、特許請求の範囲第（２）項記
載の摩擦板クラッチ。 - 【請求項４】前記押圧板の耳片に対する前記帯形駆動部
材の連結が、この帯形駆動部材の前記反対側端部におい
て行なわれる、特許請求の範囲第（３）項記載の摩擦板
クラッチ。 - 【請求項５】クラッチ・カバーに対する押圧板の一定の
整合を確保するように、クラッチを組立てるクラッチ組
立て方法において、 （イ）前記押圧板と、 これに固定され、第１及び第２の連結用の穴を備えた少
なくとも２つのたわみ性の帯形駆動部材と、 前記押圧板に対して同心に、かつこの押圧板から半径方
向外方に配置され、前記第２の連結用の穴を使って前記
帯形駆動部材に固定されたアダプタ環と、 を備えたサブ・アセンブリを形成する段階と、 （ロ）クラッチはずみ車に設けた複数の穴のうちの２つ
の穴内に少なくとも１対の案内植込みボルトを挿入し、
かつ前記アダプタ環に形成され、前記クラッチはずみ車
の前記穴に組合うように配置され、さらに段を形成した
穴のうちの２つの穴と、前記帯形駆動部材の前記第１の
連結用の穴のうちの２つの穴とに前記案内植込みボルト
を通すことによつて、前記サブ・アセンブリを前記クラ
ッチはずみ車に取り付ける段階と、 （ハ）前記アダプタ環の穴に組合うことのできる穴を持
つ前記クラッチ・カバーを、前記案内植込みボルトを通
して前記サブ・アセンブリに取り付ける段階と、 （ニ）前記アダプタ環の穴と、前記帯形駆動部材の第１
の連結用の穴と、前記クラッチ・カバーの穴とを貫いて
連結部材を挿入し、前記連結部材を、前記クラッチはず
み車の穴内に固定することにより、前記クラッチ・カバ
ーと前記サブ・アセンブリとを、前記クラッチはずみ車
と一緒に回転するように、このクラッチはずみ車に剛性
的に固定する段階と、 を包含する、クラッチ組立て方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/449,961 US4566573A (en) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | Pressure plate strap drive apparatus and method |
| US449961 | 1982-12-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59117919A JPS59117919A (ja) | 1984-07-07 |
| JPH0689789B2 true JPH0689789B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=23786177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58235224A Expired - Fee Related JPH0689789B2 (ja) | 1982-12-15 | 1983-12-15 | 摩擦板クラツチ及びその組立て方法 |
Country Status (17)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4566573A (ja) |
| JP (1) | JPH0689789B2 (ja) |
| KR (1) | KR930003296B1 (ja) |
| AR (1) | AR230864A1 (ja) |
| AU (1) | AU559083B2 (ja) |
| BR (1) | BR8306647A (ja) |
| CA (1) | CA1226831A (ja) |
| DE (1) | DE3343878A1 (ja) |
| ES (1) | ES8505047A1 (ja) |
| FR (1) | FR2538059B1 (ja) |
| GB (1) | GB2131898B (ja) |
| IN (1) | IN162703B (ja) |
| IT (1) | IT1172377B (ja) |
| MX (1) | MX159638A (ja) |
| NL (1) | NL8304273A (ja) |
| SE (1) | SE455432B (ja) |
| ZA (1) | ZA838814B (ja) |
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| JPS6218428U (ja) * | 1985-07-18 | 1987-02-03 | ||
| GB2180304A (en) * | 1985-09-13 | 1987-03-25 | Automotive Products Plc | Method of fitting a clutch cover assembly |
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- 1983-11-22 GB GB08331091A patent/GB2131898B/en not_active Expired
- 1983-11-25 ZA ZA838814A patent/ZA838814B/xx unknown
- 1983-11-28 IN IN1460/CAL/83A patent/IN162703B/en unknown
- 1983-12-02 BR BR8306647A patent/BR8306647A/pt not_active IP Right Cessation
- 1983-12-05 DE DE19833343878 patent/DE3343878A1/de active Granted
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