JPH0689399A - 車両用運行記録装置 - Google Patents

車両用運行記録装置

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Publication number
JPH0689399A
JPH0689399A JP23798292A JP23798292A JPH0689399A JP H0689399 A JPH0689399 A JP H0689399A JP 23798292 A JP23798292 A JP 23798292A JP 23798292 A JP23798292 A JP 23798292A JP H0689399 A JPH0689399 A JP H0689399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle speed
memory
recorded
vehicle
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23798292A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikurou Nozu
育朗 野津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP23798292A priority Critical patent/JPH0689399A/ja
Publication of JPH0689399A publication Critical patent/JPH0689399A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、一定時間ごとに車両速度をサンプリ
ングして記録するためのメモリ容量を節約し、記録デー
タ数を拡大できる車両用運行記録装置を提供することを
目的としている。 【構成】メモリにそれぞれ現在のデータと前回のデータ
との車速の差を1定時間間隔で記録し、その記録した車
速の差が2回以上同じ場合に、その継続回数をメモリに
記録する制御装置を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定時間毎にサンプリ
ングされたデータを記録する車両用運行記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車速の誤差範囲を設定し、車速がその誤
差範囲に入っている場合、1バイト目と2バイト目の1
部に記録し、2バイト目の残りに、誤差範囲に入ってい
るサンプル数を記録する技術は知られている(特開平3
−262922号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現実的
には、例えば高速道路の巡航等以外は車速データは常時
変動するため、誤差直線内に入るカウント数は少なく、
したがってメモリの圧縮量も制限されることになる。
【0004】また、車速データに誤差を含むため運行記
録装置として精度上から難点がある。そして、精度を上
げようとすれば誤差を減らす事が必要で、益々メモリの
圧縮量は制限される。
【0005】本発明は、一定時間ごとに車両速度をサン
プリングして記録するためのメモリ容量を節約し、記録
データ数を拡大できる車両用運行記録装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一定時
間毎にサンプリングされたデータを記録する車両用運行
記録装置において、メモリにそれぞれ現在のデータと前
回のデータとの差を記録し、一定時間間隔での車速の差
を記録し、その記録した車速の差が2回以上同じ場合
に、その継続回数をメモリに記録する制御装置を設けて
いる。
【0007】
【作用】上記のように構成された車両用運行記録装置に
おいて、一定時間ごとにサンプリングした車速と直前の
前回にサンプリングした車速との差を求めるので、車速
の絶対値に比べ変化量は小さく、メモリの容量が節約さ
れる。
【0008】また、同じ車速で長く走行する場合は、サ
ンプリング回数だけを記録するので、メモリが節約され
る。
【0009】したがって、小容量のメモリで多くの車速
データを記録できる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0011】図1において、車両用運行記録装置は、車
両走行データ記憶手段、すなわち全体を符号1で示す車
載機と、その車載機1のデータを読み込んで解析する図
示しないパーソナルコンピュータとで構成されている。
【0012】その車載機1は、車速センサ2からの信号
を入力する入力インターフェース3を介して中央処理装
置(CPU)7に接続されている。
【0013】そのCPU7はROM4とRAM5と通信
インターフェース6とに接続され、その通信インターフ
ェース6は外部入出力手段に接続される。
【0014】そして、容量に限りがあるメモリを節約す
るため、下記のように構成されている。
【0015】図2において、横軸の時間t1、t2等は
サンプリング時間を示し、縦軸はそのときの速度V1、
V2等を示している。そして車速データを1バイトに記
録するのに対し、変化の少ない偏差V(n)−V(n−
1)を0.5バイトに記録すれば、2倍のデータが記録
できる。
【0016】そして、偏差にすれば、当然符号が必要に
なるので、1ビットをそれに当てる。また、速度変化が
ない場合は図3のように0と1とで区別するようにし
て、0の時は下位3ビットが速度変化が0をあらわし、
その速度変化なしの状態が1回だけであることを示す。
1の時は、下位3ビットが速度変化が0をあらわすと同
時に次の0.5バイトが速度変化がない状態の継続回数
を現わすことを示す。
【0017】この様にしてデータを圧縮して記録するた
め、図4に示す様なフローチャートによって行われる。
【0018】作動に際し、所定の定時間毎に起動し、車
速データVnをサンプリングする(ステップS1)。前
にサンプリングしメモリに記録された車速データVn-1
をメモリより読み込む(ステップS2)。この2つの車
速データより車速差ΔVを演算する(ステップS3)。
後述する車速差のオーバーフローデータVMをΔVに加
え、新規のΔVとする(ステップS4)。ΔVが0か否
かを判断し、YESであればステップS6、NOであれ
ばステップS14に処理が移る(ステップS5)。
【0019】ステップS6では、同じ車速の連続回数を
現すV0 が0か否かを判断し、YESであればV0 =1
とし処理を終了し(ステップS7)、NOであればステ
ップS8に移行する。ステップS8では、V0 を1だけ
カウントアップし、V0 が15を越えたかどうか判断す
る(ステップS9)。YESの場合、4ビットで記録で
きる最大の数値が15であるから、オーバーした量V0
´をV0 から15をひくことにより演算する(ステップ
S10)。さらに、V0 を記録できる最大値15にし
(ステップS11)、「B」で表す同じ処理を実施する
(ステップS12)。なお、この処理により図3に示す
同じ車速の連続をあらわす。0.5バイトと連続回数1
5が0.5バイトメモリに格納される。V0 をステップ
S10で演算したV0 ´にし、終了する(ステップS1
3)。これにより車速の連続が続いている場合に対応で
きる。
【0020】ステップS5でNOと判断された場合、ス
テップS14ではV0 が1かどうか判断する。YESの
時は、車速の連続が前に1回だけあったことを表わして
いるからステップS15に移行し、現在の車速差ΔVを
ΔV´として記録しておく。次に車速の連続が1回だけ
あったという情報を表わす。2進法で0000をΔVに
セットする(ステップS16)。
【0021】さらに『A』で表わす同じ処理を実施し
(ステップS17)、これによりステップS16で処理
した0.5バイトの情報を記録する。ステップS15で
保存した現在の車速差データΔV´をΔVに戻し(ステ
ップS18)、ステップS25に移行する。
【0022】ステップS14でNOと判断された場合、
同じ車速の連続が複数回あったことを表わしているか
ら、現在の車速差ΔVをΔV´とし保存しておく(ステ
ップS19)、次に車速の連続が複数回あったとことを
表わす2進法で1000をΔVにセットする(ステップ
S20)。
【0023】『A』で表わす同じ処理を実施し、ステッ
プS20でセットした0.5バイトの情報を記録する
(ステップS21)。さらに同じ車速の連続回数を表わ
すV0をΔVにセットする(ステップS22)。『A』
で表わす同じ処理を実施し、ステップS22でセットし
た情報を記録する(ステップS23)。ステップS19
で記録した現在の車速差ΔV´をΔVに戻し(ステップ
S24)、ステップS25に移行する。
【0024】ステップS25では、ΔVが−7以上かど
うか判断する(ステップS25)。NOの場合、即ちΔ
Vが−7より小さいと、0.5バイトに記録できないた
め、オーバーフローデータVMにオーバーフロー量をV
M=VM+ΔV+7として演算する(ステップS2
9)。次に記録できる最小値−7をΔVにセットし、ス
テップS31に移行する。ステップS25でYESと判
断された場合、ΔVが7より大きいかどうか判断する
(ステップS26)。YESの場合、即ちΔVが7より
大きいと0.5バイト(正負ビットを除く残りの3ビッ
ト)に記録できないため、オーバーフローデータVMに
オーバーフロー量をVM=VM+ΔV−7として演算す
る(ステップS27)。次に記録できる最大値7をΔV
にセットし、ステップS31に移行する。ステップS3
1では同じ車速の連続回数を表わす。V0 を0にクリア
する。次にメモリに0.5バイトずつ記録するため、デ
ータが奇数番目かどうか判断する(ステップS32)。
YESの場合は、4ビットデータを1バイトデータの上
位4ビットに記録するためΔVを左に4ビットシフトし
(ステップS33)、データとしてΔVをDとして保存
する。NOの場合、1バイトデータDにそのままΔVを
加え、1バイトデータとする(ステップS35)。これ
により1バイトに2つのデータを記録されるので、メモ
リに格納する(ステップS36)。これらのフローによ
り目的とする車速差、同じ車速の連続した回数が記録で
き、データメモリの圧縮をはかることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、従来の1バイトを1データとした車速のメ
モリより変化量が小さい偏差でメモリの容量を節約し、
同じ速度で走行する場合は、サンプルの回数のみ記録す
るので、同じ容量に対してデータの記録量は大とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御のブロック構成
図。
【図2】サンプリングの時間と速度とその偏差との関係
図。
【図3】サンプリング回数を示すバイトの構成図。
【図4】図1の制御のフローチャート図。
【符号の説明】
1…車載機 2…車速センサ 3…入力インタフェース 4…ROM 5…RAM 6…通信インタフェース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定時間毎にサンプリングされたデータ
    を記録する車両用運行記録装置において、メモリにそれ
    ぞれ現在のデータと前回のデータとの差を記録し、一定
    時間間隔での車速の差を記録し、その記録した車速の差
    が2回以上同じ場合に、その継続回数をメモリに記録す
    る制御装置を設けたことを特徴とする車両用運行記録装
    置。
JP23798292A 1992-09-07 1992-09-07 車両用運行記録装置 Pending JPH0689399A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23798292A JPH0689399A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 車両用運行記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23798292A JPH0689399A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 車両用運行記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0689399A true JPH0689399A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17023363

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23798292A Pending JPH0689399A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 車両用運行記録装置

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JP (1) JPH0689399A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6629030B2 (en) * 2000-09-21 2003-09-30 Robert Bosch Gmbh Method and device for recoding vehicle data
JP2006270544A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Honda Motor Co Ltd 車両用無線データロギング装置および方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6629030B2 (en) * 2000-09-21 2003-09-30 Robert Bosch Gmbh Method and device for recoding vehicle data
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