JPH06892B2 - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH06892B2
JPH06892B2 JP62118293A JP11829387A JPH06892B2 JP H06892 B2 JPH06892 B2 JP H06892B2 JP 62118293 A JP62118293 A JP 62118293A JP 11829387 A JP11829387 A JP 11829387A JP H06892 B2 JPH06892 B2 JP H06892B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、耐衝撃性、耐熱性、加工性および耐薬品性に
優れた熱可塑性樹脂組成物に関する。
<従来の技術> ポリアリーレンポリエーテルポリスルホンは、優れた耐
熱性ならびに電気的特性を有しており、スイッチカバ
ー、コンピューターハウジング、電動工具ハウジングな
どの電子・電気部品、ダイヤフラム、メーターカバーな
どの自動車部品、トレーなどの食品容器等々において広
く用いられている。
また一方、これらの樹脂は、機械的特性、特に衝撃強度
が低く、加工性に劣り、かつ高価であるため、従来から
特公昭46−37896、特公昭49−27668及び
特開昭54−97655において提案されているとお
り、ポリアリーレンポリエーテルポリスルホンとABS
樹脂とからなる組成物も各分野において用いられてい
る。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、これらの組成物においては耐衝撃性なら
びに加工性の点である程度の改良が認められるものの、
耐薬品性に劣り、ガソリン、ブレーキオイル等に接触し
た際に製品の外観が変化したり、クラックが入ると言つ
た重大な欠点を有している。
本発明者らは、ポリアリーレンポリエーテルポリスルホ
ンの優れた耐熱性を犠牲にすることなく耐衝撃性、加工
性ならびに耐薬品性を改善すべく鋭意研究した結果、本
発明に到達したものである。
すなわち、ポリアリーレンエーテルポリスルホン
(A)、スチレン系共重合体(B)および、オレフィン
およびこれと共重合可能な一種または二種以上の他の単
量体からなる変性ポリオレフィン(C)とからなること
を特徴とする耐衝撃性、耐熱性、加工性および耐薬品性
に優れる熱可塑性樹脂組成物を提供するものである。
以下に本発明について詳細に説明する。
○ポリアリーレンポリエーテルポリスルホン(A) 本発明で用いられるポリアリーレンポリエーテルポリス
ルホン(A)とは、アリーレン単位がエーテルおよびス
ルホン結合と共に介在しているポリマーであり、例え
ば、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンおよび4,4′−ジクロロジフェニルスルホンとから
製造されたものおよび、4,4′−ジクロロジフェニル
スルホンとベンゾフェノンのビスフェノールまたはアセ
トフェノンのビスフェノールまたはビニルシクロヘキセ
ンのビスフェノールまたは4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホンとから製造されたものの如きいくつかの
同種の反応生成物が含まれる。
構造式としては、次のようなものが挙げられる。これら
は一種又は二種以上用いることができる。
特に上記構造式(1)及び(2)で示されるものが好ましい。
○他の熱可塑性樹脂(B) 本発明における他の熱可塑性樹脂(B)としては、ポリ
スチレン、ゴム強化ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹
脂等のスチレン系重合体等々が挙げられ、単独はもちろ
んのこと、二種以上からなる混合物をも意味する。
特に、以下に詳述するスチレン系重合体またはこれと他
の一種以上の熱可塑性樹脂との混合物が好ましい。
スチレン系重合体とは、スチレン、α−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、クロルスチレンなどの芳香族
ビニル化合物を必須成分とする重合体であり、芳香族ビ
ニル化合物の単独重合体をはじめ、芳香族ビニル化合物
と他の共重合可能な化合物とからなる共重合体、ゴム質
重合体の存在下に芳香族ビニル化合物単独又は他の共重
合可能な化合物と共に重合してなるグラフト重合体、さ
らにはそれらスチレン系重合体(単独重合体、共重合
体、グラフト重合体)の混合物をも意味するものであ
る。
前述の共重合体又はグラフト重合体を構成する他の共重
合可能な化合物としては、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリルなどの不飽和ニトリル化合物(i)、メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
ブチル(メタ)アクリレートなどの不飽和カルボン酸ア
ルキルエステル(ii)、アクリル酸、メタクリル酸、マレ
イン酸、マレイン酸無水物、シトラコン酸無水物などの
不飽和カルボン酸又は不飽和ジカルボン酸無水物(ii
i)、マレイミド、メチルマレイミド、エチルマレイミ
ド、N−フェニルマレイミド、O−クロル−N−フェニ
ルマレイミドなどのマレイミド化合物(iv)などがあげら
れる。
共重合体として、より具体的には次の様な各種共重合体
があげられる。スチレン−アクリロニトリル共重合体、
α−メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体、スチ
レン−メチルメタアクリレート共重合体、α−メチルス
チレン−アクリロニトリル−メチルメタアクリレート共
重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン
−アクリロニトリル−無水マレイン酸共重合体、スチレ
ン−マレイミド共重合体、スチレン−N−フェニルマレ
イミド共重合体、スチレン−アクリロニトリル−N−フ
ェニルマレイミド共重合体。
又、グラフト重合体を構成するゴム質重合体としては、
ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合体、アク
リロニトリル−ブタジエン共重合体等のジエン系重合体
(i)、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロ
ピレン−非共役ジエン(エチリデンノルボルネン、ジシ
クロペンタジエン等)共重合体等のエチレン−プロピレ
ン系重合体(ii)、塩素化ポリエチレン(iii)、ポリブチ
ルアクリレートに代表されるアクリル系ゴム(iv)、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体(V)などがあげられる。
グラフト重合体として、より具体的には次の様な各種グ
ラフト重合体があげられる。アクリロニトリル−ジエン
系ゴム−スチレン重合体、メチルメタアクリレート−ジ
エン系ゴム−スチレン重合体、アクリロニトリル−エチ
レン−プロピレン系ゴム−スチレン重合体、アクリロニ
トリル−アクリル系ゴム−スチレン重合体、アクリロニ
トリル−塩素化ポリエチレン−スチレン重合体、スチレ
ン−ジエン系ゴム−無水マレイン酸重合体。
本発明においては、耐薬品性のみならず、加工性と耐衝
撃性のバランス面より、特にスチレン系重合体として
は、前述のグラフト重合体又はグラフト重合体と他の単
独重合体又は共重合体との混合物であることが好まし
い。
これらの各種スチレン系重合体は、塊状重合法、溶液重
合法、、懸濁重合法、乳化重合法およびそれらの組合せ
の重合法により製造することができる。
○変性ポリオレフィン(C) 本発明における変性ポリオレフィン(C)とは、オレフ
ィンおよびこれと共重合可能な一種または二種以上の他
の単量体との共重合体である。
特に、オレフィンと不飽和ジカルボン酸無水物および不
飽和カルボン酸アルキルエステルからなる三元共重合
体、オレフィンとグリシジルメタアクリレート又はそれ
らと酢酸ビニルからなる二元又は三元共重合体が好まし
い。
さらにオレフィン−不飽和ジカルボン酸無水物−不飽和
カルボン酸アルキルエステル三元共重合体としては、オ
レフィン50〜98.5重量%、不飽和ジカルボン酸無
水物0.5〜10重量部%および不飽和カルボン酸アル
キルエステル1〜40重量%からなる三元共重合体が好
ましい。
オレフィン成分が50重量%未満では耐薬品性の改善効
果に劣る傾向にあり、又98.5重量%を超すと相溶性が
悪くなり、耐衝撃性が低下したり成形品に層剥離を生じ
る傾向にある。
不飽和ジカルボン酸無水物成分が0.5重量%未満では変
性ポリオレフィン(三元共重合体)の良好な分散形態が
得られないため、優れた耐衝撃性が得られず、又、10
重量%を超えると熱安定性と加工性が低下する傾向にあ
る。
さらに不飽和カルボン酸アルキルエステル成分が1重量
%未満では、ポリアリーレンポリエーテルポリスルホン
(A)とスチレン系重合体(B)との相溶性が悪く、
又、40重量%を超えると十分な耐薬品性の改善が得ら
れないのみならず、耐熱性、剛性等が低下して機械的性
質のバランスが悪化する。
特に、耐薬品性、耐衝撃性、加工性および耐熱性の面よ
り、オレフィン55〜96重量%、不飽和ジカルボン酸
無水物1〜8重量%および不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル3〜37重量%の三元共重合体が好ましい。
オレフィンとグリシジルメタアクリレート又はそれらと
酢酸ビニルからなる二元又は三元共重合体としては、オ
レフィン50〜98.5重量%、グリシジルメタアクリ
レート又はグリシジルメタアクリレートと酢酸ビニルが
1.5〜50重量%である。二元又は三元共重合体が好
ましい。
上記のオレフィンとしては、エチレン、プロピレン、ブ
テン−1、4メチルペンテン−1などがあげられ、特に
エチレン、プロピレンが好ましい。不飽和ジカルボン酸
無水物としては、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、
無水アコニット酸などがあげられ、特に無水マレイン酸
が好ましい。不飽和カルボン酸アルキルエステルとして
はメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリ
レート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシメチル(メタ)アクリレ
ートなどがあげられ、特にエチルアクリレート、ブチル
アクリレートが好ましい。
変性ポリオレフィン(C)は種々の方法で製造すること
ができる。
例えば、オレフィン−不飽和ジカルボン酸無水物−不飽
和カルボン酸アルキルエステル三元共重合体は、ブレー
ド型撹拌器を備えた円筒状オートクレーブの第一帯にオ
レフィンを供給し、次いで第二帯にオレフィン、不飽和
ジカルボン酸無水物、不飽和カルボン酸アルキルエステ
ルの単量体混合物を供給し、更に第三帯に炭化水素留分
に溶解したt−ブチル2−エチルーパーヘキサノエート
等のラジカル開始剤を注入して1000〜2000atm
の加圧下で重合させる方法等がある。また、オレフィン
−グリシジルメタアクリレート(酢酸ビニル共重合体)
は、それらの化合物をラジカル発生剤の存在下、50〜
4000気圧、40〜300℃で接触させる方法等があ
る。
○組成物 ポリアリーレンポリエーテルポリスルホン(A)、スチ
レン系重合体(B)および変性ポリオレフィン(C)の
配合比率には特に制限はないが、耐衝撃性、加工性、耐
熱性および耐薬品性の物性バランス面より、ポリアリー
レンポリエーテルポリスルホン(A)とスチレン系重合
体(B)の合計100重量部当り(A)が10〜90重
量部、(B)が90〜10重量部であり、かつ(A)と
(B)の合計100重量部当り変性ポリオレフィン
(C)が0.5〜200重量部であることが好ましい。
ポリアリーレンポリエーテルポリスルホン(A)、スチ
レン系重合体(B)および変性ポリオレフィン(C)の
混合は、バンバリーミキサー、一軸押出機、二軸押出機
等の公知の混合機を用いて行うことができる。
また、これらの混合方法としては、三成分を同時に混合
する一括混合法、任意の二成分を混合後、第三の成分を
混合する二段混合法等を挙げることができる。
なお、混合に際して、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電
防止剤、滑剤、染顔料などの公知の添加剤、ならびにガ
ラス繊維、金属繊維、炭素繊維などの強化剤を適宜配合
することができる。
以下に実施例を挙げて説明するが、本発明はこれによっ
て何ら制限されるものではない。
実施例 以下に示すスチレン系重合体(B−1〜6)および変性
ポリオレフィン(C−1〜6)を製造した後、市販のポ
リアリーレンポリエーテルポリスルホン(A)と表−1
〜2に示される配合比率に基づきそれらをバンバリーミ
キサーにて溶融混練し、各種熱可塑性樹脂組成物を得
た。
得られた組成物より射出成形機にて各種試験片を作成
し、評価に供した。
試験結果を表−1〜2に示す。
−ポリアリーレンポリエーテルポリスルホン(A)− 一般式 で示される重合体。
−スチレン系重合体(B)− B−1:スチレン−アクリロニトリル共重合体 公知の懸濁重合法により、スチレン71重量%、アクリ
ロニトリル29重量%、固有粘度(30℃、ジメチルホ
ルムアミド)0.65の共重合体を得た。
B−2:スチレン−無水マレイン酸共重合体 公知の塊状重合法により、スチレン87重量%、無水マ
レイン酸13重量%、固有粘度(30℃、ジメチルホル
ムアミド)0.58の共重合体を得た。
B−3:スチレン−N−フェニルマレイミド−アクリロ
ニトリル共重合体 公知の乳化重合法により、スチレン67重量%、N−フ
ェニルマレイミド10重量%、アクリロニトリル23重
量%、固有粘度(30℃、ジメチルホルムアミド)0.
63の共重合体を得た。
B−4:アクリロニトリル−ジエン系ゴム−スチレン重
合体 公知の乳化重合法により、重量平均粒子径0.43μm、
ゲル含有率85重量%のポリブタジエンゴムラテックス
(固形分50重量部%)100重量部、スチレン35重
量部およびアクリロニトリル15重量部をグラフト重合
し、ゴム分約50重量%の重合体を得た。
B−5:アクリロニトリル−エチレン−プロピレン系ゴ
ム−スチレン重合体 公知の溶液重合法により、プロピレン43重量%、ヨウ
素価13のエチレン−プロピレン−エチリデンノルボル
ネン100重量部、スチレン400重量部およびアクリ
ロニトリル170重量部をグラフト重合し、ゴム分約1
5重量%の重合体を得た。
B−6:スチレン−ジエン系ゴム−無水マレイン酸重合
体 公知の塊状懸濁重合法により、ゲル75重量%のポリブ
タジエンゴム10重量%、スチレン75重量%および無
水マレイン酸15重量%をグラフト重合し、ゴム含有量
約10重量%の重合体を得た。
−変性ポリオレフィン(C)− C−1〜2:エチレン−無水マレイン酸−エチルアクリ
レート三元共重合体 ブレード型撹拌器を備えた円筒状オートクレーブを用い
て、炭化水素留分に溶解したt−ブチル2−エチルパー
ヘキサノエートの存在下、185℃、1600atmで単
量体混合物を重合し、エチレン60重量%、無水マレイ
ン酸4.5重量%およびエチルアクリレート35.5重量%
の三元共重合体C−1及びエチレン92重量%、無水マ
レイン酸1.5重量%およびエチルアクリレート6.5重量
%の三元共重合体C−2を得た。
C−3:エチレン−無水マレイン酸−ブチルアクリレー
ト三元共重合体 C−1〜2と同様の方法で、エチレン70重量%、無水
マレイン酸4重量%およびブチルアクリレート26重量
%の三元共重合体を得た。
C−4〜5:エチレン−無水マレイン酸−エチルアクリ
レート三元共重合体 C−1〜2と同様の方法で、エチレン45重量%、無水
マレイン酸5重量%およびエチルアクリレート50重量
%の三元共重合体C−4およびエチレン96重量%、無
水マレイン酸3.5重量%およびエチルアクリレート0.5
重量%の三元共重合体C−5を得た。
C−6:エチレン−グリシジルメタクリレート−酢酸ビ
ニル三元共重合体 C−1〜2と同様の方法で、エチレン80重量%、グリ
シジルメタクリレート10重量%および酢酸ビニル10
重量%の三元共重合体C−6を得た。
<発明の効果> ポリアリーレンポリエーテルポリスルホン、他の熱可塑
性樹脂および変性ポリオレフィンからなる本発明の組成
物は、優れた耐衝撃性、耐熱性、加工性、耐薬品性を有
するため、従来ポリスルホン又はポリスルホン/ABS
が用いられていた分野はもちろんのこと、より耐衝撃
性、耐熱性、耐薬品性を必要とする分野にも用いること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 51/06 LLJ 7142−4J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリアリーレンポリエーテルポリスルホン
    (A)、スチレン系重合体(B)および、オレフインお
    よびこれと共重合可能な一種または二種以上の他の単量
    体からなる変性ポリオレフィン(C)とからなり、かつ
    (A)と(B)の配合比率が(A)と(B)の合計10
    0重量部当たり(A)10〜90重量部、(B)90〜
    10重量部であり、(C)の配合比率が(A)と(B)
    の合計100重量部当たり0.5〜200重量部であるこ
    とを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】変性ポリオレフィン(C)が、オレフィン
    50〜98.5重量%、不飽和ジカルボン酸無水物0.5
    〜10重量%および不飽和カルボン酸アルキルエステル
    1〜40重量%からなる三元共重合体である特許請求の
    範囲第1項記載の熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】変性ポリオレフィン(C)が、エチレンお
    よび/またはプロピレン55〜96重量%、無水マレイ
    ン酸1〜8重量%、エチルアクリレートおよび/または
    ブチルアクリレート3〜37重量%からなる三元共重合
    体である特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性樹脂組成
    物。
  4. 【請求項4】変性ポリオレフィン(C)が、オレフィン
    とグリシジルメタクリレート又はそれらと酢酸ビニルか
    らなる二元又は三元共重合体である特許請求の範囲第1
    項記載の熱可塑性樹脂組成物。
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