JPH0687683B2 - 油圧昇降制御装置 - Google Patents

油圧昇降制御装置

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JPH0687683B2
JPH0687683B2 JP2279583A JP27958390A JPH0687683B2 JP H0687683 B2 JPH0687683 B2 JP H0687683B2 JP 2279583 A JP2279583 A JP 2279583A JP 27958390 A JP27958390 A JP 27958390A JP H0687683 B2 JPH0687683 B2 JP H0687683B2
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hydraulic cylinder
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仲四郎 向井
邦彦 家木
洋二 福田
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、トラクター後部に連結される対地作業機を
昇降動作させる油圧昇降制御装置の改良に係る。
[従来技術及び発明が解決しようとする問題点] トラクターに連結された作業機を昇降させるリフトアー
ムは、油圧シリンダケースに枢着され、一般的にその昇
降制御は油圧シリンダケースの横に設けられた操作レバ
ーにて行なわれる。
近年、この操作レバーとステアリングハンドル横側部に
設けた別の操作レバーとを、ワイヤー、ロッド等の機械
的連係手段を介して連動連結するものがあるが、これら
を配設する際には、空間的制約を受けたり、連係手段に
雨水が掛かることによって錆び付きが生じ、操作荷重が
重くなって旋回時に上昇操作が遅れるといった不具合を
有していた。
また、油圧昇降制御装置のコントロールバルブを電磁バ
ルブに構成し、これをスイッチ等で電気的に制御するも
のも現われているが、製造コストが高くつく欠点があ
る。
[問題点を解決するための手段] この発明は、油圧シリンダケース内にリンク機構が組み
込まれた廉価型のものに、一部電装部品を後付けしてリ
フトアームの昇降回動を電気的にコントロールしようと
するものであり、このため、次のような技術的手段を講
じた。
即ち、リフトアーム7、7を昇降回動させるコントロー
ルバルブ12と連係された回動軸15を油圧シリンダケース
14から突出させ、この回動軸15と油圧シリンダケース14
の近傍に設けたモーター17とを機械的連係手段28を介し
て連動連結し、操縦席近傍には作業機の上昇高さを設定
する設定器19を設け、前記回動軸15と対向した位置に
は、回動軸15の回動位置に応じた作業機の上昇高さを検
出する検出器18を設け、前記設定器19による設定値と検
出器18による検出値とが一致するように前記モーター17
を回転させる制御部20を設けたことを特徴とする油圧昇
降制御装置の構成とする。
[実施例] 以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
まず、構成から説明すると、1はトラクター、2はロー
タリ耕耘装置で、このロータリ耕耘装置2は、トップリ
ンク3、ロワーリンク4,4からなる3点リンク装置5を
介してトラクター1後部に連結され、機体後部に設けら
れた油圧昇降装置6にて昇降動自在に構成されている。
油圧昇降装置6は、油圧シリンダケース14に枢着された
リフトアーム7,7、リフトアーム7,7とロワーリンク4,4
とを連結するリフトロッド8,8等からなり、後述するコ
ントロールバルブ12によりリフトアーム7,7は昇降回動
される。
ロータリ耕耘装置2は、トラクター1側のPTO軸から回
動動力を得て駆動される耕耘部9と、耕耘部9の上方を
覆う主カバー10、主カバー10の後端部に回動自在に枢支
されたリヤカバー11等からなる従来周知の構造である。
コントロールバルブ12は油圧シリンダケース14の下部に
取り付けられ、そのスプール13は前後方向に移動可能な
状態でコントロールバルブ12に嵌合されている。
スプール13は、油圧シリンダケース14の横側壁に軸支さ
れた回動軸15と同ケース14内のリンク群16を介して連動
連結され、このスプール13が前後方向に摺動すると、油
路を切替てリフトアーム7,7が昇降回動する。
上記回動軸支15は、従来のレバー操作方式に代えてモー
ター17にて制御されるものであって、手動操作レバーが
取り付けられていたこの回動軸15の延長上にあって、そ
の軸端に対向する位置には、回動軸15の回動角を検出す
るための検出器18が取り付けられている。モーター17と
回動軸15とはリンク等からなる機械的連係手段28を介し
て連動連結される。
第4図は制御回路を示すものである。19はリフトアーム
7,7の高さを設定するポジション設定器であって、この
ポジション設定器19は操縦席近傍に設けられ、この設定
器19を操作することによってリフトアーム7,7の高さが
変更され、油圧昇降装置6に連結されたロータリ耕耘装
置2の高さを任意に変更することができる。
20は制御部で、設定器19からの信号と前記検出器18から
の信号とを比較し、電圧に変換された上記2つの信号値
が異なるとき、両者を一致させるべくモーター駆動回路
21に制御信号を出力して、モーター17を駆動する。
22は、上記ポジション設定器19に対して並列に設けられ
た別の高さ設定器であって、スイッチ23の操作によりリ
レー24が作動し、切替スイッチ25をポジション制御モー
ドから別の作業機上昇モードに切り替える。なお、図中
符号26は電源である。
次に作用を説明する。機体を前進させながら耕耘作業を
行なう場合には、まず、ポジション設定器19でリフトア
ーム7の高さを設定し、その高さまでロータリ耕耘装置
2を降下させる。
このとき、第4図に示す制御回路は、ポジション優先に
なっているため、これと並列に設けられた作業機上昇位
置を設定する回路は開かれたままである。
そして、畦際等で機体を旋回させながら、同時に、ある
いは先にスイッチ23をONにすると、リレー24が作動し、
切替スイッチ25をポジション制御モードから、もう一方
の作業機上昇モードに切り替える。すると、ロータリ耕
耘装置2は高さ設定器22にて設定された高さまで上昇す
る。
高さ設定器22による調節範囲は、任意に取れるものであ
るから、予め最大上昇位置を設定しておけばロータリ耕
耘装置2は旋回時に地面から大きく浮上することにな
り、旋回動作を容易にすることができる。
なお、このスイッチ23と変速レバーとを連係し、この変
速レバーが後進側に切り替えられたときに、このスイッ
チ23がONとなるように連動構成してもよく、そのように
構成すると、機体が後進した際にロータリ耕耘装置2は
自動的に吊り上げられることになって、このロータリ耕
耘装置2が畦畔と衝突して破損する恐れが少ない。
[発明の効果] この発明は前記の如く、リフトアーム7、7を昇降回動
させるコントロールバルブ12と連係された回動軸15を油
圧シリンダケース14から突出させ、この回動軸15と油圧
シリンダケース14の近傍に設けたモーター17とを機械的
連係手段28を介して連動連結し、操縦席近傍には作業機
の上昇高さを設定する設定器19を設け、前記回動軸15と
対向した位置には、回動軸15の回動位置に応じた作業機
の上昇高さを検出する検出器18を設け、前記設定器19に
よる設定値と検出器18による検出値とが一致するように
前記モーター17を回転させる制御部20を設けたので、油
圧シリンダケース14内に機械式リンク機構を備える廉価
型の油圧制御装置であっても、これを電気的に制御でき
ることが可能となり、作業機の昇降操作を、迅速かつ容
易に行なうことができるものである。
また、油圧シリンダケース14から突出する回動軸15と対
向した位置に、回動軸15の回動位置に応じた作業機の上
昇高さを検出する検出器18を設けたので、簡単な構造で
ありながら、リフトアーム7、7を所定の高さに正確に
制御できるのである。また、この検出器18は地表面から
比較的高い位置に設けられているので、代掻作業時でも
泥土が掛かり難く、誤検出の恐れも少ない。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図は全体側面図、第
2図は要部の側面図、第3図は一部を切欠いた要部の背
面図、第4図は制御回路図である。 符号の説明 1……トラクター 2……ロータリ耕耘装置 6……油圧昇降装置 18……ポテンショメータ 19……ポジション設定器 20……制御部 22……高さ設定器 28……連係手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフトアーム7、7を昇降回動させるコン
    トロールバルブ12と連係された回動軸15を油圧シリンダ
    ケース14から突出させ、この回動軸15と油圧シリンダケ
    ース14の近傍に設けたモーター17とを機械的連係手段28
    を介して連動連結し、操縦席近傍には作業機の上昇高さ
    を設定する設定器19を設け、前記回動軸15と対向した位
    置には、回動軸15の回動位置に応じた作業機の上昇高さ
    を検出する検出器18を設け、前記設定器19による設定値
    と検出器18による検出値とが一致するように前記モータ
    ー17を回転させる制御部20を設けたことを特徴とする油
    圧昇降制御装置。
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JPS60139575A (ja) * 1983-12-28 1985-07-24 Iseki & Co Ltd トラクタ−の油圧昇降制御装置

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