JPH0686715B2 - セルロース系布帛の染色加工方法 - Google Patents

セルロース系布帛の染色加工方法

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JPH0686715B2
JPH0686715B2 JP2294876A JP29487690A JPH0686715B2 JP H0686715 B2 JPH0686715 B2 JP H0686715B2 JP 2294876 A JP2294876 A JP 2294876A JP 29487690 A JP29487690 A JP 29487690A JP H0686715 B2 JPH0686715 B2 JP H0686715B2
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cellulosic
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はセルロース系布面の染色加工方法に係り、特
に、リンアミド系化合物を用いて防縮性や防皺性等を付
与したセルロース系布帛(以下、防縮性セルロース系布
帛という)の染色加工方法に関する。
[従来の技術] セルロース系布帛に防縮性や防皺性等を付与するための
加工方法としては種々のものが知られているが、その中
の一つとして、セルロース系布帛にリンアミド系化合物
の溶液を付着させた後熱処理を施し、このセルロース系
布帛にリンアミド系化合物を固着させることにより防縮
性や防皺性等を付与する方法がある。
精練(シルケットを含む場合有り)後または精練漂白後
(以下、前処理後という)のセルロース系布帛に、リン
アミど系化合物を用いた上述の方法により防縮性や防皺
性等を付与した場合、このセルロース系布帛は固着した
リンアミド系化合物により淡黄色を呈する。このため、
防縮性セルロース系布帛に高い白度が求められる場合に
は、一般に、前処理後のセルロース系布帛に予め蛍光染
料(ここでいう蛍光染料とは蛍光増白剤を指す)を用い
た染色を施して、このセルロース系布帛の白度を高めた
後にリンアミド系化合物を用いた加工が施される。
リンアミド系化合物を用いた加工に先立って蛍光染料を
用いた染色を予め施すのは、リンアミド系化合物が固着
した布帛には蛍光染料が吸着され難いからである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前処理後のセルロース系布帛に予め蛍光
染料を用いた染色を施した後にリンアミド系化合物を用
いた加工を施す従来の方法では、リンアミド系化合物を
布帛に固着させるための熱処理により蛍光染料の一部が
分解してしまうために、蛍光染料による白度の向上は未
だ不十分であった。
したがって本発明の目的は、リンアミド系化合物が固着
した布帛への蛍光染料の吸着を容易にして、蛍光染料に
よる白度の向上効果が高いセルロース系布帛の染色加工
方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するためになされたものであ
り、本発明のセルロース系布帛の染色加工方法は、精練
後または精練漂白後(前処理後)のセルロース系布帛に
リンアミド系化合物の溶液を付着させ、熱処理により前
記リンアミド系化合物を前記セルロース系布帛に固着さ
せる第1の工程と、前記第1の工程を経たセルロース系
布帛に、、還元処理および/または酸化処理を施す第2
の工程と、前記第2の工程を経たセルロース系布帛に、
少なくとも蛍光染料を用いた染色を施す第3の工程とを
含むことを特徴とするものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
まず、本発明の第1の工程について説明すると、この工
程は、前処理後のセルロース系布帛にリンアミド系化合
物の溶液を付着させ、熱処理により前記リンアミド系化
合物を前記セルロース系布帛に固着させる工程である。
ここで、セルロース系布帛とは、木綿、ラミー、リネン
等の天然植物繊維やビスコースレーヨン、ポリノジッ
ク、キュプラ等の再生セルロース繊維等のセルロース系
繊維の1種または複数種からなる布帛、または、1種ま
たは複数種のセルロース系繊維の他に、ポリアミド繊
維、ポリエステル繊維、ポリアクリルニトリル繊維、ス
パンデックス等の有機合成繊維や、ガラス繊維、カーボ
ン繊維、シリコーンカーバイト繊維等の無機繊維が少量
混合された布帛を意味する。
本発明に用いるリンアミド化合物の例としては、アミド
ホスファゼン系化合物やリン酸アミド系化合物等があ
り、このうちのアミドホスファゼン系化合物は、下記一
般式(1) (式中、Xは3以上の整数である) で示される環状アミドホスファゼン化合物、下記一般式
(2)または(3) PnNn(NH2)2n+2 …(2) (式中、nは正の整数である) PnNn-1(NH2)2n+3 …(3) (式中、nは2以上の正の整数である) で示される線状アミドホスファゼン系化合物等で構成さ
れる。さらに、一般式(1)、(2)および(3)中
で、アミド基の一部が未置換のクロル基、加水分解によ
る水酸基、メトキシ基やエトキシ基等のアルコキシ基、
フエノキシ基、モノ低級アルキルアミノ基、ジ低級アル
キルアミノ基、メチロール基、メトキシメチル基等で置
換されているものも含まれる。
また、リン酸アミド系化合物は、リン酸トリアミド[OP
(NH2)3]、リン酸トリアミド縮合物、およびこれらのア
ミド基の一部が他の置換基で置換された形のアミド置換
誘導体の1種または2種以上で構成される。
リン酸トリアミド縮合物の例としては、2分子のリン酸
トリアミドから1分子のNH3を放出して縮合したイミド
2リン酸テトラアミド[NH(PO)2(NH2)4]、3分子のリ
ン酸トリアミドから2分子のNH3を放出して縮合したジ
イミド3リン酸ペンタアミド[(NH)2(PO)3(NH2)5]、同
様にしてリン酸トリアミドの4分子縮合物、リン酸トリ
アミドの5分子縮合物、リン酸トリアミドの6分子縮合
物等が挙げられる。またアミド置換誘導体の例として
は、リン酸トリアミドのアミド基の1部、またはリン酸
トリアミド縮合物のアミド基の1部が、-OCH3、-OC
2H5、-OC3H7、-O4H9、-OC5H11-NHCH3、-NHC2H5、-ONH4、-CH2OH、-CH2OCH3等で置換さ
れた形のものが挙げられる。さらに、例えば原料として
用いたオキシ塩化リン中の塩素(Cl)が未反応のまま少
量残存しているものや、未反応の塩素(−Cl)が加水分
解により水酸基(−OH)になったものもアミド置換誘導
体を構成する。
なお、粗製リンアミド系化合物はクロルホスファゼンま
たはオキシ塩化リンとアンモニアとの脱塩化アンモニウ
ム反応により得られるために、副生物の塩化アンモニウ
ムを多量に含んでいるが、リンアミド系化合物としてこ
のような粗製リンアミド系化合物を用いてもよい。
セルロース系布帛へのリンアミド系化合物の付着は、リ
ンアミド系化合物の溶液(以下、加工剤溶液という)を
用いて行われるが、このときの溶媒としては、水、少量
のアンモニアを溶解した水等を用いることが好ましい。
また溶質としては、上述したリンアミド系化合物の他
に、リン酸水素二アンモニウム、塩化アンモニウム、有
機アミン塩酸塩、塩化亜鉛、塩化マグネシウム、硝酸亜
鉛、硼弗化亜鉛、塩酸、リン酸等の酸性触媒や、従来か
ら用いられてきた少量の樹脂加工剤、柔軟剤、撥水剤お
よび/またはセルロース架橋剤等を、補助成分として添
加することもできる。
セルロース系布帛に加工剤溶液を付着させる方法として
は、セルロース系布帛を加工剤溶液中に浸漬した後引上
げ、そのままあるいはロールないしマングルで絞る方法
や、加工剤溶液をセルロース系布帛に噴霧、塗布する方
法等を適用することができる。このときのリンアミド系
化合物のセルロース系布帛に対する付着量は、熱処理が
終わった段階で2〜10wt%になる量とすることが好まし
い。
このようにして加工剤溶液を付着させたセルロース系布
帛に対する熱処理の方法としては、熱風による方法や、
赤外線、遠赤外線、あるいはマイクロウエーブによる方
法、熱板による方法、水蒸気による方法等を適用するこ
とができる。熱処理は1回でもよいし、2回以上行って
もよい。好ましい熱処理温度は50〜190℃で、好ましい
熱処理時間は1〜30分である。熱処理温度および熱処理
時間については、セルロース系布帛を損傷しないような
条件を適宜選択する。
この熱処理により、セルロース系布帛にリンアミド系化
合物が固着し、これにより、セルロース系布帛に防縮性
や防皺性等の機能が付与される。なお、熱処理後に湯洗
い等のソーピングを行って、セルロース系布帛に付着し
た水溶性成分を除去することが好ましい。
次に、本発明の第2の工程について説明すると、この工
程は、第1の工程を経たセルロース系布帛に、還元処理
および/または酸化処理を施す工程であり、還元処理に
用いる還元剤としては、例えばハイドロサルファイト、
酸性亜硫酸ナトリウム、スルホオキシレート・ホルムア
ルデヒド類等を挙げることができる。また、酸化処理に
用いる酸化剤としては、例えばさらし粉、高度さらし
粉、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸リチウム、亜塩
素酸ナトリウム、クロラミン、三塩化イソシアヌル等を
挙げることができる。
第1の工程を経たセルロース系布帛に還元処理および/
または酸化処理を施すことにより、防縮性セルロース系
布帛に固着しているリンアミド系化合物またはその成分
の一部が脱落する。したがって、還元処理および/また
は酸化処理の条件は、セルロース系布帛に付与された防
縮性や防皺性等の機能は損なわずに、後述する第3の工
程において蛍光染料が容易に吸着される程度に、セルロ
ース系布帛に固着したリンアミド系化合物の成分の一部
を脱落させることができる条件とする。
ここで、第1の工程を経たことによりセルロース系布帛
に付与された防縮性や防皺性等の機能は、この防縮性セ
ルロース系布帛中のリン含有量に依存することが経験的
に分かっている。そして、防縮性セルロース系布帛中の
リン含有率を100%としたときに、このリン含有率が1
〜15%、特に好ましくは5〜10%低下するように還元処
理および/または酸化処理を施すことにより、防縮性や
防皺性等の機能に悪影響を及ぼすことなく、リンアミド
系化合物中において蛍光染料の吸着を困難にしている成
分を脱落させることができる。このときの処理が強すぎ
ると、防縮性や防皺性等の機能に寄与する成分も脱落し
てしまい、これらの機能の低下が大きくなる。また処理
が弱すぎると、蛍光染料の吸着を困難にしている成分を
脱落させることができない。
換言すれば、防縮性セルロース系布帛中のリン含有率を
100%としたときに、このリン含有率が1〜15%低下す
るように還元処理および/または酸化処理を施すことに
より、防縮性や防皺性等の機能に悪影響を及ぼすことな
く、この防縮性セルロース系布帛に蛍光染料を容易に吸
着させることが可能となる。
このような還元処理および/または酸化処理の条件は、
セルロース系布帛を構成するセルロース系繊維の種類、
リンアミド系化合物の種類、還元剤/およびまたは酸化
剤の種類等により異なるため限定することはでないが、
例えばリンアミド系化合物としてリン酸アミドを用いた
綿ニットに対して、還元剤としてハイドロサルファイト
を用いた還元処理を施す場合、ハイドロサルファイト2g
/l、浴比1:30、処理温度90℃、処理時間30分なる条件で
処理することにより、リン酸アミドが固着した綿ニット
中のリン含有率を約10%低下させることができる。
次に、本発明の第3の工程について説明すると、この工
程は、第2の工程を経たセルロース系布帛に、蛍光染料
を少なくとも用いた染色を施す工程であり、蛍光染料と
しては、セルロース系布帛に従来より用いられているも
のをそのまま使用することができる。具体的には、例え
ば市販品の商品名でハッコールBNconc.、ハッコールAP
(以上、昭和化学(株)製)、イルミナールBBS−L、
イルミナールSPconc.、イルミナールRG200、イルミナー
ルRG600(以上、昭和化工(株)製)、カヤコールPKcon
c.(日本化薬(株)製)等を挙げることができる。
染色の条件としては、直接染料により染色する際の一般
的条件を採用することができ、例えば蛍光染料1〜3%
o.W.f.、無水芒硝5〜20%o.w.f.、浴比1:20〜1:30、温
度50〜90℃、時間15〜40分等の条件が好ましい。
第2の工程を経たセルロース系布帛にこのような染色を
施すことにより、蛍光染料による白度の向上効果が高い
防縮性セルロース系布帛を得ることができる。
[作用] 前処理後のセルロース系布帛にリンアミド系化合物を用
いた加工を施した後に、還元処理および/または酸化処
理を施すことにより、セルロース系布帛に付与された防
縮性や防皺性等の機能に悪影響を及ぼすことなく、処理
後のセルロース系布帛に蛍光染料を容易に吸着させるこ
とが可能となる。
したがって本発明のセルロース系布帛の染色加工方法に
よれば、蛍光染料による白度の向上効果の高い防縮性セ
ルロース系布帛を得ることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
実施例1 精練、漂白、シルケット上りの綿ニット(天竺、3
0S/1、30″×28GC、白度74)を、リン酸アミド純分約37
%、塩化アンモニウム約63%)を水に溶かした加工剤溶
液(濃度110g/l)に浸漬し、マングルによりピックアッ
プ110%に絞液した後100℃で5分間乾燥し、さらに150
℃で1.8分間キュアリングして綿ニットにリン酸アミド
を固着させた後、ソーピングを行った。
次いで、ハイドロサルファイトの水溶液(濃度2g/l、2g
/lの炭酸ソーダを含有)を用いて、浴比1:30、処理温度
90℃、処理時間30分なる条件で還元処理を施した。
この後、還元処理を施した綿ニットを1:20の浴比で染色
液(成分:イルミナールSPconc.0.7%o.w.f.、イルミナ
ールRG200 0.2%o.w.f.、イルミナールRG600 0.2%o.w.
f.、無水芒硝10%o.w.f.)に浸漬して、60℃で30分間染
色し、乾燥して仕上げた。
仕上がりの布の白度、洗濯収縮率、および還元処理前後
のリン含有率を表−1に示した。
測定方法は下記の通りである。
白度 JIS L 1013−1981の7.20項B法により求めた。
洗濯収縮率 JIS L 0217 103法により求めた。
リン含有率 硝酸分解−比色法により求めた。
実施例2 実施例1で用いた前処理後の綿ニットと同質の綿ニット
を、リン酸アミド(純分約42%、塩化アンモニウム約58
%)を0.5%アンモニア水に溶かした加工剤溶液(濃度1
10g/l)に浸漬し、マングルによりピックアップ100%に
絞液した後105℃で5分間乾燥し、さらに148℃で2.0分
間キュアリングして綿ニットにリン酸アミドを固着させ
た後、ソーピングを行った。
次いで、ハイドロサルファイトの水溶液(濃度2g/l、1g
/lの炭酸ソーダを含有)を用いて、浴比1:30、処理温度
92℃、処理時間30分なる条件で還元処理を施した。
この後、処理温度を80℃とした以外は実施例1と同じ条
件で染色し、乾燥して仕上げた。
仕上がり布の白度、洗濯収縮率、および還元処理前後の
リン含有率を実施例1と同様にして測定し、表−1に示
した。
実施例3 精練、漂白、シルケット上りの綿ニット(かのこ、30
S/126″×28GC、白度74)を、リン酸アミド(純分約37
%、塩化アンモニウム約63%)を水に溶かした加工剤溶
液(濃度120g/l)に浸漬し、マングルによりピックアッ
プ95℃に絞液した後110℃で5分間乾燥し、さらに145℃
で4.0分間キュアリングして綿ニットにリン酸アミドを
固着させた後、ソーピングを行った。
次いで、次亜塩素酸ナトリウムの水溶液(有効塩素濃度
1.5g/l)用いて、浴比1:30、処理温度80℃、処理時間30
分なる条件で酸化処理を施した。
この後、酸化処理を施した綿ニットを1:20の浴比で染色
液(成分:イルミナールBB conc.0.9%o.w.f.、イルミ
ナールRG200 0.3%o.w.f.、イルミナールRG600 0.2%o.
w.f.、無水芒硝15%o.w.f.)に浸漬し、60℃で30分間染
色し、乾燥して仕上げた。
仕上がり布の白度、洗濯収縮率、および還元処理前後の
リン含有率を実施例1と同様にして測定し、表−1に示
した。
比較例1 還元処理を行わないことを除いて実施例1と同様に行っ
た仕上がり布の白度、洗濯収縮率、およびリン含有率を
表−1示した。
比較例2 実施例2で用いた綿ニットと同質の綿ニットを、実施例
2と同じ条件で予め染色した後、実施例2の加工剤溶液
および加工条件で加工した仕上がり布の白度、洗濯収縮
率、およびリン含有率を表−1に示した。
表−1から明らかなように、本発明に基づいて得た実施
例1〜3の仕上がり布(綿ニット)の白度は、比較例1
〜2で得られた仕上がり布(綿ニット)の白度よりも高
く、蛍光染料による白度の向上効果が高い。さらに、洗
濯収縮率も比較例1〜2で得られた仕上がり布の洗濯収
縮率と略同等であり、防縮性および防皺性等に優れてい
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のセルロース系布帛の染色
加工方法によれば、蛍光染料による白度の向上効果が高
い防縮性セルロース系布帛を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06P 5/00 103 9356−4H // D06M 101:06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】精練後または精練漂白後のセルロース系布
    帛にリンアミド系化合物の溶液を付着させ、熱処理によ
    り前記リンアミド系化合物を前記セルロース系布帛に固
    着させる第1の工程と、 前記第1の工程を経たセルロース系布帛に、還元処理お
    よび/または酸化処理を施す第2の工程と、 前記第2の工程を経たセルロース系布帛に、少なくとも
    螢光染料を用いた染色を施す第3の工程と を含むことを特徴とするセルロース系布帛の染色加工方
    法。
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