JPH0686203B2 - ブレ−キブ−スタ - Google Patents
ブレ−キブ−スタInfo
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- JPH0686203B2 JPH0686203B2 JP61228526A JP22852686A JPH0686203B2 JP H0686203 B2 JPH0686203 B2 JP H0686203B2 JP 61228526 A JP61228526 A JP 61228526A JP 22852686 A JP22852686 A JP 22852686A JP H0686203 B2 JPH0686203 B2 JP H0686203B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve member
- brake booster
- tubular
- annular elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/24—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
- B60T13/46—Vacuum systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
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- B60T13/46—Vacuum systems
- B60T13/52—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
- B60T13/57—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by constructional features of control valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、分配弁装置を収容する管状ハブを有するピス
トン装置をハウジング内に備えており、分配弁装置が、
管状ハブ及び同ハブ内を摺動する弁プランジャに夫々同
心的に形成された第１弁座及び第２弁座と選択的に協働
する作動部分を有する環状弾性弁部材を備え、環状弾性
弁部材が管状ハブ内に配設された支持体によって管状ハ
ブ内に装着され、支持体が、弁プランジャに連結された
入力ロッドを後退移動させる戻しスプリングのための第
１当接部と、環状弾性弁部材の作動部分を第１及び第２
弁座に向けて偏倚する弁スプリングのための第２当接部
とを形成している型の、特に真空式のブレーキブースタ
に関するものである。
トン装置をハウジング内に備えており、分配弁装置が、
管状ハブ及び同ハブ内を摺動する弁プランジャに夫々同
心的に形成された第１弁座及び第２弁座と選択的に協働
する作動部分を有する環状弾性弁部材を備え、環状弾性
弁部材が管状ハブ内に配設された支持体によって管状ハ
ブ内に装着され、支持体が、弁プランジャに連結された
入力ロッドを後退移動させる戻しスプリングのための第
１当接部と、環状弾性弁部材の作動部分を第１及び第２
弁座に向けて偏倚する弁スプリングのための第２当接部
とを形成している型の、特に真空式のブレーキブースタ
に関するものである。
この型のブレーキブースタがフランス国特許第1,512,69
6号明細書に記載されている。この明細書に記載された
ブレーキブースタでは、大部分の既存のブースタと同様
に、環状弾性弁部材は全体的にチューリップ形をなして
いて、その外方装着フランジを弁部材支持体と一緒にピ
ストン装置の管状ハブ内に装着されるようになってお
り、弁部材の作動部分は外方に広がった薄い中間ウェブ
部分によってこの装着フランジに連結されている。この
構成では、ブースタの寿命の間弁部材の中間ウェブ部分
が非常に大きい曲げ及び圧縮応力を受けて、長時間経過
したときにはこの圧力受け点において弁部材を形成する
弾性材料が脆くなってしまう。又、作動中、この弁部材
の中間ウェブ部分は、入力ロッドの周りで管状ハブ内に
常時存在している大気と、この中間ウェブ部分を囲繞し
ブースタの前方真空室に常時連通する環状室内に常時存
在している真空との圧力差を受けている。この圧力差は
中間ウェブ部分の疲れを起こすばかりでなく、弁スプリ
ングの力に付加して軸方向力を弁部材の作動部分に生じ
させるので、ブレーキ解放時弁部材の作動部分をハブに
設けられた第１弁座から離隔してブースタの後方作動室
と前方真空室とを再び連通させるために、弁プランジャ
はブレーキ解放毎にこの圧力差を克服する必要があり、
従って、入力ロッド用戻しスプリングをオーバーサイズ
のものとしなければならず、特にブースタ作動時の「ペ
ダル感覚」を損なう結果となる。
6号明細書に記載されている。この明細書に記載された
ブレーキブースタでは、大部分の既存のブースタと同様
に、環状弾性弁部材は全体的にチューリップ形をなして
いて、その外方装着フランジを弁部材支持体と一緒にピ
ストン装置の管状ハブ内に装着されるようになってお
り、弁部材の作動部分は外方に広がった薄い中間ウェブ
部分によってこの装着フランジに連結されている。この
構成では、ブースタの寿命の間弁部材の中間ウェブ部分
が非常に大きい曲げ及び圧縮応力を受けて、長時間経過
したときにはこの圧力受け点において弁部材を形成する
弾性材料が脆くなってしまう。又、作動中、この弁部材
の中間ウェブ部分は、入力ロッドの周りで管状ハブ内に
常時存在している大気と、この中間ウェブ部分を囲繞し
ブースタの前方真空室に常時連通する環状室内に常時存
在している真空との圧力差を受けている。この圧力差は
中間ウェブ部分の疲れを起こすばかりでなく、弁スプリ
ングの力に付加して軸方向力を弁部材の作動部分に生じ
させるので、ブレーキ解放時弁部材の作動部分をハブに
設けられた第１弁座から離隔してブースタの後方作動室
と前方真空室とを再び連通させるために、弁プランジャ
はブレーキ解放毎にこの圧力差を克服する必要があり、
従って、入力ロッド用戻しスプリングをオーバーサイズ
のものとしなければならず、特にブースタ作動時の「ペ
ダル感覚」を損なう結果となる。
従って、本発明の目的は、弁部材に関し耐用寿命が長
く、入力ロッド用戻しスプリングの力を減少させてブー
スタ作動時のペダル感覚を向上させることができ、しか
も、構造が簡単且つ頑丈で、低コストで製造できるよう
にした上記型のブレーキブースタを提供することにあ
る。
く、入力ロッド用戻しスプリングの力を減少させてブー
スタ作動時のペダル感覚を向上させることができ、しか
も、構造が簡単且つ頑丈で、低コストで製造できるよう
にした上記型のブレーキブースタを提供することにあ
る。
この目的を達成するため、本発明は、分配弁装置を収容
する管状ハブを有するピストン装置をハウジング内に備
えており、上記分配弁装置が、管状ハブ及び同ハブ内を
摺動する弁プランジャに夫々同心的に形成された第１弁
座及び第２弁座と選択的に協働する作動部分を有する環
状弾性弁部材を備え、上記環状弾性弁部材が管状ハブ内
に配設された支持体によって管状ハブ内に装着され、上
記支持体が、上記弁プランジャに連結された入力ロッド
を後退移動させる戻しスプリングのための第１の外方の
当接部と、上記環状弾性弁部材の作動部分を上記第１及
び第２弁座に向けて偏倚する弁スプリングのための第２
の内方の当接部とを形成し、上記環状弾性弁部材が、上
記作動部分とは反対側の端部において上記支持体の端部
分に装着される軸方向管状部分を有しているブレーキブ
ースタにおいて、上記軸方向管状部分が波形をなし、上
記支持体の半径方向内方の端部分に装着され且つ上記弁
スプリングよりも小さい径を有することを特徴としてい
る。
する管状ハブを有するピストン装置をハウジング内に備
えており、上記分配弁装置が、管状ハブ及び同ハブ内を
摺動する弁プランジャに夫々同心的に形成された第１弁
座及び第２弁座と選択的に協働する作動部分を有する環
状弾性弁部材を備え、上記環状弾性弁部材が管状ハブ内
に配設された支持体によって管状ハブ内に装着され、上
記支持体が、上記弁プランジャに連結された入力ロッド
を後退移動させる戻しスプリングのための第１の外方の
当接部と、上記環状弾性弁部材の作動部分を上記第１及
び第２弁座に向けて偏倚する弁スプリングのための第２
の内方の当接部とを形成し、上記環状弾性弁部材が、上
記作動部分とは反対側の端部において上記支持体の端部
分に装着される軸方向管状部分を有しているブレーキブ
ースタにおいて、上記軸方向管状部分が波形をなし、上
記支持体の半径方向内方の端部分に装着され且つ上記弁
スプリングよりも小さい径を有することを特徴としてい
る。
この構成によると、弁部材を横切って存在する圧力差に
さらされる弁部材の作動部分の有効面積を小さくできる
ので、ブレーキ解放毎に弁プランジャにより克服すべき
弁部材の軸方向力を最小にすることができ、又、軸方向
管状部分は、従来の弁部材の広がった中間ウェブ部分に
比べ、圧縮及び引張運動に耐え得るに十分適しているの
で、弁部材の製造コスト全体を低減させることが可能と
なる。
さらされる弁部材の作動部分の有効面積を小さくできる
ので、ブレーキ解放毎に弁プランジャにより克服すべき
弁部材の軸方向力を最小にすることができ、又、軸方向
管状部分は、従来の弁部材の広がった中間ウェブ部分に
比べ、圧縮及び引張運動に耐え得るに十分適しているの
で、弁部材の製造コスト全体を低減させることが可能と
なる。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
図面において、本発明によるブレーキブースタは外周部
を組付けられた２つのシェルから成るハウジングを包含
し、図面には後方シェル１の中央部分が示されており、
総括的に符号２で示すピストン装置がハウジング内に収
蔵されていて、その内部を、例えば車両のエンジンの吸
気マニホルド（図示しない）のような真空源に常時連通
する前方真空室３と、分配弁装置を介して前方室３ある
いは大気に選択的に連通される後方作動室４とに分けら
れており、分配弁装置は総括的に符号５で示す環状弾性
弁部材を有している。ピストン装置２はダイヤフラム６
と総括的に符号７で示す管状ハブとの可動壁構造体から
成り、管状ハブは、ガイドリング・摺動シール組立体９
を介してハウジングの後方シェル１の後方中央管状部分
10内に密封的且つ摺動自在に嵌装された後方管状ハブ部
分８を具えている。管状ハブ部分８は、後部において大
気に常時連通すると共に前部において中央孔12に連通す
る内部段付空所11を形成され、中央孔内には、車両のブ
レーキペダル（図示しない）に連結され段付空所11内で
軸方向中央に延在する入力ロッド14に結合された弁プラ
ンジャ13が摺動自在に嵌装されている。又、管状ハブ７
は、弁プランジャ13が圧接係合する弾性反動ディスク15
を介して、ブレーキブースタに組付けられるマスターシ
リンダのピストン（図示しない）に結合される出力ロッ
ド16を支持している。
を組付けられた２つのシェルから成るハウジングを包含
し、図面には後方シェル１の中央部分が示されており、
総括的に符号２で示すピストン装置がハウジング内に収
蔵されていて、その内部を、例えば車両のエンジンの吸
気マニホルド（図示しない）のような真空源に常時連通
する前方真空室３と、分配弁装置を介して前方室３ある
いは大気に選択的に連通される後方作動室４とに分けら
れており、分配弁装置は総括的に符号５で示す環状弾性
弁部材を有している。ピストン装置２はダイヤフラム６
と総括的に符号７で示す管状ハブとの可動壁構造体から
成り、管状ハブは、ガイドリング・摺動シール組立体９
を介してハウジングの後方シェル１の後方中央管状部分
10内に密封的且つ摺動自在に嵌装された後方管状ハブ部
分８を具えている。管状ハブ部分８は、後部において大
気に常時連通すると共に前部において中央孔12に連通す
る内部段付空所11を形成され、中央孔内には、車両のブ
レーキペダル（図示しない）に連結され段付空所11内で
軸方向中央に延在する入力ロッド14に結合された弁プラ
ンジャ13が摺動自在に嵌装されている。又、管状ハブ７
は、弁プランジャ13が圧接係合する弾性反動ディスク15
を介して、ブレーキブースタに組付けられるマスターシ
リンダのピストン（図示しない）に結合される出力ロッ
ド16を支持している。
弁プランジャ13の後方端部は中央環状弁座17を形成し、
段付空所11と中央孔12との連結区域が前記弁座17を同心
的に包囲する他の環状弁座18を形成している。弾性弁部
材５は、全体的に半径方向に延び典型的には金属性環状
板20によって補強された前方環状作動部分19を有してお
り、この作動部分は弁座17及び18と選択的に協働して、
管状ハブ７に半径方向に形成され中央孔12に連通する空
気通路21を介して後方作動室４を、弾性弁部材５の後方
で段付空所11内に存在する大気、あるいは、弁座18及び
弾性弁部材５の前方環状作動部分19の周りで段付空所11
の前方端部に開口するように管状ハブ７に軸方向に形成
された空気通路22を経て前方真空室３に連通させる。図
示の休止位置では、ピストン装置２はピストン戻しスプ
リング23によって後方シェル１の付近に位置決めされて
いる。
段付空所11と中央孔12との連結区域が前記弁座17を同心
的に包囲する他の環状弁座18を形成している。弾性弁部
材５は、全体的に半径方向に延び典型的には金属性環状
板20によって補強された前方環状作動部分19を有してお
り、この作動部分は弁座17及び18と選択的に協働して、
管状ハブ７に半径方向に形成され中央孔12に連通する空
気通路21を介して後方作動室４を、弾性弁部材５の後方
で段付空所11内に存在する大気、あるいは、弁座18及び
弾性弁部材５の前方環状作動部分19の周りで段付空所11
の前方端部に開口するように管状ハブ７に軸方向に形成
された空気通路22を経て前方真空室３に連通させる。図
示の休止位置では、ピストン装置２はピストン戻しスプ
リング23によって後方シェル１の付近に位置決めされて
いる。
本発明によると、弾性弁部材５の前方環状作動部分19の
半径方向内方端部は作動部分の弾性材料と一体的に形成
された軸方向波形管状部分24によって後方に向けて延長
されており、波形管状部分24はその後方端部を、総括的
に符号27で示す弁部材支持体の半径方向内方に折り曲げ
られた内方端部分26上に係合する装着ビード25で終る。
好ましくは薄板金で作られた弁部材支持体27は、内方端
部分26から始まり且つ段付空所11の後方大径孔に係合す
る外方管状区域を有する外方装着端部分29によつて半径
方向外方に延長されたＳ形中間部分28を有する。中間部
分28の内方折曲部281は、弾性弁部材５の作動部分19を
弁座17及び18に向けて軸方向に偏倚する弁スプリング30
のための当接部を形成する。中間部分28の外方折曲部28
2は、入力ロッド14の肩部33と協働するように同ロッド
に嵌装されたカラー32に当接するロッド戻しスプリング
31のための当接部を形成する。
半径方向内方端部は作動部分の弾性材料と一体的に形成
された軸方向波形管状部分24によって後方に向けて延長
されており、波形管状部分24はその後方端部を、総括的
に符号27で示す弁部材支持体の半径方向内方に折り曲げ
られた内方端部分26上に係合する装着ビード25で終る。
好ましくは薄板金で作られた弁部材支持体27は、内方端
部分26から始まり且つ段付空所11の後方大径孔に係合す
る外方管状区域を有する外方装着端部分29によつて半径
方向外方に延長されたＳ形中間部分28を有する。中間部
分28の内方折曲部281は、弾性弁部材５の作動部分19を
弁座17及び18に向けて軸方向に偏倚する弁スプリング30
のための当接部を形成する。中間部分28の外方折曲部28
2は、入力ロッド14の肩部33と協働するように同ロッド
に嵌装されたカラー32に当接するロッド戻しスプリング
31のための当接部を形成する。
図示の実施例では、穴あけされていない連続した薄板金
ウェブから成る環状の弁部材支持体27は、段付空所11の
半径方向内方に延びた肩部35に当接するシールリング34
を介して段付空所11内で定位置に装着され、シールリン
グは段付空所11の内壁と外方装着端部分29に連結された
Ｓ形中間部分28の軸方向外方腕283の外壁との間で半径
方向に挾圧されている。代わりとして、この外方装着端
部分29あるいはＳ形中間部分28の外方腕283を後方管状
ハブ部分８の後方端部まで後方に向かって軸方向に延長
し、通常ハブ部分８の周りに設けられてガイドリング・
摺動シール組立体９のガイドリングに係合する保護ベロ
ーの後方端部フランジと一緒にハブ部分の後方端部に当
接させるようにしてもよい。又、管状ハブは、半径方向
の空気通路21内に装着され中央孔12内へ突出して、孔12
内での弁プランジャ13の相対的後退移動を規制するよう
に弁プランジャの周辺肩部と協働する停止キー36を備え
ていることが有利である。
ウェブから成る環状の弁部材支持体27は、段付空所11の
半径方向内方に延びた肩部35に当接するシールリング34
を介して段付空所11内で定位置に装着され、シールリン
グは段付空所11の内壁と外方装着端部分29に連結された
Ｓ形中間部分28の軸方向外方腕283の外壁との間で半径
方向に挾圧されている。代わりとして、この外方装着端
部分29あるいはＳ形中間部分28の外方腕283を後方管状
ハブ部分８の後方端部まで後方に向かって軸方向に延長
し、通常ハブ部分８の周りに設けられてガイドリング・
摺動シール組立体９のガイドリングに係合する保護ベロ
ーの後方端部フランジと一緒にハブ部分の後方端部に当
接させるようにしてもよい。又、管状ハブは、半径方向
の空気通路21内に装着され中央孔12内へ突出して、孔12
内での弁プランジャ13の相対的後退移動を規制するよう
に弁プランジャの周辺肩部と協働する停止キー36を備え
ていることが有利である。
又、変形例として、ヨーロッパ特許出願公開第0,158,55
2号明細書に記載されているように、カラー32を入力ロ
ッド14上に摺動自在に嵌装すると共に後方シェル１と一
体の停止部材に外周部で当接させるようにしてもよい。
2号明細書に記載されているように、カラー32を入力ロ
ッド14上に摺動自在に嵌装すると共に後方シェル１と一
体の停止部材に外周部で当接させるようにしてもよい。
図面は本発明によるブレーキブースタの後方中央部分を
示す部分的な縦断面図である。 １……ハウジングの後方シェル、２……ピストン装置、
５……環状弾性弁部材、７……管状ハブ、８……後方管
状ハブ部分、13……弁プランジャ、14……入力ロッド、
17,18……環状弁座、19……前方環状作動部分、24……
軸方向波形管状部分、25……装着ビード、26……内方端
部分、27……弁部材支持体、28……Ｓ形中間部分、29…
…外方装着端部分、30……弁スプリング、31……ロッド
戻しスプリング、34……シールリング、281……内方折
曲部、282……外方折曲部、283……外方腕。
示す部分的な縦断面図である。 １……ハウジングの後方シェル、２……ピストン装置、
５……環状弾性弁部材、７……管状ハブ、８……後方管
状ハブ部分、13……弁プランジャ、14……入力ロッド、
17,18……環状弁座、19……前方環状作動部分、24……
軸方向波形管状部分、25……装着ビード、26……内方端
部分、27……弁部材支持体、28……Ｓ形中間部分、29…
…外方装着端部分、30……弁スプリング、31……ロッド
戻しスプリング、34……シールリング、281……内方折
曲部、282……外方折曲部、283……外方腕。
Claims (5)
- 【請求項１】分配弁装置を収容する管状ハブ（７）を有
するピストン装置（２）をハウジング（１）内に備えて
おり、上記分配弁装置が、管状ハブ（７）及び同ハブ内
を摺動する弁プランジャ（13）に夫々同心的に形成され
た第１弁座（18）及び第２弁座（17）と選択的に協働す
る作動部分（19）を有する環状弾性弁部材（５）を備
え、上記環状弾性弁部材（５）が管状ハブ（７）内に配
設された支持体（27）によって管状ハブ内に装着され、
上記支持体（27）が、上記弁プランジャに連結された入
力ロッド（14）を後退移動させる戻しスプリング（31）
のための第１の外方の当接部（282）と、上記環状弾性
弁部材（５）の作動部分（19）を上記第１及び第２弁座
（18,17）に向けて偏倚する弁スプリング（30）のため
の第２の内方の当接部（281）とを形成し、上記環状弾
性弁部材（５）が、上記作動部分（19）とは反対側の端
部（25）において上記支持体（27）の端部分（26）に装
着される軸方向管状部分（24）を有しているブレーキブ
ースタにおいて、上記軸方向管状部分（24）が波形をな
し、上記支持体（27）の半径方向内方の端部分（26）に
装着され且つ上記弁スプリング（30）よりも小さい径を
有することを特徴とするブレーキブースタ。 - 【請求項２】上記環状弾性弁部材（５）の作動部分（1
9）が上記軸方向管状部分（24）から半径方向外方に延
びていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
ブレーキブースタ。 - 【請求項３】上記支持体（27）がその外周部（29）にお
いてシールリング（34）を介し上記管状ハブ（７）内に
装着されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
又は第２項記載のブレーキブースタ。 - 【請求項４】上記支持体（27）が薄板金で作られている
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項の
いずれか１項に記載のブレーキブースタ。 - 【請求項５】上記支持体（27）が上記第１及び第２当接
部を形成する折曲部（282,281）を具えたＳ形中間部分
（28）を有することを特徴とする特許請求の範囲第４項
記載のブレーキブースタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8514454A FR2587956B1 (fr) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | Servomoteur d'assistance au freinage |
| FR8514454 | 1985-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6280150A JPS6280150A (ja) | 1987-04-13 |
| JPH0686203B2 true JPH0686203B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=9323380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61228526A Expired - Fee Related JPH0686203B2 (ja) | 1985-09-30 | 1986-09-29 | ブレ−キブ−スタ |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4777865A (ja) |
| EP (1) | EP0218510B2 (ja) |
| JP (1) | JPH0686203B2 (ja) |
| KR (1) | KR960000778B1 (ja) |
| BR (1) | BR8604806A (ja) |
| DE (1) | DE3661511D1 (ja) |
| ES (1) | ES2003118A6 (ja) |
| FR (1) | FR2587956B1 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2225072B (en) * | 1988-10-22 | 1992-07-08 | Teves Gmbh Alfred | Vacuum brake booster for automotive vehicles |
| JP2509719Y2 (ja) * | 1988-12-26 | 1996-09-04 | 自動車機器 株式会社 | 負圧倍力装置 |
| DE3915219A1 (de) * | 1989-05-10 | 1990-11-15 | Teves Gmbh Alfred | Unterdruckbremskraftverstaerker, insbesondere fuer kraftfahrzeuge |
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