JPH0686184U

JPH0686184U - 自動釣銭機連動ｐｏｓ装置

Info

Publication number: JPH0686184U
Application number: JP3133693U
Authority: JP
Inventors: 祐司石塚
Original assignee: 日通工株式会社
Priority date: 1993-05-18
Filing date: 1993-05-18
Publication date: 1994-12-13

Abstract

(57)【要約】【目的】預かり金や釣銭などの金銭の計数を機械化す
る自動釣銭機連動ＰＯＳ装置を提供すること。【構成】印字部１−３、入力部１−４、会計計算処理
する制御部１−１を具備するＰＯＳ装置１及び、現金受
入部２−３、現金支払部２−４、釣銭計算処理をする制
御部２−１を具備する自動釣銭機２からなる自動釣銭機
連動ＰＯＳ装置において、前記ＰＯＳ装置１及び自動釣
銭機２を結ぶデ−タ伝送手段を設け、ＰＯＳ装置１の入
力部１−４から売上情報を入力し、制御部１−１で会計
計算処理を行い前記デ−タ伝送手段を介して自動釣銭機
２にデ−タを送り、自動釣銭機２は現金受入部２−３か
ら投入された預かり金額と前記デ−タから釣銭を計算し
現金支払部２−４から釣銭を出力し、ＰＯＳ装置１に預
かり金額及び釣銭金額デ−タを送り、ＰＯＳ装置１では
印字部１−３で伝票を発行する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ＰＯＳ装置と自動釣銭機を接続し、互いにデ−タを送受信し会計処理及び釣銭計数処理する自動釣銭機連動ＰＯＳ装置に関するものである。

【０００２】

【従来技術】

従来、店頭での現金販売において、売り上げた商品の合計金額や税額処理等はＰＯＳ装置により算出される。客が支払会計する際、現金の受渡しは販売員自身が現金を計数し、直接キャッシュボックスを扱うことにより行う。又、従来の自動釣銭機はＰＯＳ装置と連動していないため、自動釣銭機を使用する際は販売員自身が売上金額などを手でキ−操作して入力している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、従来のＰＯＳ装置を使用する場合は、販売員自身がキャッシュボックスを用いて金銭の受渡しを行うため、それを第三者がチェックを行うことは難しく釣銭の渡し間違いなどが発生する可能性がある。これを解決するために自動釣銭機を使用すれば、更に売上金額などを手でキ−操作をして入力する必要があるため、その時に入力ミスなどが生じる恐れがあると云う問題があった。

【０００４】本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、上記問題点を除去し、預かり金や釣銭などの金銭の計数を機械化した自動釣銭機連動ＰＯＳ装置を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため本考案は、図１に示すように、印字部１−３、入力部１−４、会計計算処理する制御部１−１を具備するＰＯＳ装置１及び、現金受入部２−３、現金支払部２−４、釣銭計算処理をする制御部２−１を具備し、前記ＰＯＳ装置１及び自動釣銭機２を結ぶデ−タ伝送手段を設け、ＰＯＳ装置１の入力部１−４から売上情報を入力し、制御部１−１で会計計算処理を行い前記デ− タ伝送手段を介して自動釣銭機２にデ−タを送り、自動釣銭機２は現金受入部２ −３から投入された預かり金額と前記デ−タから釣銭を計算し現金支払部２−４から釣銭を出力し、ＰＯＳ装置１に預かり金額及び釣銭金額デ−タを送り、ＰＯＳ装置１では印字部１−３で伝票を発行することを特徴とする。

【０００６】

【作用】

本考案は上記のようにＰＯＳ装置１と自動釣銭機２を信号線３で接続することで、販売員はＰＯＳ装置１の入力部１−４から売上情報を入力し、自動釣銭機２の現金受入部２−３から客から預かった現金を投入するだけでＰＯＳ装置の制御部１−１で会計計算処理を行ない、そのデータを自動釣銭機２に送り、自動釣銭機２は預かり金銭と該データから釣銭を計算し、現金支払部２−４から現金を出力するから、現金の計数を行うこと無く、会計の処理、伝票の処理、及び釣銭の計数が自動的に行われ、簡単な操作で正確で早く処理することが出来る。

【０００７】

【実施例】

以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図１は本考案の自動釣銭機連動ＰＯＳ装置の構成を示す図である。図示するように本考案の自動釣銭機連動ＰＯＳ装置はＰＯＳ装置１と自動釣銭機２を信号線３で接続した構成である。ＰＯＳ装置１は制御部１−１、表示部１−２、印字部１−３、入力部１−４、磁気カ−ドリ−ダ１−５、ＲＳ−２３２Ｃインタフェ−ス部１−６、ＲＯＭ１ −７、ＲＡＭ１−８、外部記憶装置１−９で構成されている。また、自動釣銭機２は制御部２−１、表示部２−２、現金受入れ部２−３、現金支払部２−４、キ −入力部２−５、ＲＳ−２３２Ｃインタフェ−ス部２−６、ＲＯＭ２−７及び、ＲＡＭ２−８で構成される。

【０００８】ＰＯＳ装置１の制御部１−１はＣＰＵなどで構成され売り上げた商品の合計金額や税額計算等の会計計算処理及び、各部周辺機器の制御を行う。表示部１−２は金額等の表示、印字部１−３は伝票の発行、入力部１−４はバ−コ−ドリ−ダ又はキ−ボ−ド等からなり売上情報の入力を行う。磁気カ−ドリ−ダ１−５はキャッシュカ−ド等の入力を行い、ＲＯＭ１−７、ＲＡＭ１−８は制御部１−１のＣＰＵが実行するプログラム及びデ−タを格納するメモリ−で、外部記憶装置１ −９は結果を保存する為の記憶装置である。

【０００９】自動釣銭機２の制御部２−１はＣＰＵなどで構成され釣銭の計算処理及び各部周辺機器の制御を行う。表示部２−２は金額やメッセ−ジ等の表示、現金受入部２−３は客から預かった現金を計数し、現金支払部２−４は釣銭を計数し出力する。キ−入力部２−５は金額の入力（単独使用時）を行う。ＲＯＭ２−７、ＲＡＭ２−８は制御部２−１のＣＰＵが実行するプログラム及びデ−タを格納するメモリ−である。ＰＯＳ装置１と自動釣銭機２はＲＳ２３２Ｃインタフェ−ス１− ６、２−６を介して信号線３で接続されている。

【００１０】現金での販売時、販売員はＰＯＳ装置１の入力部１−４のバ−コ−ドリ−ダ等を操作して売上処理を行う。ＰＯＳ装置１の制御部１−１は税などを含む合計金額を算出し表示部１−２に表示すると共に、そのデ−タをＲＳ２３２Ｃインタフェ−ス１−６、信号線３、ＲＳ２３２Ｃインタフェ−ス２−６を介して自動釣銭機２に送る。

【００１１】販売員は、客から預かった現金を自動釣銭機２の現金受入部２−３に投入する。自動釣銭機２の制御部２−１は、投入された現金を計数する。合計金額に足りなければ表示部２−２へメッセ−ジを表示し再投入を促す。投入金額が合計金額を上回っていたときは、自動釣銭機２の現金支払部２−４が釣銭金額を算出し、その釣銭を出力する。自動釣銭機２は投入金額デ−タをＰＯＳ装置１に送り、ＰＯＳ装置１は表示部１−２に表示し、印字部１−３から売上伝票を作成出力し発行する。

【００１２】

【考案の効果】

以上、詳細に説明したように本考案によれば、下記のような優れた効果が期待される。ＰＯＳ装置と自動釣銭機をオンラインで結ぶことにより、販売員は現金を計数する等の作業が必要なくなり作業が簡略化される。それにより、販売時の作業の効率向上を図ることが出来、又、金銭に関する不正や誤りなどを発生も少なくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の自動釣銭機連動ＰＯＳ装置の構成を示
す図である。

【符号の説明】

１ＰＯＳ装置１−１制御部１−２表示部１−３印字部１−４入力部１−５磁気カ−ドリ−ダ１−６ＲＳ−２３２Ｃインタフェ−ス部１−７ＲＯＭ１−８ＲＡＭ１−９外部記憶装置２自動釣銭機２−１制御部２−２表示部２−３現金受入れ部２−４現金支払部２−５キ−入力部２−６ＲＳ−２３２Ｃインタフェ−ス部２−７ＲＯＭ２−８ＲＡＭ３信号線

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】印字部と入力部と会計計算処理する会計
処理制御部を具備するＰＯＳ装置及び、現金受入部と現
金支払部と釣銭計算処理をする釣銭処理制御部を具備
し、前記ＰＯＳ装置及び自動釣銭機を結ぶデ−タ伝送手段を
設け、ＰＯＳ装置の入力部から売上情報を入力し、前記
会計処理制御部で会計計算処理を行い前記デ−タ伝送手
段を介して前記自動釣銭機にデ−タを送り、前記自動釣
銭機は現金受入部から投入された預かり金額と前記デ−
タから釣銭を計算し現金支払部から釣銭を出力し、ＰＯ
Ｓ装置に預かり金額及び釣銭金額デ−タを送り、ＰＯＳ
装置では前記印字部から伝票を発行することを特徴とす
る自動釣銭機連動ＰＯＳ装置。