JPH0685220B2 - 情報トラツクの検索装置 - Google Patents
情報トラツクの検索装置Info
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- JPH0685220B2 JPH0685220B2 JP61005409A JP540986A JPH0685220B2 JP H0685220 B2 JPH0685220 B2 JP H0685220B2 JP 61005409 A JP61005409 A JP 61005409A JP 540986 A JP540986 A JP 540986A JP H0685220 B2 JPH0685220 B2 JP H0685220B2
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- signal
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- light beam
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光記録再生装置における情報トラックの検査装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来の技術 従来の情報トラックの検索装置としては、例えば特開昭
59−165277号公報に示されているようなものがある。
59−165277号公報に示されているようなものがある。
以下これについて第３図を用いて説明する。
半導体レーザ等の光源１より発生した光ビーム３はカッ
プリングレンズ３、ビームスプリッター４を通過し、反
射鏡５により反射され、収束レンズ６により円盤状の記
録担体７上に収束されている。記録担体７はモータ８の
回転軸に取り付けられて所定の回転数で回転している。
記録担体７は基材上に同心円状あるいはスパイラル状の
凹凸の溝（以下トラックと呼ぶ。）を有し、その上に設
けられた記録材料層及び保護層より構成されており、各
トラックには予め内周から外周に向って順次の番地信号
が設けてある。記録担体７上より反射された光ビーム２
の反射光は、再び収束レンズ６を通過し、反射光５及び
ビームスプリッター４により反射され、２分割構造の光
検出器９畳に照射されている。収束レンズ６はトラッキ
ング素子10に取り付けられており、トラッキング素子10
は、収束レンズ６を記録担体７の半径方向すなわち記録
担体７上のトラック方向と略々垂直な方向に移動出来る
ように構成されている。光源１、カップリングレンズ
３、ビームスプリッター４、反射鏡５、光検出器９、ト
ラッキング素子10及び速度検出器11の移動部は移送台12
に取り付けられており、リニアモータ13によって記録担
体７の半径方向に一体となって移動するように構成され
ている。速度検出器11は移動台12に固定された棒状のマ
グネットから成る移動部と、コイルから成る固定部より
構成されており、移送台12の移動速度に応じた信号を出
力する。
プリングレンズ３、ビームスプリッター４を通過し、反
射鏡５により反射され、収束レンズ６により円盤状の記
録担体７上に収束されている。記録担体７はモータ８の
回転軸に取り付けられて所定の回転数で回転している。
記録担体７は基材上に同心円状あるいはスパイラル状の
凹凸の溝（以下トラックと呼ぶ。）を有し、その上に設
けられた記録材料層及び保護層より構成されており、各
トラックには予め内周から外周に向って順次の番地信号
が設けてある。記録担体７上より反射された光ビーム２
の反射光は、再び収束レンズ６を通過し、反射光５及び
ビームスプリッター４により反射され、２分割構造の光
検出器９畳に照射されている。収束レンズ６はトラッキ
ング素子10に取り付けられており、トラッキング素子10
は、収束レンズ６を記録担体７の半径方向すなわち記録
担体７上のトラック方向と略々垂直な方向に移動出来る
ように構成されている。光源１、カップリングレンズ
３、ビームスプリッター４、反射鏡５、光検出器９、ト
ラッキング素子10及び速度検出器11の移動部は移送台12
に取り付けられており、リニアモータ13によって記録担
体７の半径方向に一体となって移動するように構成され
ている。速度検出器11は移動台12に固定された棒状のマ
グネットから成る移動部と、コイルから成る固定部より
構成されており、移送台12の移動速度に応じた信号を出
力する。
記録担体７上に収束された光ビーム２がトラック上に常
に位置するように制御するトラッキング制御について説
明する。光検出器９のそれぞれの信号は差動増幅器14に
入力されており、差動増幅器14は光検出器９のそれぞれ
の信号の差信号を出力する。光検出器９の分割線の方向
は光検出器９上の反射光に含まれるトラックパターンの
トラック方向であり、差動増幅器14の信号が記録担体７
上の光ビーム２とトラックの位置関係を表わす信号、す
なわちトラックずれ信号となることは既知であり詳述す
るのを避ける。差動増幅器14の信号はスイッチ15、トラ
ッキング制御系の位相を補償する為の位相補償回路16、
及びトラッキング素子10を駆動する為の駆動回路18を介
してトラッキング素子10に伝達されている。
に位置するように制御するトラッキング制御について説
明する。光検出器９のそれぞれの信号は差動増幅器14に
入力されており、差動増幅器14は光検出器９のそれぞれ
の信号の差信号を出力する。光検出器９の分割線の方向
は光検出器９上の反射光に含まれるトラックパターンの
トラック方向であり、差動増幅器14の信号が記録担体７
上の光ビーム２とトラックの位置関係を表わす信号、す
なわちトラックずれ信号となることは既知であり詳述す
るのを避ける。差動増幅器14の信号はスイッチ15、トラ
ッキング制御系の位相を補償する為の位相補償回路16、
及びトラッキング素子10を駆動する為の駆動回路18を介
してトラッキング素子10に伝達されている。
トラッキング素子10は差動増幅器14の信号に応じて収束
レンズ６を移動させ、記録担体７上の光ビーム２がトラ
ック上に位置するように制御される。
レンズ６を移動させ、記録担体７上の光ビーム２がトラ
ック上に位置するように制御される。
トラッキング素子10の移動出来る範囲は500μｍ程度で
あり、移送台12が大きく移動するとトラッキング制御が
はずれる。これを防止する為にトラッキング素子10が自
然の状態を中心に移動するように、すなわち駆動回路18
の信号が平均的に零レベルになるようにリニアモータ13
を駆動し、移送台12の移動を制御している。この移送制
御について説明すると、差動増幅器14の信号はスイッチ
15、移送制御系の位相を補償する為の位相補償回路20、
合成回路21及びリニアモータ13を駆動する為の駆動回路
22を介して、リニアモータ13はトラッキング素子10が自
然の状態を中心に移動するように移送台12を移動させ
る。スイッチ15はトラッキング制御及び移送制御を不動
作にさせる為のものであり、合成回路21は速度検出器1
1、位相補償回路20及び後に詳述するスイッチ23のそれ
ぞれの信号を合成する回路である。トラッキング制御が
動作している状態においてはスイッチ23は開放となって
いる。
あり、移送台12が大きく移動するとトラッキング制御が
はずれる。これを防止する為にトラッキング素子10が自
然の状態を中心に移動するように、すなわち駆動回路18
の信号が平均的に零レベルになるようにリニアモータ13
を駆動し、移送台12の移動を制御している。この移送制
御について説明すると、差動増幅器14の信号はスイッチ
15、移送制御系の位相を補償する為の位相補償回路20、
合成回路21及びリニアモータ13を駆動する為の駆動回路
22を介して、リニアモータ13はトラッキング素子10が自
然の状態を中心に移動するように移送台12を移動させ
る。スイッチ15はトラッキング制御及び移送制御を不動
作にさせる為のものであり、合成回路21は速度検出器1
1、位相補償回路20及び後に詳述するスイッチ23のそれ
ぞれの信号を合成する回路である。トラッキング制御が
動作している状態においてはスイッチ23は開放となって
いる。
リニアモータ駆動制御をより安定にさせる為に、速度検
出器11の信号をリニアモータ13に加え、速度制御を行な
っている。
出器11の信号をリニアモータ13に加え、速度制御を行な
っている。
信号の記録再生について説明する。記録担体７上のトラ
ック上に信号を記録する場合、トラッキング制御及び移
送制御を動作させた状態で光源１から発生する光ビーム
２を記録する信号に応じて強弱に変調する。強い光ビー
ム２が照射された所の記録材料が状態変化あるいは形状
変化し、記録担体７上のトラック上に信号が記録され
る。記録担体７上のトラック上に記録されている信号を
再生する場合、トラッキング制御及び移送制御を動作さ
せた状態で、光源１から発生する光ビーム２を弱い一定
の光量にし、トラック上からの反射光を光検出器９で受
光し、光検出器９のそれぞれの信号の合成信号を得て行
なっている。
ック上に信号を記録する場合、トラッキング制御及び移
送制御を動作させた状態で光源１から発生する光ビーム
２を記録する信号に応じて強弱に変調する。強い光ビー
ム２が照射された所の記録材料が状態変化あるいは形状
変化し、記録担体７上のトラック上に信号が記録され
る。記録担体７上のトラック上に記録されている信号を
再生する場合、トラッキング制御及び移送制御を動作さ
せた状態で、光源１から発生する光ビーム２を弱い一定
の光量にし、トラック上からの反射光を光検出器９で受
光し、光検出器９のそれぞれの信号の合成信号を得て行
なっている。
なお、光学式記録再生装置においては、記録担体７上に
照射されている光ビーム２のビーム径が常に一定になる
ようにフォーカシング制御されているが、本発明と直接
関係しないので、詳述するのを避ける。
照射されている光ビーム２のビーム径が常に一定になる
ようにフォーカシング制御されているが、本発明と直接
関係しないので、詳述するのを避ける。
検索のシステムはマイクロコンピュータを含んだ情報処
理制御装置24で構成されている。番地入力装置25に所望
するトラックの番地A0が入力されると、情報処理制御装
置24は光ビーム２が位置しているトラックの番地A1を光
検出器９のそれぞれの信号を合成する合成回路26の信号
より読み取り、（A1−A0）を計算する。|A1−A0|≧N
0（|A1−A0|は（A1−A0）の絶対値を表わし、N0は正の
整数である。）ならば情報処理制御装置24は|A1−A0|の
値を計数回路27にプリセットし、移動方向信号を信号発
生回路28に送る。移動方向信号とは移送台12を記録担体
７の外周から内周方向に移動させるのか、あるいは内周
から外周方向に移動させるのかを指令する信号である。
理制御装置24で構成されている。番地入力装置25に所望
するトラックの番地A0が入力されると、情報処理制御装
置24は光ビーム２が位置しているトラックの番地A1を光
検出器９のそれぞれの信号を合成する合成回路26の信号
より読み取り、（A1−A0）を計算する。|A1−A0|≧N
0（|A1−A0|は（A1−A0）の絶対値を表わし、N0は正の
整数である。）ならば情報処理制御装置24は|A1−A0|の
値を計数回路27にプリセットし、移動方向信号を信号発
生回路28に送る。移動方向信号とは移送台12を記録担体
７の外周から内周方向に移動させるのか、あるいは内周
から外周方向に移動させるのかを指令する信号である。
その後に情報処理制御装置24はスイッチ15に信号を送り
スイッチ15を開放にさせトラッキング制御及び移送制御
を不動作にさせると共に、スイッチ23に信号を送りスイ
ッチ23を短絡させ、信号発生回路28の信号を合成回路21
に伝達させる。信号発生回路28は計数回路27の計数出力
に応じたかつ情報処理制御装置24からの移動方向信号に
応じた信号を出力し、リニアモータ13は信号発生回路28
の信号に応じて移送台12を所望するトラックが存在する
方向に移動させる。差動増幅器14の信号はトラック横切
り検出回路29に入力されており、トラック横切り検出回
路29は記録担体７上の光ビーム２がトラックを横切った
ことを表わすパルス信号を出力する。計数回路27はトラ
ック横切り検出回路29の信号を計数し、|A1−A0|本目の
トラック上に光ビーム２が来たことを検出し、一致信号
を情報処理制御装置24に送る。情報処理制御装置24はス
イッチ23に信号を送り、スイッチ23を開放にさせてリニ
アモータ13を停止させると共に、スイッチ15に信号を送
りスイッチ15を短絡させてトラッキング制御及び移送制
御を動作させる。
スイッチ15を開放にさせトラッキング制御及び移送制御
を不動作にさせると共に、スイッチ23に信号を送りスイ
ッチ23を短絡させ、信号発生回路28の信号を合成回路21
に伝達させる。信号発生回路28は計数回路27の計数出力
に応じたかつ情報処理制御装置24からの移動方向信号に
応じた信号を出力し、リニアモータ13は信号発生回路28
の信号に応じて移送台12を所望するトラックが存在する
方向に移動させる。差動増幅器14の信号はトラック横切
り検出回路29に入力されており、トラック横切り検出回
路29は記録担体７上の光ビーム２がトラックを横切った
ことを表わすパルス信号を出力する。計数回路27はトラ
ック横切り検出回路29の信号を計数し、|A1−A0|本目の
トラック上に光ビーム２が来たことを検出し、一致信号
を情報処理制御装置24に送る。情報処理制御装置24はス
イッチ23に信号を送り、スイッチ23を開放にさせてリニ
アモータ13を停止させると共に、スイッチ15に信号を送
りスイッチ15を短絡させてトラッキング制御及び移送制
御を動作させる。
その後に情報処理制御装置24は記録担体７上の光ビーム
２が位置しているトラックの番地A1を読み取る。
２が位置しているトラックの番地A1を読み取る。
（以下この検索を粗検索と呼ぶ。）A0＝A1であれば検索
は終了するが|A1−A0|≧N0であれば再度上述した粗検索
を行なわせる。また|A1−A0|＜N0であれば、情報処理制
御装置24はスイッチ15を開放にすると共に駆動回路18に
信号を送りトラッキング素子10を駆動し再びスイッチ15
を短絡させることによって１本のトラック飛び越し走査
（以下この走査をジャンピングと呼ぶ。）を行なわせ、
このジャンピングを|A1−A0|回繰り返した後に光ビーム
２が位置しているトラックの番地A1を読み取る（以下こ
の検索を密検査と呼ぶ。）A0＝A1であれば献策は終了で
あるが、A0≠A1（A0≠A1はA0とA1が等しくないことを表
わす。）であれば上述した粗検索と密検索を繰り返し所
望するトラックを検索する。以上述べた検索時における
情報処理制御装置24の動作フローチャートを第４図に示
す。
は終了するが|A1−A0|≧N0であれば再度上述した粗検索
を行なわせる。また|A1−A0|＜N0であれば、情報処理制
御装置24はスイッチ15を開放にすると共に駆動回路18に
信号を送りトラッキング素子10を駆動し再びスイッチ15
を短絡させることによって１本のトラック飛び越し走査
（以下この走査をジャンピングと呼ぶ。）を行なわせ、
このジャンピングを|A1−A0|回繰り返した後に光ビーム
２が位置しているトラックの番地A1を読み取る（以下こ
の検索を密検査と呼ぶ。）A0＝A1であれば献策は終了で
あるが、A0≠A1（A0≠A1はA0とA1が等しくないことを表
わす。）であれば上述した粗検索と密検索を繰り返し所
望するトラックを検索する。以上述べた検索時における
情報処理制御装置24の動作フローチャートを第４図に示
す。
上記したように、検索時には、記録担体上の光ビームが
横切ったトラックの本数をカウントして、その移動量を
計測している。このトラック横切りの検出方法について
説明する。
横切ったトラックの本数をカウントして、その移動量を
計測している。このトラック横切りの検出方法について
説明する。
差動増幅器14の信号は前述したように、光ビーム２とト
ラックの位置関係を表わす信号、すなわちトラックずれ
信号であり、第５図に示すように、光ビーム２が任意の
トラック１から隣接するトラック２へと移動すると、差
動増幅器14はその周期の正弦波信号を出力する。したが
って、トラックずれ信号を、ある設定したレベルｌと比
較し、そのレベルを差動増幅器14の信号が越えたことを
検出して、それによって光ビームがトラックを横切った
ことを検出しており、これをカウントして、光ビームの
移動量を計測している。
ラックの位置関係を表わす信号、すなわちトラックずれ
信号であり、第５図に示すように、光ビーム２が任意の
トラック１から隣接するトラック２へと移動すると、差
動増幅器14はその周期の正弦波信号を出力する。したが
って、トラックずれ信号を、ある設定したレベルｌと比
較し、そのレベルを差動増幅器14の信号が越えたことを
検出して、それによって光ビームがトラックを横切った
ことを検出しており、これをカウントして、光ビームの
移動量を計測している。
発明が解決しようとする問題点 上記した従来の献策において、光ビームがトラックを横
切ったことを検出している差動増幅器14の出力信号すな
わちトラックずれ信号は、記録担体７からの反射光が変
化すると、それに比例して振幅が変化する。
切ったことを検出している差動増幅器14の出力信号すな
わちトラックずれ信号は、記録担体７からの反射光が変
化すると、それに比例して振幅が変化する。
ところで、記録担体７からの反射光は、内周と外周、記
録部分と未記録部分、および光ビームの光量変化等で変
わり、さらに、材料，形状等の相異により反射率の大き
く異なる記録担体もあり、記録担体からの反射光に対応
しているトラックずれ信号の振幅は一定ではない。
録部分と未記録部分、および光ビームの光量変化等で変
わり、さらに、材料，形状等の相異により反射率の大き
く異なる記録担体もあり、記録担体からの反射光に対応
しているトラックずれ信号の振幅は一定ではない。
したがって、上記のような構成では、前述した要因等
で、トラックずれ信号の振幅が変化すると、光ビームの
トラックの横切りを検出するための設定レベルｌに対す
るその振幅の余裕が一定でなくなり、検索時において、
光ビームが横切ったトラック数を誤カウントすることが
あり、検索精度の悪化を招いていた。
で、トラックずれ信号の振幅が変化すると、光ビームの
トラックの横切りを検出するための設定レベルｌに対す
るその振幅の余裕が一定でなくなり、検索時において、
光ビームが横切ったトラック数を誤カウントすることが
あり、検索精度の悪化を招いていた。
また、反射率の大きく異なる記録担体を使用するとき
は、前記設定レベルを適当なレベルまで変えなければな
らず、装置の調整あるいは改造を必要としていた。
は、前記設定レベルを適当なレベルまで変えなければな
らず、装置の調整あるいは改造を必要としていた。
本発明は上記問題点に鑑み、記録担体からの反射光（あ
るいは透過光）の量が変わっても、光ビームが横切った
トラックを検出するための信号の振幅を略々一定にし、
横切ったトラック数の誤カウントを非常に少なくし、記
録担体に関係なく、正確な検索のできる装置を提供せん
とすることである。
るいは透過光）の量が変わっても、光ビームが横切った
トラックを検出するための信号の振幅を略々一定にし、
横切ったトラック数の誤カウントを非常に少なくし、記
録担体に関係なく、正確な検索のできる装置を提供せん
とすることである。
問題点を解決するための手段 本発明は、記録された信号トラックあるいは、信号を記
録するためのトラックを有する記録担体上に光ビームを
収束照射する収束手段と、記録担体からの反射光あるい
は、記録担体を透過した透過光により記録担体上のトラ
ックの位置ずれを検出するトラックずれ検出手段と、記
録担体上の光ビームをトラック方向と略々垂直な方向に
移動するための移動手段と、前記トラックずれ検出手段
の信号に応じて前記移動手段を駆動し、記録担体上の光
ビームが常にトラック上を走査するように制御するトラ
ッキング制御手段と、前記トラックずれ検出手段の信号
を前記トラックずれ検出手段上に照射されている光量に
応じた信号で除算した値に対応する信号を出力する割算
手段と、前記割算手段の信号を処理することによって前
記記録担体上の光ビームが横切ったトラック数を検出す
る移動量検出手段と、前記トラッキング制御を不動作に
し、所望するトラックを検査する検索手段とで構成した
情報トラックの検索装置である。
録するためのトラックを有する記録担体上に光ビームを
収束照射する収束手段と、記録担体からの反射光あるい
は、記録担体を透過した透過光により記録担体上のトラ
ックの位置ずれを検出するトラックずれ検出手段と、記
録担体上の光ビームをトラック方向と略々垂直な方向に
移動するための移動手段と、前記トラックずれ検出手段
の信号に応じて前記移動手段を駆動し、記録担体上の光
ビームが常にトラック上を走査するように制御するトラ
ッキング制御手段と、前記トラックずれ検出手段の信号
を前記トラックずれ検出手段上に照射されている光量に
応じた信号で除算した値に対応する信号を出力する割算
手段と、前記割算手段の信号を処理することによって前
記記録担体上の光ビームが横切ったトラック数を検出す
る移動量検出手段と、前記トラッキング制御を不動作に
し、所望するトラックを検査する検索手段とで構成した
情報トラックの検索装置である。
作 用 本発明は、前記した構成により、記録担体の反射率（あ
るいは透過率の変化）あるいは、光ビームの光量変化に
よってトラックずれ検出手段の信号が変化しても、記録
担体上の光ビームが横切ったトラック数を検出する信号
を一定にするために前記トラックずれ検出手段上に照射
されている光量に応じた信号で、トラックずれ検出手段
の信号を除算している。
るいは透過率の変化）あるいは、光ビームの光量変化に
よってトラックずれ検出手段の信号が変化しても、記録
担体上の光ビームが横切ったトラック数を検出する信号
を一定にするために前記トラックずれ検出手段上に照射
されている光量に応じた信号で、トラックずれ検出手段
の信号を除算している。
したがって前記した除算後の信号は常に一定の大きさの
ため、この処理をする回路すなわち記録担体上の光ビー
ムが横切ったトラック数を検出する移動量検出手段の構
成は極めて簡単となり、正確かつ安定な検査のできる装
置を提供できる。
ため、この処理をする回路すなわち記録担体上の光ビー
ムが横切ったトラック数を検出する移動量検出手段の構
成は極めて簡単となり、正確かつ安定な検査のできる装
置を提供できる。
実施例 第１図は、本発明の構成を示すブロック図である。従来
の献策装置と同様の部分には同じ番号を付し、その説明
を省略する。以下第１図を用いて実施例について説明す
る。
の献策装置と同様の部分には同じ番号を付し、その説明
を省略する。以下第１図を用いて実施例について説明す
る。
差動増幅器14の出力信号は、トラッキング制御系の位相
を補償するための位相補償回路16を介し、割算器19に入
力される。割算器19では、入力した信号を、合成回路26
で合成した信号すなわち光検出器９で検出するすべての
光量に値する信号で割っている。したがって、割算器19
の出力は、記録担体７の反射光量が変化し、光検出器９
で検出する信号が変わっても、略々一定の大きさにな
る。
を補償するための位相補償回路16を介し、割算器19に入
力される。割算器19では、入力した信号を、合成回路26
で合成した信号すなわち光検出器９で検出するすべての
光量に値する信号で割っている。したがって、割算器19
の出力は、記録担体７の反射光量が変化し、光検出器９
で検出する信号が変わっても、略々一定の大きさにな
る。
この割算器19の出力信号（以下トラック横切り信号と称
す）は、トラック横切り検出回路30に入力している。ト
ラック横切り検出回路30は、コンパレータ31とパルス発
生回路32で構成されており、トラック横切り検出回路
は、従来の技術と同様に、その信号をある一定のレベル
と比較し、その振幅の大きさによってHIGH状態あるいは
LOW状態の信号を出力する。この出力された信号は、パ
ルス発生回路32に入力され、コンパレータ31の出力信号
の立ち上がりに応じて、１個のパルスを出力する。この
パルス発生回路32より出力されたパルス信号は、計数回
路27に入力され、光ビーム２が横切ったトラック数とし
てカウントされる。
す）は、トラック横切り検出回路30に入力している。ト
ラック横切り検出回路30は、コンパレータ31とパルス発
生回路32で構成されており、トラック横切り検出回路
は、従来の技術と同様に、その信号をある一定のレベル
と比較し、その振幅の大きさによってHIGH状態あるいは
LOW状態の信号を出力する。この出力された信号は、パ
ルス発生回路32に入力され、コンパレータ31の出力信号
の立ち上がりに応じて、１個のパルスを出力する。この
パルス発生回路32より出力されたパルス信号は、計数回
路27に入力され、光ビーム２が横切ったトラック数とし
てカウントされる。
第２図に、差動増幅器14の出力信号、合成回路26の出
力、割算器19の出力、コンパレータ31の出力およびパル
ス発生器32出力のタイミングチャートを示す。
力、割算器19の出力、コンパレータ31の出力およびパル
ス発生器32出力のタイミングチャートを示す。
この第２図を用いてトラック横切り検出の部分について
さらに詳しく説明する。
さらに詳しく説明する。
差動増幅器14の出力（ａ）は、記録担体７の反射光量の
変化に比例して、その振幅が変化する。したがって、そ
の反射光量に値する合成回路26の出力（ｂ）で、この差
動増幅器14の出力（ａ）を割った割算器19の出力（ｃ）
は、常に略々一定の大きさとなる。したがって検索時
に、トラックを横切ったときの割算器19の出力（ｃ）
は、コンパレータ31で比較する基準レベルに対して、常
に略々一定の余裕があり、コンパレータ31の出力、パル
ス発生器32の出力は、光ビーム２のトラックの横切りに
対して安定かつ正確に出力される。それに比べ、従来の
献策装置のように、差動増幅器14の出力を直接設定レベ
ルl1比較すると、その信号の振幅の設定レベルl1に対す
る余裕が変化し、トラックの横切りに対してパルス発生
器32は、正確なパルスが発生できない。
変化に比例して、その振幅が変化する。したがって、そ
の反射光量に値する合成回路26の出力（ｂ）で、この差
動増幅器14の出力（ａ）を割った割算器19の出力（ｃ）
は、常に略々一定の大きさとなる。したがって検索時
に、トラックを横切ったときの割算器19の出力（ｃ）
は、コンパレータ31で比較する基準レベルに対して、常
に略々一定の余裕があり、コンパレータ31の出力、パル
ス発生器32の出力は、光ビーム２のトラックの横切りに
対して安定かつ正確に出力される。それに比べ、従来の
献策装置のように、差動増幅器14の出力を直接設定レベ
ルl1比較すると、その信号の振幅の設定レベルl1に対す
る余裕が変化し、トラックの横切りに対してパルス発生
器32は、正確なパルスが発生できない。
以上のように本実施例を用いれば、記録担体の反射光量
（あるいは透過光量）が変化しても、光ビームがトラッ
クを横切ったことを検出するトラック横切り信号の大き
さは、常に略々一定となり、検索時における横切ったト
ラック数の計数を非常に正確にすることができ、また本
装置で反射率の大きく異なる記録担体を使用しても、献
策においては何ら改造、調整等を加えることなく、正確
で安定な検索をすることができる。
（あるいは透過光量）が変化しても、光ビームがトラッ
クを横切ったことを検出するトラック横切り信号の大き
さは、常に略々一定となり、検索時における横切ったト
ラック数の計数を非常に正確にすることができ、また本
装置で反射率の大きく異なる記録担体を使用しても、献
策においては何ら改造、調整等を加えることなく、正確
で安定な検索をすることができる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、記録担体からの反
射光量が変わり、トラックずれ検出手段の信号の大きさ
が変わっても、光ビームが横切ったトラック数を検出す
るための信号（トラック横切り信号）の大きさが常に略
々一定となり、検索時に横切ったトラック数の誤カウン
トを非常に減少させることができ、記録担体の反射率
（あるいは透過率）、光ビームの光量に関係なく、正確
で安定な検索ができるようになり、信頼性，実用性の高
い装置を提供できる。
射光量が変わり、トラックずれ検出手段の信号の大きさ
が変わっても、光ビームが横切ったトラック数を検出す
るための信号（トラック横切り信号）の大きさが常に略
々一定となり、検索時に横切ったトラック数の誤カウン
トを非常に減少させることができ、記録担体の反射率
（あるいは透過率）、光ビームの光量に関係なく、正確
で安定な検索ができるようになり、信頼性，実用性の高
い装置を提供できる。
第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は同実施例におけるトラック横切り検出回路に関す
る信号のタイミングチャート、第３図は、従来の検索装
置の構成を示すブロック図、第４図は、第３図における
情報処理制御装置の動作フローチャート、第５図は、従
来の検索装置における光ビームの位置とトラッキング誤
差信号の関係図である。 １……半導体レーザ、２……光ビーム、３……カップリ
ングレンズ、４……ビームスプリッタ、５……反射鏡、
６……収束レンズ、７……記録担体、８……モータ、９
……光検出器、10……トラッキング素子、11……速度セ
ンサ、12……移送台、13……リニアモータ、14……差動
増幅器、15……スイッチ、16……位相補償回路、18……
駆動回路、19……割算器、20……位相補償回路、21……
合成回路、22……駆動回路、23……スイッチ、24……情
報処理制御装置、25……番地入力装置、26……合成回
路、27……計数回路、28……信号発生回路、30……トラ
ック横切り検出回路、31……コンパレータ、32……パル
ス発生回路。
２図は同実施例におけるトラック横切り検出回路に関す
る信号のタイミングチャート、第３図は、従来の検索装
置の構成を示すブロック図、第４図は、第３図における
情報処理制御装置の動作フローチャート、第５図は、従
来の検索装置における光ビームの位置とトラッキング誤
差信号の関係図である。 １……半導体レーザ、２……光ビーム、３……カップリ
ングレンズ、４……ビームスプリッタ、５……反射鏡、
６……収束レンズ、７……記録担体、８……モータ、９
……光検出器、10……トラッキング素子、11……速度セ
ンサ、12……移送台、13……リニアモータ、14……差動
増幅器、15……スイッチ、16……位相補償回路、18……
駆動回路、19……割算器、20……位相補償回路、21……
合成回路、22……駆動回路、23……スイッチ、24……情
報処理制御装置、25……番地入力装置、26……合成回
路、27……計数回路、28……信号発生回路、30……トラ
ック横切り検出回路、31……コンパレータ、32……パル
ス発生回路。
Claims (1)
- 【請求項１】トラックを有する記録担体上に光ビームを
収束する収束手段と、記録担体からの反射光、あるいは
記録担体を透過した透過光により記録担体上のトラック
と光ビームとの位置ずれを検出するトラックずれ検出手
段と、記録担体上の光ビームをトラック方向と略々垂直
な方向に移動するための移動手段と、前記トラックずれ
検出手段の信号に応じて前記移動手段を駆動し、記録担
体上の光ビームが常にトラック上を走査するように制御
するトラッキング制御手段と、前記トラックずれ検出手
段の信号を前記トラックずれ検出手段上に照射されてい
る光量に応じた信号で除算する割算手段と、前記割算手
段の信号をもとに前記記録担体上の光ビームが横切った
トラック数を検出する移動量検出手段と、前記トラッキ
ング制御手段を不動作にして、前記移動量検出手段の信
号に基づいて所望するトラックを検索する検索手段とで
構成したことを特徴とした情報トラックの検索装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61005409A JPH0685220B2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 情報トラツクの検索装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61005409A JPH0685220B2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 情報トラツクの検索装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62164225A JPS62164225A (ja) | 1987-07-20 |
| JPH0685220B2 true JPH0685220B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=11610347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61005409A Expired - Lifetime JPH0685220B2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 情報トラツクの検索装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0685220B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10800668B2 (en) | 2018-09-10 | 2020-10-13 | Caterpillar Inc. | Integrated thermal management and water purification system |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6489086A (en) * | 1987-09-30 | 1989-04-03 | Canon Kk | Information recording and reproducing device |
| JPH0491060U (ja) * | 1990-05-29 | 1992-08-07 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59165277A (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報トラックの検索装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59157226U (ja) * | 1983-04-07 | 1984-10-22 | 三洋電機株式会社 | 記録ビ−ム制限回路 |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP61005409A patent/JPH0685220B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59165277A (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報トラックの検索装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10800668B2 (en) | 2018-09-10 | 2020-10-13 | Caterpillar Inc. | Integrated thermal management and water purification system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62164225A (ja) | 1987-07-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |