JPH0683708B2 - Ｘ線撮影装置 - Google Patents
Ｘ線撮影装置Info
- Publication number
- JPH0683708B2 JPH0683708B2 JP1298983A JP29898389A JPH0683708B2 JP H0683708 B2 JPH0683708 B2 JP H0683708B2 JP 1298983 A JP1298983 A JP 1298983A JP 29898389 A JP29898389 A JP 29898389A JP H0683708 B2 JPH0683708 B2 JP H0683708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- supporting
- ray
- photographing
- transmission image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 30
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 25
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 7
- 210000003141 lower extremity Anatomy 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 4
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000002583 angiography Methods 0.000 description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/44—Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
- A61B6/4476—Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to motor-assisted motion of the source unit
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、被検体のＸ線透過像を撮影する透過像撮影部
を備えたＸ線撮影装置に関する。
を備えたＸ線撮影装置に関する。
（従来の技術） 従来のＸ線撮影装置として第６図乃至第８図に示す構成
を備えたものがある。
を備えたものがある。
まず第６図に示すＸ線撮影装置１は、水平面内，アイソ
センタＯを含む鉛直面内及びアイソセンタＯを中心とし
て揺動可能な揺動型支持アーム２を備えたものである。
センタＯを含む鉛直面内及びアイソセンタＯを中心とし
て揺動可能な揺動型支持アーム２を備えたものである。
また第７図に示すＸ線撮影装置４は、Ｕアーム５を鉛直
面内で回転させるとともに、アイソセンタＯを含む平面
内で水平に透過像撮影部６を移動させるものである。
面内で回転させるとともに、アイソセンタＯを含む平面
内で水平に透過像撮影部６を移動させるものである。
そして第８図に示すＸ線撮影装置７は、前記第６図と同
様にアイソセンタＯを中心として揺動可能な揺動型支持
アーム８を備えたもので、その相違点は揺動型支持アー
ム８が床面に載置されているか、天井から吊り下げられ
ているかの違いだけである。
様にアイソセンタＯを中心として揺動可能な揺動型支持
アーム８を備えたもので、その相違点は揺動型支持アー
ム８が床面に載置されているか、天井から吊り下げられ
ているかの違いだけである。
（発明が解決しようとする課題） ところで、前述した各Ｘ線撮影装置1,4,7により、被検
体内の心臓等（図示しない）のＸ線透過像を得ようとす
る場合、被検体自体を移動しないで前記心臓を中心とす
る全方位からのＸ線透過像を得ることは、揺動型支持ア
ームやＵアームの自由度が足りないために不可能であ
る。一方、被検体自体を移動させた場合には撮影された
血管像等が重畳してしまい、また被検体自体を回転移動
させると、モニタ（図示しない）に表示されるＸ線透過
像も当該移動とともに回転して表示されることになり、
誤診断や診断が困難になるという問題があった。さら
に、下肢血管の撮影をする場合では、一回の撮影では撮
影しきれないため、撮影領域を移動しつつ順次複数回の
撮影を行う必要があるが、この撮影の度ごとに被検体自
体を移動させなければならず、上記と同様の問題を生起
させる結果となっていた。
体内の心臓等（図示しない）のＸ線透過像を得ようとす
る場合、被検体自体を移動しないで前記心臓を中心とす
る全方位からのＸ線透過像を得ることは、揺動型支持ア
ームやＵアームの自由度が足りないために不可能であ
る。一方、被検体自体を移動させた場合には撮影された
血管像等が重畳してしまい、また被検体自体を回転移動
させると、モニタ（図示しない）に表示されるＸ線透過
像も当該移動とともに回転して表示されることになり、
誤診断や診断が困難になるという問題があった。さら
に、下肢血管の撮影をする場合では、一回の撮影では撮
影しきれないため、撮影領域を移動しつつ順次複数回の
撮影を行う必要があるが、この撮影の度ごとに被検体自
体を移動させなければならず、上記と同様の問題を生起
させる結果となっていた。
そこで本発明は、被検体を移動させることなく、任意部
位の全方位からのＸ線透過像の収集ができるＸ線撮影装
置の提供を目的とする。
位の全方位からのＸ線透過像の収集ができるＸ線撮影装
置の提供を目的とする。
［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するための本発明の構成は、Ｘ線を曝射
するＸ線管と、Ｘ線透過像を撮影する撮影部と、前記Ｘ
線管及び撮影部を対向して支持するアームと、このアー
ムを一定の撮影中心を中心として揺動自在に支持する第
１のアーム支持手段と、この第１のアーム支持手段を鉛
直軸及び水平軸を中心としてそれぞれ回転可能に支持す
る第２のアーム支持手段と、この第２のアーム支持手段
を水平移動可能に支持するガイドレールと、前記第１の
アーム支持手段の鉛直軸周りの回転を行う回転駆動手段
と、前記第２のアーム支持手段の水平移動を行う水平移
動駆動手段と、前記第２のアーム支持手段が鉛直軸を中
心とする円軌道上を移動し、且つ、前記撮影部の撮影中
心が略一定となるように前記回転駆動手段及び水平移動
駆動手段を制御する制御手段とを有することを特徴とす
るものである。
するＸ線管と、Ｘ線透過像を撮影する撮影部と、前記Ｘ
線管及び撮影部を対向して支持するアームと、このアー
ムを一定の撮影中心を中心として揺動自在に支持する第
１のアーム支持手段と、この第１のアーム支持手段を鉛
直軸及び水平軸を中心としてそれぞれ回転可能に支持す
る第２のアーム支持手段と、この第２のアーム支持手段
を水平移動可能に支持するガイドレールと、前記第１の
アーム支持手段の鉛直軸周りの回転を行う回転駆動手段
と、前記第２のアーム支持手段の水平移動を行う水平移
動駆動手段と、前記第２のアーム支持手段が鉛直軸を中
心とする円軌道上を移動し、且つ、前記撮影部の撮影中
心が略一定となるように前記回転駆動手段及び水平移動
駆動手段を制御する制御手段とを有することを特徴とす
るものである。
（作 用） 上記構成の本発明によれば、制御手段による回転駆動手
段及び水平移動駆動手段の制御により、第２のアーム支
持手段が撮影部の撮影中心が略一定となるように鉛直軸
を中心とする円軌道上を移動するとともに、アームを水
平軸を中心として回転させ、Ｘ線管及び撮影部を揺動さ
せることにより、撮影部は撮影中心（アイソセンタ）を
一定にして球面上を移動する。このため、被検体を移動
させることなく、アイソセンタを中心とする全方向から
の撮影や下肢血管撮影が可能となる。
段及び水平移動駆動手段の制御により、第２のアーム支
持手段が撮影部の撮影中心が略一定となるように鉛直軸
を中心とする円軌道上を移動するとともに、アームを水
平軸を中心として回転させ、Ｘ線管及び撮影部を揺動さ
せることにより、撮影部は撮影中心（アイソセンタ）を
一定にして球面上を移動する。このため、被検体を移動
させることなく、アイソセンタを中心とする全方向から
の撮影や下肢血管撮影が可能となる。
（実施例） 以下、本発明について図面を参照して説明する。
第１図（ａ），（ｂ）は一実施例としてのＸ線撮影装置
の正面図，上面図である。
の正面図，上面図である。
同図に示すＸ線撮影装置は、水平，鉛直面内での回転及
びアイソセンタＯを中心として揺動する揺動型支持アー
ム10と、この揺動型支持アーム10の解放端部に支持され
てＸ線透過情報を収集する透過像撮影部11と、前記揺動
型支持アーム10を水平面内で移動させる移動手段12と、
前記透過像撮影部11を一定のアイソセンタ０を中心とし
た球面上で移動するように、前記移動手段12及び揺動型
支持アーム10を駆動制御する駆動制御手段（後述する）
とを備えている。
びアイソセンタＯを中心として揺動する揺動型支持アー
ム10と、この揺動型支持アーム10の解放端部に支持され
てＸ線透過情報を収集する透過像撮影部11と、前記揺動
型支持アーム10を水平面内で移動させる移動手段12と、
前記透過像撮影部11を一定のアイソセンタ０を中心とし
た球面上で移動するように、前記移動手段12及び揺動型
支持アーム10を駆動制御する駆動制御手段（後述する）
とを備えている。
前記移動手段12は、天井13に等間隔を保持して固着され
た複数のガイドレール12aと、モータ等を備え、前記ガ
イドレール12aに沿って矢印A1,A2方向で摺動自在に配置
された摺動枠14と、同様のモータ等を備え、摺動枠14の
長手ガイど部材14a,14aに沿って、前記揺動型支持アー
ム10を矢印B1,B2方向で摺動自在に支持する支持アーム
吊下部材15とを有している。
た複数のガイドレール12aと、モータ等を備え、前記ガ
イドレール12aに沿って矢印A1,A2方向で摺動自在に配置
された摺動枠14と、同様のモータ等を備え、摺動枠14の
長手ガイど部材14a,14aに沿って、前記揺動型支持アー
ム10を矢印B1,B2方向で摺動自在に支持する支持アーム
吊下部材15とを有している。
前記揺動型支持アーム10は、解放端部に略Ｃ字状のアー
ム17をアイソセンタ０を中心として揺動自在に支持する
アーム支持部材（第１のアーム支持手段）16と、このア
ーム支持部材16を鉛直方向及び水平面内でそれぞれ回転
可能に支持する支持部材（第２のアーム支持手段）18と
を備えて構成されている。このうち支持部材18が前記支
持アーム吊下部材15に取り付けられている。この支持ア
ーム吊下部材15は、前記支持部材18の取り付けられてい
る位置とは異なる位置、つまり片寄った位置に回転中心
Ｓが設けられている。
ム17をアイソセンタ０を中心として揺動自在に支持する
アーム支持部材（第１のアーム支持手段）16と、このア
ーム支持部材16を鉛直方向及び水平面内でそれぞれ回転
可能に支持する支持部材（第２のアーム支持手段）18と
を備えて構成されている。このうち支持部材18が前記支
持アーム吊下部材15に取り付けられている。この支持ア
ーム吊下部材15は、前記支持部材18の取り付けられてい
る位置とは異なる位置、つまり片寄った位置に回転中心
Ｓが設けられている。
前記透過像撮影部11は、前記略Ｃ字状のアーム17の解放
端部にそれぞれ対向するように取り付けられており、一
端部には透過Ｘ線を光学像に変換するイメージインテン
シファイヤ19が取り付けられ、このイメージインテンシ
ファイヤ19にはさらに当該イメージインテンシファイヤ
19で増幅されたＸ線透過像を電気信号に変換する光電変
換部21が設けられている。また他端部には前記イメージ
インテンシファイヤ19に向けてＸ線を照射するＸ線管20
が取り付けられている。
端部にそれぞれ対向するように取り付けられており、一
端部には透過Ｘ線を光学像に変換するイメージインテン
シファイヤ19が取り付けられ、このイメージインテンシ
ファイヤ19にはさらに当該イメージインテンシファイヤ
19で増幅されたＸ線透過像を電気信号に変換する光電変
換部21が設けられている。また他端部には前記イメージ
インテンシファイヤ19に向けてＸ線を照射するＸ線管20
が取り付けられている。
前記イメージインテンシファイヤ19及び光電変換部21の
拡大詳細図を第２図に示す。
拡大詳細図を第２図に示す。
同図に示す光電変換部21は、イメージインテンシファイ
ヤ19からの光路を屈折させるハーフミラー23と、この屈
折された光を入射されて、これを電気信号に変換するTV
カメラ31と、このTVカメラ31を矢印Ｄ方向で回転駆動す
るモータ等のカメラ回転駆動部22とを備えている。尚、
図中24はレンズである。
ヤ19からの光路を屈折させるハーフミラー23と、この屈
折された光を入射されて、これを電気信号に変換するTV
カメラ31と、このTVカメラ31を矢印Ｄ方向で回転駆動す
るモータ等のカメラ回転駆動部22とを備えている。尚、
図中24はレンズである。
次に、本装置の主に電気系統について第３図を参照して
説明する。
説明する。
同図において、25は透過像撮影部11を一定のアイソセン
タＯを中心とした球面上で移動させるコマンド等を入力
する入力部、27は前記支持部材18の水平面内での座標を
検出する移動手段用位置検出センサ、28は支持部材18の
回転位置を検出する支持部材回転位置検出センサ、12は
移動手段、18は支持アーム、22はカメラ回転駆動部、26
はCPUである。
タＯを中心とした球面上で移動させるコマンド等を入力
する入力部、27は前記支持部材18の水平面内での座標を
検出する移動手段用位置検出センサ、28は支持部材18の
回転位置を検出する支持部材回転位置検出センサ、12は
移動手段、18は支持アーム、22はカメラ回転駆動部、26
はCPUである。
本実施例では前記CPU26が、透過像撮影部11を一定のア
イソセンタＯを中心とした球面上で移動するように、前
記移動手段12及び揺動型支持アーム10を駆動制御する駆
動制御手段及びアイソセンタＯを中心として透過像撮影
部11を自転させる際には、この自転方向と反対方向に同
角度だけTVカメラ31を回転させるカメラ回転手段として
の各機能を備えている。
イソセンタＯを中心とした球面上で移動するように、前
記移動手段12及び揺動型支持アーム10を駆動制御する駆
動制御手段及びアイソセンタＯを中心として透過像撮影
部11を自転させる際には、この自転方向と反対方向に同
角度だけTVカメラ31を回転させるカメラ回転手段として
の各機能を備えている。
以上の構成を備えた本装置の動作について、第４図
（ａ），（ｂ）及び第５図をも参照しながら説明する。
（ａ），（ｂ）及び第５図をも参照しながら説明する。
まず、第１図（ａ）に示す寝台30上に載置されている被
検体Ｐの頭部Ｈ側に、揺動型支持アーム10が配置され、
このアイソセンタＯが被検体Ｐの心臓に一致させてあ
り、この状態から揺動型支持アーム10をこの一定のアイ
ソセンタＯを中心として90度だけ時計方向に移動させよ
うとする場合を想定して説明する。
検体Ｐの頭部Ｈ側に、揺動型支持アーム10が配置され、
このアイソセンタＯが被検体Ｐの心臓に一致させてあ
り、この状態から揺動型支持アーム10をこの一定のアイ
ソセンタＯを中心として90度だけ時計方向に移動させよ
うとする場合を想定して説明する。
オペレータは入力部25から対応するコマンドを入力す
る。このコマンドの入力により駆動制御手段及びカメラ
回転手段としてのCPU26は、支持アーム吊下部材15を第
１図（ｂ）に示すB1方向及びA2方向に移動させるように
制御信号を送出するとともに、支持部材18及びTVカメラ
21を、支持部材18の水平面内での前記移動量に同期させ
て回転制御する。この場合の支持部材18の移動状態を第
４図（ａ）に示す。
る。このコマンドの入力により駆動制御手段及びカメラ
回転手段としてのCPU26は、支持アーム吊下部材15を第
１図（ｂ）に示すB1方向及びA2方向に移動させるように
制御信号を送出するとともに、支持部材18及びTVカメラ
21を、支持部材18の水平面内での前記移動量に同期させ
て回転制御する。この場合の支持部材18の移動状態を第
４図（ａ）に示す。
すなわち同図（ａ）において、位置Q1で示す位置が前記
第１図（ａ），（ｂ）に示す支持部材18の初期位置とす
ると、該支持部材18は一定のアイソセンタＯ（心臓）を
保持したまま該アイソセンタＯを中心とする円周Ｒに沿
って移動される。同時に該支持部材18は回転中心Ｓが中
心部よりもアイソセンタＯに近い方向に位置しているた
め常に、透過像撮影部11がアイソセンタＯを維持するよ
うに時計方向に自転するように駆動される。またTVカメ
ラ31は、図示しないモニタ上に表示される心臓のＸ線透
過像が、前記支持部材18の回転に伴って回転しないよう
に、カメラ回転駆動部22により回転駆動される。これら
の各回転，移動量は前記移動手段用位置検出センサ25及
び支持部材回転位置検出センサ28により常に検出され、
この検出結果によりフィードバック制御されている。
第１図（ａ），（ｂ）に示す支持部材18の初期位置とす
ると、該支持部材18は一定のアイソセンタＯ（心臓）を
保持したまま該アイソセンタＯを中心とする円周Ｒに沿
って移動される。同時に該支持部材18は回転中心Ｓが中
心部よりもアイソセンタＯに近い方向に位置しているた
め常に、透過像撮影部11がアイソセンタＯを維持するよ
うに時計方向に自転するように駆動される。またTVカメ
ラ31は、図示しないモニタ上に表示される心臓のＸ線透
過像が、前記支持部材18の回転に伴って回転しないよう
に、カメラ回転駆動部22により回転駆動される。これら
の各回転，移動量は前記移動手段用位置検出センサ25及
び支持部材回転位置検出センサ28により常に検出され、
この検出結果によりフィードバック制御されている。
以上の動作が完了すると、当初初期位置Q1に配置されて
いた揺動型支持アーム10は、同図（ａ）中Q3で示す位
置、すなわち寝台30の一方の端面に移動される。この状
態を同図（ｂ）に示す。
いた揺動型支持アーム10は、同図（ａ）中Q3で示す位
置、すなわち寝台30の一方の端面に移動される。この状
態を同図（ｂ）に示す。
そして、前記位置Q3においてアーム17を所定角度揺動さ
せてＸ線透過像を収集すれば、アイソセンタＯ（心臓）
を中心とする球面上の任意位置からのデータ収集ができ
る。
せてＸ線透過像を収集すれば、アイソセンタＯ（心臓）
を中心とする球面上の任意位置からのデータ収集ができ
る。
このような各回転，移動動作は前記限定されたものに限
るものではなく、反時計方向やアーム支持部材16の回転
及びアーム17の揺動と同時に行えるようにしている。従
って、上記各移動，回転動作を任意に組み合わせれば、
アイソセンタＯを中心とした球面上での透過像撮影部11
の移動や撮影が任意にできることになる。
るものではなく、反時計方向やアーム支持部材16の回転
及びアーム17の揺動と同時に行えるようにしている。従
って、上記各移動，回転動作を任意に組み合わせれば、
アイソセンタＯを中心とした球面上での透過像撮影部11
の移動や撮影が任意にできることになる。
次に、下肢血管撮影について第５図をも参照して説明す
る。
る。
下肢血管のＸ線透過像を撮影しようとする場合には、揺
動型支持アーム10を前記位置Q3に移動させた状態で、か
つ、支持部材18を自転させないで、矢印A2方向にさらに
移動させつつ下肢血管のＸ線透過像を撮影すればよい。
尚、18′は支持部材18の移動後の状態を示す。従って、
被検体を移動させることなく、極めて容易にＸ線透過像
の撮影が可能となる。
動型支持アーム10を前記位置Q3に移動させた状態で、か
つ、支持部材18を自転させないで、矢印A2方向にさらに
移動させつつ下肢血管のＸ線透過像を撮影すればよい。
尚、18′は支持部材18の移動後の状態を示す。従って、
被検体を移動させることなく、極めて容易にＸ線透過像
の撮影が可能となる。
以上詳述したＸ線撮影装置であれば、被検体Ｐ内の心臓
（図示しない）のどの様な方向からのＸ線透過像を得よ
うとする場合であっても、従来のように被検体Ｐ自体を
移動させる必要がない。従って、従来のように血管像等
が重畳してしまい、誤診断の原因となるという問題も解
決することができる。さらに、TVカメラ31を支持部材18
の回転に同期させて回転駆動させているので、モニタに
表示されるＸ線透過像を常に静止した状態で表示させる
ことができる。以上のことから正確な診断を行うことが
可能となる。
（図示しない）のどの様な方向からのＸ線透過像を得よ
うとする場合であっても、従来のように被検体Ｐ自体を
移動させる必要がない。従って、従来のように血管像等
が重畳してしまい、誤診断の原因となるという問題も解
決することができる。さらに、TVカメラ31を支持部材18
の回転に同期させて回転駆動させているので、モニタに
表示されるＸ線透過像を常に静止した状態で表示させる
ことができる。以上のことから正確な診断を行うことが
可能となる。
また、下肢血管の撮影をする場合でも、支持部材18自体
をA1,A2方向に移動しさえすればよいため、被検体Ｐ自
体を移動する必要がないという利点を有している。
をA1,A2方向に移動しさえすればよいため、被検体Ｐ自
体を移動する必要がないという利点を有している。
尚、本発明は前記一実施例に限定されるものではなく、
その要旨の範囲内において様々に変形実施が可能であ
る。
その要旨の範囲内において様々に変形実施が可能であ
る。
［発明の効果］ 以上詳述した本発明によれば、被検体を移動させること
なく、任意部位の全方位からのＸ線透過像の収集がで
き、しかも天井が低い部屋でも設置が可能であり、必要
に応じてＸ線管及び撮影部の退避が容易なＸ線撮影装置
を提供することができる。
なく、任意部位の全方位からのＸ線透過像の収集がで
き、しかも天井が低い部屋でも設置が可能であり、必要
に応じてＸ線管及び撮影部の退避が容易なＸ線撮影装置
を提供することができる。
第１図（ａ），（ｂ）は一実施例としてのＸ線撮影装置
の正面図，上面図、第２図はイメージインテンシファイ
ヤ及び光電変換部の拡大詳細図、第３図は本装置の主に
電気系統を示すブロック図、第４図（ａ），（ｂ）は動
作説明図、第５図は下肢血管撮影の説明図、第６図乃至
第８図は従来のＸ線撮影装置の説明図である。 10……揺動型支持アーム、11……透過像撮影部、 12……移動手段、31……TVカメラ、 26……駆動制御手段，カメラ回転手段、 Ｏ……アイソセンタ。
の正面図，上面図、第２図はイメージインテンシファイ
ヤ及び光電変換部の拡大詳細図、第３図は本装置の主に
電気系統を示すブロック図、第４図（ａ），（ｂ）は動
作説明図、第５図は下肢血管撮影の説明図、第６図乃至
第８図は従来のＸ線撮影装置の説明図である。 10……揺動型支持アーム、11……透過像撮影部、 12……移動手段、31……TVカメラ、 26……駆動制御手段，カメラ回転手段、 Ｏ……アイソセンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−131333（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−277537（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−80008（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】Ｘ線を曝射するＸ線管と、Ｘ線透過像を撮
影する撮影部と、前記Ｘ線管及び撮影部を対向して支持
するアームと、このアームを一定の撮影中心を中心とし
て揺動自在に支持する第１のアーム支持手段と、この第
１のアーム支持手段を鉛直軸及び水平軸を中心としてそ
れぞれ回転可能に支持する第２のアーム支持手段と、こ
の第２のアーム支持手段を水平移動可能に支持するガイ
ドレールと、前記第１のアーム支持手段の鉛直軸周りの
回転を行う回転駆動手段と、前記第２のアーム支持手段
の水平移動を行う水平移動駆動手段と、前記第２のアー
ム支持手段が鉛直軸を中心とする円軌道上を移動し、且
つ、前記撮影部の撮影中心が略一定となるように前記回
転駆動手段及び水平移動駆動手段を制御する制御手段と
を有することを特徴とするＸ線撮影装置。 - 【請求項２】前記アームは、前記撮影部を回転させる回
転手段を備えるものである請求項１記載のＸ線撮影装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1298983A JPH0683708B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | Ｘ線撮影装置 |
| US07/610,798 US5159622A (en) | 1989-11-17 | 1990-11-08 | X-ray fluoroscopic imaging apparatus with extended imaging set up range |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1298983A JPH0683708B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | Ｘ線撮影装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03158139A JPH03158139A (ja) | 1991-07-08 |
| JPH0683708B2 true JPH0683708B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=17866718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1298983A Expired - Fee Related JPH0683708B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | Ｘ線撮影装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5159622A (ja) |
| JP (1) | JPH0683708B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9032151B2 (en) | 2008-09-15 | 2015-05-12 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Method and system for ensuring reliability of cache data and metadata subsequent to a reboot |
| US9361183B2 (en) | 2008-09-19 | 2016-06-07 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Aggregation of write traffic to a data store |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04336042A (ja) * | 1991-05-10 | 1992-11-24 | Toshiba Corp | Ｘ線診断装置 |
| US5493597A (en) * | 1993-09-10 | 1996-02-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | X-ray diagnostic apparatus and X-ray diagnostic method |
| US5572567A (en) * | 1994-12-08 | 1996-11-05 | Continental X-Ray Corp. | Universal radiographic room |
| US5870450A (en) * | 1995-05-18 | 1999-02-09 | Continental X-Ray Corporation | Universal radiographic/fluoroscopic digital room |
| DE60223179T2 (de) * | 2002-02-15 | 2008-08-14 | Medtronic Navigation, Inc., Minneapois | Gantryring mit abnehmbarem segment für mehrdimensionale röntgenabbildungen |
| DE60301619T2 (de) * | 2002-03-13 | 2006-06-22 | Breakaway Imaging, LLC, Littleton | Systeme und verfahren für die quasi-gleichzeitige multiplanare röntgendarstellung |
| WO2003081220A2 (en) * | 2002-03-19 | 2003-10-02 | Breakaway Imaging, Llc | Computer tomograph with a detector following the movement of a pivotable x-ray source |
| DE60315642T2 (de) * | 2002-06-11 | 2008-06-05 | Breakaway Imaging, LLC, Littleton | Freitragende gantry-vorrichtung zur bildgebung mittels röntgenstrahlen |
| US7106825B2 (en) * | 2002-08-21 | 2006-09-12 | Breakaway Imaging, Llc | Apparatus and method for reconstruction of volumetric images in a divergent scanning computed tomography system |
| ATE471110T1 (de) * | 2002-08-21 | 2010-07-15 | Breakaway Imaging Llc | Gerüstpositionierungsgerät für röntgengeräte |
| DE10311456A1 (de) * | 2003-03-14 | 2004-09-23 | Siemens Ag | Tragarm für ein Röntgen-Deckenstativ |
| WO2008012864A1 (en) * | 2006-07-24 | 2008-01-31 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of controlling x-ray diagnosis device |
| JP2010221003A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-10-07 | Fujifilm Corp | 放射線撮影装置 |
| JP6222797B2 (ja) | 2012-09-20 | 2017-11-01 | 東芝メディカルシステムズ株式会社 | Ｘ線診断装置及びプログラム |
| JP5752288B2 (ja) * | 2014-03-10 | 2015-07-22 | 株式会社東芝 | Ｘ線画像診断装置 |
| CN106725557B (zh) * | 2017-01-19 | 2021-01-08 | 上海联影医疗科技股份有限公司 | X射线成像设备及其控制方法 |
| US11058892B2 (en) | 2017-05-05 | 2021-07-13 | Zap Surgical Systems, Inc. | Revolving radiation collimator |
| CN108401421B (zh) | 2017-09-06 | 2022-12-20 | 睿谱外科***股份有限公司 | 自屏蔽的集成控制放射外科*** |
| US11684446B2 (en) | 2019-02-27 | 2023-06-27 | Zap Surgical Systems, Inc. | Device for radiosurgical treatment of uterine fibroids |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4501011A (en) * | 1982-09-22 | 1985-02-19 | General Electric Company | Angulating lateral fluoroscopic suspension |
| JPS6180008U (ja) * | 1984-10-31 | 1986-05-28 | ||
| DE3614295A1 (de) * | 1986-04-26 | 1987-10-29 | Philips Patentverwaltung | Roentgengeraet mit antrieb eines geraeteteils |
| US4741015A (en) * | 1986-12-05 | 1988-04-26 | B. C. Medical Compagnie Limitee | Universal X-ray unit |
| JPH01185246A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-24 | Toshiba Corp | Ｘ線撮影装置 |
| NL8800614A (nl) * | 1988-03-14 | 1989-10-02 | Philips Nv | Roentgenonderzoek apparaat met drie rotatie assen. |
| FR2632177A1 (fr) * | 1988-06-03 | 1989-12-08 | Gen Electric Cgr | Statif de radiologie isocentrique a quatre axes de rotation |
| US5050204A (en) * | 1989-05-04 | 1991-09-17 | Siczek Bernard W | C-arm diagnostic equipment |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP1298983A patent/JPH0683708B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-11-08 US US07/610,798 patent/US5159622A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9032151B2 (en) | 2008-09-15 | 2015-05-12 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Method and system for ensuring reliability of cache data and metadata subsequent to a reboot |
| US9361183B2 (en) | 2008-09-19 | 2016-06-07 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Aggregation of write traffic to a data store |
| US9448890B2 (en) | 2008-09-19 | 2016-09-20 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Aggregation of write traffic to a data store |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5159622A (en) | 1992-10-27 |
| JPH03158139A (ja) | 1991-07-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0683708B2 (ja) | Ｘ線撮影装置 | |
| JPH0649284Y2 (ja) | Ｘ線診断装置 | |
| US6869217B2 (en) | X-ray device provided with a robot arm | |
| JP4632891B2 (ja) | Ｘ線ｃｔ撮影装置およびｘ線ｃｔ撮影方法 | |
| EP0333256B1 (en) | X-ray examination apparatus having three axes of rotation | |
| JP2000185035A (ja) | 放射線透過撮像装置用サポ―トシステム | |
| WO2001078603A1 (fr) | Dispositif de radiographie | |
| JP5201693B2 (ja) | パノラマｘ線撮影装置およびそれを用いた撮影方法 | |
| CN1138975A (zh) | 计算机层析x射线摄影仪 | |
| JPH09168537A (ja) | ***撮影装置の機能を制御するための方法及び制御システム | |
| JP2016010687A (ja) | 医療画像診断のためのｘ線撮影装置 | |
| JPH0117690B2 (ja) | ||
| JPH10216118A (ja) | Ｘ線診断装置 | |
| JP2000157522A (ja) | 放射線撮影方法および装置 | |
| JP2001104295A (ja) | 医用画像撮影システム | |
| JP3432270B2 (ja) | ディジタルｘ線撮影装置 | |
| JPH06233752A (ja) | ディジタルｘ線撮影装置 | |
| JPH11151236A (ja) | Ｘ線診断装置及びその接触解除方法 | |
| JPH06288734A (ja) | 立体物検査装置 | |
| JPH04336042A (ja) | Ｘ線診断装置 | |
| JPH09298687A (ja) | Ｘ線テレビジョン装置 | |
| JP2003047609A (ja) | Ｘ線撮影装置 | |
| JP4016636B2 (ja) | アーム搭載型ｘ線撮影装置 | |
| JP2826582B2 (ja) | 集団検診用医療装置 | |
| JP4674394B2 (ja) | Ｘ線診断装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |