JPH0683489U - 自動車のクオータトリム部における小物入れ構造 - Google Patents

自動車のクオータトリム部における小物入れ構造

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JPH0683489U
JPH0683489U JP2543993U JP2543993U JPH0683489U JP H0683489 U JPH0683489 U JP H0683489U JP 2543993 U JP2543993 U JP 2543993U JP 2543993 U JP2543993 U JP 2543993U JP H0683489 U JPH0683489 U JP H0683489U
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JP
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storage box
box
quarter trim
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small
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JP2543993U
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彦 神野
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リッド4を開いて小物収容箱3を開放させた
とき、クオータトリム2側にヒンジ5の箱側取付片51
を固定するための固定ねじなどが外部に露出されること
なく、小物収容箱3の内部外観を良好となし、しかも、
小物収容箱3のポケット形状を自由に設定可能とする。 【構成】 クオータトリム2の壁部21に設けた小物収
容箱3の組込孔22近くに、クオータトリム2の裏側に
突出する固定壁部23と、ヒンジ5の箱側取付片51を
クオータトリム2の裏側に挿入可能とする挿通口24と
を設けて、箱側取付片51をクオータトリム2の裏側に
おける小物収容箱3の側面外方で固定させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のクオータトリム部に設ける小物入れ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車の小物入れ構造として、インナーパネルの車室側にクオータトリ ムを設け、該クオータトリムの壁部に小物収容箱を組付けて、この小物収容箱の 開口側にリッドを開閉自由に取付けるようにしたものは、例えば実開昭60−1 57451号公報において知られている。
【0003】 しかして、前記クオータトリムに小物収容箱を組付けるに際しては、通常、図 3で示したように、インナーパネルAの車室側に設けたクオータトリムBの壁部 B1に、小物収容箱Cを挿嵌可能とした組込孔B2を形成すると共に、この組込 孔B2の車室に対する外方側で前記壁部B1の裏側位置に車室内方に向けて突出 する突起B3を設け、かつ、前記小物収容箱Cの上部外側壁に前記突起B3を受 入可能とした貫通孔C1を形成して、該貫通孔C1に前記突起B3を挿入させた 状態で前記小物収容箱Cを組込孔B2に挿嵌させる。そして、2つの第1及び第 2取付片D1,D2を備えたヒンジDを用い、このヒンジDの第1取付D1を前 記小物収容箱Cの上方内面側に当てがった状態で、該小物収容箱Cの内方側から 固定ねじEを、前記第1取付片D1を貫通させて前記貫通孔C1に挿入された突 起B3へと螺締することにより、前記小物収容箱Cを前記ヒンジDの第1取付片 D1と共に前記クオータトリムBに組付け、また、前記ヒンジDの第2取付片D 2に、前記小物収容箱Cの開口部C2を開閉するリッドFを固定ねじEを介して 組付けるのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、以上の小物入れ構造では、前記クオータトリムB側に前記ヒンジD の第1取付片D1と前記小物収容箱Cとを組付けるにあたって、この小物収容箱 Cの上方内面側から前記固定ねじEを螺締するようにしているため、前記リッド Fを開いて前記小物収容箱Cの内部を開放させたとき、前記固定ねじEの頭部が 前記小物収容箱Cの内部から外部に露見して見栄えが悪く、しかも、該小物収容 箱Cを前記第1取付片D1と共に前記クオータトリムB側に組付けるときには、 前記小物収容箱Cの内方側から工具を挿入して前記固定ねじEの螺締作業を行う 必要があることから、前記工具の作業スペースを確保する上で、例えば前記小物 収容箱Cの内壁側を低位としなければならないなど、該小物収容箱Cのポケット 形状に制約を受けたのである。
【0005】 本考案の目的は、リッドを開いて小物収容箱を開放させたとき、固定ねじなど が外部に露出されたりすることなく、前記小物収容箱の内部外観を良好にでき、 しかも、該小物収容箱のポケット形状に制約を受けることなく、この小物収容箱 のポケット形状を自由に設定することができる自動車のクオータトリム部におけ る小物入れ構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、クオータトリム2の壁部21に形成した 組込孔22に小物収容箱3を組み込み、該小物収容箱3の開口部にリッド4を、 箱側取付片51とリッド側取付片52とを備えたヒンジ5を介して開閉自由に取 付けた自動車のクオータトリム部における小物入れ構造において、前記壁部21 における前記組込孔22の近傍に、前記クオータトリム2の裏側に突出する固定 壁部23と、前記ヒンジ5の箱側取付片51を前記クオータトリム2の裏側に挿 入可能とする挿通口24とを設けて、前記箱側取付片51を前記クオータトリム 2の裏側における前記小物収容箱3の側面外方で固定するようにしたのである。
【0007】
【作用】
以上の構成によれば、前記クオータトリム2の壁部21に設けた組込孔22に 前記小物収容箱3が組み込まれ、また、前記ヒンジ5の箱側取付片51が、前記 クオータトリム2の組込孔22近くに形成した挿通口24から、前記壁部21の 裏側で前記組込孔22の近くに設けた固定壁部23の外側位置に対向状に挿入さ れて、前記箱側取付片51の外側方から前記固定壁部23に固定ねじなどを螺締 することにより、前記箱側取付片51が前記壁部21の裏側で前記小物収容箱3 の側面外方位置に固定される。つまり、前記ヒンジ5の箱側取付片51をクオー タトリム2側に固定する前記固定ねじは、前記クオータトリム2の裏側で前記小 物収容箱3の側面外方側に位置されるのであり、従って、前記リッド4を開いて 前記小物収容箱3の内部を開放させても、前記固定ねじなどが外部に露出される ことはなく、前記小物収容箱3の内部外観を良好にすることができ、しかも、前 記箱側取付片51のクオータトリム2への取付時に、前記固定ねじの螺締作業は 前記小物収容箱3の側面外方側において行われるため、該小物収容箱3の内方側 から固定ねじの螺締作業を行う従来のもののように、該小物収容箱3のポケット 形状に制約を受けることなく、この小物収容箱3のポケット形状を自由に設定す ることもできるのである。
【0008】
【実施例】
図1,図2に示した自動車クオータトリム部の小物入れ構造は、自動車ボディ を構成するインナーパネル1の車室側にクオータトリム2を設けて、このクオー タトリム2における上方壁部21の一部に概略矩形状とされた組込孔22を形成 し、該組込孔22に小物収容箱3を組付けると共に、この小物収容箱3の開口部 31側にリッド4を、箱側取付片51とリッド側取付片52とを備えたヒンジ5 を介して開閉自由に取付けている。
【0009】 しかして、以上の小物入れ構造において、図1で明らかなように、前記クオー タトリム2の上方壁部21で前記組込孔22の車室に対する外側方位置に、前記 クオータトリム2の裏側つまり前記壁部21の下方側に向けて突出する固定壁部 23を一体状に設けると共に、前記壁部21における固定壁部23の外側方位置 に、前記ヒンジ5の箱側取付片51を前記壁部21の上方から下方側に挿入可能 とした挿通口24を形成して、前記箱側取付片51を前記壁部21の下方側で前 記小物収容箱3の外側壁外方側で固定するようにしたのである。
【0010】 更に詳しく説明すると、前記クオータトリム2に前記小物収容箱3やヒンジ5 を組付けるにあたっては、前記インナーパネル1に前記クオータトリム2を取付 ける以前に、該クオータトリム2側に前記小物収容箱3やヒンジ5を組付け、こ の組付後に前記クオータトリム2の前記インナーパネル1への取付けを行うので ある。そして、前記インナーパネル1に取付ける以前に、前記クオータトリム2 の上方壁部21に設けた組込孔22に前記小物収容箱3を一体状に組付けると共 に、前記ヒンジ5の箱側取付片51を、前記組込孔22の車室に対する外側方位 置に形成した挿通口24から下方側へと挿入させ、前記箱側取付片51の挿入先 端側を前記固定壁部23の外側位置に対向させて、前記箱側取付片51の外側方 から前記固定壁部23に固定ビス6を螺締することにより、前記箱側取付片51 を前記壁部21の下方側で前記小物収容箱3の外側壁外方側に固定し、また、前 記ヒンジ5のリッド側取付片52に前記リッド4を固定ビス6により固定して、 前記ヒンジ5を介して前記リッド4を小物収容箱3の開口部31に対し開閉させ るようになすのである。
【0011】 以上の小物入れ構造では、前記ヒンジ5の箱側取付片51を前記クオータトリ ム2側に組付けるにあたって、前記箱側取付片51を前記組込孔22の外側方位 置に形成した挿通口24から前記クオータトリム2の裏側に挿入させ、前記箱側 取付片51の挿入先端側を前記組込孔22の外側方位置に設けた固定壁部23の 外側位置に対向させて、前記箱側取付片51の外側方から前記固定壁部23に固 定ビス6を螺締することにより行われ、つまり、この固定ビス6は前記クオータ トリム2の裏側で前記小物収容箱3の外側壁外方側に位置されるのてあり、従っ て、前記リッド4を開いて前記小物収容箱3の内部を開放させたとき、前記固定 ビス6が外部に露出されることはなく、前記小物収容箱3の内部外観を良好にす ることができるのである。しかも、前記箱側取付片52のクオータトリム2への 取付時に、前記固定ビス6螺締作業は、前記インナーパネル1に組付けられる以 前のクオータトリム2の外方側で、前記小物収容箱3の外側壁外方側において行 われるため、該小物収容箱3の内方側から固定ねじの螺締作業を行う従来のもの のように、該小物収容箱3のポケット形状に制約を受けることなく、この小物収 容箱3のポケット形状を自由に設定することもできるのである。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、クオータトリム2の壁部21に形成した組込 孔22に小物収容箱3を組み込み、該小物収容箱3の開口部にリッド4を、箱側 取付片51とリッド側取付片52とを備えたヒンジ5を介して開閉自由に取付け た自動車のクオータトリム部における小物入れ構造において、前記壁部21にお ける前記組込孔22の近傍に、前記クオータトリム2の裏側に突出する固定壁部 23と、前記ヒンジ5の箱側取付片51を前記クオータトリム2の裏側に挿入可 能とする挿通口24とを設けて、前記箱側取付片51を前記クオータトリム2の 裏側における前記小物収容箱3の側面外方で固定するようにしたから、前記リッ ド4を開いて前記小物収容箱3の内部を開放させたとき、前記箱側取付片51を 前記クオータトリム2側に取付ける固定ねじなどが外部に露出されることなく、 前記小物収容箱3の内部外観を良好にすることができ、しかも、前記箱側取付片 51のクオータトリム2への取付時に、前記固定ねじの螺締作業は前記小物収容 箱3の側面外方側において行われるため、該小物収容箱3の内方側から固定ねじ の螺締作業を行う従来のもののように、該小物収容箱3のポケット形状に制約を 受けることなく、この小物収容箱3のポケット形状を自由に設定することもでき るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動車クオータトリム部の小物入れ構
造を示す縦断面図である。
【図2】クオータトリムの全体構造を示す斜視図であ
る。
【図3】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 クオータトリム 21 壁部 22 組込孔 23 固定壁部 24 挿通口 3 小物収容箱 4 リッド 5 ヒンジ 51 箱側取付片 52 リッド側取付片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クオータトリム(2)の壁部(21)に
    形成した組込孔(22)に小物収容箱(3)を組み込
    み、該小物収容箱(3)の開口部にリッド(4)を、箱
    側取付片(51)とリッド側取付片(52)とを備えた
    ヒンジ(5)を介して開閉自由に取付けた自動車のクオ
    ータトリム部における小物入れ構造であって、前記壁部
    (21)における前記組込孔(22)の近傍に、前記ク
    ォータトリム(2)の裏側に突出する固定壁部(23)
    と、前記ヒンジ(5)の箱側取付片(51)を前記クオ
    ータトリム(2)の裏側に挿入可能とする挿通口(2
    4)とを設けて、前記箱側取付片(51)を前記クオー
    タトリム(2)の裏側における前記小物収容箱(3)の
    側面外方で固定していることを特徴とする自動車のクオ
    ータトリム部における小物入れ構造。
JP2543993U 1993-05-17 1993-05-17 自動車のクオータトリム部における小物入れ構造 Pending JPH0683489U (ja)

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