JPH0683447A - 誘導式動力台車 - Google Patents

誘導式動力台車

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JPH0683447A
JPH0683447A JP4254226A JP25422692A JPH0683447A JP H0683447 A JPH0683447 A JP H0683447A JP 4254226 A JP4254226 A JP 4254226A JP 25422692 A JP25422692 A JP 25422692A JP H0683447 A JPH0683447 A JP H0683447A
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JP
Japan
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speed
base
lever
output
power
Prior art date
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Application number
JP4254226A
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English (en)
Inventor
Tadao Kawashima
忠男 川島
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Nidec Shimpo Corp
Original Assignee
Shimpo Industrial Corp
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  • Friction Gearing (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 別系統の制動系が不要であり、低速域で大き
なトルクを発生すると共に安定した速度が得られ、作業
者等の外部誘導体に自動的に追従して走行できる誘導式
動力台車を提供する。 【構成】 基台1及びそれを走行可能に車軸6を介して
支持する車輪8と、車軸6を連動機構7を介して駆動す
る動力源(直流電動モータ4)とからなる動力台車にお
いて、速度比(出力軸5の回転速度/入力軸3の回転速
度)0を変速範囲に含み、その入力軸3において動力源
と連結されると共にその出力軸5において連動機構7と
係合された摩擦無段変速機2と、基台1と外部誘導体と
の速度差を検出する速度センサ(L字形レバー22)
と、速度センサの出力に基づいて摩擦無段変速機2の変
速要素(変速リング10)を操作すると共に基台1の速
度を外部誘導体の速度に自動調節する操作機構(ロッド
24、L字形クランク18)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業者等の外部誘導体
に追従して走行する牽引或は運搬等のための誘導式動力
台車に関する。
【0002】
【従来の技術】動力台車は、基台及びそれを走行可能に
車軸を介して支持する車輪と、車軸を連動機構を介して
駆動する動力源とから基本的に構成され、具体的にはハ
ンドトラック、ハンドリフトトラック、パレットトラッ
ク、プラットホームトラック及び障害者や老年者等のた
めの低速乗用車等が知られている。
【0003】前記動力台車の変速は、概して、動力源で
ある直流電動モータの電気的制御により行われている
が、このように直流電動モータを直接変速するもので
は、低速域で大きなトルクが出力できないので基台の速
度が不安定になり、始動又は制動時等に荷崩れを起こし
易くなる他、使用電流が大きいので電気系統の容量が大
きくなり、さらに前記駆動系とは別に機械式ブレーキ等
からなる制動系を必要とする等の問題があった。
【0004】また、前記動力台車で非乗用型のものは、
作業者が動力台車をそれに搭乗しないで操縦しながら手
元の変速操作部材等により変速を行うのであるが、この
ような変速操作では、基台の速度を作業者の変動する速
度に常時調節することが煩雑である等の問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、別系
統の制動系が不要であり、低速域で大きなトルクを発生
すると共に安定した速度が得られ、作業者等の外部誘導
体に自動的に追従して走行できる誘導式動力台車を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る誘導式動力
台車は、基台及びそれを走行可能に車軸を介して支持す
る車輪と、車軸を連動機構を介して駆動する動力源とか
らなる動力台車において、速度比(出力軸の回転速度/
入力軸の回転速度)0を変速範囲に含み、その入力軸に
おいて動力源と連結されると共にその出力軸において連
動機構と係合された摩擦無段変速機と、基台と外部誘導
体との速度差を検出する速度センサと、速度センサの出
力に基づいて摩擦無段変速機の変速要素を操作すると共
に基台の速度を外部誘導体の速度に自動調節する操作機
構とを備えたことを特徴とする。
【0007】前記摩擦無段変速機は特公昭57−132
21号公報等に開示されたものを好適に利用でき、車輪
は無限軌道の履帯を備えていてもよく、また外部誘導体
は作業者等の他、動力台車とは別の誘導車等であっても
よい。
【0008】前記速度センサが、走行方向に直角の枢軸
を介して基台を含む静止要素に傾動可能に支承されたレ
バーからなり、その入力部において外部誘導体と連結さ
れると共にその出力部において操作機構と連結されたも
のでもよい。前記レバーはその入力部に、外部誘導体と
の連結のための把手その他の連結部材が必要に応じて設
けられる。
【0009】前記レバーが2個所の出力部を有すると共
にレバーの傾動が各出力部から操作機構を介して択一的
に摩擦無段変速機の変速要素に操作可能に伝達され、前
進走行時はレバーがその入力部において速度比0に対応
する中立位置から前方域で傾動させられると共に後退走
行時はレバーが該中立位置から後方域で傾動させられよ
うにしてもよい。その場合に、中立位置にあるレバーに
その入力部における前方及び後方への傾動を各々制限す
る傾動ストッパが動力源の回転方向の切り換えと連動し
て作動可能に設けられ、前進走行時は前方への傾動スト
ッパのみが解除されると共に後退走行時は後方への傾動
ストッパのみが解除されるようにすることが好ましい。
【0010】また、基台上にその走行停止時又は低速走
行時において使用可能に搭載された作業装置の使用準備
状態を検出する状態センサが設けられると共に、速度セ
ンサから摩擦無段変速機の変速要素に至る過程に、高速
域への変速を制限する増速ストッパが状態センサの出力
と連動して作動可能に設けられてもよい。
【0011】
【作用】前記構成において、速度センサが基台と外部誘
導体との速度差を検出すると、その出力に基づいて操作
機構が作動し、摩擦無段変速機の変速要素が減速又は増
速方向に操作されると共に基台の速度が外部誘導体の速
度に自動調節される。なお、前記動力台車の制動は、別
系統の制動系に依らずに変速比0に至る変速要素の減速
操作により容易に行われる。
【0012】速度センサが前記レバーからなるもので
は、基台と外部誘導体との速度差により生じるレバーの
傾動がその出力部から操作機構を介して摩擦無段変速機
の変速要素に操作可能に伝達される。また、前記レバー
が2個所の出力部を有するものでは、前進走行時及び後
退走行時ごとに速度比0に対応する中立位置から各々前
方域及び後方域において個別に変速可能である。その場
合に傾動ストッパが装備されると、それらが動力源の回
転方向の切り換えと連動して作動し、レバーが前記の前
方域及び後方域の一方の側で傾動中に変速比0の中立位
置を越えて他方の側へと過剰に傾動することが自動的に
防止される。
【0013】さらに、増速ストッパを備えたものでは、
それが状態センサによる作業装置の使用準備状態の検出
時に作動し、作業装置の使用準備時には元来不必要で、
不安定な走行を招き易い高速域への変速が自動的に制限
される。このような機構は、例えば、動力台車に作業装
置としてX線装置を搭載してなる移動型X線撮影車に好
適に利用できる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の第一の実施例に係る誘導式動
力台車の要部縦断面図、図2は本発明の第二の実施例に
係る誘導式動力台車の要部縦断面図、図3は図2に示す
T字形レバーの側面図であり、(A)は前進走行時、
(B)は後退走行時における各傾動状態を示す。図4は
図2及び図3に示す傾動ストッパの平面図、また図5は
本発明の第三の実施例に係る誘導式動力台車の要部側面
図であり、(A)はX線装置非使用時、(B)はX線装
置使用時の各状態を示す。
【0015】図1に示す第一の実施例において、基台1
下部に速度比0を変速範囲に含む摩擦無段変速機2が設
けられ、その入力軸3に動力源である直流電動モータ4
が連結されると共に該直流電動モータ4は蓄電池(図示
を省略する)により駆動可能とされ、また前記入力軸3
と同軸線上にある出力軸5にはそれと直角に車軸6が連
動機構7を介して回転可能に係合されると共に該車軸6
に車輪8が固定され、入力軸3及び出力軸5の軸線は前
者を前方として走行方向に配設される。
【0016】前記摩擦無段変速機2は、入力軸3と出力
軸5との間に、入力軸3に連結された小径伝動車9と、
変速要素である非回転の変速リング10と、出力軸5に
調圧カム11を介して連結された大径伝動車12と、前
記3体の伝動部材と力の均衡下に摩擦係合しながら遊星
運動を行う複数の円錐形転子13とがケース14に収納
されてなり、変速リング10を円錐形転子13の円錐母
線に沿って軸線方向に移動させることにより変速が行わ
れ、変速リング10が円錐形転子13の最周縁部と摩擦
係合するときに速度比0の変速範囲となり、出力軸5の
回転速度が0となる。前記変速リング10は軸線方向に
移動可能にケース14に摺接された変速操作杆15と一
体化されると共に圧縮コイルばね16により速度比0と
なる方向に常時付勢される。
【0017】ケース14には車軸6と平行な枢軸17を
介してL字形クランク18が支承されると共に該L字形
クランク18縦軸先端と前記変速操作杆15前端とがピ
ン軸19を介して枢着され、また基台1には手すり20
が突設されると共に手すり20端部に車軸6と平行な枢
軸21を介して速度センサとしてのL字形レバー22が
傾動可能に設けられ、入力部としてのL字形レバー22
縦軸先端に把手23が設けられると共に出力部としての
L字形レバー22横軸先端とL字形クランク18横軸先
端とがロッド24の各端とピン軸25を介して枢着され
る。前記L字形レバー22が把手23によって前方又は
後方に傾動させられると、変速リング10はロッド24
及びL字形クランク18等を介して各々増速方向及び減
速方向に移動させられる。前記ロッド24及びL字形ク
ランク18等は協働して本発明における操作機構を構成
する。
【0018】一方、前記連動機構7は、出力軸5に連動
回転可能且つ軸線方向に移動可能にスプライン係合され
たスライド歯車26と、スライド歯車26を軸線方向に
移動させるクラッチ操作杆27と、車軸6上に設けられ
た従動傘歯車28と、前記スライド歯車26と平歯車部
分によって係脱可能に歯合すると共に従動傘歯車28と
傘歯車部分によって直角方向に歯合するようにケース1
4に支承された連動歯車29とから構成され、出力軸5
の回転はスライド歯車26、連動歯車29及び従動傘歯
車28を順次介して車軸6に伝達されると共に、クラッ
チ操作杆27を前方又は後方に操作することによりスラ
イド歯車26が連動歯車29に対して歯合又は離脱させ
られ、前記出力軸5から車軸6への前記伝動の遮断又は
接続が行われる。
【0019】前記構成の動力台車において、例えば外部
誘導体としての作業者がL字形レバー22の把手23を
把持しながら基台1の走行方向に歩行する場合におい
て、作業者の歩行速度が基台1の速度より大きくなる
と、L字形レバー22が把手23によって前方に傾動さ
せられ、変速リング10が操作機構を介して増速方向に
移動させられると共に基台1は増速され、逆に、作業者
の歩行速度が基台1の速度より小さくなると、L字形レ
バー22が把手23によって後方に傾動させられ、変速
リング10が操作機構を介して減速方向に移動させられ
ると共に基台1は減速される。
【0020】次に、図2に示す第二の実施例は前進走行
時及び後退走行時における各変速操作を可能としたもの
であり、速度センサ及び操作機構以外の部分は前記の第
一の実施例と基本的に同じ構造であるので詳細な説明を
省略する。
【0021】同図において、基台1上の手すり20先端
に車軸6と平行な枢軸21を介して速度センサとしての
T字形レバー31が傾動可能に設けられ、ケース14に
おける変速操作杆15前端との対向部分と手すり20中
間部とにパイプ32が配管され、入力部としてのT字形
レバー31縦軸先端に把手33が設けられ、出力部とし
てのT字形レバー31横軸両端に各々ワイヤ34が取り
付けられると共に各ワイヤ34は1条に集結されてパイ
プ32内を通り、変速操作杆15先端と連結される。前
記T字形レバー31が把手33によって変速比0に対応
する中立位置Pから前方域で前方又は後方に傾動させら
れ、或は該中立位置Pから後方域で後方又は前方に傾動
させられると、変速リング10はワイヤ34を介して各
々増速方向又は減速方向に移動させられる。前記ワイヤ
34等は本発明における操作機構を構成する。
【0022】前記T字形レバー31にはその中立位置P
において把手33による前方及び後方への傾動を各々制
限する傾動ストッパ35が設けられ、直流電動モータ4
の停止時は図2に示すように両方の傾動ストッパ35が
作動してT字形レバー31は中立位置Pから前方及び後
方に傾動不能とされ、直流電動モータ4の正回転時(前
進走行への切り換え時)は、図3(A)に示すように、
前方の傾動ストッパ35のみが解除されてT字形レバー
31は中立位置Pから前方域でのみ前方又は後方に傾動
可能とされ、また直流電動モータ4の逆回転時(後退走
行への切り換え時)は、図3(B)に示すように、後方
の傾動ストッパ35のみが解除されてT字形レバー31
は中立位置Pから後方域でのみ前方又は後方に傾動可能
とされる。
【0023】各傾動ストッパ35は、図4に示すよう
に、T字形レバー31の横方向に前後して並設されたソ
レノイド36と、それに圧縮コイルばね37を介して挿
通された可動鉄芯38とからなり、可動鉄芯38先端に
は外側に傾斜面を有する停止片39が付設される。各傾
動ストッパ35のソレノイド36は直流電動モータ4の
正逆転切り換えと連動し、ソレノイド36が励磁されな
いときは可動鉄芯38が圧縮コイルばね37の反発力に
より突出状態になると共に該傾動ストッパ35が作動
し、またソレノイド36が励磁されたときは可動鉄芯3
8が圧縮コイルばね37の反発力に抗して縮退状態にな
ると共に該傾動ストッパ35が解除される。なお、仮に
T字形レバー31が中立位置Pから前方域又は後方域に
おいて高速域にあるときに直流電動モータ4が停止し、
傾動ストッパ35が作動した場合でも、T字形レバー3
1を停止片39の傾斜面に対して低速域側に押圧させる
ことにより該停止片39を後退させ、T字形レバー31
を手動で容易に中立位置Pに復帰させることができる。
【0024】さらに、図5(A)及び(B)に示す第三
の実施例は、作業装置を搭載した動力台車に係るもので
あり、動力台車自体は、前記の第二の実施例と基本的に
同じ構造であるので詳細な図示及び説明を省略する。
【0025】同図において、基台1に支柱41が垂直に
突設され、支柱41にその軸線方向に移動可能且つその
軸線回りに回動可能にアーム42が水平に係合されると
共にアーム42に作業装置としてのX線装置43が設け
られ、該X線装置43は、アーム42により、不使用時
は図5(A)に示すように基台1中央上に安定に保持さ
れると共に使用時は図5(B)に示すように基台1前方
に回動され、基台1中央にはX線装置43の有無を検出
する状態センサとしての近接スイッチ44が設けられ
る。
【0026】速度センサであるT字形レバー31には中
立位置Pから前方域及び後方域の各々において高速域へ
の変速を制限する増速ストッパ45が設けられ、各増速
ストッパ45は既述の図4に示すソレノイド磁石と同様
の構造を備え、近接スイッチ44の出力はコントローラ
46を介して各増速ストッパ45に入力される。X線装
置43が移動等に際して基台1中央上に保持されると
き、近接スイッチ44が該X線装置43を検出すると共
にその信号がコントローラ46に入力され、対応する増
速ストッパ45が解除されると共にT字形レバー31に
よる高速域への変速が可能となる。また、X線装置43
が使用に際して基台1中央位置から外れたとき、近接ス
イッチ44の信号はコントローラ46に入力されず、対
応する増速ストッパ45が作動すると共にT字形レバー
31による高速域への変速が不可能となり、不均衡且つ
不安定な状態での高速走行が未然に防止される。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る誘導式動力台車は以上のよ
うに構成されるので、別系統の制動系が不要であり、低
速域で大きなトルクを発生すると共に安定した速度が得
られ、作業者等の外部誘導体に自動的に追従して走行で
きる。
【0028】また、速度センサがレバーからなるもので
は、基台と外部誘導体との速度差を簡素な構造で検出で
きる。該レバーが2個所の出力部を有するものでは、速
度比0に対応する中立位置Pから各々前方域及び後方域
において前進走行及び後退走行のための変速が可能であ
り、その場合に傾動ストッパが装備されると、それが動
力源の回転方向の切り換えと連動して作動し、レバーが
中立位置を挟む前方域及び後方域の一方でのみ傾動可能
とされる。さらに、増速ストッパを備えたものでは、そ
れが状態センサによる作業装置の使用準備状態の検出時
に作動し、高速域への変速が自動的に制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例に係る誘導式動力台車の
要部縦断面図である。
【図2】本発明の第二の実施例に係る誘導式動力台車の
要部縦断面図である。
【図3】図2に示すレバーの側面図であり、(A)は前
進走行時、(B)は後退走行時における各傾動状態を示
す。
【図4】図2及び図3に示す傾動ストッパの平面図であ
る。
【図5】本発明の第三の実施例に係る誘導式動力台車の
要部側面図であり、(A)はX線装置非使用時、(B)
はX線装置使用時の各状態を示す。
【符号の説明】
1 基台 2 摩擦無段変速機 3 入力軸 4 直流電動モータ 5 出力軸 6 車軸 7 連動機構 8 車輪 10 変速リング 18 L字形クランク 22 L字形レバー 24 ロッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台及びそれを走行可能に車軸を介して
    支持する車輪と、車軸を連動機構を介して駆動する動力
    源とからなる動力台車において、速度比0を変速範囲に
    含み、その入力軸において動力源と連結されると共にそ
    の出力軸において連動機構と係合された摩擦無段変速機
    と、基台と外部誘導体との速度差を検出する速度センサ
    と、速度センサの出力に基づいて摩擦無段変速機の変速
    要素を操作すると共に基台の速度を外部誘導体の速度に
    自動調節する操作機構とを備えたことを特徴とする誘導
    式動力台車。
  2. 【請求項2】 速度センサが、走行方向に直角の枢軸を
    介して基台を含む静止要素に傾動可能に支承されたレバ
    ーからなり、その入力部において外部誘導体と連結され
    ると共にその出力部において操作機構と連結された請求
    項1記載の誘導式動力台車。
  3. 【請求項3】 レバーが2個所の出力部を有すると共に
    レバーの傾動が各出力部から操作機構を介して択一的に
    摩擦無段変速機の変速要素に操作可能に伝達され、前進
    走行時はレバーがその入力部において速度比0に対応す
    る中立位置から前方域で傾動させられると共に後退走行
    時はレバーが該中立位置から後方域で傾動させられよう
    にし、且つ中立位置にあるレバーにその入力部における
    前方及び後方への傾動を各々制限する傾動ストッパが動
    力源の回転方向の切り換えと連動して作動可能に設けら
    れ、前進走行時は前方への傾動ストッパのみが解除され
    ると共に後退走行時は後方への傾動ストッパのみが解除
    されるようにした請求項2記載の誘導式動力台車。
  4. 【請求項4】 基台上にその走行停止時又は低速走行時
    において使用可能に搭載された作業装置の使用準備状態
    を検出する状態センサが設けられると共に、速度センサ
    から摩擦無段変速機の変速要素に至る過程に、高速域へ
    の変速を制限する増速ストッパが状態センサの出力と連
    動して作動可能に設けられた請求項1、2又は3記載の
    誘導式動力台車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012518134A (ja) * 2009-02-16 2012-08-09 ドンファン ピョン 無段変速機
CN105807081A (zh) * 2016-05-09 2016-07-27 上海电气核电设备有限公司 焊接速度测量装置及其方法

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