JPH0683066B2 - カウンタ回路 - Google Patents

カウンタ回路

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JPH0683066B2
JPH0683066B2 JP11821787A JP11821787A JPH0683066B2 JP H0683066 B2 JPH0683066 B2 JP H0683066B2 JP 11821787 A JP11821787 A JP 11821787A JP 11821787 A JP11821787 A JP 11821787A JP H0683066 B2 JPH0683066 B2 JP H0683066B2
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JP
Japan
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gate
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stage
output
circuit
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広 一番ケ瀬
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は入力されるパルス数をカウントし、所定数カ
ウントを終えると再び1からカウントを始めるカウンタ
回路に関する。
[従来の技術] 第3図には、従来から置く知られたn進カウンタ回路が
示されており(例えば白土義男著「デジタルICのすべ
て」(東京電機大学出版局))、図において、n個のD
型フリップフロップ(以下「D−FF」という)DF1〜DFn
からなるシフトレジスタ(1)の各段のD−EFの出力
(Q)がNORゲート(2)に入力され、このNORゲート
(2)の出力は初段のD−FFに入力されている。
前記D−FFはすべてポジティブエッジトリガにて動作
し、リセット信号Rは“1"の時D−FFがリセットされ、
セット信号Sは“1"の時D−FFはセットされ、いずれも
クロックに関係なくダイレクトにリセット・セットされ
る。
第4図には、このn進カウンタのタイムチャートが示め
されている。すなわち、この回路はn個のD−FFにてシ
フトレジスタが構成され、最終段を除く(n−1)個の
D−FFの出力(Q1〜Qn−1)がすべて“0"となった時
に、初段のD−FFのデータ入力に“1"が加わるようにす
ることによりn進カウンタ動作が得られる。
ここで、すべてのD−FFをリセット信号Rでリセットし
Qを出力を“0"とすると、NORゲート(2)の出力は
“1"となり、初段のD−FFのデータ入力(D1)に“1"が
加えられる。そして、この信号“1"はクロックパルスCP
が入力されるたびにその立ち上がりで順に右へシフトさ
れる。
この場合、D−FFの各出力(Q1〜Qn−1)のいずれかが
“1"の時、NORゲート(2)の出力は“0"となるので、
いずれか1個のD−FFのQ出力のみが“1"となり順次右
へシフトしていく。そして、n個目のクロックパルスCP
が入ると最終段のDFnのQ出力が“1"となり、DF1〜DFn
−1のQ出力はすべて“0"となるので、NORゲート
(2)の出力が“1"となり、次のクロックパルスCPによ
り再び初段のD−FFに“1"が加えられ、以下同様の動作
が繰り返される。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の問題点 従来のn進カウンタは以上のように構成されているの
で、カウンタの段数nが大きくなった場合にはカウンタ
の段数nの増加に伴ってNORゲート(2)の入力数が増
加する。NORゲート(2)の入力数は有限であり、カウ
ンタの段数nがNORゲート(2)の入力数を超える場合
には第5図に示されるようにNORゲート(2)の前段にO
Rゲート(3)が挿入される。ORゲート(3)は複数の
D−FFの各出力を束ね、NORゲート(2)の入力数が減
少できる。この場合、カウンタの動作最少クロック周期
は、D−FFの動作最少クロック周期とNORゲート(2)
の伝搬遅延時間とを加えたものとなるが、第5図におけ
る回路では、更にORゲート(3)の伝搬遅延時間をも含
めたものとなり、段数nが大きくなるに伴い動作周波数
が低下するという問題があった。
発明の目的 この発明は係る問題点を解決するためになされたもの
で、カウンタの段数nが増加しても高速動作が可能なカ
ウンタ回路の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用] 前記目的を達成するために、本発明はn個のフリップフ
ロップ回路からなるシフトレジスタと、前記各フリップ
フロップ回路の初段から(n−1)段までの各出力
()を入力するとオア回路を含み、このオア回路の出
力をワイヤードオア回路を介して前記初段のフリップフ
ロップ回路に入力することを特徴とする。
すなわち、この発明に係るカウンタ回路は、従来例にて
示したD−FFの有意性を逆にし、D−FFのQ出力“0"を
順次右にシフトすることとして、初段のD−FFへの入力
は(n−1)個のD−FFの出力のOR(論理和)をとる
構成としたものである。
以上により、本発明は初段のフリップフロップ回路の入
力としてワイヤードオア構成をとることができるので、
カウンタの段数nが増加し、ワイヤードオアゲート及び
オアゲートの2段になってもワイヤードオアゲートが単
なるスルーゲートであるから実質的にはオアゲートの1
段でオアゲートの段数が減らせる。従って、ワイヤード
オアゲートの伝搬遅延時間が実質的に加算されないの
で、カウンタ回路の動作周波数が高速化できる。
[実施例] 以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を説明する。
第1図には本発明に係るカウンタ回路の構成が示されて
おり、本発明の特徴的なことは、n個のフリップフロッ
プ回路からなるシフトレジスタと、前記各フリップフロ
ップ回路の初段からn−1段までの各出力()を入力
とするオア回路を含み、このオア回路の出力をワイヤー
ドオア回路に入力していることである。
本実施例において、n個のD−FF(DF1〜DFn)で構成さ
れたシフトレジスタ(1)における各D−FFの出力
は、l個の論理和回路を含むORゲート(3)に力されて
おり、このオアゲート(3)の出力はワイヤードOR回路
(4)に入力されている。すなわち、本実施例において
は、カウンタの段数が多い場合を想定しており、n個の
D−FFの出力を1つのORゲート(3)で収容できない
場合であって、OR論理を2段以上に分けて最終段にワイ
ヤードオア回路(4)を用いている。
以上の構成に係る本発明の動作を説明する。
第2図には本発明によるカウンタ回路のタイムチャート
が示されており、ここで、初期状態としてD−FFのQ出
力はすべて“1"になっているものとする。
この時出力はすべて“0"になっているので、初段のD
−FFの入力D1は“0"となっている。次にクロックパルス
CPの立上り“1"で初段のD−FFのQ1出力のみが“0"、
1出力が“1"となり、従って、D−FFの出力Qは初段の
みが“0"で残りはすべて“1"となる。更に、初段のD−
FFのD1入力は、初段〜(n−1)段の出力のすべての
論理和をとっているので、出力がすべて“0"の時、つ
まりQ出力がすべて“1"の時にのみ初段のD−FFの入力
(D1)は“0"となり、以後Q出力がすべて“1"になるの
でD1入力は“1"となる。
そして、次々にクロックパルスCPの立上りでQ出力の
“0"が順次右にシフトされ、最後のD−FFの出力(Qn)
が“0"になった時、初段のD−FFの入力は“0"となり、
次のクロックパルスCPによって初段のD−FFのQ出力が
“0"となり、この動作が繰り返される。
なお、以上の実施例では、各D−FFの出力はすべてOR
ゲート(3)を介してワイヤードオア回路(4)に入力
することとしているが、D−FFの出力のうち任意のい
くつかをワイヤードオア回路(4)に直接接続してもか
まわない。
以上説明したように、本発明の実施例によれば、シフト
レジスタのQ出力が“0"有意で順次右にシフトするよう
にするとともに、初段のD−FFへの入力をワイヤードオ
ア構成としたので、カウンタの段数が増加したとして
も、2番目以降のD−FFの出力から初段の入力までの伝
搬時間がほぼゲート1個分の遅延のみで動作することと
なり、高速動作を確保することができるという利点を有
する。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり、シフトレジスタを形成
する初段のフリップフロップへの入力をワイヤードオア
構成としたことにより、カウンタの段数が増加し、ワイ
ヤードオアゲート及びオアゲートの2段になってもワイ
ヤードオアゲートが単なるスルーゲートであるから実質
的にはオアゲートの1段のオアゲートの段数が減らせ
る。従って、ワイヤードオアゲートの伝搬遅延時間が実
質的に加算されないので、カウンタ回路の動作周波数が
高速化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカウンタ回路の構成を示す図、第
2図はそのタイミングチャート図、第3図は従来のリン
グカウンタ回路の構成図、第4図はそのタイミングチャ
ート図、第5図は従来のリングカウンタにおいて段数が
増加した場合の構成を示す図である。 図において(1)はシフトレジスタ、(2)はNORゲー
ト、(3)はORゲート、(4)はワイヤードオア回路で
ある。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n個の複数のフリップフロップ回路が配列
    され、前記配列前段のフリップフロップ回路の出力が次
    段のフリップフロップ回路の入力に接続されるシフトレ
    ジスタと、 前記シフトレジスタの配列初段から(n−1)段までの
    フリップフロップ回路において配列順に複数のフリップ
    フロップ回路毎に1個の割合で複数配置され、各々前記
    複数のフリップフロップ回路の複数の反転出力が入力さ
    れるオア回路と、 前記複数のオア回路の各々の出力が入力され、かつ出力
    が前記シフトレジスタの初段のフリップフロップ回路の
    入力されるワイヤードオア回路と、 を備えたことを特徴とするカウンタ回路。
JP11821787A 1987-05-15 1987-05-15 カウンタ回路 Expired - Lifetime JPH0683066B2 (ja)

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JP11821787A JPH0683066B2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15 カウンタ回路

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JPS63283316A JPS63283316A (ja) 1988-11-21
JPH0683066B2 true JPH0683066B2 (ja) 1994-10-19

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FR2769432B1 (fr) * 1997-10-03 2000-01-28 Thomson Csf Diviseur de frequence a modulo variable
JP2007128611A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Nec Electronics Corp 半導体集積回路装置
ATE554529T1 (de) * 2007-10-16 2012-05-15 Austriamicrosystems Ag Frequenzteiler und verfahren zur frequenzteilung

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