JPH0682682U - 字光性ナンバープレート - Google Patents
字光性ナンバープレートInfo
- Publication number
- JPH0682682U JPH0682682U JP2929093U JP2929093U JPH0682682U JP H0682682 U JPH0682682 U JP H0682682U JP 2929093 U JP2929093 U JP 2929093U JP 2929093 U JP2929093 U JP 2929093U JP H0682682 U JPH0682682 U JP H0682682U
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- JP
- Japan
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- light
- license plate
- inverter
- electrodes
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光線分散板を使用することなく、従来に比較
して製造が簡単で、耐久性に優れ、かつ文字の光りむら
の生じない字光性ナンバープレートを提供する。 【構成】 文字部分3を打ち抜き、透明ないし半透明の
合成樹脂板を前記文字部分に貼着したナンバープレート
1の下部に前記文字部分を光らせるためのエレクトロル
ミネッセンス板9を配置すると共に、前記エレクトロル
ミネッセンス板の裏面に自動車電源に接続した直流/交
流インバータを設け、さらに前記エレクトロルミネッセ
ンス板の長手方向端部に略全長に渡って設けられた二つ
の電極12、13に前記直流/交流インバータを接続し
たことを特徴とする。 【効果】 照明部としてEL板を使用し、かつ電極をナン
バープレートの長手方向端部に略全長に渡って設けたた
め、ナンバープレートの文字が均一に光るという利点が
ある。
して製造が簡単で、耐久性に優れ、かつ文字の光りむら
の生じない字光性ナンバープレートを提供する。 【構成】 文字部分3を打ち抜き、透明ないし半透明の
合成樹脂板を前記文字部分に貼着したナンバープレート
1の下部に前記文字部分を光らせるためのエレクトロル
ミネッセンス板9を配置すると共に、前記エレクトロル
ミネッセンス板の裏面に自動車電源に接続した直流/交
流インバータを設け、さらに前記エレクトロルミネッセ
ンス板の長手方向端部に略全長に渡って設けられた二つ
の電極12、13に前記直流/交流インバータを接続し
たことを特徴とする。 【効果】 照明部としてEL板を使用し、かつ電極をナン
バープレートの長手方向端部に略全長に渡って設けたた
め、ナンバープレートの文字が均一に光るという利点が
ある。
Description
【0001】
本考案は字光性ナンバープレート、さらに詳細には、従来に比較して均一に文 字部分が光り、耐久性が良好で、製造するに際しても簡便な字光性ナンバープレ ートに関する。
【0002】
字光性ナンバープレートは図4及び図5に示すように、偏平なケース1の全面 に取り付けられた開閉枠2に、規定の地色に着色され、かつ文字部分3を打ち抜 き、その文字部分3に透明な合成樹脂板を貼着したナンバープレート4を固定す ると共に、ケース1内部に2個の照明灯5を設けて成るものであり、夜間などに ナンバープレート4の文字を前記照明灯5により光るようにしたものである。
【0003】 このような字光性ナンバープレートは文字部分3を光らせることにより、遠距 離からナンバープレートを識別しうるようにしたものであるが、照明灯5の真上 は強く光り、一方照明灯5より遠い文字部分3は暗くなるというように、文字部 分3の光り方にむらを生じるという欠点があった。
【0004】 このため、現在においては、ナンバープレート4と照明灯5間に、照明灯5に 相当する部分に黒色塗料6を周囲に行くにしたがって薄くなるように焼付けた乳 白色半透明の光線分散板7(図6)を介在させ、照明灯5真上ないし近傍におけ る光量を減少せしめることにより、文字部分3が均等に光るようにしている(実 公昭53−16308号)。そして、この光線分散板7としては、現実には乳白 色半透明のポリプロピレン板が用いられている。このポリプロピレンを使用する 理由は、照明灯5(電球)の発する熱によって、変色したり、溶融しないような 融点の高い合成樹脂を用いなければならないからである。しかしながら、ポリプ ロピレンは周知のように接着性が悪く、焼き付けは極めて困難である。
【0005】 このような欠点を避けるため、照明灯5に相当する部分に、周囲に行くに従い しだいに薄くなる黒色に印刷したシール6′を用い、これを貼着した光線分散板 も用いられている。しかしながら、剥離強度が低く、照明灯の熱の作用によって シールは徐々に劣化し、剥離してしまうという欠点があった。
【0006】 さらにこのような光線分散板を使用したとき、前記黒色塗料6及びシール6′ の焼き付けないし貼着部分と、非塗料ないし非貼着部分との境界8が文字にすじ として浮き上がる欠点もあった。
【0007】 また、照明灯5の一つが球切れを生じると、文字が極めて見にくくなるという 欠点もあった。
【0008】
本考案は上述の点に鑑みなされたものであり、従来のように光線分散板を使用 することなく、従来に比較して製造が簡単で、耐久性に優れ、かつ文字の光りむ らの生じない字光性ナンバープレートを提供することを目的とする。
【0009】
上述の問題点を解決するため、本考案による字光性ナンバープレートは文字部 分を打ち抜き、透明ないし半透明の合成樹脂板を前記文字部分に貼着したナンバ ープレートの下部に前記文字部分を光らせるためのエレクトロルミネッセンス板 を配置すると共に、前記エレクトロルミネッセンス板の裏面に自動車電源に接続 した直流/交流インバータを設け、さらに前記エレクトロルミネッセンス板の長 手方向端部に略全長に渡って設けられた二つの電極に前記直流/交流インバータ を接続したことを特徴とするものである。
【0010】
本考案による字光性ナンバープレートの一実施例を図面に基づき説明すると、 本考案によるナンバープレートは、図1に示すようにケース1の全面に取り付け られた開閉枠2に、規定地色に着色され、かつ文字部分3(図2参照)を打ち抜 き、その文字部分3に透明な合成樹脂文字、数字を貼着したナンバープレート4 を固定し、さらにケース1内部の底部に前記文字3を光らせるためのエレクトロ ルミネッセンス板(以下EL板という)9が敷置された構造を有するものである。
【0011】 この実施例においては、図2に示すような、従来に比較して横長のヨーロッパ 型のナンバープレート4を例に説明する。昨今、自動車の登録台数の増加にとも ない日本でも採用される可能性があると思われる。
【0012】 前記ケース1の底部には直流/交流インバータ10を収納するためのボックス 部11が形成されており、板状の直流/交流インバータ10が前記ボックス部1 1に設けられている。この直流/交流インバータ10は自動車電源(図示せず) に接続しており、直流の自動車電源を交流に変換できるようになっている。
【0013】 前記EL板9の長手方向端部には、略全長に渡って電極12及び13が相互に対 向して形成されており、前記電極12、13は上記直流/交流インバータ10に 接続し、EL板9を光らせるようになっている。このように前記電極12、13を EL板9の長手方向端部に略全長に渡って設けることによって、特に横長のEL板9 を均一に光らせることができる。短方向端部などに設けると、距離が長くなり過 ぎて、EL板9は均一に光りにくい。
【0014】 前記直流/交流インバータ10の上部には上述のようにEL板9が載置されてお り、前記EL 板9はケース1より断面鈎状に立ち上がった係止部14と、弾性の あるバンド15によって脱着自在にケース1内部に敷置されている(図3参照) 。
【0015】 このような構造になっているため、自動車電源より電流を負荷すると、直流/ 交流インバータ10が直流を交流に変換する。変換された交流は電極12及び1 3よりEL板9の電極及び対称電極に入力され、EL板9は発光する。この際、前記 EL板9は均一に発光するため、前記EL板9の全面に開閉枠2によって設けられた ナンバープレート4の文字は均一に光ることになる。
【0016】 上記EL板9の耐久時間は約5000時間であり、一般車両においてはほぼ車検 時に交換すればよい。交換する場合においては、弾性のあるバンド15を引っ張 った後、前記EL板9を係止部14より引き抜き、係止を解除して取り外す。新た なEL板9を用意し、一方の端部を前記係止部14に挿入係止した後、他方の端部 をバンド15によって止めることにより脱着できる。EL板9の2つの電極の位置 を、直流/交流インバータ10のそれぞれの電極12、13に接触するような位 置に設けることにより、EL板9を装着しただけで、電気的接続が完了すること になる。
【0017】 上述のようなEL板を使用した字光性ナンバープレートの発光文字の輝度分布は 、均斉度(最大明るさ/最小明るさ)が1.18であり、従来の均斉度7.72 に比較して大きく改良されていた。また、電圧の変化による9〜13Vにおける 変化係数(13Vの輝度−9Vの輝度/12Vの輝度)は0.53であり、従来 の1.16より改良されていた。
【0018】 さらに、消費電力も3.2Wであり、従来の20W(10W電球2個)より、 省エネルギであった。
【0019】
以上説明したように、本考案による字光性ナンバープレートによれば、照明部 としてEL板を使用し、かつ電極をナンバープレートの長手方向端部に略全長に渡 って設けたため、ナンバープレートの文字が均一に光るという利点がある。また 、上記EL板の耐久性は5000時間と大きく、従来の電球を使用している場合に 比較して耐久性が大きく向上する。また、従来のように光線分散板を使用してい ないため、前記光線分散板にシールを貼着したり、塗料を焼き付けたりする作業 を省略することができる。加えて、熱などによって塗料ないしシールが剥落する ことはないという利点もある。
【図1】本考案の一実施例の字光性ナンバープレートの
断面図。
断面図。
【図2】本考案の一実施例の字光性ナンバープレートの
正面図。
正面図。
【図3】本考案の開閉枠を開けたときのの一実施例の正
面図。
面図。
【図4】従来の字光性ナンバープレートの正面図。
【図5】開閉枠を開いたときの正面図。
【図6】従来の光分散板の正面図。
1 ケース 2 開閉枠 3 文字部分 4 ナンバープレート 5 照明灯 6 塗料(シール) 7 光分散板 9 EL板 10 直流/交流インバータ 11 ボックス部 12 電極 13 電極
Claims (1)
- 【請求項1】文字部分を打ち抜き、透明ないし半透明の
合成樹脂板を前記文字部分に貼着したナンバープレート
の下部に前記文字部分を光らせるためのエレクトロルミ
ネッセンス板を配置すると共に、前記エレクトロルミネ
ッセンス板の裏面に自動車電源に接続した直流/交流イ
ンバータを設け、さらに前記エレクトロルミネッセンス
板の長手方向端部に略全長に渡って設けられた二つの電
極に前記直流/交流インバータを接続したことを特徴と
する字光性ナンバープレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2929093U JPH0682682U (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 字光性ナンバープレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2929093U JPH0682682U (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 字光性ナンバープレート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682682U true JPH0682682U (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=12272123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2929093U Pending JPH0682682U (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 字光性ナンバープレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0682682U (ja) |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP2929093U patent/JPH0682682U/ja active Pending
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