JPH0682067U - 粘着テープの剥がし具 - Google Patents

粘着テープの剥がし具

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JPH0682067U
JPH0682067U JP023628U JP2362893U JPH0682067U JP H0682067 U JPH0682067 U JP H0682067U JP 023628 U JP023628 U JP 023628U JP 2362893 U JP2362893 U JP 2362893U JP H0682067 U JPH0682067 U JP H0682067U
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JP
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adhesive tape
blade portion
blade
tape piece
tip
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Application number
JP023628U
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English (en)
Inventor
勉蔵 中田
Original Assignee
株式会社エフシー製作所
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 把持体(1)に固定刃を固定し、先端部に先
端が断面鋭角に尖った断面三角形の差込み刃部(6)を
形成すると共に、該差込み刃部(6)を粘着テープ(2
0)の厚さ相当分だけ滑動用底部(6)より下方に突出
させる。把持体(1)に挾着部材(5)を揺動自在に取
り付け、その先端部に差し込み刃部(6)の片面に対向
して該面との間に粘着テープ片(20)を挾みうる押さえ
部(11)を設ける。 【効果】 上記差込み刃部(6)を被着体に貼られた粘
着テープ片(20)のコーナー部に臨ませた後、把持体
(1)を滑動させてテープ片(20)の下側に約5mm程
度差込む。次いで、該テープ片(20)を押さえ部(11)
で前記刃部(6)の片面との間に挾んでそのままめくり
上げることにより、粘着テープ片(20)を簡単かつ確実
に、しかも安全に剥離除去することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、粘着テープ片をその貼着対象面から剥がし取るのに使用される用 具、特に例えば写真用フィルム処理用リーダーに貼着された粘着テープ片を、リ ーダーの再使用のために剥離除去するのに用いられる粘着テープ剥がし具に関す る。
【0002】
【従来の技術】
写真用フィルムの現像処理は、該フィルムをリーダーに接続し、該リーダーで フィルムを牽引誘導することによって、現像、定着、水洗の各処理槽に順次導通 させ処理するものとしている。而して、上記リーダー(21)へのフィルム(22) の接続は、図4に示すように粘着テープ片(20)を用いて行っており、処理後に おいては次のプリント作業への移行を迅速に行うために、同図に示すようにフィ ルム(22)の端末部分を鋏(23)で切断してリーダー(21)から分離し、然るの ち、該リーダーに付着残存する粘着テープ片(20)を手指の爪とかナイフ等で剥 がし取り、リーダー(21)を再使用に供するものとしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記のようなリーダー(21)からの粘着テープ片(20)の剥がし取 り作業は、該テープ片が平面状のリーダー(21)面にぴったりと全面が強固に付 着しているため、相当に厄介である。このため例えば爪で掻き取るときは指先を 傷めるおそれがあるだけでなく、粘着テープ片(20)の一部が破れてリーダー( 21)側に残存することも多く、その完全な除去にいささか多くの手間がかかる。 また、ナイフを用いて剥がし取るときは、リーダー(21)の面を損傷するおそれ があり、かつ危険でもある。
【0004】 この考案は、上記のような問題点に鑑み、粘着テープ片を、被着体から簡単に 剥がし取ることのできる専用の便利な用具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の目的において、片手で把持できる大きさに形成された把持 体と、該把持体に揺動自在に取付けられ先端部に粘着テープと被着体との間に差 し込まれる差込み刃部を有する固定刃と、前記把持体に取付けられ先端に前記差 込み刃部の先端よりやや退入した位置において該刃部の一面に対向して該一面と の間に粘着テープを挾み込む押さえ部を有する挾着部材とを備え、前記差し込み 刃部が粘着テープの厚さ相当分だけ把持体底面より下方に突出されてなる一方、 前記挾着部材に、前記押さえ部を前記差し込み刃部に押さえつけるための操作部 が設けられてなることを特徴とする粘着テープの剥がし具を要旨とする。
【0006】 上記把持体に、挾着部材の押さえ部を差し込み刃部から離間させる方向に付勢 するばね等の弾性反発部材が設けられていると、操作上有利である。
【0007】
【作用】
粘着テープ片の剥がし取りに際しては、把持体の底面をリーダー又は写真用フ ィルム面上に滑らせるようにして、差込み刃部を粘着テープ片の下側に僅かに差 込み、次いで押さえ部で粘着テープ片の一部を刃部の片面との間に挾み、そのま ま粘着テープ片を引が剥がす。
【0008】
【実用例】
図1ないし図3に示す実施例において、(1)は片手で把持し得る大きさに形 成された合成樹脂製の把持体で、使用時にリーダー又は写真用フィルム上を安定 良く滑らせることができるように、底面(2)が平らに形成されると共に、前半 部に上下に貫通したくり抜き部(3)が設けられ、このくり抜き部(3)に、固 定刃(4)が固定されると共に、この固定刃(4)の内面に当接する挾着部材( 5)が揺動自在に取り付けられている。
【0009】 くり抜き部(3)は、把持体(1)の前端上部から内方下向きに傾斜した斜面 部(3a)と、把持体(1)の長さ方向に沿って互いに対向する一対の左右両内側 面部(3b)(3c)と、この左右両内側面部(3b)(3c)に挾まれた垂下部(3d) とを有している。
【0010】 前記固定刃(4)は鋼板からなり、その先端部の外側面部が図3に示すように 斜面(6a)に形成されることによって先端に至るに従って肉厚が漸次減少され、 先端の尖った断面三角形の片刃形態の差込み刃部(6)に形成されている。この 差込み刃部(6)が粘着テープ片(20)の厚さ相当分だけ前記把持体(1)の滑 動用底面(2)よりも下方に突出した状態で前記斜面部(3a)にねじ(7)で固 定されている。従って、差込み刃部(6)の刃先は、把持体(1)の長さ方向中 間部に向けられている。また、粘着テープ片(20)が固定刃(4)に付着しない ように、この固定刃(4)の全面は非粘着性にすぐれたフッ素樹脂(商品名:テ フロン)で被覆されている。
【0011】 前記挾着部材(5)は、鋼板からなり、把持体(1)の上方に突出した操作レ バー部(8)と、このレバー部(8)の下部左右両端部から前方に腕状に延びた 左右一対の鉤状腕部(9)(9)と、この鉤状腕部(9)(9)の下端から内向 きに突設された左右一対の取付片(10)(10)と、この取付片(10)(10)にね じ(33)を介して取り付けられた押さえ部(11)とからなり、前記鉤状腕部(9 )(9)の先端部を貫通しかつ把持体の内側面部を貫通した取り付けピン(12) により、把持体(1)に回転自在に取り付けられている。また、押さえ部(11) は、その端部が前記差込み刃部(6)の先端よりやや退入した位置において該刃 部(6)の内面に対向して該内面との間に粘着テープ片(20)を挾み込みうるよ うに、取付片(10)(10)に取り付けられている。図1ないし図3に示すように 、取り付けピン(12)には、巻きばね(13)が巻架され、その一端が把持体(1 )の内側面部(3a)に固定される一方、他端が鉤状腕部(9)の中間部に掛止さ れて、挟着部材(5)には常に上向きに弾性付勢力が与えられている。そのため に、レバー部(8)は、下縁から後ろ向きにストッパー片(8a)が延設され、こ のストッパー片(8a)が把持体(1)の垂下部(3d)に当接することにより、挾 着部材(5)の上向きの回転が規制されるものとなされている。
【0012】 上記において、粘着テープ片(20)を剥す際は、まず、この剥し具を、差込み 刃部(6)を粘着テープ片(20)のコーナー部から若干離れたところに位置させ た状態で、図2に示すようにリーダー(21)及び写真用フィルム(22)上に、そ れらに対して斜状に載置する。次に、剥し具をそのまま粘着テープ片(20)に向 かって真っ直ぐに移動させると、差込み刃部(6)が粘着テープ片(20)のコー ナー部において、粘着テープ片(20)とリーダー(21)との間にくぐり込み、粘 着テープ片(20)を剥し始める。差込み刃部(6)が、粘着テープ片(20)を3 〜5mm程度剥し始めた時に、レバー部(8)を軽く押圧すると、挾着部材(5 )は、取り付けピン(12)を中心として矢印イ方向に回転し、押さえ部(6)が 、図3に鎖線で示すように、差込み刃部(6)の内面に接近していき、やがては 押さえ部(11)の端面(11a )により粘着テープ片(20)の一部を刃部(6)の 片面との間に挾み込むことになる。この粘着テープ片(20)を挾み込んだ状態の まま剥し具を斜め上方に持ち上げると、粘着テープ片(20)がリーダー(21)面 から強制的に剥離する。粘着テープ片(20)の粘着剤層は、差込み刃部(6)を 有する挾持片固定刃(4)の片面に強く押し当てられていたが、この固定刃(4 )は、非粘着性にすぐれたフッ素樹脂により被覆されているので、粘着テープ片 (20)が固定刃(6)に付着することもない。
【0013】 なお、上記実施例において、挾着部材(5)は、ピン(12)を中心として回転 するものとなされているが、これを一直線上を移動するようなものとしても良い 。
【0014】 なお、この考案に係るテープ剥がし具は、リーダー(21)からの粘着テープ( 20)の剥し取り用に限定されるものではなく、一般の事務用として各種被着体に 貼られた粘着テープの引き剥がし用にも同様に使用しうるものであることは勿論 である。
【0015】
【考案の効果】
この考案によれば、上述のように、差込み刃部(6)を被着体に貼着された粘 着テープ片(20)の周縁の一部にくぐり込ませるようにして差込み、押さえ部( 11)で挾んでめくり上げることにより、簡単な操作で確実に、しかも安全に粘着 テープ片(20)を引き剥がすことができる。従って、例えばリーダー(21)に付 着残存された粘着テープ片(20)の剥離作業を容易かつ迅速に行うことができ、 現像処理の作業能率を向上しうる。
【0016】 しかも、差込み刃部(6)を有する固定刃(4)は、差し込み刃部(6)が粘 着テープ(20)の厚さ相当分だけ把持体(1)の底面(2)より下方に突出した 状態で把持体(1)に取り付けられているから、粘着テープ片(20)のコーナー 部に差込み刃部(6)を臨ませた後、把持体(1)をリーダー(21)又は写真フ ィルム(22)等の被着体上を軽く滑動させることにより、差込み刃部(6)を常 に一定の角度で粘着テープ片(20)と被着体(21)との間に差し込むことができ 不本意に被着体を損傷させる虞がない。従って、リーダーのような反復使用され る被着体の耐久性を向上しうるという利点を有する。
【0017】 また、請求項2の剥がし具においては、把持体(1)に挾着部材(5)の押さ え部(11)を常に差し込み刃部(6)から離間させる方向に付勢するばね等の弾 性反発部材(13)が設けられているから、差し込み刃部と押さえ部とにより挾着 された粘着テープ片(20)の処理も容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る粘着テープの引き剥がし具の斜
視図である。
【図2】図1の剥がし具による粘着テープ片の剥がし作
業時の使用態様を示す平面図である。
【図3】同上の要部の拡大断面図である。
【図4】従来の写真用フィルムをリーダーから分離する
作業態様を示す平面図である。
【符号の説明】
1…把持体 2…底面 4…固定刃 5…挾着部材 6…差込み刃部 8…操作部 11…押さえ部 13…ばね 20…粘着テープ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片手で把持できる大きさに形成された把
    持体と、該把持体に取り付けられ先端部に粘着テープと
    被着体との間に差し込まれる差込み刃部を有する固定刃
    と、前記把持体に揺動自在に取付けられ先端に前記差込
    み刃部の先端よりやや退入した位置において該刃部の一
    面に対向して該一面との間に粘着テープを挾み込む押さ
    え部を有する挾着部材とを備え、前記差し込み刃部が粘
    着テープの厚さ相当分だけ把持体底面より下方に突出さ
    れてなる一方、前記挾着部材に、前記押さえ部を前記差
    し込み刃部に押さえつけるための操作部が設けられてな
    ることを特徴とする粘着テープの剥がし具。
  2. 【請求項2】 前記把持体に、挾着部材の押さえ部を常
    に差し込み刃部から離間させる方向に付勢するばね等の
    弾性反発部材が設けられてなる請求項1に記載の粘着テ
    ープの剥がし具。
JP023628U 1993-05-07 1993-05-07 粘着テープの剥がし具 Pending JPH0682067U (ja)

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JP023628U JPH0682067U (ja) 1993-05-07 1993-05-07 粘着テープの剥がし具

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JPH0682067U true JPH0682067U (ja) 1994-11-25

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ID=12115860

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JP023628U Pending JPH0682067U (ja) 1993-05-07 1993-05-07 粘着テープの剥がし具

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JP (1) JPH0682067U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990068768A (ko) * 1999-06-18 1999-09-06 허명국 폐타이어의철심분리방법및그장치
JP2015203110A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 株式会社マーキス 剥離紙剥し器

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