JPH0681220B2 - カラ−読取装置 - Google Patents
カラ−読取装置Info
- Publication number
- JPH0681220B2 JPH0681220B2 JP59088112A JP8811284A JPH0681220B2 JP H0681220 B2 JPH0681220 B2 JP H0681220B2 JP 59088112 A JP59088112 A JP 59088112A JP 8811284 A JP8811284 A JP 8811284A JP H0681220 B2 JPH0681220 B2 JP H0681220B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- original
- signal
- color
- red
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はカラー読取装置に関し、より詳細には、カラー
記録された原稿画像を色分解して読取ることのできるカ
ラー読取装置に関するものである。
記録された原稿画像を色分解して読取ることのできるカ
ラー読取装置に関するものである。
(従来技術) 従来、原稿から画信号を色分解して読取る方式として、
分光分布の異なる数種の光源により原稿を順次照明し、
各反射光を一つの光電変換素子により順次、光電変換す
ることによって同一走査線上の各色信号に分解された画
信号としてとり出す技術が知られている。
分光分布の異なる数種の光源により原稿を順次照明し、
各反射光を一つの光電変換素子により順次、光電変換す
ることによって同一走査線上の各色信号に分解された画
信号としてとり出す技術が知られている。
上記従来技術では、光源として螢光灯が用いられてい
る。しかし、螢光灯を使用した場合、螢光灯の消灯時の
特性として残光時間を有することから、この残光時間に
貯えられた光電変換素子の電荷を消去して次の走査に備
えるべく空走査を挿入する必要がある。
る。しかし、螢光灯を使用した場合、螢光灯の消灯時の
特性として残光時間を有することから、この残光時間に
貯えられた光電変換素子の電荷を消去して次の走査に備
えるべく空走査を挿入する必要がある。
又、螢光灯を点滅させるので、立上り点灯時間も必要と
なり、これら空走査や立上り点灯時間がカラー読取りの
高速化を阻害する要因となっている。
なり、これら空走査や立上り点灯時間がカラー読取りの
高速化を阻害する要因となっている。
(目的) 従って本発明の目的はカラー読取りを高速化できるカラ
ー読取装置を提供することにある。
ー読取装置を提供することにある。
(構成) 本発明の構成を以下、一実施例に基づいて説明する。
本発明に係るカラー読取装置の概略構成を第1図に示
す。
す。
図において符号1は原稿台、符号2は白地に赤及び黒の
文字が形成されたカラー原稿、符号3は光源であって、
青色に発光する螢光灯、符号4は光源であって赤色に発
光するLED(発光ダイオード)をそれぞれ示す。
文字が形成されたカラー原稿、符号3は光源であって、
青色に発光する螢光灯、符号4は光源であって赤色に発
光するLED(発光ダイオード)をそれぞれ示す。
これら光源からの光は原稿2で反射され、ミラー5を介
して反射されてから結像光学系6により光電変換素子と
してのCCD(電荷結合素子)7に結像される様になって
いる。
して反射されてから結像光学系6により光電変換素子と
してのCCD(電荷結合素子)7に結像される様になって
いる。
本例では、原稿読取りの全期間中、螢光灯3を連続的に
点灯した状態にし、LED4は周期的に点灯してカラー読取
りを行なう点に特徴がある。すなわち、立上り時間や残
光時間を有する螢光灯に関しては終始、点灯した状態に
しておくことにより、これらの残光時間や立上り時間に
伴なう読取り時間の遅延を解消したのである。
点灯した状態にし、LED4は周期的に点灯してカラー読取
りを行なう点に特徴がある。すなわち、立上り時間や残
光時間を有する螢光灯に関しては終始、点灯した状態に
しておくことにより、これらの残光時間や立上り時間に
伴なう読取り時間の遅延を解消したのである。
さて、原稿の色を識別するのは次の考え方を基本にして
行なう。
行なう。
原稿の読取り時間中は、螢光灯3を継続して点灯させ、
LED4を周期的に発光させる。従って、原稿は青色光で照
射されている状態と、青色光と赤色光とで照射されてい
る状態との2通りの状態におかれる。
LED4を周期的に発光させる。従って、原稿は青色光で照
射されている状態と、青色光と赤色光とで照射されてい
る状態との2通りの状態におかれる。
そこで、この状態を2進記号で表示して状態信号と称
し、LED4と螢光灯3とが同時に発光している状態を、状
態信号1で表わし、螢光灯3のみ発光している状態を状
態信号0で表わす。
し、LED4と螢光灯3とが同時に発光している状態を、状
態信号1で表わし、螢光灯3のみ発光している状態を状
態信号0で表わす。
以下、第2図を参照しながら説明すると、状態信号が0
のとき、即ち、螢光灯3のみが発光しているとき、原稿
2の任意の走査線、例えば第1走査線上の赤文字に相当
する画素については、青色光が赤に吸収されるのでその
反射光強度は弱くなりCCD7で受光した光の2値化信号は
0となる。又、黒文字に相当する画素については、分光
反射率が低いので2値化信号はやはり0となる。一方、
白地の部分は分光反射率が高いので2値化信号は1とな
る。
のとき、即ち、螢光灯3のみが発光しているとき、原稿
2の任意の走査線、例えば第1走査線上の赤文字に相当
する画素については、青色光が赤に吸収されるのでその
反射光強度は弱くなりCCD7で受光した光の2値化信号は
0となる。又、黒文字に相当する画素については、分光
反射率が低いので2値化信号はやはり0となる。一方、
白地の部分は分光反射率が高いので2値化信号は1とな
る。
従って、状態信号と2値化信号とを組合せれば、白地は
0,1,赤文字は0,0,黒文字も0,0の各組合せ信号で識別で
きる。しかし、赤文字と黒文字は共に組合せ信号が0,0
で識別ができない。そこで、同一の第1走査線を今度は
LED4を発光させた状態で再度読み取る。
0,1,赤文字は0,0,黒文字も0,0の各組合せ信号で識別で
きる。しかし、赤文字と黒文字は共に組合せ信号が0,0
で識別ができない。そこで、同一の第1走査線を今度は
LED4を発光させた状態で再度読み取る。
すると、今度は、状態信号が1の下において、青色光に
赤色光を混合した紫光で原稿2が照射されるので、第1
走査線上の赤文字に相当する画素については赤に吸収さ
れずに反射率が高いため2値化信号は1となる。又、黒
文字に相当する画素については2値化信号は0となる。
白地の部分は反射率が高いので1となる。
赤色光を混合した紫光で原稿2が照射されるので、第1
走査線上の赤文字に相当する画素については赤に吸収さ
れずに反射率が高いため2値化信号は1となる。又、黒
文字に相当する画素については2値化信号は0となる。
白地の部分は反射率が高いので1となる。
従って、上記と同様に状態信号と2値化信号とを組合せ
れば白地は1,1,赤文字は1,1,黒文字は1,0で識別でき
る。
れば白地は1,1,赤文字は1,1,黒文字は1,0で識別でき
る。
そして、この組合せ信号と、前回第1走査線上を青色光
のみで走査したときの組合せ信号とを組合せることによ
り赤,白,黒の3色を識別できる。
のみで走査したときの組合せ信号とを組合せることによ
り赤,白,黒の3色を識別できる。
例示すれば、1回目の走査による組合せ信号が0,1で同
一走査線上での2回目の走査による組合せ信号が1,1な
らば原稿は白であり、1回目が0,0で2回目が1,1ならば
原稿は赤、1回目が0,0で2回目が1,0ならば原稿は黒と
識別できこれ以外の組合せは存在しない。
一走査線上での2回目の走査による組合せ信号が1,1な
らば原稿は白であり、1回目が0,0で2回目が1,1ならば
原稿は赤、1回目が0,0で2回目が1,0ならば原稿は黒と
識別できこれ以外の組合せは存在しない。
このような読取信号の出力を得るための制御回路を第3
図に例示する。
図に例示する。
螢光灯3は点灯回路8により、原稿2の全部の読取りが
終るまで連続して点灯状態におかれる。LED4は制御回路
9からの周期的なタイミング信号Sに従う点灯回路10の
働きで1走査線の読み出し毎に間欠的に点滅制御され
る。第4図にLEDの点灯時間を符号tで示す。タイミン
グ信号Sは又、CCD7の出力のタイミングも制御する。CC
D7の出力は2値化回路11で2値化信号に変換されて出力
回路12に入力される。
終るまで連続して点灯状態におかれる。LED4は制御回路
9からの周期的なタイミング信号Sに従う点灯回路10の
働きで1走査線の読み出し毎に間欠的に点滅制御され
る。第4図にLEDの点灯時間を符号tで示す。タイミン
グ信号Sは又、CCD7の出力のタイミングも制御する。CC
D7の出力は2値化回路11で2値化信号に変換されて出力
回路12に入力される。
一方、この出力回路には、制御回路9から状態信号が入
力されているので、例えば第1走査線についての組合せ
信号を合成し、一旦記憶する。そして、原稿2の同一走
査線を異なる状態信号の下で再度読み取ることにより得
られた組合せ信号とを比較して原稿の色を識別し、端子
13より赤文字に対応する赤出力,端子14より黒文字に対
応する黒出力を得る。
力されているので、例えば第1走査線についての組合せ
信号を合成し、一旦記憶する。そして、原稿2の同一走
査線を異なる状態信号の下で再度読み取ることにより得
られた組合せ信号とを比較して原稿の色を識別し、端子
13より赤文字に対応する赤出力,端子14より黒文字に対
応する黒出力を得る。
本例では青色光を発光する螢光灯と赤色光を発光するLE
Dで説明したが、これに限らず、赤色光を発光する螢光
灯と青色光を発光する螢光表示管とを組合せ、前者を点
灯したまま後者を点滅させれば原稿の青と黒の2色を読
取ることができる。
Dで説明したが、これに限らず、赤色光を発光する螢光
灯と青色光を発光する螢光表示管とを組合せ、前者を点
灯したまま後者を点滅させれば原稿の青と黒の2色を読
取ることができる。
又、緑色光の螢光灯と赤色光のLEDと青色光の螢光表示
管を組合せて、上記螢光灯を点灯したまま上記LEDと上
記螢光表示管を各々点滅させれば原稿の青、黒、赤3色
について色分解できる。
管を組合せて、上記螢光灯を点灯したまま上記LEDと上
記螢光表示管を各々点滅させれば原稿の青、黒、赤3色
について色分解できる。
(効果) 本発明では、動作速度が遅く発光むらのある螢光灯を連
続して点灯させるので、この動作速度の緩慢に起因する
相当の読取り時間を短縮して高速なカラー読み取りが簡
単に可能となり好都合である。
続して点灯させるので、この動作速度の緩慢に起因する
相当の読取り時間を短縮して高速なカラー読み取りが簡
単に可能となり好都合である。
第1図は本発明に係るカラー読取装置の概略構成図、第
2図は原稿の色を本発明に係るカラー読取装置で読取る
場合の2値化信号による表示例の表、第3図はカラー読
取装置を駆動する制御系のブロック図、第4図はカラー
読取りを行なう制御系の作動タイミングや信号の発時機
を説明したタイミングチャートである。 3…螢光灯、4…LED、7…CCD。
2図は原稿の色を本発明に係るカラー読取装置で読取る
場合の2値化信号による表示例の表、第3図はカラー読
取装置を駆動する制御系のブロック図、第4図はカラー
読取りを行なう制御系の作動タイミングや信号の発時機
を説明したタイミングチャートである。 3…螢光灯、4…LED、7…CCD。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも青色を含む分光分布の異なる複
数の光源と、これらの光源からの光で照射された原稿の
反射光を光電変換する光電変換素子を有し、 上記青色の光源については蛍光灯を用いて原稿読取中、
連続的に点灯させ、残りの他の光源についてはLEDを用
いて所定周期で点灯制御し、これらの光源の違いに応じ
た原稿からの反射光の光電変換信号から原稿の色を識別
することを特徴とするカラー読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59088112A JPH0681220B2 (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | カラ−読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59088112A JPH0681220B2 (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | カラ−読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60232768A JPS60232768A (ja) | 1985-11-19 |
JPH0681220B2 true JPH0681220B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=13933798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59088112A Expired - Lifetime JPH0681220B2 (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | カラ−読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681220B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59189775A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-10-27 | Fuji Xerox Co Ltd | カラ−画像読取方法および装置 |
-
1984
- 1984-05-01 JP JP59088112A patent/JPH0681220B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60232768A (ja) | 1985-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4930008A (en) | Scanner for reading color image | |
US4458264A (en) | Apparatus and method for reading multi-color original | |
JPH1023219A (ja) | 画像読取り装置 | |
JPH06101796B2 (ja) | 多色読み取り装置及び多色フアクシミリ | |
JP2010118721A (ja) | 画像読取装置 | |
US4636081A (en) | Apparatus for reading color image | |
JPH0681220B2 (ja) | カラ−読取装置 | |
JPS6128260B2 (ja) | ||
US20030202225A1 (en) | Image reading apparatus | |
JP2985221B2 (ja) | カラー原稿読取装置 | |
JPS60223265A (ja) | カラ−原稿読取装置 | |
CN221151422U (zh) | 五色光扫描仪 | |
JP2004221729A (ja) | 密着型イメージセンサ及びそれを用いた密着型画像読み取り装置 | |
JPS649789B2 (ja) | ||
JP2760300B2 (ja) | 二色識別画像読取装置 | |
US7053949B2 (en) | Charge couple device control system for scanner | |
JPS59189775A (ja) | カラ−画像読取方法および装置 | |
US6222649B1 (en) | Compression by chrominance subsampling in color image acquisition | |
JPH0879492A (ja) | 走査方式 | |
JPH05122455A (ja) | 画像読み取り装置 | |
JP3234650B2 (ja) | 赤黒データ読み取り装置 | |
JPH0119311B2 (ja) | ||
JP4005182B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JPS63146564A (ja) | 画像読取方法 | |
JPH1169083A (ja) | カラーラインイメージセンサチップおよび画像読取装置 |