JPH068048Y2 - 包装体 - Google Patents

包装体

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JPH068048Y2
JPH068048Y2 JP15371786U JP15371786U JPH068048Y2 JP H068048 Y2 JPH068048 Y2 JP H068048Y2 JP 15371786 U JP15371786 U JP 15371786U JP 15371786 U JP15371786 U JP 15371786U JP H068048 Y2 JPH068048 Y2 JP H068048Y2
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JP
Japan
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tray
package
piece
pack
film
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清治 成瀬
文秋 前田
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Lion Corp
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Lion Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、粉状洗剤、食品、その他の内容物を収納した
カートン、ボトル類を流通段階の途中での取扱を簡便化
する目的でまとめて梱包するための包装体に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来カートン類、ボトル類の製品では倉庫積載時に積載
安定性の面から外装に段ボール箱を使用しているのが現
状であり、流通面からアフターユースが可能で再使用で
きること、また開封後値札付けも可能であるが中味が見
えないために店頭陳列効果はなく特に洗剤類のパックの
場合は取り出しにくいため最近では実開昭56−125
862号公報などに見られるようにカートン類の複数個
分をリング状に組立結合した枠状体中に組み込み、その
上からフィルムでシュリンクすることが試みられてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、このトレイシュリンク方式の包装体では陳列
効果があげられるかわりに外側のフィルムを切裂いて中
身のパックと取り出さなくてはならないために値札付け
が面倒であり、アフターユースも不可能であるばかり
か、パックの取り出しにくく流通過程においてパックの
一部を包装体より出し入れする際に煩雑で作業性も悪い
ほか形が崩れやすいし、原形を留めにくくまたトレイも
カートンの周囲を取り巻く形態となって材料費も割高と
なるなど問題があった。
本考案は、これら従来のトレイシュリンク包装方式の欠
点を排除しようとするもので、値札付けが容易であり、
再利用のアフターユースをも可能にすると共にパックの
取り出しを著しく簡易に行い得て、シュリンク包装体な
どの上包装体の再封緘も容易で保形性もよく作業性も著
しく向上できるほか流通段階での取扱をも極めて簡便化
できる包装体を提供することを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、カートン、ボトル類のパックAの複数をまと
めて集合梱包するトレイ1の上からプラスチックのフィ
ルム6でシュリンクして囲繞保持できる構成とした包装
体において、前記トレイ1の壁面部がなく中身のパック
Aが現れうる上面部に前記フィルム6を切開しうる切目
線11を対向する上面両角部及び綾線を含んで上面部の
一部を帯状部6として残した状態下に備えたことを特
徴とする包装体である。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を用いて説明する。
第1〜3図において、トレイ1は、折曲線2,2を介し
て底片1aと、1組の対向する側片(左右側片という)
1b,1bとに区画され、さらにその両側に折曲線3,
3を介して当片4,4を区画形成しかつ当片4,4間に
切目5を介在させ底片1aに折曲線7,7で連続する接
続片8を外側に区画形成した帯状の段ボール材からなり
左右側片1bに連続する当片4を内側にして当片4上に
底片1aに連続する接続片8の端部相互を接着剤塗布部
9で適宜接合して当片4の下端部4,4間を接続片
8で連結し、カートン、ボトル類のパックAを複数収容
可能のトレイ1としてあり、このトレイ1にパックAを
入れてその上からポリエチレン(80μ)または架橋ポ
リエチレン(40〜50μ)等のフィルム6でシュリンク
して集合梱包する包装体としてあり、前記トレイ1の壁
面部がなく即ち底片1a、側片1b以外のところで中身
のパックAが現れうる上面部にフィルム6を切開しうる
切目線11を対向する上面両角部及び綾線を含んで上面
部の一部を帯状部6として残した状態下に設けて開封
しうるようにしてある。なおこのフィルム包装に使われ
ているフィルム6は長さ方向にシュリンクするようにな
っているので前記接続片8と直交する方向でフィルム包
装すればフィルムの収縮方向を考慮したパックとなりト
レイと一体化した包装ができる。
即ち、トレイ1の当片4の下端部4,4の少なくと
も一部に接触重合する接続片8とを結合して組立て(第
3図)その中にパックAを入れその上を被覆するフィル
ム6とで複数のパックAをまとめて囲繞保持できる構成
としてある。(第2図) なお、前記切目線11が、切離可能のミシン目で形成さ
れる観音開きに切開できるI形、Z形、X形の切目線と
して開口13が形成される扉片6,6を区画するよ
うにするのがよい。また第4図A,B例のように切目線
11で、穴状若しくは舌片状に区画したミシン目として
もよく、さらに前記切目線11にアールをつけて、切口
を形成する摘み片12が区画されているミシン目とする
ことも有効である。これらミシン目を形成する場合、シ
ュリンク包装直後(オーブンから出た直後)バッキウム
など吸引つきの熱板カッターで加工するのがよい。
図中6はフィルム6の収縮縁部、10はパレット、1
1′は掛けひもである。
前記実施例では包装体の側片1b,1bはそれぞれ当片
4,4,及び底片1aの接続片8とからなる枠状のトレ
イ1となり、窓孔の大きさとパックAの大きさ、収容配
列などは窓孔からパックAが脱落することがないよう相
互に配慮される。また必要に応じて側片1bに窓孔を形
成してパック群の四隅を角当てすればよく窓孔はフィル
ムで塞いで塵埃のパックAへの付着や包装体内への進入
を防止することができる。
なお、接合部分には予め熱溶融性の接着剤を該部に塗布
しておき、包装体組立時にホットメルトで接合するのが
便利である。
上述の実施例においては、組立が極めて容易である上に
使用材料の軽減が図られるし、開蓋状態では蓋片が存在
しないしフィルム6も切目線11から切開できるのでパ
ックAの取り出しが容易である。また、フィルム6をト
レイ1から剥がして包装体を開蓋し、値札付けなどの作
業をした後は戻して該トレイ1の賦形が保たれているの
で搬送作業も楽である。
なお前記接続片8,8はトレイ1の当片4,4外側に添
うように設けられており、包装体の前後側片はそれぞれ
当片4,4により両側縁と下縁が二重にされた接続片8
で形成されることとなるので強度が大となるし、包装体
の底部四隅部では3重面も生じて強化され材質のダウン
も可能で、トレイ1とフィルム6の材質を違わせ強度と
コストのバランスを図ることができる。
また、いずれの実施例においてもパックAを取り出した
後の処置に便なるように適宜トレイ1にミシン目を設け
て偏平に折畳み可能にすることができるし、用いる材料
も段ボール材に限られるものではない。さらに包装体の
積み重ねに際して第5図に示すように下方数段を同列に
重ね上方段を千鳥状にずらせた状態下に重ねて積めばか
なりの数量のパック積みが可能である。
〔考案の効果〕
本考案により、トレイの壁面部がないシュリンクフィル
ムの上面部にフィルム6を切開しうる切目線11で帯状
部6を残して開蓋できるようにしてあるのでシュリン
クフィルムの外囲体の保形性が著しく良好であるし、隅
角部が残っているので強度大であり、また中身のパック
の取り出し挿入の際にも帯状部を押し分けて容易な作業
が可能であり、しかも中身が見えて陳列効果が良好であ
り値札付けが容易であり、再利用のアフターユースをも
可能にすると共にパックの取り出しを著しく簡易に行い
得て、シュリンク包装体などの上包装体の再封緘も容易
で梱包を確実にできるし強度と保形性を維持できる包装
体を安価に、しかも包装作業も容易な形態として提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜面図、第2図は使用状
態の斜面図、第3図は分離状態の斜面図、第4図A,B
は他の実施例の斜面図、第5図は積上げ取扱状態を示す
斜面図である。 1…トレイ、2,3…折曲線、4…当片、5…切目、6
…フィルム、6…収縮縁部、6…扉片、7…折曲
線、8…接続片、9…接着剤塗布部、10…切目線、1
2…摘み片、13…開口。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カートン、ボトル類のパック(A)の複数
    をまとめて集合梱包するトレイ(1)の上からプラスチ
    ックのフィルム(6)でシュリンクして囲繞保持できる
    構成とした包装体において、前記トレイ(1)の壁面部
    がなく中身のパック(A)が現れうる上面部に前記フィ
    ルム(6)を切開しうる切目線(11)を対向する上面両角
    部及び綾線を含んで上面部の一部を帯状部(6)とし
    て残した状態下に備えたことを特徴とする包装体。
  2. 【請求項2】前記トレイ(1)が、帯状の段ボール材か
    らなり、折曲線(2)(2)で底片(1a)と、両側片
    (1b)(1b)とを区画連設し、この底片(1a)の
    四隅に起立し前記パック(A)の外側角隅部に沿って当
    接する当片(4)を折曲線(3)を介して備えたものか
    らなり、このトレイ(1)の当片(4)の下端部
    (4)(4間を連結する接続片(8)を折曲線
    (7)を介して前記底面(1a)に備えたものである実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の包装体。
  3. 【請求項3】前記切目線(11)が、切離可能のミシン目で
    形成される観音開きに切開できるI形、Z形、X形の切
    目線である実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記
    載の包装体。
  4. 【請求項4】前記切目線(11)が、穴状若しくは舌片状に
    区画したミシン目で構成するものである実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第2項記載の包装体。
  5. 【請求項5】前記切目線(11)が、切口を形成する摘み片
    (12)が区画されているミシン目である実用新案登録請求
    の範囲第1〜4項のいずれか一つの項記載の包装体。
JP15371786U 1986-10-08 1986-10-08 包装体 Expired - Lifetime JPH068048Y2 (ja)

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JP15371786U JPH068048Y2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08 包装体

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JPS6359854U JPS6359854U (ja) 1988-04-21
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