JPH0680373U - 磁気ディスク駆動装置 - Google Patents

磁気ディスク駆動装置

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JPH0680373U
JPH0680373U JP2563693U JP2563693U JPH0680373U JP H0680373 U JPH0680373 U JP H0680373U JP 2563693 U JP2563693 U JP 2563693U JP 2563693 U JP2563693 U JP 2563693U JP H0680373 U JPH0680373 U JP H0680373U
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JP
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stator core
magnetic disk
disk drive
core
central shaft
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真 藤島
誠昭 尾形
敏 谷邑
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低いコストで、しかも、中心軸のスリコギ状
の振れを防止した磁気ディスク駆動装置を得る。 【構成】 駆動マグネット1を有するロータケース2
と、駆動マグネット1と対向する突極にコイル3が巻回
されたステータコア4と、コアホルダー5を介してステ
ータコア4が載置される回路基板6と、中心軸7を回転
自在に支承する軸受8と、中心軸7の一方端に嵌着され
磁気ディスクを装着して駆動するハブ台9とを有してな
る周対向型の磁気ディスク駆動装置において、ステータ
コア4の突極と駆動マグネット1のスラスト方向の磁極
中心10との関係を非平行として配置した。コアホルダ
ー5には断面が台形状のものを使用してもよい。コアー
ホルダー5の一部にスペーサ11を介在してもよい。ス
テータコア4の一部の突極を折曲してもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気ディスク駆動装置に関するもので、特に回転軸の振れ防止構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
フロッピーディスク等の磁気ディスクを回転駆動する磁気ディスク駆動装置と して、軸受に焼結含油軸受を使用したものが知られている。図7は、このような 磁気ディスク駆動装置の従来例を示している。図7において、回路基板36の中 央部には孔部が形成されており、この孔部には筒状の軸受ホルダー42が取付け られている。軸受ホルダー42の外周にはつば部42aが形成されており、つば 部42aの下面が回路基板36の上面と当接している。軸受ホルダー42の中央 の貫通孔には上下2つの軸受38、38が取付けられている。軸受38、38に は焼結含油タイプの軸受が用いられており、これら2つの軸受38、38には中 心軸37が回転自在となるように挿通されている。
【0003】 軸受ホルダー42の回路基板36より下側の外周面には、ステータコア34が 取付けられている。ステータコア34は外周に複数の突極を有しており、各突極 にはコイル33が巻回されている。ステータコア34と回路基板36の間にはス ペーサ35が取付けられており、このスペーサ35によって回路基板36とステ ータコア34の間にコイル33が巻回される分の空間が確保されている。
【0004】 中心軸37の下端部にはつば部37aが形成されている。つば部37aの下面 にはカップ状のロータケース32がねじ43によって固定されている。ロータケ ース32の周壁の内面には駆動マグネット31が取付けられている。駆動マグネ ット31はステータコア34の突極と間隙をおいて対向している。このため、突 極に巻回されたコイル33を通電制御することによってロータケース32は付勢 され、中心軸37が回転駆動される。
【0005】 中心軸37の上端部にはフロッピーディスク等の磁気媒体が載置されるための ハブ台39が嵌合されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
以上のような磁気ディスク駆動装置は、軸受38に焼結含油軸受を使用してい るため、軸受38と中心軸37の間に若干の空間が生じている。従って、ハブ台 39にディスクが載置されて中心軸37が回転すると、軸受38と中心軸37の 間の空間によって中心軸37は図8に示すようなすりこぎ状の振れやがたつきが 生じ、ハブ台39に載置される磁気ディスクに悪影響を及ぼす。中心軸37が回 転する場合のすりこぎ状の振れやがたつきを解消するためには、中心軸37を軸 受38のラジアル方向の一方向に押しつけるようにして回転させればよい。この ような中心軸37の回転駆動を得るためには、特開平2−13256号公報に記 載されているように、ロータを一方向に引き寄せるマグネットを取付け、このマ グネットの磁気吸引力或いは反発力を利用する方法がある。この方法によれば性 能上充分な効果を得ることができるが、マグネット等の特別な部材を使用するた めコストが高騰してしまう。また、実開平4−21147号公報に記載されてい るように、ステータコアの突極の一部をカットし、各回転磁気のバランスを異な らせて中心軸37を軸受38のラジアル方向の一方向に押しつける方法があるが 、あまり大きな効果を得ることができなかった。
【0007】 本考案は以上のような問題点を解決するためになされたもので、低いコストで 、しかも、中心軸が回転する際にすりこぎ状の振れを防止した磁気ディスク駆動 装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、駆動マグネットを有するロータケースと、駆動マグネ ットと対向する突極にコイルが巻回されたステータコアと、コアホルダーを介し てステータコアが載置される回路基板と、中心軸を回転自在に支承する軸受と、 中心軸の一方端に嵌着され磁気ディスクを装着して駆動するハブ台とを有してな る周対向型の磁気ディスク駆動装置において、ステータコアの突極と駆動マグネ ットのスラスト方向の磁極中心との関係を非平行としたことを特徴とする。 請求項2記載の考案は、コアホルダーには断面が台形状のものを使用した。 請求項3記載の考案は、回路基板とコアーホルダーとの間の一部分にスペーサ を介在した。 請求項4記載の考案は、上記ステータコアの一部の突極を折曲した。
【0009】
【作用】
ステータコアの突極と、駆動マグネットのスラスト方向の磁気中心との関係を 非平行としたことにより、ステータコアの突極と駆動マグネットとのスラスト方 向の磁気的吸引力の差で、ロータケースが一方向に傾き、中心軸も傾いて軸受の ラジアル方向の一方向に押しつけられる。
【0010】
【実施例】
以下本考案にかかる磁気ディスク駆動装置について図面を参照しながら説明す る。図1において、回路基板6の中央部には孔部が形成されており、この孔部に は筒状の軸受ホルダー12が取付けられている。軸受ホルダー12の外周にはつ ば部12aが形成されており、つば部12aの下面側が回路基板6の上面と当接 している。軸受ホルダー12の中央の貫通孔には上下2つの軸受8、8が取付け られている。軸受8、8には焼結含油タイプの軸受が用いられており、これら2 つの軸受8、8には中心軸7が回転自在となるように挿通されている。
【0011】 軸受ホルダー12の回路基板6より下側の外周面には、図2に示すように、複 数の突極を放射状に一体に有してなるステータコア4が取付けられている。ステ ータコア4の各突極には駆動コイル3が巻回されている。ステータコア4と回路 基板6の間にはコアホルダー5が介在しており、コアホルダー5上面と回路基板 6下面の一部分には断面が台形状のスペーサ11が取り付けられている。このた め、コアホルダー5は一方向に傾いた形態で取り付けられており、コアホルダー 5の下面に取り付けられたステータコア4もコアホルダー5と同様に一方向に傾 いた形態となっている。ステータコア4、コアホルダー5、回路基板6には、ね じが挿通されており、ねじの先端部を軸受ホルダー12のつば部12aに螺合さ れ、ねじの頭部でステータコア4、コアホルダー5、回路基板6をつば部12a 側に押しつけることによって、これらステータコア4、コアホルダー5、回路基 板6、軸受ホルダー12の各部材は一体に固定されている。
【0012】 中心軸7の下端にはつば部7aが形成されている。つば部7aの下面にはカッ プ状のロータケース2がねじ13によって固定されている。ロータケース2の周 壁の内面には駆動マグネット1が取付けられている。駆動マグネット1はステー タコア4の突極と間隙をおいて対向している。このため、突極に巻回されたコイ ル3を通電制御することによってロータケース2は付勢され、中心軸7が回転駆 動する。一方、中心軸7の上端部にはフロッピーディスク等の磁気媒体が載置さ れるためのハブ台9が嵌合されている。
【0013】 以上のような構成の磁気ディスク駆動装置は、回路基板6とコアホルダー5の 間の一部分にスペーサ11を介在させたことによって、コアホルダー5およびス テータコア4が傾いた形態となっており、ステータコア4の外周に形成された突 極と駆動マグネット1のスラスト方向の磁極中心10との関係がほぼ全周に渡っ て非平行となっている。このため、各回転位置でのステータコア4の各突極に対 する駆動マグネット1のスラスト方向の磁極中心10が移動し、その結果、ステ ータコア4の各突極と駆動マグネット1とのスラスト方向の磁気的吸引力の差が 生じてロータケース2が傾き、中心軸7が軸受8のラジアル方向の一方向に押し つけられるため、中心軸7が回転駆動する際のすりこぎ状の振れやがたつき等を 防止することが可能となる。また、ステータコア4を傾けるのに、マグネット等 の特別な部材を必要とせず、断面が台形状のスペーサ11のみによって傾けるこ とができるため、コストも低く抑えることができる。 なお、ステータコア4を傾けるのにスペーサ11を使用せず、図3に示すよう に、コアホルダー5の断面を直接台形状に形成し、ステータコア4を傾けるよう にしてもよい。こうすれば、スペーサ11が不要になる分、コストを低減させる ことができる。
【0014】 また、図4に示すように、ステータコア4の外周に形成された突極のうち、一 部の突極を下方へ折曲し、折曲された突極は駆動マグネット1のスラスト方向の 磁極中心10からずらした位置に配置してもよい。このような構成においても、 折曲された突極のスラスト方向の中心と駆動マグネット1のスラスト方向の磁極 中心10とが一致しようとする力が生じるため、ロータケース2が傾き、中心軸 7が軸受8のラジアル方向の一方向に押しつけられて中心軸7のすりこぎ状の振 れやがたつきを防止することができる。また、ステータコア4の突極を折り曲げ るだけで済むので、製造コストも低く抑えることが可能となる。
【0015】 また、図5に示すように、複数のコア素体を積層してなるステータコア4のう ち、突極部分にあるコア素体の一部を除去してもよい。この一部が除去された突 極は、他の突極に比べて磁極中心10からずれたような形態となるため、この場 合もロータケース2が傾き、同時に中心軸7も軸受8のラジアル方向の一方向に 押しつけられる。したがって、低コストな構成で、中心軸7のすりこぎ状の振れ やがたつきを防止することが可能となる。
【0016】 さらに、図6に示すように、駆動マグネット1の着磁位置を一部変更し、磁極 中心10とは異なる磁極中心10’を形成するようにしてもよい。磁極中心10 に隣接するステータコア4の突極4aと、磁極中心10’に隣接するステータコ ア4の突極4bとでは、突極4bの方が磁極中心10’から位置がずれて配置さ れているため、磁極中心10’が突極4bの磁気的中心と一致しようとする向き に力が働き、この結果ロータケース2が傾き、中心軸7を軸受8のラジアル方向 の一方向に押しつけることができる。このため、すりこぎ状の振れやがたつきが ない中心軸7の回転駆動が可能となる。
【0017】
【考案の効果】 本考案によれば、ステータコアの突極と駆動マグネットのスラスト方向の磁極 中心との関係を非平行としたため、駆動マグネットの磁極中心がステータコアの 各突極の磁気的中心と一致しようとする向きに力が働き、その結果、ロータケー スが傾き、中心軸が軸受のラジアル方向の一方向に押しつけられるため、中心軸 が回転駆動する場合のすりこぎ状の振れやがたつきを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる磁気ディスク駆動装置の実施例
を示す断面図。
【図2】同上実施例中のステータコアの平面図。
【図3】本考案に使用可能なコアホルダーの例を示す断
面図。
【図4】本考案に使用可能なステータコアの変形例を示
す断面図。
【図5】本考案にかかる磁気ディスク駆動装置の別の実
施例を簡略化して示す断面図。
【図6】本考案にかかる磁気ディスク駆動装置のさらに
別の実施例を簡略化して示す断面図。
【図7】従来の磁気ディスク駆動装置の例を示す断面
図。
【図8】同上要部拡大断面図。
【符号の説明】
1 駆動マグネット 2 ロータケース 3 コイル 4 ステータコア 5 コアホルダー 6 回路基板 7 中心軸 8 軸受 9 ハブ台 10 磁極中心 11 スペーサ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動マグネットを有するロータケース
    と、上記駆動マグネットと対向する突極にコイルが巻回
    されたステータコアと、コアホルダーを介して上記ステ
    ータコアが載置される回路基板と、中心軸を回転自在に
    支承する軸受と、上記中心軸の一方端に嵌着され磁気デ
    ィスクを装着して駆動するハブ台とを有してなる周対向
    型の磁気ディスク駆動装置において、上記ステータコア
    の突極と上記駆動マグネットのスラスト方向の磁極中心
    との関係を非平行としたことを特徴とする磁気ディスク
    駆動装置。
  2. 【請求項2】 コアホルダーには断面が台形状のものを
    使用した請求項1記載の磁気ディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 回路基板とコアーホルダーとの間の一部
    にスペーサを介在した請求項1記載の磁気ディスク駆動
    装置。
  4. 【請求項4】 上記ステータコアの一部の突極を折曲し
    た請求項1記載の磁気ディスク駆動装置。
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