JPH10243619A - ディスク駆動用スピンドルモータ - Google Patents

ディスク駆動用スピンドルモータ

Info

Publication number
JPH10243619A
JPH10243619A JP4192397A JP4192397A JPH10243619A JP H10243619 A JPH10243619 A JP H10243619A JP 4192397 A JP4192397 A JP 4192397A JP 4192397 A JP4192397 A JP 4192397A JP H10243619 A JPH10243619 A JP H10243619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
bearing
spindle motor
turntable
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4192397A
Other languages
English (en)
Inventor
Koya Goto
功也 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4192397A priority Critical patent/JPH10243619A/ja
Publication of JPH10243619A publication Critical patent/JPH10243619A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクを回転させるためのスピンドルモー
タの軸受構成に特徴を有するもので、外部からの衝撃や
振動が加わった時に発生するシャフトの外周面と軸受面
の損傷が格段に軽減できるスピンドルモータを提供す
る。 【解決手段】 下方が開口した軸受け穴12aを中心に
有する円筒状の軸受け部12が、上下方向にそれぞれ突
出するように中央に形成されたターンテーブル4を、モ
ータベース1に固定されたシャフト5に、前記軸受け穴
12aの底面が前記シャフト5の頂部に当接した状態で
回転可能に支持されるように係合し、前記ターンテーブ
ル4の下部に、ロータマグネット11を固定し、前記ス
テータ巻線10とロータマグネット11とでモータを形
成するとともに、前記ターンテーブル4の上面に形成さ
れたディスク搭載面が前記シャフトの頂部より下方に位
置するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスクなどの円
盤状記録媒体(ディスク)を使用した記録再生装置にお
いて、前記ディスクを回転駆動するためのディスク駆動
用スピンドルモータ(F16C 17/08)に関する
もので、特にターンテーブルを回転可能に支持する軸受
け構造に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ディスク等のディスク駆動
用スピンドルモータの軸受構成は、実公平3−5179
5号公報に示すように、ターンテーブルとシャフトを圧
入により固定し、軸受によりそのシャフトを回転可能に
モータベース保持し、回転部分と共にシャフトを回転さ
せる構成が知られている。以下に従来のディスク駆動用
スピンドルモータの軸受構成について説明する。
【0003】図3は従来のディスク駆動用スピンドルモ
ータの断面図であり、モータベース1にカシメにより両
端が開口した円筒状のステータ支持部材2を取り付け、
そのステータ支持部材2の内側面である軸受支持部2a
に軸受3の外側面を圧入固定し、一方、ターンテーブル
4の中央に形成されたシャフト圧入用係合孔4aにシャ
フト5の上端部を圧入し、シャフト5の下端部をステー
タ支持部材2の軸受支持部2aに圧入されている前記軸
受3の透孔に挿入し、回転自在に保持した構成となって
いる。
【0004】なお、10は前記ステータ支持部材2の外
周に環状に配置されたステータ巻線であり、11は、前
記ステータ巻線10と所定の間隔で対向するように前記
ターンテーブル4の下部に固定された環状のロータマグ
ネットであり、前記ステータ巻線10とロータマグネッ
ト11とでモータを形成している。また、6は、シャフ
ト5の下端と当接して、シャフト5のスラスト方向の荷
重を支えるようにステータ支持部材2に固定されたスラ
ストチップであり、7はターンテーブル4の上面に形成
されたディスク載置面に載置されたディスクを示してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、ディスク搭載面より下に軸受部を配し、シャ
フト5が回転する構成となっていたため、回転部のアン
バランスにより発生した図3に示すラジアル方向の荷重
8は、荷重9a,9bとして軸受3にかかり、図4に拡
大して示すように軸受3の上部軸受3bと下部軸受3a
を互いに逆方向に変移させ、軸受3の両端に荷重が集中
することにより、振れ回りを発生させ、著しく寿命を縮
めていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明のディスク駆動用スピンドルモータは、シャフ
トをモータベースに固定し、シャフトの上端部でアキシ
ャル方向の荷重を支え、軸受側面と同一方向の線上の箇
所でラジアル方向の荷重を支えることによりモーメント
方向の力を発生させることなく、回転部を支えることを
特徴とするものである。
【0007】本発明によれば、軸受部をディスク搭載面
を越えて上方に構成とすることにより、回転部のアンバ
ランスにより発生したラジアル方向の荷重は、軸受部に
伝わり、上下に構成された軸受部を同じ方向に変移さ
せ、この為、荷重はシャフトに、線上に加わることとな
り、安定した回転を得ることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のディス
ク駆動用スピンドルモータは、下方が開口した軸受け穴
を中心に有する円筒状の軸受け部が、上下方向にそれぞ
れ突出するように中央に形成されたターンテーブルを、
モータベースに固定されたシャフトに、前記軸受け穴の
底面が前記シャフトの頂部に当接した状態で回転可能に
支持されるように係合し、前記シャフトを中心に環状に
配置されたステータ巻線と所定の間隔で対向するように
前記ターンテーブルの下部に、ロータマグネットを固定
し、前記ステータ巻線とロータマグネットとでモータを
形成するとともに、前記ターンテーブルの上面に形成さ
れたディスク搭載面が前記シャフトの頂部より下方に位
置するように形成されていることを特徴とするものであ
り、前記シャフトの上端部でアキシャル方向の荷重を支
持し、軸受面と同一方向の線上の箇所でラジアル方向の
荷重を支持することにより、モーメントの力を発生させ
ることなく回転部を支持できる軸受構成としたことを特
徴とするものであり、回転部の振れ回りを防止し、モー
タの長寿命化が図れるものである。
【0009】つぎに、本発明の請求項2に記載のディス
ク駆動用スピンドルモータは、前記軸受け部とターンテ
ーブルとは、一体的に加工されていることを特徴とする
請求項1記載のディスク駆動用スピンドルモータであ
り、軸受け部の軸受け穴とターンテーブルとが一体的に
加工されているため、回転バランスが良く、組み立て容
易なディスク駆動用スピンドルモータが得られる。
【0010】(実施の形態)以下に本発明の実施の形態
について、図1および図2を参照しながら説明する。図
1は本発明の実施の形態のディスク駆動用スピンドルモ
ータの断面図、図2は同ディスク駆動用スピンドルモー
タの軸受部の拡大断面図であり、図3および図4に示し
た従来例と同一ないし類似する構成部品には同一の符号
を付している。
【0011】図1において、2は、上部が開口した有底
の円筒状のステータ支持部材であり、その中心に位置す
るように、シャフト5が圧入より固定されている。この
ステータ支持部材2は、モータベース1の透孔に圧入に
より固定されている。
【0012】4は下方が開口した軸受け穴12aを中心
に有する円筒状の軸受け部12が、上下方向にそれぞれ
突出するように中央に形成されたターンテーブルであ
り、このターンテーブル4と軸受け部12とは、一体的
に旋盤などにより加工されている。そして、このターン
テーブル4は、前記ステータ支持部材2を介してモータ
ベース1に固定されたシャフト5に、前記軸受け穴12
aの底面が前記シャフト5の頂部に当接した状態で回転
可能に支持されるように係合されている。
【0013】このとき前記軸受け穴12aの底面に当接
する前記シャフト5の上端部5aは、ターンテーブル4
の上面に形成されたディスク搭載面を越えて位置するよ
う構成されている。
【0014】また、前記シャフト5の上端部5aは円弧
状に加工され、かつ、前記軸受け穴12aの底部との間
には摩耗を防止するためのスラストチップ6が設けら
れ、円滑なスラスト軸受面を形成している。
【0015】更に、前記軸受け穴12aの内側面である
ラジアル軸受面4bと前記シャフト5の外周面との間に
は、2〜10μmの間隙を有し、シャフト5を含む回転
部を潤滑するための潤滑油が注入されており、毛細管現
象により水平または垂直状態での回転中でも、流出する
ことなく前記間隙に保持され、回転部分を保持する滑り
軸受構成となっている。
【0016】かかる構成によれば、シャフト5をラジア
ル軸受面4bに接触することなく安定して回転させるた
め、ディスク7の質量を含めた回転部分のアンバランス
により発生する軸受に掛かるラジアル方向の荷重8の位
置の上下に支持位置5b,5cを配置することで、軸受
が受ける荷重9a,9bに分解することによりモーメン
ト方向の力を発生させることなく回転部分を支持し、回
転動作中、荷重に対し回転部分が平行に変移する構造と
することにより、シャフト5の外周面とラジアル軸受面
4bの間隙も潤滑油を介し軸方向に対し平行となり、一
点に油膜強度を超えた荷重が集中することによる油膜切
れを発生させることなく、シャフト5の外周面の線上で
荷重を支持し、荷重をその線上に分散させることができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明のディスク駆動用
スピンドルモータによれば、モータベースに植設された
シャフトの先端でターンテーブルを回転可能に支持し、
かつ、前記ターンテーブルの上面に形成されたディスク
搭載面が前記シャフトの頂部より下方に位置するように
構成されているので、その外部からの衝撃または振動が
加わった際に回転部分が傾き、シャフト外周面とターン
テーブルの軸受面が点接触し、各面が損傷することを防
止することができるものである。また、前記軸受け部と
ターンテーブルとを、一体的に加工することができ、回
転バランスが良く、組み立て容易なディスク駆動用スピ
ンドルモータが得られる。さらに、モータの厚みの殆ど
を軸受で構成することにより、より薄型で、安定した回
転が得られるディスク駆動用スピンドルモータが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるディスク駆動用ス
ピンドルモータの断面図
【図2】同ディスク駆動用スピンドルモータの軸受部の
拡大断面図
【図3】従来のディスク駆動用スピンドルモータの断面
【図4】同従来のディスク駆動用スピンドルモータの軸
受部の拡大断面図
【符号の説明】
1 モータベース 2 ステータ支持部材 4 ターンテーブル 5 シャフト 5a シャフト上端部 6 スラストチップ 7 ディスク 10 ステータ巻線 11 ロータマグネット 12 軸受け部 12a 軸受け穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方が開口した軸受け穴を中心に有する円
    筒状の軸受け部が、上下方向にそれぞれ突出するように
    中央に形成されたターンテーブルを、モータベースに固
    定されたシャフトに、前記軸受け穴の底面が前記シャフ
    トの頂部に当接した状態で回転可能に支持されるように
    係合し、前記シャフトを中心に環状に配置されたステー
    タ巻線と所定の間隔で対向するように前記ターンテーブ
    ルの下部に、ロータマグネットを固定し、前記ステータ
    巻線とロータマグネットとでモータを形成するととも
    に、前記ターンテーブルの上面に形成されたディスク搭
    載面が前記シャフトの頂部より下方に位置するように構
    成されていることを特徴とするディスク駆動用スピンド
    ルモータ。
  2. 【請求項2】前記軸受け部とターンテーブルとが、一体
    的に加工されていることを特徴とする請求項1記載のデ
    ィスク駆動用スピンドルモータ。
JP4192397A 1997-02-26 1997-02-26 ディスク駆動用スピンドルモータ Pending JPH10243619A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4192397A JPH10243619A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 ディスク駆動用スピンドルモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4192397A JPH10243619A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 ディスク駆動用スピンドルモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10243619A true JPH10243619A (ja) 1998-09-11

Family

ID=12621777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4192397A Pending JPH10243619A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 ディスク駆動用スピンドルモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10243619A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101100444B1 (ko) 2009-07-24 2011-12-29 엘지이노텍 주식회사 스핀들 모터
WO2013089351A1 (ko) * 2011-12-15 2013-06-20 주식회사 삼홍사 스핀들 모터

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101100444B1 (ko) 2009-07-24 2011-12-29 엘지이노텍 주식회사 스핀들 모터
WO2013089351A1 (ko) * 2011-12-15 2013-06-20 주식회사 삼홍사 스핀들 모터
KR101322357B1 (ko) * 2011-12-15 2013-10-28 주식회사 삼홍사 스핀들 모터

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3609258B2 (ja) モータ
JPH03128650A (ja) スピンドルモータ
JPH03268272A (ja) 磁気記録再生装置
EP1750352A2 (en) Spindle motor and disk drive unit
JPH0729731Y2 (ja) 回転電機
JPH10243619A (ja) ディスク駆動用スピンドルモータ
JPS62140271A (ja) 流体軸受式デイスク駆動装置
JP3862144B2 (ja) ディスク駆動用モータ
JPH1080119A (ja) スピンドルモータ
JPH0535479Y2 (ja)
JP3594284B2 (ja) スピンドルモータ
KR19980069593A (ko) 디지탈비디오디스크용 스핀들모터의 축지지장치
JPH07245902A (ja) マイクロモータ
JP2500731B2 (ja) 磁気ディスク装置用スピンドルモ―タ
JPS60140573A (ja) 磁気ヘツド位置決め機構
JP3796081B2 (ja) モータ
JPS6069320A (ja) ベアリング付きシヤフト・ユニット
KR0183873B1 (ko) 스핀들모터
JPH03157513A (ja) 軸受け構造
JPH0898460A (ja) モータ
KR19990048538A (ko) 쓰러스트 동압 베어링을 포함하는 축수 구조 및 이를 사용하는스핀들 모터
KR20010016751A (ko) 광 디스크 드라이브의 디스크 회전장치
JPH1169715A (ja) 空気動圧軸受、スピンドルモータ、及びスピンドルモータを回転体の駆動源とした回転体装置
JPH0622492A (ja) 偏平モータ
JPH02166662A (ja) 磁気ディスク装置