JPH067880Y2 - 搬送制御装置 - Google Patents

搬送制御装置

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JPH067880Y2
JPH067880Y2 JP1987179147U JP17914787U JPH067880Y2 JP H067880 Y2 JPH067880 Y2 JP H067880Y2 JP 1987179147 U JP1987179147 U JP 1987179147U JP 17914787 U JP17914787 U JP 17914787U JP H067880 Y2 JPH067880 Y2 JP H067880Y2
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JP1987179147U
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泰汪 山下
薫平 真鍋
敦久 浅田
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、加工ステーションと作業ステーション間に渡
って搬送装置により工作物を搬送し、工作物の加工を行
う搬送制御装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、搬送制御装置は、各ステーションに加工処理の異
なる数値制御工作機械と加工以外の作業を行う例えば洗
浄装置(作業装置)等を配設し、工作物が各ステーショ
ンを順次搬送されていくに従って、一連の加工処理と洗
浄のような加工以外の処理が完了される機械である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、加工処理の異なる数値制御工作機械によ
って工作物の加工処理が終了し、次に洗浄装置により工
作物の洗浄を行う場合において、洗浄装置に故障が発生
し工作物Wが洗浄装置から搬出されない場合には、搬送
装置とバッファステーションに工作物が一杯溜まり、各
ステーションから工作物Wが搬出できなくなってしまう
ことから、各ステーションに割り振られたプログラムが
実行されず全ステーションが停止してしまうという問題
があった。
〈問題点を解決するための手段〉 第1図は本考案を明示するための全体構成図である。
本考案は、各加工ステーション100,200の工作機
械ならびに作業装置,搬送装置300を制御するコンピ
ュータ400と、作業ステーション200に設けられ作
業装置故障時における故障のレベルを短期間で故障が回
復可能な場合の軽度と長期間の故障となる場合の重度と
に設定可能なレベル設定手段500と、このレベル設定
手段500に設定されたレベルを前記コンピュータに入
力しこのレベルが軽度の場合には前記加工ステーション
100から作業ステーション200へ搬送される工作物
を一時待機し前記レベルが重度の場合には前記加工ステ
ーション100から前記ローディングステーションに工
作物を搬送するように搬送経路を変更する搬送経路変更
手段600と、前記レベルが重度として搬送経路変更手
段にて前記ローディングステーションに搬送された工作
物を前記作業ステーションの代わりに処理する補助作業
ステーションを前記ローディングステーションに設けた
ことを特徴とするものである。
〈作用〉 作業ステーション200の作業装置の故障レベルに応じ
て搬送装置300の搬送経路を変更する。
この搬送経路の変更は、作業ステーション200に設け
られた洗浄装置の故障レベルが重度の場合には作業ステ
ーション200を介さずに工作物を直接ローディングス
テーションに搬送し、ローディングステーションに設け
た補助作業ステーションにて洗浄を行えるようにする。
また、故障レベルが軽度の場合にはバッファステーショ
ンに工作物を搬送し一時的に溜めておき、作業ステーシ
ョン200の故障復帰後バッファステーションから順に
工作物を作業ステーション200に搬送し、所定の作業
を再開するようにする。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は搬送制御装置の構成を示すブロックダイヤフラ
ムである。
1はマシン全体を統括するホストコンピュータであり、
その制御プログラムは磁気ディスク装置3に記憶されて
いる。
41,42はトランスファライン4上を移動する自走台
車からなる搬送装置であり、この搬送装置41,42は
ローディングステーション5から工作物Wを載置して加
工ステーションST1,ST2,作業ステーションST
3に搬送し、全てのステーションでの加工または加工以
外の作業の終了した工作物Wをアンローディングステー
ション6に搬送したり、また、工作物Wを一時的に溜め
ておくバッファステーション7から工作物Wを載置して
作業ステーションST3に搬送する。
これらの搬送装置41,42の搬送シーケンスは、ホス
トコンピュータ1から1ステーションピッチの搬送開始
信号を入力して動作する図略のシーケンスコントローラ
により制御されている。
前記加工ステーションST1,ST2には、工作機械M
T1,MT2が配設されており、各工作機械は、数値制
御装置NC1,NC2とそれに接続されているシーケン
スコントローラPC1,PC2により制御される。
前記作業ステーションST3には、洗浄装置WB1が配
設され、この洗浄装置WB1に一連の洗浄動作を実行さ
せるシーケンスコントローラPC3が設けられている。
また作業ステーションST3には作業ステーションST
3が異常の場合に作業者に報知する異常表示ランプ10
が設けられている。
WB2はローディングステーション5に設けられた洗浄
装置である。
また、前記数値制御装置NC1,NC2は、それぞれ各
ステーションでの加工プログラムPG1,PG2をホス
トコンピュータ1から入力して記憶しており、シーケン
スコントローラPC1〜PC3からの制御信号を入力し
て指令されたプログラムを指令された順序で実行するよ
うに構成されている。
2は前記数値制御装置NC1,NC2と前記ホストコン
ピュータ1とのデータの授受を行うためのインタフェー
スである。
前記作業ステーションST3には、第3図に示すように
洗浄装置WB1が故障した場合にその故障のレベルを作
業者が設定するスイッチSが設けられている。このスイ
ッチSには重度L1と軽度L2の2つの故障レベルが設
定できるようになっており、このスイッチSの出力はシ
ーケンスコントローラPC3を介して、故障のレベルに
応じた故障信号がインタフェース2を介して前記ホスト
コンピュータ1に入力される。ここで、故障のレベルを
重度L1と選択する場合とは、洗浄装置WB1の故障が
長期に渡る場合を言い、また故障のレベルを軽度L2と
選択する場合とは、洗浄装置WB1の故障が短期間で回
復する場合を言う。
次に上記構成の装置により、加工ステーションST1→
加工ステーションST2→作業ステーションST3→ロ
ーディングステーション5の順に工作物Wを搬送し、加
工と洗浄を行う場合に洗浄装置WB1が故障した時のホ
ストコンピュータ1の動作について、第4図のフローチ
ャートにより説明する。
この第4図のフローチャートは、洗浄を行う作業ステー
ションST3の1つ前の加工ステーションST2からホ
ストコンピュータ1に工作物Wの搬出要求信号が出力さ
れたときに実行される。
ステップ700では、洗浄装置WB1へ搬送するワーク
Wがバッファステーション7にあるかどうか判定され
る。この判定は後述するステップ706の処理によりバ
ッファステーション7に搬送された工作物Wを優先的に
洗浄装置WB1に搬送するための判定である。この判定
がなしの場合は、次のステップ701に移行し、洗浄装
置WB1の故障レベルを設定するスイッチSの操作状態
を示すフラグの判定を行う。この操作状態とは例えば、
作業ステーションST3が搬出不能となってシーケンス
コントローラPC3自身が故障を判定し、ランプ10を
点滅させて作業者に故障を報知し、作業者が洗浄装置を
見て故障状態を判断し、その結果、故障のレベルを設定
するスイッチSが操作され故障状態を示すフラグが変化
しているかどうかが判定される。この判定が正常であれ
ば、次のステップ702に移行する。このステップ70
1では作業ステーションST3から工作物Wの搬入要求
信号がホストコンピュータ1に出力されているかどうか
判定する。この判定が搬入要求信号であればステップ7
04に移行し、工作物Wを作業ステーションST3の洗
浄装置WB1に搬入し、ステップ705で洗浄を開始
し、このフローの処理を終了する。
また、前記ステップ702の判定が搬入要求信号なしの
場合は、ステップ706に移行しこの処理を終了する。
前記ステップ700の判定がありの場合は、ステップ7
07に移行し、バッファステーション7に搬送された工
作物Wを作業ステーションST3に搬送し、前記ステッ
プ704に移行し洗浄を行う。
また、前記ステップ701で故障と判定された場合に
は、ステップ703に移行し、故障のレベルを設定した
スイッチSのレベルを判定する。この判定が軽度と判定
された場合には、ステップ708に移行し、工作物Wを
バッファステーション7に搬送し、このフローの処理を
終了する。前記ステップ703の判定が重度と判定され
た場合には、ステップ709に移行し、工作物Wを作業
ステーションST3に搬入するのを止め、加工ステーシ
ョンST2から直接ローディングステーション5に搬送
し、作業者により、ローディングステーション5に設け
られた洗浄装置WB2によって工作物Wの洗浄を行う。
以上のステップ700〜709の処理を行うことによ
り、洗浄装置WB1が故障しても全ステーションが停止
してしまうということがなくなる。
また、この実施例では洗浄装置WB1の故障時にローデ
ィングステーション5に搬送された工作物Wを作業者に
より、洗浄装置WB2を用いて工作物Wの洗浄を行う例
について述べたが、工作物Wがローディングステーショ
ン5に搬送されると、工作物Wが自動的に洗浄装置WB
2に搬入され、工作物Wの洗浄が行われるようにしても
よい。
なお、この実施例ではホストコンピュータ1から各加工
ステーションST1,ST2に加工プログラムを転送す
るようにしているが、各加工ステーションST1,ST
2それぞれに加工プログラムをセットし、各加工ステー
ションST1,ST2から搬送装置41に加工情報を送
信し、搬送装置41からホストコンピュータ1に各加工
ステーションST1,ST2の情報を取り込むようにし
てもよい。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案においては、加工以外の作業を
する作業ステーションに設けられた作業装置が故障した
場合の故障のレベルを設定するレベル設定手段と、この
レベル設定手段に設定されたレベルに応じて工作物の搬
送経路を変更する搬送経路変更手段と、故障レベルが重
度として搬送経路変更手段にて前記ローディングステー
ションに搬送された工作物を処理する補助作業ステーシ
ョンを前記ローディングステーションに設けたので、作
業ステーション故障時において、ローディングステーシ
ョンに搬送されてきた工作物を補助ステーションにて処
理するので、加工が完了した工作物が長期に滞留するこ
とがなく、装置全体の停止を防止することができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を明示するためのブロック図、第2図は
本考案の全体構成図、第3図は故障のレベルを設定する
スイッチを説明するための図、第4図はホストコンピュ
ータの動作を説明するための図である。 1……ホストコンピュータ、3……磁気ディスク装置、
5……ローディングステーション、7……バッファステ
ーション、41,42……搬送装置、ST1,ST2…
…加工ステーション、ST3……作業ステーション。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】数値制御工作機械が配設された加工ステー
    ションと、前記加工ステーションにて加工が完了した工
    作物の洗浄を行う洗浄装置等の作業装置が配設された作
    業ステーションと、加工ステーションと作業ステーショ
    ンに工作物を順次搬送する搬送装置と、前記加工ステー
    ションおよび作業ステーションでの作業が完了した工作
    物が前記搬送装置にて搬送されてくるローディングステ
    ーションと、これらの各ステーションにそれぞれのステ
    ーションに割り振られたプログラムを実行させるように
    した搬送制御装置において、前記各加工ステーションの
    工作機械ならびに作業装置,搬送装置を制御するコンピ
    ュータと、前記作業ステーションに設けられ前記作業装
    置故障時における故障のレベルを短期間で故障が回復可
    能な場合の軽度と長期間の故障となる場合の重度とに設
    定可能なレベル設定手段と、このレベル設定手段に設定
    されたレベルを前記コンピュータに入力しこのレベルが
    軽度の場合には前記加工ステーションから作業ステーシ
    ョンへ搬送される工作物を一時待機し前記レベルが重度
    の場合には前記加工ステーションから前記ローディング
    ステーションに工作物を搬送するように搬送経路を変更
    する搬送経路変更手段と、前記レベルが重度として搬送
    経路変更手段にて前記ローディングステーションに搬送
    された工作物を前記作業ステーションの代わりに処理す
    る補助作業ステーションを前記ローディングステーショ
    ンに設けたことを特徴とする搬送制御装置。
JP1987179147U 1987-11-25 1987-11-25 搬送制御装置 Expired - Lifetime JPH067880Y2 (ja)

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JPH0184946U JPH0184946U (ja) 1989-06-06
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