JPH0678639U - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents

油圧式動力伝達継手

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JPH0678639U JP1953993U JP1953993U JPH0678639U JP H0678639 U JPH0678639 U JP H0678639U JP 1953993 U JP1953993 U JP 1953993U JP 1953993 U JP1953993 U JP 1953993U JP H0678639 U JPH0678639 U JP H0678639U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の駆動力配分に使用する油圧式動力伝達
継手に関し、オイルシールからの油洩れを防止しオイル
シールの耐久性を向上させ、小型化、軽量化、低コスト
化を図り、空気や水の吸込みを防止し、気泡の発生を防
止することを目的とする。 【構成】 入出力軸の一方に連結される第1回転部材の
中空部と入出力軸の一方にねじ込まれるナットの外周部
の間に油の熱膨張を吸収する発泡体ラバーを収納するア
キュムレータ室を形成するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の駆動力配分に使用する油圧式動力伝達継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の油圧式動力伝達継手としては、本出願人は、例えば図8に示すようなも のを提案している。 この油圧式動力伝達継手は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前記一方 の軸に連結されるとともに2つ以上の山を有するカム面102を形成したハウジ ング103と; 前記他方の軸101に連結されるとともに複数のプランジャー室104を形成 したロータ105と; 前記複数のプランジャー室104の各々に、リターンスプリング106の押圧 を受けて往復移動自在に収納されるとともに、前記両軸の相対回転時に前記カム 面102によって駆動される複数のプランジャー107と; 該プランジャー107の頭部に形成した吸入孔108と; 前記プランジャー107の内部に収納される吸入弁としてのワンウェイバルブ 109と; 前記ロータ105に形成され前記プランジャー室104に連通する高圧室11 0と; 該高圧室110の出口部に形成された流動抵抗発生手段111とを備えたもの である。
【0003】 この油圧式動力伝達継手は、ハウジング103とともに回転するアキュムレー タピストン112を有し、アキュムレータピストン112は内圧に応じて移動し 、封入油の熱膨張を吸収する。 アキュムレータピストン112とリテーナ113との間にはリターンスプリン グ114が介装され、アキュムレータピストン112とロータ105との間には オイルシール115が介装されている。
【0004】 この油圧式動力伝達継手は、車両のエンジン駆動力を伝達するトランスミッシ ョンとプロペラシャフト、または、プロペラシャフトとファイナルドライブユニ ットとの間に適用され、エンジンとほぼ同回転の6000〜8000rpmで高 速に回転する。 このため、ハウジング103の内部の油は遠心力による圧力を発生し、アキュ ムレータピストン112を外方に拡張しようとする。このアキュムレータピスト ン112の動きを防止しようとすると、アキュムレータピストン112のリター ンスプリング114を強くする必要がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の油圧式動力伝達継手にあっては、高回転使用時の遠心力の影 響を受けないようにするために、アキュムレータピストンの予圧を高く設定する と、内圧によりオイルシールから油が洩れ易くなり、また、リップ部分の摩耗が 進み、耐久性が悪化する。
【0006】 また、リターンスプリングも大きく、重くなり、それに伴って生じる力も強く なるので、各部も少しづつ強く設計する必要があり、結果として大型で重くてコ ストの高価なものとなる。 前記の不具合を回避するために、アキュムレータピストンのリターンスプリン グを弱くすると、高速でアキュムレータピストンの外方に拡張するとき、オイル シールから空気や水を吸い込み、継手の不具合の原因となる。
【0007】 また、油がハウジングの外径側にはりつき、内径側付近では気泡が多くなるた め、ここから吸い込んだ油は圧縮性でなくなるため、継手の特性が発揮されなく なる。 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、オイルシ ールからの油洩れを防止しオイルシールの耐久性を向上させ、小型化、軽量化、 低コスト化を図り、空気や水を吸い込むことがなく、また、気泡も発生しない油 圧式動力伝達継手を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ 、両軸の回転速度差に応じた量の流体を流動させ、流体の流動抵抗により入出力 軸間の伝達トルクを制御する油圧式動力伝達継手において、 前記入出力軸の一方に連結される第1回転部材の中空部と前記入出力軸の一方 にねじ込まれるナットの外周部の間に油の熱膨張を吸収する発泡体ラバーを収納 するアキュムレータ室を形成したことを特徴とする。
【0009】 また、本考案は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ、両軸の回転速度差に 応じた量の流体を流動させ、流体の流動抵抗により入出力軸間の伝達トルクを制 御する油圧式動力伝達継手において、 前記入出力軸の一方に連結される第1回転部材の中空部と前記入出力軸の一方 にねじ込まれるナットとの間に環状のアキュムレータ室を形成し、該アキュムレ ータ室にアキュムレータピストンとアキュムレータピストンを押圧する予圧スプ リングを収納したことを特徴とする。
【0010】 また、本考案は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ、両軸の回転速度差に 応じた量の流体を流動させ、流体の流動抵抗により入出力軸間の伝達トルクを制 御する油圧式動力伝達継手において、 前記入出力軸の一方に連結される第1回転部材の中空部と前記入出力軸の一方 にねじ込まれるナットとの間に環状のアキュムレータ室を形成し、該アキュムレ ータ室にアキュムレータピストンを収納するとともにアキュムレータピストンの 外側に空気室を形成し、空気室をシールする閉止部材を設けたことを特徴とする 。
【0011】
【作用】
このような構成を備えた本考案の油圧式動力伝達継手によれば、アキュムレー タ室の設定位置を軸中心に近い所にしたため、継手の高回転使用時の遠心力の影 響を受けないようにすることができ、予圧を低く押えることができるので、オイ ルシールからの油洩れを防止することができ、オイルシールの耐久性を向上させ ることができる。
【0012】 また、予圧を低く押えることができるため、各部に無駄な強度が必要とされな くなり、小型化、軽量化、低コスト化を図ることができる。 また、遠心力により内部体積の拡大する所がなくなるため、空気や水の吸込み がなくなり、継手の不具合を回避することができる。 さらに、遠心力による内部体積が変化することがないため、気泡も発生せず、 継手は所定の特性を発揮することができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1および図2は本考案の一実施例を示す図である。 まず、構成を説明すると、図1および図2において、1は、例えばトランスフ ァ装置などのケースであり、ケース1にはベアリング2を介して入力軸3の一端 が回転自在に支持される。入力軸3には雄のスプライン部4が形成され、また、 ねじ部5が形成されている。
【0014】 6は入力軸3に連結される継手7のロータシャフト(第1回転部材)であり、 ロータシャフト6には中空部8が形成されている。この中空部8には段部9が形 成され、段部9の右側の小径部10には前記入力軸3のスプライン部4に嵌合す る雌のスプライン部11が形成されている。 ロータシャフト6と入力軸3をスプライン部11,4により、スプライン嵌合 し、ねじ部5には中空部12を形成したナット13をねじ込んでいる。
【0015】 ロータシャフト6の外径部14の円筒面は精密加工仕上され、外径部14とケ ース1の間にはオイルシール15が介装される。 16は図示しない出力軸に連結されるスラストブロックであり、スラストブロ ック16は軸方向に長く形成されたカム面17を有するハウジング18に溶接で 一体に結合され、スラストブロック16とハウジング18が第2回転部材を構成 しいる。
【0016】 スラストブロック16には平面部19、インロー部20およびボルト孔21が それぞれ形成されている。 ロータシャフト6には放射方向に複数個のプランジャー室22が形成され、プ ランジャー室22内は複数個のプランジャー23がリターンスプリング24を介 して摺動自在に収納されている。
【0017】 プランジャー23の頭部には吸入孔25が形成され、プランジャー23の内部 には、吸入弁としてのワンウェイバルブ26が収納されている。 ワンウェイバルブ26はリテーナ27内に設けたスプリング28により押圧さ れ、吸入孔25に着座する。 リテーナ27とプランジャー室22の底部との間には前記リターンスプリング 24が介装され、リテーナ27はリターンスプリング24によりプランジャー2 3の内部に押圧される。
【0018】 ワンウェイバルブ26には流動抵抗発生手段としてのオリフィス29が形成さ れ、また、リテーナ27には吸入孔25に吸入された油がプランジャー室22に 戻る開口部30が形成されている。 31は皿ばねとしての機能を有するカバーであり、カバー31はハウジング1 8の外周溝32に固定され、ロータシャフト6に予圧を与える。ロータシャフト 6はカバー31によりスラストブロック16側に押圧され、ガタがゼロになるよ うに押えられる。
【0019】 カバー31とロータシャフト6の間にはオイルシール33が介装され、また、 カバー31とハウジング18の間にはOリング34が介装されている。 また、スラストブロック16とロータシャフト6の間にはベアリング35とオ イルシール36がそれぞれ介装されている。 ロータシャフト6の中空部8とナット13の外周部の間には、アキュムレータ 室37が形成され、アキュムレータ室37内には発泡体ラバー38が収納される 。
【0020】 アキュムレータ室37の両側のナット13の外周部にはOリング39,40が それぞれ介装され、油洩れを防止するようにしている。 41はロータシャフト6に形成された油路であり、油路41を介して継手7の 内部とアキュムレータ室37が連通している。油路41はナット13が多少移動 してもアキュムレータ室37の両側のOリング39,40からははみださない位 置に設けられている。42はロータシャフト6の内周に設けられたスナップリン グであり、スナップリング42はナット13が抜け出るのを防止する。
【0021】 このように、アキュムレータ室37を継手7の軸中心に近い所に設けることに より、継手7の回転による遠心力の影響を極力小さくするようにしている。 ここで、遠心力による油圧の影響は、次式で表される。
【0022】
【数1】
【0023】 R2 2 >R1 2 とすると、 P∝ω2 2 2 となり、力Pはアキュムレータ室外径の2乗に比例するので、アキュムレータ室 外径を1/2とすれば、力Pは1/4で同等となる。すなわち、予圧に要する力 は、小さなものでも同等の効果を出すことができる。
【0024】 次に、作用を説明する。 本実施例においては、ロータシャフト6の中空部8と入力軸3にねじ込まれた ナット13の外周部の間にアキュムレータ室37を形成し、アキュムレータ室3 7に発泡体ラバー38を収納するようにしたため、継手7の高回転使用時の遠心 力の影響を受けないようにすることができる。
【0025】 すなわち、アキュムレータ室37を継手7の軸中心に近い所に設けるようにし た、遠心力の影響を極力小さくすることができる。 このため、従来のように、アキュムレータピストンの予圧を高く設定する必要 がなく、オイルシールからの油洩れを防止することができ、オイルシールの耐久 性を向上させることができる。
【0026】 また、アキュムレータピストンの予圧を高く設定する必要がなく、アキュムレ ータピストンも不要となるため、各部に無駄な強度が必要とされなくなり、小型 化、軽量化、低コスト化を図ることができる。 また、遠心力により内部体積の拡大する所がなくなったため、空気や水の吸込 みがなくなり、継手7の不具合を回避することができる。
【0027】 さらに、遠心力による内部体積の変化がなくなるため、気泡も発生せず、継手 7は所定の特性を発揮することができる。 次に、図3〜図5は本考案の第2実施例を示す図である。 本実施例に係る継手は慣性バルブを有しており、ABS付車両用のものである 。
【0028】 ABS付車両に継手の機能を追加した場合、アキュムレータピストンをロータ シャフトの外径部に設けると、継手が長くなり、このため、偏心が大きく、プロ ペラシャフトの振れ廻りも大きくなる。その結果、車両の振動の原因になる。 また、慣性バルブの寸法も大きく取ることが困難で、わずかな条件の変化にも 影響されやすく、信頼性の高いものにすることが困難である。
【0029】 このような不具合を解消するために、本実施例においては、アキュムレータピ ストンを継手の内部に設けるようにしている。 図3および図4において、51は入力軸52にスプライン係合されたロータシ ャフトであり、ロータシャフト51には放射方向にプランジャー室53が形成さ れ、プランジャー室53内には複数個のプランジャー54がリターンスプリング 55を介して摺動自在に収納される。
【0030】 56はワンウェイバルブであり、ワンウェイバルブ56はリターンスプリング 55により押圧されて吸入孔57が開口するプランジャー54の内部に着座する 。 ワンウェイバルブ56は、図5に示すように、流動抵抗発生手段としてのオリ フィス58と、吸入孔57に吸入された油をプランジャー室53に戻す切欠き部 59を有している。
【0031】 プランジャー室53の底部には高圧室60が形成され、高圧室60に連通する 油孔61がロータシャフト51に形成されている。油孔61は通常時慣性バルブ 62に閉止され、慣性バルブ62の移動により解放される。慣性バルブ62とロ ータシャフト51は板ばね63により連結され、慣性バルブ62が遠心力により 板ばね63に抗して図3中右方向に移動すると、高圧室60が解放され、継手6 4はフリーの特性となる。
【0032】 65は入力軸52のねじ部66にねじ込まれたナットであり、ナット65とロ ータシャフト51の中空部67の間には、環状のアキュムレータ室68が形成さ れ、アキュムレータ室68内にはアキュムレータピストン69が摺動自在に収納 される。 70はロータシャフト51に形成された連通孔であり、連通孔70の一端はア キュムレータ室68に開口し、連通孔70の他端は慣性バルブ62に形成した油 路71に開口し、継手64の内部は連通孔70を介してアキュムレータ室68に 連通している。
【0033】 ナット65はリテーナプレート72が設けられ、リテーナプレート72とアキ ュムレータピストン69の間には予圧スプリング73が介装されている。リテー ナプレート72に接触してスナップリング74がナット65に固定されている。 ナット65にはナット回転用の4角または6角の孔75が形成されている。 なお、76はオイルシール、77,78はOリングである。また、79はハウ ジングである。
【0034】 継手の作動により、継手の内部の油温が上昇し、熱膨張が生じると、アキュム レータピストン69は予圧スプリング73に抗して図3中左方向に移動して、熱 膨張を吸収する。 アキュムレータピストン69は継手内部の軸芯近くに設けられているため、継 手64の空間スペースの有効利用を図ることができるとともに、継手64の軸方 向の長さを短縮することができ、振動面からも有利である。
【0035】 本実施例においても、前記実施例と同様な効果を得ることができる。 次に、図6および図7は本考案の第3実施例を示す図である。 図6および図7において、81は閉止手段としてのリング状のプラグであり、 プラグ81は鉄製の環82と外周をおおうシール用ゴム膜83により構成される 。
【0036】 このプラグ81とアキュムレータピストン84により空気室85を画成し、空 気室85は油の温度上昇による膨脹を吸収するとともに圧縮された分だけ押しも どそうとする空気ばねの機能を有している。 ロータシャフト51の中空部67と入力軸52のねじ部66にねじ込まれたナ ット65との間にアキュムレータ室68が形成され、アキュムレータ室68内に はアキュムレータピストン84が摺動自在に収納される。
【0037】 アキュムレータピストン84にはOリング86,87が挿入されている。また 、プラグ81はリテーナプレート72により抜け止めされ、リテーナプレート7 2はスナップリング74により位置決めされている。 本実施例においても、前記実施例と同様な効果を得ることができることは言う までもない。なお、他の構成は前記第2実施例と同様である。
【0038】
【考案の効果】 以上説明してきたように、本考案によれば、アキュムレータ室の設定位置を軸 中心に近い所にしたため、継手の高回転使用時の遠心力の影響を受けなくするこ とができ、オイルシールからの油洩れを防止し、オイルシールの耐久性を向上さ せることができる。
【0039】 また、各部に無駄な強度が必要とされず、小型化、軽量化を図ることができる 。また、内部体積の変化がなくなるため、気泡も発生しなくなる。さらに、内部 体積の拡大する所がなくなるため、空気や水の吸込みもなくなる。その結果、継 手は所定の特性を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す図
【図2】図1の断面図
【図3】本考案の第2実施例を示す図
【図4】図3の断面図
【図5】ワンウェイバルブを示す図
【図6】本考案の第3実施例を示す図
【図7】図6の断面図
【図8】従来例を示す図
【符号の説明】
1:ケース 2:ベアリング 3:入力軸 4:スプライン部 5:ねじ部 6:ロータシャフト(第1回転部材) 7:継手 8:中空部 9:段部 10:小径部 11:スプライン部 12:中空部 13:ナット 14:外径部 15:オイルシール 16:スラストブロック 17:カム面 18:ハウジング 19:平面部 20:インロー部 21:ボルト孔 22:プランジャー室 23:プランジャー 24:リターンスプリング 25:吸入孔 26:ワンウェイバルブ 27:リテーナ 28:スプリング 29:オリフィス 30:開口部 31:カバー 32:外周溝 33:オイルシール 34:Oリング 35:ベアリング 36:オイルシール 37:アキュムレータ室 38:発泡体ラバー 39,40:Oリング 41:油孔 42:スナップリング 51:ロータシャフト(第1回転部材) 52:入力軸 53:プランジャー室 54:プランジャー 55:リターンスプリング 56:ワンウェイバルブ 57:吸入孔 58:オリフィス 59:切欠き部 60:高圧室 61:油孔 62:慣性バルブ 63:板ばね 64:継手 65:ナット 66:ねじ部 67:中空部 68:アキュムレータ室 69:アキュムレータピストン 70:連通孔 71:油路 72:リテーナプレート 73:予圧スプリング 74:スナップリング 75:孔 76:オイルシール 77,78:Oリング 79:ハウジング 81:プラグ(閉止部材) 82:鉄製の環 83:シール用ゴム膜 84:アキュムレータピストン 85:空気室 86,87:Oリング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、両
    軸の回転速度差に応じた量の流体を流動させ、流体の流
    動抵抗により入出力軸間の伝達トルクを制御する油圧式
    動力伝達継手において、 前記入出力軸の一方に連結される第1回転部材の中空部
    と前記入出力軸の一方にねじ込まれるナットの外周部の
    間に油の熱膨張を吸収する発泡体ラバーを収納するアキ
    ュムレータ室を形成したことを特徴とする油圧式動力伝
    達継手。
  2. 【請求項2】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、両
    軸の回転速度差に応じた量の流体を流動させ、流体の流
    動抵抗により入出力軸間の伝達トルクを制御する油圧式
    動力伝達継手において、 前記入出力軸の一方に連結される第1回転部材の中空部
    と前記入出力軸の一方にねじ込まれるナットとの間に環
    状のアキュムレータ室を形成し、該アキュムレータ室に
    アキュムレータピストンとアキュムレータピストンを押
    圧する予圧スプリングを収納したことを特徴とする油圧
    式動力伝達継手。
  3. 【請求項3】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、両
    軸の回転速度差に応じた量の流体を流動させ、流体の流
    動抵抗により入出力軸間の伝達トルクを制御する油圧式
    動力伝達継手において、 前記入出力軸の一方に連結される第1回転部材の中空部
    と前記入出力軸の一方にねじ込まれるナットとの間に環
    状のアキュムレータ室を形成し、該アキュムレータ室に
    アキュムレータピストンを収納するとともにアキュムレ
    ータピストンの外側に空気室を形成し、空気室をシール
    する閉止部材を設けたことを特徴とする油圧式動力伝達
    継手。
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